こちらにはVOID及び
『AND/HAND』
ネタバレがあります。

ヴィキ
OK
KP
okありがとう。
KP
本日は、kem様作、『AND/HAND』なのですが、
シナリオ開始前に、プロローグが入ります。
これはPCがVOIDという名のアンドロイドであるための特別措置です。
ヴィキ
ほほう
KP
と思ったけど、その出来事は後で話そうか……


『AND/HAND』

kem様


KP
始めます。
ヴィキ
お願いしまーす

KP
突然ですが、《SANチェック》です。
SANチェック成功時減少 1失敗時減少 1D4》 1/1d4
ヴィキ
はやい
CCB<=96 《SANチェック》 (1D100<=96) > 1 > 決定的成功/スペシャル
ばっちり
[ ヴィキ ] SAN : 96 → 95
初手1クリ
KP
ふと、意識とともに現実的な感覚が戻ってくる。
貴方は『気絶して』いたらしい。
思考はゆるゆると始まる。
いつものような処理速度ではなく、重い、重い目覚め。
ヴィキ
『意識』の覚醒と共に、視界内にいくつもの光の線で、さまざまな情報と共に三角にイクスクラメーションのマーク
『正常なスリープ処理が行われませんでした』
「ん……う……」
人間らしく漏れる呻きと共に身を起こす
KP
貴方に語りかける電気信号もまた、慣れたものではない。
あなたはひどく悪い『夢』を見ていた。
具体的な内容は思い出せないが、漠然とした不快感だけが全身に張り付いている。
ヴィキ
『自己診断シーケンス実行中……』
KP
そんな最悪の目覚めとともに耳に聞こえてくるのは、オルゴールの甘く優しいヒーリングミュージックと、ひとりぶんの寝息だ。
隣で人が寝ている。
起き上がろうとした?
ヴィキ
起きあがろうとしていた
KP
では、右腕に抵抗を感じる。
視線を落せば、見慣れたものより随分と華奢で柔らかい、なんとも弱々しい自分の腕。
ヴィキ
「?」
KP
そういえば、新型モデルのテストに付き合わされて……
ヴィキ
他のボディ?
KP
見た目は一緒。
ただ、なんと軽量化に成功している!
体重は95Kg!
ヴィキ
13kgの減量に成功した
KP
あと、貴方が常に装備していた追加パーツの多くは、このボディには載せられなかった。
ヴィキ
追加パーツ。
追加してたっけ
KP
平たくいうなら、『戦闘力に乏しい』『サーチ能力に欠ける』状態になっている。
警官VOIDとして必要な機能がごっそりと外れている状態だ。
ヴィキ
視界の片隅に小さく表示された
『BR800-SX:OS 0.7.8』
の文字
KP
また、もうひとつ問題がある。
余程このボディとあなたの相性が良かったのか悪かったのか。
エラーが多発してしまい、あなたはこのボディから出られない状態である。
ヴィキ
それらを知らせる自己診断のエラーを認識
「それで、気絶しちゃってたのか……」
KP
無論、不便な事ばかりではない。
このボディは、感覚機能に優れている。
恐らく人が感じるのとほぼ同等の感覚を感じる事ができる。
……問題はそれを止める事ができないという事だが……
その感覚が早速、あなたの右手に異常を知らせている。
ヴィキ
「データ処理無しで五感が再現されているのはすごいけどさ……処理も軽いし。でも廉価版としては挑戦的すぎない……ん?」
右手を見やる
KP
見下ろせば隣で結城が眠っている。
あなたと恋人繋ぎで手を繋いだまま。
ヴィキ
「ウェッ?」
KP
ただ、その表情はとても快適そうとは言えない。
眉根を寄せ、悪夢に耐えるようにうなり声を漏らしている。
ヴィキ
「な、なんであっくんが横で寝てるの?」
朝チュンくらいは経験済みってことでいいのかな?
KP
多分未経験の方が面白い。
どうやらあなたは、結城と向かい合わせで同じベッドで寝ていたようだ。
ヴィキ
「ちょ、ちょっと、あっくん!?
なんで私のベッドで寝てるの」
肩に手を当てて、揺り起こす
結城 晃
「ん……」
KP
あなたの部屋……ではない。
ヴィキ
「……違うか。え、でもここどこ? あっくんの部屋でも無いよね?」
KP
晃は、あなたの手を強く握りしめているのだろうか、手は離れない。
ヴィキ
パワーも人並みに落ちてる?
KP
パワーはいつもの80%(演出上)
判定はいつも通りでいい。
ヴィキ
ほい
本編見る!
KP
