こんばんは
今日のKPは三日間の過酷な旅の直後だった。
高槻 玲音
たましいおいとく
立浪 夏海
おっと
ヘチナ
ちゃうねん
アイ
ふぅ
神津 樹
スー
二宮 信
モニュ
神津 樹
KP少々お待ちください……
ヘチナ
むしろできるのかw
高槻 玲音
休みでもいいんよ?(メタファーやりながら)
アイ
KPダイジョブ? 頭回らなかったらご無理なさらなくてもいいんですぜ というか回るのかそれ
二宮 信
メタファーどうです?
あとKPお大事に……
高槻 玲音
たのちい でも3D酔いしやすいひとは酔うかもね
二宮 信
結構疲労溜まってるだろうからなぁ そういう時卓するのって結構PLでもきつい気が
アイ
それは本当にそれ
高槻 玲音
マジでだめそなら早めに言ってくれたほうが助かるのだ
神津 樹
たぶん13分くらいには出現します。
アイ
はーい ホントニダイジョブ?
疲労がきつい時は特に水分補給お気をつけて
KP
すみません、疲労云々というより、ちょっと家庭の事情で
アイ
家庭の事情お疲れ様です 水分補給されました?
KP
お茶は持ってきてあります
高槻 玲音
なるんほね
KP
というわけで
アイ
シャドウis何 な回

KP
みんな落ち着いて話せる場所についたかな?
二宮 信
おっけ~
高槻 玲音
今日は静かにしとくよ
アイ
落ち着いた場所にスタンバイ
神津 樹
いるよ
KP
では、それぞれがまぁ、あまり人目にもつかず落ち着いて話せる場所についたことを確認してか、南条は語り始める
南条圭
『さて、シャドウについてだが……。この中に、ユングによる心理学を知っている者はいるだろうか』
挙手を促すように、仮想モニターの向こうで南条が軽く手を挙げる
知ってる?
アイ
【知識】ロール? 中の人知識していいやつ?
南条圭
あ、そうかそれもそうだね
神津 樹
〈心理学〉持ちだけど知ってて良いのかな。
75あるから結構知ってるぞ。
二宮 信
〈心理学〉持ってるからちょっとは知ってそうかも。
57!
KP
〈心理学〉持っている人は、そちらで判定を
無い人はEDUの半分で
神津 樹
CCB<=75〈心理学〉 (1D100<=75) > 62 > 成功
アイ
CCB<=75/2【知識】 (1D100<=37) > 19 > 成功
高槻 玲音
CCB<=65/2 【知識】 (1D100<=32) > 22 > 成功
二宮 信
CCB<=55〈心理学〉 (1D100<=55) > 52 > 成功
55だったわ()
神津 樹
みんなものしりだ。
高槻 玲音
こいつやっぱ穂坂か……
南条圭
みんな優秀だなぁ
神津 樹
へっちーがまだだな。
ヘチナ
あれ、へっちー通話してなかったような
神津 樹
あ、そうか。いなかったか。
南条圭
なるほど

アイ
「なんだっけ、根源の男と女がどーのこーのってヤツ? それともチンチン原理主義のヤツ?」
高槻 玲音
「ひどい偏った知識を見た……」
マーク
『もうちょっと言い方があるだろ』
神津 樹
少し呆れたように鼻を鳴らす。
南条圭
咳払いを一つ
アイ
「悪ぃ悪ぃ。で、真面目な話なんだっけ、表向きの自分と本当の自分と、裏の自分、とかいう」
南条圭
『ひとまず、皆が学生らしくその本分に邁進してくれているようで何より』
高槻 玲音
普通の授業じゃやらないのでは そんなツッコミは胸にしまった
その頃のヘチナ
ヘチナ
一方へっちーは自室でTシャツショートパンツで裏垢配信
#現役JK
#踊ってみた
(3)人が視聴中です
高槻 玲音
神津 樹
同接が3人も!
二宮 信
なるほどねぇ!
神津 樹
じゃあ「なんか大事そうな話してる」ってメッセージだけ送っとこ。
張角
「このJKのむちむちの体格……イイ』
神津 樹
おいおっさん。
ヘチナ
図らずもつながっているw

