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こちらには
『レッド・デッド・フード』
のネタバレがあります。




前回までの成長など
磨伊 舞
きたぜ!
オーニャ
いまーす
GM
こんばんバイオレンス!
オーニャ
立ち絵も更新済
GM
おおーVer3!
ああーヨーコちゃんのコマは出し忘れていただけでちゃんとあります どうぞ
オーニャ
ふっふ
GM
出し忘れ失礼しました
浮雲 湊
おっち
オーニャ
これで正真正銘鱗つきのゴブリンである
磨伊 舞
なんかみつけちゃったひとだ
小鳥 葉子
こっち!
オーニャ
そういえば、前回強度70になりましたけど、何か成長要素ありましたっけ
GM
あ、そういえば成長してない(クランもですね)
オーニャ
クランの編集ってどなた顕現でしたっけ>Pw
GM
キャラシートチャンネルのクランシートのところにパス記載してます
で成長は、次はクランが80、PCが85ですね
オーニャ
ほいさ
磨伊 舞
結構成長したなぁ
オーニャ
皆さんもキャラデータの強度値を修正しておいた方が良きよ
GM
このまま忘れちゃいそうだから、シート更新タイム取ります
磨伊 舞
うーん。強度に60って書いてある
オーニャ
確か70のはず
GM
あとヨーコちゃん前回不参加ですが、強度は同じく上げていいものとします ややこしいし
小鳥 葉子
ありがとうございます!
GM
強度違う場合は書きもらしてる卓履歴があるものかと
卓履歴から強度は自動計算なので
磨伊 舞
テニモツ書いてなかった
GM
クランシート更新しておきました
オーニャ
ありがとうございますー
GM
アルベールのシートも更新完了。
今回は[死亡]ナシで強度0~10想定なので、
強度上げたのにデータを成長漏れしている場合は後で成長しておいてください。
というわけで皆さん強度更新し終わったらお知らせください~
オーニャ
能力値の合計は14、特性の数は6つのはずだね
ディスコにオーニャのキャラシスクショ貼っておいたのでご参考ください
磨伊 舞
あァァァ電子書籍チェックしづらい!
オーニャ
耐久も25にあがってるはず
GM
マギ+2個、耐久力25、能力値合計14、特性6つですね>強度60~84
磨伊 舞
〈風雨の主〉とろうかなー
雨欲しい時に振らせられる
GM
雰囲気的にかなりアリ
小鳥 葉子
特性ふやさなきゃ
オーニャ
あ、あと整理として
[マリョク]は1~6の間に抑え、かつ3の倍数でクライマックスだと私はうれしいです
《全力全壊》《怪力無双》あるので
磨伊 舞
これでいいはず
GM
ではではゆるゆる始めていっちゃって大丈夫ですか?
小鳥 葉子
よし〈サービス業〉とった、OK!
磨伊 舞
オケーィ
オーニャ
OKです!
GM
ではでは、はじめていきます!
よろしくお願いします
小鳥 葉子
よろしくおねがいします!
磨伊 舞
宜しく願いします!

GM
殴り殴られ、斬り斬られ。焼いては焼かれ、潰し潰され。
そんなのは東京ではありふれた光景だ。

……別に24時間いつでもどこでもそうだってワケじゃないぜ? でもまあ、それが交渉であれ口喧嘩であれ陰謀であれ。
行きつくトコまで行きつけば、結局誰しもが力にモノを言わせるのさ。

けどな。そんなこの街にも、簡単に超えちゃならない一線ってモンがある。

殺しさ。
そいつを考えなしに超えちまった奴は一体どんな目にあうのか……
アンタらに分かるかい?

あー、いや、違ったな。
オマエらがそれを分からせに行くんだったな。


マモノスクランブル
「レッド・デッド・フード」
龍空 様


GM
ま、そんな肩肘張らずにさ。いつもどーりにいこうぜ?

