こちらには『VOID』及び
うらめし修学旅行』の
ネタバレがあります。
本編見る!
こんばんは
KP
こんばんはー
田尾 麗
こんばんはー
ヴィキ
どもですー
KP
お二方まだご不在かな
ヴィキ
ちょっとくーなの様子見て来ますね
珍しく逆の立場だ
KP
お願いします
田尾 麗
おや、こちらもDMしてみますか
あ、discordに連絡ありましたね
こんばんは!!! すいません!!!
KP
こんばんはー!
ヴィキ
呼んできました
お風呂でうっかり時間すっ飛ばしておりました(正座)
KP
アッ あるある
風呂寝は危ないのでお気をつけて
田尾 麗
冬の恐怖っすねぇ
結城 晃
こんばんは! ネテタ……
KP
ダイジョブデス? お疲れ様です
結城 晃
大変失礼しました。
KP
いえいえ
あったかくてついうとうとと……
KP
アブナイ お気をつけて……>うとうと
KP
水分補給やお食事やお手洗いなど、大丈夫でしょうか
特に、お風呂出られた後でしたら水分大事
ありがとうございます
気をつけます……色々と……!
カルピスを掻っ攫ってきたので大丈夫ですー!
KP
はーい!
皆様準備整われたら始めますので、お知らせください
結城 晃
こちらは大丈夫です
ボトル飲料はたすかる
こちら大丈夫です!
田尾 麗
我も大丈夫です~
ヴィキ
OKです
KP
はーい! では始めてまいります
よろしくお願いしますー
結城 晃
よろしくお願いします!
田尾 麗
よろしくお願いします

KP
前回のあらすじ:
 下鴨神社に来た。
 みたらし団子ウマイ。

みたらし団子たべたい
結城 晃
あらすじがそのまんまで困る。
ヴィキ
だんごだんご
団子三兄弟に派生するか団子大家族に派生するか

KP
京都の夕方は特徴的だ。
山の合間から射す夕陽が、どの通りを歩いていても変わらず届く。
中心部に高い建物がない故と、碁盤の目状に東西・南北にきっちりと引かれた街路に拠る。
「夕焼けがこんなにくっきり……」
ヴィキ
「山々の稜線だけでなく、昔や今の建物のシルエットまでハッキリ見えて、なんだか不思議なロマンチックさですね」
KP
そんな夕陽に染められた京の外れを歩く。
そろそろ、宿に向かうべきだろうか。
トラブル
田尾 麗
むむ、友人(鼻血)の気配!
ちょっとレス遅くなるかもです
KP
なんと! お大事に
ヴィキ
深夜のお友達
KP
一旦ストップいたします
ヴィキ
はーい
結城 晃
はーい
ヴィキ
お香焚こう
田尾 麗
止めるだけなら何とでもなるので大丈夫っすよ!
KP
なんとでもッッッ コワイ
ひええ
KP
では進行させていただきますが、お気をつけて
お大事にですわ!
田尾 麗
学生時代からの付き合いなんでね…
結城 晃
お大事に
懐旧する原風景はわたしの中にはないがなぁーーっ
ヴィキ
割と自分も親しい間柄だったんだけど、気が付いたら疎遠になってしまったな……
あいつは今頃どこで何を、と思ったら田尾さんとこに転がり込んでたのか

結城 晃
「いやー、遊んだ遊んだー。
そろそろ向かおうか」
田尾 麗
「そうだね、結構いろんなところみれたし」
KP
本日の宿は京の庭と食を存分に味わえる、南禅寺にほど近い庭園の宿「八千代」である。
「いやあ、遊びに遊んで、夕焼け小焼けでまた明日、なんて。ノスタルジックですねえ」
ぼうやよいこだ
結城 晃
にーんげんっていーいーなー
おしりを出して一等賞を取るのは果たして誰なのか!
結城 晃
今Youtubeに公式チャンネルがあって観られるんですよ!(宣伝)
今ちょっと公開数大幅に減ってますけど。

KP
今日は奮発して、格調高い静かな庭園の宿で湯豆腐をいただき。
明日は太秦の外れの、少々羽目を外してもよい宿で存分に騒ごう。
そんな、完璧なプランである。
ヴィキ
「うわ……なんかすごいいかにも立派な旅館の門構え……
お隣の南禅寺にも負けないくらい」
実際の風景
ヴィキ
見た目すごすぎたので貼ってしまった
KP
お、ありがとうございます 使わせていただこ
ヴィキ
わーい
ゲームでしか見たことない門構えだ
結城 晃
これはすごいなぁー

