こちらにはDeadman’ s Cruise
ネタバレがあります。

GM
よいしょ
蕨 洋美
登場
GM
こんばんは~
結雲 悠
こんばんはー
GM
こんばんは!
蕨 洋美
バンバン
結雲 悠
人の絵に似せるって難しいな。
GM
わかる 波照間も最初Sさんが描いて下さった絵にああにもこうにも似なくて難儀してました
阿修雷
ちこくちこく!
GM
こんばんは!(角で激突)
阿修雷
ディアブロスかな?
結雲 悠
貫通弾持ってこい!
GM
てわけで開始しま~す
蕨 洋美
クラスター音爆弾とバンカーバスター音爆弾で

GM
荒野の風に似た、聞き覚えのある声が、その場に響いた。
 
「気に入ってくれたかい?」
蕨 洋美
誰の声だろう
阿修雷
聞き覚えのある声かな?
GM
アシュレー、あなたは分かる。それは、あの邪魔者── キャプテン・ジャンジャックの声だ。
阿修雷
「……こんなところにまで」
赤嶺 アンリ
咄嗟にそちらを振り向く。
結雲 悠
「誰」
蕨 洋美
聞こえてくる方はわかるのか
そちらを振り返ろう
GM
そちらを振り向けば、ぼろぼろの海賊衣装に身を包んだ── 骸骨。ひとりでに動く骸骨としか言えないものが、かたかたと楽し気に顎を鳴らしながら立っていた。
結雲 悠
「なにあれ」
蕨 洋美
「驚いたね。豪華客船かと思ったら、幽霊船だったのかい」
赤嶺 アンリ
「ありゃ俺が酔ってるわけじゃ……、ないらしいさねぇ」そう言いながら、その頭部に視線をやる。
阿修雷
「デザートを食べ損ねて気に入るとでも?」
GM
「カカカ。デザートはこれからだろう?」
阿修雷
「その身体でデザートが”喉を通る”とでも?」
GM
その頭には、毒々しい赤い光を放つ巨大な宝石をはめ込んだ冠が頂かれていた。
阿修雷
「あっ、お前、なんでそれを」
結雲 悠
「あっ」
「標的発見」
蕨 洋美
「まぁ、いいじゃぁないか。面倒が無くなったってもんだよ」
赤嶺 アンリ
「ある意味ボスがネギしょってやってきたもんみたいさねぇ。俺はこういうデザートよりアルコールの利いたデザートの方が好きさ?」
蕨 洋美
ジャンジャックのことは、私は知ってますかね?
>セルリーダー
GM
そうですね、蕨さんと悠くんは、直接アシュレーさんから話を聞いていなければ知らないかな。
蕨 洋美
なるほど
結雲 悠
まあ、話してもらえるような重要そうな話じゃなかっただろうな。

