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こちらには『俺の部屋のカーテン幅が足りないんだが』
ネタバレがあります。


本編見る!

【朝】

佐倉 光
よーし、今度こそカーテン買いに行く!
KP
あなた達は今度こそカーテンを買うのだ! ようやく! という決意を胸に玄関を出る。

【アイデア】
佐倉 光
1d100 85 【アイデア】 Sasa BOT 1d100→54→成功
FANBOX開設したで
牧志 浩太
1d100 90 【アイデア】 Sasa BOT 1d100→60→成功
KP
あなた達はどこからか視線を感じる。
じっと見つめ続ける視線は、いよいよ明確に形を伴い始めているように感じるのに、振り返っても何かの姿はない。

二人とも【POW】×5
1d100 60 POW Sasa BOT 1d100→37→成功
佐倉 光
1d100 80 【POW】×5 Sasa BOT 1d100→84→失敗
佐倉 光
数値的には強いはずなのに失敗率高いな。
KP
Sasa BOT 🎲 Secret Dice 🎲
KP
無意識に、指先が伸びていた。

痒い。
浮き上がるような、腫れたような痒み。腕の抉れた傷に沿って針でつつかれるような痒み。

痛みがあなたの意識を引き戻した。
あなたの指は傷を抉り、その奥を必死に掻こうとしている。

また、だ。またあの視線だ。そう分かっているのに、手を止めることができない。
痒い。

牧志があなたの腕を掴み、捻り上げてようやく、手が止まった。

▼HP-1d2
佐倉 光
1d2 Sasa BOT 1d2→2
HP8→6
KP
水膨れ剥がしてしまわなくてよかったね佐倉さん
佐倉 光
腹を掻かされるのかと思ったらランダムだった。
でも抉った。
佐倉 光
「うぅ、あアア」

頭では分かっている。
これは従ってはいけないものだと知っている。
骨の間をかきむしって尚治まる筈のない衝動だということを、文字通り痛い程。

指が止まらない。
理性をやすやすと無視する激しい欲求、衝動、強迫観念。

腕を捻り上げられて、安堵すると同時に声にならない悲鳴を上げた。
痒いんだ、かゆい、かゆい、かゆいかゆいかゆい!
牧志 浩太
「……」
KP
あなたの声にならない悲鳴を、牧志は聞き続ける。
脳の中を荒れ狂う感覚が少しずつ落ち着き、あなたがどうにかものを考えられるようになるまで。

どうにか思考が戻れば、血にまみれた指先に肉片が引っかかっていた。皮膚の奥の深い所がじくじくと痛む。
この肉が全て剥げてしまえば楽になれるのではないか、そう思うほどの凄まじい痒みの記憶。

耐えられるのだろうか。夜まで。
何も分からないまま。
佐倉 光
「ああ、もう、おかしくなりそうだ。
おかしい。おかしいんだよ」
爪に引っ掛かった肉片を見つめていると、悔しさのあまり涙が滲んだ。
牧志 浩太
「ああ、おかしいな。
あいつのせいだ。
何だか知らないけどさ、やめてほしいよな、人が寝てる所に入ってくるなんて」
KP
牧志はあえて、あなたの眼に滲む涙に言及しなかった。
牧志 浩太
「……行こう。カーテン、急いだ方がよさそうだ」
佐倉 光
「ああ、カーテンがあれば防げる」
そう思うしかない。
カーテンを買いに行く。
牧志 浩太
「そうだ。カーテンがあれば防げる」
KP
きっと。
そんな語尾が透けて見えた。

KP
明るいホームセンターの店内は、あなた達の傷ついた異様な様子など知らぬまま、軽快な雰囲気を満たしていた。
牧志は開かれた入り口を避けるように、奥のカーテン売り場へ急ぐ。
カーテンコーナーには変わらず、様々な色と柄の布が翻っていた。

【幸運】で、所望のサイズのカーテンが在庫にあるか判定。
どちらかが成功すればOK。
佐倉 光
1d100 75 【幸運】 Sasa BOT 1d100→81→失敗
牧志 浩太
1d100 60 【幸運】 Sasa BOT 1d100→72→失敗
KP
あなた達はカーテンを買うのだ! と心を決めてコーナーに向かった。
今度こそ。採寸もしっかり行った。
カーテンがあれば防げる、そのはずだった。

しかし、そこに目的のサイズのカーテンは無かった。
別の店舗から取り寄せてもらうことはできるが、翌日朝になるらしい。
牧志 浩太
「あ……、」
KP
様々な布が翻るカーテン売り場の前で、牧志が途方に暮れたように立っていた……。
KP
まさかの両方失敗、驚き
出目が佐倉さんをいじめに来ている
佐倉 光
何故!!!
佐倉 光
「くそっ、呪いかよ!?
くそっ、くそっ、くそぉっ!」
何一つ思いどおりにならない。
自分の体でさえ、こんなつまらない買い物でさえ!