南条圭
『そうだな、表と裏……そのような言い方がわかりやすいものの一つだ』
『人は、表向きの顔とは別に、その表向きの顔を持つが故に、一方で抑圧された自身……秘している部分というものがある』
『シャドウとは、その秘している部分、その名の通り影の部分を指すものであり、特に押し隠そうとするあまりに肥大した状態のものを指して呼ぶこともある』
二宮 信
なんか聞いたことあるなぁと思いながら聞いてる。
アイ
「そっか、表向きの顔……、外に見せる役割としての顔がペルソナ、だっけ? あれ、合ってっけ?」
南条圭
『そうだ。よく覚えている』
『無論、そうした部分は誰しもが内面に持つものではあるが、それを直視せず自身からも押し隠そうとすることで肥大し、ある種の歪みを経ることで、対外的な攻撃衝動として現れることもある』
『自身がそれを忌避するばかりに、他人のそうした部分が気になるようになり、同族嫌悪めいたものになってしまうわけだ』
『……ここまでは純粋な心理学、学問としての話だ』
アイ
「……こっから、そうじゃねぇ話だってんね?」
少し、声を潜める。
南条圭
『その通り』
頷く
『君たちは既に知っているな。表向きの顔”ペルソナ”が、物理現実に少なからぬ影響を及ぼすことが可能であることを』
アイ
「おう。……アレ表向きなんだね? ってのが疑問だけど」
南条圭
『……君たちのように特殊な事情によってペルソナ使いとなった者にとっては、理解の及ばぬ部分もあるだろう』
マークとほんの一瞬、視線を交わしてから、南条はそう答えた
神津 樹
まあ……リアルでも喚べるしな……
南条圭
『シャドウという存在には、これまでの観測からいくつかの特徴があることがわかっている』
アイ
「特徴……」
二宮 信
「特徴……ですか」
南条圭
『一つ。その人格、言動が普段と大きくかけ離れてこそいるものの、その当人と瓜二つの姿を以て現れること』
『一つ。発現時、金色の瞳を身体的な特徴として現すこと』
アイ
ジョーカーの眼の色を思い出す。
JOKER
JOKER化する直前、皆野の瞳も金色になっていたね
神津 樹
「瓜二つ?」
そうかぁ? と物言いだけに。
高槻 玲音
「似てはない気が」
アイ
「あ、でもあいつ、仮面みてぇなの被ってたんだね。その下の体は…… どうだっけ」
南条圭
『一つ。自らを表す言葉として“我は影。真なる我”というフレーズを、対峙者が耳にすることがあること』

KP
おさらいすると、皆野が突然ブチキレて、瞳が金色化
スターターでJOKERをペルソナとして召喚してから同化
って感じでしたね
少なくとも、同化する直前の皆野の身体的、言動的特徴は一致する
神津 樹
ああ、皆野として喋ってたのは既にシャドウだから問題ない、JOKERはペルソナだから似てなくてもいい、という感じか。
混乱してた。
KP
そんな感じに思えるね
アイ
ああー、なるほど。

アイ
「影……。アイらのは、そうじゃなかったんね、確か」
マーク
『“我は汝、汝は我”。ペルソナ使いは、自身のペルソナと出会う時、このフレーズを聞くことが多いな』
二宮 信
「……確かに、聞いたような気が」
南条圭
『その根源は同じだが、現出の仕方の違いを表している……といったところか』
『奇しくも、スターターおよびそれを模倣したティンダーによる召喚時にも、同様のフレーズがテキストとして現出するのは、君たちも周知の通りだ』
アイ
「なあ……、ちょっと分かんねぇ。アイ、あのジョーカーとかいうのが“シャドウ”だって思ってたんだ。
でも、そうじゃねぇってことなんだね? そっくり、ってことはさ。
あの皆野が、もう」
南条圭
『うむ……』
南条は、考えるように唸り、珍しく言葉を選ぶように、眼鏡を押し上げつつ
『私や稲葉がこれまでに出会ってきた中にも、シャドウに”呑まれてしまった”者が少なからず存在した』
アイ
「呑まれて、しまった……、」
南条圭
『この度の件、君たちの報告を聞く限り、皆野という女生徒もそれに似た状態にある、と考えられる』
二宮 信
「……うわ……」
南条圭
『そして、ペルソナと同様にシャドウもまた、物理現実に少なからず影響を及ぼすことが可能であるということも、想像できるだろう』
高槻 玲音
「それって、助かるの?」
アイ
「なぁ……、詳しく、聞いていんだね? シャドウって、自分でも見たくねぇ自分ってことだろ。呑まれるって、原因は何なんだ。呑まれちまうとどうなる。危険ってのは、攻撃的ってことなんだね? それとも他に危険な理由があんだね? 引き戻すには、どうしたらいい」
南条圭
『ペルソナの力を用いて、他者が撃退すること自体は可能だ。……だが、それはあくまで対処療法であって、根本的な解決とはならない』
高槻 玲音
「本人の意識を変えないと同じことがまた起きる?」
マーク
『さすが高槻、鋭いな』

