こんばんは
アイ
(今回のあらすじ)へっちー’s たいへん!
というわけでこんばんは
ヘチナ
ミナノーが白セーラーじゃなくて白ランに! こんばんは
高槻 玲音
闇堕ちミナノー回
KP
闇堕ちた
アイ
シューン
KP
みんな皆野のティンダーは追跡できたかな
高槻 玲音
誤解でした
KP
やっぱり誤解
アイ
冤罪DA
ヘチナ
なお当人はテンパってて言い訳できない
KP
でもへっちー持ってったのは事実
二宮 信
います
ヘチナ
てかいつの間にかどっか行っちゃってたって言ったところで心象改善しない
アイ
てぇへんなことになって下総しもうさ
ヘチナ
上総
KP
上野
高槻 玲音
房総
ヘチナ
外房線
アイ
確かにミナノーはBOSOしてるけど
神津 樹
ネタが思い付かない遅刻者!
ヘチナ
こんばんはー
神津 樹
こんばんはー
アイ
こんばんは!
KP
よーし
アイ
確かニノっちとアイ、たまちゃんはその場にいないはずだね
二宮 信
いないね。
アイ
あとここ、あんまり人増やすと余計ややこしいことになりそう

KP
取り急ぎ
えらいことになってるとこに、神津と高槻が茂みからガサガサっと現れたとこだね
高槻 玲音
ガサッ
神津 樹
ガシッ
ヘチナ
「た、高槻先輩に神津さん!?」
JOKER
『……』
神津 樹
「ち、ちがうぞ!」
高槻 玲音
「召喚器、俺たちは隠してないっていうか勝手に消えたっていうか!」
KP
二宮とアイは、どうしよう?
アイ
全員こっちに来たらたまちゃんがリリースされて事故りかねないから、アイは向こうにいるかな
二宮 信
カフェでたまちゃん足止めしてます。
神川 環
「あの、神津くんと高槻先輩、どうかしたんですか?
また何かあったんじゃ……」
二宮 信
(先生に呼び出されたって言ったら神津くんの印象が下がりそうだしなぁ……)悩む二宮。
あつめたい
神津 樹
たまちゃんが早よいってこいっていってる?
高槻 玲音
そろそろ昼休み終わらん?
都合よく中学だけ
KP
そうだなー
アイ
お、KPから全員集合のお膳立てもらえるなら行こうかな
KP
じゃぁ、中等部はテラスから離れてるので、そろそろ帰らんとなー、って時間かも
KP
部や
高槻 玲音
やさしさ
アイ
やさしい
神津 樹
はっオレ帰らなきゃ!!

KP
えーと、確認
そうだな、まず予鈴が鳴ったことにしよう
中等部の生徒は午後の授業のために早めに帰りましょうねー、っていうやつ
神津 樹
そんなの走ればいいもん。
高槻 玲音
大学生そんなん知らん

神川 環
「あ」
神川も予鈴に気付く
アイ
「あ、予鈴だ」
神川 環
「え、えっと」
アイ
「ありがと、随分助かったよ! 長々と悪かったんだね。
これで今度のテスト、大丈夫そうだ」何だかそわそわしている。
できる神川
高槻 玲音
中学生に教わって次のテスト大丈夫になったんか
アイ
丁度ほどよく中学校の範囲が曖昧になる時期だったんだよ>中学生にテスト教えてもらう
神川、優等生らしくしっかり勉強内容積み上げてそうだし
神津 樹
数学は積み上げ学科だしな!
アイ
それな!!
神川 環
鬼の予習
二宮 信
そうなんだ!?
アイ
割とそう本当にそう
神津 樹
塾で何学年も先にやってるタイプの優等生!
数学は順に理解しないと何も分からん。
アイ
それ

神川 環
「は、はい……あの。
何か、お困りでしたら、言ってくださいね……」
アイ
「大丈夫大丈夫。今んとこやべぇのは腹の調子だけなんだね。

でも、そだねぇ。
ほんとにまずいことあったら、相談……、させてよ」
神川 環
「はい……」
アイ
それだけ言い残して、神川が戻っていくのを見届けて現地に行く。
神川 環
「あっ……」
どうにもスッキリしない顔で筆記用具を片付けていた神川を置いて、アイと二宮は駆け出す
みんな風邪ひいてる
高槻 玲音
今は具合いいからてっぺん超えしなければ完走できそう
ヘチナ
お、おう、むりはせんといてもろて
神津 樹
お大事に。
KP
無理はせず、何かあればおっしゃってもろて
神津 樹
私も一応大丈夫だ。たぶん。
高槻 玲音
うむん

