こちらには『恋する少女の切ない記憶』の
ネタバレがあります。
本編見る!
こんばんは!
築島 神
いろいろいじってたらお時間ッ こんばんは!
井上 枕流
はーーーっ
佐倉 光
遅刻だぁぁぁ!
井上 枕流
びょびょびょ
GM
こっちな!!
大変失礼いたしました!
井上 枕流
家々
築島 神
お疲れ様です!
GM
前回は封印をするところでしたね!
築島 神
一方こちらはまたシートとルルブを開き忘れる
GM
陣の発動。さて、封印期間は……?
井上 枕流
宿運ないのかー
GM
あー、井上さん使い切ってるのか。
井上 枕流
でも2d振れる
これなら絶対大丈夫だろー
築島 神
宿運使っちゃったんですよねぇ
でも2D振れる
GM
んで前回、早まっちゃいましてね!
井上 枕流
早まった
GM
演出で「天狗に戻ったよ」って書いたけど、
まだ戻ってないわ!
井上 枕流
そうね、これから封印する
築島 神
500年戻れない可能性もありますからね
井上 枕流
さてさて、井上印のゴーストトラップの威力は如何に

羅刹
「ば、バカな……
この白峰山の左岸坊が、人間や定命の妖怪ごときに負けるとは……」
井上 枕流
「世の中、刻一刻と移ろってんだ、歳喰うだけなら、亀だってできらぁ!」
羅刹
「わしら古妖怪はその数を減らし続けている。
もはや霊力の高い者を娶らねば滅ぶ運命にあるのだ!
それを、お前たちはわしと京子の仲を裂き、古妖怪を滅ぼそうというのか!」
井上 枕流
グレード下げて一族をつないでいくことはできないのかな
「んなこた言ってねぇだろが。先方の都合を考えろってぇだけでぇ」
羅刹
という台詞を封印前に言ってたって事で……
井上 枕流
あ、なるほど
じゃぁ言うだけ言ってからトラップのペダル踏もうか
築島 神
「……ああ、そうかいそうかい。可愛想にな、京子ちゃん。
どいつもこいつも、てんで勝手に言いやがる」
井上 枕流
怒りに任せて振り上げた足を、踏み板に叩きつける
封印について
GM
で、演出間違えてたんですよ。
封印は本体ごとだ。
井上 枕流
あれぇ?
築島 神
おっと。天狗ごと箱にインされる。
封印期間が過ぎたら箱からぺっと天狗だけ吐き出されるのかな
GM
よって封印期間は結構大事だったりしますね。
井上 枕流
大事というか
ということはこいつはそもそももう助からんと
GM
そうみたいです。浄化にかかる時間が決定されるみたい。
井上 枕流
カワイソ
GM
封印期間はつまり、
