TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第六話『胞子の島』1


開始前のあれこれ
古賀 咲夜
【マタンゴ】について
PC1ロイスのヒロインて、
・人間である
・喋れる
・動ける
・オーヴァードである
を全て満たす必要はあるのかしら。
例えば「事態を憂えている喋るマタンゴ」とか「傷ついた飛行機」とかでもいいの?
シナリオクラフトのルール知らないから、メチャクチャ言ってたらごめんなんだぜ!!
【質問】
 シナリオクラフトってどのルールブックに載ってるんだっけ?
 それは私たちも見ても問題ない物?

可能ならルール周りとか流れとか確認した方がスムーズかなと思ったので!
GM
シナリオクラフトはパブリックエネミー掲載のルールです。

みんなでダイス振ってチャートで展開決めてその場で遊ぼうぜ!というルールなので、見てもらってめっちゃOKです!
GMがシナリオを作成するためにチャートを使い、展開は秘密、という使い方もあると思いますが、今回は上記の使い方(みんなでその場で決めて遊ぼうぜ)でやる予定です。
今回は独自な舞台にする関係でハンドアウトや導入をアレンジするためにGMがいますが、逆にいうと導入より後の展開や描写はみんなで好きにやっていけたらと思っています~(もちろんGMがやっても可)
前提説明めっちゃ忘れてたので、ご質問ありがとうございます!
PC1のヒロインですが、パブリックエネミーP.101のヒロインの動向チャート見てもろて、いけそうな範囲ならなんでもokです。

リチャード
コンセプトは乙女ゲーの攻略対象>支部長
古賀 咲夜
貴公子さんか
蕨 洋美
乙女いないんですが……
GM
なんでや古賀さん攻略されてもいいじゃない
古賀 咲夜
私には喋るキノコちゃん(ヒロイン)が……
いやほんとに急いでヒロイン決めよう。
蕨 洋美
よく見たら、禁じ手『サイレンの魔女』だぁぁぁぁ!
リチャード
マップ兵器!
ここに弱点のダイス数をを補完してくれる古賀さんがおるじゃろ?
古賀 咲夜
おるよ!
GM
ほんとだサイレンの魔女ガン振りだ! そこに疾風迅雷とスピードフォースとはなかなかヤる気でいらっしゃる
古賀 咲夜
古賀さんも強化しないとイカンのだった。
あと中華娘ほどの強化はつかないぞ。
蕨 洋美
単体全力突破のアカリさんの立場が……
リチャード
いやだって乙女ゲーの攻略対象って大体パーフェクト超人じゃないですか
古賀 咲夜
一個とんでもない弱点持ってるもんでは
GM
仲間(?)が強けりゃ楽ができるのでそれはそれで無問題>アンリの立場
古賀 咲夜
いきなり酒造りに邁進できるね!
GM
やったぜ!
リチャード
キノコ酒
GM
色んな意味でOUT>キノコ酒
蕨 洋美
蕨も安心して拠点設営に集中できるな
古賀 咲夜
こいつら帰る気ねぇな!?
リチャード
アルパインスタイル南国支店
古賀 咲夜
帰らなくても……いっかな……仕事しなくて済むし……
GM
つまりリチャードさんが古賀さんを攻略してここから島の歴史が始まる
古賀 咲夜
攻略する側なの!?
リチャード
攻略される側だYO!
GM
古賀さん積極的に攻略しに行くかどうか読めなくて
リチャード
悪役令嬢でもいいから!!
GM
悪役令嬢!!
いったい誰と誰の間に誰が入るんだ
リチャード
マタンゴとマタンゴの間にマタンゴ
GM
キノコしかいねぇ
古賀 咲夜
ただ密生してるだけじゃないか
そいつら根?で繋がってるよね?
リチャード
あいつら歩くからなぁ……
GM
最後には島ごと持ち上がってワサァっと……
蕨 洋美
これ、みんなでヒロイン取れば乙女ゲーにできるんじゃない
GM
なるほどな??? 美少女&美女(キノコ含む)だらけのキノコ島だったか
古賀 咲夜
《成長の促進》(植物を急成長させる)とろっと。
蕨 洋美
謎のキノコでももらうかぁ
それか、キャラクリしたいから、という理由だけでヒロインとるか
古賀 咲夜
キノコ急成長させてヒロインにするか。
とりあえず怯えたり食事作れたりすればOkらしいし
GM
OKOK
古賀 咲夜
今生まれたキノコの昔話って何だろう。まあいいか。
蕨 洋美
キノコヒロイン
ブレスオブファイア2のアスパー、キノコ形態の画像が貼られる。
ちなみに基本植物の変身可能キャラなので、他にドラゴン形態・球根形態があったりする。
古賀 咲夜
キノコアスパーはカワイイぞ!
GM
キノコヒロインだ!
これはかわいい
古賀 咲夜
キノコアスパーばっかり使ってたなぁ。
蕨 洋美
俺は聖ニーナと魔リンプーばっか使ってたな

キャラクターがない!
蕨 洋美
久しぶり
古賀 咲夜
いるわ
GM
こんばんは~
古賀 咲夜
でも考えてみればパレットが消し飛んでるのよね
次回までには書いておかなくちゃね
GM
ああっと、お手数をおかけします。
今回は導入故たいしたチャパレは使わないと思われますし、どこかで書いておいてください~
蕨 洋美
souieba
そういえば、それでニーカも消えてたんだ
古賀 咲夜
油断しないでちゃんとコピーしてとっとかなきゃね。
そのへんもver2でなんとかなってくれるといいなぁ
蕨 洋美
丸ごとキャラエクスポートできるようにならんかな>ココフォリア
古賀 咲夜
それはたぶん、有料版で使えるのは確定なのよ。
蕨 洋美
私の場合、チャパレというよりアホほど登録した立ち絵パターンが飛ぶのが辛い
こればっかりはコピーもへっったくれもないからな
古賀 咲夜
そうねー
せめてお片付けしたキャラは持ち帰れると助かるんだけどな。
蕨 洋美
全く
GM
むむ、リチャードさんまたお仕事でも降ってきたかしら
リチャード
だいじょぶです!
GM
お、よかったよかった お疲れ様です
蕨 洋美
おっつー
古賀 咲夜
おつかれさま!
そういう意味でも、全員揃って始められて良かった。
GM
うんうん
リチャード
やったぜ!
古賀 咲夜
チームメンバーが出ても全員登場できるな!
どんぱふ
リチャード
駒がどこだと思ったら古賀さんの裏だった

