GM
人が消失する事件を調査中、
とある路地裏に人形が多く発見されることを知った一行。
また、妹を探しているという娘は正体が知れず、黒いリボンの少女は見た目通りの年齢ではないという。
消えた雫の行方を捜していた守築は、奇妙な形で雫を発見した。
彼女は……小さかった。
守築 茉麻
まさかの直接ゲットである
黒田 雫
雫は貴方の掌で目を回している。
守築 茉麻
「貴様が息災のようで何よりだ。雫で相違ないな?」
GM
その体は軽く、プラスチックか何かでできているかのようだった。
かなり小さく、呼吸などはしていないが、瞼が微かに動いて彼女に『息がある』ことを伝える。
守築 茉麻
「おおよそは山田の人形と同じようだな」
長沢 遼
「……何だね? それ……いや、被害者か」
GM
長沢は怪訝そうにのぞき込む。
守築 茉麻
「うむ。どうやらそのようだな」
GM
彼はどこかへ電話をかけた。
おそらく救護を呼んだのだろう。
黒田 雫
「……うーん」
守築 茉麻
割れた窓の前から離れ、自らの聴取に使われていたデスクへと向かい、自らのマフラーを片手で巻き取ると、それを適当に畳んでそこに置いた
そっと、小さな雫を横たえる
黒田 雫
「ろぼっとが、ろぼっとが~。
……はっ」
GM
彼女はキョロキョロと周囲を見回して、あなたを見ると大悲鳴を上げた。
守築 茉麻
「ロボットではない。我が騎士の一人だ。名をパーシヴァルという」
ペットボトル大の城塞の駒をそっと置く
黒田 雫
「あれ、あれ、まーささん?」
守築 茉麻
「いかにも。私だ」
黒田 雫
「まーささんが巨大ロボになってる!」
守築 茉麻
「うむ。まぁ、そういうものではあるな。あれは我が城だが」
リーチェ
へたに城があるせいで会話が行違ってる
楡森 燐
元々デカいロボ
黒田 雫
「あれ、でも、あれ?」
GM
彼女はしばらくきょろきょろ周囲を見回して、困ったように首をかしげた。
守築 茉麻
「どうした」
黒田 雫
「わたしがちっちゃいの?」
守築 茉麻
「いかにも。今の貴様はパーシヴァルよりも小さい」
黒田 雫
「えっ、えっ、どうして? わたし、ラーメン屋さんの前で待ってて……」
守築 茉麻
「身体に異常は無いか」
黒田 雫
「……なんかヘン。体がぎしぎしいってる」
守築 茉麻
「うむ。どうやら、作り物の姿であるように見える」
GM
彼女の目は、まるで表面に描かれたかのようにぐるぐる模様になった。
印刷された表情がリアルタイムで書き換わっているような、奇妙な現象だ。
守築 茉麻
「痛みがあるであるとか、悪心があるであるとか。
そういった異常は無いか」
黒田 雫
「た、たぶん体は大丈夫なんだけど、大丈夫じゃないよ」
守築 茉麻
「案ずるな。今、私たち全てでこの事態の収拾に当たっている。
貴様の身体に損傷が無いのであれば、まずはそれで良い」
黒田 雫
「うん……ちょっと頭がぼうっとしてて……」
守築 茉麻
「そうか。今しばらく、そこでゆるりとしているがいい。
しかし
一体、何が起きたというのだ、雫よ。
何でも良い。覚えていることはないか」
黒田 雫
「……ラーメン屋さんでね、開くの待ってたの……そしたら後から肩を叩かれてね。
気がついたら、学校にいたんだよ」
守築 茉麻
「学校とな」
黒田 雫
「うん……たぶん」
守築 茉麻
「どこの学校だ」
黒田 雫
「でもそこではわたし、ぜんぜん動けなかったし、周りを見てるだけだったな」
守築 茉麻
「その時点で、すでに身体はそのような有り様であったのか?」
黒田 雫
「わかんないけど……まーささんがいつも着てる制服、みたよ」
守築 茉麻
「これか」
自らのスカートをつまんで見せる
黒田 雫
「うん……」
守築 茉麻
「とするならば、燐の通う学舎だな」
黒田 雫
「たぶん、お友達もいたんだ……白い髪の……」
守築 茉麻
アイデアロールかな
GM
そうだなー。
中の人は誰か目星はついてるかな?