蕨 洋美
「この馬鹿騒ぎのホストがアンタかい。お招きいただいて恐縮だね。お名前を伺っても?」
結雲 悠
「この船ぐちゃぐちゃにしたのこいつ?」
骸骨を指さす。
蕨 洋美
「あの言い分だと、そう言うことになるんだろうさ」
GM
「ジャンジャック。キャプテン・ジャンジャックさ。俺様プロデュースのダンスパーティはお気に召さないかい?」
結雲 悠
「僕まだステーキ食べたかったのにさ」
赤嶺 アンリ
「? こいつのこと知ってるさ?」
阿修雷
じゃあ皆の視線に気づいて
「あいつはキャプテン・ジャンジャック、幽霊なんかじゃない、私たちと同じオーヴァード
蕨 洋美
「なるほど? ビーイングにゃ死人も含まれるってわけだ」
結雲 悠
オーヴァードぉ?」
赤嶺 アンリ
「ああー、あの連中いろんな形のがいるさねぇ。犬とか鎧とか石とか」
阿修雷
「わざわざ船を借りてパーティを主催したのか、骨の折れることだな」
結雲 悠
「ああ……なるほど……? 骨だけに」
蕨 洋美
「死活問題だね」
「なかなか笑える風体だが、ハロウィンにゃちょいと早いんじゃないのかね」
阿修雷
「最初のうちは笑えたけれど、そうも言ってられない」
結雲 悠
「てゆーかさー、なんでこんなことしてんの?」
GM
「つれないねぇ。折れてもいいんだよ、なんせ──」その最中、不意に銃声が響いた。
”ダンスパーティ”に呑み込まれていた観客のひとりが、突如ジャンジャックの頭部めがけて発砲したのだ。
結雲 悠
「おっ、手間が省けた」
阿修雷
「そうでもない」
蕨 洋美
「……」
有り様を見守る
GM
頭蓋骨が爆ぜて── その男が勝利を確信した直後、銃声がもうひとつ。
男の額に風穴が空き、そのままどうと倒れた。
「カカッ、喋ってる途中に一発たぁいいもんだな」ジャンジャックの右手に、古風なフリントロックピストルが握られて煙をたなびかせていた。
砕けたと思った頭蓋骨はその形のまま破片をとどめ、頭に乗せた宝冠を落とすことすらなく── 元の形に戻る。
阿修雷
「今日は一度じゃ帰らないのか」
蕨 洋美
「なるほど?」
結雲 悠
「丈夫な奴」
阿修雷
「丈夫どころじゃない、あいつ死なない」
結雲 悠
「でもオーヴァードなら、五回も殺せば死ぬでしょ?」
赤嶺 アンリ
「死なない?」
「その口ぶりだと、九回殺しても死ななかったように聞こえるさねぇ」
結雲 悠
「猫か」
赤嶺 アンリ
「で、何回殺したさ?」
阿修雷
数は捏造でいいのかなw
GM
お好きにどうぞw
阿修雷
「撲殺、斬殺、焼殺、圧殺、爆殺、銃殺、劇薬も水に沈めるのも、なんでも試したさ」
蕨 洋美
「そりゃぁ丈夫なこった」
赤嶺 アンリ
「溶けても死なないとは筋金入りさ」
阿修雷
「けどいつもは一回殺せばそれで去った」
結雲 悠
「……死なない……?」
ふと、さっき都築が言ったことを思い出す。
僕の力なら殺せる? 何か違うんだろうか。
結雲 悠
死なないはずの奴を殺す手段か……
とりあえずあいつに一発撃ってみていい?
蕨 洋美
さっき死ななかったしなぁ
結雲 悠
まあ、死なないだろうね。
GM
どうぞ。>一発

蕨 洋美
「でも……なら、話が早いじゃないか」
一歩、前に出て腰に手を当てる
「なぁ、出汁ガラの旦那」
骨の船長に呼びかける
GM
「クカカ、面白ぇ呼び名だ。やるかい?」骸骨は右手の銃を一度回転させ、チャキリと構えた。
蕨 洋美
「どうせ死なないんなら、アンタにゃそれは無用の長物だろう?」
王冠を指差し
「ひとつ、そいつを置いてどこへなりと行っちゃくれないかね?」
「ホールじゃホストの挨拶を心待ちにしてる乗客も多いみたいだからさ」
GM
「もう遅い、コイツぁ俺のモンだ。折角だから一緒に踊っていけよ」ジャンジャックはそう言うと── 左手を回転させ、もう一丁の銃を取り出した。
結雲 悠
じゃあもっかいあいつの頭部を撃とう。
クラウンは避けるよ。大事に持ち帰らなきゃいけないアイテムだからな!
結雲 悠
実際破壊すべきなんだろうけど、さて。
GM
あなたが発砲すると、骸骨は顎の骨を片手で押し上げて、ニヤリと笑みをつくった。