刑に服す期間と考えればよろしいかと。
井上 枕流
てことは
GM
短い方が嬉しいかな!
井上 枕流
むしろ短い方がいいのか?
築島 神
1日なら1日で箱から出てこられる、500年になったら500年間出てこられないってことかな
井上 枕流
短い方が、毒気抜くパワーが強かったってこと?
GM
そういうことになる!
築島 神
毒気抜くパワーが強かったのか、当人がに毒されきっていなかったのか
井上 枕流
その辺りってどの辺に書いてます>
築島 神
「封印がどういうものか」という世界観的なとこかな 表じゃなくて
井上 枕流
そうそう
GM
P226なんだけど、これはシナリオの記載だからなー
井上 枕流
え、そうなの
ふーむ
築島 神
「封印中に魔が浄化されれば、元の姿に戻ることができます」って記載だけありますね P.30
井上 枕流
なるほど、そこらへんはシナリオや相手によって、解釈分けてもいい感じなのかな
築島 神
あー、あとP.22 封印
GM
P22が世界観的な説明かな。
井上 枕流
ヤバいやつが短い=くそ、数年しかもたんのか
イイヤツが短い=少しだけの別れさ
なるほど
つまり、あくまで浄化にかかる時間、まさに刑期なわけで
GM
で、今回の場合、京子さんというお相手がいるので、年数は結構大事。
が封印される」っていうからだけ引っこ抜いて入れるのかと思ってた!
井上 枕流
相手やお話によってどっちがいいか変わるなぁ
GM
一応「浄化される」から、
歪められる前の人間や妖怪に戻れるってことだよ。
井上 枕流
封印期間過ぎる=サッパリして出てくるわけね
築島 神
ですなですな
井上 枕流
じゃぁ短い方がいいね、今回は
GM
もともとがヤバい場合? それは普通に別途牢屋入りしていただいて。
井上 枕流
いずれにしても、我々に選ぶことはできない
GM
基本長くはない方がいいと思う。
封印期間表は「LT」です
井上 枕流
振るしかかいのだ
いやぁ、クソミソなヤツだったら、向こう500年、反省してこいや! ガーン! >7
てのも気持ちいいだろう
お話的には。
GM
うーん、まあほら、一応あやびとの仕事は、取り憑かれてしまった人や妖怪を助けることだしね。
に取り憑かれて悪事を働くことが多いわけでー
井上 枕流
中には、を受け入れちゃうクソもいるかもしれないやん?
妖務省としては、短い方がいつもいいんだろうけど
GM
そういうのはシナリオ次第だね。
さっさと浄化して裁きを受けさせるなりなんなり。

