『ガシャン!』
のネタバレがあります。
新版『ガシャン!』は、アプリ版掲載シナリオです。
観虎 淳
探索者1
宮口絹江の彼氏。彼女から弟の捜索を頼まれる。
鳩羽 航
探索者2
宮口良平の友人。貸した金を返して欲しいので行方を捜している。
朝霞 美寿々
探索者3
交霊会で心を病んだ友人がおとずれていたというかまどホテルで、怪奇現象に遭遇したい。
朝霞 美寿々
よろしくおねがいしまーす
鳩羽 航
よろしくお願いします！
観虎 淳
よろしくお願いします！
KP
なるべく！ ルールブックにそってやるつもりなんだけど、うっかり6版の癖が出たら突っ込んで下さい。
観虎 淳
はーい！
登場人物のひとり、KPの知り合いにそういう名前の人物がいてなんか複雑な気分になっちゃうので、名前を少し変えさせていただいています。
新クトゥルフ神話TRPGシナリオ
「ガシャン！」
著：内山靖二郎（アーカム・メンバーズ）
KP
ではまず皆様軽ーく自己紹介を。
キャラクターの自己紹介だけで大丈夫ですよ。
キャラクターの自己紹介だけで大丈夫ですよ。
観虎 淳
「観虎 淳です、よろしく。
母は美術商として業界の皆さんにお世話になってますが、俺はまだまだ見習いみたいなものですね。
今日は絹江さんが困ってるって聞いて、ここに来ました」
短い髪を撫でつけ、挨拶する。
母は美術商として業界の皆さんにお世話になってますが、俺はまだまだ見習いみたいなものですね。
今日は絹江さんが困ってるって聞いて、ここに来ました」
短い髪を撫でつけ、挨拶する。
朝霞 美寿々
絹江さんむっちりしてるな
観虎 淳
あら儚げでいてボリューム感のある美人さん
これは是非だらしない関係になりたい
これは是非だらしない関係になりたい
配布されているセッション用素材を使用しました。
朝霞 美寿々
「ハイ、どーも！ みすずチャンネルのみすずっす！ いつも御覧いただいてありがとうございます！ このチャンネルでは、巷で話題の心霊スポット、いわくつきスポットに突撃して、そこで起こる全てを記録して、皆さんにお届けしていくっすよー！ グッドボタン、チャンネル登録よろしくお願いします！
今回は、私の知人が大変怖い目にあった、というダイレクト情報をもとに、某県某所のかまどホテルに凸するっす！ チャンネルはそのままー！」
今回は、私の知人が大変怖い目にあった、というダイレクト情報をもとに、某県某所のかまどホテルに凸するっす！ チャンネルはそのままー！」
鳩羽 航
「俺、鳩羽 航っていーます。
一応、私立探偵ってやつ……つっても大学出たばっかで俺も見習いみたいなもんかな。
良平のヤツに金貸してるんだけど、あいつ全然連絡ないから悪いけどお姉さんとこにいくとこ。
仕事でもないのに人探しってね……」
一応、私立探偵ってやつ……つっても大学出たばっかで俺も見習いみたいなもんかな。
良平のヤツに金貸してるんだけど、あいつ全然連絡ないから悪いけどお姉さんとこにいくとこ。
仕事でもないのに人探しってね……」
観虎 淳
みすずさんの押しの強さに航くんがタジッとしてるように見えて楽しい
朝霞 美寿々
わらってわらってー
KP
ありがとうございます。
ではそれぞれの導入です。
ではそれぞれの導入です。
KP
観虎さん。
観虎 淳
はーい
朝霞 美寿々
めるせです
KP
まあ車の種類はあまり気にしないで欲しい……
鳩羽 航
べんつです
背景がベンツの運転席だった。
朝霞 美寿々
誰の車なんだろうなー
みとらさんか
なんたって〈信用〉70だし
みとらさんか
なんたって〈信用〉70だし
宮口 絹江
〈運転〉もお持ちだしね。
観虎 淳
観虎の車っぽい 〈信用〉70だし
朝霞 美寿々
いぇーいリッチメン
新クトゥルフ神話TRPGにおける〈信用〉は、そのキャラクターの地位・名誉・収入などを表します。
鳩羽 航
助手席に高OPPの美女乗せちゃって
朝霞 美寿々
OPPとAPPなら負けないぜ
KP
OPPもといAPP17だよ
朝霞 美寿々
くっ、1負けた
どうでもいいけど、この街の画像左側の車線が少し先で消滅してるの面白いな
どうでもいいけど、この街の画像左側の車線が少し先で消滅してるの面白いな
KP
AIさんのデタラメ日本だからね
KP
あなたは、絹江さんとお付き合いをしている。
彼女は繊細な人で、割と家庭環境が複雑だったらしい、と最近聞いたばかりだ。
彼女は弟とたった二人で暮らしている。
彼女は繊細な人で、割と家庭環境が複雑だったらしい、と最近聞いたばかりだ。
彼女は弟とたった二人で暮らしている。
観虎 淳
彼女の儚げな雰囲気を見ると、いつも放っておけなくなってしまう。
馴れ初めは一体どういうことだっただろうか。
馴れ初めは一体どういうことだっただろうか。
KP
そこは自由なんですよね。
大変そうな彼女が放っておけなかったのかも知れないし、彼女の方が頼ってきたのかも知れない。
大変そうな彼女が放っておけなかったのかも知れないし、彼女の方が頼ってきたのかも知れない。
観虎 淳
なるほど、ではこちらでなんとなく決めても？
KP
ですね。
観虎 淳
今でもすぐ昨日の事のように思い出せる。
あれは確か、雨の降る日だった。ひどく疲れているような彼女の姿が気になって、居合わせたバス停かどこかで話を聞いた。