その握りあった手は、相手の体温を感じる触覚はあるものの、なぜかがっちりと固まっていて、ほどくことはおろか、指を動かすことすらできない。
さらに、その繋ぎあった手をより強固なものにするかのように、二人の手首をまとめて一つ、見覚えのない銀色の腕輪がすっぽりとはめられている。
繋がれた手首から先が不自由ではあるものの、その他は問題なく動かせる。
ただ異様にけだるく、眠く、おなかがすいて、疲弊している。
不可解な状況であることを把握できるだろう。
→《SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1》 0/1
ヴィキ
少し、表情が険しくなる
CCB<=95 《SANチェック》 (1D100<=95) > 38 > 成功
「何、これ」
結城 晃
「……あれ……」
ヴィキ
「あ、あっくん起きた?」
結城 晃
CCB<=63 《SANチェック》 (1D100<=63) > 87 > 失敗
1d4 (1D4) > 2
system
[ 結城 晃 ] SAN : 63 → 61
ヴィキ
己の右手の状態を診断する
トルクなどなど
服とか髪型は?
KP
いつも通り、に見える。
着てるのは私服だよ。
結城 晃
「あれ……ヴィキ……
ヴィキ? なんでここに?」
ヴィキ
「それはこっちのセリフ……っていうか、ここ私のでもあっくんの部屋でも無いから」
KP
では先に右手の状態を。
お互いにぴったりと固く握りこんでいる。
一見してみればただの恋人つなぎだが、よく目を凝らせばふたりの指と手のひらの皮膚が溶け混ざって、癒着している。
一切の隙間がない。
KP
貴方のシリコンの皮膚と、結城の肌が融合してしまっている状態だ。
ヴィキ
シリコンではない、バイオマテリアルだ
オリエント工業製では無いので
KP
失礼しました。
あなたの内部診断は、手首から先が『ない』ことになっている。
動作は間違いなくしているはずなのにだ。
ヴィキ
「何これ……」
2度目
KP
【アイデア】
ヴィキ
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 61 > 成功
結城 晃
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 70 > 成功
KP
二人とも気付く。
手の間に、何か柔らかいものがある。
その感触だけははっきりと『伝わってくる』。
ヴィキ
X線&エコースキャン
KP
貴方がいつものようにコマンドを出すと、エラーが帰ってくる。
そういえばこのボディにそこまで高性能なスキャン機能はないのだ。
ただ、手の間に何かがあるらしい事だけは分かる。
ヴィキ
『x-Ray :Off-Line』
『Echo :Off-Line』
の表示を確認して、嘆息
「そういえば、無いんだっけ……」
耳元のアンテナ部に、赤いエラーを表示させながら。
結城 晃
「……何だ、これ? ここはどこだ?」
ヴィキ
「わからない……」
GPS走査
KP
ふたりの腕をより強く束ねる腕輪。
おそらくここは、名無(なない)市近辺の山中だ。
ヴィキ
ナナイ
普段住んでる世田谷とかからどのくらい離れてるんだろ
KP
貴方方が住んでいる都市からは車で1時間程度だろうか。
ヴィキ
そこまでやって来た記憶はある?
KP
ない。
ヴィキ
「名無市か……なんでこんなところにいるんだっけ……」
KP
貴方方は間違いなく、休日を満喫していたはずだ。
勿論お泊まりの記憶などない。
ヴィキ
「あっくん、昨夜のこと、覚えてる?」
結城 晃
「夜は、覚えてないな。午前中に会ってた……とこまで」
KP
そういえば、今貴方がこの状態なので、以前のように貴方の外出には結城の付き添いが必要な状態なのだった。
数日で元のボディに戻す算段がつくとの事で、それまでは特別休暇だったのである。
ヴィキ
「また……何かに拐われた……? でもGPSは通ってるし、変なことじゃ無いのかな」
とりあえず、腕輪をチェック
KP
幅3cm・厚み1cmほどの材質不明の硬質な手枷。
ぱっと見シンプルなシルバーのブレスレットのようだ。
一つの輪に二人の手首がおさまっており、隙間はほとんどない。
ヴィキ
電磁波スキャンで材質分析……
それ、めちゃめちゃ不便だな>一つの腕輪