昼に別の店を探せるようなら探すし、ないようなら、一度家に戻って怪我の治療をしてから、あのビルについて情報収集したい。
KP
目的のサイズのカーテンが店にない。
そんなこと、何かの作為のはずがない。

ただの偶然のはずだった。
あまりにも、タイミングの悪い偶然だった。

……この近辺に、他のチェーンのホームセンターはない。
通販で速達を頼んだとしても、最短で明日の朝。
車を出して、遠出して、夜までに見つけられるだろうか。
牧志 浩太
「まだ……、まだだ」
KP
牧志の手が、あなたの肩にそっと置かれた。
牧志 浩太
「他の店、探してみよう。
車、出そう。俺が運転する。佐倉さん、店に問い合わせ、頼む」
KP
【昼】に別の店を探すことはできます。
また、店を探しながら〈応急手当〉を再度試みてよいものとします。
佐倉 光
店を探せば、夜には戻れない。
あのビルを探る時間がなくなる可能性がある……
カーテンごときがそれより重要か?

あのビルには何かがあるだろう。
しかし……
腹のぶよりと膿んだ部分に触れる。
これが起きたのは夜だ。
無防備に眠っている夜が一番危険であるらしい。
なら、解決できるか不確実なビルの調査よりは、まず、これ以上の進行を防げるかもしれないカーテンを優先すべきではないのか。

実のところどちらも不確実だ。
だがカーテンの方が少しはめがあるのではないのか。

店を探してみます。
一応時間は余っているしな。
佐倉、自分を治療。
1d100 40 《ディア(応急手当)》 Sasa BOT 1d100→46→失敗
KP
牧志は佐倉さんの治療を試みる。
1d100 56〈応急手当〉
怪我が多い
KP
Sasaさんの需要が高いためと分かっていても、結果が出るまでタメがあると怖いッ
むむ、来ない
佐倉 光
FANBOXには入ってるから頑張ってくれー!
KP
1d100 56 Sasa BOT 1d100→62→失敗
あと、〈医学〉での手当てを忘れていたので、こちらも試みます。
1d100 34〈医学〉 Sasa BOT 1d100→9→成功
1d3 Sasa BOT 1d3→2
佐倉 光
〈医学〉はさらに+1だっけ?
ただ、怪我ごとの処理なら2までしか回復しないけど。
KP
緊急の手当てのときの回復率は1d3ですね。
その後の1週間ごとの回復率が、〈医学〉は定期的に施せば2d3になる(〈応急手当〉は自然回復率1d3のまま)という違いがあるっぽいです。
あと〈医学〉はノックアウト攻撃などによる意識不明を即座に治療できる。
佐倉 光
今佐倉が抱えてるのは、
さっきの引っ掻き傷 2点
今朝の膿傷 2点
で良かったっけ。
怪我しすぎてワケわからなくなってきたな。
KP
こちらもわけわからなくなってきたので確認します……。
ビルに入った時の傷(10→9)
今朝の膿傷(9→7)
さっきの引っ掻き傷(8→6)
が残ってますね。>佐倉さん
牧志、今回あんまり〈応急手当〉成功してない。
演出上、膿傷に対して〈医学〉で手当てしたことにして構いませんか?
佐倉 光
はーい。ではあと二回振れるのかな。
KP
ですね。>あと2回
佐倉 光
どれ治療するか宣言していなかったですが、普通に考えて新しい方からかな?
古いの二つについて治療します。
1d100 40 膿傷に《ディア(応急手当)》 Sasa BOT 1d100→92→失敗
1d100 40 ビルの傷に《ディア(応急手当)》 Sasa BOT 1d100→52→失敗
佐倉 光
難しいな。
牧志 浩太
1d100 56 ビルに入った時の傷を〈応急手当〉で治療 Sasa BOT 1d100→48→成功
1d100 56 新しい傷を〈応急手当〉で治療 Sasa BOT 1d100→41→成功
1d3 Sasa BOT 1d3→3
1d3 Sasa BOT 1d3→2
KP
牧志がめっちゃ頑張った。
佐倉 光
腕が包帯まみれだなこれ。
KP
膿傷について牧志が〈医学〉で、それ以外を〈応急手当〉で治療したので、HPは最大まで回復したかな?
佐倉 光
あ、そうか。
牧志がすごい。
佐倉はボロボロすぎる……
KP
佐倉さんの方が【POW】高いはずなのに……
最終的に牧志が全部治療した。

