
『人間Zip』
のネタバレがあります。

牧志 浩太
お人好しで温厚、だが意思は強い好青年だったが……。
とある事情で二年より前の記憶の大半を失い、代わりに悪魔使い波照間紅の記憶を持っている。
首から胸へと続く奇妙な【契約】の痣がある。たまに痛むという。
生贄体質らしく、事件に巻き込まれることが多い。
とある事件以降、胃袋が独立した生命体になってしまった。
佐倉とは友人。

佐倉 光
サマナーで悪魔退治屋。ハッカーでもある。
基本、知性・理性・効率、そういったものを重視する冷静な青年。とある事件より、体中の痛みに悩まされている。
基本悪魔を召喚して戦うが、悪魔との契約のカードを使ってその力を一時的に借りることもできる。
巻き込まれ体質らしい。
牧志とは友人。
KP
ぎゅぎゅっと詰められていきましょう。
牧志 浩太
いきましょう。よろしくお願いします!
KP
二人揃って何者かの文字通り玩具にされる事件から暫く経った。
シナリオ外成長を1度行うことができる。
また、希望するなら精神治療を行うことも可能……だけど、牧志君は最大値だったかな。
シナリオ外成長を1度行うことができる。
また、希望するなら精神治療を行うことも可能……だけど、牧志君は最大値だったかな。
牧志 浩太

牧志は最大値ですね。
シナリオ外成長だけかな。
シナリオ外成長だけかな。
佐倉 光

1d100 Sasa 1d100→39
1d3 Sasa 1d3→1
1d3 Sasa 1d3→1
KP
佐倉はちょっとした不眠で、もはやお馴染みの病院に暫く通っていたらしい。
佐倉 光

正気度 53にて開始。
正気度が低い
KP
元々のSAN割り込んでいるんだから、最大値でも常に不安定と考えると、減っているなら尚更、突然の不安とか不眠とか、生活にそれほど支障のないレベルでは発生しているのかなと。
牧志 浩太
ですねぇ。
日常生活が送れるは送れるけど、「メンタル不安定な人」にはなってそう。どちらも。
日常生活が送れるは送れるけど、「メンタル不安定な人」にはなってそう。どちらも。
KP
体調崩すまでは行かなくても、脳味噌好き勝手弄られた経験からの悪夢やフラッシュバックは希に経験していそう。
牧志 浩太
してそう。
ヒナドリのトラウマもあるし、その上あれだけめちゃくちゃ弄られて精神に傷が残らないわけがない。
牧志は牧志で、佐倉さんがいなくなったり探し回ったりした経験が多すぎて、頻繁に悪夢を見るようになってそうだなぁ……。
牧志は異界の幻のせいでトリガーが引かれてしまってフラッシュバックするとか、寝ようとしたら異界の幻でそのまま悪夢とかもありそう。
ヒナドリのトラウマもあるし、その上あれだけめちゃくちゃ弄られて精神に傷が残らないわけがない。
牧志は牧志で、佐倉さんがいなくなったり探し回ったりした経験が多すぎて、頻繁に悪夢を見るようになってそうだなぁ……。
牧志は異界の幻のせいでトリガーが引かれてしまってフラッシュバックするとか、寝ようとしたら異界の幻でそのまま悪夢とかもありそう。
KP
何故か佐倉が消える事件の方が多い気がするな?
牧志 浩太
なぜか佐倉さんが消えて牧志が探し回ってることが多い気がする。
KP
あとなんか死にかけてることが多い。
牧志がそういう目に遭うときはなんか佐倉が加害側に回ってる気が……
気のせいですかね??
牧志がそういう目に遭うときはなんか佐倉が加害側に回ってる気が……
気のせいですかね??
牧志 浩太
いやでもそんな気しますね。
牧志が先に消えるときは佐倉さん加害側なこと多い気がする。
佐倉さんが消えたり死にかけてて牧志が必死になってることが多い気がする。
牧志の場合(こちらKPの場合)は、なぜか佐倉さんも一緒に巻き込まれて始まることが多い気がしますね。
牧志が先に消えるときは佐倉さん加害側なこと多い気がする。
佐倉さんが消えたり死にかけてて牧志が必死になってることが多い気がする。
牧志の場合(こちらKPの場合)は、なぜか佐倉さんも一緒に巻き込まれて始まることが多い気がしますね。
KP
シナリオの好みの傾向ですかねぇ、あまり意識したことはないけどな。
牧志 浩太
かなぁ?
佐倉さんの方がもともと浮草というか、突然日常から切れてしまうのが似合うのはあるけど。
つまり、牧志が消えて死にかける話を回せばいいんですね。
佐倉さんの方がもともと浮草というか、突然日常から切れてしまうのが似合うのはあるけど。
つまり、牧志が消えて死にかける話を回せばいいんですね。
KP
なる ほど?
大丈夫今回は二人一緒です。
大丈夫今回は二人一緒です。
牧志 浩太
忌胎はそうではあったけど、別な牧志が帰ってきちゃったしな。>牧志が消えて死にかける話
やった! 二人一緒だし距離も近いですね!(箱)
やった! 二人一緒だし距離も近いですね!(箱)
KP
近いよ!
一緒に戦えるよやったね!
一緒に戦えるよやったね!
牧志 浩太
やったね!(至近)
牧志 浩太

その間。
あまりにも感覚や脳をいじられ過ぎて、そういえば脳波ってどこから出てるんだろう、脳からずっと情報が漏れ続けてるって地味に怖いな……、だとか、そんなことに興味が湧いてしまって、脳と神経について学んだ。
この胃袋に脳があるのかどうかも気になったけど、それは分かるわけがなかった。
あまりにも感覚や脳をいじられ過ぎて、そういえば脳波ってどこから出てるんだろう、脳からずっと情報が漏れ続けてるって地味に怖いな……、だとか、そんなことに興味が湧いてしまって、脳と神経について学んだ。
この胃袋に脳があるのかどうかも気になったけど、それは分かるわけがなかった。
牧志 浩太
というわけで、こちらは〈医学〉を成長します。
KP
どうぞ
牧志 浩太