あれは確か、雨の降る日だった。ひどく疲れているような彼女の姿が気になって、居合わせたバス停かどこかで話を聞いた。
宮口 絹江
彼女は弟のことでとてもとても悩んでいた。
彼女は両親を失い、ずっと弟を一人で育ててきたのだが、弟の良平は彼女の苦労など知らぬ顔だ。
彼女は両親を失い、ずっと弟を一人で育ててきたのだが、弟の良平は彼女の苦労など知らぬ顔だ。
KP
話を聞く限りでは弟の方にも問題がありそうに、あなたには思えたかも知れない。
だが、それ以上に彼女が家族のために一生懸命なのは伝わってきただろう。
そんなどこか陰鬱な話題を辛抱強く聞いてくれたあなたに、絹江はどうも好意を抱いたらしい……。
だが、それ以上に彼女が家族のために一生懸命なのは伝わってきただろう。
そんなどこか陰鬱な話題を辛抱強く聞いてくれたあなたに、絹江はどうも好意を抱いたらしい……。
観虎 淳
話を聞けば思う所はなくはなかったが、あえて弟のことで何か言うことはしなかった。
たったひとりの肉親だ。
そうして何度か話を聞くうち、そう、あれは確か最初に出会った時のように、ひどく雨の降る日だった。
ドカ雨に降られて弱っている自分を彼女は家に上げてくれて、そうして……。
懐かしい。
たったひとりの肉親だ。
そうして何度か話を聞くうち、そう、あれは確か最初に出会った時のように、ひどく雨の降る日だった。
ドカ雨に降られて弱っている自分を彼女は家に上げてくれて、そうして……。
懐かしい。
朝霞 美寿々
ドッキドキやで
KP
なれそめについてまだ発言があるようなら待つ！
観虎 淳
大丈夫です！ 特に発言ありません
雰囲気をいいことにすることして恋人になっちゃったくらいです
雰囲気をいいことにすることして恋人になっちゃったくらいです
朝霞 美寿々
あらあら
KP
彼女は縋り付くようにして……
あなたは、そうして彼女に関わるようになった。
だが、彼女がそんなに大事に思うらしい、弟の良平に会ったことは、まだない。
あなたは、そうして彼女に関わるようになった。
だが、彼女がそんなに大事に思うらしい、弟の良平に会ったことは、まだない。
鳩羽 航
お手が早い
観虎 淳
YES手が早い
爽やかそうでいてその実だらしないのがポイントです
爽やかそうでいてその実だらしないのがポイントです
KP
次、はとばさん。
鳩羽 航
ぽっぽ
KP
あなたには腐れ縁の友人？ がいる。
宮口 良平といい、まだ学生の頃からの付き合いだ。
どうにも昔からすぐに手が出るヤツで、ずる賢くて、要領ばかりがいい。
宮口 良平といい、まだ学生の頃からの付き合いだ。
どうにも昔からすぐに手が出るヤツで、ずる賢くて、要領ばかりがいい。
観虎 淳
すぐ手が出るヤツしかおらんな
朝霞 美寿々
問題児
KP
ちょっとした腕白で済んでいたのは中学の頃まで。
高校に行ってからまともに学校に来なくなり、悪い噂ばかり聞くようになった。
高校に行ってからまともに学校に来なくなり、悪い噂ばかり聞くようになった。
朝霞 美寿々
ヤンクだ
KP
もしかしてあなたも悪さをするヤツ だっただろうか？
鳩羽 航
どっちが最初に頼ったのか忘れたが、なんとなく仲良くなってつるむようになってしまった
KP
なんだかんだいって、友人には優しいヤツだった。昔は。
鳩羽 航
授業を抜け出してタバコを咥えてダベってたのもいい思い出といえるかもしれない
KP
今は……どうだろう。
鳩羽 航
相当まいっていたようだから、なけなしの就職祝いの金を渡してしまった
KP
とにかく最近良平から余裕が消えた。
一度就職祝いの金をあげたのをきっかけに、金の無心をしてくるようになった。
一度就職祝いの金をあげたのをきっかけに、金の無心をしてくるようになった。
観虎 淳
何に手ェ出しちゃったんだろうね良平さん
朝霞 美寿々
おくすりかな
KP
「50万貸してくれよ」としつこく言ってくる良平に、かつての友人の面影はあまりなかった。
朝霞 美寿々
50
鳩羽 航
就職したばかりの俺にそんな金があるはずもなく、つい怒鳴ってしまった
KP
貸してくれないと死ぬ、と言い、彼はすがりついた。
「10万でもいいからさぁ！」
「10万でもいいからさぁ！」
鳩羽 航
「ふざけんな！ バイトでもしてこいよ！」
観虎 淳
手を出してしまったのはお薬かYMDか
KP
あ、これ最初にそれなりの金額貸して取り立てに行くとこから始まるので、いくらでもいいから貸してあげて下さい。
鳩羽 航
はぴ
朝霞 美寿々
たかられちゃう
KP
「頼むよ！ どうしてもすぐ必要なんだ！
すぐ返すからさぁぁ！」
すぐ返すからさぁぁ！」
鳩羽 航
ただ、あまりにも情けないその姿に絆されて、気がつけば財布の中から３枚の一万円札を投げつけていた
KP
そのとき良平がどんな顔をしたか、あなたは覚えていない。
……そして、連絡がつかなくなった。
一週間。今まで2～3日に一度は何かかにかでやりとりがあった。
SNSで見かけることもあった。
それがふつりと途切れたのだ。
……そして、連絡がつかなくなった。
一週間。今まで2～3日に一度は何かかにかでやりとりがあった。
SNSで見かけることもあった。
それがふつりと途切れたのだ。
朝霞 美寿々
ウシジマくんかな
KP
取り立てじゃなくて、流石に心配になった、でもかまいません。