神津 樹
「JOKERとかいう野郎の話してるぞ」
聞かなくていいのかよ、とヘチナにもっかい連絡。
ヘチナ
BGM「吻! 見目麗しゅうてかたじけない! 産声上げ申してあい済まぬ!」
ダンスダンス
二宮 信
何の曲だ……?
高槻 玲音
なんなんだ
ヘチナ
Chu! かわいくてごめん☆
二宮 信
理解

南条圭
『シャドウを確実に撃退……撃退という言葉は正確ではないかもしれないが、とにかく当人自身が相対して、それを受け入れること。それこそがシャドウを鎮静化することにつながる』
神津 樹
「ペルソナ剥がせねぇのか」
南条圭
『ペルソナとは自己の発現だ。それを引きはがすということは……』
首を振る
『いかにも怪物然とした説明になってしまったが、シャドウとて大切な自身の一部なのだから』
マーク
『隠しておきたいとこ、ってのは、自分だって見るのはイヤなもんだ。それでも、そういう役割を持つ自分のコアの一部分なんだからな』
アイ
「シャドウに呑まれてっと、どうなんだね?
シャドウって、“自分”なんだろ。別の意識に乗っ取られるみてぇなイメージでいいのか? それとも、気分が違ぇだけで、皆野は皆野なんだね?」
南条圭
『それもまた、まぎれもない皆野君自身ではある。しかし、先に述べた通りそれは非常に攻撃的で、他者はもちろん、いずれは自身に対しても牙を剥く』
アイ
「牙を剥く?」
神津 樹
「自分が自分に?」
南条圭
『……」
迷うような南条の沈黙を、マークが引き継ぐ
マーク
『聞きたくねぇ言い方だろうが、この際だ、ハッキリ言うとな』
アイ
「いいよ。
呑まれた奴がどうなんのか、どうなったのを見たのか、教えてほしいんだ。
そうじゃねぇと……、アレなんだね。出ねぇだろ、向き合うモチベーション」
二宮 信
「はい」
マーク
『劣等感や、自己嫌悪が行くとこまで行っちまった結果……自分で自分を……って話、聞いたことあるだろ』
眉をひそめた悲痛な顔で、それでも言葉に出すことははばかられるのか、自分の首を手で絞めるようなジェスチュア
神津 樹
「……ああ」
二宮 信
「……なるほど……」
アイ
「まぁね。……乗っ取られたまま、自分で自分をヤッちまうってのか? 
……実際にそうなった、ってのを、見た事あんだね?」
南条圭
『……ああ』
アイ
「根掘り葉掘りごめん。具体的になってねぇと、脅威のイメージ出ねぇんだね。
そうじゃねぇと、できねぇだろ。他人が外から『向き合わせる』なんて、暴力みてぇなことさ」
マーク
『ああ。言いたいこたわかるぜ』
アイ
「ありがと。そうしねぇとマジでやべぇ、って分かってても、目の前の痛みの方が痛ぇんだよ」
南条圭
『……しかし、そうか。シャドウ化とはな』
沈んだ空気を、わずかでも振り払おうとしてか、南条が敢えて事務的な口調を取り戻す