1d100 61 〈医学〉成長 Sasa 1d100→ 19→成功
牧志 浩太

成長なし。
佐倉 光

自分たちの状態に少し危機感を抱いたため、精神について学んだ。
佐倉 光

〈精神分析〉チャレンジ!
1d100 47〈精神分析〉
1d100 47〈精神分析〉Sasaさぁん! Sasa 1d100→ 17→成功
1d100 47〈精神分析〉
1d100 47〈精神分析〉Sasaさぁん! Sasa 1d100→ 17→成功
KP
成功しちゃったので成長はありません。現実に帰ってきたばかりで、それどころじゃなかったかな。
牧志 浩太
なかったかな。帰ってきたばかりで突然大変でしたしね。
KP
あなたは最近奇妙な夢を見る。
工場の敷地に積み上げられているようなコンテナの前にゆく夢だ。
始まったのは……あの奇妙な事件から程なくしてだっただろうか。
一日、普通と同じ夢を観るのは、まああることかもしれない。
しかし三日目ともなると奇妙だと思うだろう。
ましてそれが数週間続き、相棒が同じ夢を観ているとなれば尚更だ。
夢の中の自分はいつもコンテナの前に突っ立っており、コンテナの中にいる誰かから声をかけられていた。
期待に膨らんだ声色で繰り返し自分の名前を呼ぶ様子に、不気味さを覚えると同時に、「中を確かめたい」という好奇心が引き出され、気がつけば必ずコンテナの中にいた。
そんな奇妙な夢だ。
工場の敷地に積み上げられているようなコンテナの前にゆく夢だ。
始まったのは……あの奇妙な事件から程なくしてだっただろうか。
一日、普通と同じ夢を観るのは、まああることかもしれない。
しかし三日目ともなると奇妙だと思うだろう。
ましてそれが数週間続き、相棒が同じ夢を観ているとなれば尚更だ。
夢の中の自分はいつもコンテナの前に突っ立っており、コンテナの中にいる誰かから声をかけられていた。
期待に膨らんだ声色で繰り返し自分の名前を呼ぶ様子に、不気味さを覚えると同時に、「中を確かめたい」という好奇心が引き出され、気がつけば必ずコンテナの中にいた。
そんな奇妙な夢だ。
KP
佐倉が病院に通うようになったのはそのせいだった。
予知夢ではないか、と気になるあまり、充分な睡眠が取れなくなったのだという。
予知夢ではないか、と気になるあまり、充分な睡眠が取れなくなったのだという。
佐倉 光

「前回、家にいるのにやられただろ。
今回もそうだったらと思うと気が休まらなくてさ……」
今回もそうだったらと思うと気が休まらなくてさ……」
牧志 浩太

「佐倉さんも同じ夢を見てるのか。
それも、ずっとだ。また夢を共有でもしてるのかもしれないな。
本当に、何かに呼ばれてるんじゃないだろうな?
そいつと入れ替えられるとかさ……」
夢がただの夢じゃなかったこと。
夢から覚めてみれば、何日も過ぎていたこと。
家にいても、どこかに連れ去られたこと。
帰るって言った直後に、俺や佐倉さんが消えてしまったこと。
もう一度や二度じゃなくて、
ただの夢だ、なんて思えやしない。
それも、ずっとだ。また夢を共有でもしてるのかもしれないな。
本当に、何かに呼ばれてるんじゃないだろうな?
そいつと入れ替えられるとかさ……」
夢がただの夢じゃなかったこと。
夢から覚めてみれば、何日も過ぎていたこと。
家にいても、どこかに連れ去られたこと。
帰るって言った直後に、俺や佐倉さんが消えてしまったこと。
もう一度や二度じゃなくて、
ただの夢だ、なんて思えやしない。
KP
夢を観るようになってから、佐倉はポーチを身につけたまま寝るようになった。
牧志 浩太

佐倉さんと同じように、俺もベルトポーチを着けて寝た。
その中に役に立つ物が一通り入っているのを確認してからでないと、うまく眠れなかった。
その中に役に立つ物が一通り入っているのを確認してからでないと、うまく眠れなかった。
佐倉 光

「牧志も見てんなら、少なくとも巻き込まれるときは一緒かもな」
KP
冗談とも本気ともつかないことを言う。
牧志 浩太

「そうだな、それだけは安心かも」
……半分くらい、いや、三分の二くらいは、本気でそう思っていた。
佐倉さんだけが連れていかれでもするより、ずっと。
……半分くらい、いや、三分の二くらいは、本気でそう思っていた。
佐倉さんだけが連れていかれでもするより、ずっと。
KP
そして、この日。
今日の午前。
あなた方はちょっとした休みに気分転換をすべく普段は歩かない道を歩いていて、それを発見したのだ。
夢と全く同じ、コンテナが積み上がる風景。
今日の午前。
あなた方はちょっとした休みに気分転換をすべく普段は歩かない道を歩いていて、それを発見したのだ。
夢と全く同じ、コンテナが積み上がる風景。
牧志 浩太

「……!」
息を呑んだ。
コンテナなんて珍しくない……、はずだ。
けど、その風景は夢そっくりに見えた。
息を呑んだ。
コンテナなんて珍しくない……、はずだ。
けど、その風景は夢そっくりに見えた。
牧志 浩太

「佐倉……、さん」
佐倉さんの手を引いて、その場を離れようとする。
佐倉さんの手を引いて、その場を離れようとする。
KP
覚えているのはそこまでだ。
人間Zip
堀 様 作
本編見る!
KP
あなたは今、暗い場所にいる。
牧志 浩太

「!」
はっ、と目を開く。周囲を見回す。
自分の状態を確かめる。
持ち物は。怪我はないか。頭は痛まないか。
ここはどこか。
狭いか。広いか。
はっ、と目を開く。周囲を見回す。
自分の状態を確かめる。
持ち物は。怪我はないか。頭は痛まないか。
ここはどこか。
狭いか。広いか。
KP
まず手に触れる範囲では、身につけていたものはそのままある。
頭痛はないが、少し息苦しい。
足を踏みならすとゴウンゴウンと音が響く。
ここは金属製の部屋の中だ。
そしてすぐ近くに人の気配がある。
頭痛はないが、少し息苦しい。
足を踏みならすとゴウンゴウンと音が響く。
ここは金属製の部屋の中だ。
そしてすぐ近くに人の気配がある。
KP
「牧志か?」
人の気配の方から声がした。
人の気配の方から声がした。
牧志 浩太

「何だ、ここ……、佐倉さん? そこにいるのか?」
その声は佐倉さんの声だろうか。
声との距離は?
大声を出さないように聞きながら、周囲を手で探る。
出口は? 動きそうな壁はないか? 開けられそうな場所は?
その声は佐倉さんの声だろうか。
声との距離は?
大声を出さないように聞きながら、周囲を手で探る。
出口は? 動きそうな壁はないか? 開けられそうな場所は?
牧志 浩太