井上 枕流
LT 封印期間表(3) > 1年
LT 封印期間表(3) > 1年
GM
お。
井上 枕流
1年で固定だそうですw
GM
出目が良い。
井上 枕流
まぁ悪くはないねw
京子も一目ぼれにアチアチな頭を落ち着かせる時間必要だろうしw
築島 神
本当に好きならきっと待っているさ、と言えるくらいのちょうどいい時間
井上 枕流
そうそう
GM
ちなみにここでパーティーメンバーは「喪失」を宣言することで全妖力をつぎ込んだりできます。
そうした場合は封印期間を下げることが出来ます。
使用したPCは全ての力を失ってNPC化しますが、そうまでしても失いたくない存在を救ったり出来るわけです。
井上 枕流
そうか、だから下げられるんだ
なんで犠牲払って短くせにゃならんのだ、って思った
GM
下げる限定じゃないや。プラスもマイナスも可能。
井上 枕流
なるほどね
やっぱりお話と相手次第だなぁ
GM
殺せないので封じるしかない相手とかもいるかも知れないからね。
井上 枕流
そうそう
築島 神
ですなですな
そういう封印がうっかり破壊されて別なシナリオが始まる。

井上 枕流
では、
と化した天狗の、箱の縁に最後にかかった指を、そこらに転がった卒塔婆の角でがつんと打ち据え
「往生際が悪い! さっさと逝って、反省してこいや!」
羅刹
「アァァァァァ!」
GM
悲鳴を上げた天狗は額に手を当て、愕然と呟いた。
羅刹
「わしは、に……憑かれて」
築島 神
「漸う気がついたか。そういう事だ。
掛かって一年、数年……、って所かね、これなら。
まあ、ちっと頭を冷やしてきな。京子ちゃんにわけは話しておいてやる。
本当に好きあってんなら、待っててくれるだろうよ」
GM
小箱に瘴気が吸い込まれてゆく。
井上 枕流
それがひるみ、箱の中に落ち込んだのを確認してから、ようやく踏み板から足を退けるや、噴き出していた白光と白い腕が、するすると箱の中へと戻り
最後にぱたんと扉が閉まると、その天面に据えられた絡繰時計の針がちりりりりと回り
かちん、という音と共に
『ひととせ、にゃッ』
可愛らしい声が響き、肉球を真似たような光印が浮き上がり、そして消えた
井上 枕流
「一年、か。ま、ちょうどいいくらいかね」
宗方 京子
「……あ……」
GM
小さく息をついて、京子が身を起こした。
井上 枕流
「目ぇ、覚めたかい、京ちゃん」
早乙女 白秋
「あ、起きたよ! 無事だぁ、良かったねぇ」
築島 神
「起きたか、怪我ないかい。悪かったな、攫わせちまった」
井上 枕流
「何があったか、は覚えてっかい」
宗方 京子
「枕流ちゃん……?」
井上 枕流
「おぅ、おれだぜ」
宗方 京子
「わたくし、どうしてこんなところに……」
井上 枕流
「おぅ」
宗方 京子
「ずっとずっと、あの方が語りかけていてくださる夢を見ていましたわ。
夢、だったのかしら……」
築島 神
「そうか……、見えてたんだなあ」
井上 枕流
ふんー、と猫めいて鼻息を吐き出し
「京ちゃんにゃぁな、色々知ってもらわにゃならんことがあるんでぇ」
GM
京子は周囲を見回して、早乙女に目をとめる。
宗方 京子
「天狗……」
早乙女 白秋
「あっしは違うよ。そのひとは、えーと」
GM
早乙女は困ったような顔でちらちらと小箱を見ている。
井上 枕流
「とりま、こんな墓場でする話じゃねぇや。一度お家まで帰ろうぜ。
その間に、聞かしてやるよ」
宗方 京子
「……ええ。何がありましたの……」
井上 枕流
「親父殿にも、言って聞かせにゃならん話もあるからな」
妙に不機嫌そうに
封印箱を拾い上げ、早乙女に放る
「落とすなよ」
早乙女 白秋
「うわっと。
はーい」
GM
早乙女は白布で丁寧に箱を包み始めた。
井上 枕流
とりあえず、タクシー拾って、京ちゃん家まで行こうか
GM
山を下りれば営業車は見つかるだろう。
連絡したらあやびと御用達のタクシーが来てくれるかな。
夜遅くまで走ってるやつが。
つたえる
GM
では伝えるところはサクッとカットで、反応から始める?
それとも伝えるとこからやろうか?
井上 枕流
親父に文句をいってやらにゃならんもんねぇ
早乙女 白秋
あとは京子ちゃんの意思の確認でやすねぇ
築島 神
こちらは反応からでも、伝える所からでもどちらでもOK。
井上 枕流
そういえば世界観少し読んだけど、妖怪ってほんとに世間的に認知されとるんね
これなら、しっかり事情話しても問題なさそだなって
早乙女 白秋
そだよ。一般人なんだ。
築島 神
井上さんがしっかり伝える台詞からやるなら伝える所から、そうでなければ反応からが綺麗かな
井上 枕流
あ、そういうことか
京ちゃんに、ってことね
それならかくかくしかじかでいいかな、って
そのためにタクシー呼んだ(移動中にカクシカ
GM
ok