KP
店の駐車場に車を停める。
牧志はあなたの腕を覆う無数の傷を丹念に消毒し、食い込んだ埃などを払い、ひとつひとつをガーゼと包帯で保護していく。
ぶよぶよと膿んで浮き上がった腹の皮膚に慎重に触れ、確かめて、呟いた。
牧志 浩太
「破れかけてるな……。
佐倉さん、ごめん。ちょっと破る」
KP
嫌な予感がしたが、止める間がない。
不意に、内臓が壊れたかと思うような激痛が腹を刺した。
佐倉 光
「……!」
悲鳴を何とか噛み殺した。
頭がくらくらした。
KP
何が起きたか知るのに、少し時間がかかった。
牧志の手に消毒液と何か小さな刃物がある。もう片方の手に持ったガーゼに、べったりと血と膿が付着していた。
牧志は傷を素早く覆い隠し、あなたの腹をガーゼと包帯で覆う。
佐倉 光
素早く傷が覆われてしまえば、痛みは随分とましになった。
牧志 浩太
「よかった。少し痛み、ましになったみたいだな」
一通りの作業が終わって、ようやく牧志は詰めていた息を吐く。
あなたの顔色を見て、汗の浮いた顔に安堵の微笑みを浮かべた。
佐倉 光
悪意という毒に蝕まれてただただ弱り、狂って行く状態に、自分の力がなんの役にも立たない。
自分は無力だから人も悪魔も道具も使う。
そんなのはいつものことだが、これは違う。
こんなのはただの足手まといだ。いない方がましの……

傷をてきぱきと治療する牧志がとても頼もしく見えた。
俺がいない方がうまく行くんじゃないか。
そんなことを考えながら、手元をみていた。
牧志 浩太
「……何か考えてる?」
即席の道具を片付けながら、ふっとあなたの横顔に投げかける。
佐倉 光
黙ってしばし、返事をしなかった。
たっぷりふた呼吸のち、ようやっと話しかけられていたことに気づいた、といった風に息をのむ。
佐倉 光
「ああ……
ちょっと自分を締め上げたい気分になってるだけだよ」

牧志が自分を鎖で繋いだ時はどん底だと思っていたが、あれより底があるとは。
寝れば解決するのか?
明日になれば状況は好転するのか?
なにも分からない。
佐倉 光
「きっと今日はそういう日なんだな」
力なく笑った。
牧志 浩太
「……そっか。
そういう日かもな。二人揃って、とびきりに運の悪い日」
牧志はそれ以上何か言ったり、慰めようとしたりすることなく、ただ穏やかに返した。
佐倉 光
慰めもなくただ受け止めてくれたことに無言で感謝する。
佐倉 光
ふざけることなくダイレクトに弱音吐ける相手になったなー。
KP
ですねぇ。そして牧志も、佐倉さんがどういう時にダメージ受けるかをなんとなく分かって受け止められるようになった。
牧志 浩太
「昼食うのすっかり忘れてたし、何か温かい物でも入れようか。
あんまり外に出たくないしさ、出前取って車まで届けてもらおう。
佐倉さん、何がいい?」
佐倉 光
「ピザがいい!」
間髪入れずに叫んだ。
これはもうただのインスピレーションだ。
雑なジャンク飯でテンション上げてくしかない、という。
牧志 浩太
「おっ、賛成! チーズダブルにしよう、チーズ。
佐倉さんサラミ派? ソーセージ派? 両方?」
カーテン売り場のある店のリストを後ろに回し、ピザの広告をスマホに表示する。
最近流行の本格派イタリアンピザではなく、力一杯ジャンクなやつだ。
画面の中にどぎつい赤と黄色とコーラが踊った。
佐倉 光
「両方だな! アンチョビとブロッコリーも追加しよう。
あとコーラ最大サイズで」
健康に悪そうだな?
知ったことか。
牧志 浩太
「OK!」躊躇いなくアプリの注文ボタンを押す。
健康? そんなことは後で考えればいい。
牧志 浩太
「あー、車の中チーズと肉の匂いでいっぱいになるな、これ。最高」
佐倉 光
「……」
佐倉 光
「サンキュ、相棒」
牧志 浩太
「いいよ。お互い様」
KP
牧志はふっと静かに微笑んだ。それから、ピザを待ち望む満面の笑みに戻る。
幸いピザがUFOに攫われたり恐竜に食われたりなどということはなく、それから程なくして求めていたものが到着した。
佐倉 光
よかった不運な配達員はいなかったんだ。
不運な配達員……詳しくはマモノスクランブルを見てよねェ
佐倉 光
「よーし、食うぞ!」
なんとかなる。何とかする。
とりあえず飯だ!
牧志 浩太
「ああ!」
KP
でかいコーラ。つやつやと湯気を立てるチーズ。脂、肉! あと野菜。
分厚いクラストの上にあらゆる饗宴が乗せられた一品に、あなた達はかぶりつく。
佐倉 光
ためらわれるほどのカロリーを乗せたピザを口に突っ込んでコーラで流し込む。
佐倉 光
「チーズえっぐ。
うめぇな。破壊的な美味さだ」
KP
凶悪にとろけるチーズを乗せたピザをかじった瞬間、牧志の笑顔が緩んだ。
牧志 浩太
「はぁー、美味い。
美味すぎて語彙がぶっ飛ぶ。むしろ語彙とかいらない」
KP
思慮も思考も【INT】18も投げ捨てた顔で戯言を言うと、後は無心にピザにかぶりつくだけになった。
佐倉 光
ちりばめられたソーセージにサラミにアンチョビ、大地を彩る緑のブロッコリー。
からだの傷も心の傷もぶっ飛ぶパワーだ。
カーテンが見つからなかったくらいなんだ。
いつもの通りうまく行くさ!