何となく、どうしてか、あの夢で見たコンテナの中に自分はいるんじゃないか、って気がした。
佐倉 光

「ああ、佐倉だ。いるんだな……無事か?」
KP
手で触れようとするとすぐ人の体に触れる。
どうやら佐倉の腕だ。
この空間は暗くはあるが、目が慣れると周囲の物が見えてくる。
隣に立っていたのは佐倉だ。
たったさっき――あくまであなたの感覚ではたったさっきとなる――見ていたのと全く同じ格好で、あなたの方を見て立っている。
ここは幅2メートル、奥行き3メートル程度の白く塗られた部屋だ。
それが分かるのは、奥側の壁に光源がありぼんやりと部屋が照らされているためだ。
光源の正体はノートPCのようで、かすかなファンの音がする。
……とかくこの部屋は息苦しい。
どうやら佐倉の腕だ。
この空間は暗くはあるが、目が慣れると周囲の物が見えてくる。
隣に立っていたのは佐倉だ。
たったさっき――あくまであなたの感覚ではたったさっきとなる――見ていたのと全く同じ格好で、あなたの方を見て立っている。
ここは幅2メートル、奥行き3メートル程度の白く塗られた部屋だ。
それが分かるのは、奥側の壁に光源がありぼんやりと部屋が照らされているためだ。
光源の正体はノートPCのようで、かすかなファンの音がする。
……とかくこの部屋は息苦しい。
牧志 浩太

「よかった、佐倉さんもいるんだな。
今の所無事だけど、あんまりいい予感はしないな。
佐倉さんも感じてる? 息苦しいんだ、ここ」
持ち物があるなら、ベルトポーチから懐中電灯を出し、周囲を照らして確認する。
扉や開けられそうな窓、換気扇など、出口あるいは周囲の様子を探れそうな場所、換気できそうな物はないだろうか?
今の所無事だけど、あんまりいい予感はしないな。
佐倉さんも感じてる? 息苦しいんだ、ここ」
持ち物があるなら、ベルトポーチから懐中電灯を出し、周囲を照らして確認する。
扉や開けられそうな窓、換気扇など、出口あるいは周囲の様子を探れそうな場所、換気できそうな物はないだろうか?
佐倉 光

「ああ……この感覚、覚えがある……」
KP
佐倉は顔をしかめた。
佐倉 光

「換気口がないんじゃないのか、ここ」
牧志 浩太

「ああ……、そんな気がする。
ここ、あの夢のかは知らないけど、コンテナの中だよな。
扉も開きそうにない。
鍵が掛かってるならまだいいけど、下手したら何かで塞がれてる可能性もある」
ここ、あの夢のかは知らないけど、コンテナの中だよな。
扉も開きそうにない。
鍵が掛かってるならまだいいけど、下手したら何かで塞がれてる可能性もある」
KP
どうやらあなたの嫌な予感は当たりだ。
この部屋はコンテナの中であるようだ。
PCとは逆の壁に扉はあるのだがびくともしない。
その形に作られた壁であるかのようだ。
壁は外気も、光の一筋も通さないほどにぴっちりと閉じられており、
あなたは自らの知識で気付きたくないことに気付いてしまう。
このままここに居続ければ、一時間程度で酸素を使い切って酸欠で気絶することになるだろう。
▼【アイデア】
この部屋はコンテナの中であるようだ。
PCとは逆の壁に扉はあるのだがびくともしない。
その形に作られた壁であるかのようだ。
壁は外気も、光の一筋も通さないほどにぴっちりと閉じられており、
あなたは自らの知識で気付きたくないことに気付いてしまう。
このままここに居続ければ、一時間程度で酸素を使い切って酸欠で気絶することになるだろう。
▼【アイデア】
牧志 浩太

「コンテナは人を入れるものじゃない」
互いに分かりきっているだろう間近の死の気配を、そんな一言で言い換えた。
互いに分かりきっているだろう間近の死の気配を、そんな一言で言い換えた。
牧志 浩太

1d100 90【アイデア】 Sasa 1d100→ 29→成功
佐倉 光

1d100 85【アイデア】 Sasa 1d100→ 19→成功
KP
あなたがたはふと思い出すだろう。
コンテナを夢の光景と同じだと思い、互いにそれを伝えようと、あるいはここから立ち去るべきだと伝えようとした瞬間、
コンテナのひとつの中から声がしたということを。
名を呼ばれた、ということを。
その後のことは思い出せない。
コンテナを夢の光景と同じだと思い、互いにそれを伝えようと、あるいはここから立ち去るべきだと伝えようとした瞬間、
コンテナのひとつの中から声がしたということを。
名を呼ばれた、ということを。
その後のことは思い出せない。
佐倉 光

「俺たちあの夢でここに呼ばれていたってことかよ」
牧志 浩太

「正直、そうとしか思えないな。
俺達を身代わりにでもしたかったのか、単に弄びたかったのか分からないけど。
どっちにしろ、ゆっくり考えてる時間はなさそうだ」
俺達を身代わりにでもしたかったのか、単に弄びたかったのか分からないけど。
どっちにしろ、ゆっくり考えてる時間はなさそうだ」
牧志 浩太

ノートPC以外に、室内には何もない?
また、ノートPCは外部から電源などを取られているようだろうか?
自分のスマートフォンを確認してみるが、電波は入っている?
また、ノートPCは外部から電源などを取られているようだろうか?
自分のスマートフォンを確認してみるが、電波は入っている?
KP
ノートPCの下の床に、何やら文様が描かれている。
ノートPCは電源などをとっている様子はない。
自分のスマートフォンは、電源は入るが圏外になっている。
ノートPCは電源などをとっている様子はない。
自分のスマートフォンは、電源は入るが圏外になっている。
佐倉 光

「わざわざ呼ばれたんだ、何かをしろってことなのか?」
牧志 浩太

「ただの身代わり……にしては意味深だな。
なのかもな。このPCで何かしろ、とか。
佐倉さん、手分けしよう。俺はPCを見てみる。佐倉さんは下の床を頼む」
ノートPCを持ち上げられるようなら持ち上げ、佐倉さんが下の床の文様を見られるようにする。
そして、PCの画面を確認する。
なのかもな。このPCで何かしろ、とか。
佐倉さん、手分けしよう。俺はPCを見てみる。佐倉さんは下の床を頼む」
ノートPCを持ち上げられるようなら持ち上げ、佐倉さんが下の床の文様を見られるようにする。
そして、PCの画面を確認する。
KP
ではまず佐倉から。
佐倉 光

1d100 45 【POW】 Sasa 1d100→ 81→失敗
1d100 41 〈クトゥルフ神話〉 Sasa 1d100→ 75→失敗
1d100 41 〈クトゥルフ神話〉 Sasa 1d100→ 75→失敗
佐倉 光

「よく……分からねぇ。
呪術的なものだとは思う。
触ると少し暖かいな。PCが置いてあったせいなのか……?」
呪術的なものだとは思う。
触ると少し暖かいな。PCが置いてあったせいなのか……?」
KP
床には複数の円を組み合わせ直線を左右に刺した図形が描かれている。
また、佐倉は壁を見つめて眉を寄せた。
また、佐倉は壁を見つめて眉を寄せた。
佐倉 光