守築 茉麻
うむ
GM
その人が思い浮かぶくらいはいいんじゃない?
守築 茉麻
「……あの死神か」
黒田 雫
「しに、がみ……?」
GM
雫はなんだかうとうとしているようだ。
守築 茉麻
「其奴もまた、人形の姿であったのか?
む」
黒田 雫
「よく、わからないんだ……きがついたら、道に落ちてて、動けるようになってて
おっきなロボットに、おいかけ……られて……」
守築 茉麻
「ふむ」
視線をパーシヴァルに落とし
GM
ターゲット発見! と誇らしげに輝いている。
守築 茉麻
「うむ。よくやった。それでどこで雫を見つけた?」
パーシヴァルと情報同期を行う
GM
例の路地裏だ。
守築 茉麻
えーと、そこが怪しいぜ! ってとこだったっけ
GM
そうだね。
近くに潰れたアンティークショップ跡がある。
……といってもまだあなたはその情報を知らない。
山田が変な人形発見したところだってことは知ってる。
守築 茉麻
そうだね
「そうか、ご苦労。戻って休むがいい」
言うと、城塞の駒はふわりと浮かび上がってスカートの中に飛び込んで消えた
リーチェ
王のだいじなところに飛び込んじゃった
GM
12人も飛び込んでるのよ。
守築 茉麻
違うよ、ズボッと入ってったんじゃなくて、畳まれた亜空間にしまってるのよ!?
GM
巨人も入ってるからなー
守築 茉麻
雫は寝た?
GM
ねちゃった。
とは思うが、息をしていないのでなにしろよく分からない。
守築 茉麻
では、マフラーに載せたままその身体をそっと持ち上げ
「長沢」
長沢 遼
「ひとまずその子は医務室へ案内しよう」
守築 茉麻
「うむ、頼むぞ。何かあれば知らせよ」
手渡し
GM
長沢はもうあなたの物言いについては諦めたらしい。
リーチェ
諦めちゃった……
GM
時間の無駄だなって。
リーチェ
そうね。
守築 茉麻
そんな、王が頑固者みたいに
楡森 燐
頑固というか、話ができないというか……
守築 茉麻
とりあえず、その路地裏について伝えてから
「何か、心当たりはあるか?」
長沢 遼
「確かに、その路地については情報がいくつか固まっている……後ほど会議室で皆に伝えよう」
守築 茉麻
「うむ。段取りは任せる。急げよ」
言って、踵を返すと聴取室を出てゆく。
GM
やれやれ、と肩をすくめた長沢は、部屋を出て行った。
ちりとりと箒を持った者が通りすがりに「何があったんです?」と訊くのに、「まあ……いつものだ」と諦めたような声で返答しながら。
守築 茉麻
えーと、全員集合するんだっけ?
GM
それは、後のシーンだ。
守築 茉麻
そか
じゃぁ、追加の調査に向かおうかな(フレーバー)
GM
ok。
では、【エゴ】の申告などございますか
守築 茉麻
【エゴ】申請
雫を探す
でください
GM
okどうぞ
system
[ 守築 茉麻 ] 【罪】 : 1 → 2

調査
GM
ではネクスト。
燐君は調査しますか?
リーチェ
燐くん?
明星 善
うん?