「これが……“格調高さ”というやつ……!」
田尾 麗
「現役時代にもこんないいところは来たことないな…」
素直にすごいなと
結城 晃
「すっごいお宿だな。よく予約取れたなこんなとこ」
ヴィキ
「ふふふ、私たちVOIDのweb瞬発力を甘く見ないでね」
ニンジャ動体視力的な
web瞬発力
結城 晃
VOIDと戦わなきゃいけないこの時代の推し活大変だな!
ライブのチケットとか文字通り瞬殺されそう。
田尾 麗
確かに
本人(?)が買わなくてもマスターから頼まれるのは普通にあるもんな……
田尾 麗
転売厨も横行しそうですね

KP
旅館の門をくぐれば、あなた達を出迎えるのは広大な奥行きのある庭園だ。
石灯籠、松の木、季節の草花の合間をせせらぎ、小さな橋。
穏やかにライトアップされた庭園の背後に蹲る山までも、その一部となっている。
ヴィキ
めっちゃきょろきょろしながら歩いてる
KP
「よういらっしゃいました」
挨拶の声とともに、瞬く間に荷物が支えられ、上着を受け取る準備がなされる。
結城 晃
「よろしくお願いします」
ついいちいち頭下げてしまう。
格調高さ
ヴィキ
VOIDの荷物も持ってもらえるのかな
持ってもらえない場合はたぶんVOID分の代金支払ってなさそう
むしろ所有物なのでVOIDもお預かりされる(?)
田尾 麗
いいとこやしその辺はちゃんと考慮してくれそう
ヴィキ
VOIDと同泊するための料金設定ってあるんだろなー

KP
勿論、ここではVOIDも客として持て成される。
VOIDだけを使用人として扱うようでは、宿の雰囲気を損なうからだ。
客にVOIDが加わろうが加わるまいが、ここに流れる時間はずっと、ずっと昔から変わらないのだ。
格調
ヴィキ
なるほど、さすがだ
やったぜ
その分VOID分のお代金も貰うことで……
客の質を担保する……!
VOIDのお宿代金払うような金持ちはわざわざ人前でVOIDをいじめることはないからだ……!
田尾 麗
値段で足切りは正しいのだよ…!
結城 晃
さすがだ!
代わりに金ピカ塗装されたVOIDはいるかもしれない(
結城 晃
実際上流階級でVOID雑に扱うようなことはないだろうしなぁ。
余裕という点でも品位という点でも。
シンプルにいじめた分だけ摩耗するだろうしねぇ
ヴィキ
金ぴかVOID
『私めが翻訳可能なのは、六十有余万言語、もちろん肉体言語も含まれているのでございますよ、ルークさま』
結城 晃
そうだね肉体言語があればきみ自身が盗まれたりしないね。
つよい
結城 晃
そりゃあ「一見して客」を雑に扱うところなんて行きたくないもんなぁ。
人に近い形をしてるものには投影しがちだもんな我々
サメ
ヴィキ
私はサメのぬいぐるみにも投影しております
ゲーセンでめちゃくちゃ取ってるって言ってましたねサメ
ヴィキ
今でも増え続けておりますサメ
結城 晃
鮫は分裂します。そして虎視眈々と住居の支配を狙っているのです。
人類はサメに支配された
KP
サメが増え続けている……
田尾 麗
昨今のサメ映画の様だ
SPCを呼べ!
ヴィキ
サメはサメを呼ぶ
ハリガネムシがカマキリを水辺に誘うように、サメは宿主をゲーセンへと導き、自らの仲間がクレーン機に閉じ込められている様を探させるのだ