鳩羽 航
いーや取り立てるね
鳩羽 航
「アイツ、このままなかったことにする気じゃねーだろな」心配よりも怒りが先にきて、こっちから出向いてやったのに
KP
彼はどこをほっつき歩いているのか、見当もつかない。
こうなれば頼りは彼の姉である絹江だけだ。
こうなれば頼りは彼の姉である絹江だけだ。
鳩羽 航
「くそっ、どこにもいねー。あいつの家……あー、姉ちゃんいたっけ」
KP
そんなわけであなたはその日、宮口家へ出向いたのである。
KP
朝霞さん。
朝霞 美寿々
はーい
KP
あなたは今病院にいる。
朝霞 美寿々
病院
KP
あなたはオカルトYoutuberのコラボで心霊スポットとして有名な『かまどホテル』に行くはずだった。
だが、ちょっとどうしても外せない用事ができてしまい、コラボ企画から外れてしまったのだ。
だが、ちょっとどうしても外せない用事ができてしまい、コラボ企画から外れてしまったのだ。
朝霞 美寿々
なぬぅ
KP
（怪我をしたなどでもよい）
朝霞 美寿々
なんだろ、他のロケと被ったかな
観虎 淳
あらまあ災難
KP
あなた以外にも4つくらいのチャンネルでのコラボだったため、企画はそのまま行われた。
朝霞 美寿々
くっそー、おいしい企画だったのにな
KP
だがその企画から、参加したチャンネルが軒並み休止になったりようすがおかしくなったりした。
朝霞 美寿々
お？
鳩羽 航
九死に一生
KP
そのうちの一人、一番仲が良く、あなたを企画に誘ってくれたYoutuberは今もここに入院している。
朝霞 美寿々
お怪我？
KP
怪我、らしい。
だが伝聞には良くない噂も混ざる。
だが伝聞には良くない噂も混ざる。
朝霞 美寿々
ほほう
KP
どうも、心を病んでしまった、とかなんとか。
朝霞 美寿々
何が原因とかって聞いてます？
観虎 淳
なんだろチャンネル間で人間関係のトラブルかお手付きでもあったかな
それか粘着でもついたかな
それか粘着でもついたかな
KP
原因は、不明。
だがリスナーの間で噂されることはある。
企画は『かまどホテル』で行われる『交霊会』だったのだが、そこで何かが起きたのだと。
だがリスナーの間で噂されることはある。
企画は『かまどホテル』で行われる『交霊会』だったのだが、そこで何かが起きたのだと。
朝霞 美寿々
ほほう！
KP
なにしろ、撮影から一ヶ月も経つのに企画の動画が今になっても上がっていないのだ。
観虎 淳
UP前だった
KP
それぞれ導入盛り倒してるから、ここに情報があるわけじゃないよ！
とだけ申し上げとこ。
とだけ申し上げとこ。
観虎 淳
お、明言ありがとうございます
明らかに何かヤバそなこと起こったっぽい導入について非オカルト的な理由をこじつけるのは浪漫
明らかに何かヤバそなこと起こったっぽい導入について非オカルト的な理由をこじつけるのは浪漫
KP
あなたはリスナーや知り合いのYoutuberなどのつてを辿り何とかかんとかこの病因を突き止め、面会にこぎ着けた。
名目は『見舞い』である。
名目は『見舞い』である。
朝霞 美寿々
「いや～、大変だったっすねぇ」
（面白い話でも聞けないかな）
どこかそわそわしながら、フルーツ盛り合わせでも持って行きつつ
（面白い話でも聞けないかな）
どこかそわそわしながら、フルーツ盛り合わせでも持って行きつつ
KP
あなたが病室に入ると、変に明るくリアクション芸が売りのYoutuber、裏飯夜幽太朗はぼんやりと会釈をした。
朝霞 美寿々
（あれ？ どこかテンションが）
KP
「……あー、朝霞さん……お見舞いですね……ありがとうございま……」
今にも消えそうなか細い声でゆらゆらと言うその姿に、かつての面影はなかった。
今にも消えそうなか細い声でゆらゆらと言うその姿に、かつての面影はなかった。
朝霞 美寿々
「裏飯さん、大丈夫っすか？」
KP
「リアルじゃ久しぶり、でしたよねぇ、ああ、だいじょぶです。だいじょーぶだいじょーぶだいじょーぶ」
朝霞 美寿々
（だいじょーぶじゃなさそー）
KP
「エンジェル様がそーいってますからだいじょーぶ」
朝霞 美寿々
（だいじょーぶじゃねーなー）
KP
あなたの人間の内心を見抜く目は、彼の精神がひび割れていることを否応なく知るだろう。
鳩羽 航
エンジェル様
観虎 淳
懐
朝霞 美寿々
「なんか、あったんすか？」
KP
「ええ、予定どーりに、みんなでね、『かまどホテル』行って。どうして朝霞さんいなかったんでしたっけねいて欲しかったのにとにかく撮影もちゃんと始めて挨拶してそこまでは良かったんですけど。
急にね、音が。
ガシャンて」
急にね、音が。
ガシャンて」
朝霞 美寿々
「がしゃん」
KP
「ガシャン」
朝霞 美寿々
「ていうか、裏飯さん落ち着いて落ち着いて」
「ガシャン。ガシャン。ガシャン。ガシャン」
朝霞 美寿々
（うわー）
KP
「音がね、聞こえるんですよ音が。
今もガシャンガシャンて……」
今もガシャンガシャンて……」
朝霞 美寿々
「えーと」
KP
「終わるんですよぉ」
朝霞 美寿々
「終わっちゃうんすか」
KP
「ふふふ、ふ、来なくて良かったですね、朝霞さん。ひとりだけ」
朝霞 美寿々
「あは、まぁ、ちょっとあの時は色々あったんでぇ」
KP
