TRPGリプレイ天羅WAR『わたしの　たからもの』18

MIDNIGHT DEJAVO

TRPGリプレイ天羅WAR『わたしの　たからもの』17

https://wolfcall.sakura.ne.jp/wptrpg/tenrawar_1_17/

「接続を解除するよ。便利機能は全部外して……戦闘技能も要らないな。」

こんばんは

ラバン

のそのそ

裾丸

エンディングの日！

レイン

のっそり

ラバン

エンディングの日ー！

入る部屋間違えた

ラバン

おおっと

裾丸

押入れかな

ネズミ婆さんと大立ち回りしたい？

ラバン

ゼフィランサス時空で時を越えた大立ち回り

よし、ok
というわけで今日はエンディングなのですが

ラバン

が

とくに何かしたいぞって方いらっしゃいますか

裾丸

旅立ちくらいかな
修行の旅に

レイン

リニューアルオープン記念でお客様に裾丸やリシャとダンスを披露

ラバン

いいですねぇ　こちらは皆さんの背景で「それはそれとして素寒貧になっとる暇はないのだ」とかいいながらプレート代の足しになる仕事を探しにゆくくらいかな　単独でやりたいことはとくになし

なるほど、酒場壊れちゃったし、直るまでお休み？

レイン

むしろ直せるのかしら

ラバン

修行の旅に出ないメンバーでトンテンカンテンする？

おとーさんも許して貰えるなら暫く滞在して修理するよ。

ラバン

それなら酒場直るまでリシャがここにいる理由にもなるかも

レイン

なるほど

裾丸

どんなハプニングが

ところでジンガさんいらっしゃる？

ラバン

をや？　そういえば

おや。ご不在の模様。

ラバン

前回でおわったムードになってたからお忘れとか？

いや、今日コールに返事してたから
うっかりか事故かと思われますね。

ジンガ・トクサ

すまぬ！！　姉上が来るゆえな……布団を……セットしておった……

ラバン

おうふ　お疲れ様です

裾丸

トクサくんの姉上……

はーい、お疲れ様です！

レイン

おつかれさまです！

ジンガ・トクサ

なかのひとの姉上

裾丸

うむ
思わずなんとなく想像してしまっただけだ、許せｗ

ラバン

同じくなんとなく想像しちゃった

というわけでエンディングなのですが、何かしたい事のご希望ありますか？

ジンガ・トクサ

拙者、見目はアレじゃが実年齢はソレじゃから、姉がおったとしてもそれなりの年じゃぞ

裾丸

あの不敵不遜のトクサくんが、とりあえず用を置いといて布団を敷きに行ってしまうほどの強キャラ

いやむしろもっと若い可能性。

ジンガ・トクサ

特に思いつかぬ　呼ばれたら出る
拙者より前にサムライに……？

裾丸

姉上もサムライだったのか

ラバン

サムライ同士の時を越えた因縁の可能性

ジンガ・トクサ

普通に農民しとんじゃないかのぅ

サムライ変身すると年相応の体型になる幼女
なんてキャラ在りそうだなって思った。

裾丸

天上天下っていう漫画思い出す

ジンガ・トクサ

それあれじゃろ、はんたーはんたーのびすけ

裾丸

でっかいビスケ師匠も好きだけどなー

まあそれはさておき
時系列的に裾丸がトップかな。

裾丸

お、そうなのか？

旅立つんじゃないのかなと。
それとも修理終わってから旅立ち？

裾丸

女将が、ダンスパーティ開いてくれるって

ジンガ・トクサ

だんぱ

裾丸

談判破裂して暴力の出る幕だ
なので、修理→ダンスパーテー→旅立ちかな、と思ってた

ラバン

ラストが旅立ちでしまるの大層よいですね

店に戻ってみれば、窓には穴が開き、裏口は破壊され、表のシャッターは歪んでいた。
風が吹き抜ける店内は、それでも暖かくあなた方を迎えてくれる。

ジンガ・トクサ

修理費出してくれんのか、ヤオロズ

ラバン

「おうおう、しかし全く無体をするものだ」

裾丸

そこは今となっては私の一存ではなんとも

レイン

「………」

裾丸

「女将……」
ぺぇをゆさゆさしてみよう

金は、出なかった。

ジンガ・トクサ

「……出んのう。
修理費、出してくれんのか？」

レイン

「……ふぅ、ずいぶん風通しがよくなっちゃったな」

裾丸

「うう、ごめんであります」

ル＝ニト

「私たちのために、大事なお店を」

ジンガ・トクサ