GM
アンデッドや物品が動き回る世界で「殺し」って何かって?
なぁに、ちょっと死の定義が違うだけさ。

マモノはみんな死ぬ。
それが、この世界の理だからな。
オーニャ
我々はバーバヤガ殺し=ブギーマン殺しとして、ジョン・ウィックするのが今回の仕事?

GM
意味深なトレーラーが上に見えたが、新年も過ぎた一時期。
ここ東京じゃあ松の内も過ぎて、すっかり新年ムードは消えてなくなった。
お前らは根城の喫茶店「はうす☆ねいる」で、いつもの通り優雅な日常を送っている。
が、そんなお前らにも一つ足りないものがある。
磨伊 舞
緊張感ン?
オーニャ
お金が足りないなんてこてゃないはずだなぁ
GM
カネだ。
店の冷蔵庫は壊れた。謎の鳥にはキッチンを荒らされた。新年の事件はくたびれ儲け。
抜け目のないゴブリンのおかげで収支は場合によりけりだが、まあ潤沢とは言い難い。
磨伊 舞
だいたいそのゴブリン稼いだ分自分の懐に入れてるから、ショバ代払ってくれるだけなのでは。
オーニャ
ゴブリン金融
ショバ代はちゃんと払ってるし、店に何かあった時には率先して資金提供してんのシ
オーニャ
「マイマイ、店の修繕にアッシが貸した金、まだ返ぇしてもらってねぇのシ」
GM
さてゴブリン金融しようか? それとも?
アルベール
なお店の隅でトースト食ってる男はいつも素寒貧だ。語るまでもない。
磨伊 舞
「寒い、寒いよォ」
小鳥 葉子
「お金ないよねぇ」
磨伊 舞
「どっかーんと稼がないと」
先日買って竜のウロコの所に貼っておいた宝くじ見てションボリしてる。
エリス
「仕事しろなのじゃ」(愉悦中)
オーニャ
「ここんとこ、店ぶっ壊れすぎなのシ。都度それなりにリフォームはできてっから、それはいーんだけどシ」
磨伊 舞
「一番違いなんてェ、ラッキーなのかアンラッキーなのかわかんないよォ」
アルベール
「いいな。僕は新年早々宝くじ店の店舗に激突して賠償だ……」
オーニャ
「1番違いなら、そこそこの金額になってそうだけどシ」
磨伊 舞
もう少し買ってあったほんとうの一番違いはアルくんの災厄に巻き込まれて……
オーニャ
「やっぱこいつのせいなんじゃねーのシ?」
アルベール
「あああ、出禁はやめてくれ、頼む。
もう墓の下しか行く場所がなくなる」
オーニャ
「出禁は勘弁してやるけど、そん代わシ、入場料を払え」
アルベール
「そんなあ」
オーニャ
「お前在籍保険なのシ。積立といて、こいつがなんかやらかシたらそこから払えばええシ」
磨伊 舞
「アーもうこのままじゃ干からびちゃうよォ!
なんか一攫千金しよ」
小鳥 葉子
「お金がたくさんもらえるおしごとー?」
GM
さて、お前らがそんな寒々しい話をしていると。
キャバァーン!
オーニャの電話が鳴った。
小鳥 葉子
どんな着信音
磨伊 舞
キャバァーンなのかピピピなのか。
くっ、このデンワ直接脳内に!?
オーニャ
「ん。
……どれだっけ。緑のボタンか」
オーニャ
キャバァーンって言われたから、早速入金でもあったのかと
小鳥 葉子
ボスにごますらなきゃ
オーニャ
ラオモト=サンは実際ほとんどブッダ
GM
「よう、元気か。相変わらず」
ざらついた低い声は、知り合いの熊人のものだ。