1d100 20〈機械修理〉
Sasa 1d100→ 36→失敗
Sasa 1d100→ 36→失敗
佐倉 光

「焦げてんのか? 炙られた? いや……」
佐倉 光

「悪い。何だか頭がぼんやりする。そっちはどうだ?」
KP
PCは電源がついており、[Zipファイル]の圧縮・解凍を行うらしいアプリケーションが作動している。
あなたがPCの画面を見た瞬間、
あなたがPCの画面を見た瞬間、
Zipファイルを作成しますか?
▶はい いいえ
▶はい いいえ
KP
エンターキーに触れていないにもかかわらず、アプリケーションは自動的に「はい」をコマンドした。
▼《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1》
▼牧志はMP-1
▼《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1》
▼牧志はMP-1
牧志 浩太

1d100 53 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 98→致命的失敗(ファンブル)
SAN 53 → 52
MP 12 → 11
SAN 53 → 52
MP 12 → 11
? 1
KP
Zip形式に圧縮されるまでかかる時間を示すパラメーターが表示された。
かなりデータの量が多いようだ。
このアプリケーションが作動している間でも、パソコン内のデータを確認することができそうだ。
▼【アイデア】
かなりデータの量が多いようだ。
このアプリケーションが作動している間でも、パソコン内のデータを確認することができそうだ。
▼【アイデア】
牧志 浩太

画面を見た瞬間、勝手にアプリケーションが動いた。
偶然? 遠隔操作? どちらにしろその瞬間過ったのは、何もしてないっていうのに、「何かをしてしまった」ような怖気だ。
偶然? 遠隔操作? どちらにしろその瞬間過ったのは、何もしてないっていうのに、「何かをしてしまった」ような怖気だ。
牧志 浩太

「Zipファイルを作るアプリが動いてる。
触ってないのに、勝手に『はい』が押されて、圧縮が始まった」
触ってないのに、勝手に『はい』が押されて、圧縮が始まった」
牧志 浩太

1d100 90【アイデア】 Sasa 1d100→ 94→失敗
牧志 浩太

「頭がぼんやりするか……、まずいな。
佐倉さん、交代だ。PCを調べてみてほしい。
俺はそっち調べてみる」
佐倉さん、交代だ。PCを調べてみてほしい。
俺はそっち調べてみる」
佐倉 光

「そうだな。頼む」
牧志 浩太

というわけで、佐倉さんと位置を交代して文様を調べる。
佐倉さんにPCを見てもらえば、先程の【アイデア】、佐倉さんも振れないかな?
佐倉さんにPCを見てもらえば、先程の【アイデア】、佐倉さんも振れないかな?
KP
可能です。ではまず牧志から。
KP
あなたはまず床の文様を見る。
複数の円を組み合わせ直線を左右に刺した図形が描かれている。
一体何を意味しているのだろうか。
図形に触れると少し熱を感じる。
▼図形に対して【POW】×3および〈クトゥルフ神話〉知識の判定を行うことができる。別情報。
複数の円を組み合わせ直線を左右に刺した図形が描かれている。
一体何を意味しているのだろうか。
図形に触れると少し熱を感じる。
▼図形に対して【POW】×3および〈クトゥルフ神話〉知識の判定を行うことができる。別情報。
牧志 浩太

1d100 36 【POW】 Sasa 1d100→ 83→失敗
1d100 46 〈神話〉知識 Sasa 1d100→ 96→致命的失敗(ファンブル)
1d100 46 〈神話〉知識 Sasa 1d100→ 96→致命的失敗(ファンブル)
牧志 浩太
おうふ。
KP
ではあなたはこの図形に魔力を感じる。
それも、何か覚えがある。
この図形に触れた瞬間、あなたの心臓を何かが鷲掴みにしたような息苦しさを感じた。
あなたの胃が低い声を漏らしてもがく。
心臓を掴んでいる何者かは、弄ぶようにその力を強めてゆく……。
《SANチェック:成功時減少 2 / 失敗時減少 1d2+1》
それも、何か覚えがある。
この図形に触れた瞬間、あなたの心臓を何かが鷲掴みにしたような息苦しさを感じた。
あなたの胃が低い声を漏らしてもがく。
心臓を掴んでいる何者かは、弄ぶようにその力を強めてゆく……。
《SANチェック:成功時減少 2 / 失敗時減少 1d2+1》
牧志 浩太

1d100 52 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 68→失敗
1d2+1 Sasa 1d2+1→ 2+1→合計3
SAN 52 → 49
1d2+1 Sasa 1d2+1→ 2+1→合計3
SAN 52 → 49
KP
魔力はこの空間全てに影響を及ぼしていると、嫌が応にも感じてしまった。
牧志 浩太

「がっ……、」
苦鳴が喉から漏れた。
じりじりと、心臓に力が加えられていく。覚えのある嫌な手つき。
命そのものを握られている感覚。恐怖。
掴まれたまま膨らめない心臓が、ぎりぎりと痛みを訴えた気がした。
苦鳴が喉から漏れた。
じりじりと、心臓に力が加えられていく。覚えのある嫌な手つき。
命そのものを握られている感覚。恐怖。
掴まれたまま膨らめない心臓が、ぎりぎりと痛みを訴えた気がした。
牧志 浩太

俺達は何かに命を掴まれている。
背筋を、つうと焦りが走った。深呼吸して心を落ち着けたくても、ここに十分な酸素はない。
背筋を、つうと焦りが走った。深呼吸して心を落ち着けたくても、ここに十分な酸素はない。
佐倉 光

「どうした、牧志? ……何かあったのか」
牧志 浩太

「ああ、ごめん。
この模様、何かの力があるみたいだ。それも、何か覚えのある気配がした。
この空間全体に、この図形が力を及ぼしてるように感じる」
こめかみを伝った汗を拭って、分かったことだけを伝える。
この模様、何かの力があるみたいだ。それも、何か覚えのある気配がした。
この空間全体に、この図形が力を及ぼしてるように感じる」
こめかみを伝った汗を拭って、分かったことだけを伝える。
佐倉 光

「そうか、ホンモノ、ってことだ。
対応間違えるとまずいヤツか……」
対応間違えるとまずいヤツか……」
牧志 浩太

さっき佐倉さんが見ていたあたりの壁を見てみる。
焦げ跡? のようなものはあるだろうか?
焦げ跡? のようなものはあるだろうか?
KP
塗装された壁や床が一部焦げている。
火で炙ったというよりは、爆発をしたような焦げかたをしている。
▼〈機械修理〉、〈電子工学〉、〈化学〉いずれかで判定。
火で炙ったというよりは、爆発をしたような焦げかたをしている。
▼〈機械修理〉、〈電子工学〉、〈化学〉いずれかで判定。
牧志 浩太