無心にピザにかぶりつこう。
KP
本能は思った以上に人間を狂わせる。
それなら本能を持ち上げてやれば、案外気分だって上がったりする。

最初から何一つ確証はない。
それなら全ての道が塞がるまで、何とかなるって思っていればいい。
佐倉 光
とりあえず全てを放り捨ててピザ食べよう!

そんなことをしている間に、手の傷は大分痛みがひいていた。
佐倉 光
「もう無理。もう食えねー。
一ヶ月分のピザ食った」
腹は苦しかったが、気分は大分軽くなっていた。
牧志 浩太
「俺も! 首のとこまでピザが来てる。ピザ人間になった気分」
KP
そんな風に笑い合って、欲を満たして、気分を上げて。
嫌なもの全部追い出したら、再始動だ。
佐倉 光
食べて、食べて、全力で従っていい欲が満たされたら、気分をリセットして店に電話をかけまくろう。

KP
あなたはピザの匂いが残る車内で、店に電話をかけまくる。
再度、【幸運】判定! 今回もどちらかが成功すればOK。
佐倉 光
1d100 75 【幸運】 Sasa BOT 1d100→58→成功
佐倉 光
よし、気分上がったな!
KP
上がった気分の勢いで問い合わせを繰り返していると、ある店にサイズの合うカーテンがあることが分かった。
生活圏からは離れているが、言うほど遠くはなく、夜までに行って戻ってこられそうだ。
そこそこ割高だが、背に腹は代えられない。
佐倉 光
「えっ、ある?
あ、ほんとですか?」
佐倉 光
「ええ、伺います、今すぐ!」
声が明るくなる。
佐倉 光
「あったぞ牧志!
ナビするから頼む!」
牧志 浩太
「えっ、やった! 分かった、行こう!」
そんな訳ないと分かってはいるが、なんだか気分が上がったから運も上がったような気がしてくる。
そういうことにしよう。この気分できっとうまくいく。

そういえば、あったのはいいけど、どんなカーテンなんだろう?
KP
ところで、ようやく見つけたのはどんなカーテンだろうか?
あなたは自宅にかけるカーテンの見た目や素材を自ら決めてもよいし、〈カーテンダイス表〉にゆだねてもよい。
佐倉 光
シンプルなやつが希望だが、今は背に腹はかえられない。

折角だからダイスで決めるか。
KP
色・柄・素材を3d10で決定します。佐倉さん、どうぞ。
佐倉 光
3d10 Sasa BOT 3d10→5,5,2
KP
緑or黄緑の、魚や動物柄の、リネンのカーテンだ。
幸いにもちゃんと遮光カーテンで、リネン地の裏側に遮光下地が打ってある。
佐倉 光
ちょっと派手だが見つかっただけありがたい。
買いに行こう。
KP
割と普通なところ引き当てた。
基本、値が大きい程えらいことになるチャートです。
佐倉 光
これ普通なんだ……
KP
ゴールドとか玉虫色とか、びっしりリアルな人面とか、スパンコールとかスワロフスキーとか人皮とかあります。眠れねぇ。
佐倉 光
カーテンサイズの人皮やべーわ。事件だわ。

KP
あなた達は無事にカーテンを入手する。
店を出る時に…… 【アイデア】で判定。
佐倉 光
多少派手だが救い主になるだろうカーテンをしっかり持って店を出る。
1d100 85 【アイデア】 Sasa BOT 1d100→73→成功
牧志 浩太
1d100 90 【アイデア】 Sasa BOT 1d100→51→成功
KP
心に希望を宿し、救い主となるカーテンをしっかり握りしめて店を出たあなた達を……
また、あの視線が…… じっと、見ている。