少々「後ろ暗い」入手元の魔術素材を融通してくれる代わりに、
何かと仕事を持ち込んでくる男である。
シグマ
その名はシグマ、シグマ・パワード。
クマだけにシグマとは、本名かどうか知れたものではない。
オーニャ
「なんぞ、手前か。今新シい触媒仕入れる余裕はねーのシ。先行投シってやつのせいで」
磨伊 舞
なかなかのイケメン
小鳥 葉子
イケベア
シグマ
※このイラストはシナリオ付属のものです
オーニャ
どうせ売り込みだろう、と少し不機嫌気味に応える
シグマ
「なら良かった。今日はイイ仕事の案内だ。
報酬は現物でも、カネでも、次回への積立でもいい。
なんならお仲間を連れてきてもいい。どうだ?」
オーニャ
「……」
電話の向こうからの提案に、相手に見えないのをいいことにめっちゃ渋面になる
このタイミングで仕事内容も告げずにこの熊が連絡をよこしてくるということは、恐らくこちらの懐事情を知った上で、厄介ごとを押し付けようとしているのに違いないのだ(勝手な演出
シグマ
一応受けさせる理由はもう一つ用意してありますので、ご自由に演出どうぞどうぞ
アルベール
「どうしたんだ? ドーナツでも食ったような顔をしているが」
小鳥 葉子
「ドーナツやさんする~?」
オーニャ
のんきなアンラッキーゾンビマンとヨーコの様子に、小さく舌打ち
磨伊 舞
「ふー。おなかすいたよォ」
小鳥 葉子
「チョコあるよ~」
磨伊 舞
「もらう~」
アルベール
「チョコ欲しいな。ひとつ貰っていいか?」
小鳥 葉子
「アルくんにもあげる~」
アルベール
「ありがとう~」
磨伊 舞
「おいしいおいしい」
オーニャ
「生憎、手前に世話焼かれるほどでもねーのシ。……でも、困ってるってーんなら、話次第で手を貸シてやってもいいシ」
舐められてはいけない
とりあえずの虚勢を張って、情報を引き出そうとする
足元を見られて、安金で面倒ごとを押し付けられてはたまらない
オーニャ
なんか裏稼業(ご法度な触媒卸)とかやってそうなので、警戒する演出をば
シグマ
裏稼業感が出てナイス
磨伊 舞
オーちゃんの背中にひっついて、肩の所まで上がろう。
電話聞こえるかなー
シグマ
「そいつは有難い。
なに、俺が困ってるワケじゃあないんだが、先方がカンカンでな」
オーニャ
「手前の尻ぬぐいなのシ? アッシは安くねぇシ?」
シシシ、と笑う
シグマ
「知ってるさ。当然だろう、ゴブリン族の名だたるドルイド。
俺達の間じゃあ、お前のおかげでゴブリン族を舐める奴は随分減ったぜ」
オーニャ
「そいつは何よりだシ」
ちょっと嬉しい言葉だが、相手が相手だ
話し二割で聞いておく
磨伊 舞
ゴブリン馬鹿にすると特大呪術が飛んでくる
たまにアルベールも飛んでくる。
小鳥 葉子
やーいおまえんち、ゴブリンやーしきー
磨伊 舞
この店のことかな??
ちょっとジメジメして指がうっかりしてるだけなのに。
[爪]だっけ。
どこでもいいのかぁー(しらべた)