守築 茉麻
燐くん……
楡森 燐
ぼーっとしてた
GM
かといって時間を潰せるパートが今のところないなぁ。
楡森 燐
するよ
1D6 出たくねえ~ (1D6) 2
[ 楡森 燐 ] 【人間性】 : 50 → 48
GM
今回減らないなー
楡森 燐
戦闘でゴリゴリ減るから
被害者たち調べるか……
2BB+5%48 【社会】 (2BB+5@12#2) 7[2,5]+5 12
抜いた
GM
はーい。
山田 花子(仮)
おそくなりまして
GM
いらせられませ。
リーチェ
こんばんは、お疲れさまです
守築 茉麻
お疲れ様ー

GM
では、あなたは被害者たちについて……警察関係者から詳しい情報を聞き取った。
楡森 燐
裏社会にコネとかないからね、真っ当にね
GM
いままでに蓄積されている情報によると。
・最初・7日ほど前に、小学校で女子児童数人が消えた。
・数日後、街のあちこちで人がちらほらと消え始める。
・3・4日前は被害者はナシ。
・突如2日前から、学園の生徒が纏めて数人消えた。
楡森 燐
ふうむ
守築 茉麻
3、4日前って何曜日だろう
リーチェ
もしかしたら土日だったりしたり? 3・4日前
守築 茉麻
そうそう
リーチェ
どうなんだろ
守築 茉麻
どうなんだる
GM
曜日は無関係、平日と考えて下さって結構ですよ。
リーチェ
なるほど
守築 茉麻
そうか
山田 花子(仮)
fmfm
明星 善
ほうほう
守築 茉麻
3、4日前、何があったかなぁ
GM
消えた学園の生徒は、最初の女子児童を除けば、
白良浜遠矢・白良浜圓・東友樹・三上もも。
楡森 燐
白良浜きょうだい両方消えとるがな
守築 茉麻
転生組を狙い撃ちか
GM
そして人形が発見される件については、おそらく2日ほど前からだ。
ということが、初日の聞き取りで分かった。
楡森 燐
うーん、わからんね
4日前になんかあって、2日間対処に追われてたとも考えられるかもしれんが、全くもってわからんね
GM
では、被害者一人一人についてもっと詳しく調べますか?
二日ほどかかるかな!
楡森 燐
なげえなあ
リーチェ
長ぇ! 2日かかる
楡森 燐
最近の被害者に限ったら? 小学生以外ってことはなにか意図がありそうだ
GM
ふむふむ。
高校生たちと三上ということかな?
楡森 燐
Yes
リーチェ
うまい、【PC】の理由に落とし込めてる小学生以外ってことは
GM
彼らの共通点については、あなたにも分かるかも知れない。
過去の世界の人間だと話す彼ら、もしくは彼らが語る仲間の容姿に似ている。
山田 花子(仮)
ワケあり組が狙われている!
守築 茉麻
異物なんて消えちゃえ、って言ってる何かがいたけど
それに勘違いされて消されたか
リーチェ
かなぁ?

GM
あなたはどこで調査しているかな?
楡森 燐
うーん、警察に話し聞いたんなら、警察署のすみっこじゃない?
例の課の部屋とか
GM
では、課の部屋の隅の空きデスクに、借りた資料積み上げてる感じで。
守築 茉麻
燐くん真面目にめっちゃ調査してる
楡森 燐
(絶対将来警察にはならないようにしよう……)
真田 遊馬
「今日は一人かい」
コーヒーを目の前に置く。
楡森 燐
「あー……そうっぽいですね。
まああの人たちと一緒にいるくらいなら一人で書類とお付き合いした方がよっぽどマシですよ……」
真田 遊馬
何か言おうとして、苦笑いする。
日常に戻りたい
明星 善
えらい
山田 花子(仮)
書類が友達
リーチェ
高校生にして背中に哀愁を背負ってしまっている 我々のせいだけど書類とお付き合いしてた方がマシ
守築 茉麻
可愛い子いっぱいなのに、何が不満なんだ
リーチェ
そりゃアウトローでもなく言語も通じて平穏を壊さない可愛い子に欠けるからでは
守築 茉麻
そんな普通の子であなたは満足できますか!?
楡森 燐
できるから平凡になってほしい

真田 遊馬
「被害者のことか……兄さんが言っていたな」
楡森 燐
「うちのクラスメイトもいて」
真田 遊馬
「そうか、それは……早いところ解決しないと」
楡森 燐
「でも、最初は小学生女子ばっかだったっていうから、この数日ターゲットを変えたならなにか意図があるんじゃないかって」
真田 遊馬
「最初の小学生、仲良しグループだったらしい」
楡森 燐
「まとめて、ってことですか?」
真田 遊馬
「そう、ある日纏めて消えた。
どうやら一緒に遊びに行っていたらしいって事がやっと分かったんだ」
楡森 燐
「そこまでわかってるなら、場所は?」
真田 遊馬
「ああ、場所は……」
彼が地図で示したのは、学校近くの公園だった。
楡森 燐
「うーん……放課後に行きそうな場所、ではある」
真田 遊馬
「正直、学校で消えた子供たち以外は、接点が見つからないんだ」
楡森 燐
「でしょうね……」
真田 遊馬
「……行き詰まっているかい? そろそろ皆を呼ぼうかと思っているんだ」
楡森 燐
「う……まあそうなりますよね……」
守築 茉麻
というか、王は今同じ警察署にいるんだよな
GM
そう、呼べば届く。
守築 茉麻
絶対呼ばれないw
王が平凡になる日か
GM
とくにあと知りたいこととかあるかな?