「むーん、不慣れじゃが……風通しのよいままでは困ろう。直すしかないのう」

レイン

「あっち側にもテラス席置こうかな」

リシャの沈んでいた顔が、ふと上がる。

ラバン

「風通しが良くていいかもな。そうしたら、まずこの派手にぶっ壊れたのをどかして綺麗にする所からか」

レイン

「ごめん、手伝ってくれる？」

裾丸

「無論であります！」

袖丸

「手伝うよ。裾丸ほどじゃないけど、少しは頑張れるから」

ル＝ニト

「はい、勿論！」

ラバン

「元はこうで、壊れたのがこことここか」さっさかとそこらの紙に図面を書いてゆく。
フレーバーで〈完全記憶〉

裾丸

よいしょー、って持ち上げようとして
重たくて持ち上がらない
フィジカルエンチャント切れた

袖丸

並んで「うーん」ってやってる。

レイン

「スマー？」

ジンガ・トクサ

「ほんに力なくなっとんのう」隣でひょいって持ち上げて運んでる

裾丸

じゃぁトクサくんに持ち上げられた廃材にぶらーん、って袖丸と二人で

リシャ

「お姉ちゃん、どうしたの？」

裾丸

「いやその……あはは。
どうやら、物理的支援もカットされたみたいでありますなぁ」

袖丸

「裾丸……」

ジンガ・トクサ

「ええいぶら下がるな！　お前らのぶん重いんじゃ！」

裾丸

振り回されて
わー！
って転がってる

レイン

「そのテーブルはもうダメだね。分解して木材のたしにしましょ」

ル＝ニト

「はい、ではこれは私が」
破壊されたテーブルを持って表へ。
そしてすぐ戻ってくる。

ラバン

「おお、頼りになるな」

ジンガ・トクサ

「拙者だけ子守みたいになっとらんか！？」木材ぶおん

裾丸

きゃっきゃっ

袖丸

「きゃー」

リシャ

たのしそう……

ル＝ニト

木材を置いてきたようだが、少し困惑した顔をしている。

レイン

「どうしたの！？」

ラバン

「む、どうした？」

ル＝ニト

「表にお客様が来ていますよ」

扉の向こうから常連が覗いていた。

ジンガ・トクサ

「今日はこんな状況だからキレイになるまで酒は出んぞ！」

「えー、ここで飲まないと一日終わらないんだよなぁ」

レイン

「ハァイ、いらっしゃい……そうね……いいえ、あけて。
少し散らかってるけどいい？」

「ああ、ちょっと広くなったね。いいよ、表でやってるから」
「表ってテーブルねーけど」

ジンガ・トクサ

「自分が座る席は自分で作るがよい！
まだむ殿はてらす席の増設をご所望だ！」
ってなんか2人ほどぶら下がった木材を肩に担ぎながら

裾丸

ぶらぶら
手伝おうとする廃材片っ端から持ち上げられちゃうから

ジンガ・トクサ

「何故ぶら下がるだけの腕力は残っとるんじゃ！？」

裾丸

「ぶら下がるくらいならなんとか！」

「テラスか。それもいいなー」
「うちのカカァにバレやすくなるんだよテラス」

ラバン

「そのカーチャンは飲みに来んのか？　料理もうまいぞ、ここ」

レイン

「倉庫から好きにカーペットでも椅子でも出して頂戴」ぶんなげ

リシャ

「いす、持ってくるね！」

レイン

「ありがとう、リシャ」

二人はごちゃごちゃ言いながら酒を注文して表に出た。

袖丸

「裾丸ぅ。
いっせーので降りようよ。危なくて手が離せないよ」

裾丸

「それじゃ、いっせーの！」
で手を離す
いっせーのせ、だったかもしれない

袖丸

「せ！！」

裾丸

先に手を離して落ちる

袖丸

「わー！」
揺れて上に振られ、こっちも落ちる。

裾丸

受け身もせずに尻から落ちる
「いだだだ……」

ジンガ・トクサ

どんどこ廃材になっちゃったやつを外に持ってってる

ル＝ニト

片っ端からそれを分類したり割ったりしてる。

ラバン

二人の所に酒持っていったり細かいものを運んだりしている。

「女将さん、料理も出して貰えるのー？」
客が声をかけてくる。

ジンガ・トクサ

「ガラクタ運べぬならまだむ殿の方を手伝うがよい……」2人に

レイン

みんなの様子を眺めながら
「みんな、もう片付けはやめよっか。ソディマー、お料理手伝って！
リシャ、スマー、ちょっと耳かして」

リシャ

「はーい」

袖丸

「お料理ね！」
いそいそとキッチンへ。
そういえば作ってあったよ、料理。

裾丸

ケンタッキーフライドチキンが

裾丸

「いだだ、危うく尻が二つに……ん？」