オーニャ
「んで、何をシてやればいいのシ、熊坊や。この電話で聞けるお話なのシ?」
シグマ
「さて、じゃあ少しだけ事情を話そうか。
今回は追加で一つ特典がある。裏社会の連中とのコネだ。
つまり、そういう相手ってことさ。
ああ、抗争に巻き込まれるだの、そういう心配は無用だぜ。そこはクリーンに仲介してやるさ」
小鳥 葉子
裏社会にデビュー
オーニャ
どこのクランかなー
中華系とかなら、漢方系の触媒のルート作れそうだな
磨伊 舞
「ウラァ?」
にょっ? と首を傾げる。
オーニャ
しー、と唇に指を当てる
シグマ
「あいつらにちょいとオイタをした奴がいるそうでね。
そいつを探してポンポンしてやれ、ってのが今回の内容だ」
小鳥 葉子
ぽんぽん
磨伊 舞
「Ponpon」
シーされたので殻にこもって呟く。
アルベール
「ぺいん」シーされたので小声で返す。
磨伊 舞
お腹に悪い料理でも配達すればいいのかな??
トリカブトペーストたっぷりの
シグマ
「あいつらが直接動けば、他の連中が出張ってくる。
そこでお前みたいな連中を頼りたいってワケ。どうだい? 報酬は弾むぜ?」
オーニャ
「なるほど。
そいつが何をやらかシたのか……は聞かねー約束だな」
シグマ
「いや。詳しい事情の用意はあるぜ。ただ、電話じゃちょっとな」
オーニャ
おや、と意外そうな声
「話を聞いたからには、他を手伝え、てーのは無シだシ?」
シグマ
「安心しろ、そういう理由じゃない。お前には話しておきたい理由がある。
今回の件を受けてくれるなら、だがな」
オーニャ
ふーむ、と鼻を鳴らす
磨伊 舞
「楽しそう。
やろ?」
磨伊 舞
「ねーねーやろーよー」
後触角(目がついてるとこ)をフリフリしてる。
オーニャ
ちろ、と電話に張り付いたカタツムリを見やって
「ま、いーだろシ。その代わシ、こっちの面呼び出シて話きかそー、ってんだ。カネに色はつけてもらうのシ」
シグマ
「分かった分かった」
小鳥 葉子
「なになに~?」
アルベール
「報酬がどうとか仲間がどうとか聞こえたが」
オーニャ
ヨーコとアルベールには、電話終わるまでちょい待ち、と手で制しつつ
GM
今回は尺が固定してないのでのびのびと導入シーンができる
磨伊 舞
今更だけどデンデンムシ苦手な人いないよね!?
小鳥 葉子
おいしいよね
磨伊 舞
キャッ。
パンに付けて食べたい。
オーニャ
サイゼリヤだよね
アルベール
エスカルゴ食べたい
磨伊 舞
舞は平気な顔でエスカルゴ出しそうではある。

オーニャ
「OK。
んじゃ、どこにすんのシ?」
シグマ
「色よい返事をありがとう。いつもの穴倉で頼む。12番だ」
穴倉というのは、東京の随所に点在するチェーン店のバー「アナグラ」のことだ。
それを地図上で北東から数えた番号で、こいつはよく指示してくる。
オーニャ
「12番か。近いとこで助かんのシ。ほいじゃ今夜」
シグマ
「ああ」
そうして電話は切れる。
オーニャ
ぴ、とボタンを押してケータイを畳む

磨伊 舞
「ねーなになに? なになに? なんか楽しそうなふいんきー(何故か変換できない)」
オーニャ
「喜ぶがいいシ、皆の衆」
アルベール
「なんだなんだ?」
小鳥 葉子
「わーい!」
オーニャ
「アッシが仕事の話を仕入れてきてやったのシ。
今流行りの裏バイト」
アルベール
「裏バイト」
磨伊 舞
「うらばいと!!」
小鳥 葉子
「流行にびんかん~!」
磨伊 舞
「やるやるー」
オーニャ
「ヘマこいたヤクザのサンシタを、てきとーにボコしてストレスも発散できて、一石二鳥なのシ」
カタギのアルベールくんだけビビり散らかしそう
アルベール
「実行役だな。相手の組織に店で抗争されるやつか?」
小鳥 葉子
「ヤクザさん? こわくないの~?」
オーニャ
「なんとかとハサミは使いようっていうシ?」
磨伊 舞
「ヤクザは「ゲドウ」だから叩いてもいいって聞いたァ」
オーニャ
「相手がどこかによるけど、面倒なとこでなきゃ、ココのケツモチさせんのもいいかも知れんシ」
磨伊 舞
「ピコピコ?  ポコポコ? って何ィ?」
アルベール
「店が裏社会になるな」
オーニャ
「その分余計なちょっかい出されんで済むシ」
アルベール
「うーん、こわいがぜひ一緒にやらせてくれ」
GM
何だかいつになく切羽詰まっているようだ。
そういえば「墓の下しか行き所がない」と言っていた。
まさか住んでいた家を追い出されでもしたのだろうか?
アルベール
「追い出されかけだ」
GM
せやか。
オーニャ
「骨じじいのとこ行ったらええのシ」
根黒 万作
「歓迎ぱーちーの準備できとるんぢゃ
ついでに契約してウチの子にならんか?」
アルベール
「いやだ、まだ太陽の下が惜しい」
小鳥 葉子
「おじいちゃんとこ寒いのー」
磨伊 舞
[じめじめ]っぷりはイイんだけどねェ」
オーニャ
「リノベして天窓でもつけたらええのシ」
磨伊 舞
「じゃぁー、夜まで待機ィ?」
オーニャ
「というわけで。
今夜、12時、西荻窪んとこのバーでお話聞くのシ」
磨伊 舞
「わァい」
オーニャ
北東から12番目だから、その辺かなって>西荻窪
吉祥寺からも近い
GM
ありがとうございます 東京の土地勘が絶・無なので、いつも東京ムードの補完助かっております!!
小鳥 葉子
「バー! 素敵、ドレスきていこっかなぁ」
磨伊 舞
「うしとら!!
ゾクゾクするねェ」
オーニャ
ムラムラするねぇ
アルベール
「バーか、ウィスキーとかそういうのがあるんだろうな」
磨伊 舞
ぴしっとスーツ着ていこうかな!
アルベール
「うーん」
配達の仕事をする時の服が、一番ましな清潔感のある服だ。
オーニャ
「別にドレスコードあるよーな店でもねーシ、普段着でええのシ」
GM
では、西荻窪のバー「アナグラ」に行く?
オーニャ
行きまーす
磨伊 舞
いくー
小鳥 葉子
いきます!
磨伊 舞
着替えようかと思ったけど、前髪弄ると舞じゃなくなるなー

