KP
ミッションの途中、2ターン目からですね
比嘉 朝美
そうそう、こわいこわい
KP
まずは操縦判定ですね
浮雲 湊
ハァハァしながら2ターン目!
戸田 俊宇
技術的には助けられても、精神的には救えない!

浮雲 湊
CCB<=80〈運転〉賢者タイム!  (1D100<=80) > 79 > 成功
[ HADAL-1ちゃん ] バッテリー: 9 → 8
浮雲 湊
あっぶ
戸田 俊宇
まだ余波が
比嘉 朝美
衝撃の余波が
KP
暗闇の中を、ライトの円が躍る
足もとのパイプの下、海底の柔らかな泥と闇に埋もれるように、亡者たちがひしめき見上げてくる
KP
全員【アイデア】判定を
浮雲 湊
CCB<=65【アイデア】 (1D100<=65) > 78 > 失敗
比嘉 朝美
CCB<=70【アイデア】 (1D100<=70) > 93 > 失敗
戸田 俊宇
CCB<=55【アイデア】 (1D100<=55) > 66 > 失敗
比嘉 朝美
えぇー
浮雲 湊
ぷーくすくす
KP
ぷー
戸田 俊宇
それどころじゃねーんだよぉ
浮雲 湊
なんだ亡者か
KP
では、全員彼らが襲って来ないことに違和感を覚える
HADAL-1のライトは強力だが指向性が強く、背面や側面は無防備であるにも関わらず、何故襲って来ないのか
戸田 俊宇
「…………?」
浮雲 湊
「なんだかわからないけど助かった……いまのうちに!」
比嘉 朝美
「どうしたの?」
KP
彼らは獲物が落ちてくるのを待っているようにも、何かに接近を躊躇させられているようにも感じられる
やがて、浮雲のHUD越しの視界に、巨大な柱が見えて来た
コフディースを基底部に固定する支柱、その一本だ
浮雲 湊
「あれか……!」
KP
見上げると、その上部に傾いた巨大な球状の施設の底面が見える
比嘉 朝美
「見えた……! あれね!」
戸田 俊宇
「何か見える!?」
モニタでも見ているが、情報が増えはしないかと問いかける。
KP
連結ボルトは、今浮雲が立っているフレームの先に接続されているはずだ
KP
では、〈機械修理〉で判定を誰でもOK
戸田 俊宇
応援します。(初期値)
比嘉 朝美
では判定します。
比嘉 朝美
CCB<=80〈機械修理〉 (1D100<=80) > 42 > 成功
KP
モニターに映るHADAL-1からの映像
その中に見える支柱の基部
ぐるりとその周囲を囲むように装着されたリング状の設備がある
そのリングに沿って、薄い板状のものが同様にぐるりと配されている
それが連結ボルトの固定部品そのものであることがわかる
比嘉 朝美
外れてないのはどれ? 原因は? モニタの画面に目を凝らす。
KP
ここからは見えない
浮雲に外周に沿って移動してもらう必要があるだろう
比嘉 朝美
「浮雲さん、あれ! 支柱の周囲についたリング状の設備、見える?」
KP
浮雲からもそれが視認できる
浮雲 湊
「リング、はい、みえます!」
比嘉 朝美
「その周りに薄い板がついてるの、見える?
その板が連結ボルトの固定部品よ。
そのどこかに、外れてない所があるはず」
戸田 俊宇
「こっちからじゃ正確な位置は分からない、目視で確認して!」
浮雲 湊
「えっと……ちょっと、探してみます」
戸田 俊宇
このスーツの作りが呪術的に魔除けになってた……とか?
比嘉 朝美
「もっとやばいのが居るから近づいてこない」が一番ありそうでこわいところ
戸田 俊宇
そうなんだよねー
そっちの方がありそうでコワァイ
KP
ここまでのフレームと異なり、支柱の周囲に足場は無い
しかしHADAL-1にはフローターとバラストタンクの調整によって、海中を三次元的に移動、またはホバリングすることが可能だ
ただし、それらの微調整が必要となる
KP
浮雲は〈操縦〉判定-20%
浮雲 湊
CCB<=80-20 運転(-20%) (1D100<=60) > 72 > 失敗
浮雲 湊
残念
比嘉 朝美
こちらからHADAL-1のフローター、ウェイトの状況は見えるだろうか?
指示して補助できない?
KP
そうだなー、どちらかというと〈コンピューター〉かな
援護する場合は〈コンピューター〉の半分でどうぞ
戸田 俊宇
やるぞ!
戸田 俊宇
CCB<=86/2〈コンピューター〉 (1D100<=43) > 13 > 成功
KP
やるやん
比嘉 朝美
やるぅ
戸田 俊宇
やるときはやるのだ
浮雲 湊
ないすぅ