ジンガ・トクサ

「裾丸は料理できぬのか、料理は」

ラバン

「それツッコミ入れる所か？」裾丸に。

裾丸

「そのくらい痛かった、っていう……料理でありますか。
目玉焼きくらいなら」

レイン

「ふたりは、踊ってくれない？　お客さんの前で」

裾丸

「えっ。
踊っていいでありますか」

ラバン

「おお、成程。いいな」

ジンガ・トクサ

「料理はまあそうじゃな、普段してる人に任せるべきじゃな……」

リシャ

「踊る！」
リシャは嬉しそうに頷いて、踊り出し
帽子が脱げそうになって慌てて手で押さえようとする。

レイン

「ヘーイ！　みんな！　注目して！
今日はスペシャルダンサーのステージだよ！」

なんだなんだと客が注目する。いつの間にか外に座っている客が増えているようだった。

ラバン

オオー、と拍手する。

裾丸

「なんか、めっちゃ人増えてるんでありますが！？」
かちこちと固まる

ジンガ・トクサ

「そりゃあおーぷんてらすじゃしの、目立つじゃろ」

リシャは困ったような顔で帽子を両手で押さえている。
足はうずうずと動いているようだった。

レイン

「ジンガ、ちょっときて」

ジンガ・トクサ

「む、なんじゃ」木材置いててこてこ

レイン

「ツノがある２人が踊ってるところ、みたことないでしょ？」群衆に

ジンガ・トクサ

「拙者、盆踊りしかできぬぞ」

はっ。身長的に割と丁度いい！？

ジンガ・トクサ

150いくつとかじゃっけ、拙者　だいすで決めたのに忘れとる

リシャさんオウガだから年齢のイメージよりちょっぴり背が高めなイメージ。

ジンガ・トクサ

ひょろながいのか

レイン

「リシャ、もう大丈夫。そんなもの脱ぎ捨てて存分に踊っちゃって！」

リシャはル＝ニトをちらっと見る。
ル＝ニトはにこにこと頷いた。
ぱっと顔を輝かせ、リシャは帽子をその場に置いてジンガの所へ走って行く。

リシャ

「お姉ちゃん！
お姉ちゃんもおいでよ！」

裾丸

「えっえっ」
戸惑いながら、おどおどしてるとこをリシャに引っ張られて群衆の前に出てしまう

ジンガ・トクサ

3拍子の曲で器用に4拍子の踊り踊ってる

リシャはそれを見よう見まねで踊る。

「よっ、待ってました！」
客が拍手する。

ラバン

「おう！　待ってました！」客に紛れて盛大に拍手する。

レイン

「ル＝ニトさん」

ジンガ・トクサ

「らばん、主も目立つんじゃし踊れ！」

ラバン

「おう！」飛び出して一緒に踊りだす。
「っと、おぉおっと！？」足元につまずいて、デカい背丈でステーン！

裾丸

「あわわ……おおお……」
よたよたとつられるようにして手足を動かすが、ぎこちなく転んでしまう

「どうしたヒーローのねぇちゃん」
「風邪でもひいたかー？」

裾丸

「や、自分はもうしばらく、それはお休みの予定で……いでぇ！」

ジンガ・トクサ

「ドジっ子ひーろー目指すんじゃと」

裾丸

高いヒールに足をグネって尻餅をつく
「ドジはひどいであります！」

「ドジっ子か！　うちの娘みてーだな！」
どっと笑いが起こった。

ジンガ・トクサ

「じゃあアホの子ひーろーかや？　……いや、めっちゃとらぶるの気配がするの。やめい」

裾丸

「好き勝手言って……」

裾丸

「あったま来た！」
下駄を脱ぎ捨てて、裸足で駆け出して、出鱈目に曲に合わせて手足を振り回して踊る

リシャもキャッキャと笑いながら横でくるくる回る。

ジンガ・トクサ

「わっはっは、おもろいじゃないか」

「芸風変わったなー」

ラバン

「おうおう、なんだ踊れるじゃないか」

裾丸

「もうヤケであります！」

レイン

「その調子！」

笑う。踊る。回る。酒を酌み交わす。
いつものような明るい笑い声が店の前に満ちた。

袖丸

「お料理できましたよーぅ。運ぶの手伝ってー」

レイン

「ありがと、いまいくー！」

裾丸

思考を空っぽにして踊る、その顔にはいつしか珠の汗が浮かび、それでもその顔は幼子のように無邪気な有様だった

ジンガ・トクサ

「ほーれ楽しんだらわかるじゃろ？　ほれほれ」帽子を外してひっくり返して客の間を練り歩く

面白がった客が小銭を放り込む。

ジンガ・トクサ

ふっふっふ　これは後日の拙者の酒代になるのじゃ

店のじゃないのか！

プレートはたからもの