GM
さて今回ですが、【シナリオクラフト】となります。
事前にシナリオを作成せず、ダイス(チャート)で何が起きるか決めて、その結果を元に口から出任せで(チャートから想像を膨らませて)遊ぼうぜ、というものです。
というものですので、一応描写/管理担当としてGMがいますが、PCの皆さん側からもチャートの結果を元にガンガン捏造・描写・ホラ吹きして下さって大丈夫です。「この結果ってことはこんなことが起きるんじゃないの?」って風に。
リチャード
fmfm
GM
本来は舞台がどこになるか/何が原因かとかもダイスで決めるんですが、
今回はマタンゴやりたいということで、
グランドオープニングだけ固定で行きます。

シナリオテンプレートは【エスケープ・フロム……】(パブリックエネミーP101) となります。
そういえばロイスが未定ですが、これも始めてから決めちゃいましょうか。
では、もそもそ始めてまいります~

GM
 Double × Cross 3rd Edition with Scenario Craft
    「胞子の島」

うし?
蕨 洋美

うし
GM
蕨 洋美
ぎゅう
古賀 咲夜
てっちゃん?
蕨 洋美

今回参加のリチャードの中の人は、八雲&阿修雷の中のヒトです。

GM
さて、ではまず、PC個別のオープニングから。
<PC1: 古賀 咲夜> 古賀さんのみ登場可能。
古賀 咲夜
はーい
GM
古賀さん。あなたは飛行機に乗っていた。
しかも、なんと国際線である。

異国語の響きのアナウンスが耳に心地よい。
……あなたは、今までの経緯を思い出す。
古賀 咲夜
耳がつーんてしてる
欠伸したら直るかしら。
それにしても飛行機なんて久しぶり。
GM
始まりは、UGN・日本支部の視察として、某国W市の支部長である青年が日本──N市を訪問し、あなたがN市支部長として霧谷と共に彼を出迎えたことだった。
古賀 咲夜
隣のイケメンね?
GM
このシーンには出ていないが、その通り隣のイケメンである。
視察はつつがなく終わった。
そしてあなたは彼を送り届けるついでに、w市支部を視察してくる、という任務を受けてここにいる。
というわけで、ファータイルさんとは知り合いになります。
古賀 咲夜
はーい。後でどんな人か見てからロイス決めるわね。
(め、めんどくさい……普通に観光に行けるなら良いけど、どうせ視察したらとんぼ返りじゃないの)
(それにしても最近静かだと思っていたのに、急にこれだもの)
GM
あなたはw市の観光パンフレットなどを軽く見ながら、もうちょっと日程が取れればなあ……、と思うことだろう。
古賀 咲夜
「(ああー、ここの博物館とか面白そう……)」
(丸三日、とは言わないけど、一日二日かけて観たいものねぇ)
choice w国語できる ぜんぜんわからん (choice w国語できる ぜんぜんわからん) > w国語できる
GM
おおー!
古賀 咲夜
(言語はある程度知ってるから心配ないし、少しくらい長くてもいいのになぁ)
リチャードさんの国
リチャード
毎回面倒な客人を担当する支部長さん
蕨 洋美
w市ってどこにあるんだ?
GM
どこにあるんでしょう?>リチャードさん
リチャード
国は特に決めてないというか、架空の国ですね!
GM
どんな雰囲気の市なのかしら
蕨 洋美
キョート共和国
リチャード
イギリスの田舎の方をもうちょっと温暖にしたようなイメージ!
GM
なるほど!
リチャード
名前こんなだし英語通じるんじゃないかなw
コーラがなくてもワインがあるさ

GM
仕事での出張の悲哀を覚えながら、せめて美味しいものでも食べられれば、とあなたは思うだろう。

そこに── 
古賀 咲夜
(焼きキノコ食べたい……)
GM
不意に、飛行機が激しく揺れた。
古賀 咲夜
(えっ)
GM
サーブされたワインがあなたの胸に振りかかる。
古賀 咲夜
わぁぁぁぁぁ買ったばかりのコートがまたぁぁぁぁ
(何事?)
GM
何事か。トイレに立っていた、貴賓の無事を確認しようとして──
古賀 咲夜
(エアポケットにしては随分と……揺れたわね)
飛行機ってどの程度の規模なのかな?
GM
国際線だしそれなりに規模はあるでしょうね。慌てぬようにとのアナウンスが流れるが、エアポケットにしては揺れが大きい。
古賀 咲夜
(一応無事の確認はしておくべきか……)
席を立って近くの席に捕まりながらトイレへ向かおう。
おっとトイレは前の方の席にあるのだわ?
GM
では、そこで一度シーンエンド。
古賀 咲夜
はーい

GM
<PC2:リチャード・ファータイル>
リチャード
はぁい
GM
あなたはUGN某国支部・w市支部長にして、貴族の子息でもある。
そんなあなたはある日、UGN日本支部の視察に赴くことになった。
リチャード
「公務で国外に行くのは初めてだったが、いい経験だった」
GM
UGN日本支部の支部長はジャパニーズ・シャチク感の漂う疲れた様子の男だったが、その眼光は鋭く、なにかと事件が起きがちな日本支部を纏めているだけあると思っただろう。
リチャード
「しかし、リヴァイアサンというだけのことはある。私は品位を保てただろうか……彼も少し疲れているようだったが」
N市は魔境
古賀 咲夜
そんなかんじなの
トイレ行ってたイケメンさん
GM
リチャードさん新キャラだからちょっと長めに。
古賀 咲夜
はーい
リチャード
N市で疲弊する霧谷さん
GM
なにかと事件が起きがちっての確か公式にも書かれてて……>霧谷さん疲弊
蕨 洋美
一体N市に何があるんだろうな

GM
視察ついでにちょっと観光、もとい、向こうの文化を見せていただく程度の時間的余裕はありそうだったが、あなたはこれ幸いと観光を楽しむタイプだろうか? それとも、あくまで真面目に日本、N市の“日常”を視察していただろうか?
リチャード
「それにしても日本支部というところは良く統制されていたな。それゆえに少し窮屈にも感じられたが……チルドレンの姿もほとんど見なかったか」※問題を起こす前に外に出された
GM
※なるほどな?>問題を起こす前に
おこさないでください
古賀 咲夜
『問題を起こす』の?
八雲 乾風
えっ、いや俺は別に大丈夫ッス
ヴェロニカ
まったく
鶴ヶ島 絢子
古賀 咲夜
ヤダ
キノコソテー食べたい