それから後は、胡乱な目をして「ガシャン ガシャン」とつぶやき続けていた。
あなたの声はもう届いていないようだ。
あなたの声はもう届いていないようだ。
朝霞 美寿々
（うへー）
鳩羽 航
タイトル回収！
観虎 淳
回収！
KP
何か、は起きたのだ、確実に。
朝霞 美寿々
「つまり、その、モノホンだった、ってことっすかね？」
一応、確認してみるけれど
「えと、そのかまどホテルが」
一応、確認してみるけれど
「えと、そのかまどホテルが」
KP
がしゃん。がしゃん。
呟きながら幽太郎はかくんかくんと頷いた。
呟きながら幽太郎はかくんかくんと頷いた。
朝霞 美寿々
「その時の、動画データとか……いただけそうにないっすね……」
KP
常人ここまでやられたら行かないか！ ってちょっと反省したKPでした。
やりづらかったらごめん。
やりづらかったらごめん。
観虎 淳
not幽助
とはいえ「心を病んで入院した」までは導入にありますしね
それで行く程度には向こう見ずなHO3
とはいえ「心を病んで入院した」までは導入にありますしね
それで行く程度には向こう見ずなHO3
KP
もしかしたら、ネタの可能性も、ある。
割とあなたに対してドッキリ企画などを仕掛けてくるヤツだ。
今回のも録画されている可能性も、ある。
……ある、だろうか？
割とあなたに対してドッキリ企画などを仕掛けてくるヤツだ。
今回のも録画されている可能性も、ある。
……ある、だろうか？
朝霞 美寿々
CC＜＝70〈心理学〉 （1D100＜＝70） ボーナス・ペナルティダイス［0］ ＞ 39 ＞ 39 ＞ レギュラー成功
朝霞 美寿々
見抜く
KP
〈心理学〉ね。では彼の言動はやはり正常ではないことが分かるだろう。
朝霞 美寿々
（まさかね……。流石にネタで入院はできねっしょ）
KP
一応「怪我で」入院しているからね。
逃げ出そうとして転んで折った、らしいが。
逃げ出そうとして転んで折った、らしいが。
朝霞 美寿々
あ、そうなんだ
朝霞 美寿々
「えっと、裏飯さん。あたしが、そのかまどホテル行ってもいいっすかね？」
KP
がしゃん。がしゃん。
呟きながら幽太郎はかくんかくんと頷いた。
呟きながら幽太郎はかくんかくんと頷いた。
朝霞 美寿々
「じゃ、じゃぁ、抜け駆けじゃねってことで……」
どう見ても相手は正常ではない
何かが、あったのだ
「それじゃ、お大事に……」
どう見ても相手は正常ではない
何かが、あったのだ
「それじゃ、お大事に……」
KP
ぱたりと閉じた扉の向こうで声が途切れた。
「おだいじに」
KP
声が返った。
朝霞 美寿々
帰りの廊下を歩きながら
「ふふ……ふふふ……モノホンだ、モノホンだ……」
薄っすらと笑みを浮かべて、興奮気味に呟きながら、自然と急ぎ足になる
「ふふ……ふふふ……モノホンだ、モノホンだ……」
薄っすらと笑みを浮かべて、興奮気味に呟きながら、自然と急ぎ足になる
KP
良かったおかしい人だ！
鳩羽 航
配信者はこうでなくっちゃ！
朝霞 美寿々
本物に会いたくてこのチャンネルやってるんでぇ
朝霞 美寿々
「やべー……こりゃマジで何か撮れるかも……
あ、でも……一人で行くのは……」
彼の様子を思い出して、ちょっと怖くなる
「誰か、一緒に行ける人とか、いねーかな……」
あ、でも……一人で行くのは……」
彼の様子を思い出して、ちょっと怖くなる
「誰か、一緒に行ける人とか、いねーかな……」
つながり
KP
他の二人と繋がりないですかねー（小声）
現場集合でもいい。
現場集合でもいい。
朝霞 美寿々
どうなんだろ、知り合いの可能性
KP
じゃあ保留にしとこう。
観虎 淳
三人ともそれなりに知り合わなさそうでそれなりに知り合ってそうな感じ どこかで知り合っててもおかしくない
朝霞 美寿々
今のところ、バラバラだもんね
KP
知り合い程度ではいた方が、色々スムーズではあるねぇ。
鳩羽 航
観虎さん浮気調査とかどっすか
朝霞 美寿々
えぇｗ
KP
では観虎にカメラを戻します。
ある日、あなたは絹江から相談を受けた。
ある日、あなたは絹江から相談を受けた。
宮口 絹江
「弟が、良平が、助けてって。
どうしよう、観虎さん、良平が」
どうしよう、観虎さん、良平が」
KP
取り乱している……
観虎 淳
「絹江さん、どうか落ち着いて。経緯を教えてくれますか」
彼女の肩を抱き、体温を伝えて落ち着くように声をかける。
彼女の肩を抱き、体温を伝えて落ち着くように声をかける。
宮口 絹江
「ああ、あああ、あの子に何かあったら……」
KP
泣きながら訴えるには、「一週間前に【助けて】とメールがあって以来連絡がない」とのことだ。
観虎 淳
「それは大変だ。メールを見せてくれますか。彼は他には何か」
合流
KP
鳩羽さんは良平の足取りを探してこの場に現れる予定。
朝霞さんどこで合流するかねー。
朝霞さんどこで合流するかねー。
朝霞 美寿々
ヒッチハイクでもするか
KP
何も注文がなければ現地でガシャン！ する。
観虎 淳
自分がというより、恋人の困りごと解決のために訪れてそう＞航くんとこ
あとは母の所に美術品を持ち込んできたバイヤーの身辺調査とか、頼むことはいろいろある
あとは母の所に美術品を持ち込んできたバイヤーの身辺調査とか、頼むことはいろいろある
鳩羽 航