「あの女にも伝えてくれよ。──お前が最後のディナーだ、とな」

あなたの一発で、骸骨の頭蓋骨が爆散し── そして再生する。骸骨は骨しかないその脚で地を蹴り、距離を取りながら交錯するように発砲した。
結雲 悠
「えー、死なないじゃん」
「うわ」
慌てて回避行動。
阿修雷
「うかつな真似を!」
蕨 洋美
その銃撃は演出で弾いていいやつ?
GM
まだ戦闘ではないので、これは演出で避けるなり弾くなり受けるなりしてかまいません。
蕨 洋美
あ、では受けよう
回避行動を取ろうとする悠の前で、甲高い跳弾音
骨と少年の間にいつの間にか滑り込んでいた赤いドレスが翻る
結雲 悠
両腕で頭庇いつつ姿勢を立て直そうとする、その視界に赤が踊る。
蕨 洋美
その両拳には、いつ身につけたものか、ブラスナックル
反撃の銃撃を回し受けで弾き飛ばしたのはドレスの女だ
「悪戯なことするんじゃないよ、悠」
結雲 悠
「アハハ、いや、もしかしたら死ぬかなって」
「なんとなく思っちゃった」
阿修雷
「……」悠くんの言葉に少し首をかしげ
「やれやれ、こうなれば首から下を粉々にでもするか」
蕨 洋美
「手足が勝手に動くんじゃぁ、その生き物は生きて行けない」
「忘れるんじゃないよ。あたしらはセルなんだ」
結雲 悠
「……ごめんなさい」
(都築さんのうそつき~)
(んー、あいつ僕が都築さんに言われてきたって知ってたな?)
赤嶺 アンリ
「──その銃撃、様子見さね?」
GM
「そりゃあな。ノリは悪いがいいダンスだ、そこの小僧とは随分違う」
「カカッ、いい相手を連れてきてくれたじゃねぇか、アシュレー」
阿修雷
「……連れてきた?」
「それは私じゃ、まぁいい」
結雲 悠
「なんだとぉ」
「もっぺん……」(撃ったら怒られるな。今はやめとこ)
蕨 洋美
「集中!」
悠の頭を軽くはたく
結雲 悠
「はーーーい」
阿修雷
「どのみち今日は仕事なんだ、”身”のない話はもう十分」
蕨 洋美
「獲物が目の前にぶら下がってるんだ。さっさといただいてズラかるよ」
結雲 悠
「それこそ頭ぶち砕いて吹っ飛ばせば?」
(運が良ければ死ぬかもしれないしさ―)
蕨 洋美
アシュレイに小声で
(周囲の警戒を頼むよ。さっき自分で言っておいてなんだが、あの女にあたしらも骨も踊らされてるようで気に入らない)
阿修雷
無言で頷く
赤嶺 アンリ
小声で交わされる二人の会話に、僅かに目を細める。
結雲 悠
そうか、アンリさんはまだ公的には知らされてないんだったな。
蕨 洋美
「さぁ。始めようか。あたしらのダンスはちょいと激しいよ?」
ブラスナックルを構える。
GM
「カカッ、ようやくノる気になったか」
楽し気に二丁拳銃を構えて、骸骨は笑った。
阿修雷
「洋美さん、関節を狙えば多少は時間が稼げます」
蕨 洋美
「了解。アンリ、悠、わかったね?」
結雲 悠
「了解っ」
(上手くいけばここで二ついっぺんに任務が終わるな!)
赤嶺 アンリ
「オッケー。ツミレにしてやるさ」
蕨 洋美
骨ばっかのツミレ
阿修雷
ジョリジョリの口当たり
蕨 洋美
いつも思うんだが、この手のスケルトンて軟骨どうなってるんだろな
蕨 洋美
無いなら動くたびに関節痛で死にそう
阿修雷
大丈夫神経もないので
結雲 悠
そだね
蕨 洋美
髄も無いのか。
じゃぁ出汁も出ないじゃないか

阿修雷
「期待しないで聞くが」
「お前は単に王様気取りで遊びに来ただけか?」
GM
「何が聞きたい?」
「ようやくやる気になってくれて気分がいいんだ、答えてやるぜ」
阿修雷
「何をしに来た……いや、違うな。一人で来たのか?」
GM
「察しの通り、あの女も一緒だ。”ゼノス”のお仕事さ。だが── 宝冠が完全になった今、もうあの女に用はねぇ」
蕨 洋美
「なるほどねぇ」
結雲 悠
「裏切ったってこと?」
GM
「最初から従うつもりなんかなかったってことさ、ボーイ。俺は遊びてぇだけだ」
蕨 洋美
「あたしからも一つ、聞いてもいいかい」
結雲 悠
「なるほどねー」
なんとなく呑み込めてきた気がする。
GM
「どーうぞ。何だい?」
蕨 洋美
「“それ“が無くっても、アンタは死にゃしないんだろ?」
「なのに、なぜそれを欲しがる?海賊らしく光り物が好きだ、ってだけじゃぁないだろ」
GM
「そうは行かんのさ。俺は── さて、話はここいらにしようぜ。コイツらが退屈だって言ってやがる」