田尾 麗
「よろしくお願いします」
それなら俺も安心だね
ヴィキ
では荷物をお宿の人? VOID? に受け取られて
「あっ、わっ、すみません、ありがとうございます」
思わずびっくりしちゃう
「ありがとうございます~」
これがプロ意識……! と素直に感心している
KP
「お気遣いなさらず。ごゆるりとお過ごし下さい」
頭を下げ、彼らは静かに去っていく。
荷物を部屋に運ぶのだろう。
着物を着た仲居の一人が、静かな所作で廊下へあなた達を案内する。
ヴィキ
「あっくん、すごいね。私たちまでちゃんとお客さんだよ」
ちょっと小声で
特段意識しての言葉ではないが、普段接する世界との差に対する素直な驚きを込めて
結城 晃
「そうだね! こういうのが、当たり前だけど凄いことなんだな」
プロ仕草にこちらも目を丸くしている。
うーん、客単価が高いだけはある。
見て不愉快になるような所作はリスクとして排除を徹底しているのだろう……と一人納得。
田尾 麗
世の中全体がこういう風になってくれたらいいんだけどなあなどとひっそりと職業病を発動しそう
田尾 麗
思うところありありのありですね
KP
簡素な廊下に届くのは虫の声。それに紛れて遠くから届く、微かな人の声だけ。
街の中心部から幾分も距離がないとは思えない程の、静寂。
これがおもてなしのこころ……ワビ……
ヴィキ
そのささやかな音が心地よい
そう感じることができる、自身の心身をそっと嬉しく思う
「あっくん、虫の声を『声』として認識できるのって、日本人だけなんだって」
そんな時代遅れな豆知識
結城 晃
「それは、『虫の声は美しい』って教育というか経験をするからなのかな。海外にだって虫はいるだろ?」
ヴィキ
アンテナ部に一瞬searching…と表示させてから
「うん、もちろん世界中に鳴く虫はいるみたい。でも虫の声一つ一つを認識して、季節を感じ取ったりというような文化は、あまり無いみたいだね」
田尾 麗
「たしか外国人は虫の音は雑音として認識しているから聞こえないって話だった気がするね」
「カクテルパーティー効果のようなものかもですねぇ。興味や意識を向けなければ人間は情報をフィルタリングしてしまうような。
日本は特に季節の移り変わりが多いですから、自然とそういう季節の象徴めいたものを認識する機会が多かったのかもしれませんねー。テキトーですけど」
気を抜いてテキトーこいてる
ヴィキ
「それ、すごく納得できます! 四季ってやっぱし心が動かされますもんね!
日本生まれでよかったなー、って思いますね」
「“季節感”ってなんやかやで意識しちゃうもんねぇ」うんうん
結城 晃
なるほどなーって思いながら虫の声を聴いている。
「極論わたし達はよっぽど極端な環境じゃなければ通年半そで短パン少年スタイルでも過ごせるけど、やっぱ春と冬じゃ服は着分けたい、みたいな」

結城 晃
確かにVOIDは真冬に半袖短パンでも……
いやさすがに動作温度は保つ必要あるのでは。
田尾 麗
中の人は家にいるときは万年勝俣半ズボンなんだよなあ
ヒーター機能内蔵してそう

ヴィキ
「うーん、今のボディ、品質保持のために結構そのあたり融通利かないんですよね……
だから、寒い時は寒い、暑い時は暑くて……。結構不便なとこもあったり」
「バイオマテリアル、思ったよりは丈夫だけど思ったよりは繊細だもんね……」
結城 晃
「不便、かー。まあ、そうかもなぁ」
人間はそうするのが当たり前だからなぁ。
ヴィキ
「危険を忌避するための機能……つまり、私たちVOIDからすると先祖返りみたいな機能のテストベッド、だそうです」
「そーいうことなら寒い時はひっついてきて良いよ~? 排熱をちょっと調整すればポカポカにできるのだ」
田尾 麗
「へぇ、そういうものなのか」
後学のために真面目に聞いてる
ヴィキ
「あ~~、春先輩、便利なボディでいいな~~~」
そんなこといいつつ、先輩にハグして甘えてしまおう
「えっへん。まだまだ便利さじゃー負ける気はありませんとも!」
よしよししながら排熱機能をちょいと弄って体表面を全般的にあっためていく

結城 晃
普段は寒かったら一緒にくっついてますしー
ヴィキ
ぴっとり
田尾 麗
おやまあ
今の体になってからは温かさの質かわってそう(くっつく)
ヴィキ
先輩後輩でいちゃこら
温泉
ヴィキ
このお部屋、まさか奥は内風呂?
結城 晃
ぽいな
バスローブでくつろぐ椅子つきだ。
結城 晃
今日は温泉に入ってきたぜ!(自慢)
田尾 麗
お、ええですね!
KP
おおー! いいなあ
結城 晃
ヴィキに近所の温泉おごってもらった。
ヴィキ
はいってきたぜ!(東京温泉
いいな~~
田尾 麗
いいなーと思いながら地元ポッキー食ってます

