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こちらには『アレキの心音』
のネタバレがあります。

本編見る!
牧志 浩太
まだ時間があるなら、言われた資料を確認する。
KP
▼では、〈目星〉もしくは〈図書館〉をどうぞ。
KP
※ぶっちゃけここは気軽に選んでいい。
牧志 浩太
別情報?
KP
成功しても失敗しても、出てき方が変わるだけ。
ってたまにはぶっちゃけないと、なんでもかんでも〈目星〉で解決しちゃうからな。
牧志 浩太
ですねぇ。〈目星〉が同時にあるとつい確実な方選びたくなるから。特に今時間がないし。
失敗しても希望の情報を黄玉さんに言えば出して貰えます。
牧志 浩太
1d100 85 ではせっかくだから〈図書館〉 Sasa 1d100→ 78→成功
KP
黄玉は手術の準備、佐倉は地図の確認と経路の組み立てを行う間、あなたは多数の資料の中から、めぼしい情報を見つけ出す。
【ミ=ゴ(ユゴスよりのもの)について】
【PSI研究について】
【マホロバPSI研究所の研究員名簿】
が現状に関係ありそうだ。
牧志 浩太
研究員名簿から先に読もう。
下から順に、時間のある範囲で読んでいく。
【マホロバPSI研究所の研究員名簿】
その中でふと少女の写真が目に留まる。銀髪に赤い目をしたアルビノのロシア系少女だ。
名前には「スヴェトラーナ・テレシチェンコ」とある。年齢は14歳。
「PSI研究所被験体と思われる」と手書きのメモが添えられている。
牧志 浩太
「被験体……」
辛いな。もし捕まってるんなら助けたいけど、突入から脱出まで20分だ。きっと、時間がない。
せめて佐倉さんの時のように、扉を開けるくらいはしておきたいな。

その顔と名を覚えておくよう、じっと見る。
牧志 浩太
そういえば、どうして佐倉さんの檻の扉は開いていたんだ?
もしかして、その子が開けてくれたんだろうか……。そんな脈絡のない想像が頭をよぎった。
牧志 浩太
佐倉さんが目にしたという男の姿は名簿にあるだろうか?
KP
外部の協力員としてその名と顔が載っている。
だが病院名はネットなどで調査しても出てこない。
牧志 浩太
少女の名前についてネットで検索して、出てこなければ、さっと【PSI研究について】の資料に移る。
KP
少女については情報がない。
だが、ただの被験者がこういった資料に記載されているのは、少し違和感があるかも知れない。
牧志 浩太
さっきの子は研究者名簿に載ってた。協力してるか、させられているのかもしれない。
そうなると、そういう人達が敵に回る可能性も考えなきゃいけないな。
【PSI研究】について
牧志 浩太
「……」
超能力。
一時期流行ったオカルトの一分野、って印象だ。
僕も昔そういうのにハマったことがあるけど、結局何も起こらなかった。

登録されてる、ってことは、本当にそういう能力を持った、それか、持たされた人がいる、んだろうな……。
牧志 浩太
考えないようにしよう。
牧志 浩太
超能力のために人間の心臓差し替えるのもよく分からないけど、臓器移植すると記憶や感情が移るなんて噂もあるもんな。
そういうのを狙ったのかもしれない。
牧志 浩太
超能力の詳細や、あそこにいる能力者の一覧などは載っているだろうか?
KP
あくまで名簿なので、超能力については記されていない。
また、能力者らしき人間で載っているのは彼女だけのようだ。
佐倉 光
「……っぐ」
KP
佐倉が地図の上に突っ伏してうめき声を上げた。背の結晶が音を立てて伸びてきている。
それは人間の体の中で、何か別の命がもがいているようにも見えた。
髪とは別に首筋から黒い毛が伸び、馬のたてがみのようだ。
首が僅かに伸び始めているようだった。
牧志 浩太
「くそ……、」
佐倉さんの中で、何か別のものが蠢いているのが、見えた。
佐倉さんがいまにも、別のものに喰われようとしている。