KP
スキャンが通らない。
よく見れば小さな液晶があり、デジタル数字で「55:56:23」と表示されている。
見る間に数字が減ってゆく。
ヴィキ
「タイマー……?」
結城 晃
「タイマー付の腕輪……」
ヴィキ
「残り、56時間、てことかな。
爆弾とか……じゃないよね?」
KP
ただ、腕輪に無数の穴があいていることが分かる。
ヴィキ
あな
KP
貴方方の手首側だ。
ヴィキ
何かのセンサーかな?
わかるかな
KP
本当にただの穴だが、中に何か入っているのかも知れない。
ヴィキ
「あっくん、体は大丈夫? なんともない?」
結城 晃
「もの凄くだるくて、異様に腹が減ってる……」
ヴィキ
「私も……」
核融合炉の燃料の総量に応じて、擬似的な空腹感を知らせるシステム
燃料の総量を確認する
KP
ああ、ではいつもよりエネルギーの減少値が高い事が分かるだろう。
ヴィキ
「このボディ、燃費悪いなぁ」
KP
全身の消費量が上がり、軽い発熱状態にあるが、右腕の消費量が特に上昇している。
ここ数日このボディで過ごしていた間、ここまで燃費が悪くはなかったはずだが……
ヴィキ
電力のリークなどが発生していないか、チェック
KP
リークとは認識されていないが、強いていうならあなたの右手だ。
謎のエネルギー消費が起きており、あなたの体はそれを異常と診断していない。
ヴィキ
「あっくん、左手……変じゃない?
何か、吸われてる、とか」
結城 晃
「ああ……確かに、感覚もないし、特にだるいし……何かある気がする」
ヴィキ
「やだな、気持ち悪い……」
部屋を見渡し、改める
結城 晃
「完全にくっついているのか? そんな馬鹿な……」
ヴィキ
「そういうことも、不可能ではないと思うけど……。当人の許諾なしに勝手にされるのは困るね。
あっくん、起きられそう?」
結城 晃
「ああ、何とか……」
KP
結城はゆっくりと起き上がる。
ヴィキ
「とりあえず、状況を把握しよう。
この部屋から」
結城 晃
「そうだな……
また奇妙な事に巻き込まれているのか」
ヴィキ
「GPSは通ってるから、いつかみたいに変なところに連れてこられてるわけじゃないみたいだけど」
KP
部屋の様子が見えてくる。
無機質な内装だが清潔感がある10畳ほどの部屋だ。窓はない。
あなたたちが起きたキングサイズほどのベッドの横にはサイドテーブル、向かいには出入り口らしきドアが見える。
壁に埋め込まれた液晶モニターが1台、天井の隅には、監視カメラがある。
結城 晃
「この部屋は充分変なところだと思うよ……」
ヴィキ
「前の、魔法とか、そういうのじゃない、っていう意味ね」
わかってるよ、と返しながら、まずはドアへ近づく
KP
あなたの動きに結城は手首に負担をかけぬようついて行く。
閉ざされた、無機質な扉だ。
電子錠で制御されているのか「LOCK」と点灯している。
ヴィキ
「電子錠か……春先輩がいてくれたらな」
一応、ドアノブを回してみるが
KP
ドアノブ、というものがない。
内側から開けさせる気が全くないらしい。
ヴィキ
「なるほど」
結城 晃
「ホテルの一室か何かに見えるけど、牢獄ってことだな」
ヴィキ
サイドテーブルには何か載ってるかな
KP
テーブルの上にはざっと見て、水・食料・テッシュ・テレビのリモコン・いくつかの冊子が置いてある。
手に取って詳しく見る事は可能だ。
ヴィキ
「そうみたい。……の割には、設備がリラクゼーションルームみたいだけど」
てっしゅ
KP
ティッシュは一般的な高級ティッシュだ。
ヴィキ
冊子を手に取ってみる
KP
いちばん上にある薄い冊子に目がいくだろう。かわいらしい文字で「愛のしおり」と題されている。
ヴィキ
「……愛。
愛?」
[情報]KP
被験者さまへ(^-^)
前略
このたびのご協力に感謝申し上げます♪
さて、おふたりのつながれた手に暖かなものを感じられていることでしょう★
どうかその手をはなすことなく、おふたりのぬくもりを、たくさんの栄養を与えてあげてください♪
いのちのあたたかさを、いのちを育む尊さを実感してください★
こちらの部屋ではリラックスし、思うままにおくつろぎいただければと存じます☆
おいしいものを食べ、たくさん眠り、お体をお安めになっていただければ幸いです♪
お役目が終わられましたら、お迎えにあがります◎
かしこ☆