ところでラバンさん。袖丸に残された黒い心珠の情報を横流ししたらプレートは確保できるかも知れませんが……

ジンガ・トクサ

一応袖に聞けば出てくるのか、情報

一応、前回それを流すのを条件に、番組に協力しろって言われた。

ジンガ・トクサ

拒否ったから情報はすっこ抜かれてたんかと思うとった

拒否、ということでokかしら？

ラバン

拒否、ということでOKですわ

了解ですわよ。

ラバン

あんな貴重なプレートが失われるわけがないから（ラバン節）いつか自力で取り戻すのですわ

キャンペーン最終話で叩き割られるヤツか～

ラバン

ヒエェェエエ！　金継しないと

裾丸

アーク溶接

ラバン

バチバチバチ

ジンガ・トクサ

それかあれじゃろ、拙者のがんぶれーどに鍛造されなおされる

レイン

そんないい金属なのかな

ラバン

なにかと特殊な大陸横断鉄道だったから、なにかと特殊な金属使ってそう

ジンガ・トクサ

刀にはならなそうじゃががんぶれーどなら行けない？　無理かー

実はそのプレートには大陸横断鉄道を守り続けていた魔術的な仕掛けが

ジンガ・トクサ

すーぱーがんぶれーどに
体力、上げねばな　持つために

裾丸

一振り50トン

ほどなく、野菜たっぷりのあったかいスープと、カリカリに焼いたチキンが急ごしらえのテーブルに並んだ。

「うまそうだねー、これいくら。俺にもくれよ」と客が注文を入れる。

ジンガ・トクサ

「あ、拙者もいい加減腹減ったから食うぞ」普通に席について客に混ざりだす

店はいつも通り、いやいつも以上に盛況だった。
こんな有様なのに営業しているのを面白がったのかも知れないし、笑い声に釣られたのかも知れない。

ジンガ・トクサ

ないふでキレイに鶏肉を解体しながら自分でも食べて飲んでしてる

レイン

「ル＝ニトさん、ほら、みんな笑ってる。彼女が呼び込んでくれたラッキーじゃない？」

ル＝ニト

「ああ……」
その言葉に声を震わせ、涙ぐむ。

リシャ

その視線の先で、袖丸の周りで踊っている。

裾丸

その視線の先で、リシャと一緒にPat a cake pat a cake baker’s manしてる
もうダンスなんてなんでもええんや

ラバン

いつの間にかステージを降り、少し離れた所で絨毯の上に座り込んで、そんな面白い連中と酒場の様子を眺めている。

ジンガ・トクサ

「ええい何故軟骨を残す！！　そこもうまいんじゃぞ！！　食べぇ！！」ちきんの食べ方が汚い客に絡んでる

裾丸

髄までしゃぶってね

ジンガ・トクサ

なんかいつの間にか合気配られとった

食べ方が汚い客

「こんなもん犬の餌じゃねえか！」

袖丸

「失礼なっ！」

ジンガ・トクサ

「はあ～～～～～～～？　貴様、喧嘩売っとるんか？？？？」めんち

ル＝ニト

「そう、ですね。ああ、そうなんだ。
リシャのあんな顔を見るのは初めてです。
ここに来られて」

言いかけ、彼は言葉を呑み込んだ。自分たちのせいで店が破壊されたのに「良かった」とは言えなかったのだろう。

ル＝ニト

「ありがとうございました」

レイン

「あー、よかった！　おかげでこんなに楽しいし、私の周りに素敵なみんながいるって知ることができたから」

リシャ

「パパぁ、レインさん！　スープ冷めちゃうよ！」

レイン

「おっけー、私達も一緒にたべよっか」

リシャ

「食べるー！」

そうして夜は更けていった。
しばらく、店が直るまでそんな日々が続いた。

ジンガ・トクサ

どんちゃんどんちゃん

ル＝ニトは木を切り出してきて木材を提供し、店は少しずつ修理ついでに改装される。

ラバン

パワーの足りない我がパーティの救世主だなあいつ、という目で見ている。

ジンガ・トクサ

主が縦にひょろながいだけじゃ　肉を食え肉を

裾丸

ラバンさんもっと横にも広がらんと

ラバン

その結果横にも増えたらめちゃくちゃかさばる

ジンガ・トクサ

威圧感

あれから三日。プレートが保留される最後の日が過ぎてゆく。

ラバン

仕方があるまい。あんな貴重な物がどこかへ失われるはずはないのだ。地の果てまで追って、いずれ取り戻せばよかろう。
その結果どこかの同好の士の手に入って私設博物館にでも飾られんかな。それはそれで素晴らしいぞ。
なんならロストヘブンで展示してくれてもいいぞ。せっかく大陸横断鉄道もあるしな。