オーニャ
入口に強面の熊バウンサーが立ってるのかな
GM
カランカラン、ドアチャイムが鳴る。
「アハハハハ!」「キャー!」
扉を開けば、若者たちのけたたましい騒ぎ声が耳をつんざいた。

「アナグラ」はいつもこんなものである。
大層敷居が低いバーで、定期的にセールをやるので、そんな時は隣の客の声も聞こえないほどだ。
……そんな時を狙って、シグマはここを商談の場にするのだ。
シグマ
「よう」
隅の席でシグマが、その分厚い手を振っていた。
小鳥 葉子
「楽しそう!」
オーニャ
「相変わらずうっせー店だシ」
シグマ
「これがいいのさ。隣の連中が何話してるんだか、分かりやしないだろ?」
オーニャ
低い身長で客の隙間を苦労しながら抜けつつ、シグマの元へ
「ああ、それにネタも集まる、ってんだシ?」
シグマ
「そういうことさ。
そら、俺のおごりだ」
薄そうな酒やカクテルが並ぶメニューを提示しながら、彼は席に着くように示す。
なおソフトドリンクもある。
オーニャ
「ゴブリンエール。1Lマグで」
オーニャ
奥まった席、シグマの対面のソファにどっかと座り、両腕を背もたれに預けて座りつつ、メニューも見ずにオーダー
小柄すぎて、どっか、というよりぽいん、という感じ
磨伊 舞
「お邪魔するよォー」
今日はオマケだから気楽だ。
アルベール
「お邪魔します。えっ、いいのか?
じゃあ、この合成ツバメ巣ドリンクで」
オーニャ
ゴブリンエールはほんとにある銘柄です
アルベール
似合う
オーニャ
「相変わらず繁盛してるようで何よりだシ」
シグマ
「俺が食い詰めちゃあ足元見られるだろ?
俺が繁盛するのは、お前らにとってもいいことなんだよ」
オーニャ
「ああ、そこんとこは頼りにしてんのシ。こういう時なんか特に」
口元の泡をぬぐってにやりと笑う
シグマ
「おわかりいただけて何よりだ」
シグマはミードのジョッキを傾けながら、にやりと笑う。
磨伊 舞
「うちとは違うねェ」
オーニャ
「それで? どこのお偉いさんが特殊清掃をお望みなのシ?」
ハチミツが似合うなー、ってどうでもいいことを考えつつ
小鳥 葉子
カクテル片手にるんるんしてます
磨伊 舞
〈悪食〉あるよォ