KP
フローターを操作する
しかし浮き上がりすぎる
バラストの調整
今度は大きく沈み込む
戸田 俊宇
「こっちで計算するから、正確な操作に集中して」
浮雲 湊
「ああっ、そうじゃない……は、はい」
KP
戸田の手元のコンソール、HADAL-1の遠隔操作のパネルが存在する
しかしテストモデルのために、機能は限定されており、電子制御の一部を操作することのみだ
フローターとバラストの操作は、コツとセンスが必要だが支援は可能だろう
まるで古い時代のビデオゲームのような劣悪な操作性だが、戸田はやり遂げた
戸田 俊宇
「無事終わったら改善要求出してやるー!
いや、もうそんなのも必要ないか!」
比嘉 朝美
「そうね、運営体制から何から、まとめて改善要求出してやらなきゃ。
物理でね!」
戸田 俊宇
ちら、とその太い腕を見て笑う。
比嘉 朝美
少し遅れて視線に気づき、笑い返す。
KP
あ、言い忘れましたがこれ3ターン目ですね
[ HADAL-1ちゃん ] バッテリー: 8 → 7
浮雲 湊
おっと
浮雲 湊
目を凝らして異常を探す
KP
HADAL-1の視界の中、支柱の側面が横に滑って行く
やがて、その視界に問題の箇所が現れた
浮雲 湊
「……ここかっ!」
KP
ぐるり取り巻く連結ボルトの固定具、その内の数枚が、わずかに外周へ向かってはじき出されていたが、計算外の圧力のためか、経年によるものか、リリースされずにあるようだ
KP
ここまでが3ターン目

KP
4ターン目
[ HADAL-1ちゃん ] バッテリー: 7 → 6
KP
この固定具を物理的に抜き取ることで、連鎖的にボルトがリリースされ、固定を解除することができそうだ
浮雲 湊
「比嘉さん、このボルトを外せばいいんですよね?」
KP
さて、ここで比嘉は〈機械修理〉
比嘉 朝美
CCB<=80〈機械修理〉 (1D100<=80) > 48 > 成功
KP
そこまでは推理できた
だが、固定具は正しければ、内部タンクに仕込まれた圧縮空気ではじき出す仕組みである
誤った対応をすれば、その爆発的な勢い、あるいははじき出された固定具で浮雲に危険が及ぶ恐れがある
何より、それらが連続して一瞬でリリースされる代物なのだ
比嘉 朝美
ぞくりと背筋が震えた── 浮雲さんは今、瀬戸際にいる。
少しでも間違えたら、弾き出された板の勢いで吹っ飛んで。いや、
ぶった斬られて、おしまい。
比嘉 朝美
その直後に気づく。
ああ、なんだ。そんなの、今まで。
ずっと、そうじゃない。
浮雲 湊
「いや、この際焼ききった方が早いか…」
比嘉 朝美
「そう。ただ、慎重に行かなきゃ」
戸田 俊宇
「できそう?」
KP
焼き切る
バーナーによる高熱が、圧縮空気に触れたらどうなるか
比嘉はその事態にも思い当たるだろう
比嘉 朝美
「それは圧縮空気でリリースする仕組みなの。
板が一気に吹き飛ぶから、外す位置と、それから位置取りに気をつけないと危ないわ。
バーナーは駄目。圧縮空気が膨張して、浮雲さんごと一気に吹っ飛ぶ」
浮雲 湊
「えっ……じゃあ、掴んでひねるしかないってことか」
戸田 俊宇
「角度、気をつけないと」
浮雲 湊
ちゃんと計算されてる。角度とか
KP
戸田はその言葉に閃く
急ごしらえではあるが、他の作業で使用したシミュレーターのパラメーター、計算式を借りることで、最適な作業工程を導き出すことができないだろうか?
試みるならば〈コンピューター〉-30%で判定
戸田 俊宇
「ちょっと待って!」
比嘉 朝美
「戸田さん、残ってるボルトの位置関係をプロットできる?
現在位置と元々の圧力から、今かかってる圧力と向きを計算」
戸田 俊宇
CCB<=86-30〈コンピューター〉 (1D100<=56) > 34 > 成功
浮雲 湊
天才
比嘉 朝美
天才!
戸田 俊宇
今までこれ系統では働いてなかったからね!
やっと本領発揮だぜ!
戸田 俊宇
「やってみる」
比嘉 朝美
「お願い。手をかけられそうな場所はこっちで目星をつける。
こういうのを抉るのは慣れてんの、ここ〈コフディース〉の配線ったらポンコツだったから」
戸田 俊宇
「順番伝えるから、間違えないで」
KP
急ごしらえの計算処理
よその部署へと伝えるため、いつもは最終的にビジュアル化した3Dモデルで出力するはずのデータが、文字のまま戸田が操る端末のモニター上を流れて行く
比嘉には理解ができなくとも、戸田の脳髄はその英数字の流れだけで、立体的に理解ができる
最初に抜くべき固定具と、その角度までが正確に把握できるだろう
特殊技能
比嘉 朝美
ワーカッコイイ! >数字のまま出力されるシミュレーションから脳内プロットできる
KP
マトリックスのオペレーター的な!
戸田 俊宇
マシン語そのまま読めちゃうプログラマーとかいるよな……
比嘉 朝美
いますねぇ……
オシロやアナライザーとお話できる人とか
戸田 俊宇
わ、私もMMLなら!
KP
生成AIのpromptなら!
比嘉 朝美
MML!
つよい、そして、懐かしい
promptとお話しできるのもつよい