リチャード
「だが、ミス・バスカヴィルが警戒するほど不穏な動きはなかったと思う……それとも私の経験が足りないだけというのかな」
GM
外を見に行け、と命じられたのは、もしやあなたに経験を積ませる意味もあっただろうか。支部長として、貴族として。ともあれ、よい経験ではあっただろう。
リチャード
季節はいつごろだろう?
GM
あ、確かに季節未定でしたね。前回いつだったかな
蕨 洋美
キノコですし、秋の味覚ということで、今と同じくらいではいかがでしょう
GM
お、ではそれで。
時は晩秋、冬へと向かう季節である。日本は来る新年に向けて慌ただしくなったり、少し浮つきだしたり、そんな季節だった。
そういえば供されたキノコ料理は美味しかったな、と思い出すだろう。
リチャード
「あまり見て回る時間もなかったが、あの小さなメープルの葉は美しかった。いずれ我が庭園にも植えてみたいものだ」
GM
ともあれ、かくしてあなたは母国へと帰る飛行機の中、サーブされたワインを味わっていた。
横には、あなたの護衛兼道案内としてついて来てくれた、N市支部長だという女性がいる。その名を古賀咲夜。
母国に着いたら、逆に彼女に道案内をしてやることになるだろう。
表示される茂るメイプルの葉
リチャード
写真!!
GM
せっかくだから
古賀 咲夜
大掃除の手配もしなきゃならないのに……
GM
最近おコロナのせいでとんと飛行機に乗ってないわ

リチャード
(ミス・コガには世話になった。伯母上のワイン園にご招待するべきかな……個人的には美術館もご案内したいところだが、時間はあるだろうか)
古賀 咲夜
是非そのお心に甘えたい所なんですけどッッッ!
GM
パンフレットを見ては溜息をついていたから、もしかするとあまり時間がないのかもしれない。残念なことだ。
リチャード
(彼女もこの若さ※欧米人の見た目基準※で支部長とは気苦労が知れるな)
古賀 咲夜
子供じゃないってば!
GM
さて、そうしていると、ふと自然があなたを呼ぶのを覚えた。乗る前に摂った水分が出所を求めているらしい。
リチャード
「私としたことが少し飲み過ぎてしまったか。失礼、少し外します」すっと席を立ってトイレに向かう
蕨 洋美
気圧下がるとアルコールもよく回るからな
古賀 咲夜
たぶん美術館のページ見て未練がましくため息ついてた。
GM
幸いトイレの中で困難に遭うようなことはなかった。手早く用を済ませ、外へ出ると──
不意に、飛行機が強く揺れた。
リチャード
「む」
GM
慌てぬようにとのアナウンスの裏で、あなたの母語で微かに慌てたようなやりとりを聞きとるだろう。キャビンのクルーたちもいささか驚いた様子でいる。
リチャード
「タービュランスか?間が悪いことだ」座席につかまりながら
GM
座席につかまって状況を確認するあなたの眼に、窓の外の風景が映る。
いつもならばそこには穏やかな白い雲の群ればかりか、たまに雷雲などがあるものだが。
そこには、
巨大な茸が絡み合ったような、醜悪な化け物が、気圧も温度もものともせずに、唐突に、浮かんでいた。
リチャード
「なっ、あれは―――」
古賀 咲夜
トンデルー
リチャード
胞子じゃないんだからなぁ

GM
<PC3:蕨 洋美>
その少し前のことである。蕨さん、あなたは一人、w市行きの飛行機に乗っていた。
蕨 洋美
少し前かー
あ、タバコNGじゃん(立ち絵の煙草を消す)
GM
残念ながら煙草はNGである。うーん。
さて、その理由は何だっただろうか。バカンスか? それとも、任務か? さてはて仕入れか?
ちょっと前、といっても謎の化け物出現のちょっと前ということで、便は同じです。
蕨 洋美
ふむふむ
ERAに視察に行ってるとかかなー
任務だと色々面倒そうだ
GM
確かに。>任務だと面倒そう
蕨 洋美
とりあえず、目を通し終え、ドッグイヤーだらけになったカタログを閉じて、伸びを一つ
「まったく、外国ってななんでこう遠いかね」
GM
少し目が疲れた。座席の横を見れば窓の外に、白く柔らかな雲の群れ。
蕨 洋美
「……映画でも見ようかね」
「窓の外も、代わり映えの一つも無くて、面白くもない……」
「あいつら、店番サボってないだろうね……」
GM
映画も色々とあるが、座席のモニターが小さいのが残念な所である。
蕨 洋美
ビジネスクラスにしよう!
半個室みたいなやつ
GM
おっビジネスクラスにしちゃう? いいと思います。
蕨 洋美
CLUB ANA的な
GM
店番の二人はどうしているだろうか。ピンチヒッターでたまにバイトに入る男は、それなりの頻度で仕事があるだのと言っていなくなっては戻ってきたりする。
雑談窓で子供二人は遊んでいた
蕨 洋美
手元のスマホで、店番の2人に
『ゲーム禁止』
と送っておく
「どうせそろそろ、気が抜けてる頃だろ」
GM
ビジネスクラスにするなら、半個室のような座席は少しなりとも退屈を慰めてくれるだろうか。それでも長時間のフライトはどうにも暇である。
映画の中では巨大な竜巻がサメを巻き上げていた。
「竜巻で舞い上がるのはいいけど、なんでそれで空飛べるようになるのかね」
あなたがツッコミを入れた瞬間に、画面の中でサメがロボットサメに変形した。実は生物ロボット兵器だったのだ!
うーん、ちょっと何を言っているかわからない。
蕨 洋美
「意表ってやつにも、突き方ってのがある、ってのがよくわかる代物だね」
「……やれやれ、どうにもヒマだね。ラウンジで一杯引っ掛けてくるか」
立ち上がり、ラウンジへ向かおう
GM
ラウンジに向かうと、そこには前方の展望が見える大きなモニターがある。なるほど、空を眺めながら一杯というのは悪くない。
蕨 洋美
「なるほど、気が利いてるじゃないか。こういうのでいいんだよ。こういうので」
GM
あなたが感心しつつ、酒を手に取ると──
不意に、飛行機が大きく揺れた。
蕨 洋美
「―――っと」
GM
あなたはその時、ここが移動する物の上だったということを思い出すだろう。乱気流か。それにしては揺れが大きい。慌てぬようにというアナウンスの合間に、何事か叫ぶ声が入って、
そして。
目の前のモニターに一瞬ノイズが入ると、そこに。
蕨 洋美
「……どう考えても、気流の揺れじゃぁない……」
GM
茸が絡み合い節くれだったような、醜悪な形の触手が、前方に向かって伸びてくるのが──、はっきりと映った。
蕨 洋美
「は?」
「ここでもくだらん映画流してんの―――」
GM
その次の瞬間、あなたは感じ取る。
それは、あまりにも大規模で、濃密な、飛行機の外からエアコンを通じて侵入してくる、