築島 神
「さあ、帰りましょう。夜は冷えますから、お風邪を引いてしまいます」
京子ちゃんをエスコートしよう。
井上 枕流
「旦那、手ぇ出すんじゃござんせんよ。1年後に殺されっちまいますからね」
その築島の背に小声でささやきつつ
築島 神
「おいおいおい、言うない。依頼主に手ぇ出すもんか。
だいたい、井上さんの友達だろう。一年を待たずに殺されたかねぇよ」
井上 枕流
けけけ、と笑って
「そうしなせぇ」
早乙女 白秋
「箱ン中から外の様子って分かるんでやすかねぇ」
築島 神
「さあなぁ、入ったことがねえしな」
井上 枕流
「出てきたら、聞いてみたらよろしいんじゃござんせんか」
GM
やがて車がやって来て、あなた方は疲れた体をようやく休めることが出来るだろう。
井上 枕流
じゃぁ、道すがら京ちゃんに事情説明
親父がしでかしたことも含めて
ケケケ
そこは誇張悪意は抜きでね
宗方 京子
「……えっ、あのお方が……に?
その箱に入っていらっしゃるの!?」
井上 枕流
「そういうこと。まぁ、毒気抜いてるようなモンだ。
そう悪いこっちゃねぇよ。なんせ一年でお勤めも満了なんだ」
宗方 京子
「では、あの夢は夢ではなかったのかしら。
わたくしを迎えに来たと、あの方は……
おおきな翼でわたくしを包んで」
井上 枕流
「まぁ、なんだ。
京ちゃんも、ちょいと上せちまったようなとこもあるしよ? 先方も、似たようなとこがあるみてぇだったし。
1年、よく考えてみたらいいやね」
宗方 京子
「…………」
井上 枕流
「その間、親父黙らせとくのはまかせろ」
悪そうな化け猫顔と低い声で
築島 神
そんな様子を眺めながら、ひとつ仕事を終えた気だるさで外を眺めている。
あのどもが性懲りもなくやってきたら困るからな。
京子ちゃんに事情を話すのは、知己の井上さんに任せよう。
女心の機微ってやつぁ、俺には手に余る。
早乙女 白秋
疲れて寝てる
宗方 京子
「わたくしは、ずっとあの方のことをお慕いしていて、そう、あの時に助けてくださったのも……
左岸様。左岸様とおっしゃるのね」
井上 枕流
「そう、白峰左岸。
長い時間を生きた、不器用な山だしの天狗さ。
色々と考え方も、生きる時間だって違うんだ。考えることはきっと、たくさんあるぜぃ。一年じゃ足りねぇぐれぇな」
GM
京子は夢みるように呟いて、井上の手を握って微笑んだ。
宗方 京子
「枕流ちゃん、ありがとう。
私を助けてくれて。あの方を助けてくれて」
井上 枕流
「うっ」
褒められて、妙な顔になる
感謝されることには慣れてない
「よ、よせやい! おれぁダチ公に変なちょっかい出されたから、気に喰わねかっただけだぜ!」
GM
彼が古妖怪であり寿命差があること、それを案じて彼女の父が結婚を反故にしようとしたことも伝えた?
井上 枕流
もちろん、全部伝えるよ
だから、そうだなー
親父が邪魔した、ってことは伝えるけど
「簡単に考えちゃいけねぇよ? 親父さんだって、そこんとこを考えてのことだったんだからな」
って感じで親父フォローしとくよ
宗方 京子
「そう……生きる時間が。
お父様……
……酷すぎます」
GM
京子は眉根を寄せた。
井上 枕流
「ん、んんー……ま、まぁそうなんだけどよ」
言葉を素直に受け取ったがために困ったように
宗方 京子
「わたくしの想いも聞かずに一方的にそんなことをするなんて」
井上 枕流
「あ、そっち? ……そ、そーだよなー、うん! それはおれもそう思うぜ!」
宗方 京子
「左岸様もです。会わずとも色々手段があるものでしょう。お手紙とか」
井上 枕流
「そうそうそう!
ほんとひでぇ話だぜ」
宗方 京子
「殿方はわからんちんですわ!」
井上 枕流
「だからよ、これから親父殿んとこ行ったら、おれも一言言ってやろうと思ってんのよ!」
宗方 京子
ねー、と井上と目を見合わせる。
築島 神
おお、盛り上がってんなあ。
やっぱ任せてよかった。うんうん。
井上 枕流
「おぅよ! 野郎ってのは、手前らだけで世の中動かしてやがると思ってやがんのよ!」
宗方 京子
「そうですわね。わたくしもお父様にがつん、と言ってやりますの!
そうですわ。わたくし愚かでした。
想うだけでは駄目なのです」
GM
なにごとか気炎を上げる京子であった。
築島 神
ここに入るのは少々デンヂャラスだ。
晴れやかな気分になりながら、横の会話を聞いている。
GM
……そして。
あなた方は無事、宗方邸にたどり着いた。
あなた方が呼び鈴を押す前に、使用人が門の前に駆けだしてきて扉を開けてくれた。
GM
「キミ」
だったかこのルール。まあいいや。
井上 枕流
キミ
築島 神
普段のGM文体とルールの文体が違うとワニャワニャしますよね