私有地に勝手に入り込む迷惑配信者の調査とかも受けようかなあ
観虎 淳
それもアリ
朝霞 美寿々
かまどホテルって廃墟なの？ｗ
KP
廃墟ではないよ。
普通に営業している小さなホテル。
その辺は向かう前に調べてもいいし、たぶん企画に参加するはずだった朝霞さんは知っているだろう。
普通に営業している小さなホテル。
その辺は向かう前に調べてもいいし、たぶん企画に参加するはずだった朝霞さんは知っているだろう。
観虎 淳
観虎と航さんが知り合い、航さんと朝霞さんが知り合い、観虎と朝霞さんは初対面、くらいが割とありそうなセンかしら？
朝霞 美寿々
鳩羽さんおいくつだっけ
宮口 絹江
22だね
朝霞 美寿々
じゃぁ、大学のゼミの先輩てことにして、
鳩羽 航
１年目っす！
朝霞 美寿々
こちらの同行のお願いする、って形にするとか
宮口 絹江
詳しい人がパーティーに入ると心強いよね！
観虎 淳
同行のお願いするのは確かにナイスかも
KP
そうして揉めているところに鳩羽は現れることになる。
「良平」という名を呼んでいるのが聞こえた。
「良平」という名を呼んでいるのが聞こえた。
鳩羽 航
「こんにちはー、良平くんいますかー。
あれ、えーっと……彼氏さん、でしたっけ」
あれ、えーっと……彼氏さん、でしたっけ」
宮口 絹江
「ああぁ、ええと、どちら様だったかしら、ああ、そうだわ、良平の」
観虎 淳
「あれ、ああ、君は以前にバイヤーの件で世話になった。鳩羽くん、だったかな」
鳩羽 航
「鳩羽です、ちょっと良平くんに用事があってきたんですけど」
観虎 淳
母の元に美術品を持ち込んだバイヤーの身辺調査を頼んだのだ、確か。
見事にそのバイヤーは贋作師と繋がっていて、危ない所を助けられた。
見事にそのバイヤーは贋作師と繋がっていて、危ない所を助けられた。
観虎 淳
「良平くんに？ 絹江さん……」
鳩羽 航
「いやそのなんていうか……ちょっと色々貸してて」
観虎 淳
伝えてもいいだろうか、と絹江さんに視線を向ける。
宮口 絹江
「ええ、この方、良平と小さな頃から仲良くしてくれている。
航くん、そうね、航くんだわ。久しぶりね」
航くん、そうね、航くんだわ。久しぶりね」
鳩羽 航
「絹江お姉さんも、どうもです」
いつ合流しよう
朝霞 美寿々
この表のとこに、パイセンのケータイに電話しようかな
それか表の後でも
それか表の後でも
宮口 絹江
おっ。今合流？
割とこのタイミング大事。
本来は後で合流するんだ。
割とこのタイミング大事。
本来は後で合流するんだ。
朝霞 美寿々
あ、そうなんだ
鳩羽 航
ふむふむ
宮口 絹江
HO3はホテル直行だからね。
それによりちょっとした差が生じる可能性がある。
それによりちょっとした差が生じる可能性がある。
朝霞 美寿々
じゃあ、表がちょっと落ち着いたらパイセンに電話かけるね
鳩羽 航
おっけー
宮口 絹江
電話くれるなら今だぞ！
朝霞 美寿々
表が行きますかー、ってなったら掛けようか
あ、そうなの？
あ、そうなの？
観虎 淳
・今電話かけて合流してもOK
・シナリオ的に現地合流の方が望ましい
どちらかしら
・シナリオ的に現地合流の方が望ましい
どちらかしら
宮口 絹江
どっちともいえんのよ。
よし、それじゃあ後の判断はPCの皆様にお任せするとして
よし、それじゃあ後の判断はPCの皆様にお任せするとして
朝霞 美寿々
はーい
じゃぁ、表が「そいつぁいけねぇ、行きやしょう！」ってなったら電話飛ばそ
じゃぁ、表が「そいつぁいけねぇ、行きやしょう！」ってなったら電話飛ばそ
鳩羽 航
「良平くん探してて……ここにはいないんですね？」
宮口 絹江
「ええ、でも……」
鳩羽 航
「なんかありました？」
観虎 淳
「実は、良平くんが……」絹江さんのOKが出たら、かくかくしかじかと説明。
宮口 絹江
「良平から……こんなメールが」
鳩羽 航
「え……」
KP
彼女はメールをあなた方に見せる。
差出人は良平、日付は一週間前。
差出人は良平、日付は一週間前。
『たすけて』
KP
本文はそれだけだ。
朝霞 美寿々
もう一週間経ってるのか
鳩羽 航
「絹江お姉さん、あいつなんか金に困ってるみたいで、なんかマズいことになってないといいんですけど」
KP
写真が一枚添付されている。
観虎 淳
写真を見る。
KP
ホテルの写真だ。
古びたビルに「かまどホテル」と看板が出ている。
古びたビルに「かまどホテル」と看板が出ている。
朝霞 美寿々
タンジェロホテル
KP
あなた方がそれを見ていると、突如、ガシャン と音がした。
朝霞 美寿々
がしゃん
鳩羽 航
「うわっ」
観虎 淳
「なっ」
KP
ホテルの窓に炎が上がっている。
KP
《SANチェック：成功時減少 0 ／ 失敗時減少 1》
朝霞 美寿々
よかったー、まだ合流してなくて
鳩羽 航
CC＜＝65 正気度 ロール （1D100＜＝65） ボーナス・ペナルティダイス［0］ ＞ 38 ＞ 38 ＞ レギュラー成功
観虎 淳
CC＜＝65 正気度 ロール （1D100＜＝65） ボーナス・ペナルティダイス［0］ ＞ 10 ＞ 10 ＞ イクストリーム成功
鳩羽 航
「良平くんここにいるんですかね、なんか事件？ 起きてますけど」
KP
それは動画だったのか？
いや、ただの写真だ。