アイ
「そうか、って?」
南条圭
『現在のランキングを確認してみたまえ』
言いつつ、皆の視界にランキングを表示した仮想ウィンドウが展開される
KP
そこには、皆のランキング位置より遥か高い順位に、『JOKER』の登録名があった
南条圭
『登録者名は、ただ一人。ソロチームだ」
『現時点で、独力によってこの順位まで、しかもこの短期間で到達している者は他に無い』
アイ
「ああ、言ってたんね。ソロだって。それが、シャドウと関係があんね?」
マーク
『シャドウってのはな、つぇーんだ』
『俺たちペルソナ使いは、ペルソナっつー、いわばツールを使用することで、心の力? 的なものを行使する。間接的なんだ』
南条圭
『一方で、シャドウは自身がペルソナと直結した自我とも言える存在だ』
アイ
「そうか、シャドウは一緒になってっから、周りくどくねぇ」
マーク
『ああ。フルパワーっつーことよ』
二宮 信
「なるほど、判りやすいです」
アイ
「ソロなのは……、アレなんだね? さっきの、攻撃性、危険、ってヤツ」
南条圭
『……』
南条は頷き、手元のマウスを操作する
JOKERの戦績画面が開く
JOKER
『現時点で負けなし。しかもほぼ全て相手をリタイアさせた上でのゴール』
『死者こそ出てはいないが、現実社会でも再起不能となってしまった者も一人や二人ではない』
アイ
「ヤる気じゃねぇか」
高槻 玲音
「うわぁ……」
神津 樹
「えげつねぇ」
二宮 信
「えー……」
ちょっと引いちゃう……。
神津 樹
「余裕じゃねぇか。そいつがどうしてヘチナセンパイを外そうとしたんだか……」
南条圭
『無論、我々もマークしていた。ただ、君たちとの順位とも離れていたがために、調査を優先しその情報を伝えるのが遅れてしまった。この点についてはお詫びする』
マーク
『そのあたりは……。お前らからの話を聞く限り、それこそが理由なのかもしれねぇな……』
南条圭
『シャドウの行動原理は、その者の隠された欲望そのものだ。君たちからの報告を聞く限り、納得はできるが……』
アイ
「ああ……、そんな気がすんだよ。ほんのりだけどさ。
取られた、と思っちまったのかもしんねぇ。だから、取んだ」
高槻 玲音
「……問題は、この話を一番聞くべきであろうメンバーが、通話に参加してないことかな」
マーク
『いや、そこはむしろ良かったかもしれねぇよ。浜木綿の性格から言っても、今の流れをそのままぶつけて聞かせるのは、ちょっとな……』
二宮 信
「確かに……ヘチナちゃん、少しだけ不安定な感じしますし」
高槻 玲音
「そういうものかな……」
二宮 信
「そのままぶつけたら何らかのショックを受けて俺たちの前からふらっといなくなりそうな感じ……ある? かも?」ヘチナちゃんに関してはそう思うけど……。