〈!〉腕輪には強い衝撃をあたえないようくれぐれもご注意願います。
KP
あなたは奇妙な文章を目にしてしまった。
SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1
ヴィキ
CCB<=95 《SANチェック》 (1D100<=95) > 34 > 成功
結城 晃
CCB<=61 《SANチェック》 (1D100<=61) > 28 > 成功
ヴィキ
「うわ、なんか電脳が揺れた」
結城 晃
「な、なんだこれ?」
ヴィキ
「状況とのミスマッチがすごいね……」
結城 晃
「いのちを育むだって?」
ヴィキ
己の右手を持ち上げ
「……この中に何かいるってこと?」
結城 晃
「嘘だろ……」
KP
その他の本は、いかにも児童館や産婦人科にありそうなものだ。
「いのちのものがたり ぽかぽか胎教絵本。
ヒーリング オブ ライフ。
あむぱむまむ 読み聞かせえほん」
ヴィキ
「とりあえずわかったのは。
これをしでかしたのは、ロクなこと考えてない奴ってこと?」
結城 晃
「そんな気がする」
ヴィキ
「これが本当の胎教教室とかだったら、自然だけど……
ギャップがすごく気持ち悪い……」
顔を顰める
結城 晃
「同感」
ヴィキ
とりあえずあむぱむまむを取って広げてみるけど
市販のもの?
KP
市販のもののようだ。
単純な線で描かれたヒーローが、悪事を働いたヴィランをぽーんと吹っ飛ばしている。
必然、本はふたりで持ってのぞき込む事になる。
ヴィキ
「うーん……」
結城 晃
「子供向けの本か」
ヴィキ
他の本もぺらぺらとめくってから
「何か、バカにされてる気がする」
結城 晃
「何のためにこんな事を……」
ヴィキ
「とりあえず、この腕輪を無理に外したりはしないほうがよさそうだね。
この中にいる何か、を育てさせるため……?」
空腹を思い出し、
「まさか、これに吸われちゃってミイラになるとか……
あっくん、大丈夫?」
KP
晃の視線は、サイドボードに乗っている食料と水に向いていた。
ヴィキ
あ、食料あるんだったか
結城 晃
「あ、ああ、うん。
仕組まれているみたいだけど、食べ物はある」
ヴィキ
「一応、チェックしてみるね」
パンか何かの包装を開けて、ひとかじりしてみる
KP
大変贅沢にバターが使われた甘いパンだ。
そのほか、栄養価の高そうなフルーツ、高級感のあるチョコレート、クロワッサンにチーズ、生ハム、蟹。保存状態はよさそうだ。
ヴィキ
かに
毒とか入ってないかな
KP
毒などは入っていない。
ヴィキ
かにがそのまま置かれてるのか
KP
さらにはカロリーメイトやウィダーインゼリーなどラインナップに脈絡がないが、それらを眺めているとおなかはすいてくる。
ヴィキ
生ハムも
KP
カトラリーもあるが、すべてプラスチック製だ。
ヴィキ
「武器にはできない、か。そこは徹底してるんだね」
結城 晃
「豪華、なのかなんなのかよく分からないな」
ヴィキ
「とりあえず、私が先にチェックしたものはOKだから。
いただこうか」
結城 晃
「ああ、ありがとう……
食べて大丈夫かな」
いいながら腕輪を見下ろす。
ヴィキ
「うーん」
腕輪のタイマーを見て
結城 晃
「お腹が空いているのは事実だから、少し食べてみるか」
ヴィキ
食べたりして、タイマー加速したりしてないかな
KP
貴方が食べたパンは、体中に染み渡るように美味しい。
感覚に優れたボディだからだろうか?
それとももっと別の理由だろうか。
【アイデア】どうぞ
ヴィキ
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 60 > 成功
KP
手の中で何かがぴくぴくとうごめいた気がする……
SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1
ヴィキ
CCB<=95 《SANチェック》 (1D100<=95) > 10 > スペシャル
「喜んでる……?」
いやそうな顔で。
KP
結城も食事をする。ほんの少し、カロリーメイトなどを。
結城 晃
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 11 > スペシャル
ヴィキ
「癪だし、気持ち悪いから、最低限だけにしておこうね」
結城 晃
「動いた……?」
KP
腕輪のカウンターは、ほんの僅か進みが早まった。
とはいえ、一秒以下ではあるが。
ヴィキ
「……やっぱり」
呻く様に呟く
「このタイマーは、こいつが成長し切るまでの時間か……」
結城 晃
「栄養をあげて育てて、と書いてあったからな……
俺たち妊婦代わりってこと?」
ヴィキ
「やめてよ、誰の子かもわからないなんて、気持ち悪いよ」
結城 晃
「そりゃ、いつかはって思ってたけど、こんな形でなんて」
ヴィキ
一瞬、は、っとしてから
「や・め・て!」
少し眉を上げて、結城を下から睨む
「こんなの、冗談じゃないんだから」
結城 晃
「ああ、ごめん、脱出しないとな。
この手を何とかしてからさ」
ヴィキ
「まったく……」
リモコンを手に取ってみる
電池は入っているかな(脱出ゲーム
KP
リモコンに電池は入っているようだ。
部屋の壁に掛かっているテレビの電源を入れる事ができそうだ。
ヴィキ
ぽち
KP
壁のモニターに音のない映像が映し出される。