築島 神
「只今戻りました。危うい所でしたが、京子様は無事でございます」
使用人に軽く頭を下げて声をかけよう。
GM
「ああ、ようございました。本当に良かった。旦那様は本当に心痛で倒れるのではないかと」
使用人は何度も頭を下げ涙ぐむ。
井上 枕流
「トドメ刺すことにならなきゃいいけどな」
小声で
築島 神
「まあまあ、言うてやんない」小声で返す。
宗方 京子
「まだ起きておいでね? 丁度良かったわ、お話がありますの」
井上 枕流
京子のその言葉に、築島に小さく肩をすくめて見せる
早乙女 白秋
「なんだい、なんか気合い入っちゃってるけど、なんかあったんですかい?」
築島 神
「作戦会議をしてたのさ。京子ちゃ…… 京子様と井上さんでな」
井上 枕流
「決起集会みたいにな」
早乙女 白秋
「決起集会??」
GM
早乙女は大事そうに箱を抱えたまま、よくわからんという顔をして続いた。
井上 枕流
「まぁご覧じなさいよ。今宵の宗方場所は大一番でござんしょうから」
GM
「とにかく、お礼も申し上げたいと。
ささ、お入りくださいませ」
築島 神
「失礼致します」
GM
使用人はキミたちを招き入れるが、その横を京子がずいずいと進んで行く。
築島 神
「わっとっと」
GM
「あっ、京子お嬢様、裸足ではございませんか!」
井上 枕流
そういえばそうだったわ
GM
玄関が開いて、宗方が駆けだしてきた。
GM
「おお、京子! 無事で!
皆さんもよくぞ。ああ、良かtt」
GM
娘を抱きしめようとした父に、娘は言い放った。
宗方 京子
「お父様。わたくし、この方と結婚いたしますから!」
井上 枕流
箱を。
GM
「何を言っているのだね!?」
早乙女 白秋
「え?」
井上 枕流
「お前さまじゃござんせんよ」
スネを蹴る
早乙女 白秋
「あいてっ! はい、これです、これ!」
宗方 京子
「左岸様と結婚する、と言っているのです!」
GM
「ど、どういうことだね?
何があったのだ!? は?」
築島 神
「お、おうおう、京子ちゃん。順序だ、ものの順序をだな。
親父殿がわけわからんって顔しておいでだよ」
井上 枕流
この面倒くさい状況をまとめて話し合いにまで持っていくのは築島さんの仕事だ
築島 神
「って、俺がまとめろって面だな。はいはい。
親父殿。実はですね……」
かくかくしかじか、と話にかかる。
カット
GM
こっから一年後にふっ飛ばしましょうか?
井上 枕流
それでもOK
GM
説明して諭してくれたアタリで。
井上 枕流
ですな

築島 神
「あの天狗に憑いためは我々、あやびとが封印致しました。
ですが、もとはと言えば。
親父殿、貴方があれを騙すような事をしたことにも発端がある。

大体、今回の一幕。
京子様は、何も知らされておりませんでした。
渦中の人物だというのに、あんまりでしょう。
京子様には知る権利がございましょう。
そう判断して、京子様にはすべてお話いたしました」
宗方 京子
「はい。全て聞かせていただきました。
その上で、わたくし、決意いたしましたの」
井上 枕流
そーだそーだって後ろでふしゃーってしてる
GM
「しかしだね、しかしだね、お前、分かっているのか。寿命の差というものは……」
それから翌日朝まで話が途切れることはなかった。
カットしよう
築島 神
おっとっと打ってました、失礼
適当なところでふっとばしてもらってOKです
井上 枕流
いやいや、この大切なところは飛ばすわけには
GM
飛ばして良かったかしら……
井上 枕流
まぁ、実際に1年たたずとも
GM
数日後とかでも。
井上 枕流
とりあえず落ち着いたな、ほんとのところどうなるのかねぇ、的な数日後の後日談でも
キレイなのでは
GM
そうしよっか。
築島 神
ですなですな
一年後はどうなっているのかな、とぼかして終わるのでも美しそう
井上 枕流
うむうむ