言うと、ジャンジャックはあなた目がけて発砲した。かくしてなし崩しに戦闘へと突入するだろう。
蕨 洋美
では、それを虫を払い除けるように弾く
「なんだい、答えてやるって割に器量の狭いやつだね」
結雲 悠
「ゼノスに、都築さんに、骸骨野郎かぁ……うまく使われてる気がしなくもないけど」
「ステーキの恨みは晴らすからね」
阿修雷
「虚飾の海賊王、か」
赤嶺 アンリ
「都築さんねぇ。ゼノスで女っていえば、確かにそうさ。なーんかみんな知ってたって顔してるさ?」
「俺だけなんか仲間外れでさみしいさー」
蕨 洋美
「そうかい?気のせいじゃないかね」
しれっと
赤嶺 アンリ
「いやーん」
結雲 悠
「おさげないし」
赤嶺 アンリ
「えっポイントそこさ?」
阿修雷
「そういう赤嶺さんこそ、何も知らなかったって顔ですかそれ」
赤嶺 アンリ
「だって俺一緒に仕事することになっただけさー」
結雲 悠
(意外と本当に何も知らなかったのかな……?)
骸骨野郎がイラッとしていそうw
GM
あななたちはそんな会話をしながら、ジャンジャックの攻撃を防ぎ、関節を破壊し、即座に蘇る相手をまた破壊し、防ぐ。
イラッしないでちゃんと襲ってきます。
蕨 洋美
イベント戦闘だった
GM
その通りイベント戦闘です。
結雲 悠
じゃあ戦闘で華麗に敵の攻撃をかわしている赤嶺にちょっと驚く。
GM
骸骨は何度破壊しても即座に再生した。想定していた足止めすらも困難なほどに。アシュレー、それはあなたが知っていたジャンジャックの復活速度よりもなお速い。
阿修雷
「こいつ……」
時折周囲をうかがうが少女の姿はなさそう
GM
悠くんが知ってる少女の姿はないね。
結雲 悠
「えっなにこいつインチキじゃない? チートじゃない?」
「死なないじゃん!」
赤嶺 アンリ
「はぁ、こっちの骨が折れちゃうさ」鮮やかに躱しながら酒くさい息を吐く。
阿修雷
「そう言った……が、明らかに前とは違う」
蕨 洋美
「別に殺す必要はないだろう」
結雲 悠
「殺さないと……(いけないんだよなぁ、たぶん)」
蕨 洋美
「とはいえ、だ」
GM
蕨さん、あなたが骸骨を破壊した隙に宝冠を奪おうとするならば、それが骸骨の頭から離れないことに気づく。
蕨 洋美
「なるほど。そうも行かないか」
「いずれにしても―――」
GM
「カカッ、言ったろ? コイツぁ俺様のモンだ。もう離れられねぇんだよ」
蕨 洋美
「ああ、どうやらそうらしいね」
結雲 悠
「のろいのアイテム、みたいな?」
阿修雷
「だったら簀巻きにしてお前ごと連れて帰ればいい」
結雲 悠
「なるほど確かに」
蕨 洋美
「それもいいけれどね。けど―――」
「よし」
言って、構えを解く
「もういいだろ。よそうじゃないか、骸骨の旦那」
結雲 悠
「えー」
(まあ確かにこれじゃ埒が明かないなぁ)
結雲 悠
王冠に一発ぶち込んでみた方が良かったかな?
GM
「ほう?」あなたの心臓に銃をポイントし、骸骨はカタカタと顎を鳴らす。
蕨 洋美
それに臆するそぶりも見せず、肩をすくめる
「このまま続けても、埒が開かないさ」
「どうやら、あたしらはそう簡単にアンタからそいつをいただくことも出来なさそうだ」
「アンタも、ずっと同じ相手にダンスじゃぁ、飽きも来るだろう?」
GM
「ほう。どんなご提案だい?」
蕨 洋美
「なるほど、アンタの力はなかなかのものらしい」
「それで、アンタはそいつを手に入れて、このままただ帰るつもりかい?」
「そいつを手に入れるという目的があったとはいえ、今までアンタを良いように使ってきた女を放っておいて?」
結雲 悠
「……」
(何考えてるんだ?)
阿修雷
「……」
赤嶺 アンリ
(ふうん?)
蕨 洋美
「アイツの字名……プランナー、だったね」
「何でもかんでも自分の思惑で物事を進めようって、いけ好かない女だ」
「あるいは、あたしらがこうしていつまでもドンパチし続ける、ってのも、アイツの腹の内かもしれない、って思ってねぇ」
「アイツのことだ。そいつをアンタが手に入れることだって、思惑の内だったんじゃぁないのかい」
結雲 悠
船の惨状を見渡す。
これは、どこまでがプランだったのだろう?
蕨 洋美
「―――つまりだ」
「あたしらとアンタとで、ちょいと手を組もうって言ってるんだよ」
「アンタは力を手に入れた今、これまでの因縁にケジメをつける必要がある」
阿修雷
「ちょっと洋美さん……」
結雲 悠
「……」
蕨 洋美
「あたしらは、アイツの真意、思惑ってやつを問いただしてみたい」
2人からの責めるような視線を感じつつも、続ける
「―――どうだい」
赤嶺 アンリ
アンリは面白そうにあなたの言葉を聞いている。
GM
「ククク、言いてぇ事は分かった」カタ、と骸骨の顎が鳴った。
「だがな── 言ったろう? 

