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こちらには『禁獄ノ糸』
のネタバレがあります。

本編見る!
牧志 浩太
リビングに向かう。
KP
リビングは簡素で、椅子が数脚、あとは部屋の隅に箱に入ったサンドペーパーが積み上げられていた。
牧志 浩太
「……」
あの部屋の中を思い出す。
俺の「身体」だけを守るための部屋。

佐倉さんが俺を守ろうとするなら、それでもよかったんだ。
でも俺を守ろうとするのは佐倉さんじゃなくて、守ろうとしているのは俺じゃなかった。
KP
テーブルの上に冊子が置いてある。

〈クトゥルフ神話〉知識
牧志 浩太
その冊子を見る。
1d100 40 Sasa 1d100→ 5→決定的成功クリティカル)!
KP
あーーーー。そうよね。分かっちゃうよね……
一度目見たのは佐倉だけだったけど。
KP
それは宗教団体の冊子のようだ。手作り感がある。
とある神の絵姿が挿絵として描かれている。
それは夢で見たあの巨躯の生物に似ている。

筆者は神に受け入れられ、自身が雛を宿すための人間を探す啓示を受けたのだと記していた。
彼曰く、神に見初められ、神の子を宿すのは幸福な事であり、子を守るために家族の理解を得られるなら尚良いとのことだ。
KP
あなたは寄生されたことがあるのだ。
そのことをこの冊子に書かれた情報と繋ぎ合わせることではっきりと思い出すだろう。
多脚の蠢くものが切り開かれた腹に詰め込まれる光景。
無数の白い物が逃げ出す光景。必死にそれを踏み潰す佐倉。

それからもっと古い記憶も。
有無を言わせぬ悪夢。その中で無力に震え頷くあなたに、何かを強いてきたものがこの神であることを、あなたは否応なしに悟った。
佐倉 光
「アイホート……」
KP
佐倉が唸った。
牧志は精神的ショックを受け、正気度が26まで低下する。
あの時と同じ
牧志 浩太
あーーー。
ああーーーー。
そりゃ分かっちゃうよな。そんな気はしてたけども。
KP
なんと三度目である。
一度目は佐倉しか見ていなかったけど、これで佐倉も理解したな。
牧志 浩太
である。
一度目は見たの佐倉さんだけとはいえ、今回もあの時を彷彿とさせる状況だし。
KP
それもあって「恋人繋ぎ」の描写は削除しなかった。
今の牧志溶けるし。くっつくし。
牧志 浩太
なるほどぉ。
あの時そっくりですね。

牧志 浩太
その名を見たとき、腹の中でびくんと何かが跳ねた気がした。
牧志 浩太
「う……、っぐ、」

見覚えがあった。
見覚えだけじゃない。曖昧になりかけていた痛みを、腹の底で蠢く無数のそれの感触を俺の中にいたものが俺をこそげ落として喰らっていく感覚を、拒絶する腹に無理やりねじ込まれる激痛を、
牧志 浩太
「う、うう、っぐ、」

俺の顔を。

思い出してしまった。
精細に。
ありありと。

何も忘れてなんかいなかった。
俺の身体はずっとこれを、これの存在を、覚えて、いる。

刻み込まれて、いる。
刻み込まれているんだ。これのための場所を、存在を、気配を、ずっと。
適性
牧志 浩太
せっかくせんたくした記憶まで思い出しちゃいました。
KP
随分また汚されちゃったからなぁ。内側から。
牧志 浩太
内側からね。しかも推定数週間じっくりと。
一度目は手の中だけど&二度目は正規の流れを経てないけど、二度も腹に入れられたことがあるともうある程度身体が適応を始めていそうな気がします。
あとよりによって神話知識クリティカルしちゃったので、もうありありと思い出した。
KP
牧志 寄生され
佐倉 洗脳され
がやたら繰り返されるのなんなんでしょうね!
牧志 浩太
なんなんでしょうね!
牧志はもう苗床としての適性がついちゃってるのでは? 耕し済みなのでは?
KP
起点からして他者を宿してますからね!
受け皿の才能があるんだなーすごいなー
牧志 浩太
はっ!! そういえば!
・起点から他者を宿している
・生贄適性、シャーマン適性が強い
・よく寄生される

もうこれは完全に受け皿適性ですね??
KP
前世シナリオは次やる予定だけど、それ見て牧志の前世神降ろしでもしたんじゃないのかと思ったりしました。
牧志 浩太
……一番最初に牧志が選ばれたのも「牧志だったから」説があったし、そもそも受け皿として産み出されたものなのでは?? って気がしますね。神降ろし、してそう。