それが証拠に、今はもう普通のホテルの風景がうつっているだけで、火事の様子などない。
いや、ただの写真だ。
それが証拠に、今はもう普通のホテルの風景がうつっているだけで、火事の様子などない。
鳩羽 航
GIFじゃなかった
観虎 淳
「おかしいな、さっき確かにここから炎が……」
鳩羽 航
「え？ あれ、ほんとだ」
PL向けのお知らせ
このシナリオにおいてはここから「ガシャン」という音を聞いた回数をカウントします。
このシナリオにおいてはここから「ガシャン」という音を聞いた回数をカウントします。
観虎 淳
あらあら
鳩羽 航
ふむふむ
朝霞 美寿々
もたもたしてるとやばいのか
観虎 淳
添付ファイルが2つないかどうか確かめる。
KP
そういったことはないようだ……
宮口 絹江
「どうか、なさったの？」
観虎 淳
「ああ……、いや、見間違いでしょう」
写真の位置情報や時刻情報をチェックしてみる。いつ撮られたもの？
写真に撮影時刻情報は？ ない？
写真の位置情報や時刻情報をチェックしてみる。いつ撮られたもの？
写真に撮影時刻情報は？ ない？
朝霞 美寿々
exifは一致するんかな
KP
時刻は……8/19 午前11時。
観虎 淳
今日は何月何日？
KP
8/26かな。
鳩羽 航
「先週か、絹江お姉さんこのホテルに連絡とかはしました？」
宮口 絹江
「いいえ、電話しても『そんなお客はいない』と言われてしまって。
わたし、わたし、どうしたら……」
わたし、わたし、どうしたら……」
鳩羽 航
ホテルの場所を検索
遠いのかな？
遠いのかな？
KP
位置情報や検索結果からホテルの何となくの場所は分かる。
観虎 淳
「落ち着いて下さい、絹江さん。
大丈夫です。鳩羽くんも来てくれたし、ホテルの場所も分かる。警察に連絡もできます」
大丈夫です。鳩羽くんも来てくれたし、ホテルの場所も分かる。警察に連絡もできます」
鳩羽 航
「ホテルの人が口止めされてるとかだとヤバイんで、ちょっと見に行きましょうよ」
観虎 淳
「現地に？」
鳩羽 航
「いきなり警察呼んでも逃げられるかもしれません」
観虎 淳
「そういうものか……。しかし、危険じゃないか？」
鳩羽 航
「あー、別に押し入る気はないんで。
あぶなそうだったら警察呼びますよそりゃ」
あぶなそうだったら警察呼びますよそりゃ」
観虎 淳
「そういうものか」
鳩羽 航
「悠長に聞き込みしてらんなそうですし……なんなら今からでも」
朝霞 美寿々
そわそわ
（舞台袖
（舞台袖
宮口 絹江
「良平、良平ここにいるの、良平……」
KP
絹江は取り乱している。少々度を超して不安定になっているように見える。
観虎 淳
「絹江さん。俺達がこのホテルに話を聞いてきます。
大丈夫、きっと彼は見つかります」
彼女の肩を抱き、落ち着くように呼び掛ける。
大丈夫、きっと彼は見つかります」
彼女の肩を抱き、落ち着くように呼び掛ける。
宮口 絹江
「お願い、お願いします、一緒に、良平を探して……」
鳩羽 航
「大丈夫ですよ、なんだかんだあいつ要領いいし」
宮口 絹江
「あの子は私がいないと、いないとダメなのよ……
私が守らなきゃ」
私が守らなきゃ」
鳩羽 航
「……でも、ふらっと帰ってくるかもしんないんで、お姉さんは家にいてください」
観虎 淳
「確かに、そうだ。彼が助けを求めて家に帰ってくる可能性がある」
KP
あなた方は察しても良い。
彼女は何としてもついてくる気だ。
あなた方が置いてゆくなら、一人でも勝手に現地に向かうだろう。
彼女は何としてもついてくる気だ。
あなた方が置いてゆくなら、一人でも勝手に現地に向かうだろう。
観虎 淳
ワオ。
朝霞 美寿々
だろうなー
鳩羽 航
「すみません、観虎さん、車出せます？ 電車だとちょっと」
観虎 淳
「……そうか、待っていてくれる気はないんですね。
分かった、車を出そう」
彼女の眼をじっと見つめて、そして首を振る。
分かった、車を出そう」
彼女の眼をじっと見つめて、そして首を振る。
宮口 絹江
「ああ、ありがとう、ありがとう、淳さん！」
朝霞 美寿々
よーし、今DA
ぷるるるー
ぷるるるー
鳩羽 航
「あ、すみません。電話が」廊下に出て受ける
「俺だけど」
「俺だけど」
朝霞 美寿々
『しもしもー？ お疲れ様っす、航パイセンー」
『ご無沙汰っすー』
『ご無沙汰っすー』
鳩羽 航
「ミスチー？ 今ちょっと立て込んでるんだけど」
朝霞 美寿々
みすちーｗ
『またまたー。今昼休みの時間っすよー』
『またまたー。今昼休みの時間っすよー』
鳩羽 航
「今から出かけなきゃいけなくて、えーと夜とかでいい？」
朝霞 美寿々
『え、どこ行くんすか』
『まさかジョッカノ？ ジョッカノできたんすか？』
『まさかジョッカノ？ ジョッカノできたんすか？』
鳩羽 航
「いないいない」
朝霞 美寿々
『そ、そっすよねー』
鳩羽 航
「どういう意味？
かまどホテルってーとこ、別に観光じゃないけど」
かまどホテルってーとこ、別に観光じゃないけど」
朝霞 美寿々
『え』
鳩羽 航
「泊まるわけじゃないよ」
KP
渡りに船。これほどの好都合があるだろうか！？
朝霞 美寿々
『まぁまぁそういわずに。さびしーパイセンの旅にあたしも同行してあげますから、一緒に行きましょーよー。かまどホテル！』