 ”あの女は、最後のディナーだ” とな」

そのとき、あなたたちのいるこの場所に、戦闘と血に狂った客たちの一団が雪崩れ込んできた。
「それに俺ぁ、飽きたりしねぇよ。無限に闘おうぜ、それこそが面白ぇ」

そんな言葉を残して。
あなたたちが客らを凌ぎきった時、骸骨の姿は消えていた。
結雲 悠
「駄目だあいつ」
「こんな非戦闘員と戦って何が楽しいって?」
殺しに抵抗はないが、だからって明らかに弱い相手を殺戮して喜ぶ趣味はない。
GM
あ、ちなみに客たちですが、それなりに戦ってる人たちも多いです。あなたたちやジャンジャックにはかないませんが、最初に出た通りまぁ後ろ暗いタイプの船なので。
結雲 悠
なるほど? でもまあ、格下だよね。
GM
ぶっちゃけて言えばそうですね。
蕨 洋美
「……やれやれ」
赤嶺 アンリ
「言うだけ言って消えちゃったさねぇ」
蕨 洋美
「おいしいものは最後に、ってかい。三角食べもできないとは、お行儀が良くないねぇ」
阿修雷
「……だからってあんなものを口にしようとは」
結雲 悠
「僕あいつ嫌い」
蕨 洋美
「奇遇だね、あたしもだよ」
阿修雷
お、じゃあ洋美さんにちらと小声で
蕨 洋美
「本当の健康のためには、たまに毒も入れとかないとね。中国でも言うだろ?」
アシュレイに肩をすくめる
阿修雷
「妬いてるんですか?」
蕨 洋美
「馬鹿言ってんじゃないよ、全く」
鼻から息を吐く
阿修雷
「そうですか、とりあえず見つけ出さないことには話が進みませんね」
結雲 悠
殺すこと自体が楽しいってわけじゃあないからさー
それに……こう、血まみれの空間にいると、思い出したくないことを思い出してしまう気がしてならない。
赤嶺 アンリ
「? なんか顔色悪いけどどうしたさ?」 アンリが不思議そうに悠くん、あなたに問う。
「酒がたらないさ?」
結雲 悠
「血は、嫌いだから」
蕨 洋美
悠の頭をくしゃっと撫でる
結雲 悠
「うわ!? 何!?」
「気軽に頭触るのやめてって言ってるのに」
蕨 洋美
「頑張りな。でも辛かったら言うんだよ」
それだけ悠に言って、さて、と皆をあらためて振り返る
結雲 悠
「なんなんだよもー」
蕨 洋美
「残念ながら、骨にはフられちまった」
赤嶺 アンリ
「どっか行っちゃったさねぇ」
阿修雷
「やせ型がタイプだったとは意外ですね」
結雲 悠
「やせ過ぎじゃない?」
蕨 洋美
「あたしはもっと筋肉ついてる方が好みだよ」
赤嶺 アンリ
「出汁ガラとは言い得て妙さ」
結雲 悠
ふーん、と赤嶺をちらり。
赤嶺 アンリ
「?」
蕨 洋美
「これから、どうするか。提案のある者は?」
阿修雷
「とりあえず……」
「この服じゃ窮屈で仕方ないです」
蕨 洋美
「ふむ」
自分の体を見下ろし
赤嶺 アンリ
「確かに色々と窮屈そうさ」明らかに一瞬胸を見た。
一瞬?数瞬くらいは見たかもしれない。
蕨 洋美
「なるほど、確かにそうだ」
阿修雷
「荷物が無事なら着替えましょう、どうせあいつを見つけたところで同じ事です」
蕨 洋美
「よし、とりあえず着替えだ。並行して、軽くブリーフィングといこう」
赤嶺 アンリ
「賛成、火事場ドロボーが出てないといいさねぇ」
結雲 悠
「……」みんなよく服汚さずに戦ってたな。
結雲の服は、一応物陰には脱ぎ捨てられていたが……まあ、今の戦闘騒ぎで汚れただろうな。
阿修雷
悠くんもう普段着じゃんw
結雲 悠
床に落ちてんだよ
みんなと合流した時に脱いじゃったからね
ぐっちゃぐちゃの布の塊をこっそり拾ってく。
蕨 洋美
弁償代は小遣いから引いておくからね
結雲 悠
えっひどい