ヘチナ
「……確かに、自分が預かってたっすけど、返すつもりだったっす、でも、なくて……!」
神津 樹
「そうだ、消えたんだ」
高槻 玲音
「影を取り返す時になんか……変なのが持ってきて! それでどうしようってなったらいつの間にか消えてたんだよ!」
JOKER
『ボクガ最初二教エテアゲタノニ……』
神津 樹
身構える
高槻 玲音
「だからねっ、落ち着こう、一度! 二人とも言葉が足りないと思う!!」
ヘチナ
BSO
神津 樹
オレ遅刻確定ではw
高槻 玲音
中学は義務教育だから留年ないしいける

KP
で、えーと
高槻はペルソナ召喚だったっけ
高槻 玲音
あならいず~
自衛も兼ねて出しとくかなっていう
KP
では、判定は無しでOKとしよう
高槻 玲音
ヤッター
KP
起爆スイッチを押下すると、たちまち蒼い輝きと共にセイレーンが現れた
高槻 玲音
「戦うとかじゃなくて! 自衛だから!」
言い訳
アイ
その場に駆けつけようとした時に、セイレーンの青い輝きを目にする。
ヘチナ
「うぇえ、こ、校内で…!?」
アイ
「な……、こんな所で? 高槻何考えてんだ、じゃねぇ、まさか。
“そういうこと”になってんのか」
JOKER
『……』
道化は、静かに高槻の背後の半鳥半人の幻影を見上げる
神津 樹
じゃあ、オレも、と出そうとしてちょっと躊躇ってる。
べつに喧嘩しにきたわけじゃない。
KP
で、《アナライズ》を仕掛ける感じ?
とばっちり
高槻 玲音
仕掛けておきたいかな……牽制……
だって某佐倉くんならやるだろ
佐倉 光
やるに決まってるでしょ
情報は力だよ。
高槻 玲音
ほら佐倉くんも正しいって
ヘチナ
ミナノーのあんな情報やこんな情報が!?
二宮 信
なんだと!?
KP
スリーサイズや好みが
ヘチナ
見損ないました二宮先輩(とばっちり
神津 樹
センパイ関係ねえー!
二宮 信
先輩を見損なわないで(エコー)
神津 樹
ニノセンパイ《アナライズ》もってなくて良かったね。
アイ
持ってたら完全にそういうキャラになってしまう
高槻 玲音
女の子相手の《アナライズ》だけ100%ですぐ抜けるやつじゃん
二宮 信
うん!!!
神津 樹
つよい
アイ
《悪魔のキス》ならぬ《悪魔のアナライズ》かな?
神津 樹
スリーサイズがもれなくついてくるな。
《悪魔のキス》……女性悪魔が使う。人間の男性を100%麻痺させるという恐ろしい技。