戸田 俊宇
「つまり、これを……」
視覚的に相手に的確に伝えるほうが余程大変だ。
自分も間違えないよう、ひとつひとつゆっくりと伝える。
KP
それは浮雲にも伝わるだろう
後は、それを正確にトレースできるかどうか
しかも、HADAL-1にそれをさせるのは実際の自身の手足だ
浮雲 湊
「……1つめは、これか」
KP
除去すべきボルトは計3枚
〈操縦〉判定を3回行うこと
浮雲 湊
CCB<=80〈運転〉ボルト1 (1D100<=80) > 6 > スペシャル
CCB<=80〈運転〉ボルト2 (1D100<=80) > 70 > 成功
CCB<=80〈運転〉ボルト3 (1D100<=80) > 93 > 失敗
浮雲 湊
ああん
戸田 俊宇
おしい
KP
ああっと
戸田 俊宇
まあ二回判定する時点で64%まで落ちるから仕方ない。
三回目まで成功させようと思うと50%程度まで落ちるのだ。
KP
では、浮雲は【幸運】判定を1回
浮雲 湊
CCB<=40【幸運】 (1D100<=40) > 65 > 失敗
浮雲 湊
はい
比嘉 朝美
ああっ
KP
固定具を一本、二本と抜いてゆく
浮雲 湊
「……よし、これで最後だ」
KP
それらは硬く締まっていながらも、HADAL-1のパワーアシストを受けた腕力で、静かに抜け落ちていった
戸田の計算通り、即座に連鎖脱落が起きることはなく、固定具が深海の暗闇へと落ちて消えて行く
しかし、最後の三枚目
戸田 俊宇
「いいぞ、そのまま」
KP
最後の最後
それを抜き取れば、全てが終わると言う安堵からか、それとも過度の緊張による震えか、果たしてその両方か

HADAL-1の腕、その先に付いたカニばさみ状の簡略化された手指にかかる圧力値と力を加える方向
それらを監視する戸田のモニターの中で、あらかじめ計算をしていた安全圏から逸脱しつつあったことに、しかし戸田自身も浮雲が作業する姿を息を呑み見守っていたためにか、視界から外れていた