ジンガ・トクサ

毎日見に行くんじゃろそれ

それは恐らく宝物のように煌めいている事だろう。

ラバン

無論。
まあ、それに。
どれだけ美しかろうとも、過去より未来がいいものだ。

裾丸

その博物館には少女型のオートマータも展示されてるとか

違うシナリオ始まっちゃうから。

ジンガ・トクサ

すごいでかいがんとれっとが隣に

テラガンキャンペーン、『Zephyranthes』にそんな話があった。

では、ジンガさん。あなたは毎日酒場の修理だか賑やかしだか用心棒だかに通っている？

ジンガ・トクサ

うむ

では自分の家を出たときに、近所の女に声をかけられる。
「最近熱心に通ってんねぇ、いい女でも見つけたの？」

ジンガ・トクサ

「仕事じゃよ。飯と酒つきのな」

「へぇ、それにしちゃ随分と……楽しそうだけど？」

ジンガ・トクサ

「よい職場とは得難いものでな」

それは確かに！　職場に恵まれなかったもんなー

ラバン

確かに

ジンガ・トクサ

そうじゃぞ！　こんなとこまで来て！

「なるほどねぇ、案外あんた真面目だったんだねぇ」
女はくすくすと笑いながら手を振った。

ジンガ・トクサ

「真面目かどうかは知らぬが、お天道様に顔向けできぬことは……いやまあたまにはやるか。まあ官憲に追いかけられるのは嫌じゃし」

裾丸

ある意味一番真面目ではあった

「今のあんた、ちょっとイイよ。生きてるって顔してる」

ジンガ・トクサ

「む？　なんじゃそりゃ」

「イイ男になったってこと」
女はけらけら笑いながら井戸の方へと歩いて行った。

裾丸

あらあら

ラバン

あらあら～～～

ジンガ・トクサ

「なんじゃ、主寂しいんか？　金くれるなら夜の慰めくらいやってやるぞ？」

ジンガ・トクサ

なにせ妊娠りすくがない！（クズ）

裾丸

なるほど、その手が！

では、意味ありげな笑みで今晩にと誘われた。

ジンガ・トクサ

「じゃあ酒は控えといてやるかの」にやっと笑ってまだむ殿のさるーんへ向かおう

さて、あなたは何か変わっただろうか？　何も変わらなかったかも知れない。
宝物は最初からあなたの内にあったのだろうから。

ジンガ・トクサ

最初からあったことになった

レインさんのヤツはさっきの修理からの酒盛りでやれば良かったなって思った。

ジンガ・トクサ

なるほなー

レイン

忙しくてそれどころじゃ

ジンガ・トクサ

どんちゃん騒ぎしてたからのう

裾丸

店が壊れてむしろ大繁盛
サイオーホースな

レインさん。
扉が直って、テラス席ができて、あなたの店は少し客席が増えた。

レイン

「お礼にしたって十分すぎる」

ル＝ニトは思いつく限りの事をした。装飾に少しオウガ特有の飾りが追加されたりはしているかも知れない。

裾丸

入り口のところにトーテムポール立ってそう

この一連の事で分かったのは、「テラス席は客引きになる」ということだろうか？
この町の人間達は楽しくて新しい事が大好きなのだ。

レイン

いい匂いを漂わせよう

ラバン

テイスト変更でよりウケてそう

裾丸

うなぎが新メニューに＞良い匂いを漂わせる

ジンガ・トクサ

うなぎを店頭でぱたぱた
そこでオニの親子と角つきの帽子つけた少年が働いて？　るの、面白すぎじゃろ

あなたの指輪は店となり、そしてそれは色々な縁を結んだ。
これからもそれは広がって行くだろう。

レイン

ベルトに手をやり、ひとなでして仕込みに戻る

鈍色に光るバックルの先に繋がる縁は、いまだ繋がっているのだろうか。
あなたにはまだ、見えなかった。
それでも繋がっていると信じられたのは。
あなたが過去ではなく未来を見ているからかも知れない。

裾丸

土用の丑の日という概念がロストヘブンの一部で流行ったという

ジンガ・トクサ

あれじゃろ、その日もまだむ殿の匙加減　ろすとへぶんの丑の日はまだむ殿の手のひらの上で踊らされておるやつ

レイン

ロストヘブンの源内

裾丸

あれ？　昨日もそう言ってなかったっけ？
気のせい気のせい

裾丸。
あなたは今や、何の助けも得られない、孤独な存在だ。
姉妹との繋がりを失い、力を失い、金と権力を失い。
それでも今のあなたを受け入れてくれる人たちがいる。
ここで安穏と暮らす事はもしかしたら許されるのかも知れない。