皮膚を貫き内臓の表面を這う視線。
視線。
逃れることなど叶わないとでも言いたげに、ひたと離れない視線。

二人とも、【POW】×5で判定。
佐倉 光
1d100 80 【POW】×5 Sasa BOT 1d100→19→成功
牧志 浩太
1d100 60 【POW】×5 Sasa BOT 1d100→94→失敗
KP
🎲 Secret Dice 🎲
佐倉 光
牧志~!
牧志 浩太
「……、」
ふっと、牧志の表情が曇った。
牧志 浩太
「……あ、」
KP
喉から漏れる、空気が掠れたような声。
指先が苦しげにひくついた、爪が手の甲に伸びる。僅かな抵抗は一瞬ともたなかった。
急速に牧志の眼から、力と意志が消えていく。
佐倉 光
ちりちり、と肌の裏をやくような視線と不快感。
同時、牧志が息を漏らした。
また、あれだ。
佐倉 光
考える間もなく、牧志の腕に手をかける。
止めなければならない。
佐倉 光
自分にできることはない?
いない方がいい?
何寝ぼけたこと考えてたんだ。
俺たち二人ともがやられてるんだ。
そんな府抜けたことをうじうじ考える余裕なんかなかっただろうが!
牧志 浩太
「あ、っくそ、あああ、」
KP
力に満ちていたはずの眼がひっくり返り白目を剥く。爪が手の甲を引っ掻き擦る。それでは飽き足らず、駐車場の壁に手の甲をこすりつけ始める。
みるみるうちに壁が赤く汚れる。自らの皮膚を、血と体液を巻き込んだ汚らしい汚れに変えながら、何を言っているのかも分からない様子で牧志はあなたに助けを求める。
牧志 浩太
「あ、ああ、あああ、痒い、佐倉さん助けて痒い痒い痒い、助けて、痒い、」

▼牧志のHP-1d2
1d2 Sasa BOT 1d2→1
HP 11 → 10
佐倉 光
掻きむしり、擦り付ける動きは強すぎて止められなかった。
佐倉 光
「ああくそ、もう、このバカ力!」
毒づいて牧志の腕を抱え込むように抱きついて全身で止める。
佐倉 光
「痒いな、ああ、痒い。
そうだ、痒い。分かるよ。
じっとしてろ、すぐ治まるから、大丈夫、一時的な異常だ、掻かなくていい……!」
彼の腕を封じたままで声をかける。
牧志 浩太
「あ、ああ、あああ、」
KP
あなたの腕の中で、牧志の身体がびくびくと震える。擦りむき、抉れ、ひどく傷ついた手の甲が見えた。

あなたの声を耳に注ぎ込まれながら、牧志の眼の中で我に返ろうとする力と、我を忘れさせる衝動がせめぎ合う。繰り返し身体が、腕が跳ねる。

ようやく彼の身体から力が抜ける頃には、あなたは汗だくになっていた。
牧志 浩太
「っ、痛……、ごめん、助かった。うわ、壁、酷いな……」
佐倉 光
「すごい力だ。顔でも掻きむしったらやべぇな」
牧志の『言葉』を耳にして、ほっと息をつき離れる。

傷だらけの手の甲に触れて集中。
いい加減上手く行ってくれたっていいだろう……!

よーし安定の《ディア(応急手当)》だー!
1d100 40 《ディア(応急手当)》!  Sasa BOT 1d100→36→成功
1d3 Sasa BOT 1d3→2
牧志 浩太
HP 10 → 11
佐倉 光
牧志とピザが力をくれたな。
佐倉 光
全身から力を絞り出して指先に集中。
破れた皮膚を、抉れた肉を、正しい姿に戻す力を加速させる。
KP
あなたの指先から溢れだす光が、傷ついた手の甲を包む。

体液と血を滲ませていた傷が、噛み込んだ砂を自ら排除し、あなたの見る前で肉を生やし血管を伸ばして、正しく肉を覆う皮膚へと戻っていく。

牧志が痒い、と微かに呻いたが、それは急速に傷が治っていくためであるらしかった。

最後に光が消えると、そこにあったはずの傷は跡も残さず消えていた。
牧志 浩太
「はぁ……、ありがとう、佐倉さん。すっかり楽になった」
KP
数度手を握ったり開いたりして、牧志は手の甲の感触を確かめる。
佐倉 光
「良かった、たまには役に立たないと」
牧志 浩太
「偶には?」
佐倉 光
「早く戻ろう。あのビルの中も調べたい。
大分日が傾いてきたし、急がないと」
牧志 浩太
「……あ、だな。急ごう」
KP
牧志は近くの自販機でペットボトルの炭酸水を買い、壁の汚れをこすり落とすと、急いで車に乗った。