どこかの殺風景な一室で、若いキャリアウーマン風の女性と細身で気弱そうな男性がベッドのふちに座っている。
彼らはあなたたちと同じように、手首に銀色の腕輪をはめている。
しばらくうなだれて静止していた男女は、しびれをきらしたのか顔を突き合わせて何か言い合いをはじめたようだ。
男の制止を振り切り、女がヒステリックに腕輪をベッドのフレームに何度も打ち付け始めた。
そのとき、男女が身をびくりと硬直させる。
そして怯えるようにお互いの腕を引き合い、大きく口を開け、のけぞり、激しくもがきうごめいて苦しみ始める。
みるみるうちに男女の顔色は悪くなり、口からは泡を垂れ流して、そのまま折り重なって昏倒する。
しばらくがくがくと痙攣したあと、ぴくりとも動かなくなった。

映像は暗転したあと、またはじめから繰り返される。
ヴィキ
「……!」
KP
男女の挙動は芝居には見えず吐き気をもよおすほどにリアルだ。
自分たちも、彼らと同じ条件のもとに置かれているのかもしれないと、考えてしまう。
→《SANチェック成功時減少 1失敗時減少 1D3
ヴィキ
CCB<=95 《SANチェック》 (1D100<=95) > 32 > 成功
[ ヴィキ ] SAN : 95 → 94
結城 晃
CCB<=61 《SANチェック》 (1D100<=61) > 94 > 失敗
1d3 (1D3) > 1
[ 結城 晃 ] SAN : 61 → 60
「これは……」
ヴィキ
思わず自らの右手を持ち上げ、腕輪を改める
正確には、そこに開いている穴を
KP
〈医学〉・【知識】/2
ヴィキ
CCB<=90/2 【知識】 (1D100<=45) > 18 > 成功
結城 晃
CCB<=90 【知識】 (1D100<=90) > 15 > スペシャル
KP
ふたりが口から泡を吐く様子、けいれんから始まる硬直などから、それが毒による症状であると分かるだろう。
ヴィキ
「無理に外そうとすれば……」
結城 晃
「殺される、ということだな……」
KP
結城が詰めていた息を吐いた。
ヴィキ
「……」
結城の顔を見つめる
KP
僅かに青ざめている。
ヴィキ
自分は問題ないだろう
しかし、彼は
結城 晃
「衝撃を与えるな、とは、こういう事か」
ヴィキ
「……うん」
食料の量を確認する
どのくらいの量だろう
KP
丸二日分くらいは用意されているように感じる。
水も過剰なほどに。
ヴィキ
「補充に現れる可能性は無い……か」
小さく舌打ち
結城 晃
「この音楽が不気味なものに聞こえてきたよ。狂気の沙汰だ」
ヴィキ
「こんなことしでかす奴だもの。最初から期待してないよ」
KP
突如。
とつぜんどこかからバチバチ、と電気が爆ぜるような音とともに部屋が真っ暗になり、BGMがやむ。
ヴィキ
「?」
KP
聞き耳をどうぞ。
結城 晃
CCB<=69 〈聞き耳〉 (1D100<=69) > 52 > 成功
ヴィキ
アンテナ部に
『Infrared vision mode』
の表示
CCB<=85 聞き耳 (1D100<=85) > 98 > 致命的失敗
地名
KP
あなたは音を聞こうとして体の角度を変えたとき、腕が繋がっている事を条件に入れ忘れていた。
うでをしたたかにひねってしまった。
怪我はしていないが、痛い。
ヴィキ
それ、一方的に結城の腕にダメージ入らない?
結城 晃
「いて」
ヴィキ
VOIDパワーで、拘束された腕を捻り上げる
結城 晃
「ちょっと待って逆逆」
ヴィキ
「あ、ごめん。つい」
結城 晃
「今扉から音がした。
……と思う」
ヴィキ
「音?」
結城 晃
「金属音だ、何か動作するような」
ヴィキ
赤く光る目をそちらへと向ける
KP
電子錠の「LOCK」の点灯が消えている。
ヴィキ
「あっくん、私の後ろに回って」
言って、ドアをそっと押す
KP
ドアは抵抗なく開いた。
結城は無言で頷いて貴方の後につく。
廊下に出ると非常灯が赤く点灯しており、薄暗いながらも目が慣れれば構造がわかるだろう。
ヴィキ
ドアのそばに立ち、クイックピーク
誰かいたり、音とかするかな
コンパクトな施設だ
KP
聞き耳
ヴィキ
CCB<=85 聞き耳 (1D100<=85) > 60 > 成功
結城 晃
CCB<=69 〈聞き耳〉 (1D100<=69) > 60 > 成功
KP
通路の向こうから声がする。
「停電?! 侵入者か?!
俺はそっちの様子を見てくる、お前は媒体の様子を見てこい! 最後の1組なんだ、逃がすと面倒だぞ」
目星
ヴィキ
CCB<=85 目星 (1D100<=85) > 40 > 成功
KP
身を隠そうにも遮蔽物などはないが、廊下の壁際にひとつ消化器があることに気がつける。
※消火器
噴射するのであれば【DEX】×5に成功で使用可能。1d3ラウンド対象をスタンできる。3回まで使用可能。鈍器として使用するのであればこぶし判定でダメージは1d6+dbとする。
ヴィキ
それを手に取り、赤い胴体を腿の間に挟む
KP
廊下の先から足音と光が近づいてくる。
ヴィキ
そのまま、安全ピンを引き抜く
KP