二宮 信
「やっと追い着いた……」ぜぇはぁ……。
高槻 玲音
1d2 《アナライズ》/MP0/自動成功/単体/1D2ラウンド後の自ターン開始時まで分析、耐性特定 スリーサイズなんて抜けるんか? 神話上の説明とかは見れそうだけど (1D2) > 1
高槻 玲音
「大人しく……話し合えないかなぁ……!?」
アイ
その直後、二宮の後に息を切らせてその場へ飛び込む。
KP
セイレーンが竪琴を爪弾くと、その音が青い波紋となって道化を取り巻く様が、高槻には感じられた
JOKER
道化が、静かに片腕を持ち上げると、ゆったりとした動作でそれを払い除ける
高槻の共感覚には、対抗して放たれた波の動きが、その音を掻き消すのが感じられただろう
逆位相波、という言葉が高槻の脳裏に閃くかもしれない
ヘチナ
「!?」
神津 樹
「はぁ!?」
アイ
「はぁ!? 弾けるもんなんだね、アレ!?」
高槻 玲音
「逆位相……!? 消された!」
神津 樹
ぎゃーくアナラーイズ。
JOKER
ちなみに多分《マカジャマ》
高槻 玲音
なるほどねー……魔法だったんだ《アナライズ》
KP
まぁ《マカジャマ》って本来、マホトーンだけどね
演出
高槻 玲音
まあ俺も素直に抜けるとは思ってないからいいよ
JOKER
『コソコソト……卑怯ナ奴バカリ』
アイ
「そうだね、勝手に聞いてたのは詫びるよ。んだけどさ、誤解だよ」
神津 樹
「おまえは、ミナノセンパイか?
違いすぎるぞ」
JOKER
『……コノ姿ノ時ハ、JOKER……ソウ呼ンデモラオウ』
ヘチナ
「なんで、そんな……」
神津 樹
カタカナと戦うKPタイム。
アイ
それは思った お疲れ様ですKP
アイ
「アイらはあんたのあれを隠したり、取り上げたりなんかしてない。もちろん、巻き込みたくないって思っちまったのは、そりゃあんだろうけどさ」
JOKER
『マァ』
『ソンナコト、ドウデモイイサ。ドウセ何ヲ責メタトコロデ、ピヨピヨト言イ訳スルダケダロウカラネ』
いかにも芝居がかった仕草で肩をすくめる
高槻 玲音
「ええ……理不尽すぎない……?」
アイ
「聞けよ」
JOKER
『イイカライイカラ……』
アイ
「聞かねぇつもりなのかよ。頭から決めてかかって」
ヘチナ
「は、波照間さん……待って」
アイ
「あぁ、悪ぃんね……。また先走りかけた」
二宮 信
黙って様子を伺う。
高槻 玲音
「ええっと、じゃあなに、浜木綿ちゃんと一緒に塔登りたいの?」ちょっと脱力して
神津 樹
(こいつ、本当に性格が変わっただけのミナノセンパイなのか?)
高槻 玲音
(うーん、消されてなければなんかわかったかもしれないけど、なんとも)
乗っ取り
神津 樹
ペルソナによる乗っ取りって見たことあったっけーって。
あからさまな異常事態よねこれ。
高槻 玲音
トロの全身型みたいな
KP
そんな話は聞いたことないねー
神津 樹
トロ懐かしいな。いたなぁ。
高槻 玲音
お腹からべろーん