「ああ……、きっとそうだ。
それから、この壁……、何か爆発したような焦げ方だな。
炙った、って感じじゃない」
それから、この壁……、何か爆発したような焦げ方だな。
炙った、って感じじゃない」
牧志 浩太

1d100 59〈機械修理〉 Sasa 1d100→ 15→成功
KP
焦げ跡からアークフラッシュ(高電圧電流を原因とする爆発や、激しい電気火花を伴う放電現象)がここで起こったことを想像することができる。
アークフラッシュは、電気機器の稼働中に発生する可能性があり、何らかの理由で装置を停止させることができない場合に発生することがある。
つまり過去にこのコンテナ内で高電圧による爆発事故があったのだろう。
アークフラッシュは、電気機器の稼働中に発生する可能性があり、何らかの理由で装置を停止させることができない場合に発生することがある。
つまり過去にこのコンテナ内で高電圧による爆発事故があったのだろう。
牧志 浩太

「これ……、放電の跡だ。
高電圧で起きた爆発事故の焦げ跡だ」
その激しい爆発の跡に、ぞっと指先が冷えたような気がした。
高電圧で起きた爆発事故の焦げ跡だ」
その激しい爆発の跡に、ぞっと指先が冷えたような気がした。
牧志 浩太

「ここに高電圧が持ち込まれたか、高電圧が来てるのかもしれない。
大掛かりな罠や処刑装置、とは考えたくないけど、ここでもう一度起きたらひとたまりもないな……、
そうなったら、いや、なる前に、すぐに原因になってる電気機器を止めなきゃいけない」
大掛かりな罠や処刑装置、とは考えたくないけど、ここでもう一度起きたらひとたまりもないな……、
そうなったら、いや、なる前に、すぐに原因になってる電気機器を止めなきゃいけない」
佐倉 光

「電気機器……っていや、これの事になるが……」
KP
佐倉は慎重に、だが手早くPCを確認している。
佐倉 光

1d100 85【アイデア】 Sasa 1d100→ 32→成功
佐倉 光

「このPC、Wifi繋がってる。ネットに繋がってるみたいに見える。
だけど入ってるブラウザじゃ外に行けないようになってるな。
特定の手段じゃないと外に出られないようにされてる……」
だけど入ってるブラウザじゃ外に行けないようになってるな。
特定の手段じゃないと外に出られないようにされてる……」
牧志 浩太

「繋がってる……、だって?
じゃあ、突破できれば外に救助を……、いや」
外に繋がっている。
一瞬光が見えた気がした、けれどすぐに思い直す。
じゃあ、突破できれば外に救助を……、いや」
外に繋がっている。
一瞬光が見えた気がした、けれどすぐに思い直す。
牧志 浩太

「難しいな。
突破して、位置を特定して、救助に来てもらう。
余程運がよくなければ、時間が足りない」
突破して、位置を特定して、救助に来てもらう。
余程運がよくなければ、時間が足りない」
佐倉 光

1d100 Sasa 1d100→46
佐倉 光

「!」
KP
佐倉は息を呑んで、床に拳を叩きつけた。
佐倉 光

1d100 53 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 46→成功
佐倉 光

「あいつか? いや、あいつかも? くそ、またお前らかよ、いい加減にしろ……」
佐倉 光

「こいつ、俺たちを『見て』いやがる」
牧志 浩太

「『見て』いるだって?
じゃあ、そのネットは監視のためのものなのか。
それとも、何か別の手段? そうだよな、どこかから見ててもおかしくない」
じゃあ、そのネットは監視のためのものなのか。
それとも、何か別の手段? そうだよな、どこかから見ててもおかしくない」
佐倉 光

「このPCには普通のブラウザだの通信用ソフトだの載ってはいるんだ。
けど、さっきっから、外にアクセスしようとするたびに強制終了される。
プログラムの動作って感じじゃない。意図的に止められているみたいだ」
けど、さっきっから、外にアクセスしようとするたびに強制終了される。
プログラムの動作って感じじゃない。意図的に止められているみたいだ」
佐倉 光

「それから……これはあくまで俺のカンなんだけど」
佐倉 光

「『見ている』ってのはネットワーク越しに監視されてるとかじゃない。文字通りの意味だ」
佐倉 光

「こいつ、生きてる」
牧志 浩太

「生きてる……」
牧志 浩太

「このPCがか」
佐倉 光

「そうだ。
こいつを確認するしかないみたいだな」
こいつを確認するしかないみたいだな」
KP
佐倉は手早くPCのファイルを呼び出した。
膨大なファイルがずらずらと並んでいる。
膨大なファイルがずらずらと並んでいる。
佐倉 光

「今こいつは、このファイルを圧縮しているみたいだ。
膨大でぱっと見なんのファイルだか分からない。
見るの、手伝ってくれ」
膨大でぱっと見なんのファイルだか分からない。
見るの、手伝ってくれ」
牧志 浩太

「そうなると、このZipも何をしてるんだか、分かったものじゃないな。
ああ、分かった」
一緒にPCの画面を覗き込む。
ああ、分かった」
一緒にPCの画面を覗き込む。
KP
▼〈目星〉または〈図書館〉で判定。
牧志 浩太

1d100 99〈目星〉 Sasa 1d100→ 3→決定的成功(クリティカル)!
KP
あなたは膨大なファイルの中に、見覚えのある文字列を見つけた。
見つけてしまった。
見つけてしまった。
牧志浩太 xxxx年4月16日 人間 男性
XXXXXXにより契約済み
記憶の破損あり
現住所 東京都渋谷区XXXXXXXXX X-X-X
XXXXXXにより契約済み
記憶の破損あり
現住所 東京都渋谷区XXXXXXXXX X-X-X
KP
あなたの詳細な個人情報が記されたデータだ。
今圧縮されているデータの中に、あなた自身のデータが混ざっている。
《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1》
今圧縮されているデータの中に、あなた自身のデータが混ざっている。
《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1》
牧志 浩太

1d100 49 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 23→成功
牧志 浩太

「!」
それ自体は悔しいことに、初めて出会ったことじゃない。
なぜか家にいても何かに遭うとか、なぜか知られているとか、そんなことは前にもあった。
でも、今にも圧縮されようとしている中に、自分の情報があることが恐れを呼んだ。
それ自体は悔しいことに、初めて出会ったことじゃない。
なぜか家にいても何かに遭うとか、なぜか知られているとか、そんなことは前にもあった。
でも、今にも圧縮されようとしている中に、自分の情報があることが恐れを呼んだ。
牧志 浩太