今にも佐倉さんの胸を開いて、その悍ましい心臓を握りつぶしたかった。
KP
暫くすると変異は収まる。
少し骨格に歪みが出ているように見えた。
佐倉 光
「……ある意味……ラッキーだな。これで暫くは落ち着く」
牧志 浩太
「そうか……。落ち着いてよかった。急がないとな」
佐倉さんの身体が少しずつ異なるものに変じつつあるのが、もう外から見ても明らかだった。
骨格が歪み始めている。
牧志 浩太
時計を確認する。
まだ時間があるようなら、【ミ=ゴ(ユゴスよりのもの)について】を読む。
【ミ=ゴ(ユゴスよりのもの)】についての解説。黄玉の正体に関わる話が読める。
牧志 浩太
ちらりと黄玉の方を見る。
あれは本当の姿じゃない、か。
そんな気はした。
対話して協力してくれているのに感謝するしかない。
牧志 浩太
もう一度時計を見る。
他に見られそうな資料や、使えそうな道具はあるだろうか?
KP
ここで見つかるものは見尽くしただろう。
牧志 浩太
「黄玉さん。もし佐倉さんの心臓が他の人やその鳥に移されていたら、その人なり何なりごと連れ帰ってくればいい?」
KP
「そうですね、もしその場合はそれで結構です。
ですがシャンタク鳥を連れ帰るのはなかなか難しいでしょうね。
なにしろ騎乗できるほどに巨大な生物でございますから。
研究所として使われている船がこれほどの規模であるのも、
シャンタク鳥が研究対象であるためかと思われますよ」
佐倉 光
「ああ。やたらと大きな『飼育室』があるのはそのせいか」
KP
「おそらくは。間違っても近づかない事をお勧めいたしますね」
牧志 浩太
「そういうことか……。この銃が効く相手じゃない、ってことだな?」
KP
「効果は期待できません。これで立ち向かうのはお勧めいたしませんね」
牧志 浩太
地図を一瞥して、大体何があるのかだけでも確認する。
KP
大雑把な方向くらいは確認ができるだろう。
牧志 浩太
「そうか、分かった」
大雑把な方向と、船内にある主な施設を頭に入れておく。
牧志 浩太
改めて時間を確認する。
もうあまり時間がないようなら、今度こそ外に出よう。
KP
そろそろ着港時間だ。
出発した方がいいだろう。
牧志 浩太
「それじゃ佐倉さん、行ってくるよ。絶対に戻る」
決意を込めて笑った。
佐倉 光
「ああ。牧志ならいつも何とかしてくれるもんな」
KP
佐倉は胸元に手を当て頷いた。
牧志 浩太
「そうだよ、俺は佐倉さんを助ける、佐倉さんは俺を助けてくれる。

いつも通りだ」
曖昧に笑っていた口角が引き上がる。いつものように、笑う。
佐倉 光
「だな!」
KP
自分にもできる事がある、と知ったためか佐倉は嬉しそうに笑った。
KP
佐倉は脂汗を流していて、ただ座っているだけでも辛い状態のようだ。
だが親指を立ててにっと笑って見せた。
佐倉 光
「頼んだぜ、相棒」
牧志 浩太
「ああ。こっちこそ頼んだ、相棒」
にっ、と笑い返して親指を立てた。

牧志 浩太
外へと出る。
まずは船の位置と、周囲にいる人間を確認だ。
KP
暗く静かな埠頭には波の音だけが響いている。船はまだ到着しておらず、ここには他に人間はいないようだ。
あなたは物陰に身を潜めながら七ヶ扇船を待つ。

そうして時刻通り、七ヶ扇船は黒々とした海を割ってゆっくりと帰港した。
夜の帰港だというのに船周りの明かりは乏しく、船から降りてくる人数も少ない。
食料や資材の軽い補給のために帰港したようだ。
牧志 浩太
巨大な船の威容が闇に浮かんで、それだけでこちらを圧倒してくるようだった。
拳を意識してぐっと握る。圧倒されるわけにはいかない。
KP
『マキシさん、今ので降りる研究員は全員です』
黄玉の声がインカムから聞こえた。
牧志 浩太
『分かった。今から入る』
地図で見たルートを使って潜入する。

KP
白で統一された船内は明かりこそ点いているものの、ゾッとするほど静まり返っている。
研究員の存在を警戒していたが、人の気配というものすらなかった。
そんな不気味な空間には、顔を顰めたくなるほどの消毒液の匂いが充満していた。
残念ながら研究室と保管室は結構距離が離れている。
佐倉 光
「研究室と保管室。どっちに行く」
KP
インカムから佐倉の問いかけが聞こえた。
牧志 浩太
「……」一瞬耳を澄ませ、どちらかから物音や声がしないか確認する。
KP
船の中は静まりかえっていて、扉にも名前の記載などはない。
佐倉 光
「そっちで判断材料がないようなら、まず研究室に向かってくれ。そっちの方が近い。
まず入り口を背に右方向だ」
牧志 浩太
「分かった。研究室に向かう」
考えている暇はない。すぐにそう返答して指示されるまま進む。
KP
探索順決まってたので慌てて誤魔化すKP!
牧志 浩太
おぉっとなるほど!
フォローありがとうございます