GM
<シーン8: 情報収集>
このシーンは情報収集シーンとなります。着替えなどはお好きにどうぞ。
登場される場合は侵蝕率をあっぷしていってね。
結雲 悠
この状況で情報収集って誰からどうやるのか気になる悠です。
GM
RPひと段落したら情報項目一覧出しま~す
結雲 悠
1d10 (1D10) > 4
[ 結雲 悠 ] 侵蝕率 : 56 → 60
阿修雷
1d10 (1D10) > 6
[ 阿修雷 ] 侵蝕率 : 58 → 64
蕨 洋美
1d10 (1D10) > 5
[ 蕨 洋美 ] 侵蝕率 : 53 → 58
赤嶺 アンリ
1d10 (1D10) > 8
[ 赤嶺 アンリ ] 侵蝕率 : 53 → 61
阿修雷
着替えながらジャンジャックのことを話します、といっても大したことは知らないけど
結雲 悠
「変わった知り合いがいるんだね」
蕨 洋美
「なるほど、アシュレイと縁があったとはね」
阿修雷
「……毎度何がしたいのか、典型的な手段が目的になってるタイプですね」
蕨 洋美
「妬いてたのは、お前の方じゃないのかい」
女性更衣室の中で、小さくアシュレイに囁く
阿修雷
「私の方が胸は大きいですよ?」ふふん
結雲 悠
ところで乗客ってまだ宴の真っ盛りなのかな。
GM
乗客の皆さんはちょっとずつ数は減っているけど、それでもまだまだ元気にレッツパーリィ中ですね。結構乗客多いので。
結雲 悠
「これ、あいつがやらせてんのかなぁ」
蕨が寝かせた子供たちを見ている。
赤嶺 アンリ
「だと思うさ、俺プロデュースって言ってたさー」
蕨 洋美
「なるほど、ね」
結雲 悠
「そうかー」
蕨 洋美
「聞き耳立ててんじゃないよ!」
扉をがん、と殴る
赤嶺 アンリ
「あがっ!」聞き耳たててたらしく、扉の向こうでアンリの悲鳴。
結雲 悠
「聞こえちゃっただけだよ!?」
「僕あいつ殺したいなー」
蕨 洋美
「あれだけの切った張ったの中でも、アイツの頭からあれはズレもしなかった。まぁ、殺すしかないだろうね」
咥え煙草で着替えを終えて現れる
阿修雷
「問題はその方法ですけれど」
結雲 悠
「でも死なないのは前からだって言ってたよね」
赤嶺 アンリ
「アシュレー、前と違うって言ってたさ?」
阿修雷
「ええ、うんざりするほど殺しましたが」
蕨 洋美
「そこなんだけどね」
「アイツは、一つ気になることを口走ってたね」
阿修雷
「宝冠が完全になった、ですか?」
蕨 洋美
「そう、それだ。さすがよく聞いてたね」
「それなら、不完全に戻してやればいい……ってことなんじゃないのかね」
2本目の煙草に火を点ける
結雲 悠
「不完全?」
蕨 洋美
「それなら、復活に時間はかかる…… 少なくとも以前は、そうだったんだろう?」
アシュレイに。
阿修雷
「ええ、一定以上のダメージを与えれば、風化してしばらくは姿を見せなかったのに」
蕨 洋美
「それなら、その隙にお宝を頂戴することができる」
「問題は、その方法だが……」