裾丸

そんなことを考えながら、ザックに物を詰める
身の回りのもの、と考えて詰め込んでみたが、それは小振りなザックでもまだ余るほどでしかなかった
もっと色々なものが自分にはあったような気がしていたけれど、改めて見てみたら、このくらいのものだった
「さて、と」
ベッド代わりにしていた古いソファに腰掛けて、ブーツの紐を固く締めると立ち上がった

ジンガ・トクサ

旅立つのか～

袖丸

「裾丸、行っちゃうの？」

裾丸

「うん」
物置の片隅にしまわれていたボロのシャツ

ラバン

「そうか、行くか」

裾丸

「のわ。
ららら、ラバン殿、いたでありますか。
自分、こっそり出てくつもりでありましたのに！」

袖丸

「さっき入ってきて挨拶してたよ」

ラバン

「普通にいたぞさっきから」

ジンガ・トクサ

ぱわーちっぷ使ってしーんに割り込んできたな、らばん

ラバン

このオアワーチップをね

ジンガ・トクサ

おあわー

oawa－
ラバン殿神出鬼没すぎ問題。

裾丸

「え、そうだった？　そうだったでありますか？」

ラバン

「うむ。まあ気にせずにこっそり出ていくといい」

裾丸

「いや、なんかもう色々矛盾してるような気もするでありますが」
言いながら、ザックの紐を肩に掛ける
ぽす、と軽い音を立ててザックが背中を叩く

早朝とかなのかな？

裾丸

そうだね
まだみんな起きてこないような時間に

シナリオフック

ジンガ・トクサ

まれーねの歌劇団ってどこにあるんじゃ？

裾丸

ロストヘブン

ジンガ・トクサ

市内ではないか！！！！
ご近所ではないか！！！！！！！！

めっちゃ近所。

裾丸

でも、彼らの活動の舞台はテラ全土だから！ｗ
多分、旅先で出会うんだよ！

ジンガ・トクサ

拠点じゃなくてまれーね本人に弟子入りを乞うのか

裾丸

ちなみに、マレーネはソロ活動のアーティストなので、歌劇団ではないのだ

ジンガ・トクサ

あ、そうなのか　またるるぶが斜め読みなのがバレるのう

るるぶなんて基本斜め読みでぃ。
必要なときに熟読するのじゃ。
だからいつも唐突に設定の事聞かれると「あれ？　どうだっけ？？」ってなる！

ジンガ・トクサ

ふんわりとしか理解してない

裾丸

「ちょっくら、行ってくるでありますよ」

ラバン

「ああ。頑張れよ、いずれビッグになって貰わんと私がプレート買えんからな」

袖丸

「たまには手紙ちょうだいね」

裾丸

「いやー」

ラバン

「因みに、どこ行くんだ？」

裾丸

うーん、と首を傾げ
「特に、決まってはないでありますな。
何せ、今の自分には、何も無いでありますから」

ラバン

「そうか。またどこかで会ったら話でも聞きたいものだな」

裾丸

「そうでありますなぁ」
とはいえ、この街の外は過酷な土地だ
これが今生の別れとなるかもしれなかったが、

裾丸

「……不思議なものであります」

ラバン

「ん？」

裾丸

「なんか、自分にはもっと色々あって、華やかに満たされていた気がしていたであります。
それを失った時には、色々不安になったでありますが、今はなんというか。
それよりも、なんていうかこう」
腕組みで首を傾げ
「……わくわく？　してるでありますよ」
にっこり笑う