鳩羽 航
「だからそーいうんじゃないって」
朝霞 美寿々
『んで、お泊りしましょ、お泊り！』
『女の子とお泊りっすよー？』
『女の子とお泊りっすよー？』
KP
ホテルへのお誘い、だとっ！？
鳩羽 航
「ダチ探しにいくんだよ、ご家族といっしょに」
KP
これは、場合によっては交通費も浮くのではないだろうか？
朝霞 美寿々
『え？ え？』
『あ、あ、じゃぁ一緒に行きますよ！』
『ご家族とご一緒なら、クルマ、あるんしょ？』
『あ、あ、じゃぁ一緒に行きますよ！』
『ご家族とご一緒なら、クルマ、あるんしょ？』
鳩羽 航
「はぁ？ てか前のパワーストーンショップの彼氏といけばいーじゃん」
朝霞 美寿々
『あ、アイツ？ ダメダメ、全然イケてねんだもん、アイツ。もう別れましたよ』
鳩羽 航
「ああそう。だいたいなんでミスチーがついてくるんだよ」
朝霞 美寿々
『え？ えーと……』
鳩羽 航
「良平のことしらないよね？」
朝霞 美寿々
『りょーへー？ あ、あのなんかチンピラみたいな？』
鳩羽 航
「言い方。まぁそうだけど」
朝霞 美寿々
『知るワケないじゃねっすか。あたし、ワルに惹かれる簡単な女じゃないんでー』
鳩羽 航
「じゃ、関係ないね」
朝霞 美寿々
『いやいやいや！』
『いいじゃねっすかー、お互いフリー同士、行きましょうよー。なんなら、そっちの件もお手伝いしますってー』
同室なら、うまくすれば部屋代もたかれるかもしれんし
『いいじゃねっすかー、お互いフリー同士、行きましょうよー。なんなら、そっちの件もお手伝いしますってー』
同室なら、うまくすれば部屋代もたかれるかもしれんし
鳩羽 航
「ダメダメ、切るよ？ 切るよ？」なんか面倒くさそうにしている鳩羽くんの姿が見える
朝霞 美寿々
『うう、パイセン、ジョッカノできたんだ、そーなんだ』
KP
これは現地集合か、ヒッチハイクか。
鳩羽 航
どこかで拾っていくしかないかな
KP
ヒッチハイクだな。
観虎 淳
鳩羽くんがミスチーと話してる間に出かける準備をしたり、絹江さんが快適なように車内を整えたり、車を出す準備をしたり、ホテルの場所をナビに入れたりしておこう
宮口 絹江
こちらはよよと泣き崩れたり良平に電話かけたり淳さんにお礼を言ったりションボリしたりしていよう。
鳩羽 航
「観虎さん、すみません。
なんか、大学の後輩がついていきたいらしくて。意味わかんないですよね」
なんか、大学の後輩がついていきたいらしくて。意味わかんないですよね」
朝霞 美寿々
『切ったら、ゼミでのパイセンの悪事、界隈に言いふらしますよ』
『同期のミキティに、コナ掛けてたこととかー』
遠ざけたスマホの向こうで必死にゴネてる
『同期のミキティに、コナ掛けてたこととかー』
遠ざけたスマホの向こうで必死にゴネてる
観虎 淳
「は？ 大学の後輩？」
鳩羽 航
「ホテルの名前出したら妙に食いついてきて」
観虎 淳
「旅行じゃないと伝えたか？」
鳩羽 航
「もちろんです。
いくらなんでもご迷惑ですよね」
いくらなんでもご迷惑ですよね」
観虎 淳
「迷惑というか、こちらには事情もあるし、危ないかもしれないし……」
朝霞 美寿々
『あたしもかまどホテルに用があるんですってー！』
最初からそう言えばいいものを、ようやく白状した
『下調べもしてっから、お役に立ちますってー！』
最初からそう言えばいいものを、ようやく白状した
『下調べもしてっから、お役に立ちますってー！』
鳩羽 航
「ん……ミスチーさ、なんかへんなバイトに誘われたりしてない？ めっちゃ高収入とかの」
朝霞 美寿々
『え？ バニラとか？ やんねっすよ、さすがに』
鳩羽 航
「いやそうじゃなくて、金に困ってホテルに来いとか言われてない？」
朝霞 美寿々
『え、何それ、怖い』
KP
なるほど
鳩羽 航
闇バイトに引っかかった良平くんとミスチーの絵が
鳩羽 航
「じゃあ何の用があるんだよ」
宮口 絹江
「あ、あの、まだ、かかりますか……」
鳩羽 航
「あー、ごめんなさい。もう切りますんで」
宮口 絹江
「詳しいお話は車内でも……」
朝霞 美寿々
『あ、いや、待てよ……』
閃き
『ふっふっふ、やっぱり、あたしお役に立つかもしれないっすよ』
『かまどホテルで、なんかやばめなことがあったんすね？ そうっすね？』
閃き
『ふっふっふ、やっぱり、あたしお役に立つかもしれないっすよ』
『かまどホテルで、なんかやばめなことがあったんすね？ そうっすね？』
鳩羽 航
「何か知ってるの？」
朝霞 美寿々
『ふふふ、偶然っすね。あたしの用も、それなんすよ』（ちがう
鳩羽 航
「……はぁ、１５分後に駅で。
遅れたら置いてく」
遅れたら置いてく」
朝霞 美寿々
『やりーーー！ パイセン、いい男！』
『んじゃ、後で！』
『んじゃ、後で！』
観虎 淳
「鳩羽くん、そろそろ車を出す。乗ってくれ」
鳩羽 航
「はい、すみません！ で、本当に申し訳ないんですけど、駅に少しだけよってやってください」
宮口 絹江
「もうお一人、助けてくださる方がいらっしゃるんですか。
ありがとう、淳さん、航くん」
ありがとう、淳さん、航くん」
鳩羽 航
「なんか事情を知ってるらしいです。嘘くさいけど」
朝霞 美寿々
嘘じゃないモン（ある意味
観虎 淳