1名、懐中電灯を持った白衣の男があなたたちをみとめると焦った表情でこちらへ駆け寄ってくる。
ここから貴方と結城は【DEX】-1で行動します。
ヴィキ
では、部屋の中へ身を隠して接近を待つ
KP
白衣の男は明かりを向けて貴方方を発見している。
既に気付かれていると考えていいだろう。
ヴィキ
近付いてこないかな?
KP
男が部屋に踏み込んでくると同時、あなたは行動できる。
男は足早に部屋に踏み込んでくる。
ヴィキ
じゃぁ、ドアのすぐそばのところにしゃがみ込んでおいて、相手が顔を覗かせると同時に消火器噴射🧯
KP
噴霧ですね。では【DEX】
ヴィキ
こぶしなんて無いし
《電光石火》で先制
CCB<=(16×5) 【DEX】倍数 (1D100<=80) > 93 > 失敗
あら
じゃぁ1ターン目でもう一発
CCB<=(16×5) 【DEX】倍数 (1D100<=80) > 5 > 決定的成功/スペシャル
よし
KP
なんでこんな面倒なの拉致った。
CCB<=18 (1D100<=18) > 77 > 失敗
無理だって。
ヴィキ
「あっくん、息とめて!」
KP
1d3 (1D3) > 1
1ターン行動不能!
結城 晃
「!」
ヴィキ
CRTしたら最大値じゃないの?w
KP
くりちかるか。3でいいや。
ヴィキ
やったぜ
KP
戦闘終了。
しかし、その向こう側から新たな光が近づいてくる。
さらに二人の白衣の男が駆けつけてきた。
結城 晃
「新手だ!」
KP
「仕方ない、撃て!」
そう言った男たちはふところから銃を取り出し、あなたたちへと向けてくる。
ヴィキ
「くそっ」
汚い言葉を吐いて、背後への射線を自らの体で塞ぎつつ、走る
KP
次の瞬間。二発の乾いた銃声。
だが、弾丸は貴方に当たったのではなかった。
男たちは体をぐらりと揺らし、床に倒れ臥す。
ヴィキ
援軍か
KP
落とした懐中電灯に照らされ、赤い血だまりが二人分できあがっていくのがわかる。
廊下の角から、分厚いジャケットを来た長身の男が姿を現す。
ヴィキ
「!」
射線を塞ぎつつ、消火器を構える
KP
新しく現れた男の持つ明かりが、貴方の顔を照らした。
するとすぐさま男は銃口を下げて足早に近づいてくる。
ヴィキ
消火器のグリップに力を込める
男は歩きながら、貴方方の横で顔を押さえている男を撃った。
KP
あなたの足元でびしゃりと赤い液体が爆ぜる。
0/1d2 (0/1D2) > 0/2[2] > 0
SANチェック成功時減少 0失敗時減少 2
ヴィキ
CCB<=94 《SANチェック》 (1D100<=94) > 41 > 成功
結城 晃
CCB<=60 《SANチェック》 (1D100<=60) > 1 > 決定的成功/スペシャル
ヴィキのSAN追加ダメージは、トラウマは払拭され、自分の正体を自覚している事で、なし、としています。
「お前たちは被害者だな?」
ヴィキ
「……あなたは?」
「俺の事はいい。他にもお前たちのような人はいるのか」
ヴィキ
消火器で正中線を隠しつつ
「……わからないわ」
結城 晃
「いや、最後の一組と言っていた。
俺たちしかいないんじゃないのか」
ヴィキ
「だと、いいけど」
「そうか。でははやくここから逃げろ」
ヴィキ
ええと
ここは電波通じるかな?
KP
そうだなー、電波は通じない。
「拘束されているのか。壊してやる」
KP
男は貴方方の手を見ると、ナイフを抜いた。
ヴィキ
「待って」
男から遠ざけるように、腕輪を隠す
「どうした」
ヴィキ
「毒針が仕込まれてる。無理に外そうとすれば、作動する恐れがあるわ」
「そうか……わかった」
ヴィキ
「あなた、この施設の人?」
「違う。だが俺はまだやることがある。はやくここから離れたほうがいい」
ヴィキ
「……せめて、お名前を伺っても?」
「名乗る必要は今はない。とりあえずお前たちに敵意はない。充分だろう?」
ヴィキ
「……わかった。
あっくん、行こう」
「明日の朝、名無(なない)市のリストビル4階に。なんとかして来い。
出入口は壊した。はやく行け」
男は素っ気なく言うと、きびすを返して駆け去った。
ヴィキ
「……」
結城 晃
「この施設を潰しに来た特殊部隊か……?」
ヴィキ
「だったら、名乗るでしょ」
結城 晃
「それは、そうだな。それに」
死体を見下ろす。
「あちらもまともではなさそうだ」
ヴィキ
言いながら、手の中の消火器をあらためて
「交換期限切れてるじゃん……道理で」
ぽいとそれを投げ捨て
KP
ダイス目が施設管理者が無能なせいになった!
ヴィキ
「かもね。でも、居場所と顔は押さえた。後から追えるわ」
倒れた男の死体から、ショットガンを取り上げ
KP
男が去った、実験室Bの方の通路からは銃撃の音が間断なく聞こえる。
ヴィキ
一回コッキング
「……レミントンか。あんまり趣味じゃないけど」
ハンドガンだったらしい
じゃぁハンドガンを拾って
マガジンを抜き取り、残弾を確認して戻す
「拳銃かぁ……春先輩ならなぁ。なんか、私何かある度に春先輩のこと言ってる気がする」
結城 晃
「そうだな。今は言っていても仕方ない。どうする……脱出するか?」
ヴィキ
「うん、行こう」