気付いたのは、その端末から上がる警告音のためだった
戸田 俊宇
「っ!?
まず」
KP
反射的にモニターを見やる戸田の視界の中で、表示は赤く染まり
まずい、と言い切る前に
どん、という音が、比嘉らの眼前のコンソールから響いた
それは、浮雲自身がHADAL-1の内部で聞いた音に他ならない
浮雲 湊
「なn」
比嘉 朝美
「浮雲さん!」
上げてしまった。悲鳴。悲鳴なんて上げても邪魔になるだけなのに。
そう思うよりも前に、身体が悲鳴を上げてしまった。
KP
浮雲は、突然の猛烈な衝撃に、全身を揺さぶられた
前後左右、あらゆる方向から襲う衝撃に、もみくちゃにされ、意識が一瞬途絶えかける
浮雲 湊
何を間違えたのか、いや、仮に間違えたとして、ボルトは外れたのか
戸田 俊宇
もはやこちらからではどうすることもできない!
ただスーツに破損がないことを祈るだけだ。
浮雲 湊
うぐぐ、と声にならない呻きを
KP
HADAL-1のカメラの映像の中、猛烈に立ち込める海泥と気泡
浮雲の唸る声
KP
そして短すぎるBGM
戸田 俊宇
ジングルってやつだな
比嘉 朝美
大変な状況なのに、短すぎるBGM に吹いちゃった
system
[ HADAL-1ちゃん ] バッテリー: 6 → 5
比嘉 朝美
すぐにモニターに目を走らせる。衝突したんだ。状況は?
HADAL-1の、気密は?
KP
唐突な事故により、酸素量が減少します
浮雲は4d6を
浮雲 湊
4d6 さんそ (4D6) > 13[4,4,2,3] > 13
[ HADAL-1ちゃん ] 酸素残量: 86 → 73
比嘉 朝美
これは失敗回数分だけ減ってたやつか 1回だけでグッジョブ

KP
HADAL-1の気密に異常なし
しかし、荒くなった浮雲の呼吸音が聞こえるだろう
浮雲自身も、自身の胴部にかかる強い圧力に気付く
浮雲 湊
「ふぅ、うっ、い、いきてる……」
戸田 俊宇
「気密異常はなし……」
ほっと息をついて、他のパラメーターに目を走らせる。
KP
HADAL-1の視界、つまりは浮雲の視界がクリアになる
比嘉 朝美
「よかった……、気密は、無事よ」
戸田がパラメーターを確認している間に、視界の中を確認する。
浮雲 湊
「ど、どれくらい飛ばされたんだ、ここは」視界を覗き込む
KP
そこには、先ほどまで目の前に聳え立っていたはずの支柱が、逆に前方へとまっすぐに伸びていることがわかる
浮雲 湊
「倒れてる、か……」
KP
戸田が確認するデータは、HADAL-1に強い圧力が掛かっていることを示している
それらが意味するところは、つまり
考えたくはないことだが、つまり
戸田 俊宇
挟まってる?
比嘉 朝美
視界の中に目を凝らす。ボルトは、どうなった?
KP
HADAL-1が、倒れた支柱の下敷きとなっている事実
支柱が転倒していることから、全ての連結ボルトが脱落し、フリーとなったことがわかるだろう
比嘉 朝美
そんな。まずいことに気がつく。
ボルトが全部外せていて── 浮雲さんが、下敷きになっている。
このまま、だと。
戸田 俊宇
「体を動かして、移動できない?」
浮雲 湊
「えっと……」這おうとしてみる
戸田 俊宇
「何でもいい、早く!」
KP
HADAL-1の四肢を動かしてみる
しかし、この深海の浮力の中にあっても、巨大施設を支えて来た支柱はなお大きく重い
力づくでの脱出は───無理、だろう
浮雲 湊
「……動けません」
比嘉 朝美
そんな、叫びそうになった。
腹の奥に力を込めて堪える。
今度こそ、そんな叫びに意味はない。
戸田 俊宇
「そんなことあるか!
日本人お得意の努力根性でいけるだろ!」
KP
あとは、比嘉らが詰めている、自分が出て来たドックから脱出し、注水をすればコフディースは一気に浮上し、皆助かるだろう
ただし、あなたを除いて
浮雲 湊
「ボルトは、リリースされたんですか?」
戸田 俊宇
「劣悪な環境でも動けるんだろあんたら!」
比嘉 朝美
「ええ……、全部リリースされてる。
やったのよ。うまく、いった」
その声は、硬く、沈む。
浮雲 湊
「……よかった、どうにか、間に合いましたね」
戸田 俊宇
「そうだ、だからあとは浮雲さんだけだよ!」
何かできそうなことはないだろうか?
動かせそうな設備は?
比嘉 朝美
「ああもう、何かないの」
モニターに目を走らせる。記憶を総動員する。機材とか、非常用の設備とか、最悪どこか切り離すとか!
浮雲 湊
「さすがにこの大きさじゃ焼き切るのも無理ですね」
戸田 俊宇
「何でもいい、何かないのか!」
KP
ふと
浮雲の視界の中で、何かが蠢いた
それは、黒い闇のような
亡者の群
破損したHADAL-1のライトの弱い光量の中、彼らがやって来る
浮雲 湊
「……まいったな。
比嘉さん、戸田さん」
比嘉 朝美
「浮雲さん? 何か、見つかった?」
浮雲 湊
「奴らが動き始めています……行ってください」
比嘉 朝美
「行けるわけ……、ないでしょ。待って、ちょっと待ってよ、何か、何かないの」
KP
そして、その一部は支柱へととりつき、よじ登るように
カンダタの蜘蛛の糸めいて、球状の施設を目指し始める
浮雲 湊
「おい、そっちにいくな!」バーナーを起動して気を引けないか
戸田 俊宇
ん? やっぱり襲ってこないのHADAL-1のせいだった?
KP
皆さんは、【幸運】判定を
浮雲 湊
CCB<=40【幸運】 (1D100<=40) > 35 > 成功
比嘉 朝美
CCB<=75【幸運】 (1D100<=75) > 100 > 致命的失敗
浮雲 湊
やるやん
比嘉 朝美
oh
浮雲 湊
ここにきてw
KP
戸田 俊宇
CCB<=55【幸運】 (1D100<=55) > 84 > 失敗
比嘉 朝美
浮雲さんは成功したというのに
戸田 俊宇
ウボァー
KP
ひとまず、判定結果了解しました
比嘉 朝美
怖ぇ!
これ登る死霊ズの重量で支柱が転倒してHADALちゃん出られたりせんかな
浮雲 湊
かくなる上はハダル神拳を
KP
残念ながらこのHADAL-1にはサイコフレーム乗ってないのでぇ