《ワーディング》、だった。
蕨 洋美
「あぁ?」
「……さて、面白くなって来やがったね」
一筋、汗を流しながら、つぶやいた
GM
シーンエンド。

GM
<PC4:経塚アカリ>
UGN・S市支部長、経塚アカリはw市行きの飛行機に乗っていた。
目的は古賀のバックアップであり、リチャードの護衛だ。支部長を二人も駆り出していいのかという件については、N市の人員をあまり使うわけにはいかないのが実情なのだろう。あとS市、前回はともかく比較的閑古鳥であることだし。
なお古賀さんは彼が一緒に乗っていることを知らされていない。
古賀 咲夜
知り合いがそんなに乗ってるなんて
経塚 アカリ
なんとなく、これでいいのかUGN……。という気がした。まあ自分が関わることじゃない。こちらとしては都合はいいし。
GM
ワインがサーブされる。
経塚 アカリ
「薄い」思わず呟いた。少し舐めるともっと飲みたくなるのが難点だ。N市支部の目があるんじゃ存分に飲酒もできない。
GM
あなたは自分基準で薄い酒に溜息をつきながら、外を眺めた。
──と、
不意に、飛行機が激しく揺れた。
経塚 アカリ
「あっが、」
頭をぶつけて苦鳴。
「いって、何があったさ……」
GM
状況を確認しようとしたあなたの背を、特有の気配が撫でた── 《ワーディング》
シーンエンド。

GM
さて、ちょっと順番がてれこになりますが、次のシーンを全員合流でのオープニング(グランドオープニング)にしようと思います。
古賀 咲夜
はーい
蕨 洋美
いえさー
リチャード
わーい

一方そのころ、主なきアルパインスタイルでは……
次からのシーン含め、出番のない人たち(ある人もいた)が雑談で遊んでいた。
結雲 悠
蕨さんお土産よろしくねー
蕨 洋美
カエンタケ
結雲 悠
あっつい
手が痛い
GM
お土産にカエンタケとは自爆型のトラップ
阿修雷
こいつは焼いても炒めても食えないアル
結雲 悠
「えー、折角頑張って持ってきたのに」
手が金属のとこだけで挟んできた
阿修雷
「悠くん、どうせお客さん来ないですしゲームでもします?」
結雲 悠
「ゲームしよ。前遊びに行ったとき、八雲に面白いボードゲーム教えてもら……」
「……勝ち目無いじゃん……」
阿修雷
「くす……それなら運の要素が強いゲームにしましょうか」
結雲 悠
「あれ、連絡だ……」
「……」
そっ閉じ
蕨さんから釘をさすメールが届いた
阿修雷
「どうしました?」
結雲 悠
「なんでもないよー。休憩しよ、休憩ー」
お客がいないなら良いじゃないか、そう思う悠である。
運強めのゲームをチョイスして勝負を挑もう。
ノリで勝敗が決まる奴でもいいけど。
阿修雷
(ふふ、わたしのイカサマを見破れますか?)
結雲 悠
感覚は高いぞぉ
サメに色々オプションつけて最強のサメを作って、登場人物全員食えたら勝利!ってゲームを……
阿修雷
まんいーたー…
結雲 悠
ほんとうにあるんかーーーーい
阿修雷
サメ映画に不可能はない!!!
「あー、フカヒレ食べたい」
結雲 悠
「フカヒレっておいしいの? 食べたことないなぁ」
蕨さんが乗ってる飛行機にトラブルが起きた
結雲 悠
あっ、靴紐がぶち切れてコケた。
あっ、店の前を黒猫が横切った。
阿修雷
不吉!
蕨 洋美
ダースで黒猫が
その中には白猫も混ざり、中には白黒半々のものもいる
白1を黒1で打ち消せるとして、さて残ったのは黒とシロどちらでしょう
阿修雷
「いいですね、猫は富の象徴ですよ」
結雲 悠
「三毛猫かな? ラッキーかも」
はっ、ネコが全部ナナホシテントウの死骸を咥えてる!
そして手に持ってたカップが不自然な割れ方を!
阿修雷
カラスが集まって骨を落としてきた!
結雲 悠
「なんか騒がしいねー」
阿修雷
「……お香を焚きましょうか」
結雲 悠
そういえばもう一人遭遇する人がいるんだった。不吉の前兆他に何があったかなぁ……
阿修雷
竹の花が咲いた!
結雲 悠
そういえばそう!
ここからリチャードのシーンだった
結雲 悠
割れたカップと骨と虫の死骸を片付けつつ、「そういえば赤嶺さんまたいないなー」と
阿修雷
「……非科学的な迷信です。あの人はいつでもいたりいなかったr」
鶴ヶ島 絢子
「すみませーん」
カランカラン
阿修雷
「うわ……」
結雲 悠
「あ、いらっしゃいませー……あれ、鶴ヶ島」
そういやフライヤー渡しちゃったんだったなー、まずかったかなー
鶴ヶ島 絢子
「ここで、めっちゃシャレオツな水筒売ってる、って……おお!?」
「うわ、めっちゃ偶然。ってかそのエプロン、ここでバイトしてたん?」
結雲 悠
「こんちはー、そうだよ、バイト」
阿修雷
「そんなところ……っていうかわざわざ水筒のためにここに?」
鶴ヶ島 絢子
「おわ、アシュレーまで?本当に仲良し姉弟なんだねー……そうだよー。教えてくれたじゃん、ここおすすめだって」
「あ、だからチラシくれたのかぁ。商売上手だなぁ、もう」
結雲 悠
「姉弟? えっと、そうか。そうだった」
阿修雷
「……これからクリスマスの飾りつけに唐辛子と菖蒲と硬貨と、それに仏壇に線香を供えるところだったんだが」
鶴ヶ島 絢子
「何それ、どこの風習?……アフリカ?」
阿修雷
「さっきから不吉なことが続いてるからな」
結雲 悠
「全部乗せとけば間違いないよね」
鶴ヶ島 絢子
「そうなの?じゃぁ私が来たから全部ドンチャラじゃん」
阿修雷
「……僵尸の訪問がトドメなんだが」
鶴ヶ島 絢子
「私先生じゃないよー」
結雲 悠
「キョンシー? なんか映画にあったそんなの」
鶴ヶ島 絢子
ああ、本場の発音だからキョンシーでいいのか
阿修雷
広東人かどうかは謎だ!
「それで、ナルゲンが目当てか?こっちにあるが日常使いならこっちのステンレスボトルがいいと思うぞ。保温もできる」
鶴ヶ島 絢子
「あ、そうそう投げるん。うーん、でもサオリとミノリのも買ってってあげなくちゃいけなくてさぁ。可愛いのがあればいいんだけど」
何かを投げるような仕草しながら
君たち、気付いてないかもしれないが、こいつはうまく乗せれば上客だぞ
阿修雷
よっしゃスノピのオーロラボトル売りつけよう
鶴ヶ島 絢子
レインボー見たら
「うわめっちゃ綺麗じゃん。これにする」
とか言いそう
阿修雷
「まいどー2万円ー」
鶴ヶ島 絢子
「えー、高……。カード使える?」
一族名義のプラチナカード
結雲 悠
使えるよー。
阿修雷
「ビザでもマスターでも銀聯でもー」
鶴ヶ島 絢子
「このカード、なんて言うんだっけ。まぁいいや。じゃぁ、それ3つね」
AMEX
阿修雷
「ここに差し込んで……暗証番号を」
鶴ヶ島 絢子
「えーと、私の誕生日……」
ぴっぴっぴ
阿修雷
「そういうのは口に出さないアル」
鶴ヶ島 絢子
鶴ヶ島のお買い物天国の続きはまたいずれ