JOKER
『ソウダナ……』
『ボクノ力ヲ貸シテアゲテモイイ』
ヘチナ
「み、ミナノー……何言ってるっす……か……?」
JOKER
『トハイエ、君タチノチームモ、オブザーバー枠ハトモカク、出走者定員ギリギリダロ?』
高槻 玲音
「まあでも人員に余裕があれば怪我人とか出た時も余裕が……」って言ってからやっべ打算しちゃった! って口を閉じる
二宮 信
(何が起きてるんだ?)アイちゃんに。
アイ
(知らねぇ。誤解で拗らせちまったんだろうってことくらいしか。ただ、あれは)
(随分変わっちまってるように見える。性格なのか、外側ペルソナなのかわかんねぇけど)
二宮 信
(そんな変わること、ある???)
ヘチナ
「……ミナノーが、登りたいっていうなら。
……自分の代わりに……」
JOKER
『……!』
高槻 玲音
「浜木綿ちゃん、あのーそれは……」
代わりに、じゃあないんじゃないかなあって顔してる
JOKER
『フフ』
『コレハ思イモシナイ申シ出ダ』
アイ
でもへっちー的にそうなるよなあなのもわかる
神津 樹
だねー
JOKER
『ナンナラ、空キヲ一ツ作ッテアゲヨウカト思ッテイタンダケド』
神津 樹
「あき?」
アイ
「あァ?
脅すつもりかよ」
ヘチナ
手を伸ばして制止
高槻 玲音
「……作ってあげようかと? いやあの物理的な空きじゃないよねそれ?」
JOKER
『イイヨ。オ前ガ諦メルッテ言ウノナラ、ソレデ』
高槻 玲音
「物理じゃん!!」
神津 樹
「いいのかよ、それで。
お前らそれでいいのかよぉ!?」
ヘチナ
「……あ、諦めるっているか、自分は、別に……」
アイ
「まぁ……、そうだね。ヘチナは最初から、アイらが巻き込んじまったんだ。
でも、話勝手に進めんじゃねぇんだね。リーダー、打算的に聞きてぇ」
二宮 信
(いいぞ!!!)
アイ
「ヘチナは信用に値した。こいつは信用に値すると思うね?」
高槻 玲音
「え、いやまあ最初はみんな信用できなかったし」しれっ
二宮 信
「えっ」
高槻 玲音
「そういうのは後からついてくるものじゃないのか?」
アイ
「っは、そりゃそうだ。でも、話聞いてくんねぇよこいつ。
後ろから殴り合いすんのは趣味じゃねぇんだ。消耗するから」
ヘチナ
「あっ、じゃ、じゃあ……」あとずさりー
JOKER
『ソノ通リ』
『重要ナノハ、塔ヲ踏破スルノニ足ル実力がアルカドウカ……ダロ?』
『ソノ点、僕ハ折リ紙ツキダ。ヨカッタラ戦績ヲ改メテ見ルトイイ』
ココフォリアおもい
アイ
ココフォリアのログがスクロールしない!!!
二宮 信
あ、うちもです
KP
ココフォリア重たい問題
ヘチナ
こまったもんだ
アイ
あらら、先輩のとこもか
なんかログが途中で止まるんですよね
神津 樹
そういう人一杯いるなら要望出せば解決して貰えないかな。
高槻 玲音
課金して鯖増強してもらうしかない
神津 樹
利用者とんでもなく多いからなココフォリア。
どどんとふの10倍規模越えるって。
アイ
ひぇ。
神津 樹
どどんとふは自鯖設置できたけどココフォはそれないこと考えてもすっごい
二宮 信
こっわ
アイ
ログが表示されないのではなくスクロールしないだけだから、たぶん重いというよりも動作がおかしいんですよね
アイ
確かに不具合報告してみるのはありかも

高槻 玲音
「チームとか組んでたの?」純粋な疑問
JOKER
『僕ハ、ソロダ』
神津 樹
「ソロでやれるものなのか?」
JOKER
『ケレド、今ノ所常勝無敗』
ヘチナ
「えっえっ」
アイ
「ふぅん」
二宮 信
「すご……」
高槻 玲音
「なるほど? そんな君がうちに移籍を希望する理由は?」面接官
JOKER
『僕クラストモナルト、ランキング近辺ニモ厄介ナ顔ブレガ増エテクル』
二宮 信
「そういうもんなのか」
JOKER
『例エバ、獅子ノ王国、トカネ』
『無論、イイ勝負ハデキルトハ思ウヨ? ケレド、ドウシタッテ骨ハ折レル』

二宮 信
獅子の王国って前回出てきたっけ?(鳥頭)
神津 樹
出ては来た気が
アイ
出た出た 聞きそびれた
高槻 玲音
面接官高槻
弊社の志望理由は?
JOKER
男ハ黙ッテサッポロビール
高槻 玲音
お帰りください
二宮 信
じゃあの

高槻 玲音
「俺たちの方に入ったらまたランキング登りなおしだし、キミの方に入っても弾除けくらいにしかならなそうだけど」
JOKER
『大丈夫。僕ガイレバ、スグニ巻キ直セルサ』
『僕ハ人手ヲ得ルコトガデキル。君タチハ戦力ノ大幅アップガ見込メル。悪イ話ジャァナイト思ウンダケド、ドウカナ?』
二宮 信
「どうするよ?」
高槻 玲音
「別に、普通に協力できるなら人が増えるのはアリだと思うけど。戦略の幅も広がるし」
いれかえ
神津 樹
代わりに誰かベンチ温めてろよ ってことだよね。
ヘチナ
ベンチおいしいれす
神津 樹
てっぺんについても、他の五人が願いを叶えて貰うのを指くわえて見てろってことだよ。
高槻 玲音
んー、でも黄巾党にあんだけ人いたんだから、願いはチーム全員……叶わないんか?
神津 樹
そういえばそうだな? そのへんはどうなんだろう。
アイ
黄巾党がどうなってるのか割と謎なんだよね 複数チームの連合っぽくはあったけど
ヘチナ
そういや話きいてないねリーダーに
アイ
連合的なことができるなら別にへらさんでよくないってなる
高槻 玲音
聞く前にこのイベント起きたからな!
アイ
それな!