磨伊 舞
割とヨーコちゃん「打ち込み中」になることおおい
オーニャ
そうなのよね
小鳥 葉子
これが呪い……?
磨伊 舞
ルール越えて呪い
磨伊 舞
なんかいつもは4コマ漫画でわちゃわちゃしてる人たちが、コミック収録時の書き下ろし漫画でストーリーやってるみたいだ。

シグマ
「『逆鱗会』。
新宿ゴールデン街近辺に根を張っている連中だ」
シグマはスマートフォンを取り出し、お前らに一枚の写真を見せる。
磨伊 舞
覗き込むー
オーニャ
逆鱗会って実際に設定にあるクランでしたっけ
シグマ
いや、シナリオオリジナルだったような? 一応確認します
オーニャ
ふむふむ
どういうクランかな
人間種かなマモノかな
磨伊 舞
オリジナルだねェ
シグマ
うん、シナリオオリジナルですな
磨伊 舞
のってないみたい
オーニャ
ふむふむ
ゴールデン街が根城ってことは、老舗屋さんかな
シグマ
オーニャはその名を知っているだろう。
元々は龍鱗をシンボルとする中華系の古いヤクザだったが、〈大停止〉以後構成員が大幅に入れ替わり、現在はリザードマンだけで構成される組織となっている。
他のみんなが知っているかどうかは任せる。
オーニャ
「あ~~~~、あそこか」
小鳥 葉子
「しってるの~?」
磨伊 舞
舞は【社会】5で〈経営者〉だよォ
1d12 (1D12) > 11
しらん。
アルベール
「知ってるのか?」
オーニャ
「ヤクザ屋の老舗。んでも大停止以降は、トカゲ野郎に乗っ取られてさ」
磨伊 舞
「なァにそれェ」
アルベール
「トカゲ? リザードマンか?」
オーニャ
「それで名前が逆鱗会、ってのがウケんのシ」
シシシ、と笑う
シグマ
シグマはスマートフォンを取り出し、お前らに一枚の写真を見せる。