GM
<オープニング5:グランドオープニング>
全員登場可です。出ても出なくてもOK。
蕨 洋美
多分立場的に最後に出てくるのが良いような気がする
リチャード
出ます!
蕨 洋美
なので、このシーンの今の時点では待機
経塚 アカリ
こちらも登場。機会を見て出ます。
GM
はーい>蕨さん
古賀 咲夜
出るわよ
ダイス必要かしら
GM
あ、そうですね。侵蝕率をどうぞ。
古賀 咲夜
そういえば最初のシーンで侵蝕上げてないけど
リチャード
一瞬古賀さんが巫女に
古賀 咲夜
神職上げてないんだから巫女じゃないのよ
1d10 (1D10) > 3
[ 古賀 咲夜 ] 侵蝕率 : 34 → 37
リチャード
1d10 (1D10) > 5
[ リチャード ファータイル ] 侵蝕率 : 33 → 38
GM
あ、そうだ最初のシーンの分! それも含めてもう1d10お願いします。
古賀 咲夜
1d10 (1D10) > 9
[ 古賀 咲夜 ] 侵蝕率 : 37 → 46
リチャード
1d10 (1D10) > 1
[ リチャード ファータイル ] 侵蝕率 : 38 → 39
経塚 アカリ
2d10 (2D10) > 15[5,10] > 15
[ 経塚 アカリ ] 侵蝕率 : 35 → 50
うわめちゃ上がった
古賀 咲夜
めっちゃ上がった
蕨 洋美
1d10 (1D10) > 4
[ 蕨 洋美 ] 侵蝕率 : 34 → 38
1d10 (1D10) > 10
[ 蕨 洋美 ] 侵蝕率 : 38 → 48

GM
──《ワーディング》

貴方達の頬を撫でたのは、確かに《ワーディング》の気配だった。
周囲のクルーたちが、乗客たちが、ばたばたと倒れていく。飛行機が放送越しに警報を発しながら小刻みに振動する。
古賀 咲夜
《ワーディング》……! これは」
GM
あなたたちは気づくだろう。この《ワーディング》は外から来たものだ。
もしかして── コックピットにも侵入しているのではないか?
古賀 咲夜
慌ててコックピットへ。
リチャード
「襲撃か?乗客を守らなくては」
古賀 咲夜
「あっ、ファータイルさん!」
GM
コックピットは閉じられたまま開かない。だが、その向こうは異様に静まり返っている。
蕨 洋美
おっと
では、真っ先にコクピットのドアのとこにいていい?
古賀 咲夜
「まずいわ、このぶんだと……」
GM
お、どうぞ。
蕨 洋美
では、ドアの取手に取り付いて、ひきあけようとしているところ
古賀 咲夜
「……」
起きている、ということは、彼女もオーヴァード……
「あら?」
リチャード
「ミス・コガ……と、こちらは?」
古賀 咲夜
「蕨さんっ!?」
「え、な、な、なんでこんなところに!?」
蕨 洋美
「あん?」
振り向き
リチャード
「ミス……ワナビー?」
GM
ワナビー
古賀 咲夜
「ファータイルさん、彼女は、その、知り合いの方で」
「自己紹介している場合じゃないわ!」
蕨 洋美
「あ?古賀さん?」
「あんた、こんなとこで何してるんだい」
古賀 咲夜
「慌ててるのよっ!」
蕨 洋美
「奇遇だね、あたしもさ」
古賀 咲夜
「早く、コックピットに行かないと! 開かない!?」
私は非力。
蕨 洋美
「それが、ちょっとね」
リチャード
「今はそれより飛行機の安全が先です、ドアは壊すしかないようですね」
蕨 洋美
「ああ、そう思ってたところさ」
GM
ここは導入シーンなので、ドアについては好きな演出でぶち開けてもらってOKです。
蕨 洋美
「Mr.ハンサム、男手をお借りしても?」
リチャード
192cm84kgのパワーで
「離れていてください」
古賀 咲夜
「お願いします!」
蕨 洋美
「どうぞどうぞ」
リチャード
kikku!
GM
バッキャァ!
蕨 洋美
あれおかしいな
エセカートゥーンみたいな書き文字が見えたぞ
古賀 咲夜
目の錯覚かしら
蕨 洋美
「お見事」
古賀 咲夜
「ありがとうございます!」
リチャード
「パイロットは無事か!」
蕨 洋美
その横を抜けて、するりと中へ入り込もう
古賀 咲夜
「(うう、最悪、あの手しか……)」
経塚 アカリ
「古賀さん、ファータイル氏、俺も…… っと、見事なもんさ」ちょっと出遅れたらしい男が、後ろの方からやってくる。
蕨 洋美
「あ?」
古賀 咲夜
「えっ、アカリさんまで……どうなってるの?」
「それよりとにかく今は……」
コックピットに入り込む。
リチャード
「あなたは、確かS市の……ええ、そうですね」
経塚 アカリ
「ああ」
蕨 洋美
では、見た瞬間、誰が何かを言うよりも早く顔面に16文キックを叩き込む
>アカリ
具体的には13文弱キック
リチャード
「なっ、ミス・ワナビー!?」
古賀 咲夜
「!?」
経塚 アカリ
「うわっ、突然何さ?」
蕨 洋美
「おっと……」
「すまないねぇ、ちょっと揺れが、さ」
経塚 アカリ
驚いて思いっきりそのキックを顔面で受けた。痛そうに苦鳴を押し殺す。
蕨 洋美
言いながら、襟首を捕まえるようにして引き起こしたアカリの耳元で
(お前までこんなとこでそんな格好で何やってんだい)
ギギギ、と音がしそうな顔でゼロ距離で睨む
経塚 アカリ
囁き声には、痛そうにしながら知らぬふりを突き通した。
「いたた、古賀さん、この人一体何なんさ……?」
リチャード
「落ち着きたまえ、何があったのか知らないが今は争っている場合じゃない」
「それで、パイロットは無事ですか」