楡森 燐
ないなあ
GM
では、情報を整理していて、あなたは不思議なことに気付いた。
人形が発見されることはあるというが、あの学校の生徒の人形は一つも発見されていない。
最初に消えた小学生のものもだ。
楡森 燐
不思議だなあ
GM
そうだなー、自分の足で小学生の女児児童について調べるとかする?
楡森 燐
じぶんのあし
GM
そうでなければ、真田兄が召喚される。
楡森 燐
公園に行くくらいはするかもしれないけど
GM
どっちがいい?
楡森 燐
真田兄にお願いしちゃえ
今のうちに常人と触れ合っておくんだ……
リーチェ
常人ゲージをチャージしてる
山田 花子(仮)
そこの常人兄弟2人とも前世半魔だけどな!
守築 茉麻
やーい、お前の前世半魔~
真田 遊馬
俺は今も半魔だけどな?
山田 花子(仮)
今も範馬やった
守築 茉麻
刃牙
山田 花子(仮)
常人絶滅しちゃったねぇ
リーチェ
問題は半魔かどうかではなく常識を持ち合わせているかどうか説、つまりここでぶっ飛んだ人間【NPC】が出ることで
GM
はーい。では、

真田 遊馬
「兄さんがもう少し話を聞いてくれていると思う」
と言って電話をかける。
楡森 燐
「あー、じゃあお願いします……」
GM
ややあって、真田宗司。あなたの担任の教師がやって来た。
GM
担任なんだよなー
真田 宗司
「楡森か……事情は知っているつもりだが、あまり無茶をするんじゃないぞ」
楡森 燐
「したくないですね……本当に」
リーチェ
ほんとうに無茶をしたくないのにする羽目になる かわいそう
明星 善
よしよし
GM
真田は、遊馬が出した消えた女児児童の写真から、一枚をより出す。
真田 宗司
「七日前公園に来ていた親子が、この子を見たそうだ」
一色 若葉
それは一色若葉。姉と名乗る娘が探している少女だ。
楡森 燐
「うーん……見覚えがあるような」
真田 宗司
「最初は、女の子数人でままごとか人形遊びをしていたそうなんだが……
気がついたらその子しかおらず、何やら慌てた様子で走って行ったそうだ」
楡森 燐
「慌てた様子……?」
真田 宗司
「顔色が悪かったので声をかけたそうなんだが。
お友達が、と繰り返すばかりで要領を得なかった、そうこうするうちに行ってしまったと言っていた」
守築 茉麻
能力はコントロールできていないのか
それとも他の者によるものなのか
リーチェ
オープニングで喋ってたの何者なんだろうな
守築 茉麻
お姉さんの方だったり
楡森 燐
「うーん、意図的なものじゃなかった……のか?」
真田 遊馬
「人形は残っていなかったのかな」
真田 宗司
「そこまでは、分からないが……」
楡森 燐
「その子が手がかり持ってそうってことはわかりますね」
真田 宗司
「……そう思えるな。
警察組織の協力者として情報提供に応じたが、危険なことは大人に任せるんだぞ……楡森」
楡森 燐
「そうできればそうしたいですね……」溜め息
真田 宗司
「白良浜も東もいなくなっている、高校生だからといって安心はできない。
先生にできることがあるなら、いつでも呼べよ」
GM
真田は、複雑な表情で楡森の肩に手を置いた。
楡森 燐
「うう……なんであの人たちはこういう感じじゃないんだろう……!!」コーヒーを飲みながら泣きそうになってる
「俺はただ普通に生きたいだけなのになあ……」
GM
大人ふたりに慰められたりしつつ、楡森は苦い珈琲を飲むのだった。
楡森 燐
「普通に生きるって、こんなに難しいことなのかなあ……」
GM
コーヒーは妙にしょっぱかった。
山田 花子(仮)
このコーヒー、涙の味がするん
守築 茉麻
塩コーヒー
GM
塩飴とか塩キャラメルとかあるし、塩珈琲くらいある

リーチェ
無茶はするなよと大人に諫められるはずのところで、哀愁になっちゃう燐くんよ
「この人たち引き取ってください」ってなりそう先生にできること
守築 茉麻
いいのかい? 真田先生
山田 花子(仮)
まとめて警察に、もういたわ
守築 茉麻
何を言ってるんだ、王だって困ったら頼れって言ってたぞ
真田先生と同じだぞ
真田 遊馬
いったw
リーチェ
もういたw
明星 善
居た!