アイ
「増えるっつか、入れ替えろって話だろ?
アイは正直、気が進まねぇ」
ヘチナ
「み、みなさん、ミナノーはめっちゃ慣れてるみたいっすし、これで全然いけるんじゃ」
JOKER
『ソウダヨ』
『ドウセ、タダナントナククッツイテッテルダケダロ?』
ヘチナ
「うぅ……」
二宮 信
「俺もどっちかってとアイちゃんと同意見」
高槻 玲音
「ふむ……ちなみに、今キミはJOKERって呼んでとのことだけど、このことはミナノーちゃんはどう思ってるの?」
JOKER
『我ハ影。真ナル我』
道化の仮面の瞳が、怪しく金色に輝いた、ような気がした
『僕ハ皆野智恵デモアル』
神津 樹
「本性こうだってことか?」
神津 樹
シャドウは別に本心ちゃうけどな。
高槻 玲音
「……でもある? だけじゃないってこと?」
JOKER
『イヤ……ムシロ今ノ僕コソガ』
『本当ノ僕ダ』
ヘチナ
「ミナノー……」
二宮 信
「…………」
神津 樹
「別人じゃねぇか」
二宮 信
「別人だよなぁ……」
JOKER
『サァ、ドウスル。予鈴ハ鳴ッタ。皆野トシテモ、ソロソロ教室ニ戻リタインダケドナ』
神津 樹
予鈴? 鳴った? って顔してる。
高槻 玲音
鳴ってたよ、って頷く
二宮 信
鳴ってたなぁって顔。
神津 樹
ちょっと慌ててる

二宮 信
23時だよ~と一応アナウンス。
高槻 玲音
まだいける
二宮 信
おっけ~
JOKER
では行けるところまで!
アイ
はーい! >いけるとこまで
高槻 玲音
ちなみに高槻としては「交渉がここで成立するのも決裂するのも避けたい」のでこういう対話姿勢を取ってるよ、って顔だけしとく