GM
──コックピットの中では、果たして嫌な予感が的中していた。パイロットとコパイロットが揃って気を失っていて── その前で、醜悪な化け物が空中に浮かんでいる。
古賀 咲夜
「なにあれぇぇ!?」
蕨 洋美
「キノコだろ」
古賀 咲夜
「キノコは飛ばないの!」
リチャード
「あれは、オーヴァードなのか……!」
蕨 洋美
キノコをなんとかしないと、飛行機動かすこともできない感じかな
古賀 咲夜
「そ、そ、それより、この飛行機、何とかしないと」
リチャード
「とにかく機体を維持しましょう」操縦桿を握る
なお操縦はできない
古賀 咲夜
「操縦、できるんですね!」
「良かった、これで何とか」
リチャード
「いえ、少なくとも放置するよりはましでしょう」
蕨 洋美
「残念ながら、あたしも免許は3種類くらいしか持ってないんだけどね」
ちなみに蕨がのんびりしてるのは、古賀さんがオルクスだと知っているからです
オルクスが全員機械操縦できると思うなよ!
リチャード
「どこかにマニュアルがあるはずだが……」
古賀 咲夜
「ぅう、やっぱりやるしかないの……」
「こんなおっきいの動かしたことないのに」
GM
古賀さん。周囲には《ワーディング》が満ちたままだ。
あなたが取れる手段は、その想定している一つだけだろう。
古賀 咲夜
目をぎゅっと閉じて顔をぱんぱんっと叩く。
「ファータイルさん、そこに座って、操縦桿に手を添えていてください」
リチャード
「ミス・コガ?わかりました」
蕨 洋美
キノコは襲って来たりはしない感じ?
古賀 咲夜
キノコは任せた。
GM
キノコは現状、浮かんでいるだけです。
触手を漂わせて浮かんでいるだけのその化け物は、ただ《ワーディング》を放散するだけで、目の前に遭遇したこの小さな鳥に災厄を齎そうとしているのだ。
古賀 咲夜
副操縦席で倒れている操縦士をそっと押しのけるようにして座り、意識を集中。
経塚 アカリ
「古賀さん……? そうか、機械の」
古賀 咲夜
機械に自らの因子を慎重に埋め込んで、支配してゆく。
「簡単、簡単だからねー? そーっと降りて。そーっと降りてくれればいいからね? あの目の前の奴避けながら、そーっと降りてちょうだい」
ぶつぶつと計器類に話しかける。
《イージーエフェクト・機械の声》を使用します。
GM
OK。
機械の群れで構成された巨大で精緻な機械が、自らの自律判断によって、少しずつあなたの声を聴く。
リチャード
「成程、これがオルクスの力……」
古賀 咲夜
「旋回して、ゆっくりね、ゆーっくり」
冷や汗垂らしてる。
GM
あなたの頬を冷汗が滑り落ちていく。
少しでも誤れば、大爆発だ。
古賀 咲夜
水平を保ちながらひとまず海面に降ろすことを試みる。
近くに陸地はありますか?
GM
少しずつ高度を下げていく中、あなたの眼に島のような影が見えた。
それは森に覆われた島のように見えた。
古賀 咲夜
何だか分かんないけど、海のど真ん中よりはずっとマシね!
その島へと向かいつつ高度を落とす。良い感じに近くに着水できるように。
「あのキノコ、どう? 何かしてる?」
経塚 アカリ
「今の所、あちらに追ってくる様子はないようさ」
リチャード
「動きはないようですね」
蕨 洋美
「いや。ただ浮いてレネゲイドをばら撒いてるだけみたいさ」
古賀 咲夜
「あと、300ft」
GM
──飛行機が旋回しながら、少しずつ高度を落としていく。乗客らの、そして自分たち自身の命を抱いて。
あと、もう少し。
蕨 洋美
「さて、と」
通信士席に座り、ベルトを締める
古賀 咲夜
「昔飛行機のゲームでこういうのやったことあるんだから……」
蕨 洋美
「それじゃ、タッチダウン頼んだよ、機長さん」
古賀 咲夜
「250、200、150……」
リチャード
「大丈夫です。ミス・コガ、落ち着いてやりましょう」
GM
飛行機がフラップを開き、着陸態勢に入る。
古賀 咲夜
「掴まって!」
経塚 アカリ
声に応えて近くの物に掴まる。蕨さんからはちょっと距離をとった。
古賀 咲夜
「えーと、飛行機でブレーキって、どうやるのおぉぉぉぉぉ!?」
水上じゃなぁ。
「止まってー!!」
乗客は?
古賀 咲夜
これ、不時着したとき乗客と飛行機はどうなる感じなのかな?
どかーん?
それとも一応生き残るけど……って感じかなぁ
GM
古賀さんがうまいことやってくれたら一応生き残るけど、シーンには登場せずに遭難しつつなんやかやしてるぜ、って感じになりますね。>乗客 飛行機はこわれる。
古賀 咲夜
はーい
GM
島に刺さって炎上する? 沈没する? どっちにしましょう?
ワーディングが切れるので乗客たちやクルーは貴方達と一緒に脱出できます。>飛行機
古賀 咲夜
私はどっちでもいいけどー
水没の方がまだしも余裕在りそう
蕨 洋美
どちらにせよ飛行機に積まれたものは失うし、どちらでも
リチャード
足腰弱い方は私が運ぶ!
古賀 咲夜
確か、脱出用のスライダーそのままイカダになるしね
蕨 洋美
親とはぐれた子供は運ぼうかな
古賀 咲夜
なるほど

GM
──激しい衝撃。
リチャード
「うっ……!」
古賀 咲夜
一応着水できる程度にはスピード落としたから、あとは生きて。
経塚 アカリ
「い”っ」
蕨 洋美
「……!」
古賀 咲夜
「きゃ!」
しっちゃかめっちゃかに揺さぶられながら、水上を突き進む飛行機の行く先を怯えた目で見つめる。
GM
あなたの悲鳴を曳いて、飛行機は水の上で激しく胴体を擦りながら── やがて動きを止めた。