そこには、スーツを着たリザードマンの姿が映っていた。
力なく地面に倒れ、目と口を大きく開き、真っ赤な鱗を真っ赤な血に染めて、力なく息絶えていた。
オーニャ
「穏やかじゃねーのシ」
小鳥 葉子
「キャッ」目? を覆う
アルベール
「うわ」
磨伊 舞
「ワァ」
シグマ
「この男の名は……まあどうだっていいんだが。こいつは『逆鱗会』の構成員でな。殺されちまった。つい少し前に、全身を銃で撃たれまくってな。
しかも殺されたのはコイツだけじゃない。コイツの他に、同じ殺り方で3人の構成員が殺されちまった。それもここ数日の間で、立て続けにだ」
磨伊 舞
「穏やかじゃないですねェ」
オーニャ
「うへぇ。そりゃもう戦争じゃねーか。
それを避けるために、手打ちにブギーマンのネタを逆鱗会に差し出したってとこかシ?」
シグマ
「そういう事よ。
俺が調べた所、他の連中は動いてない。ヤクザ同士の小競り合いじゃなさそうなんだな、これが。
が、こんなの放っときゃガチバトル待ったなしだ」
磨伊 舞
「おー、たいへーん」
オーニャ
「逆鱗会さんは、どうシてんのシ? ナメられっぱなシってワケじゃねーだろシ」
シグマ
「勿論先方も動いてるさ。だが、大っぴらにやればそれこそ隙をつかれる。
て訳で、そうなる前にこの戯け者をフリーなお前らの手で探し出して、ゲットしてほしい、ってことさ。
ああ、一応『できれば生きて捕まえてくれ』って条件はついてる。だが、まあ努力義務ってヤツだな」
オーニャ
「上の方のナシは後からつける、まずは正体と出元を探れってことか」
シグマ
「そういう事」
磨伊 舞
「うんうん、ぼーりょくはよくないねェ」
オーニャ
「なるほどなー」
アルベール
「えっと、つまり犯人捜しと逮捕でいいのか?」
シグマ
「クリーンな言い方すりゃそうだな」
オーニャ
「逮捕ってか、死なない程度で痛めつけて、麻袋被せて逆鱗会に渡せってことだシ」
シグマ
「で、やってくれるってことでいいか?」
オーニャ
逆鱗会ってどのくらいの規模のとこなんでしょ
小鳥 葉子
「だいじょうぶー? あぶなくないー?」
オーニャ
「どっかでけークランの鉄砲玉だとすると、アッシらが面倒に巻き込まれそーだな」
GM
そんなに大規模な組織ではない。それだけに、隙を見せるのを恐れているのだろう。
磨伊 舞
「オーちゃん」
オーニャ
「んあ?」
磨伊 舞
「おみせ、なくなるの やだな。
おしおきしにいこォ」
オーニャ
「ん-む」
小鳥 葉子
「おしおき……?」
磨伊 舞
「ヨーコちゃん。日本では呪殺は犯罪じゃないよネェ」
小鳥 葉子
「悪い人なの?」
オーニャ
呪殺の存在も認知されてんだから、足が付けばアッシらがお仕置きされんのでは
磨伊 舞
とはいえ〈東京〉では犯罪に当たる可能性もあるかもしんないな?
アシ? ないよ?
シグマ
「ああ、そうだ。お前に伝えておきたい……、って言ってた内容を伝え忘れてたな」
オーニャ
「ああ、それだシ」
シグマ
「俺が調べたところ、ヤツは鱗に執着していたような痕跡があった。
逆鱗会はリザードマンだけで構成された組織だ。
分かるか? 鱗持ち。これは個人的な推測だがね、ヤツが狙ってるのは『逆鱗会』そのものじゃないんじゃないか、そう思ってんだよ」
磨伊 舞
あらおやウロコですって
小鳥 葉子
びっしり生えてる子がうちにも
オーニャ
「鱗持ちに恨みでもあんのシ」
シグマ
「分からん。だが可能性はある」
オーニャ
なるほど、と手首の鱗を撫でる
「他人事じゃねーかもシんねー、ってことか」
しばし黙り
磨伊 舞
こういう時地味に常識人なヨーコちゃんをどう誘うかいつも考える。
小鳥 葉子
復讐に食いつくお年頃
磨伊 舞
ヨーコちゃん存在がアレなだけで随分まともな言動する……気がする。
気のせいかもしれん。
オーニャ
「まだ肝心なこと聞いてねーのシ。お足はいかほどもらえんのシ」
シグマ
「おっと、そうだな。ここからお前らに足をつけないための費用を引いて、これでどうだ」
シグマが提示するのは、普段の仕事に危険度を追加し、それに更に色を付けた金額だ。それなりにいい額だが、法外に高価ではない。
オーニャ
ふむふむ
足を付けない、というのは、我々の正体は隠ぺいするってことですよな
シグマ
YES
オーニャ
シグマのその辺りの『腕』は信用できる、ってことでいいでしょか
シグマ
オーニャは似たような仕事を何度か受けたことがあるが、彼の腕は信用が置ける。
オーニャ
OK

磨伊 舞
「のった!」
ぺちん
小鳥 葉子
「マイマイ!?」
オーニャ
「まー、ウチのリーダーもこう言ってるシ。
いいだろシ。そんなとこで手を打つシ」
シグマ
「ああ、それから警察は心配するな。
連中は今の所、ヤクザ同士の小競り合い程度にしか思っていない。
それ以前に、被害者の内2人は〈札なし〉だ。まともに捜査する気はないだろうな。