比嘉 朝美
「何かないの!」
室内の物をひっくり返す。記憶を総動員する。何か、何か、何か!
KP
比嘉が何かを探せば探すほどに
その何かは決してここには無いのだ、ということがわかるだろう

浮雲がHADAL-1のバーナーを点火すると
激しく噴き上がる光と、気泡の柱
しかし、機能異常のHADAL-1のバーナートーチはすぐに機能を停止してしまう
むしろ、それによって、果たして浮雲の望んだとおりに亡者たちのいくらかが浮雲へと向かって来た
浮雲 湊
「比嘉さん、戸田さん! 早く!」
比嘉 朝美
「待って、待ってよ。今探してるの、何かないか……!」
上げた声は既に悲鳴だった。
分かってる。あんな巨大な支柱をどうにかできる方法、なんて。
浮雲 湊
「ここに来てやっと納得の行く仕事ができたんです!
台無しになんてしないでください!」
戸田 俊宇
浮上操作を行う。
KP
全員は、再び【アイデア】
戸田 俊宇
比嘉 朝美
CCB<=70【アイデア】 (1D100<=70) > 38 > 成功
浮雲 湊
CCB<=65【アイデア】 (1D100<=65) > 37 > 成功
戸田 俊宇
CCB<=55【アイデア】 (1D100<=55) > 42 > 成功
浮雲 湊
えらい
KP
では、全員は今度こそ気付いた
なぜ、亡者たちがこれまでコフディースへと向かわずにいたか
それは、変貌した甘粕らを含む闇の神官たちが、竜崎忍らが囁いた闇の祭祀で、太陽神ケツァルコアトルに、作業員らを生け贄として捧げて来たからだ
しかし、今それを捧げる神官らの儀式は、彼女らを殺すことで
あるいは、身を守るためにCCRへと立てこもることで中断された

闇の太陽の加護を失ったコフディースは、亡者らの侵入を容易く赦すだろう


はやく
はやく浮上して太陽の下へと脱出しなければ
結局のところ、そこにあるのは全滅だ



戸田 俊宇
気付いたのそっちかーーーーい
浮雲 湊
www
比嘉 朝美
そっちだったーーーー
KP
うふふふ
3.打つ手はない。現実は非情である
比嘉 朝美
スーン
戸田さんがやってくれるらしいので遠慮なくゴネよう
戸田 俊宇
操作したら何か起きるかなと思ったけど非情だった。
比嘉 朝美
非情だったかぁ

KP
亡者たちは上る
太くか細い糸を
浮雲 湊
「伝える人がいなきゃ駄目なんです! はやく!」
比嘉 朝美
「いや、嫌よ、まだきっと何か、何かとれる手が、
いま、考えてるんだから……」
戸田 俊宇
「…………」
今度こそ浮上操作を行おう。
KP
ドック注水
KP
その音と衝撃は、比嘉にも伝わるだろう
比嘉 朝美
「戸田さん……?
なんで、どうして」
戸田 俊宇
「……浮雲さん。
私たちは生きるよ」
浮雲 湊
「……はいっ!」
比嘉 朝美
「……」
戸田 俊宇
「ここで全員倒れたらさ……無駄になっちゃうんだよ、全部」
比嘉 朝美
「浮雲さん……、」
比嘉 朝美
「ありがとう。