再び前に立って、
あ、この地図って、どこか壁でみることができるのかな
KP
というか構造は大体分かることになっているし、壁に貼ってあった事にしよう。
ヴィキ
では、一応実験室Bを覗くだけ覗いて
KP
危険そうだ。
多くの人の気配がまだある上、銃声が聞こえる。
ヴィキ
それは危ない
では、出口へ
研究室も覗きたかったなぁ
実験室Bって
そっちに人いっぱいいるんだよねぇ
KP
左側の通路は行くのは相当危険そうだ。
南側の通路には死体しかないので、人はいない。
ヴィキ
資料室は寄っていける?
KP
寄りたければ寄れる。
場所的には倉庫も可能だ。
結城 晃
「随分と容赦ないな、皆殺しにする気か」
ヴィキ
「そうみたい……。正面からの突入で、制圧するなんて」
KP
事務資料室は扉が開けっぱなしだ。
ヴィキ
「あっくん、ちょっとだけ寄り道、いい?」
結城 晃
「分かった、何か手がかりは欲しいな」
ヴィキ
「うん。物証が無いと……」
というわけで、手近な倉庫の方から
KP
倉庫の扉は鍵がかかっていない。
扉を開けるとそこには、見慣れた貴方方の荷物が放置されている。
ヴィキ
警報の赤い回転灯の光が瞬く中、右上にタイマーカウントダウンが表示された画面で、ローポリゴンのヴィキが壁に向かってゴリゴリしてそう(バイオ感
KP
しかし財布や携帯等は全て押収されてしまっているのか見当たらない。
ヴィキ
倉庫にはそれ以外には特になし?
KP
目立ったものはない。
ヴィキ
では、資料室へ
一応、クリアリングしながら
KP
資料室の扉の近くには、死体が転がっている。
どうやら先ほどの男が扉を開けて中の人間を殺害していったらしい。
モニタールームのようだが全て電源が落ちている。
資料棚に整然とファイルが並べられている。
ヴィキ
「あいつの目的……何なんだろう」
資料棚をチェック
結城 晃
「さっきの『救い主』か?」
ヴィキ
「うん」
KP
〈図書館〉〈目星〉
結城 晃
「何かを奪うのが目的なのか、いや、俺たちを助けてくれるようだったし……」
ヴィキ
「敵対勢力なのか……少なくとも、私たちとは違う所属なのは確かね」
CCB<=85 目星 (1D100<=85) > 63 > 成功
結城 晃
CCB<=85 〈図書館〉 (1D100<=85) > 74 > 成功
KP
棚を手早く探ると、あるファイルで突然見覚えのある写真が見えた。
あなたと、結城の写真だ。
顔写真付きのプロフィールと個人情報が数名分ファイリングされている。
ヴィキ
プロフィールになんて書いてあるんだろう
これでVOIDって書いてあったら、間抜けすぎんか?
KP
大丈夫、VOIDも殺害できるウイルスしこんどいたから。
ヴィキ
まぁVOIDでもエネルギー吸えてるみたいだし問題ないのか
KP
古い順に見知らぬ人が数名、それからさきほどモニターで見た男女、最新の日付として自分たちの資料がある。
ヴィキ
「……
随分と計画的な犯行だったみたい」
KP
プロフィールの下部には「蟹を食べた」「排泄をした」「関係はおおむね良好」などと記録されている。
写真に映っている顔は、いずれもうつろな目をしている。
ヴィキ
ああ、蟹食べたのは前の人か
KP
そして、貴方方のページの前の者達のコメント欄にメモが書いてある。
ヴィキ
どういう結果になったんだろう
KP
前のふたりは、『二日目に不破となり腕輪に衝撃を与えたため終了』と書かれている。
過去数例における牢獄めいた環境下での軟禁は媒体に莫大なストレスを与え、結果的に実験失敗に繋がりやすい。
そのため今回の媒体は丁重に取り扱い、御子の成長まで延命に努められるよう担当員は最大限の工夫をすること。
ヴィキ
「その工夫の結果があれか……」
結城 晃
「頭おかしいな」
ヴィキ
「ていうか、御子って何」
結城 晃
「ああ、それらしいの見つけた」
KP
◇御子の育成について
というラベルがついた資料を持っている。
◇御子の育成について
主との契約ののち、通常は人間1名に寄生させ数ヶ月をかけて孵化を待つが
今回の実験では人間2名を媒体とすることで加速的な生育を試みる。
御子は孵化と同時に媒体を食い破り、成体となるまで当該2名を苗床とする。
・今回の実験では敬虔な研究所の貢献によって開発された手枷を試用。
媒体の拘束に加え、御子の生育状態を検知し、孵化までのカウントダウンタイマーが実装されている。内蔵された毒針により、媒体の逃走抑制も見込まれている。
・加えて媒体の手は「皮膚の制御」を施し、御子の保護を強固なものとする。
・VOIDの高エネルギーを加速に利用できないだろうか?
とも書かれている。
KP
→自分たちの巻き込まれたおぞましい現状の一端を把握してしまう。《SANチェック成功時減少 1失敗時減少 1D3
結城 晃
CCB<=60 《SANチェック》 (1D100<=60) > 62 > 失敗
1d3 (1D3) > 1
[ 結城 晃 ] SAN : 60 → 59
ヴィキ
CCB<=94 《SANチェック》 (1D100<=94) > 77 > 成功
[ ヴィキ ] SAN : 94 → 93