GM
あの箱は無事妖務省に納められ、一年の時を待つことになった。
そんなこんなで落ち着いた数日後。
キミ達は京子から誘いを受けて銀座の喫茶にいる。
井上 枕流
パフェーだ
GM
無論パフェーもある!
早乙女 白秋
「すっごいお店だぁ……」
宗方 京子
「遠慮なさらずに召し上がって!」
井上 枕流
「おぅ、あんがとよ」
クリィムをひとさじ掬っては、猫がそうするようにぺろぺろと舐めている
宗方 京子
「ふふ、枕流ちゃんたら鼻の頭にクリィムがついてしまいますわよ」
築島 神
「やあ、京子さん。あの後どうですか、親父殿は」
この場にはお嬢様も、京子ちゃんもそぐわないように思えて呼称を選ぶ。
立ち込めるクリィムの匂いにすこうし気圧されながら、珈琲牛乳をいただく。
井上 枕流
「おっと、もったいねぇ……」
縒り目で鼻の頭を舐めようとするが、人の似姿では届かない
宗方 京子
「ええ、もう、わからんちんには厳しく厳しく言ってやりましたから。
……でも」
言いながら枕流のクリィムを拭い取る。
井上 枕流
ふがふがいいながら拭き取られる
宗方 京子
「お父様はお父様で、わたくしのことを考えていてくださったのだ、というのは分かりましたわ。
が現れたのは本当のことでしたし……
わたくしは知らなかったのですけれど、と化した左岸様が見ていたことがあったらしいのです。
おとうさまにはそれが左岸様だとは分からなかったのですわ」
井上 枕流
「それでか」
親父殿が護衛だなんだと言い出したことについて
早乙女 白秋
「行き違い、ってやつですかい」
築島 神
「そうなるな。親父殿が見たのがと化した左岸なら、そりゃあ心配もするわな」
珈琲牛乳をもうひとすすり。
GM
珈琲牛乳はまろやかでほどよく甘く、美味だ。
築島 神
うむ、美味い。栄養を感じる。
仕事の後にも前にも向いてるってもんだ。何せあの…… 困らせだったか、随分と手を焼いたからなあ。
そう、直前の仕事を想起する。
宗方 京子
「わたくし、小さな頃からずっとずっと左岸様を想ってきたのですよ。
この思いはお婆ちゃんになっても変わらないと思いますわ」
井上 枕流
「おー、お熱いねぇ」
築島 神
「そうか。そりゃあ……、よかった。
それなら、出た時にあいつも喜ぶだろう」
宗方 京子
「左岸様がになるほどにわたくしを想ってくださったというなら、それは女冥利、というものではないかしら」
井上 枕流
「そうかもしれねぇけど、ちゃんと次あったら、言ってやんなきゃいけねぇよ?
あいつも大概だったんだからな」
冗談めかして
宗方 京子
「そうですわね。左岸様にも。
ちゃんとわたくしの話を聞いて下さいませ! って!」
GM
京子はころころと笑った。
井上 枕流
「そういうこった!」
築島 神
「全くだ。出てきたら十分に言ってやるがいいよ。
もう一度退治は勘弁だからな。
どうか、お幸せにな」
井上 枕流
「でも、あいつが悪さしでかしたら、きっと言いな? 尻の一つも蹴とばしにいってやっからよ」
築島 神
「おうおう、そりゃあ頼りになる。井上さんの一発はキツいからなあ」
宗方 京子
「ええ!」
宗方 京子
「改めてお礼を申し上げますわ。
お三方。本当に、ほんとうにありがとうございました」
井上 枕流
「いいってことよ!」
宗方 京子
になったひとは必ずしも救われるわけではない、と聞きました。
何年も何年も戻ってこられないこともあるって。
それを、ひととせで済むように頑張って下さったのでしょう」
築島 神
「そうか、其処まで聞いてたか……。
ああ、そうよ。封印は背負ったの重さと、こちらの霊力に拠る。
一日で済む時もあれば、数百年を得ることもある。
間に合わねば、真まで喰われて戻らんこともある。