KP
インカムから聞こえる佐倉の指示に従って廊下を進んでいく。
各扉には部屋名の記載などは一切なく、研究員以外が出入りしないのであろうことが伺えた。
2分程度歩いただろうか。
佐倉 光
「右の扉が研究室だ」
KP
目の前に今までの扉と変わらず特徴のない扉があった。
牧志 浩太
時間がない。銃を構えて突入する。
KP
右の扉を押し開く。幸い室内にも人の気配はなかった。

踏み入れば、白く広い部屋が広がっていた。
部屋の中央には大きな理科用実験台が置かれており、パソコンなどのほか、様々な実験器具や大小様々な機械が所狭しと並べられている。
部屋の壁側には多くの瓶がしまわれた薬品棚のようなものや資料棚なども見て取れた。

心臓がありそうな所と言えば、雑然と物が置かれた理科用実験台と薬品棚くらいか。

▼どちらも調査技能は〈目星〉
牧志 浩太
実験台から先に素早く見回す。
1d100 98〈目星〉 Sasa 1d100→ 16→成功
KP
手当たり次第にクーラーボックスを開けたり保管場所の資料がないかを探す。
だがそれらしきものは見当たらない。ここにはないようだ。
だが丁度手元にあった手書きの書類が目についた。
〈レビテーションの開発〉
今回の事件の起点らしい情報が記されている。
牧志 浩太
「くそ、そういうことか」ざっと書類の裏面を見て、何もなければ薬品棚に視線を移す。
KP
多くの瓶がしまわれている棚だ。
瓶の中に入っているものは色のついた液体だったり、何かの塊、植物……と、統一性はない。

〈目星〉をどうぞ
牧志 浩太
1d100 98〈目星〉 Sasa 1d100→ 90→成功
KP
さすがでございます。
KP
棚を開けてそれらしい瓶がないかを探す。だがここにはないようだ。
次の場所を見ようと踵を返そうとした時、ふと棚の中に置かれている鍵が目についた。
タグもなにもついていないが、比較的新しいもののように見える。
なんの鍵だろうか。
KP
この部屋にはほかにめぼしい物はない。他の場所を探すべき時のようだ。
牧志 浩太
瓶に隠れた鍵の、その先が瓶に映った、微かな微かな光の反射を眼がとらえた。
鍵を取り、部屋を出る。

牧志 浩太
『研究室に心臓はなかった。奴らの目的は分かったけど、それは終わってから話す。

鍵を見つけた。
見取り図に施錠されてそうな所、あるか?』
佐倉 光
「わかった。鍵か。見取り図からだけじゃ分からないな」
KP
鍵のサイズは小さく、おそらく扉の鍵ではない。何かの棚などのものだろう。
この広大な船の中で該当するものを時間に限りのある中で発見するのは、奇跡の力が必要ではないだろうか。
佐倉 光
「予定通り、保管庫へ誘導する」
牧志 浩太
「ああ。ごめん、この鍵たぶん棚か何かのだな。
頼む。この鍵に関わってる暇はなさそうだ」
KP
残り時間が15分を切った。
KP
あなたはそのまま指示を聞きながら廊下を移動する。

【幸運】をどうぞ。
牧志 浩太
1d100 60 【幸運】 Sasa 1d100→ 63→失敗
牧志 浩太
あらら
KP
前方のドアの向こうから物音がする。誰かが出てくる。
あなたは咄嗟に近くの扉のドアノブを掴み、中に隠れる。
しかし扉を閉じた音が響いた。
追加で【幸運】判定をどうぞ。
★ 0 → 1
牧志 浩太
1d100 60 【幸運】 Sasa 1d100→ 59→成功
KP
研究員は遠ざかっていく。
少しの間息を潜めてからまた廊下へ出ていくことが出来た。
牧志 浩太
胸の中で心臓が激しく跳ねる。
くそ、時間がないっていうのに!
KP
廊下は真っ白で扉にも特徴がなく、方向感覚を狂わせられる。
あなたとともに息を詰めていたらしい佐倉がほっと息を吐いた気配を感じた。
佐倉 光
「方向の確認をしよう」
牧志 浩太
「ああ。方向を間違えたら致命的だ」

KP
また暫く廊下を進んで行く。
インカムからの指示に従って辿り着いたのは、最奥の部屋の前だった。
牧志 浩太
あの調子だと、この中に人が集まっているかもしれない。
背後を一度窺って人がいないことを確認してから、銃を構えて突入する。
KP
中にはやはり人の気配がない。
白で統一された室内には、整然とカプセル型の透明な装置のようなものが複数並べられていた。奥には扉がもうひとつ。