GM
では、【エゴ】申請ありますか?
楡森 燐
ないです あー、【真田兄弟:心のオアシス】【絆】取ります
GM
wwwはい
system
[ 楡森 燐 ] 【愛】 : 3 → 4
明星 善
こころのおあしす
リーチェ
かなしいね

GM
では集合シーン。
それぞれの情報を統合します。
現在地は資料課会議室。
楡森 燐
1D6 出たくねえ~ (1D6) 1
[ 楡森 燐 ] 【人間性】 : 48 → 47
リーチェ
1d6 (1D6) 2
[ リーチェ ] 【人間性】 : 37 → 35
珍しくそんなに減らない
守築 茉麻
1d6 (1D6) 3
[ 守築 茉麻 ] 【人間性】 : 35 → 32
山田 花子(仮)
1d6 (1D6) 6
[ 山田 花子(仮) ] 【人間性】 : 47 → 41
明星 善
1d6 【人間性】 (1D6) 6
[ 明星 善 ] 【人間性】 : 42 → 36
山田 花子(仮)
一気に減った反社組
リーチェ
と言ったら反社ーズの【人間性】を減らしてしまった
GM
でも【エゴ】化する人はいないかな。
明星 善
【エゴ】かな
守築 茉麻
善くん、40切ったら一個【エゴ】化だね
GM
あ、いた
明星 善
遊馬さんの【絆】【エゴ、事件を解明する】にしようかな。
GM
はーい

守築 茉麻
じゃぁ塩コーヒーを堪能してる燐くんとこに通り掛かろうかな
真田 宗司
「おや……?」
GM
真田は怪訝な顔をしている。
守築 茉麻
「む」
楡森 燐
コーヒーちびちび
守築 茉麻
「おお、燐ではないか。
貴様もここを訪れていたとは、奇遇だな」
GM
えがおがかわいい
楡森 燐
「いや……調査だから……」
守築 茉麻
「そうか!」
真田兄さんの前を横切って、燐くんのデスクに近寄る
真田兄さん何か言ってくるかなw
真田 宗司
「君は、うちの学校の生徒……ではないな」
守築 茉麻
「む?」
真田兄さんの顔を見やる
「おお、真田兄ではないか」
「燐、貴様もまた力を貸してくれているのであったな。実に心強い。
そのおかげか、雫を保護することができてな」
リーチェ
そこに、珍しく少し焦った様子で粘菌が走って? くる。折角増殖した分を少し落とした。
「リーチェはみつけた、会うした、人形なる、行く。
シズク?」その一言に足を止める。
楡森 燐
「え、誰か見つかったのか……?」
リーチェ
「シズク、いる?」
明星 善
「うん?」
守築 茉麻
「そうだ。つい先ほどな。黒田の娘がいただろう。見つかったのだ」
リーチェ
「守築、シズクいる? よかった。生きるてる?」
楡森 燐
「ああ、あの子……それはよかったな」
守築 茉麻
「うむ。ちと縮んではいるがな」
楡森 燐
「なにか手がかりとか聞けなかったのか?」
真田 宗司
「何故、そんな格好を……誰か見つかったのか」
守築 茉麻
「……格好?」
GM
疑問はさておかれることになった。
楡森 燐
「縮ん……えっ?」
リーチェ
「縮む……。人形、なった? リーチェはもしかする。シズクは人形なった?」
山田 花子(仮)
ドヤ顔で部屋に入ってくる
「おい、嬢ちゃんたちの名前がわかったぜ」
GM
結局会議室じゃなくて資料課の隅っこでわいのわいのしてる。
大変せまい。
守築 茉麻
まーた多重事故が
「うむ、それなのだがな」
会話が飛び交う
リーチェ
「それ」ゆらりと頷く。
GM
長沢が会議室で誰も来ないなってやってる。
山田 花子(仮)
じゃあ会議室の方いったことにしようかなw
資料室にいるって知らないだろうし
GM
わいのわいのしながら会議室に着いた。
守築 茉麻
「雫は、何者かに学校へと拉致され、そこで人形の姿で目覚めたのだそうだ。