高槻 玲音
「俺としては一考すべき提案だと思うんだけど、今みんなちょっと冷静じゃないみたいなんだよね。だから、時間を改めて全員で話し合えないかな?
キミの言う通り、時間もないしさ」
アイ
「賛成。アイはさぁ、気に喰わねぇ奴に背中預けたかねぇんだ。
でも、ヘチナを巻き込んじまったのも、そうだ。
ヘチナを巻き込んで、色々メチャクチャにしちまったのも、アイらなんだよ」
ヘチナ
「は、波照間さん、何も波照間さんたちのせいってわけじゃ……」
高槻 玲音
「俺たちも一度、腹を割って話すべきなのかもね」
アイ
「……かもね。かもしんねぇ。
ありがと、誰のせいでもないね、そりゃそうだ」
JOKER
『焦ッタイナ』
道化は、顔をヘチナへと向ける
高槻 玲音
「チームを組むってそういうことだと思うよ、JOKER」
JOKER
『ナラ、ココデソイツノ片腕デモ吹ッ飛バシテヤロウカ』
『イクラカ、考エヤスクナルカ?』
ヘチナ
「うぇっ!? み、ミナノー?」
高槻 玲音
「……そういうことをする人は、チームに入れたくはないな」
アイ
「あぁ? チームメンバー殴る気なら、ここで交渉決裂だけど?」
高槻 玲音
「そうなると、キミとしてはチームメンバーが得られない。
どうせ、次の対戦までまだ時間はあるんだ。話し合いくらいしてもいいだろ?」
神津 樹
身構える。その背後に巨人の腕が伸びる。
アイ
ここで勢いでどちらに決めてもよいことにはならない それはそう
JOKER
『……』
『プッ』
高槻 玲音
「?」
JOKER
『ハハハハハ』
場に走る緊張の中、道化は突然身を折って笑い始める
アイ
「あん?」
ヘチナ
「……」
JOKER
『冗談、冗談ダヨ』
ヘチナ
「へ……へへ……?」
高槻 玲音
「えーっと、どのへんから?」
アイ
「はぁ???
いや分かりづれぇよ冗談。どっからなんだね」
JOKER
『物騒ナ話ノ下リカラ』
『リーダーノ言ウ通リ。ソンナ短慮ヲ働イタトコロデ、オ互イ得ルモノハ無イヨネ』
『ゴメンナ、ヘチナチャン。怖カッタカナ』
高槻 玲音
「そこはわかってもらえたようで何より」
JOKER
『何ヨリ』
道化は、皆を見やる
いや、視線はその先
黒装束
そこには、いつの時からいたものか、中庭に植えられた木の枝の上、影に溶け込むようにして黒装束
ヘチナ
「じょ、冗談きついっすよミナノー……フィヒっ」
高槻 玲音
「……なんかいるなぁ」
アイ
「うぉ。なんか居るし」
神津 樹
「誰だ」
JOKER
『面倒ナ奴モ来タ。今日ノトコロハ僕ハコレデ』
『君タチモ、色々ナ人間ニ好カレルモノダネ。マァ僕モソノ一人ダケレド』
神津 樹
良かったね好きだって
ヘチナ
「あっ、で、でもあの人がミナノーの返してくれたっす……よ」
JOKER
『アア、ソウラシイネ。ソシテソノ後……マァソノ話ハコレ以上シテモ仕方ナイカ』
高槻 玲音
「知り合い?」
JOKER
高槻の問いに、肩をすくめ
『ソレジャ』
『次ハ実リアル答エガ聞ケルト嬉シイナ』
神津 樹
「冗談だったんじゃねぇのかよ」
アイ
「そっちはガチ、ってことだろ」肩をすくめる。
高槻 玲音
「うん、じゃあ次は落ち着いて話ができるとこでね」にこー
JOKER
ふふ、と仮面の下で張り付いた表情の通りの笑いを漏らし
道化は胸に片手を当てて身を折り、優雅に一礼した姿勢のまま、するすると下がってゆく
かすかに響いたモーター音から、足にCWを履いていたことがわかる
ヘチナ
「あ……」
高槻 玲音
いつの間に!
ヘチナ
「……み、みなさんも教室もどらないと」
神津 樹
「戻る」
アイ
「ああ。また、放課後に会おうや。テリアで。
腹ぁ割って話し合う必要、ありそうだしさ」
高槻 玲音
「テリアはよくないだろ……人目あるし」
黒装束
みなさん、私のことも忘れないで
神津 樹
いたわ。
アイ
おっとあなたまだいたの
ヘチナ
なんか言えよ!
アイ
一緒に消えたかと思った 誤認
アイ
「それもそうか。じゃあいつもんとこ……、って視線」
神津 樹
「誰だよ」
黒装束
道化が中庭の片隅、もはや林のようになっている遊歩道の中へと消えると同時、黒装束は軽やかに木から降り来たる
アイ
「うぉ、居た」
黒装束
『……』
ヘチナ
「うぎょっ!?」
高槻 玲音
「あ、どうもどうもお久しぶりでーす」
黒装束
『気をつけろ』
初めて聞いたその声は、いかにも分かりやすいボイスチェンジャーを通したような、野太い声
神津 樹
「あんた誰だ」
ヘチナ
「えっ、あ……い、いや、さっきのは冗談で……」
高槻 玲音
「さあ、冗談って言うのは一言で済むからね」
アイ
「おう、誰だ。何に。あいつのティンダーの件なんね?」
高槻 玲音
「ミナノーちゃんに?」
黒装束
高槻の問いに、頷きを返す
黒装束
『あれは、影……。その思考は既に半ば人のものではない』
神津 樹
「……」
高槻 玲音
「やっぱり一筋縄ではいかないよね、カノジョ。もっと情報を引き出して、その上でこじれないように停戦したいところだ」
アイ
「人ではない……、影? 詳しく聞かせてくれよ。何が起きてんだ。皆野はどうなってる?
あれは、皆野の意思なのか?」
黒装束
『ある意味では、そうとも言える』
高槻 玲音
「ふむ?」
アイ
「ある意味では、そうじゃねぇとも言えるってことか?」
黒装束
『人が誰しも持つ、闇。それが影』
『押し隠そうと覆えば覆うほどに、その黒は色濃くなる』
『やがて地に伏せるほどになれば、いずれが影か、その境界も曖昧になる』
二宮 信
なるほどなぁ
高槻 玲音
「……今はミナノーちゃんが影で、JOKERが本体みたいなものだって言いたい?」
黒装束
『……』
アイ
「つまり……、よく分かんねぇけど、あいつは皆野の一部で、でも皆野の本心そのものじゃない?」
黒装束
『本心か……』
黒装束は、ポツリと呟き、わずか黙る
その視線は、微かに地に向いているようにも思えた
高槻 玲音
「あー……答えづらいなら、別のことに一つ、いや二つ教えてもらえる?」
黒装束
『……時が惜しい。早く言うがいい』
高槻 玲音
「キミの呼び名と、連絡先♪」言いながら自分の連絡先を表示させる
黒装束
『……は?』
わずかだが、戸惑うような気配
高槻 玲音
「いやあ訳知りっぽいからもっと話したいんだよねー。でも時間ないんでしょ? なら連絡先交換するしかないよね!」
アイ
ここで継続的に情報を引っ張り出そうとするあたりがさすがのリーダー
神津 樹
さすがだ。
高槻 玲音
本気のナンパ術
交渉において大事なのは! 緊張と弛緩! 見積もりを高めに出して目標金額の契約を取ること!!
高槻 玲音
「キミの方も俺たちに興味だかなんだかあるんでしょ?」
黒装束
『……』
しばしの沈黙の後
黒い外套の下で両腕を組み
『我が名はレオニダス』
高槻 玲音
「ふむふむ、レオニダスくん、と」
神津 樹
お、お名前ゲットだ!
黒装束
『互いの連絡については、参加者同士のDMでよかろう』
高槻 玲音
「オッケー、キミも参加者か。話が早いね」
神津 樹
(普通に参加者なのか……)
アイ
「ありがと、今ん所話ができそうだし、助かるよ」
ヘチナ
「…っす」ぺこぺこ
高槻 玲音
「俺の方は知ってると思うけど、参加者としてはリオ。そっちで検索かけてね」
黒装束
『……!』
再び戸惑うような気配
高槻 玲音
なんだこいつチョロインか?
二宮 信
お名前!
神津 樹
なんだろこの可愛い反応。
黒装束
『正体を軽々しく明かすとは……』
高槻 玲音
「どうせ知ってるでしょ?」にこー
「それに、名前を教えてくれたらちゃんと教えないと」
アイ
「え、だってペルソナ呼んじゃってたからバレバレじゃんね」
高槻 玲音
「あ、そうだ出っ放しじゃん。ごめん戻って戻って」セイレーンをしまう
黒装束
『感心せんな。欲望の戦線に立つ者なれば、永らえたくば正体を秘すことだ』
高槻 玲音
「普通はそうかもしれないけどね。俺はリターンのためならリスクも取るよ」
レオニダス
『……』
高槻 玲音
「キミは、俺のリスクを賭けるに値するリターンを持つと判断した。ただそれだけだよ」
ナンパする
高槻 玲音
というか参加者同士のDMした瞬間バレるやろ名前
遅いか早いかじゃん!
二宮 信
高槻 玲音
なんでシナリオ上で初めてまともにナンパする相手が推定男なんだ?
ヘチナ
www
高槻 玲音
いや女かもしらんが
ヘチナ
ぼ、ボイチェンだし
神津 樹
わかなんないよー中二病女子かもよー
高槻 玲音
レオニダスちゃんかー