《ワーディング》の影響を脱したクルーたちが、状況を掴みあぐねながらも脱出用のスライダーを展開し、脱出を指示していく。貴方達も機体を離れるべきだろう。
古賀 咲夜
「ふーーーー、う、うまくいったぁ」
「頭痛い……」
リチャード
「さすがです、ミス・コガ、歩けますか?」
古賀さんに腕を貸しながら
古賀 咲夜
ふらふら立ち上がって、よろけよう。さすがにちょっと大変だった。
蕨 洋美
「お疲れさん。あたしは他の連中を手伝ってくるよ」
古賀 咲夜
「お願いしますぅ」
蕨 洋美
席を立ち、他のクルーと共に乗客たちを誘導する
古賀 咲夜
(あっ、周りが大人だけって、新鮮……)
経塚 アカリ
「ファータイルさん、古賀さんを頼むさ」
二人の傍で、足腰の弱い老人やらが脱出するのを手伝っている。
リチャード
「あの島に避難しましょう」
古賀 咲夜
「はい、それしか、なさそうですし」
(それにしても……蕨さんに、アカリさんまで……)
リチャード
「……失礼します」ひょいと古賀さんを抱き上げる
古賀 咲夜
「きゃっ!? そ、そこまでしなくても大丈夫ですからっ」
リチャード
《イージーエフェクト・軽功》

水面を十傑集走りで島まで駆け抜けますね
古賀 咲夜
じゃあ、少し顔赤らめてます。
イージーは便利
GM
なるほど、それ用だったのか
古賀 咲夜
あらステキ
蕨 洋美
水没間際になったら、イージーの《帝王の時間》を使って、一気に倒れてる人とか担ぎ出していいですか
(見せ場)
GM
おっ、いいですね。どうぞ。

蕨 洋美
では、いよいよ水没しようとする飛行機
しかし中には失神し、動けない人たちが!
古賀 咲夜
「大変、まだ乗客の方が!」
「蕨さんもまだ戻ってきていないわ!」
リチャード
海岸に下ろすと
「まずいな、機体が沈みそうだ。ここにいてください」
古賀 咲夜
「で、でも、今から行っても……」
あの状況では、無理だ。いかに水の上を走ることができたとしても……
蕨 洋美
「やれやれ、仕方がないね……」
蕨 洋美
メガネを外し、閉じていた右目を開く
たちまちの内に、己の周囲の時が、ぬかるむように停滞するのを実感する
狭い機内を掛け、跳ね、倒れた者たちを担ぎあげる
古賀 咲夜
蕨の姿が消えたのを観て悲鳴を上げる。
蕨 洋美
そして、古賀やファータイルが伺う沈みゆく機体の開け放たれた搭乗口から姿を現すのは
「ふんぬぅぅぅぅぅあ!」
幾人もの人間を両肩両腕に担ぎ上げた、蕨
リチャード
「ミス・ワナビー!」機体に向かって駆けていく
古賀 咲夜
いまだにワナビーだ
訂正する暇がないんである。
古賀 咲夜
「蕨さん!?」
リチャード
「皆をスライダーへ!」
蕨 洋美
「おりゃぁぁぁぁぁぁあ!」
彼らを豪快に離れゆくスライダー目掛けて放り投げる
ついで、自らも豪快に海へと飛び込んだ
リチャード
スライダーの後ろに回り込み、島に向かって押し進む
「はぁぁぁ!」
古賀 咲夜
放り込まれた乗客を助け起こす。
「大丈夫、助かるわ」
古賀 咲夜
さすがにテレキネシスでどうこうできる規模じゃないからおとなしくしてよ。
経塚 アカリ
「ああ、みんな、こっちへ!」助け起こされた乗客を誘導していく。
蕨 洋美
「オーイ……ったく、レディを1人忘れてくんじゃないよ……」
ぶつくさと呟きながら泳ごう……としたところで
古賀 咲夜
「蕨さん! 掴まって」
蕨 洋美
「おっ」
「ああ、悪いね……」
その手を取った
古賀 咲夜
【肉体】低いから引き上げるのは無理だけどね!
経塚 アカリ
じゃあ後ろから手伝おう>引き上げるの無理
古賀 咲夜
二人で引っ張り上げよう
蕨 洋美
「よ、……と。ああ、ありがとうよ」
経塚 アカリ
「古賀さん、手伝うさ」そう言って手を貸す。
古賀 咲夜
「ありがとう! 良かった、ああ、本当に良かった」
GM
──全員の退避を終えた貴方達の前で、巨大な鋼の翼が沈んでいく。
リチャード
「よかった……みなさんのおかげで全員無事ですね」
古賀 咲夜
「ファータイルさん……あれがあの人の……」
「力なのね……」
リチャード
「えっ、お知り合い、では」
古賀 咲夜
「……」
どうしよう。ややこしい。
経塚 アカリ
「……古賀さん?」
蕨 洋美
そんなことを言われていることは露とも知らず、右目の瞼をそっと撫でる
「ようやく……少し“馴染んで“きたかね」
古賀 咲夜
ここにもややこしいのがいるけど古賀はしらない。
GM
かくして、あなたたちは唯一の陸地へと脱出していく。
島は灰色の重たい霧に包まれ、その向こうに見える緑のはずの木々すら、立ち枯れた骨のように見えた。
古賀 咲夜
「まあまあ、みんな助かったって事で! 良かった良かった! みんなのおかげね!!」
「人里探して、さっさと帰りましょ!」
リチャード
「ええ、救助を呼びましょう」
古賀 咲夜
スマホとかあるかなー
リチャード
ローミング対応なの?

おしまい
GM
では、その辺は次のシーンにしましょうか。
ひとまずシーンエンド。
少なくとも蕨さんのは国際線に持ち込んでるんだしローミング対応してそうだけど、ド派手に海水に浸かってそう
蕨 洋美
イリジウムの契約もやってるが、流石に持って来てはいない
古賀 咲夜
乗客が持っていたりするかも知れないけど、何故か通じないんでしょ?
GM
ないんでしょうねえ。>何故か
蕨 洋美
ちなみに、蕨が持ってるシガレットケースは完全防水なので大丈夫です、とだけ
GM
お、大事な物が守られた>シガレットケース
蕨 洋美
もちろんシャグもフィルタもペーパーもジップロックしてるの大丈夫です
GM
それは重要
リチャード
でもスマホはびしょぬれ
蕨 洋美
iPhoneじゃなければ助かっていた
古賀 咲夜
あいぽん防水ないの!?
蕨 洋美
無いんだよ
古賀 咲夜
塩水に浸かったら一発アウトな気はするけど
私のスマホはねー、充電切れ寸前!!
あとはアカリさんのお酒があるかどうかかな?
蕨 洋美
アカリだったら、酒くらい作り出しそう
経塚 アカリ
機内に持ち込めるの100ml以内だからなあ>お酒 早速ピンチの予感
古賀 咲夜
そっかー
蕨 洋美
水と炭水化物あれば、自前で蒸留できるでしょう
経塚 アカリ
なるほどサラマンダーの能力を使って発酵と蒸留を始めるアカリ
古賀 咲夜
大変よアカリさん! イベントチャートに「お酒を造る」がないわ!!
リチャード
ピンチ!
経塚 アカリ
なんと! 大変だ!! イベントの合間を縫って酒を造るしかない