おもい
春<そういえばヴィキちゃんの今の体、うっかり押しつぶしちゃうと危なそうだなぁ
ヴィキ
こ、骨格はチタンフレームだから!
結城 晃
体重20kgくらい減ってるからなぁ。
ヴィキ
バイオマテリアルと人工筋肉+電子制御のハイブリッド
大分大変な打撲になりそう(ひみつkgの旧型機体)
結城 晃
旧世代器はぎっちり詰まってそうだなぁ。
ヴィキ
重さと機能てんこもりがトレードオフだものなぁ
田尾 麗
どこかが良くなればその分何かが削れるのは世の常ですなあ
まあ言うて小型化・軽量化は世の常なのでこれからどんどん軽くなっていきそう

KP
部屋に通される。
広大な広縁(旅館によくある、椅子とテーブルが置かれた窓辺のスペース)のある部屋があなた達を出迎えた。
一見では簡素な雰囲気の和室であれど、美しく拭きあげられた鏡のついた洗面台や内湯など、現代的な設備のあるべき所には、きちんと過ごしやすいような設備が整えられている。
KP
おや。内湯に、庭園に向けられた大きな窓がしつらえられている。
これは、露天風呂なのではないか。
結城 晃
やっぱ部屋は2・2でとってるんだろうか。
KP
じゃないかなあ、やっぱり。>2・2
ヴィキ
「うわ、すごーー! お風呂まで一直線だよ!」
「おお~、庭園に面してる。夜とか朝方も楽しみだねぇ」
ヴィキ
「めっちゃお風呂堪能できますね! しかもかけ流し」
「いつでも入れるってのがいいよね。大浴場も良いけど、色々制限あるし!」
結城 晃
まっすぐ正面のは、ちょっとゴロッとなれるスペースなのかな。
こっからも外が見える。
KP
デイベッドとあるので、そんな感じのスペースなのではないかと。>ゴロッと
結城 晃
「それじゃ後でー」
結城 晃
それぞれの部屋に入って、後で別室で食事って感じかな?
ヴィキ
ですな、いっしょにおしょくじおしょくじ
うおお~~~! 湯葉!
ヴィキ
南禅寺の豆腐会席!
ぜひともぜひとも
南禅寺の豆腐はほんまおいしいからなーーー

KP
この宿には、庭園を一望できるレストランがある。
もちろん、お座敷だ。
客室で食事をとることもできる(鍋物が入るコース以外)が、全員集まるならレストランに席を用意してもらうのがいいだろう。
今は、部屋に用意された茶と茶菓子などを少々楽しみ、一息ついたら夕食の時間となるくらいの時間だ。
ヴィキ
「あ、このお菓子美味し。お土産に買っていかなくちゃ」
結城 晃
ウキウキしながらお茶を用意しよう。
と思ったけどいいお宿なら最初に煎れてくれそう。

せっかくなんで部屋確認したらまた集まってても良いな どうせご飯ですぐ集まるし
田尾 麗
とりあえず解散するまでいててもいいですね
ヴィキ
それいいですな
田尾 麗
手荷物、貴重品系だけおいて再集合的な
ヴィキ
お約束
KP
地元付近を舞台に卓をすると「周囲には詳しいけど宿には泊まったことがないため、宿の描写がゆるくなる」という事態が発生しがち
結城 晃
あるある
あるある
田尾 麗
ビジホ民だから知ってる宿しか描写できねーぜ! になる
ヴィキ
宿サイトの『お部屋』のページから妄想をふくらませようぜ!

ヴィキ
「春先輩、そっちのお部屋どんなでした? いっしょ?」
「大体いっしょ! いやー、広いお部屋取ったねぇ。くつろげそう~!」
「いやー、こういう旅館のお菓子って長旅の低血糖対策って言うけど。
ここまでにいっぱい食べてきちゃったから単なるおやつになっちゃったよね」
結城 晃
お茶飲んだら合流だ
そしてついでに非常口確認だ。
KP
用意された一杯分のお茶をいただき、一息ついて合流となるだろう。
非常口と消火設備の位置はしっかり確認できた。
非常口
結城 晃
子供の頃、宿泊施設では必ず最初に非常口確認させられてたな……
KP
実際めちゃくちゃ重要
えらい
田尾 麗
えらえらのえら
KP
KP、船など乗ると救命設備の場所とか確認してしまいがちですね
結城 晃
大事ですよねぇ。最近抜けてるからやらなきゃなぁ。