「あなたの弟なら、俺の弟のようなものですから」
そう言って、車へ二人を案内する。
そう言って、車へ二人を案内する。
鳩羽 航
（このカップルもなんだかなー）
KP
車はひた走る。
朝霞 美寿々
駅では既に待っていた
宮口 絹江
「ああ、良平、良平、無事でいて……」
鳩羽 航
「早く乗って、時間がおしい」
朝霞 美寿々
「あ、どもども。了解っすー。あ、トランクいっすか？」
機材入れたバッグ担ぎつつ
そして、後部座席に乗り込む
「どーもー。航パイセンの後輩の朝霞っす！」
機材入れたバッグ担ぎつつ
そして、後部座席に乗り込む
「どーもー。航パイセンの後輩の朝霞っす！」
鳩羽 航
「こいつが朝霞です。ほんとごめんなさい」
朝霞 美寿々
「すんませんねー、急なお願いで」
宮口 絹江
「宮口絹江です。よろしくお願いします……」
観虎 淳
「初めまして、観虎だ。どうしてかまどホテルに？」
朝霞 美寿々
（あれ、なんか空気が重たい）
KP
到着までだとまだ色々あるかもしんないし、ここで発車して終わりにしよう。
写真見せるかそれぞれの事情どの程度話すか問題とかあるし。
写真見せるかそれぞれの事情どの程度話すか問題とかあるし。
観虎 淳
「現地への足ならいいんだけど、ちょっと事情があってね。送り届けるだけになりそうだけど、それでもいいかな」
言いながら、乗り込んだのとドアを閉めたの、シートベルトをしたのを確認して車を発進させる。
言いながら、乗り込んだのとドアを閉めたの、シートベルトをしたのを確認して車を発進させる。
朝霞 美寿々
「ええ、あそこのホテルヤバいって言うじゃないっすかー。それで、ちょっとネタになればと思って。皆さんも、それで行くんすよね？
さっきパイセンから聞いたんすけど」
めっちゃヤバい、って絹江さんの前で言っちゃう
さっきパイセンから聞いたんすけど」
めっちゃヤバい、って絹江さんの前で言っちゃう
鳩羽 航
「絹江さんが良平のお姉さん、で観虎さんがその彼氏さん、良平が先週ヘルプの連絡してきてそれっきり行方不明」
朝霞 美寿々
「えっ」
鳩羽 航
ざっくりかくしかした！
観虎 淳
「鳩羽くん、あまり言いふらさないであげてくれるか」
朝霞 美寿々
「なに、なに、それ。行方不明ってマジっすか」
鳩羽 航
「すみません、ただ、あいつ他のやつにも金の無心してると思いますよ」
宮口 絹江
「あああ、あの子になにかあったら……」
観虎 淳
「絹江さん、大丈夫、大丈夫だ。これから行くから。彼もきっとそこにいる」
鳩羽 航
絹江さんの様子見てさすがに黙る
朝霞 美寿々
（うわーやべー。……いやいや、これはラッキーかも？ 現在進行形の当事者だし）
KP
取り乱し始める絹江。それぞれの思惑を抱えた探索者たちは、車に揺られかまどホテルを目指す。
惨劇の舞台へ。
惨劇の舞台へ。
鳩羽 航
さらりと不穏なこと言われた
KP
本日ここまで！
鳩羽 航
お疲れ様でした！
観虎 淳
惨劇起きるって予告された！
朝霞 美寿々
おつかれさまでしたー
観虎 淳
ありがとうございましたー！
観虎 淳
他の二人が若々しいし絹江さんは大変なので、すっかり大人ポジ
鳩羽 航
頼りにしてます！
KP
まだ車内でRPでやりたいことがあれば次回頭にちょろっとやるし、なければ次回着いてるところから始まります。
朝霞 美寿々
撮影許可もらわなきゃ
KP
一番大きいのは良平からのメール見るかどうかかな。
観虎 淳
ガシャン数的には見ない人が一人いる方が安全そうではある
KP
そこはやるならさすがにRP必要かなと思うしね。
朝霞 美寿々
そうねー
鳩羽 航
絹江さんのスマホに入ってるんですよね？
KP
ですです
鳩羽 航
なら鳩羽から積極的に見せるようには言いませんねえ
KP
絹江さんが警察に相談したが……って話もじかいやろう忘れないように。
観虎 淳
そうそうそれ重要
警察に相談したムーブと駄目だったムーブを追加しておくことで常人度合いがUPしますしね
観虎からも見せるようには言わないかな、朝霞さんがPL的に見る方針ならどうにかする感じ
警察に相談したムーブと駄目だったムーブを追加しておくことで常人度合いがUPしますしね
観虎からも見せるようには言わないかな、朝霞さんがPL的に見る方針ならどうにかする感じ
朝霞 美寿々
そこは、ドキュメンタリー撮影風にする流れで見せていただこうかなと
KP
では次回は絹江さんが警察に相談した話をざっくり挟んでホテルから開始しよう。
ありがとうございましたー！
ありがとうございましたー！
朝霞 美寿々
ありがとうございましたー
鳩羽 航
ありがとうございました！
観虎 淳
ありがとうございました！
MIDNIGHT DEJAVO
TRPGリプレイとかゲーム関連
コメント By.KP
いつも通り導入だけで一回目が終わるぶ厚さ。
かまどホテルで一体何が起きているのか?
公式人気シナリオの『ガシャン！』です。
ジャパニーズホラーの雰囲気を持つ一本ですね。
いつも通り導入だけで一回目が終わるぶ厚さ。
かまどホテルで一体何が起きているのか?
公式人気シナリオの『ガシャン！』です。
ジャパニーズホラーの雰囲気を持つ一本ですね。
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