GM
では、そこで情報項目一覧でございます。
ノーライフ・クイーン号 知識:レネゲイド、情報:裏社会 6
キャプテン・ジャンジャック 情報:FH 7
死者の宝冠 情報:裏社会、FH 8
都築京香の居場所 知覚 6
◆??? まだ調査不可

こちらになります。
ちなみに情報は基本、抜いた人が内容を知ることになります。情報共有してもよいししなくてもよい。
結雲 悠
なるほど? 人に渡したくない情報を抜きに行けばいいのか?
GM
この状況で情報どうやって収集すんの? についてはお好きに演出してくださってかまいません。
結雲 悠
むつかしいことをw
GM
何も思いつかなかったらGMがホラをふきます。
結雲 悠
ぶおー
GM
あるいは、”実は事前にこんな情報を収集していたのだ!”ということにしてもかまいません。
結雲 悠
なるほど
蕨 洋美
誰から行きましょうか
阿修雷
使者の宝冠抜くか―
「あいつの被ってたあれなら完璧に記憶していますよ」
結雲 悠
情報収集は苦手だな
阿修雷
一人なら勝利の女神で+6できるよ
蕨 洋美
船のフリーWi-Fiは生きてるのかなー
GM
船のフリーWi-Fiは生きてるみたいですね。維持に人手がいるものではないし、Wi-Fi破壊するよりもみんな人を破壊する方に行ってるので。
阿修雷
SSID:NOLIFEQUEEN
結雲 悠
そういやいちおうFH絡みの情報ならプラス入るんだっけ……
情報通の上司に顔が利くんだ。
ジャンジャックを殺す方法が知りたいからとりあえずジャンジャック行くかな?
GM
GMPCってことでアンリは最後に動きます。
蕨 洋美
蕨は情報収集そんなでもないんだよなー
一応情報:FHは3ある
結雲 悠
おや意外
蕨 洋美
1だった
嘘ついた
結雲 悠
都築さんも蕨さんもうそつきだ!
蕨 洋美
まぁ、調達のために社会は5ある
結雲 悠
つよいじゃん
じゃあ初手動こうかな?
蕨 洋美
どうぞー
阿修雷
どうぞどうぞ

結雲 悠
判定のダイス2個強化か。
(1+0+2)dx+1 情報:FH判定 (3DX10+1) > 9[1,1,9]+1 > 10
やったぜ上司優秀
蕨 洋美
いやぁ照れますな
結雲 悠
じゃあ、かつて世話になっていた上司のキーを使って……
タッピング&オンエア! による情報収集を行う。
この部屋から出なくても、この船の事は大体わかる。
映像化、データ化されてオンラインに流れているものであれば。
ある程度の機密事項でもお構いなしだ。
GM
あなたは船の内外を飛び交う電波を経由して、情報にアクセスしようとした。外部への通信に奇妙なタイムラグを感じたが、ともあれ情報は得られた。
結雲 悠
メディアに書き込む力があれば、ほかの人に見せることもできるんだけどな。
まだそれは練習中だ。
ゲームのデータをダウンロードして書き込みができればタダゲーが……
いや、今はそんな場合ではない。
「えっなんか気持ち悪。ジャミングでもかかってんのかな」
蕨 洋美
「何かあったのかい」
阿修雷
「どうしたの?」
結雲 悠
「通信からジャンジャックの情報拾ってたんだけど、外界からの電波がなんか変だ」
赤嶺 アンリ
「……変?」
結雲 悠
「ズレてるみたいでさ、情報拾うのが大変。っていうか酔う」
蕨 洋美
「ギルド所有の船だからねぇ。電子的に隔離されているのかね」
赤嶺 アンリ
「でも、ちょっと前は普通にネット繋がってたさ」
結雲 悠
「あと、この船で放映されてる映画のデータとか多くて邪魔だなぁ」
GM
キャプテン・ジャンジャック