ヴィキ
「はっ、そういえば……
どうしよう、もうすぐご飯なのに……
まぁ、別腹か」
あっけらかん
「なんだかんだいっぱい歩いたしね~」
ヴィキ
「そうそう、腹ごなしは済んでるってことで!」
田尾 麗
若いっていいなぁなどと思っているおっさんも一人
結城 晃
別腹(物理)
※春には関係のない所なので一般論で話している
KP
席に通されると、目の前に庭園が広がっている。
現世と隔絶された神仙の世界のような、自然のただ中に遊ぶかのような、室内にいながらにしてそんな感覚を楽しめるだろう。
目の前に置かれた盆と箸が、これから来る食事への期待を高める。
ヴィキ
「ほわぁーー……お庭もお料理もキレイすぎて、全部つながってるみたいだよ」
結城 晃
膳に置かれたお品書きをじっくり読んでいる。
おお、見たこともない食材もある……
人によってはひとっ風呂浴びてから来てることだろう。
我らももしかしたら浴衣に着替えている可能性もある
KP
周囲にはぱらぱらと客の姿があり、浴衣姿の人が多い。
部屋風呂便利
結城 晃
自室にあるなら入ってから来るのも気軽に出来るね。
朝風呂入るの、大浴場だとちょっとめんどくさいんよな
ヴィキ
わかる
結城 晃
わかる。
お部屋にお風呂があるのは助かる
ヴィキ
寝起きで泥のようにそのまま浴槽に沈みたい
田尾 麗
大浴場、人のいない時間に入りたい定期

KP
お品書きを読めば、季節の八寸、精進天麩羅、南禅寺名物湯豆腐、生湯葉、吸物、ご飯、香物、とある。
さらに豪奢な和牛すき焼きのコースなどもあるのだが、『京都』そして『南禅寺』の雰囲気を最も楽しめるのは、この湯豆腐膳だろう。

結城 晃
こういうとこ、VOIDの重量に耐えられるように改装したり設備変えたりするの大変だなぁ。
KP
ですねぇ。古い建物がベースだと改築大変。
メキメキメキッ
結城 晃
子供椅子 みたいに VOIDの方用椅子 とか都度出してくれるところもありそう。
KP
VOID椅子!

ヴィキ
ヘルシー
に見えるかもしれないが、これがなかなかのボリュームなのだ
おいしそう
品目結構あるしなぁ
田尾 麗
このメンツは好き嫌いとか食わず嫌いあんまなさそうで安心してるかもですね
※旅行直前で飲み残しをひっかぶってる男である
んふふふwwww

KP
料理が運ばれてくる。
瑞々しい飾り葉で飾られた小物は竹の籠に入り、快い食感であなた達を楽しませてくれる。
ヴィキ
「お上品なお味なのに、めっちゃパワフル……」
およそ目の前の繊細な懐石にふさわしくない乾燥を漏らす
結城 晃
「こういうのって軽そうに見えて、食べ終わるとお腹いっぱいになってるのが不思議だよなぁ」
ヴィキ
「懐石パワーだねぇ」
「いつもより食事時間が延びる分、思ったより食べちゃってるからマジックですよねマジック」