俺達は何をされようとしているんだ。
牧志 浩太

「俺の情報がある……、佐倉さんの方はどうだ」
強張った声で聞く。
強張った声で聞く。
佐倉 光

「……俺の、情報がある。
どうしてこんなことまで文章化されてる……」
どうしてこんなことまで文章化されてる……」
KP
佐倉は青ざめていた。
KP
大量のデータの中、断片的ではあるが、あなたの日常の記憶、ちょっとした躓き、あくびの回数、人には言ったことのないこだわりまで書かれているのがわかる。
KP
アルファベットと数字の羅列が飛び込んできた。あらゆる場所のサイズだ。体内の組織の構造だ。塩基配列だ。
ここにはなにもかもがある。
ここにはなにもかもがある。
KP
ここで、互いに知るはずのない、伏せていた情報を見てしまってもかまいません。
牧志 浩太
ほうほう。
佐倉 光

1d100 53 Sasa 1d100→ 28→成功
佐倉 光

「Zip形式にされてるデータかいくつかあって、元々のデータはもう残っていないっぽいのも多い。
俺たちのデータがどこにあるのかも断片的すぎて分からない。
俺たちのデータだけ消そうと思ったら、この無数のデータを全部確認して、一個一個消すしかない。
はっきり言って無理」
俺たちのデータがどこにあるのかも断片的すぎて分からない。
俺たちのデータだけ消そうと思ったら、この無数のデータを全部確認して、一個一個消すしかない。
はっきり言って無理」
牧志 浩太

「佐倉さんの病歴に……、俺のあくびの回数?
それに、内臓のサイズ、位置、胃袋の歯の数、全遺伝子マップ……、
何だ……、これ。
情報、じゃない……、まるで、俺と佐倉さんそのものが、書き出されてるみたいだ」
あまりの粒度に、ぞわりと背筋が震えた。
調べ上げた、なんてレベルじゃない。普通測ったりしないようなものまで、詳細に書き出されている。
それに、内臓のサイズ、位置、胃袋の歯の数、全遺伝子マップ……、
何だ……、これ。
情報、じゃない……、まるで、俺と佐倉さんそのものが、書き出されてるみたいだ」
あまりの粒度に、ぞわりと背筋が震えた。
調べ上げた、なんてレベルじゃない。普通測ったりしないようなものまで、詳細に書き出されている。
牧志 浩太

「……〈牧志家における血縁の固定化〉だって……?
何だ……、これ。
なんで、俺の家の話があるんだ。
俺の家に、何があるっていうんだよ」
何だ……、これ。
なんで、俺の家の話があるんだ。
俺の家に、何があるっていうんだよ」
牧志 浩太

「くそ、詳しく読んでる場合じゃないな」
牧志 浩太
佐倉さんの情報って前の話でそれなりに知ってしまったから、見てしまうとすると牧志自身の知らなかった牧志の情報かなって。
KP
ああー、それもまた面白い情報!
やりたいんだよなぁ、牧志家の話。
やりたいんだよなぁ、牧志家の話。
牧志 浩太
シナリオとしてうまくまとまる案が出てないんですが、牧志家の話も気になるんですよねぇ。
佐倉 光

1d100 85 〈コンピューター〉 Sasa 1d100→ 12→成功
佐倉 光

「全部まとめて消すのもやめた方がいい。
数値をそのまま信じるなら、このPCが負荷に耐えられない。
時間だけ無駄にかかるヤツだ」
数値をそのまま信じるなら、このPCが負荷に耐えられない。
時間だけ無駄にかかるヤツだ」
佐倉 光

「解凍してデータ探して、消すしかないか……?」
牧志 浩太

「こいつの電源落とせば何とかなるか?
いや……、圧縮止めたいけど、圧縮中に強制終了させるとか、電源落とすのは怖いな。
それか、この文様を消すなりしてみるか。未知数だけど、最悪そうするしかない」
いや……、圧縮止めたいけど、圧縮中に強制終了させるとか、電源落とすのは怖いな。
それか、この文様を消すなりしてみるか。未知数だけど、最悪そうするしかない」
牧志 浩太

「外には繋がってるんだよな。佐倉さんのミニPCからここのWiFiに接続できそうか?
それか、外への接続方法を特定できそう?」
それか、外への接続方法を特定できそう?」
牧志 浩太

Zip圧縮しているアプリケーションを確認する。
圧縮を止める方法や、キャンセルボタンはないだろうか。
圧縮を止める方法や、キャンセルボタンはないだろうか。
KP
佐倉はWifiの接続についての情報をPCから探り出そうとしたり、Wifiを捕まえようとしたが、捕まらなかった。
KP
佐倉は自分のPCやスマホを出してケーブルで繋ぎ、アクセスを試みた。
が、いくつか操作を行った途端、スマートフォンもパソコンもプツンと音を立てて沈黙した。
が、いくつか操作を行った途端、スマートフォンもパソコンもプツンと音を立てて沈黙した。
佐倉 光

「侵入されてる? くそ、やっぱ常識的な手段じゃ無理なのか?
アマラ経絡覗いた時みたいだ。途中から理解を超えてくる感じ。
ただ、この今動いてるソフト、不具合があるみたいだな。
解凍操作ができない。かならずエラー吐くんだ。
この言語なら俺にも読めるよ。コードが間違ってるみたいだ」
アマラ経絡覗いた時みたいだ。途中から理解を超えてくる感じ。
ただ、この今動いてるソフト、不具合があるみたいだな。
解凍操作ができない。かならずエラー吐くんだ。
この言語なら俺にも読めるよ。コードが間違ってるみたいだ」
KP
佐倉が言いながらファイルを閲覧する。
今正に圧縮されようとしているあなたと佐倉の名がついたzipファイルが作成中。
そのほか、別の人間の名前らしき名前が付けられたzipファイルがいくつか見つかった。
今正に圧縮されようとしているあなたと佐倉の名がついたzipファイルが作成中。
そのほか、別の人間の名前らしき名前が付けられたzipファイルがいくつか見つかった。
牧志 浩太

「下手するとWiFiまで生きてたりしてな。
PCが生きてるんだ、何があってもおかしくない。
解凍ができないだって?
もしかして、いま圧縮されようとしてるのは俺達で、コードを直して解凍できるようになれば出られる、とか……、ないとは言えないんだよな。
不具合直してほしいのか、こいつ?
佐倉さん、それ直せそうか?」
PCが生きてるんだ、何があってもおかしくない。
解凍ができないだって?
もしかして、いま圧縮されようとしてるのは俺達で、コードを直して解凍できるようになれば出られる、とか……、ないとは言えないんだよな。
不具合直してほしいのか、こいつ?
佐倉さん、それ直せそうか?」
牧志 浩太