あなた達は帰路を急ぐ。暮れていく陽の、血のような夕焼けの中を。
佐倉 光
部屋に新しいカーテンを設置、しっかり閉めた状態にしてからあのビルへ出掛ける。
佐倉 光
「こんなに真剣にカーテン吊ったのは初めてだ。
一応全部のカーテン閉めていこうぜ」
牧志 浩太
「賛成。……よし、これで何とかなる。何とかなるって信じよう」

ぴったりとカーテンを閉じられた寝室は、外の光を通すことはない。

【夜】が来たのかどうかも、時計の数字でしか分からなかった。

【夜】

KP
【夜】はどうしますか?
佐倉 光
例のビルの探索に行く!
KP
あなた達は決心して家を出る。
【アイデア】
佐倉 光
1d100 85 【アイデア】 Sasa BOT 1d100→78→成功
佐倉 光
うーん、たまには失敗してもいいのよ。
牧志 浩太
1d100 90 【アイデア】 Sasa BOT 1d100→30→成功
佐倉 光
予感がする。
あの視線がまだ見ている。
KP
視線はあなた達の背後にぴったりと沿うように、舐めるように、こちらを見ている……。
まるで、すぐ後ろに「それ」がいるような、嫌な感覚に汗が落ちた。

二人とも【POW】×5
牧志 浩太
1d100 60 【POW】×5 Sasa BOT 1d100→65→失敗
佐倉 光
1d100 80 【POW】×5痒くないっ!  Sasa BOT 1d100→62→成功
🎲 Secret Dice 🎲
佐倉 光
皮膚の下に嫌な感覚があった。
ぞくりと背を震わせる。
しかしなんとか耐えられる。

牧志はどうだ?
様子をうかがう。
KP
牧志が一瞬、反射的に背後に視線をやった。

彼の手が太腿へ伸びる。
ぐちゅり。
耳を覆いたくなるような音がした。
ズボンの上から、みるみるうちに巨大な血と体液の染みができていく。
酷い異臭が立ち上った。
牧志 浩太
「く、ぁ、あ、ああ、」
KP
激痛と痒みに苦痛の叫びを洩らしながら、指先が布の上から、自らの膿溜まりをぐちゃぐちゃと掻き混ぜる。
その度に苦痛に肩が揺れ、それでも手は止まらない。
▼牧志のHP-1d2
1d2 Sasa BOT 1d2→1
HP 11 → 10
佐倉 光
「駄目だ、やめろ!」
牧志の手をつかんで止めようとしたが、やはり力が足りず止めきれなかった。
体ごと割り込んで牧志の膝をかばう。
KP
あなたの服に膿がべったりとつく。身体を抱え込むようにして割り込み、どうにかそこへ伸びる手を阻むことに成功する。
ぎしぎしとあなたの骨が鳴る。離して、離して、痒い、と繰り返し耳元で小さく叫ぶ声。
牧志の眼が正気を取り戻すまで、少し長かったように感じたのは気のせいだろうか。

……気づけば、すっかりと日が暮れていた。
あのビルは、今日も夜の暗闇の中に佇んでいるのだろう……。
佐倉 光
「くそ、こんなんじゃおちおち外出もできねぇ。
今日中に片付けるぞ」
牧志の膝を治癒する。

今日の服の色は暗めの赤だ。
闇に紛れやすく、血が目立たない。
1d100 40 《ディア》 Sasa BOT 1d100→4→決定的成功クリティカル)!
KP
おおお。頑張った!
牧志 浩太
HP 10 → 11
佐倉 光
傷口を軽く撫でる。
傷ができても残らず治せばいい。
いつも通りに。

強い意思を込めて力を集中する。
KP
光が、微かに辺りを照らした。
脂汗を浮かべていた牧志の表情が和らいでいく。

絶えず血と膿と苦痛を垂れ流していた傷が、急速に癒えていく確かな手ごたえ。
まず出血が止まった。
次に、手触りがよく張った皮膚のものに戻っていく。
牧志 浩太
「……ありがとう、時間、取らせたな」
KP
最後に牧志がハンカチを取り出して、額の汗を拭った。
後に残ったのは互いの衣服を汚した膿の跡だけだ。
佐倉 光
「大丈夫、急ごう。
また警察に捕まったら面倒なことになる」
牧志 浩太
「ああ」

KP
廃ビルの周囲には変わらず人気がなく、あなた達は人を呑み込む墓石のようなその中へ滑り込む。
一階を手早く抜けて奥に向かうと、エレベーターと階段が見えた。
周囲に明かりはないが、警察が出入りしているためか、エレベーターは稼働しているらしい。
佐倉 光
階段を使おう。
また見回りが来ないうちに素早く上へ。
KP
〈目星〉または〈人類学〉で判定。
佐倉 光
1d100 85〈目星〉 Sasa BOT 1d100→5→決定的成功クリティカル)!
KP
階段を往来する足跡の数が…… 増えているように感じる。
しかし、それはやはりひとりのものだ。