燐よ。貴様の通う学舎だ」
楡森 燐
「ええ……うちの学校で?」
守築 茉麻
「私と同じ装束の者がいたという。
とするならば、おそらく幼い者が通う学舎(初等部)の方ではないのだろう」
楡森 燐
「あー……」
リーチェ
「女の子? リーチェも会った。女の子」
明星 善
「どんな子?」
守築 茉麻
「む、そうなのか。
というか……
リーチェよ。貴様、少し縮んだか?」
まだ完全な大きさではないんだろうな、って。
リーチェ
ゆらりと頷く。
「エサ食べる、食べた。増えた。でも少し足りなかった」
楡森 燐
「ええ……」
リーチェ
「リーチェも人形、された。たぶん。ネズミの大きさなった。その女の子会った」
明星 善
「ねずみ……」ほわわわ……。
守築 茉麻
「ほう。
何者だ。其奴は」
山田 花子(仮)
「あぁ、妹、のほうか」
GM
皆の目の前には被害者始め、関係者と目される人々の写真が置かれている。
顔についての情報交換は問題なくできるだろう。
リーチェ
「これ」これ、と件の少女の顔を指さす。
守築 茉麻
「一色……若葉。この者の名か」
リーチェ
「なにか聞くなかった。その前にリーチェ、ちいさくなった」
楡森 燐
「その子、名前わかったらしいよ……一色若葉だって」って公園のこととかかくしか
山田 花子(仮)
「ああ、姉のほうは紅葉だとよ」
守築 茉麻
「ふむ」
腕組み
「真田兄よ。その、公園での一件、起きたのはいつだ」
真田 宗司
「9日前です」
調査で二日経過している。
守築 茉麻
「ふむ」
リーチェ
「ワカバ」
明星 善
「わかば」
守築 茉麻
「能力の発動は、その者の考えが及ぶ中でのものではなかったように思えるな。
しかし、リーチェを縮めた際の言動を見るに、その時点では既に能力に自覚を持っていて、自発的に用いたようにも見えるな」
山田 花子(仮)
「仕切ってんのは別のやつかもしれねえな。
ウチの次男がエラそうな嬢ちゃんを見たってよ」
リーチェ
「でもリーチェのとき? も、あいつびっくりしてた」それは理由が違う可能性がある。
守築 茉麻
「ははは、それは貴様が正体を見せたが故だろう」
しょうがないなぁ、って感じでリーチェの肩を叩く
リーチェ
ぷるんと急激な増殖で不安定になった肩が揺れた。
正体を見せたから~については、よく分かっていない顔をしている。
明星 善
なるほどなぁ
守築 茉麻
「それは、若葉とも紅葉とも違う者か?」
山田さんに。
山田 花子(仮)
「生憎アタシは見てねえが、違う奴だろうな、姉の方はガキには見えねえし」
GM
楡森。被害者について調べていた貴方には分かるが、ポニーテールの少女は行方不明者の中にいない。
また、一色紅葉という人物もまた存在しないことが分かる。
楡森 燐
似た顔がいっぱいでずっとわからんぽんしてる
GM
ごめんね。
楡森 燐
「いや、そのポニテの子は……行方不明者にはいなかった。
一色紅葉って人も……資料には上がってないな……」
リーチェ
「だいさんしゃ?」
守築 茉麻
「我らが追うべき者は、3人存在すると言うことか」
GM
身元がはっきりしているのは、一色若葉だけだ。
守築 茉麻
「実行者であるならば、それも理解はできるが、さて」
燐くん
「それともう一つ。
山田の調べた場所、そしてリーチェが襲われた場所。
さらには、雫が発見された場所。
その全てに共通する場所の存在だな」
リーチェ
「あ」三人の顔を不思議そうに眺めていた粘菌は、守築の言葉を聞いて、ゆらりと頭を揺らした。
「リーチェ、人形の家行くと思ってた。行く、行こう? 思ってた」
アンティークショップ跡地とドールハウスについて話す。
「うむ」
山田 花子(仮)
「っぱあの通りか」