装置の中は青色の液体で満ちており、それぞれに薄ピンク色の何かが収められている。
一体なんだろうかと目を凝らしたあなたは、それらが全て人間、もしくはなんらかの生物の切り取られた内臓器官だと気付くだろう。
そしてそのどれもが、僅かに脈動していた。まだ機能しているとでも言うのだろうか。
KP
▼《SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1
牧志 浩太
1d100 55 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 62→失敗
SAN55 → 54
牧志 浩太
「……!」
その光景は衝撃的だった。なにより、それがまだ脈動していることが。
その中に見たことのある人間の内臓のかたちがあって、それが、あるべき個人から切り離されたまま、ただの物のように、まだ生きて、生かされているのだろうということがだ。
牧志 浩太
「佐倉さん、……内臓が保管されてる。生きてる。奥にもう一つ扉がある」
言いながら視線を走らせ、心臓を探す。
KP
少なからず動揺しつつも心臓を探すあなたの前方でキィ、と扉の開く音がした。
弾かれるように顔を上げれば、奥の扉を開いた白衣を身に纏った研究員らしき男が一人。
男は小さな白い箱のようなものを手に持っている。
箱の中にもカプセルと同じように青い液体が満ちており…、そしてそこには、僅かに動いている心臓がひとつ。
そして「TADANO」と描き込まれたラベル。

ひとつ間を置いて男はあなたに気付くと目を丸くし、「ここで何をしている!」と大声を張り上げながら、扉の近くにあったスイッチのようなものを押し込んだ。
途端、船内に警告音が響き渡る。
KP
同時、イヤホンから佐倉の声がする。
佐倉 光
「牧志ッ! どう……」
KP
声は不意に途切れ、苦悶のうめき声と叫び声、そしてガシャンと何かを倒したような音が聞こえた。
『サクラさん』
黄玉の声が聞こえたと同時、イヤホンに酷いノイズが入ってブツンと音を立て沈黙した。

男は踵を返して扉の向こうへと走って消えていく。
その間も絶えず響く警告音に、複数の人間がこちらに向かってくる慌ただしい足音が聞こえていた。
牧志 浩太
「見つけた!」
それだけ叫んで、扉の向こうへ飛び込む男を追いかける。
生えるシナリオ
牧志 浩太
ひどい展開のシナリオ、クローズドでほぼ一本道なので、判定などはアドリブ気味ですが割と回せそうな感じになりました。
牧志がひどいことになるのを佐倉さんが見せつけられる話です。置き向け。
KP
はやいwww
おっなんですか、ホットな内にこの次にやっときます?
回復シナリオも気になるんだよなぁー
牧志 浩太
差し支えなかったらこの先にやっちゃいますか。ホットだし。
それでもし残ダメージ強めだったら回復シナリオというのもありかも。
KP
それじゃお願いします!

KP
あなたは追手の研究員たちから逃げながら男を追わなければならない。
又、船がゆっくりと動き出していることに気付くだろう。恐らく来た道を戻ったとて入ってきた場所からは出られない。
とにかく箱を持っていた男を捕まえるべく、部屋を出てすぐの場所にある階段を駆け上がっていくことになる。
◆逃走・追跡ルール
牧志 浩太
ラウンドの流れがわかりやすく整理されていてありがたい

牧志 浩太
男を追いかけようとしたとき、振動が身体を揺さぶった。
地震。いや、違う! 船が動き出している!

とにかく、あいつを捕まえなければならない。
何もかもそこからだ!
牧志の銃撃は成功。追跡を邪魔される事はない。
牧志 浩太
あらゆる力を振り絞り、わき目もふらず、必死に追いかける。
切れる息も苦痛も何もかも思考から追いやる。

一瞬振り向いて銃を向ける時だって、躊躇いはなかった。
躊躇いなど思考に浮かべている暇はなかった。
KP
行く手に現れた研究員達を、あなたはためらいなく撃つ。
道を阻むものはない。白衣の背をひたすらに追う。

KP
2T目!
牧志の銃撃は成功。追跡を邪魔される事はない。
牧志 浩太
分かってるのか、分かってないんだろうな、それはただの物じゃなくて佐倉さんっていう個人の心臓なんだ。
そんな当たり散らすような脈絡のない思考まで、全部目の前にぶつける。
KP
あなたは邪魔をすべく現れる研究員たちを撃ち倒し、さらに距離を詰める。
あと少しで手が届きそうだ!