ラバン

「客室の中と駅とでは、また違った風景が見えるものだからな」

裾丸

「また、わかりにくい例えでありますなー」

ラバン

「うーん、わかりにくいか」

裾丸

「……でも、なんとなくわかるような気もするであります」

ジンガ・トクサ

全部鉄道に結びつけるのう、あの男　逆に尊敬できるわ

朝日が昇る。新しい輝きを世界に運ぶ。
旅立ちの時を、新たな人生の始まりを祝福するように。

裾丸

「いつか、このザックがもっと大きなザックになって、それがいっぱいになることがあったら。
また、皆にお会いしたいでありますな」

ラバン

「ああ。その時が楽しみだ」

裾丸

「さて、それでは」
ソファの肘置きに掛けてあったテンガロンを手に取り、かぶる

裾丸

「まずは一巻の終わり。これにて、お然らばであります」

ラバン

「ああ」ひらりと指の長い手を振る。

裾丸

「皆々さまがたも、幾久しくお健やかに」
ひさしを目深に降ろして、夜の賑わいを一時忘れ伽藍とした店内を横切って、スイングドアを押し開ける

ラバン

軽やかなメロディを口笛で吹きながら、去ってゆく姿を見送る。
線路は続くよ、どこまでも。だからきっと、いずれまた会うだろう。

ジンガ・トクサ

2話やるかどーかはおいといて、にゅー裾丸のきゃらしは楽しみにしておるからの

ラバン

我も我も＞ニュー裾丸シート楽しみ

裾丸

作るからには、二話あるよ！　そうだよ！
実はキャラシはもうほぼできている（あとは因縁だけ

裾丸

「さーて、どこへ行くでありますかな。なんせ、どこへ行ってもいいというのは、初めてでありますから」
途方に暮れたような言葉で、しかしその瞳は宝石のように煌めかせつつ、糸の切れた人形であった者は、朝日に温められた大地が起こす砂塵の向こうへと霞んで消えていった