ヴィキ
「何かの生物兵器……?」
結城 晃
「御子、というのが何のことかはよく分からないが、食い破るだの、苗床だの……」
ヴィキ
「……呆れた。
本当に碌でもないことばかり考える連中っているのね」
吐き捨て、それらの資料を倉庫で見つけてきたIKEAの袋に入れて背負おう
KP
爆発音がした。
火災報知器がけたたましく鳴り響く。
ヴィキ
「!
あっくん、急ごう」
結城 晃
「ああ!」
ヴィキ
一応廊下をクリアリングしてから、出口へと向かう
KP
出口の方には誰もいない。背後から黒い煙が迫ってくる。
人間には痛みをもたらすものだろうか。結城は身をかがめ咳き込んでいる。
ヴィキ
その様子を見て、彼の体の下に身を潜り込ませ
「よいしょっ」
短い声と共に背負いあげて走る
結城 晃
「うわっ」
ヴィキ
「目を閉じて、息を止めてて」
KP
結城は言われるままに防御姿勢を取る。
貴方が扉を出た、その瞬間……
背後で熱が膨れ上がった。
建造物内の空気が一気に押し出され、熱風となって襲いかかる。
ヴィキ
走る勢いのまま、低く跳躍し彼の体に覆い被さるようにして地に伏せた
KP
VOIDの体をも揺るがす衝撃。
熱と飛び散る無数の破片。
並の人間ならば大怪我を負いそうな爆発の余波。
ヴィキ
右肘と右肩の関節部のロックを外し、人間ではあり得ない角度まで曲げることで可動域を確保
彼の体に全身で覆い被さって、保護する
KP
いつもの体ならば完璧に守る事が、あるいはできたかもしれない。
貴方の今の体は、完全には貴方の言う事を聞かない。
頭部のアンテナが折れ飛び、その周囲の髪が、焼け焦げる。
ヴィキ
またアンテナ壊れた
KP
貴方の下で、結城がせめてもと腕輪をもう片方の手で包み込んで衝撃を抑えようとしていた。
……そんな大惨事の中……
本日はここまで!
ヴィキ
お疲れ様でした!
KP
おつかれさまー
おかしいまたアンテナ壊れた。
ヴィキ
もうアンテナ無しのバージョンの立ち絵作っといた方がいいかもしれない
KP
倉庫で財布と携帯が奪われていた時点で察して欲しい。
そう言った手段は失われてしまうものなのだと……!


CoC『VOID』24

CoC
VOID 17日目 close
「30分で、面白い……とすると、やはりライトでパンチのある……となるとGガンダム……いやいや、ガンダムを勘違いされてしまうかもしれないので、もう少しソフトな……」

CoC『VOID』23(秘匿オープン版)

CoC
VOID 17日目 open
「俺が簡単に割り切ってると思ったら間違いだ!」
「……なん、だ。ちゃんと、怒れるんじゃ……ないですか……」



本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

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