その正体は18世紀の海賊である。かつては商船だけでなく、軍艦や他の海賊にも襲い掛かる狂犬のごときありさまだった。
闘いをこよなく愛し、闘いのみを愛する狂人。

人間の彼は抗争の末に死んだが、その際偶然手に入れた”死者の宝冠”によって、不死のレネゲイドビーイングとなって蘇った。

しかし、その後から現在までに、彼はもう一度殺され── その際に、宝冠の力の源たる”心臓石”を奪われている。

 ◆新規調査項目:ジャンジャックの二度目の死 情報:裏社会 6
蕨 洋美
「とすると、今この場で起きていることを、隠蔽しようとしている?」
赤嶺 アンリ
「そりゃきな臭いさねぇ。まぁ他所の差し金でこんなことになったんじゃ、無理もないさ」
結雲 悠
「なんかねー……碌でもないね、あいつ」
と、調べたことをかくしかしよう。
阿修雷
「でしょう?」たぶん違う
赤嶺 アンリ
「うーん、はた迷惑ってやつさねぇ」
蕨 洋美
「なるほど、心臓石ね……」
阿修雷
「200年生きてあの精神年齢とは」
結雲 悠
「あいつが死なないの、やっぱり宝冠のせいみたいだ」
「……ってことは、宝冠壊したら……もしかして?」
これはなんとなく独り言のように。
ブーストは使い終わったから、あと僕は情報収集では役に立たないよ。
蕨 洋美
「ちょいとお待ち」
はた、と眉根を寄せる
「死者の宝冠は、もともとあの骨が持っていたものだって?」
「アシュレイ。あたしらがここへ来た、その目的でもある任務は、どう言うものだった?」
阿修雷
「それについては……」
じゃあこの流れで死者の宝冠調べるね!
阿修雷
《生き字引》全ての《情報》に代用でき、かつ情報収集判定のダイス+Lv個
4dx+1 (4DX10+1) > 8[1,1,6,8]+1 > 9
ああん
[ 阿修雷 ] 侵蝕率 : 64 → 66
蕨 洋美
目標8だから大丈夫でない?
GM
ギリ達成かな?
阿修雷
あ、勝手に10だと思ってた
結雲 悠
今回そんなに難易度ご無体じゃない
結雲 悠
てことはこれで調査項目全部提示されたのかな。
GM
ですね。

GM
死者の宝冠
キャプテン・ジャンジャックの力の源たる、EXレネゲイドの宿った宝冠。この冠は契約した者に不死(Eロイス:不死の妄執)と強力な戦闘能力を与える。
ただし、死亡した際に契約者と宝冠が引き離されると、戦闘能力は失われる。

また、その中核である巨大なルビー(心臓石)と一体となることで<不死の妄執>は完全となる。
蕨 洋美
「あたしらは、ここに死者の宝冠がある、そしてそれをゼノスも狙っている、と言われて来たんだよ」
「だが、蓋を開けてみれば、それはあの骨の持ち物だった、となると……」
「こりゃ、最初からハメられたかね」
ぎり、と歯を鳴らす。
結雲 悠
「……かもね」
今は正直、何を信じるべきなのかよく分からない。
赤嶺 アンリ
「こりゃハメられ代請求しないとならないさねぇ」
阿修雷
「……嵌められた、そうかもしれませんね。ただ、それは私たちとは限りませんよ」くすりと
結雲 悠
「ただ、僕はあいつを殺したい。二度と復活しないように」
赤嶺 アンリ
「随分やる気さ?」
阿修雷
「ぜひともお願いします」
蕨 洋美
「……切実だね」
アシュレイに。
阿修雷
「毎回炒飯の買い出しを邪魔される気持ちがわかりますか?」
赤嶺 アンリ
「あー、そりゃ難儀さねぇ……」
蕨 洋美
「炒飯は置いておいて、同情するよ……」
結雲 悠
とりあえず反対意見がなさそうでほっとした。


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本作は、「矢野俊策、ゲーム・フィールド」が権利を有する「ダブルクロス」の二次創作物です。