そこに、お前らが嗅ぎ回る隙もある。
勿論目隠しも完璧にやってやるさ、いつも通りな」
オーニャ
「ま、お前んとこから話が来る時点で、そのつもりだシ」
磨伊 舞
「たまーにかァー」
オーニャ
「魔術の触媒てーのは、輸入ばっかだから金がかかんのシ」
磨伊 舞
「オーちゃんいつもこんなことやってるのォ?」
オーニャ
「たまーに」
にんまり
小鳥 葉子
死体の写真をじーっ
シグマ
死体は写真の中で、白く濁った眼を上に向けている。
磨伊 舞
「ヨーコちゃんどしたの?」
小鳥 葉子
「悔しい? ニクイ?」
シグマ
死体のその表情は突然生を断たれた無念さと、きっと「なぜ」という叫びに満ちていた。
小鳥 葉子
「承リ」
磨伊 舞
だれかとおはなししてる……>葉子
アルベール
「とりあえず、うまくやれば家を追い出されずに済みそうなことは分かった」報酬の金額を見ながら。

オーニャ
「んで、ほかに、ネタはあんのシ?」
シグマ
「ああ。
直近の事件の際、その現場に居合わせた奴らがいる。
そいつらも逆鱗会の連中だ。話を聞きたけりゃセッティングしてやる。

それから、直近の事件が起きたのはつい少し前だ。
現場を調べてみるのもいいだろうな」

シグマは現場の位置を教えてくれる。
オーニャ
「ふむ。
おーけぃ、んじゃ逆鱗会の方は頼むことになるだろシ、そんときゃ頼むシ」
シグマ
「ああ、任せとけ」
磨伊 舞
なんとマモブルなのに判定なしで12時だ!
小鳥 葉子
じっくり!
オーニャ
じっくりアンダーグラウンド
GM
というわけで、シグマとの会話が終わったら導入フェイズ終了&本日終了です。
行動フェイズに移っても構いませんか?
オーニャ
OKでーす
小鳥 葉子
OK!
GM
マイマイさんもおっけーでしょうか? 他にまだ聞きたい事があれば、導入フェイズ終了しないで本日終了します。
磨伊 舞
ok
GM
では、導入フェイズ終了&本日は以上!
ありがとうございました!
磨伊 舞
ありがとうございました!
小鳥 葉子
ありがとうございました!
オーニャ
お疲れさまでした

オーニャ
東京マモノが生き抜くためには、裏社会ともお付き合いせねばならんのだ
磨伊 舞
ロイコの出番か。
GM
清く正しい喫茶店のみんなに突然アンダーグラウンドなお仕事ぶつけたせいで、なんだかえっえっ? ってなって失礼しました
小鳥 葉子
やーんこわーい
磨伊 舞
現状一番怖い人がなんか言ってる
オーニャ
オーニャはたまにヤクザ屋さんの『モノ探し』の占いとかも受けてたりしてそう、って思ってたのでちょうどよかった
磨伊 舞
割とアングラやってそう感あるよね
GM
今回は一番なんとかなりそう枠でオーニャさんメインになっちゃいましたが、次回以降はみんなで捜査していってください!
小鳥 葉子
持ち物とかもかなり出所怪しいもんね
磨伊 舞
小鳥ちゃんと磨伊、割とパーソナリティ把握できてないんだよなぁ。
オーニャ
ドルイドマジックの触媒周りって、絶対検疫所通せない品物多いから、絶対そういう付き合いあると思うんだ
GM
あー。生きてないsomethingとか生きたsomethingを裏ルートでこっそり輸入。ありそう。
オーニャ
薬品や劇物なんかのご禁制の品とかもね!
GM
で、そんなsomethingを危ない橋渡って輸入したり入手したりするかわりにお仕事が来る、と
オーニャ
そうそう
GM
で、普段そういうのでお世話になってるから、目隠しのうまさも知っていると
オーニャ
シグマさんにはいつもお世話になっております
GM
ではではログを取ります!

コメント By.磨伊 舞
たまにはちょっとアブない話もやってみない?
ということで、ちょっとバイオレンスなシナリオ。
ようこそアンダーグラウンドへ!

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本作は「からすば晴」および「株式会社KADOKAWA ゲーム・企画書籍編集部」が権利を有する『マモノスクランブル』の二次創作です。
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