KP
3T目。
牧志の銃撃は成功。追跡を邪魔される事はない。
KP
あなたは男を見失うことなく、息を切らしながら走り、やがて甲板へと出る。

真っ暗な夜の海をゆく船上で、あなたと男は対峙することになるだろう。
男はあなたが箱……心臓を狙っているのだと気付いたらしい。持っていた箱をぐっと抱え込むと口を開いた。
「“これ”は唯一の成功事例になり得るものだ!」
牧志 浩太
「何が成功事例だ……! あれは人を人でなくすだけだ!」
KP
「どうやってこの船のことを知ったのか分からないが、お前をここで始末すれば済むこと……!」
男がそう言うと同時、暗闇に包まれていた甲板に四方から眩い照明が差す。
牧志 浩太
「ぐっ……!」
思わず一瞬、光に視界が眩む。
KP
そこには巨大で奇妙な生物がいた。
それは象以上にとてつもなく大きな体を持ち、曲がりくねった頸に繋がる頭部は馬に似た形をしている。
全身には羽毛の代わりに鱗が生えており、光を反射して黒い煌めきを発していた。
翼は皮膜が張られたコウモリのそれに似て、しかし霜と硝石にまみれている。

黄玉がラボであなたに見せた絵──あの不快で胸の悪くなるような、一対の翼を持った悍ましい生き物。
それが今、目の前に顕現していた。


神々の始祖と言われる白痴の魔王、彼に奉仕する下級種、シャンタク鳥を目撃した
▼《SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1d6


牧志 浩太
1d100 54 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 9→成功
牧志 浩太
それは、本当に目の前に存在するとは到底思えない、不快で、奇妙で、受け入れがたい生き物だった。

それが今、目の前に自らの実在を高らかに知らしめていた。

一瞬目眩がしそうになった。視覚が聴覚がそれを拒否しようとしている。
怯むわけにはいかない。怒りで思考を塗りつぶす。
牧志 浩太
「……!」
声にならない声で叫んで、男から心臓を奪い取ろうとする。
KP
「シャンタク鳥!」
男が名を呼べば、シャンタク鳥はすりガラスをひっかくような声で大きく啼いた。
そしてあなたの目の前にもう一体舞い降りると、耳障りながらがら声を上げる。
KP
天高くに響いた咆哮に似た声は、やがて仲間を呼び寄せる。
ばさばさと悍ましい翼を羽ばたかせる音が暗闇からいくつも聞こえ、やがて何匹ものシャンタク鳥が姿を現した。
彼らは船上を飛び回り、ぎらりとした敵意を持った目で獲物であるあなたを見下ろす。
少しでも動けば襲い掛かってくるだろう。
牧志 浩太
「くそっ……!」
もうすぐなのに。手が届いたのに。
目の前に求める心臓があるというのに、動くことさえできない。
KP
あなたを嘲るように男は笑い、箱を持ったままシャンタク鳥の背に乗った。
背に男を乗せたシャンタク鳥はそのまま飛び上がる。
通信は相変わらずうんともすんとも言わない。
周囲には一人では敵う筈もない異形の化け物たち。
目的の心臓も天高くに持ち去られた。
牧志 浩太
どうすればいい。どうすればいいんだ。何かないのか。
周囲に目を走らせても、あるのは化け物の翼ばかりだった。

心臓が、手が届いたはずの心臓が空高くへと持ち去られていく。
もう、手が届こうはずもない。
KP
異形たちは値踏みするようにあなたを見ていたが、飛び立った一匹が船と距離をとったところで、一斉にあなた目掛けて飛び掛かってくる。
その速度は並の人間では避けることのできないものだ。

絶望的な状況。
反撃の一手もない。

──あなたが独りであったのなら。

KP
異形の攻撃があなたに触れそうになったその瞬間、その場に突風が吹き荒れる。
あなたを中心として……否、あなただけを守るように巻き起こった風は、異形の者たちを吹き飛ばした。

「牧志!」

声が聞こえる。
酷く耳に馴染む声が。
牧志 浩太
「佐倉さん!」
状況を把握する前に、認識する前に、視認する前に、声が届いた。
状況を把握する前に、認識する前に、視認する前に、その声に、応えた。
牧志 浩太
来てくれたのか!
声のする方を見る。
KP
そちらへ目をやれば、そこには黒いしなやかな体躯に鱗が無数についた、巨大な生物。

シャンタク鳥によく似ていたが、背に生える翼は深い赤に煌めいていた。
どこか半端に人の形を残した一本足のその生物は、見るに堪えない悍ましいもの……本来であれば、そうなのだろうけれど、不思議とあなたはそれに恐怖を覚えなかった。

黒い皮膚に侵食されつつある顔は、その口から発される声は、他の何よりもあなたが信じてやまないものだったからだ。
佐倉 光
「乗れ!」
牧志 浩太
深い赤に煌めく翼を宿したその生き物は、半端に人の形を残している分、
崩壊しつつある人間を目にした時特有の、理由のない嫌悪を本能にもたらした。