まあ、だがよ。左岸、あいつが助かったのは。
京子ちゃん、お前を愛していたお陰でもある。
京子ちゃん、お前の心が確かだったお陰もある。
そのお陰で、俺達はあいつを追えたんだからな」
井上 枕流
「そういうこと。それほど器用じゃなぇよ。おれたちは」
早乙女 白秋
「愛の力でやすねぇ……」
井上 枕流
「きっと、京ちゃんとアイツの縁なんだろ」
早乙女 白秋
「うらやましー……」
井上 枕流
「お前さまの話は聞いておりんせんよ」
築島 神
すこうし、喉が苦くなる。
そんなことも、あったのだ。どんだけ愛していようと、手の届かなかった事もあった。
女の泣き叫ぶ声は、いつも耳に残る。
過去
早乙女 白秋
なんかドラマがあったらしい。
築島 神
今までもあやびとやってたなら、そういうこともあっただろうなって
GM
ありそうだなぁ
力足りずに暴走してしまった夜叉を殺すか長期封印することで現世と切り離さざるを得ないことなんかが。
井上 枕流
築島さんどっかにそれと刺し違えた古傷ありそう(るろうに感
築島 神
ありそう
当人は愛や恋には「無縁」だけど、もしかしたら一度だけそういうことがあって、その一度だけがそういうことだったとかはあるかもしれない
GM
熱いなー
そいつが恨みを抱えたまま長期封印されてて、彼女が封印から解放されて復讐に来る話とか
築島 神
ありそうだしやってみたいなぁ

築島 神
「まあまあ。男なら羨ましくもなるだろうよ。俺も正直羨ましい」
……どんだけ愛していようと、手の届かなかった事が、あった。
それだけに、京子ちゃんの笑顔は眩しい。
GM
京子はくすくすと笑い、そしてふっと目を閉じ
井上 枕流
「京ちゃん、きっと幸せになってくんなよ。
京ちゃんたちのことは、おれにとっても、嬉しいことなんだ」
その頭で二つの耳が、背後で尾が揺れる
宗方 京子
「ありがとう。
この恩はいつかきっとお返しいたしますわ」
築島 神
「いいねえ、恩返し。式には呼んでおくれよ。それでいい」
井上 枕流
「呼ばれんでも、行くぜ、おれは!」
GM
京子の顔がぽっと赤らんだ。
そして、「はい、きっと!」と明るい声でこたえたのだった。


あやびと
「恋する少女の切ない記憶」





井上 枕流
お疲れさまでした!
築島 神
ありがとうございましたーーーーーーーーー!!
GM
ハッピーエンドです、やったね!
築島 神
やったぜ! GMの温情にもすがりまくったけどハッピーエンドだ!
GM
覚醒もあるし、もうちょっと頑張れたな。
築島 神
ダイスによっては覚醒も十分ありえたかもですね
調査足りなくなりかけたところでの温情助かりました

あやびと、面白かった!
どんなルールで世界なのかなんとなく分かってきたし、キャラ性も醸成されてきたし、次から水曜日はミラミラ回すっていうのにあやびともっとやりたい 困った
GM
次はもっとうまくやる!!
ミラミラの次にまたやろっかー!
築島 神
ぜひ!!
井上 枕流
やろうやろう
築島 神
築島でもう一度でもいいし、いつぞや言ってた医者あやびとでもいい
楽しそう
GM
楽しそうですねー
成長
GM
では成長!
キャラクターレベルが1上がります!
アビリティの習得か技能レベルの上昇ができます!
築島 神
いえーい!
アビリティも強力だけど、技能レベル上昇はつよーい底上げになるから迷う
井上 枕流
自分は技能充分だから、アビかなー
GM
あ、これ
今回はキャラクターレベル2なので、
自身の種族・分類・術技・武器・防具・共通 からアビリティを1取得 ですね
築島 神
あ、今回はアビリティだけなのか
GM
3レベルで技能だわ
井上 枕流
ふむ
築島 神
なるほど
GM
それと、耐久を2、活力を1上昇。
ちなみに成長ルールはP163ですね。
偶数と奇数で交互に処理が発生するみたい。

GM
このシナリオ、最後にGMを褒めてくれるw
ありがとう!!
築島 神
そうなんだ
井上 枕流
そうなんだ
築島 神
でも
 ・新しいルール誘ってくれた
 ・回してくれた
 ・解説してくれた
 ・一緒に楽しんでくれた
めっちゃありがたいポイント高い ありがとうございます
GM
楽しかったのでまたやる!!
井上 枕流
つまりwinwin関係
築島 神
ぜひまたやりましょう!
GM
ちなみにこのルール推してくれたのは井上さんだよ。
井上 枕流
そういえばそう、っていうか
ココフォリアストアで「これやりたい! 回して!」ってゴネただけw
GM
ココフォリアブックスで「井上さーん、好きそうなルールあるよー」って軽い気持ちで声かけたら買ってくれたw
築島 神
おお、そうでしたか
ありがとうございます
お二人のおかげで新しい面白いルールを知れた! ご一緒できた! 嬉しい! ありがとうございます
GM
ゴネるだけじゃなくて買ってくれたし、読んでみたらホントにユニークで面白そうだったんだもの。
築島 神
そうそう、これは面白い
面白いルールを知った