古賀 咲夜
さて今のところシリアスですが
いつまでこれが保つかな?
GM
導入終わったから今度こそ好きにはっちゃけるんだ
既存シナリオテキスト無しで導入やるの結構大変。そこは準備しとけ。という学びを得た
蕨 洋美
シリアスかな?
リチャード
プロレスキックしたり十傑衆したりしてますが
古賀 咲夜
何を言っているんですか超シリアスですよ!?
人命救助とかしてましたし!?
リチャード
それだ!
蕨 洋美
そういえば蕨履いてるのヒールなんだけど
大丈夫かな、アカリさんの額
GM
顔面にヒール喰らったの??
リチャード
アカリさんに穴あいちゃう
古賀 咲夜
ボコンて
蕨 洋美
蕨の下半身は、パンタロンに裸足ヒールというつもりだった
GM
「アイヤーッ! ああん、痛いさー」っておどけて衝撃を殺せないから実は結構しっかり痛い>ヒールキック
古賀 咲夜
大丈夫よこんなの致命傷だわ!
リチャード
早く鎮痛剤(酒)をキメないと
GM
パンタロンにヒールかあ めっちゃ似合うしかっこいい
落ち着いたらちょっとだけ残った酒をチビチビしたいところ>早く鎮痛剤を
蕨 洋美
ちびちび舐め舐め
古賀 咲夜
なくなる前に脱出しないとあかりさんの人間性が下がっちゃう
蕨 洋美
新たなステータスが
GM
侵蝕率どころか人間性が下がって泥のような何かになっちゃう
蕨 洋美
アカリさん、酒切れたら手が震えてたし、ほんまのアル中ですよな?
GM
YES
蕨 洋美
割と死活問題では>現状
GM
割とガチで死活問題
リチャード
最悪でも猿酒探さなきゃ
GM
酒切れでコンディションレッドなのをオーヴァードの能力で誤魔化すしかない案件
蕨 洋美
猿酒探すよりは自分で蒸留した方が良さげ
リチャード
まずは炭水化物見つけないと……
蕨 洋美
蒸留させる前に、我慢できずに醸造状態のを飲んじゃいそう
古賀 咲夜
どなたかもみがらおもちじゃないですか
種子さえあれば今の私ならどうとでも!
蕨 洋美
シャグ(煙草葉)ならあるけど
古賀 咲夜
たばこ栽培してもな!!
GM
むしろ蕨さんの役に立つ!>煙草栽培
古賀 咲夜
それに生じゃないでしょそれ
生ならワンチャン
蕨 洋美
なんかみんなここで暮らす気満々じゃん
リチャード
くっそ持ってたとしても胸元の薔薇くらいしかねえ
GM
胸元の薔薇ふいた
古賀 咲夜
バラ育てたら垣根になるか?
蕨 洋美
塩水浴びてるししなしなになってそう
GM
薔薇の実って食べられるのかなあ
古賀 咲夜
ここにいれば心置きなく休めるし……
ローズヒップ食べられるみたいねー
ただし、野生の薔薇にしかつかない。
GM
おー、ほんとだ ワイルドローズにならつくんですね>ローズヒップ
炭水化物はきのこから取るしかないな
蕨 洋美
妹の遺品のマルチツールが役に立つ時が来た
リチャード
せめてバナナなってればなあ
古賀 咲夜
薬効はあるけど、お腹に溜まるもんじゃなさげ。
蕨 洋美
キノコに糖質ほとんど無いんですが……
GM
いまみたけど食物繊維ばっかりですね……
蕨 洋美
そりゃダイエットフードの筆頭に上がるくらいだもの
リチャード
かくなる上は魚醤を作る際にできるわずかなアルコールを……
古賀 咲夜
イモでもあればねー
リチャード
木の根っこでも多少は。。
GM
乗客いっぱいいるし炭水化物の確保は急務なんだよなあ
蕨 洋美
うつろな表情で、ぼっくい持って何かぶつぶつとうわごと呟きながら、木の根元掘ってるアカリさん
GM
シーンが進むごとにアカリがやばいことになっていく可能性
古賀 咲夜
なんか生きてる植物があれば古賀さんが血管ピキピキさせながら菜園やる。
全員の食料分となると、さすがにイージーでも侵蝕率上がりそう…
アカリさんの正気が残っているウチにクリアしないとボスが増えてしまう!?
GM
全員の食料分確保しようとしたら古賀さんが力の使い過ぎでばくはつしそう……。
リチャード
まずはお魚とったほうが……
蕨 洋美
なんかガイア幻想紀みたいになってきたぞ
それかFF6
蕨 洋美
ニアまずいさかな
古賀 咲夜
まずいさかな は遅いからね
ガイア幻想紀……遭難中に髪が2ドットくらいのびるゲーム。超名作。
FF6……とるの簡単な魚ばかりとってると悲劇が起こる。(正直こっちの展開の方が好き)。超名作。
リチャード
イケメンが海に入る→サイレンの魔女→お魚がたくさんぷかぷか
蕨 洋美
すごい水蒸気(ミスト)が発生しそう
リチャード
天然のヘルシオで調理もできる
GM
これがイケメンの力か
蕨 洋美
まぁこのメンツタンパク質はどうとでもできそう
魚焼けるし
リチャード
余ったらアカリさんに冷凍してもらうこともできる
古賀 咲夜
魚は火で料理できるし、植物があれば増やせるし
このメンバー便利だな
GM
確かに 案外食料調達しやすいメンバーだった
蕨 洋美
マイクラかな?
リチャード
お豆腐ハウスたてなきゃ
古賀 咲夜
最後はドラゴン退治かぁー
ヒロインは緑色でシューって言ってる人?
リチャード
自爆!
蕨 洋美
匠の遊び心
GM
爆発するぅうう!
緑でシュー……みんな大好きぼくらの匠。プレイヤーの素晴らしい作品を、背後から現れて命がけで台無芸術的にしてゆくぞ!


コメント
というわけで前々から「やりたいねー」「やろうぜー」と言っていた、「変にバランスの良い大人チーム」で「マタンゴまみれの島でサバイバル」を行います。
はてさてどうなることやら。


コメント By.

TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第十話『道なかば、嵐は来る』 6

「さすがお嬢様……いいえ、かわいい仔」

TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第二話『World End Juvenile』4

おい少年。前回ラストで八雲君「少年」から卒業させたけど「少年」に戻すぞ。

TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第七話『ウロボロスの卵』 7

「逢いたくなかったなぁ…… どうして来ちゃったの……?」

ダブルクロス


本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。