それでも心は、何一つ恐怖も嫌悪もしていなかった。
それが、『佐倉さん』だったからだ。
『佐倉さん』の声と心で、俺を呼ぶからだ。
牧志 浩太
「ああ!」
駆け寄り、その背にしがみつく!
KP
佐倉は異形の前足であなたの手をとって背に上るのを助けると、甲板を蹴って飛び上がった。
KP
こんな状態になっても、諦めるどころか、二人手を取れたことに希望を見いだしてしまうのだ、諦めの悪いことに。
KP
いつか終わりはくるのかもしれない。
いつか別れはくるのかもしれない。
それでもそれは今日ではないことを、あなた方は確信しているだろう。いつものように。
牧志 浩太
そう、いつものように。
二人に戻れたこの瞬間だけで、絶望という選択肢が、頭の中から消えてなくなってしまうのだ。
佐倉 光
「俺、飛んだことないからさ!
酔ったらごめんな!」
牧志 浩太
「大丈夫、頑張る! 佐倉さん、行こう!」
佐倉 光
「おう!」
牧志 浩太
ああ~ やっぱりこういうところ、この二人でやってよかった気がします
姿がどうなっていようと、そうやって呼び合えればいいっていうのが際立つ。
KP
『手を取る』『名前を呼ぶ』が随分強い要素になりましたね。
牧志 浩太
ですね。『手を取る』『名前を呼ぶ』が随分象徴的になった。その二つができれば彼らなんだろうっていう。

KP
濃紅の翼が風を捕まえ滑空する。

あなたの手の下で、佐倉の肉体は音を立てて変異し続けていた。人の痕跡を残す頭に、続く長い首に、輝く鱗が這い上がっていっている。
人間の核たる脳が冒されるのも、時間の問題だろう。

佐倉は自分の体を支配しようとする力を御し、飛び続ける。
ふらついていた飛行が安定してゆく。
人間としての存在が薄れ、化物と化してゆくほどに、心臓への距離は縮まってゆく。
KP
ザッ、とインカムからノイズが聞こえた。
『マキシさん。聞こえていますか?
サクラさんとは合流できたようですね』
牧志 浩太
『ああ。合流できた』
応えて、まっすぐに前を向く。
もはやあるのは怒りではない。取り戻すという決意だけだった。
そういえばあの時も佐倉さんは、俺を取り戻すために空を駆けてくれた。
KP
飛んだことあったね。
まあほら『こんなふうに飛ぶのは初めて』だから!
牧志 浩太
ま、まあこんなボディで翼で空を飛ぶのと、人型のまま靴で夢の中を飛ぶのは違うとおもいますし!
KP
『安静にしていないと浸食が進んでしまうというのに、聞く耳持たずでしてね。
船が出港するや、まだ翼が出来上がってもいないのに飛び出していきましたから』
牧志 浩太
『そうだったのか。でも、今はそれで助かったよ。
何せその時、俺は絶体絶命だったから』
KP
『まったく』
その声にはいつも通り表情はないように思われた。
KP
『再三申し上げております通り、残された時間は多くございません。
サクラさんの首に黒い箱があるのは確認できますでしょうか』

あなたが掴まっているのは丁度肩近くの鬣部分だ。
ちょうど首飾りのように黒いベルトが巻かれており、小さな箱がひとつ括りつけられている。
牧志 浩太
『ああ。見えた』
KP
『わたくしが人間体でも使用できるよう改造を施した、
電気銃と噴霧器の機能を兼ね備えた拳銃が入っております。
右を押しながら発砲すれば電流、左を押しながら発砲すれば霧といった機能を備えております。
上手くお使いになってくださいませ』
牧志 浩太
『分かった、ありがとう! 確認する!』
風に煽られ首にしがみつきながら、黒い箱へと手を伸ばす。
KP
黒い箱を開いてみると、中には小型の黒い拳銃が一丁入っていた。

手に取ってみると金属特有のひやりとした感触がし、銃身には小さなワイヤーのようなものが巻き付いている。
トリガー部分にはスイッチのようなものがついており、右が金に、左が銀に僅かに光っているのが分かる。
牧志 浩太
ずしりと重い鉄塊を手に取る。
一度触れたことのある形は、あの時とは違ってひやりとしていた。
牧志 浩太
『ありました。
どっちも押さなければ、普通に弾が出るんですか』
KP
「どちらかを押す事でセーフティが外れて使えるようになります。
あとはボタンで切り替えですので、使える効果は二種類です。

電撃は連射が効きませんが、麻痺効果があります。
噴霧は装弾20発で連射が可能です。広範囲に氷結の効果があります」
牧志 浩太
『ああ、そういうことか。分かりました』
ボタンの位置を確認し、銃を片手でしっかり握りながら視界を引き上げる。