そのZipファイルが既に「圧縮された」人間かもしれないと思うと、ぞっとした。
そこに並んでいるのは犠牲者かもしれない。
解凍したとして、生きているのか?
そこに並んでいるのは犠牲者かもしれない。
解凍したとして、生きているのか?
牧志 浩太

それらのファイルを確認する。
間にZipファイル以外のファイルや、気になるメモなどはないだろうか?
また、どれか一つ選んで解凍操作をしてみる。
知っている名前があれば、そのファイルを選ぶ。
間にZipファイル以外のファイルや、気になるメモなどはないだろうか?
また、どれか一つ選んで解凍操作をしてみる。
知っている名前があれば、そのファイルを選ぶ。
KP
あなたがモニタを覗き込んだとき、メールの受信が行われたようだ。
件名は「お願い」
その他の送信者情報やipなどにはデタラメの文字列が表示されている。
件名は「お願い」
その他の送信者情報やipなどにはデタラメの文字列が表示されている。
佐倉 光

「添付なんかはないみたいだ。中身見てみる」
KP
文面には以下のようにあった。
KP
アプリケーションの完成にご協力ください。
以下のポイントの修正をお願いします。
(……どうやらコードの修正内容が書かれている。……)
ご不明点につきましてはお気軽にご相談ください。
コードの内容はどうやら「ファイルを追加する」というものだ。
▼〈コンピューター〉 で判定。
以下のポイントの修正をお願いします。
(……どうやらコードの修正内容が書かれている。……)
ご不明点につきましてはお気軽にご相談ください。
コードの内容はどうやら「ファイルを追加する」というものだ。
▼〈コンピューター〉 で判定。
牧志 浩太

「これ……、対話しようとしてきてる? こいつが?」
追加対象のファイルがどんなものか確認する。
追加対象のファイルがどんなものか確認する。
牧志 浩太

「佐倉さん、これって修正内容として妥当なやつか?
それとも、解凍操作と全然関係ないコードだったりする?」
プログラムの読み方は、悔しいけど殆ど忘れてしまった。
本当は「忘れた」わけじゃないけど。
それとも、解凍操作と全然関係ないコードだったりする?」
プログラムの読み方は、悔しいけど殆ど忘れてしまった。
本当は「忘れた」わけじゃないけど。
牧志 浩太

佐倉さんに〈コンピューター〉で判定して!
と頼みつつ、自分でも確認する。
と頼みつつ、自分でも確認する。
牧志 浩太

1d100 18 コンピューター Sasa 1d100→ 86→失敗
牧志 浩太

分からない。佐倉さん頼んだ。
佐倉 光

1d100 85 〈コンピューター〉 Sasa 1d100→ 31→成功
佐倉 光

「さっきから何度も見てんだけど、分からないんだ。
ほとんどは俺が読めるコードなんだけど、ところどころ意味不明なコマンドがあって理解しきれない。
修正作業自体はできる。懇切丁寧に指示があるからな」
ほとんどは俺が読めるコードなんだけど、ところどころ意味不明なコマンドがあって理解しきれない。
修正作業自体はできる。懇切丁寧に指示があるからな」
佐倉 光

「追加されるファイル内容も正直良く分からないな」
佐倉 光

「メールを送る事はできそうだ。何か訊いてみるか?」
牧志 浩太

「ああ、そうしよう。
メールは俺が送る。
佐倉さん、とりあえず修正作業に取り掛かってほしい」
メールは俺が送る。
佐倉さん、とりあえず修正作業に取り掛かってほしい」
牧志 浩太

『修正したら、俺達を外に出してくれるのか。
お前は何だ。ここはどこだ』
そう書いた後に、
・意味不明なコマンドが何をしているかの質問
・追加されるファイルが何で、何をするファイルなのかの質問
を書いて送信する。
お前は何だ。ここはどこだ』
そう書いた後に、
・意味不明なコマンドが何をしているかの質問
・追加されるファイルが何で、何をするファイルなのかの質問
を書いて送信する。
KP
では牧志は送信をした瞬間、
【POW】×5で判定。
【POW】×5で判定。
牧志 浩太

1d100 60 【POW】 Sasa 1d100→ 58→成功
KP
「私はマホロバ社の者です。コンテナの居心地はいかがですか。
アプリケーションの完成を心からお待ちしております。
圧縮解凍アプリケーションです。そのままの意味ですよ?」
メールはそう返してくる。
アプリケーションの完成を心からお待ちしております。
圧縮解凍アプリケーションです。そのままの意味ですよ?」
メールはそう返してくる。
牧志 浩太
・意味不明なコマンドが何をしているかの質問
・追加されるファイルが何で、何をするファイルなのかの質問
について、それ以外の返答はなし?
・追加されるファイルが何で、何をするファイルなのかの質問
について、それ以外の返答はなし?
KP
ないですね。重ねて問いかけることはできます。
牧志 浩太

『このコマンドだけ意味が分からない。
分からないと正しく直せないから教えてくれ。
このコマンドは、何をするコマンドだ?
それから、追加するこのファイルは、何のためのファイルなんだ?』
そう書いてメールを送信する。
分からないと正しく直せないから教えてくれ。
このコマンドは、何をするコマンドだ?
それから、追加するこのファイルは、何のためのファイルなんだ?』
そう書いてメールを送信する。
KP
では 【POW】 4倍で判定
牧志 浩太
1d100 48 【POW】 Sasa 1d100→ 100→致命的失敗(ファンブル)
牧志 浩太
おわ
KP
MPを2消費してください。
牧志 浩太

MP 12 → 10
KP
? 1 → 3
KP
違和感を覚える。 物音を立てずに何かが迫るような緊迫感を感じる。
▼【アイデア】
▼【アイデア】
牧志 浩太

1d100 90【アイデア】 Sasa 1d100→ 95→失敗
佐倉 光

1d100 85【アイデア】 Sasa 1d100→ 9→成功
佐倉 光

「おい。部屋が狭くなっていないか?」
KP
佐倉は軽く背後を振り返った。
言われてみれば壁が近くなっているような気がする。
言われてみれば壁が近くなっているような気がする。
牧志 浩太

「本当だ……!
もしかして俺達、圧縮されてるのか。本当に……、
くそ、ゆっくり聞き出してる時間はなさそうだ。
佐倉さん、修正作業できそうか」
息苦しさと焦りで、どくん、と心臓が跳ねた。
焦りなんかで酸素を使うべきじゃないのに、鼓動が速くなっていく。
もしかして俺達、圧縮されてるのか。本当に……、
くそ、ゆっくり聞き出してる時間はなさそうだ。
佐倉さん、修正作業できそうか」
息苦しさと焦りで、どくん、と心臓が跳ねた。
焦りなんかで酸素を使うべきじゃないのに、鼓動が速くなっていく。
KP
現実に圧縮されているのかという恐怖で
《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1》
《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1》
牧志 浩太