結城 晃
ゆっくり食べることになるから満腹中枢を食事が追い超さないのも理由だろうなー
田尾 麗
ですねえ

KP
天麩羅は芋、南瓜、蓮根などで、確かに肉類が見当たらない。
油がしっかりと切られ、歯に触れるさくさくとした味わい。
内側までしっかりと火が通り、野菜の甘みを引き出している。
傍らに置かれた大根おろしが雪玉のようで可愛らしい。
ヴィキ
「すっごく、土と緑のかおりが……。お肉ってその生き物のパワーがスゴイけど、地のお野菜って、土地土地のエネルギーがそのまま伝わるね」
結城 晃
「美味しいなぁぁ!」
ひとつひとつを味わいながらゆっくり食べる。
どれも「もう少し食べたい」と思えるものばかりだ。
ヴィキ
「あっくんあっくん、これ、覚えてってね」
KP
さて覚えられるのだろうか。この宿はかつて、料理屋から始まったという……。
ヴィキ
……という歴史を検索してきて、「やれるやれる!」とけしかけている
結城 晃
「さすがにこれの再現は無理だなぁ。設備やら道具やら」
それでも帰ったら「っぽい」ものを作る努力はする模様。
料理は道具だ
結城 晃
ファミレスで働き始めて、前に食事処で聞いた「料理は道具です」って言葉に心底納得がいった中の人です。
ファミレスであっても一般家庭の調理器具では出ない味を出せるのだ。
KP
なんと、飲食!
ローストチキンとか、ああいうのだと実感しますね
結城 晃
むらのない加熱 とかそういうの、どうしたって道具の性能で限界がある。
KP
それは本当に、一般家庭は食材のバッチが小さい・器具が小さい・火力がよわい
特に加熱系はつらいですよねぇ
結城 晃
一般家庭に「常に熱々の広い鉄板」や「ずっとあつあつのオーブン」や「一定の温度に保たれ続ける高温油のプール」はないのだ……
KP
ないのだ……。
あー 中華料理とかもご家庭じゃ店の味は難しいって言いますもんねぇ
チャーハンでお鍋ガコガコするのも焦げないようにするためらしいけど
一般家庭だとそこまで火力出ないのでアレやらない方がいいとかなんとか
結城 晃
一般家庭ではあおるなっていいますよね。
KP
なるほどー
油の温度がずっと適温なのは強いなぁ
別なことをするのと同じ空間で料理もするのと、料理をするための空間
差が大きすぎる

結城 晃
「この煮物も味が染みてて美味しい……」
感動してる。
「ん~……! 素朴な味わいなのにどうしてこんなにおいしいんだろ。
あいぼーもちゃんと食べてる~?」
相棒チェック
田尾 麗
「それこそが料理人の腕の見せ所ということだろうね」
量多いかなとか思ってたけどこれなら全然いけそう
「ちゃんと食べてるよ。どちらかというと今日は食べ過ぎてる気もするけど…」
「いつもが働きすぎだから今日は食べ過ぎくらいでちょうど良いのでーす」
ふふん、と何故かちょっと得意げにして
「ほらほら~、もっと食べてもっと」
せっかくなのであーんしちゃお
田尾 麗
「ん、とはいえそんなに入らないぞ」
そのまま差し出された食事をパクっとな
どことなく去来する懐かしいという感情に内心首を傾げつつ。
なつかしい想い出
ヴィキ
もしかして:なつかしさの対象
結城 晃
もしかして……
KP
レナさん……
結城 晃
概念的なものかと思ったけど、ガチで懐かしい可能性か……
元が……子供達を世話していたので………
田尾 麗
中の人がちいかわになってまう
VOIDのHO3は子供達を世話していたから……

KP
いよいよ、主役の湯豆腐だ。
鍋を開ければ、ふわりと柔らかい昆布の香りが鼻をくすぐる。
その香りの中に、微かに大豆の存在感。

傍らに添えられた湯豆腐のたれ(湯豆腐のたれだ。)は、この宿の湯豆腐のためだけに仕込まれているのだという。
口にすれば、シンプルな料理だというのに、雑味のない出汁の旨味と香り、そして大豆の旨味が口を抜ける。
「美味しいと感じる内はへーきへーき。まだまだ湯豆腐とかお吸い物とか来るから楽しみだよね」わくわく
ヴィキ
では、そんなさりげなく交わす二人の様子を見て
結城 晃
「?」
ヴィキ
指で相棒の箸を指さして、次いで自分の口元を示す
という仕草を、二度、三度と
あーんしたい
KP
ヴィキさんかわいいなあもう
かわいい
ヴィキ
春先輩と田尾さんが自然にイイカンジになってるのが重要ではないか?
それはそれとして、何かこう負けた気というか、妙に追いつかれた気になって焦っているのである
田尾 麗
あらあら~