クリティカル特典により、次の【アイデア】を免除。
あなたは、気づく。
ここへ「戻って」きた際の足跡の方が、新しいように見える。

では。
この不気味な足跡の主は、今もこのビルの何処かに潜んでいるのか。

▼《SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1
佐倉 光
1d100 68 《SANチェック》 Sasa BOT 1d100→22→成功
「牧志。ここにこの足跡野郎がまだいるかもしれない」
声を殺して囁く。
牧志 浩太
牧志は声を発さず頷く。
KP
あなた達は上の様子を窺いながら、階段を上る。
二階。
まだ昼間だというのにこれほど暗いのは、全ての窓がブルーシートに覆われて外からの光が遮られているためだ。
やはり警察は、このビルを先日行われた凶行の重要な手掛かりと見ているのだろう。

床一面が夥しい数の血濡れた足跡で覆われている。
そこかしこに白いチョークで囲われて番号のついたマーキングがあり、何らかの遺留物を囲んでいるらしかった。

特に目を引くのは部屋の奥に置かれた石造りの大きな台と、殆ど中身のない本棚だろうか。

……室内には錆びた鉄のような臭いが充満していた。
佐倉 光
こういう時のお約束、祭壇らしきものと、それについての情報が出そうな本棚か。
本棚から行こう。
ああ、部屋に他の部屋に続く扉とかないのかな?
牧志 浩太
「こんな状況見て言うことじゃないけどさ」
牧志があなたの耳元に小さく囁いた。珍しく後ろめたそうな、いかにも気が引けますといった声だ。
佐倉 光
「だんだん感覚が麻痺してきた」
KP
室内はがらんとしたフロアで、他に部屋がありそうにはない。
さらに上へ続く階段は封鎖されている。
警察がそうしたのではなく、そもそもこのビルが使われなくなってから開けられていないような、そんな古い封鎖跡だ。
……本棚には二冊だけ、本が取り残されていた。
背表紙にはそれぞれ『絵本百物語考』、『世界の奇祭 北米編』と書かれている。
佐倉 光
一冊ずつ読もうか。
歴史なんかは牧志が詳しいし、祭りの本任せよう。
絵本の方はこちらがチェックする。
牧志 浩太
「ようやく、何か分かりそうな気がしてきた」
牧志は気の引けたような声でそう言うと、本を手に取る。
KP
「絵本百物語考」
当時の怪談、奇談を集めた江戸時代の画図集だ。

〈歴史〉または【知識】/2で判定。
佐倉 光
むしろこっちが牧志だったか。
1d100 42 【知識】半分 Sasa BOT 1d100→75→失敗
FANBOX開設したで
佐倉 光
「思ったよりガチな奴だ。
前提知識が要るなこれ……」
こめかみを揉む。
KP
『溝出(みぞいだし)』と書かれた頁が目に留まる。
挿絵にはぼろぼろに壊れた葛籠から、皮の剥がれた死体がひとりでに飛び出した様子が描かれているようだ。
佐倉 光
「ごめん、それっぽいのは見つけたけどわかんねぇや。
牧志、これ分かる?」
開いたまま本を持って、見せようとした。
牧志 浩太
1d100 68 《SANチェック》 Sasa BOT 1d100→19→成功
牧志 浩太
「……」
牧志はもう一冊の本を読みながら、青ざめた顔で額を押さえていた。
振り返る。
牧志 浩太
「これ、凄い内容だな……。ん、ああ。見てみる」
牧志 浩太
※絵本の内容を見てから、こちらが読んだ本の情報共有をします。
1d100 79〈歴史〉 Sasa BOT 1d100→13→成功
KP
おっと、一か所〈歴史〉での判定を飛ばしちゃってる。
失礼しました。飛ばしたまま開示しちゃったので、巻き戻しはなしで。
牧志 浩太
「昔の字って読みづらいな……、えっと、」
遺体を雑に扱った故に起きる禍について書かれている。
牧志 浩太
「……らしい。皮膚が剥がれた、か……」
牧志 浩太
「まさか、死体が化けて出た、なんてことはないよな……?」
佐倉 光
「死体が歩き回ってるって言うのか?