ヘチナ
「ら~ら~らら~られでぃふぉあしょ~」
神津 樹
現実逃避中だった。
張角
『えっと、スーパーチャットってどうやるのかな……クレジットカードクレジットカード……』
ヘチナ
裏声「あっ、スーパーアングルさんありがと~~~」
張角
『うわ~ライブ感あるな、これ~』
神津 樹
スーパーアングルwww
二宮 信
スーパーアングルさん
ヘチナ
俺達で黄巾党再建しようぜ
張角
『赤スパ投げると認知してもらえる。スーパーアングル、おぼえた』

アイ
「なぁ……。あともう少しだけ聞きてぇんだね。現実的で、事実ベースなやつ。
アイらがどうすっか考えるためと、さっきの話。皆野を説得するなりモチベーション上げるなりしなきゃなんねぇんなら、必要なやつ」
南条圭
『なんだろうか』
アイ
「見た事あったらでいんだけどさ。
危険って何かだ。シャドウがチームメンバーなり近しい奴をヤッちまうなりしたことって、実際にあったのか?」

張角
『……』
ちがう、お前じゃない
アイ
何か出たぞ
高槻 玲音
なんかいたな
二宮 信
草生えた

南条圭
『……』
南条圭
『……ある。現出したシャドウとは、他者との相互理解が可能な相手ではない。先刻も伝えたが、欲望の代弁者そのものなのだ』
『そこに、他者への遠慮や理解は存在しない。必ずや衝突が起きる』
アイ
「でも目的は一緒じゃん。別にソーゴリカイしねぇでも利害でチームメンバーやろう、ってのでも無理、絶対ぇ喧嘩になる、ってこと?」
南条圭
『……シャドウへの、宗教的かつ盲目的な崇拝のような一方的な関係であれば、あるいは……』
顎に手を当て、
『あるいは、それすらも手駒として利用できるような、悪魔的な……いや、現実的ではないな』
首を振る
アイ
「つまりシャドウって奴は超ワガママで、強さを利用するために一から十まで飲んでやるくらいじゃねぇと喧嘩になる?」
南条圭
『端的に言えばそういうことだが……実際に実行するのは、容易なことではないだろう』
アイ
「オッケー。んじゃ、長くて悪ぃけど、あと二つ」
南条圭
『どうぞ』
アイ
「自分をヤッちまわずに、生き残ったシャドウは……居たことあんのだね? 今まで」
高槻 玲音
「つまり、自分にどうしようもない違和を感じたまま生き続けるってこと?
……難しい気がするな、それ」
アイ
「聞いておきてぇんだ。だって、『自分に向き合え』なんて、他人が言うんだよ。『そうじゃねぇと死ぬから』くらいのモチベーション無ぇと無理だろ」
神津 樹
つまりはミナノを説得できなかった場合生存させられるかってこと?
アイ
つまりはミナノに「死ぬから向き合え」って言えるかどうかってこと
南条圭
『我々がこれまでに観測したケースの中では……無いな。自身を抹消せずとも、そのような自己が表出した場合、社会的に抹殺されてしまうこともあるだろう』
マーク
『歴史上のやべぇやつで、最終的にそういう目にあったやつが実はそれだったんじゃねぇか、って話もあったっけか、そういえば』
神津 樹
豊臣秀吉とかシャドウ暴走してそう……みたいな?
鬼斬丸が似たようなテーマでずっと描いてるな。
二宮 信
むずかしいおはなしだなぁ ぼくはそうおもいました
南条圭
余計な話題を口にしたマークを横目で睨み
『例えば、より深部の精神世界に独自の世界を結界として生み出し、集合的無意識レベルからの影響を及ぼすことで、現実世界でも立場を守る……そのような可能性もゼロではないだろうが……そのようなことは、神か悪魔の助力を得ない限りは難しいだろうな』

KP
P5のパレスとかね!
余談です。
神津 樹
しかし人の発言でスクロール進まないのほんと困るな。
ヘチナ
「とぅーざねくすとぅーざいちーばんうぇー」
神津 樹
Bling-Bang-Bang-Bornうたってらっしゃる。
高槻 玲音
ほんとに一番上行く気ある????
アイ
そっちの世界で一番上へ行くのでは
ヘチナ
上がり切るハードルvery happy
神津 樹
それで解決するなら問題ないんだけどね。

アイ
「ありがと。じゃあ、アイからは最後にいっこだけ。
最初っから、未来が無ぇ、どうせ死ぬ、死のうがなんのマイナスにもなんねぇとしたら……。

シャドウに呑まれたまんま、その強さで駆け上がって死ぬのってアリだと思う? 
ここは個人的な解釈ってヤツでいんだけどさ」
南条圭
『……』
その問いに、腕を組んで車椅子の背もたれに身を預け
マーク
『……』
マークと顔を見合わせる
南条圭
『前提が少々極端であるので、難しいところではあるが……』
マーク
『個人的な考えでいい、ってんなら、そうだな……』
『俺はごめん被りたいな。それってのは、つまり他のヤツを虐げた上での目的達成だろ。そいつは、ちょっとな』
南条圭
『私も、稲葉と同意見だ。まぁ、その他者に対する考えを持つかどうかが、我々とシャドウを隔てる部分であるわけだが』
『それと、もう一つ』
『君たちも知るように、このレースの勝者に与えられる権利は、あらゆる願いの結実だ』
『シャドウとなった者の、間違いなく独善的であろう願いの結実を見過ごすわけには、立場上も行かないというのが正直なところだ』
アイ
「リョーシキテキだねぇ。でも、ありがと。長くなっちまった。アイが聞きてぇのはそんだけだけど、みんななんかあんだね?
あ、そうだ、シャドウ以外では聞きてぇこともう一つあった!」
南条圭
『ふむ』
片手で促す
アイ
「獅子の王国ってなんだね? あの黄巾党のヤツが言ってたんだ」
南条圭
『ああ……』
神津 樹
「ああ。あの野郎も言ってたな」
二宮 信
「あー……言ってたな」