結城 晃
「……あ」
思い当たった。
それじゃあ、と豆腐をひとつ箸でつまんで、「あーん」と
ヴィキ
「あーーーん」
大人な対面とは異なり、どこかひな鳥の餌付けめいた?
結城 晃
その口にそっと豆腐を差し入れようとして、
あっ。冷まさなきゃと思いつく。
いまいちこういうのには不適切な食材を選んでしまった。
ふーふー
口を開けたまま待ってるヴィキにちょっと申し訳なく思いつつ冷まして、改めて口の中に入れる。
ヴィキ
「……ーーーーーーーーん」
ずっとその間開けて待っていた口を、ようやく閉じる
「おいひーーーー」
結城 晃
「大丈夫だった?
良かった」
ヴィキ
「うん、ありがと」
なんとなく間抜けなやり取りになってしまっても、これはこれでいいのだ
コミュニケーション
イイカンジの行動をさらっと取るくせに根幹がちょっとずつズレてるのがベテラン組の味かなぁと最近思ってきた
田尾 麗
なんかそういうのありますよねの顔
KP
そして、それを見て対抗するヴィキさん
いい味だ
結城 晃
ヴィキたまにお子様出してくる……
田尾 麗
雰囲気はどっちかっていうと熟年夫婦みを感じるんすけどね、なんかズレてるという
ヴィキ
中身12歳だし……
田尾 麗
若いっていいことよ
互いの腹の裡をフルオープンしてるから月日に比べて熟してる感のある二人
若さ……!
KP
不適切な食材でちょっと笑っちゃった
確かにそうだ かわいい
結城 晃
果てしなくギスギスしてたからな。一方的に。
ヴィキ
当時「皆さんはモノアイ派ですか」
結城 晃
「それは仕事に関係ありますか?」
ヴィキ
「円滑なコミュニケーション云々」
結城 晃
「おい青木ィィィ!」
んふふふふwwwww
懐かしすぎる

うっかり
結城 晃
別にこんな小芝居がやりたかったんじゃなくて、中の人が写真見て素で
「お豆腐食べたいなー、お豆腐にしよう」って選んだらこうなってしまった。
「あーん」するには冷まさなきゃならなかったり崩れたりする食材は向いていないな……
ヴィキ
へたすると落っことしてアチアチになってしまう

「……本当、変わったよねーあの二人」
微笑まし気に眺め。出会ったばかりの頃を懐かしむ
田尾 麗
「だね、入ってきた頃はどうなることかと思ったものだよ」
同じく懐かしむ

田尾 麗
みんな変わったねえ~会である
腹の裡に秘めてたものカチ割って見せあったからなぁ
結城 晃
そしてもう終了時間目前である。
なんとこんな時間なのである
ヴィキ
いつものことである

ヴィキ
そんなお二人の前で、「あーん」の応酬を繰り広げるバカップルである
「今じゃーあんなにアツアツだもんねー? お熱いですなー」
わざとらしく仰ぐ様子で相棒に肩を寄せる

結城 晃
そんなこと言うお二人だって随分雰囲気変わったけど。なんて思うけどっちはこっちで忙しいので突っ込まないぞ!
ヴィキ
そうなのよ!
むしろこっちからちょっかい出してはいけないので、ヴィキはこのままステイよ!
結城 晃
具体的には春さんに遠慮が無くなって田尾さんが素直になったぞ!

田尾 麗
「雨降って地固まるというか、収まることろに収まったというかなんというか、先輩としても良かったと思うよ」
食事中のお行儀…という顔を一瞬しつつもまあ旅行だしいいかと

身内の場だからセーフセーフ!
ヴィキ
それはお二人もなんだよなぁー!