GM
さてさて、このシナリオ、分岐がございますよ。
今回は一番良いエンドでした!
井上 枕流
よかったよかった
築島 神
いえーい やったぜ
GM
封印期間が10年以上だと、さすがに京子ちゃん待つの諦めてしまいます。
築島 神
そりゃあなあ。花盛りの少女にとって十年は長いよ。
GM
お父さんが心配しまくっていい相手探してくるでしょうしね。
そちらの魅力がうっかり想い出の君を越えてしまったのでしょう。
築島 神
ですねえ。いま以上に嫁き遅れに対しての圧力も強いし。
想い出の君より現在を選んだのかもしれない。
一番最初に彼女が言ってた通り、「宗方の女」でもありますしね。京子ちゃん。
GM
ということで1年って実はギリギリでした!
築島 神
よかったよかった!
GM
良かった良かった。
井上 枕流
蝶ハッピーエンドだった
築島 神
実際4以上あたりから結構ハード期間になってきますしね、チャート
GM
でもって「終話」を公開できなかった場合。
左岸は退魔特務機関に討伐されてしまいます。
築島 神
あれ、その場合はあやびと達がしばくんじゃないんだ
GM
として処分されてそのまま死を迎えます。
PCたちが失敗したのはそのまま「あやびと失敗した」と見なされるわけですね。
これ以上被害を広げるわけにはいかないので、強硬手段での排除になるんですね。
築島 神
その場合クライマックスバトルはなし?
GM
なしです。
築島 神
なるほどー。それは消化不良にもなるし、ちゃんと対峙できてよかったなぁ。
GM
その場合京子ちゃんは自暴自棄になってしまい女学校を退学し、姿を消すのでした。
築島 神
つらいなあ。井上さんの友達が! そうならなくてよかった。
その場合親父殿もつらいしみんなつらい。
GM
展開によっては戦闘はするが封印不能である、というのもアリでしょうね。
築島 神
それはありかなーと思いますね。あやびと自ら殺すしかない、という。
クライマックス無しだと消化不良で終わるけど、クライマックスまで行ければそれはそれでちゃんと盛り上がるし。
そういう悲劇のバトル、それはそれでPLは楽しい。
あと京子ちゃんがもしかすると恨んだり、悲しんだりする標的が退魔機関ではなく、彼を殺したPCたちになるから、その意味でもつら楽しい
GM
夜叉になった京子、なんて物語もあり得たかも知れない。
救いがなさ過ぎるけど。
築島 神
あり得たかもしれない。救いはないけども。
実際、そういう恨みの買い方してるあやびと、いそう
GM
といったところで、大団円で終わります。
築島 神
ありがとうございました! よかったー!
GM
ありがとうございましたー!
井上 枕流
ありがとうございました!!
GM
BGM記録とっとこ。
OPENING「コンポーネントハート」
ENDING 「V002_ASnotzan_百鬼夜抄」
コメント By.GM(早乙女)
とにもかくにもハッピィエンド。めでたしめでたしと相成ったのでございました。

ボス周りの演出を先週ミスってしまったので、ちょっと巻き戻して再開だ!
初プレイ故にあれこれと分からないことはありましたが、楽しく遊ぶことができました。
「あやびと」、また遊ぶぞー!

プレイ日:2025年12月24日

作者名: ルールブック掲載シナリオ

配布・販売サイト: 恋する少女の切ない記憶


『大正伝奇浪漫RPGあやびと』
倉樫 澄人 (著), N.G.P. (著), 楢乃D (イラスト)
出版社:新紀元社

こちらのリプレイは「大正伝奇浪漫RPGあやびと」の二次創作です。


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