ぜったい、伝える、から。
あんな奴ら、物理でぶん殴ってやるから。
絶対、絶対に。

死んでも、殴ってやるから!」
戸田 俊宇
「……ありがとう」
KP
続く注水によって、浮力バランスを得始めたコフディースが、軋み音を立てて揺れる
わずかずつだが、浮上が始まりつつあるのだ
比嘉 朝美
ぺたん、と床にへたり込む。
KP
座り込んでいる暇はない
いち早く、このことをCCRの鮫島らに伝えなければ
戸田 俊宇
そうだった。
比嘉 朝美
「そうだ……、伝えなきゃ……」
ふらつきながら立ち上がる。
戸田 俊宇
うむむ。HP守って貰ったのに返せなかった。
浮雲 湊
「うっ、よし、動き出したな……」胸の上にも振動を感じる
「……ありがとうございました。お元気で」
戸田 俊宇
「また今度麻雀しましょう」
KP
浮雲の視界の中、球状の底面がわずかずつ、しかし確実に遠ざかって行く
浮雲 湊
大きく深呼吸する
比嘉 朝美
「そうね、今度はさ、二度目だからもうちょっと。
うまく、」
KP
そして、それを遮るように割り込む黒い、しかし人の形をした者たちが、まるで浮雲の顔を覗き込むようにして──
戸田 俊宇
「……浮雲さん……」
比嘉 朝美
「……結局……、最後まで、世話になっちゃったわね」
戸田 俊宇
伝えるって放送設備でかな
KP
伝えるには直接ゆかな(電源ほぼ全ロス)
戸田 俊宇
はーい。
戸田 俊宇
では比嘉さんに行こうと伝えて
比嘉 朝美
投光器を持ってCCRに向かう。
「ええ。行かなきゃ。伝えなきゃ……」
浮雲 湊
「……ごめんな、でも、俺は仲間になる気はないんだ」

浮雲 湊
強制的に気密を破って即死できます? >KP
KP
それはちょっとお待ちください>自決
浮雲 湊
はーい
KP
といった中、よきところで本日は閉めて参ります
戸田 俊宇
ロストかー。では海底を通りすがった知り合いをPCとして
浮雲 湊
通りすがりのディープワン
戸田 俊宇
つよい
比嘉 朝美
つえぇ

KP
では本日はここまで!
比嘉 朝美
ありがとうございました!
 ・戸田さん辛い役を引き受けて下さってありがとう
 ・全員生還ならずかぁ
 ・浮雲さん、あんた強烈に主人公だよ かっこいいよ
戸田 俊宇
ありがとうございましたー!
浮雲 湊
お疲れ様でした!
KP
恐らく次回は最終回!
浮雲さんも、まだ終わってないからちゃんと出席してね!
浮雲 湊
着底してます!
KP
ほんまや、着底してた
戸田 俊宇
むしろ立って
比嘉 朝美
次回は最終回!
比嘉が生還できてもリバウンドできなそう
KP
ストレスですっかりスリム美女になった比嘉さんが!
比嘉 朝美
ゲッソリ!
浮雲 湊
修羅場ダイエット上級編
比嘉 朝美
物理的に脂肪ごとお肉も持っていかれたしね

コメント By.戸田 俊宇
最後の希望を求め手を伸ばす。

プレイ日:2025年11月8日

作者名: 原作 ノクト・小池 シナリオ にしかぜKP

配布・販売サイト: 6000 ―ロクセン― (同名漫画作品原作)

送信中です

×

※コメントは最大500文字、5回まで送信できます

送信中です送信しました!

TRPGリプレイ【置】CoC『しんでなんかないよ』 牧志&佐倉 1

何だかちょっと、死を受け入れるまでの古い儀式のようにも思えた。

TRPGリプレイ CoC『インモラル・イミテーション』佐倉(子)&牧志 1

「不安ではあるけど……なんか、こう……」
「こう?」
「ワクワクしない?」

TRPGリプレイ CoC『VOID』30(秘匿オープン版)

CoC
VOID 23日目 open
「私が、あなたの命令を受け付けないのは―――それは、私の心が、自由だからよ」



本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」



送信中です

×

※コメントは最大500文字、5回まで送信できます

送信中です送信しました!