ああ、そっちの本、何が書いてあった?」
あの部屋に何が死体の一部が残ってたり?
あれにぶつかったのが雑な扱い判定された?
佐倉 光
なるほど、洞川さん呼んできて供養すればいいんだな!
KP
なるほどそれだ!!
KP
血塗れの足跡。こちらへ戻ってきた、新しい足跡。
赤い手形。
ふとあなたの脳裏に、皮膚を剥がれた血塗れの死体が、窓のすぐ向こうであなたを見ている、恐ろしいイメージが浮かんだ……。
牧志 浩太
「こっちに書いてあったのは、古代の人身御供の儀式の話だったんだ」
KP
牧志は遠慮なく、あなたに以下の内容を開示する。
古代アステカの春の儀式『トラカシぺワリストリ(Tlacaxipehualiztli)』について。
凄惨な儀式について書かれている。

KP
……当時の感性に照らせば、それは悪行でも何でもなかったのだろう。
人が長い間生きるということが、そも珍しかった時代だ。
生贄として神に捧げられるとは、名誉なことでもあった、とも言われる。
そもそも、何だか偏りを感じるタイトルの書物だ。真実であったかすらも分からない。

そう理性で何度否定しようが、現代の感性を持つ以上、背筋を走る怖気は止められない。
特に、今まさに皮を剥がれんとしているのかもしれない、あなた達にとっては。

▼《SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1D3
佐倉 光
1d100 68 《SANチェック
Sasa BOT 1d100→2→決定的成功クリティカル)!
佐倉 光
自分の腹に触れる。
治療はされているが、触れれば痛みはあるのだ。
KP
腹に触れれば、ずきりと危うい痛みが走る。
佐倉 光
「大腿部の肉か」
ちら、と牧志を見る。
勝手に生け贄に捧げられかけている可能性があるのか?
牧志 浩太
「なんで狙われてるんだろうな。案外、ただの人違いとかか?」
KP
牧志の太腿の傷はあなたの術によって完全に癒えているのか、その場所を庇うような仕草はない。
悍ましい膿傷が存在したことを残すように、べったりと血膿の跡だけが残っている。
佐倉 光
「ここで殺されたカルトの奴が、勝手にこっちをタゲって呪ってる気がしなくもない。
ここにあるのはいくつめの祭壇だ?」
台座を調べよう。
KP
台座は、台形に切り出された石材の四面が階段状になった、特異な形状をしていた。
【アイデア】または【知識】で判定。
佐倉 光
あー。なるほどー
佐倉 光
1d100 85 【知識】!  Sasa BOT 1d100→63→成功
KP
その天面は黒い液体に濡れているように見えた。
明かりで照らせば、それは乾ききらない多量の血だった。
鉄臭い、という言葉だけでは言い表せないような、強い異臭を放っている。

大型の動物のものか、或いは。
一体何に使用されたのか、先程の記述を聞いた以上、想像に難くない。

▼《SANチェック成功時減少 1失敗時減少 1D3》。
今の所佐倉さんだけ。共有した場合、牧志にも《SANチェック》が発生します。
佐倉 光
「ここで殺された奴がうろついてんのかな」
マヤのピラミッドを思わせるそれを見下ろす。
1d100 68 《SANチェック》 Sasa BOT 1d100→1→決定的成功クリティカル)!
佐倉 光
うーん。
KP
わお、状況が分かってきたことで心強くなっている?
それでもなぜ狙われているかはわからないし、1は減るんですが。
佐倉 光
SAN 68→67
KP
あ、そうだ。一つ出し忘れ。
ここにもエレベーターはあります。
佐倉 光
ふむ? 階段じゃ行けないとこがあって、そこからあの血塗れの奴がいるとこへ行ける感じかな。
牧志 浩太
「それ、石…… 台座、祭壇?」
佐倉 光
「ああ、さっきの本にあった祭壇、そのどっちかだ、多分。
血塗れだよ」
共有はするかな。
牧志 浩太
1d100 68 《SANチェック》 Sasa BOT 1d100→22→成功
SAN 68 → 67
牧志 浩太
「……やった連中がいたのか。今、ここで。
あの本にあったのと、同じことを」

その連中の一人だったのかな。
そうじゃなかったかもしれないな。

殺された奴が、という言葉を受けるように、彼はぽつりと呟いた。
KP
……辺りは血塗れの足跡に満たされ、そこかしこが白いチョークで囲まれている。
エレベーターを確認してみますか?
佐倉 光
確認しよう。
KP
エレベーターの扉の横には、4~Bまでのボタンが並んでいる。
牧志 浩太
「B? 地下があるのか……」
佐倉 光
1と2は確認済みってことかな。
現在地二階?
KP
です。現在地は二階。
佐倉 光
階段で行けるのは一階と二階のみ?
KP
一階に下へ続く階段はなく、三階への階段は封鎖されているので、封鎖を無理矢理破ろうとしない限りはそうなります。

コメント By.佐倉 光
自分たちへの災厄を防げるかどうかも分からないことをし、
自分たちがこんな目に遭っている原因かどうかも定かではない場所へ。
何もかも不確実。しかし動かなければ恐らく待つのは破滅だ……

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【クトゥルフ神話TRPG】
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