ヘチナ
「はくーなまたーた♪」

南条圭
『再びとなるが、ランキングを見てみるといい。30位だ』
二宮 信
「ありがとうございます」見る。
KP
そこには『ゾディアック』と名付けられたチーム名
南条圭
『その名の通り、十三人のメンバーからなるチームだ』
二宮 信
「蛇使いも入るんですね」
マーク
『一時期流行ったよな』
神津 樹
オカルト低いから蛇使いは知らん。
黄巾党といい獅子の王国といい、チーム内でいずれ切り捨てがおきる問題はどうするんだろうな。
南条圭
『それぞれが黄道星座の名と、仮面を持つ』
『ランキングは30位だが、その実力は間違いなく一桁台に及ぶだろう』
高槻 玲音
「まさか、リーダーが獅子座とか?」
マーク
『よくわかったな』
高槻 玲音
「獅子の王国で、ゾディアックならなんとなく」
南条圭
『そう。リーダーは獅子座。その登録名こそ“レオ”だが、その強さとリーダーシップから王―――“キング・レオ”と呼ばれている』

神津 樹
わー放火しそうな名前。
高槻 玲音
放火しそうでわろた
神津 樹
電波電波電波ァァァァ!  とかわめきそう。
高槻 玲音
そんなのが強いのなんかやだな
神津 樹
いや火事に遭遇する前の比較的まともなレオさんかもしれんし……
キング・レオ……ペルソナ2罪・罰において大きな役目を果たす男。電波系。

二宮 信
「ああ、それで」
南条圭
『それがために、彼らのチームを登録名であるゾディアックではなく、“獅子の王国”と呼び、それを乗り越えることを目標に掲げる者も多い』
アイ
「そういやあいつも“レオニダス”だったね」
マーク
『ああ、そういやレオニダスにも会った、って話だったか』
アイ
「おう」
マーク
『なんというか、目論見通りというか、有力株から早速目を付けられてんな』
南条圭
『レオニダス。彼もソロで登録されたチームだ』
神津 樹
「獅子の王国とは関係ないのか」
南条圭
『シャドウ化の賜物か、JOKERには及ばないものの、ソロとしては異例の順位にランキングされている。ゾディアックとは、彼ら自身の振る舞いもあって、塔の中等で絡むことも多いが……』
『……ふむ』
『……そうだな』
両手を組み、息を吐く
『君たち、もう少々お時間をいただいて構わないかな?』
KP
現実世界の今日これから、って意味じゃないよ
高槻 玲音
「俺は構わないけど」
アイ
「ん、アイは勿論なんだね。知ってる事何でも聞きてぇよ」
二宮 信
「ええ、大丈夫です」
南条圭
『了解した。シャドウの話もあった。そしてゾディアックとレオニダスの件だ。良い機会だから、話しておこう』
そう言って、南条は仕切りなおす

KP
といったところで、今日はこれまで
高槻 玲音
おっつー
二宮 信
おつです
KP
次回もアーカイブメニューに『NEW!』が増える展開だよ
神津 樹
オツカレー
ヘチナ
お疲れ様でした! スパチャもらえた!
アイ
お疲れ様でしたー!
アーカイブメニューのNEWをひたすら見直していく回だ! へっちーが新たな世界で上り詰めようとしている!
神津 樹
「無視すんなよ」って苛々してる。

コメント By.神津 樹
ヘチナ以外のメンバーは南条たちからシャドウについての講釈を受ける。
一方その頃ヘチナはスーパーチャットを受けていた。

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』3-6

「な、なんでわかった、じゃない、決めつけは良くないっすよ!」

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』2-09

こんな特濃のモブがいてたまるかである

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』3-17

『僕ハJOKER……。公平サトバランスヲ重ンジル者』
『勝負ッテヤツハフェアジャァナイト……ソウダロウ?』