あいつは、どこだ。
KP
逃げ去るシャンタク鳥はまだ遠いが視界からは消えていない。黒い尾が鞭のようにしなって、暗い空でも場所がわかる。
KP
黄玉の説明を聞いているその間、背後から追ってくる気配が複数ある。
先程佐倉が吹き飛ばした別のシャンタク鳥たちが、あなたたちを追ってきていた。
協力
牧志 浩太
黄玉さんがすごく助力してくれるもので、交渉モードが半端に抜けて口調がごちゃごちゃになる牧志。
KP
黄玉「がんばれー(アレキサンドライトもどき抱えてペンライト振ってる)」
ちゃんと包帯でガードしてくれてたから状態のいい大きい石が大漁でホックホク。
牧志 浩太
やったぜ協力を引き出す材料がいっぱいだ。

佐倉 光
「牧シ。いけルいケル」
KP
佐倉の声も徐々に侵食され、発音やトーンがおかしくなってきていた。
けれど“いける”と断言したその言葉に、共にあることでの確信を感じとる事ができるだろう。
牧志 浩太
人のものではなくなりつつある声に、喉まで侵食されてきているのだと分かる。

脚の下で躍動する鱗はもう、人の形をしていない。
呼ばれる名ですら、同じ響きではない。

それでも、そこにいるのは佐倉さんだ。
共にいてくれることがその証拠だ。
牧志 浩太
「ああ。行ける」
視界上の一点、逃げ去る心臓を見据える。
▼空中チェイス
あなたたちは追ってくるシャンタク鳥たちを撃墜、あるいは振り切りながら、前方を飛ぶシャンタク鳥に追いつき心臓を奪還しなくてはならない。
KP
というわけでチェイスです。
初期配置は以下の通り。
鳥牧□心□□□□□□
牧志 浩太
いえーいチェイスだ。頑張る。
ルール周りの説明が入ります。
KP
条件分岐が多いから情報多いけど、そんなに難しくはないと思います。
とはいえ、マップ管理はココフォリアなんかでやったほうがいいかな?
牧志 浩太
直線(現在位置だけ)だからDiscordだけでも大丈夫かな? と思います。
牧志 浩太
ふむふむ。

佐倉さんも前方の鳥も基本速度は同じ(1マス)で、攻撃を命中させて前方の進行を妨害しつつ、〈心理学〉でこちらの成功率を上げて追いつく感じですね。

両方成功だと追いつけないから、結構出目がシビアな感じですね。頑張る!!
KP
そんな感じです。
大丈夫じゃないかな?(管理は)
では、チェイスを開始します!

KP
あなたの銃口の先には心臓を持ったシャンタク鳥が飛んでいる。

あなたのターン。銃をどちらに向けて撃つ?
このバトルにおける射程は無限だ。
牧志 浩太
「離されるわけにいかない、佐倉さん、後ろ頼む!」
牧志 浩太
前方のシャンタク鳥に電気銃を放つ。
牧志の攻撃は成功。シャンタク鳥に麻痺によるデバフが入る。
佐倉 光
「ヨし!」
KP
佐倉はあなたの攻撃が当たったと見るや力強く一度翼を打ち振るう。
佐倉 光
1d100 70 Sasa 1d100→ 60→成功
鳥□牧心□□□□□□
一マス進行します
佐倉 光
「俺ガ殴ると、やりスギるかもしれなイ」
牧志 浩太
「そうだな、前は俺に任せて」
鱗に覆われた佐倉さんの首を撫で、頷く。

視界の中で前方の鳥が近づいてくる。
激しい風と翼の音が身体に吹きつける。
KP
佐倉の攻撃は発生せず。
敵シャンタク鳥の滑空判定。
KP
失敗
KP
おっと。後ろはうまく風をとらえられなかったみたいだ。
後ろの攻撃は発生しない。
牧志 浩太
やったぜ。
牧志 浩太
むむ、これ後ろの鳥が進行してくる方が後だから、隣にいる状態で先に進むと後ろから来たやつに無条件で攻撃されちゃうんだな。

今回は前方に麻痺3ラウンド成功しているから結果オーライだけども。
麻痺した前方のシャンタク鳥は滑空に失敗。
KP
えげつないぞ麻痺!
牧志 浩太
ありがとう黄玉さん!