明るい光の中を少女は歩き出す。
その未来は見えずとも、宝物のような輝きを目指して。

『わたしの宝物』

END

ありがとうございました！

レイン

ありがとうございました！

ジンガ・トクサ

おつかれさんじゃ～～～～

裾丸

お疲れ様でした！

行き当たりばったりでやってたGM、皆さんに感謝です。

ラバン

お疲れ様でしたーーーー！

ジンガ・トクサ

ちなみに経験点とかって（）

はーい。アフターするよ！

ラバン

はーい！

ジンガ・トクサ

うむうむ　わくわく

ラバン

紙パックの安い麦茶買ったら麦茶エキスパウダーを溶かしたインスタント麦茶だった

ジンガ・トクサ

そんなもんじゃよ世の中

裾丸

スーパー玉出の麦茶かな

アフター

セッションに最後まで参加した　1点
業の10分の1
それぞれですね。

ラバン

バックトラック的なアレソレはないんでしたっけ、業

ジンガ・トクサ

おお、10点ももらってよいのか

裾丸

108超えてないからなぁ

ジンガ・トクサ

108越えとるやつがおらんくて必要なかったんじゃろ

ラバン

なるほど
ダブクロみたいに越えなくても問答無用で発生するやつではないと

越えてたら因縁の昇華しないとだけど
みんな余裕あったなー

ジンガ・トクサ

収まってしもーたからの

ラバン

ですねー

ジンガ・トクサ

拙者も突き返しで積みまくらにゃこんなんなっとらんし

シナリオの目的を達成！

ラバン

あー、あと1何かで使っておけばよかったな（89

これについてはですね。

ジンガ・トクサ

しなりお因縁？

エンディングで全員手に入れたって事でイージャン

ジンガ・トクサ

いーじゃん

ラバン

ワーイ

裾丸

よかった
視聴率はメタメタだったからな

ジンガ・トクサ

今12点じゃ
逆に話題になって視聴率その回だけおもろいことになってたりとかせんか？

録画は続いてるからね。

裾丸

隠し撮り

ジンガ・トクサ

ざわ……ざわ……

んでこのシナリオ経験点、3点差し上げます。
想定よりむっちゃイイプレイしていただいたので！

ジンガ・トクサ

15点～

ラバン

ワーイ　ありがとうございます！

ジンガ・トクサ

裾丸の導入を見直してみよ
風邪引くぞ

裾丸

むっちゃいいプレイしたわ

ち、ちゃんとヒーローとして目覚める流れを想定していたが故の悪乗りPだもん！！

裾丸

そういえば、歌劇団の創始者＝団長、貴族だそうですよ

ジンガ・トクサ

おやまあ　らばん知り合いか？

裾丸

もちろん、正体バレしてないけど、イモータルあるし、匂わせてるし

裾丸

本当のトップ貴族は13人しかいなかったらしいからね

裾丸

間違いなく知り合いかと

ラバン

あらまあ　お知り合いかも

ジンガ・トクサ

なかなかおもろいネタではないか

裾丸

ただしオネェである

客車さんかー

裾丸

実はかつて非道MAXな人体実験が大好物の貴族であった、なんていう噂があるけれど、まさかね、ウフフ
ってNPC紹介のとこに書いてあった

ジンガ・トクサ

草じゃ

ラバン

あらまあ　それでラバンの知り合いだったら展開がめちゃくちゃ面白いやつ

裾丸

でも今はほんまに正義の歌劇団団長だそうだよ

裾丸

裾丸入団したら、
「何よこのゴミムシ、邪魔ね」
って偵察ドローンと監視システム焼いてくれないかな

ジンガ・トクサ

元はあれじゃろ、普通の男だったのが再会したら（見た目）女だったみたいな

ラバン

あらまあ随分とイメチェンして

裾丸

それはありそう＞オネェ変化

他のプレイヤーを助ける発言を行った！
これ自薦他薦ありだけど

レイン

ジンガとラバンのお二人はだいたい助けてた

ジンガ・トクサ

裾丸が裾丸すぎて拙者なんかまともになってしもーた

ラバン

女将さんは要所要所で助けてた

ジンガ・トクサ

まだむ殿がうふーんってすると4d6振れる

ラバン

4d6もそうだし展開上もすごくサポーターだった
あと裾丸のパワーはラバンの業を救ってくれたので推薦。

ジンガ・トクサ

もうちょいいけたじゃろ～らばん～

ラバン

むしろ範囲！　範囲ッッ！　がメインだからぱわーはあんなもの～

裾丸

ラバンさんが本気出さずに済んだ

ジンガ・トクサ

しーん登場でだいぶ嵩んどったが

では全員1点で！

ラバン

ありがとうございます！
ラバンは登場のたびになぜか出目が高かった

ジンガ・トクサ

なんか16点になった

レイン

ありがとうございます！

でもってセッションの進行を助けた！！　全員！！

ラバン

ワーイ！　ありがとうございます！

ぶっちゃけなんも考えてねぇGMは皆様のプレイに助けられました。
ありがとうございました。

ジンガ・トクサ

うめえうめえ　17点じゃ

場所の手配・スケジュール連絡など。
全員誰か彼か「今日」コールしてたから1点もってってー

ジンガ・トクサ

気楽に配られる1点、好きじゃぞ～

ラバン

おお、ありがとうございます

因縁の再昇華、今回は特になし。
以上です。

ジンガ・トクサ

18点でごーるじゃ　あざぁ～す

というわけで最終的な点数割る人数がわたしのたからものになります。

裾丸

17点んん

レイン

１７！

ラバン

あれ？　なんだか低いな　足し忘れあるかな　確認中

最終業以外で差がない筈なんだよね。
裾丸と同じになるはず？
シナリオ経験点3足しました？

ラバン

最後まで1＋業8＋目的3＋助け1＋進行1＋スケジュール1で15、あと何かあったかな

ジンガ・トクサ

個別の目的のやつ？

裾丸

しかしこれ
7から8になるのに80点もいるって
結構大変だな

ジンガ・トクサ

そう！　めちゃくちゃ経験点いるなってびっくりしてもて！

おっ。

裾丸

GMのぺぇゆさゆさしたら経験点漏れてこんかな

いつものノリで配ってたら足りないやつだなこれ。

ジンガ・トクサ

なんか、初期作成のその先がめちゃ遠いな～と思ったんじゃよ
今もう姉上おるゆえぱそこん落としてしもうてな　るるぶ見ておらんのだ

裾丸

姉上に隠れて布団の中でスマホを隠れ見してるトクサくん想像して草
ぼんやりスマホの明かりに顔が浮かんでる感じ

ジンガ・トクサ

まあ拙者こんなんでも成人じゃしふつーに夜更かしはするだろうのー

じゃーねー。
個別の目的の経験70点にして。

ラバン

めっちゃ増えた！

ジンガ・トクサ

一気にドーンしたのう

レイン

ドカ森

ジンガ・トクサ

あと推薦かの？

ラバン

あーあー、そうかシナリオクリアと個別目的が別か

うっかりしてたわ。

ジンガ・トクサ

え～1引いて70足す
87点

レイン

86！

裾丸

お助け経験点とかの差が消し飛んだ

ラバン

85～

ジンガ・トクサ

ドーン

イイじゃん今回そもそも差がないし。

裾丸

それはそう
クイズ番組で最終問題は100点です！　的な

ラバン

確かに

ジンガ・トクサ

はっぴーえんどじゃの
87点あったらなんやかやできそうじゃの～

GMは86点だ。ありがとうございました！

裾丸

とりあえずクラスレベルは1個上がるね

ジンガ・トクサ

うむうむ、おつかれなのじゃ

裾丸

お疲れ様～～～

レイン

お疲れ様でした！

ラバン

ありがとうございました！　楽しい

ジンガ・トクサ

好き勝手やったのう　楽しかったのじゃ

良かった！　GM楽しかった！

ラバン

よかった！

コメント　By.GM
それぞれの宝物はどこにあるのだろうか?
ともあれ大団円、めでたしめでたし!

毎度ぶっつけのいーかげんなGM、素敵な物語にしていただけて嬉しいです。

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