「知らないところで大接近してるっぽいのだけは気になっちゃうけどねー。見たことない顔いーっぱいしてるし」
田尾 麗
「まあ、気にならないといえば噓になるね」
「でしょでしょー? うーん、触れておくべきかそっとしておくべきか。先輩心とはかくもむずかしい……」
KP
懐石料理は終わりに近づいていく。
とろりとした生湯葉は、同じような原料だというのに全く違ったクリーミーな触感。
さらりとした澄ましの吸物には湯葉が浮かび、さっぱりと口の中を流してくれる。
つやつやと膨らんだ米粒の甘いご飯は、よく漬かった香の物でいただく前提だ。
成長
KP
なんとこんな時間なのである
田尾 麗
である!
である!
KP
お食事だけで1回分になっちゃった 会話がよすぎる
結城 晃
それを言うなら主に春さんは前と随分違う顔するようになっているんだけどなー。
ブーメランがバレた
結城 晃
田尾さんは少し素直になったなー、なんだけど、春さんはもの凄く変わってるんだよねー
腹に淀んでたもの全部吐き出して素になったとも言えるし
生きようと決めて積極的に変化を取り込もうとした成果とも言える
結城 晃
先輩組はふたりとも自然に笑うようになったというか。
ヴィキ
やはり成長……成長(変化)するキャラは素晴らしいのだ
田尾 麗
今ならわがままで1d100振ることになっても「春がそういうのなら振ろう」というあれがあります
※実績あり
んふふふふwwwwww
わがままで振ってもらいました
KP
卓における成長や変化って、とても楽しい
どんな方向の変化でも楽しい
(なんかあの時しれっと心中の覚悟も固めてた気がするな……)
田尾 麗
やってやんぜ! メンタルを引き継いでるのでちょっとはお強くなったとおもうんよね
結城 晃
ざっと見直すと、確かに後輩チーム色々なことに巻き込まれすぎてるな。
結城 晃
って雑談で言おうと思ってたのに間違えましたわ。
ヴィキ
確かにw
結城 晃
めっちゃ割り込んだ。
あるある
ヴィキ
割り込み連携
田尾 麗
あるある
結城 晃
異世界人と遭遇しまくってるし。
ヴィキあたり話していそうな気もするんだけど、ネタバレ配慮考えるとなかなか難しいのであった!
そういうことも……ある! わかる!

そういえば奇遇にも(?)明日は天下一品を食べに行く予定です
田尾 麗
天一いいっすね!
自分も来週食べ行こうかな~とか思ってます
※なおまだ食べたことないという
KP
お、天一いいですね いってらっしゃいませ
天一も京都属……ということでこってり食べてきますぜ
KP
冬にこってり おいしい組み合わせ

湯葉美味しい
牛乳も豆乳もなぜ熱した時に浮かんでくる膜があんなにうまいのか
結城 晃
ふしぎだねぇ>膜
KP
ヨーグルトも蓋に固まったところがおいしいし、焼きプリンも表面の膜が一番おいしい
濃縮の美味
わかる 濃縮の美味
ヴィキ
湯葉、最近食べてないな……

そんな話をしながら生湯葉をぱくり。
独特な触感のソレを噛み締めると濃厚に広がるクリーミーなうまみ。
「わ、お豆腐とは全然違う」
結城 晃
「ヴィキ、これもどうぞ」
箸に湯葉を引っかけてあーんしてる。
ヴィキ
「ほわ、ほわ……」
投入の雫が垂れたり、てろりと垂れた湯葉に対して、口を差し出すタイミングを伺いつつ
「あ、あーーーーん」
どうにか口に納めて
結城 晃
(……これもちょっと向いてなかったかも?)
ヴィキ
「ほふほふ……」
そんな心配をよそに
「まろやか~~~~~」
両頬を押さえて満面の笑み
結城 晃
美味しそうな顔をしているのでまあいいかと思った。
KP
そうして、贅沢な静寂の時間は過ぎてゆく。
ちょっとした甘さを含みながら。
旅の夜は、まだ終わらない。

KP
という所で、本日は以上!
ありがとうございました~~~!
結城 晃
ありがとうございましたー!
田尾 麗
ありがとうございました!
ありがとうございました!
ヴィキ
ありがとうございました!
適度にいちゃつきながらのごはん!
結城 晃
本日のあらすじ
宿について食事をとった。
纏めると一文で終わる

コメント By.結城 晃
延々といちゃつきながらRPをし続ける面々!
さすがにここまで本編に入らず遊び続けるのは初めてだなぁと思うのだった。
久しぶりに集まったから、遊びたい、話したいことがいっぱいあるんですよね。

プレイ日:2025年12月21日

作者名: 三隅

配布・販売サイト: うらめし修学旅行

送信中です

×

※コメントは最大500文字、5回まで送信できます

送信中です送信しました!

TRPGリプレイ CoC『VOID』16 10日目

CoC
VOID 10日目 close
「積み重ねも無く、人の振りをする私は、何者なのでしょうか」
「VOIDだろ?」

TRPGリプレイ CoC『VOID』継続『迷い家は桜の先に』 春&田尾 2(終)

「ね、相棒。―――今日のことは、秘密にしちゃわない?」

TRPGリプレイ CoC『VOID』11 5日目(秘匿オープン版)

CoC
VOID 5日目 open
「……結城巡査は、VOIDがお嫌いですか」
「嫌いだ」



本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」


送信中です

×

※コメントは最大500文字、5回まで送信できます

送信中です送信しました!