1d100 49 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 56→失敗
SAN 49 → 48
SAN 49 → 48
佐倉 光

1d100 53 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 48→成功
KP
メールが届いた。
「分からなくても直せるでしょう。
そもそもあなた方に理解可能な概念ではありませんから、無駄な時間を費やす事になります。
追加するのは解凍に必要なファイルですよ。
あなたがたにも利があるのでは?
さあ早く、修正作業にかかってください」
「分からなくても直せるでしょう。
そもそもあなた方に理解可能な概念ではありませんから、無駄な時間を費やす事になります。
追加するのは解凍に必要なファイルですよ。
あなたがたにも利があるのでは?
さあ早く、修正作業にかかってください」
佐倉 光

「やってるよっ! くそ!」
牧志 浩太

「くそ、こいつ答える気がない」
佐倉 光

「牧志、落ち着いて聞いてくれ。
このコンテナ、たぶんこいつと連動してる」
このコンテナ、たぶんこいつと連動してる」
KP
佐倉は画面端に表示したメーターを指す。
Kouta Makishi と Hikaru Sakura がまとめて圧縮されようとしているようだ。
圧縮率が表示されていて、今は38%と表示されており、少しずつ上がっているようだ。
Kouta Makishi と Hikaru Sakura がまとめて圧縮されようとしているようだ。
圧縮率が表示されていて、今は38%と表示されており、少しずつ上がっているようだ。
佐倉 光

「天井、さっきは手を上げられるくらいあったんだ。今は……」
KP
佐倉は立ち上がって上に手を伸ばす。天井は背を伸ばした彼の頭すれすれの場所にあった。
佐倉 光

「縮んでる。
魔術的に小さくされるのか、そんなこともなく物理的に潰されるだけなのか、分かんねぇけどな……」
魔術的に小さくされるのか、そんなこともなく物理的に潰されるだけなのか、分かんねぇけどな……」
KP
この処理が完了されたとき、文字通りこの空間ごと圧縮されてしまうのだ。
《SANチェック:成功時減少 1 / 失敗時減少 1D3》
《SANチェック:成功時減少 1 / 失敗時減少 1D3》
牧志 浩太

1d100 48 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 61→失敗
1d3 Sasa 1d3→1
SAN 48 → 47
1d3 Sasa 1d3→1
SAN 48 → 47
佐倉 光

1d100 53 Sasa 1d100→ 57→失敗
1d3 Sasa 1d3→1
SAN 53 → 52
1d3 Sasa 1d3→1
SAN 53 → 52
牧志 浩太

明らかに空間が狭くなっている。
それを視覚ではっきりと確認したとき、また心臓が跳ねた。
それを視覚ではっきりと確認したとき、また心臓が跳ねた。
牧志 浩太

「ああ、そうみたいだな……、
圧縮されたくなければ、いや、解凍されたければ、アプリケーションを直せってか」
拳を握りしめ、ぎりぎりと立つ音で背筋を駆け上がってこようとする焦りを抑え込もうとする。
圧縮されたくなければ、いや、解凍されたければ、アプリケーションを直せってか」
拳を握りしめ、ぎりぎりと立つ音で背筋を駆け上がってこようとする焦りを抑え込もうとする。
牧志 浩太

「やるしかない。
佐倉さん、俺が手伝えそうなことはある?」
佐倉さん、俺が手伝えそうなことはある?」
佐倉 光

「処理を止めるためにこいつを壊す、って手も一応ある事はある」
KP
佐倉はPCを指した。
牧志 浩太

「それは考えた。
というか、今も考えには入れてる。
でも、ここには今の所、出口がない。
圧縮を止めたって、酸素がなくなったら終わりだ。
こいつを壊したら出られる可能性もあるけど、
今の所、まだリスクの方が高い。
一応壊す準備だけしておいて、状況によって考えよう」
ベルトポーチから工具を取り出す。
というか、今も考えには入れてる。
でも、ここには今の所、出口がない。
圧縮を止めたって、酸素がなくなったら終わりだ。
こいつを壊したら出られる可能性もあるけど、
今の所、まだリスクの方が高い。
一応壊す準備だけしておいて、状況によって考えよう」
ベルトポーチから工具を取り出す。
牧志 浩太

「言われるままアプリケーションを直したら、何かとんでもないことをしてしまう可能性がある……、のは怖いけどな。
こいつがさせることが、いいことだとは思えない」
こいつがさせることが、いいことだとは思えない」
佐倉 光

「オッケー。直そう」
佐倉 光

「牧志はメールとの照合頼む。俺が間違いなく正しい場所を修正できているかチェック頼む。
このソフトの性質上、何度も走らせて確かめる、というわけにも行かないだろ」
このソフトの性質上、何度も走らせて確かめる、というわけにも行かないだろ」
牧志 浩太

「分かった。落ち着いていこう」
心臓の鼓動が速くなっているのを感じる。呼吸が浅く速くなっている。頭がずきずきと痛む。
焦りがいまにも、脊髄をこじ開けて脳に駆け上がろうとしている。
それでも、焦りに呑まれたらお終いだ。
意識して、落ち着こうと宣言する。
心臓の鼓動が速くなっているのを感じる。呼吸が浅く速くなっている。頭がずきずきと痛む。
焦りがいまにも、脊髄をこじ開けて脳に駆け上がろうとしている。
それでも、焦りに呑まれたらお終いだ。
意識して、落ち着こうと宣言する。
KP
ではここから戦闘ラウンド処理を行います。
酸素が薄くなってきており、暗い、という状況の中、であるため、判定値には-20の修正が入ります。
佐倉は〈コンピューター〉によるエラー修正を、牧志は【INT】×4による確認を行います。
酸素が薄くなってきており、暗い、という状況の中、であるため、判定値には-20の修正が入ります。
佐倉は〈コンピューター〉によるエラー修正を、牧志は【INT】×4による確認を行います。
牧志 浩太

懐中電灯で画面と手元を照らせば、判定値のマイナスは小さくならないだろうか?
KP
では判定値はマイナス10で。
コメント By.KP(佐倉)
夢で見た風景を目にしたとき、ふたりは何処とも知れぬ暗い場所にいた。
圧縮が始まる……
夢で見た風景を目にしたとき、ふたりは何処とも知れぬ暗い場所にいた。
圧縮が始まる……
メインルート
メインルート
子供佐倉&デビルシフター牧志ルート
子供佐倉ルート
塔牧志&佐倉ルート
塔牧志ルート
N牧志&N佐倉ルート
Nルート
波照間(&東雲)ルート
波照間ルート
佐倉・アナザールート
佐倉~月影ルート
【クトゥルフ神話TRPG】
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」
※コメントは最大500文字、5回まで送信できます