レオニダス
『リスクとリターン。その重さを測り違えぬことだ』
『いずれにせよ』
『警告はした。彼奴と真っ当な交渉など期待せぬことだ。何より』
『近づかぬようにすることだ』
ヘチナ
「えっ」
高槻 玲音
「ふむ、そもそもそこからか。詳しく聞きたいけどDMしたら教えてくれる?」
レオニダス
『……我の気が向けば、あるいは、な』
高槻 玲音
「じゃ、キミをその気にさせるように頑張るとしますか!」にこー
レオニダス
『……』
戸惑いめいた気配
KP
その時
「誰か、中庭にいるのか!?
間も無く本鈴だ。生徒は教室へ戻ること!」
そんな声が聞こえてくる
レオニダス
『さらばだ』
声と同時、サスペンションの軋みと、モーター音と共に黒い影は去った
高槻 玲音
「またねー、レオニダスくん♪」
アイ
「あ、やっべ」
高槻 玲音
「さーせーん!」
ヘチナ
「戻るっす……」駆け足
神津 樹
全力ダッシュすりゃ間に合うだろ。
アイ
「先輩、グッジョブ!」高槻にサムズアップして、駆け足で教室へ戻ろう。
神津 樹
オレもCWで帰ろ。
二宮 信
俺も俺も
アイ
我も我も
高槻 玲音
予鈴から本鈴まで長いなこの学校
アイ
学校の規模がデカイからでは? >長い
移動に失敗する愚かな生徒がいるんですよ
高槻 玲音
予鈴守らなくなるやーつや
神津 樹
うっかり遠くに行ってる生徒向けか。
KP
唐突な出来事の連続だった
皆野の変貌と、黒い影の警告
影という言葉
それらについても、マークや南条ならば、わかることもあるのだろうか
高槻 玲音
さっそくレースのページでレオニダスとJOKER探してチェックしてそう
KP
レオニダスとJOKER当たるなら、あっさりランキングで見つかります