守築 茉麻
「人探しは、魔ならざる官吏でも当たることはできよう。
我らは、その地を改めるべきと考えるが、どうか」
楡森 燐
「まあ……そうなるよなあ……」溜め息
GM
その時、扉がノックされた。
リーチェ
「燐は行くやだ?」
リーチェ
タイミングが悪くてノックの音が引っ込んでしまった
GM
シュッ
守築 茉麻
「燐よ。
貴様は、人であることを選んだ。もう十二分に働いたといえよう。
訪れる先では、再び戦いとなる恐れもある」
リーチェ
おっ王いいぞ
これはいい会話
明星 善
優しい世界
やさいせいかつ
楡森 燐
「……アンタ、そういうこと言うんだな。
違うんだ、そうじゃない。
俺は、平和な日常を望んでいるだけで。
それを止められる手段が、俺しかないのなら
……戦うしかないんだよ、人間は」
真田 宗司
教え子の姿をじっと見つめている。
守築 茉麻
「……そうか。
やはり、強いな。貴様は」
微笑む
山田 花子(仮)
「おう兄ちゃんかっこいいじゃねえか! もちろん行くよなぁ!」犬歯を見せて笑う
リーチェ
ゆらゆらと頭を揺らして、燐の言葉を咀嚼しようとする。
「燐はやだ。やだけどがんばる。ならリーチェは、燐をやだしないにする。
……やりかたわからない」大事な所の理解が不足している。
楡森 燐
「行くけどアンタたちと親密にとかは嫌だ……」
明星 善
「えー」
リーチェ
「じゃあちょっとはなれる」心持ち距離を取った。あんまり状況は変わっていない。
山田 花子(仮)
「あ? お前もスタバおごってやろうか?」
明星 善
スタバまた次メロンフラペですって奥さん
山田 花子(仮)
メロンかー
リーチェ
メロンかぁ
リーチェ
「すなば? リーチェは麦がいい」
明星 善
「それ鳥取」突っ込みたかった。
守築 茉麻
「そうか」
ちょっとだけ寂しそうに笑おう
「だが、心強いぞ。燐よ。
ならば、頼らせてもらうとしよう。共に取り戻すぞ。人の世の平穏を」
楡森 燐
「そうだな……」
真田 宗司
「仕方ないな……」
小さなため息。
山田 花子(仮)
「つかなんでセンコーがいんだよ」
GM
真田は皆にまっすぐ向いて言う。
真田 宗司
「皆さん。私はただの人間です。
この手で生徒を守ったり、取り戻したりする力はありません。
できる限りのことはさせていただきますが、楡森のこと、生徒達のことを、どうぞよろしくお願いします」
守築 茉麻
「うむ。我が名と我が城に賭けて誓おう」
明星 善
「まかせてよ!」軽い敬礼ポーズ。
山田 花子(仮)
「悪いようにはしねえって」
リーチェ
「よろ……、しく」首を傾げ、反対側に首を曲げて、その意味を探そうとする。
「よろ、しく。
リーチェは、よろしくされる」そして、緩やかに頷いた。
楡森 燐
(先生は善意で言ってるんだろうけど……た、頼りたくねえ! 借りを作りたくねえ!!)
リーチェ
「……? よろしくしたけど、燐、いやそうしてる。燐はよろしく、いや?」
GM
それはそれ、これはこれなので、相談したら先生が対応してくれるかも知れない。
楡森 燐
しくしく
GM
といったところで扉にノック。
続きはまた次回!
リーチェ
不思議そうにノックの音がした方を向いて、以下次回!

リーチェ
ありがとうございました!
楡森 燐
おつかれさま……
守築 茉麻
お疲れ様でした!
山田 花子(仮)
お疲れ様でした!
リーチェ
お疲れさまでした!
GM
「色々助けて貰ったけどそれはそれとして困ってます」って相談してくれたら、人間の大人のできる範囲でなら助けてくれる……
でも危険に首を突っ込むなら、ちゃんと必要な協力は得なきゃダメだよ!
そんな感じです。
明星 善
お疲れ様でしたー