KP
2T目!
牧志の攻撃ターン。
牧志 浩太
1ラウンド2回の武器で、1回目の攻撃対象を前方、2回目を後方にすることはできますか?
KP
なるほど。ok。
アカンとは書いておりませんし。
牧志の攻撃は成功。
牧志 浩太
尾を振りながら前方を飛んでいく鳥の尾を狙い、氷柱を放つ。
空を飛ぶ以上、重量バランスを狂わせれば足止めできるはずだ!
KP
あなたが放った冷気は、先を飛ぶシャンタク鳥の尾の先に氷の塊を貼り付けた。
前のシャンタク鳥が叫び声を上げてバランスを崩す。
牧志 浩太
2回目。
振り向くと同時にトリガー、後方の一塊に向かって冷気を放つ。
牧志 浩太
1d100 81 〈拳銃〉 Sasa 1d100→ 95→失敗
牧志 浩太
あぶねぇえええ! ファンブルしなくてよかった!
KP
よかった!
牧志 浩太
「!」
振り向いて放とうと上体を上げた瞬間、風が吹きつけて身体が煽られた!
牧志 浩太
「わっ……!」
咄嗟に太い首へしがみつくも、冷気はあらぬ方向へと飛んでいった。
身体の下で、佐倉さんの全身を覆う筋肉が躍動する。
これが、人より遥かに強力な生物の存在感。
KP
佐倉は好機を逃がすまいと、風をとらえるべく翼を広げている。
佐倉 光
「掴まっテろ!」
牧志 浩太
「あ、ああ!」
佐倉 光
1d100 80 Sasa 1d100→ 96→致命的失敗ファンブル
KP
まじでぇ!?
牧志 浩太
なんとぉ!?
KP
やばいなこれは。
鳥牧□心□□□□□□
KP
牧志の好調がー!
牧志 浩太
行けると思ったらこんな所ですかさずファンブルとは!
初期状態に戻っただけだしまだ行ける行ける!
佐倉 光
牧志は掴まっているから大丈夫。
そう考えようとしたのだが……
騎乗者の揺らぎに慌てて滑空を中断して思わず羽ばたいてしまった!
牧志 浩太
「ご、ごめん……!」
佐倉 光
「あっ、くソっ! ごめン!」
牧志 浩太
「だ、大丈夫! まだ行ける!」
慌ててしがみつき直す。
KP
後ろに追跡者の気配が迫る。
佐倉 光
「手を放スな!」
KP
佐倉は叫んで尾を打ち振るう。
KP
佐倉の攻撃ターン。
んー。マップ的には下がれないけど、飛んでるわけだし
当たったら下がっても良いとします。
牧志 浩太
ありがとうございます。
佐倉 光
1d100 70 Sasa 1d100→ 16→成功
鳥□牧□心□□□□□□
KP
佐倉の体が大きくうねる。
そして背後から怪物達の叫び声が耳をつんざいた。
後ろのシャンタクの滑空判定!
KP
成功
鳥牧□心□□□□□□
なんと二匹が攻撃でファンブルで同士討ち。一匹の攻撃は命中で佐倉に12ダメージ。
佐倉 光
HP 50 → 38
牧志 浩太
あ、そういえば前の鳥に攻撃したときにダメージは入るんでしょうか。
KP
あー、一応発生するか。
ただほぼ無意味、と考えて下さっていい。
KP
あなたが今までに命中させた弾丸は、シャンタク鳥たちの飛行の邪魔はできるものの、傷をつけられているようには見えない。
シャンタク鳥の装甲と銃のダメージについての話。
シャンタク鳥に傷を負わせるのはとても難しい……すると、今シャンタク鳥の体になりかけている佐倉の装甲は? 無論あるのだ。
KP
あぶない! 三匹にボコられたら死ぬわーと思ってた!
ナイスツッコミです!
修正。
佐倉 光
HP 50 → 47
牧志 浩太
そうそう、これ後ろの攻撃止めないと普通に死ぬしそうすると前の鳥には追いつけないしキツいな!? 
と思ってたらそうだよな装甲あるよなって。危ない危ない。
KP
と、バラしたので佐倉への攻撃以外は命中判定だけしようかな。
牧志 浩太
はーい。ダイスが多ければ多いほど混乱を招きますしね。
装甲気づいてよかった。
KP
またKPのうっかりで佐倉が死ぬところだった!
牧志 浩太
危ない危ない 気づいてよかった
KP
あなたの背後にむっとするような不快な空気の塊が迫る。
そして背後で鉱石が割れるような音がした。
更に後方ではなんだか騒ぎになっているようだったが。
佐倉 光
「……」
KP
一瞬体を硬直させ、更に前を目指す。
KP
前シャンタクの移動判定。→失敗
KP
むーりー

コメント By.KP
お待ちかねの異形巨大化だ!!
ここは戦闘力のない二人に合わせてアイテムパワーや補正を大盛りにしています。
大盛りにしてもですね。ファンブルとクリティカルはどうしようもないんだよ!?

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