KP
というわけで、本日はこれまでにしておこう
高槻 玲音
ありがて~ おつかれさまっした
ヘチナ
お疲れ様でした!
アイ
ありがとうございましたー!
二宮 信
お疲れ様でしたー
高槻 玲音
なんか高槻ナンパオンステージみたくなってすまねえ 出しゃばったわ
ヘチナ
助かったぜパイセン!
KP
リーダーのリーダーたる所以
アイ
高槻くん冷静に話を持っていってくれて助かりました! 動きがとにかく冷静なんだ
高槻 玲音
冷静で口のうまいやつもう一人連れてきてくれ……
二宮 信
助かる……
私は無理
アイ
冷静で口のうまい担当が高槻先輩しかいない
ヘチナ
コミュ障には難しい
アイ
キャラがそれぞれ違ってバランスがいいということは、それぞれ別の役割を担える人がいないのだ
神津 樹
ところで第三話ってまだ続いてるのかな。
KP
それなんだけど
この後多分
・マークや南条に聞く
・DMでレオニダスに聞く
・お互いのことを見つめ直す
とかやるでしょ、多分
高槻 玲音
やるやる
アイ
やりますね
神津 樹
まだ続いてていい感じかな。
了解。
KP
そこで、シャドウの存在なんかに触れて、第三話エンドで精算にしようかなと
高槻 玲音
また夜個人パートでも挟まる?
神津 樹
ヘチナちゃんはありそう。
高槻 玲音
あ、あと黄巾党のリーダーを突撃! は次の話になるのかな
アイ
なるほどなるほど>シャドウの存在なんかに触れて
張角
張角突撃されんの!?
ヘチナ
インタビューだ
神津 樹
人数問題とか聞きたいし。
高槻 玲音
なんかしそうな人がいた
アイ
そりゃ聞きたい事まだありにけりですもの
あ、ところで終了ということは各々自由解散してもいいですかね?
神津 樹
RP入らなくてもいいけど訊きたいことはあるってことだなー。
張角
大変だ、ゴローちゃんのスクショ集めておかなきゃ
神津 樹
RP入れる気満々だな。
KP
アッハイ
本日はもうおしまいでーす
高槻 玲音
じゃあの
アイ
体調悪い人お大事に
二宮 信
はい!
KP
おちかれさまでした、お大事に~
ログ取り侍

コメント By.神津 樹
真意を探る言葉。
彼女は彼女か。その言葉は真実か。

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』3-1

「ほう……埴輪のプリンスさま! か……」

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』1-5

「ここじゃ、逃げ場もない。呼んでも人は来ない」

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』2-11

「??? 皆さん、何してるっすか」
「見たきゃAR切れよ」