KP
冊子には数枚の紙が挟まっている。
佐倉 光
「あの時に使った呪文……くそ、思い出せねぇ……!」
KP
佐倉が呻いて挟まっていた紙を見ては避ける。
そのうちの一枚があなたの目にとまった。

このカルト教団に入るための書類と、たくさんの文字が書かれたもののようだ。
佐倉の文字とは思えない筆跡で、彼の名前が記されている。
佐倉 光
「……おい! 牧志!」
佐倉が息を呑んであなたの腕を引く。
牧志 浩太
体内の圧迫感に浅い息をつきながら、振り返る。
佐倉 光
「あった! あったんだよ!」
牧志 浩太
「あったって……、もしかして、」
佐倉 光
「そのクソ蟲を追い出す呪文だ! あの時と大体同じ!
記憶には留まらないで言葉がどんどん逃げちまうけど、この紙を見ていれば問題ない!」
KP
佐倉があなたの前に出したのは、意味不明の言語が書かれた紙だった。
見ていると発音は分かる。だが意味は分からない。
まるで自分の頭と口がただの再生機になったかのように発声することはできる。
そしてあなたにも、それが力ある言葉だと分かる。

抗議するように、腹が激しく痛んだ。
牧志 浩太
「う、っぐ、くそ……!」
不意に腹の底で、怒りが燃え上がった。
力をなくしていた怒り。

俺が「繭」に貶められた、

佐倉さんを汚された怒り。
牧志 浩太
紙を凝視する。
絶えず言葉を断ち切ろうと、悲鳴に置き換えようとする激痛に耐え、その言葉を絞り出す。一音ごとに体内で跳ねる嫌悪に耐えて、吐き出す。

身体が覚えていようが受け入れていようが、俺は、そんなもの、いらない。
牧志 浩太
その言葉を読み上げる。
神の雛を取り除く呪文が書かれていた。
雛を取り除いたときに神が現れる事がある。その時真っ先に襲われるのは呪文の使い手だという。
牧志と佐倉は代償を払って呪文を使う。
ちなみに監禁日数は11日であった。
KP
紙を見ながら、何の言語かもわからぬその言葉を紡いでいく。
そうしていると、身体の痛みが耐えがたいほどになってゆく。
腹から何かがせりあがってくる。上手く言葉が続かない。
牧志 浩太
最初の一音を吐き出した瞬間、分かってしまった。

あの時の比じゃない。
俺の身体の奥深く、深くまでこいつらが潜り込み、蠢いている。

そいつらはもう俺の一部になっている。取り除けば死ぬかもしれない。一瞬過った。
牧志 浩太
同じだ。取り除かなければ、死ぬ。
牧志 浩太
「がっ、ぁ、」
腹の奥から熱い物がせり上がってきて喉を塞ぐ。
どれだけ声を発したくとも、横隔膜を押さえつけられて息ができない。

はくはくと唇を動かしながら、まだ自由になる眼で、傍らの人に助けを求めた。
佐倉 光
「……」
KP
目で返事があった。
佐倉が言葉を引き継ぎ、出て行けという強い意思を込めるように、よりはっきりと大きな声で朗々と呪文を詠唱する。
その落ち着いた声には、煮えたぎるような怒りが込められていた。
KP
ぼろ、と喉に詰まっていた物が口の中にまろび出て床に放り出される。
それから堰を切ったように次々と白い物があなたの口からあふれ出した。
佐倉 光
「!」
KP
佐倉は一瞬長めに息を吸ったが、呪文を最後まで読み切った。
KP
ぬるぬるとした粒状のものが後から後から流れ出す。
あなたの体の中に巣くっていたものたちが喉からぬるりつるりと飛び出してゆく。
KP
白い物は滝のようにあなたの体から這い出して、まるで米びつを倒したかのように床に広がる。
うぞうぞと這い回る白いいきものたちは、
安全な場所から不当に追い出され、物陰へとカーテンの裏へと、家具の隙間へと逃げ出した。
牧志はダメージにより不定の狂気に冒されてしまう。
牧志 浩太
おっと、ギリギリ不定入りかな。
1d10 種別 Sasa 1d10→2
1d6 期間 Sasa 1d6→5
KP
逃走(短期)か恐怖症(長期)。
前者の場合は精神的な衝撃を受けたときに希にパニックになって逃げ出す、という発作を基本固定で起こすことになります。(《SANチェック》時ほかRPの都合で)
後者の場合は恐怖の対象に見られ続けているという狂気をたまに抱えることになります。
既に自分に対する幻覚を抱えているので、それが延長してもいいし、少し混ざって変質しても構いません。
牧志 浩太
なるほど。では恐怖症(長期)で、「あの巨大な化け物アイホートに見られ続けている」という狂気にします。
もう縁深いですしね。

自分に対する幻覚とはいまいち混ざらないので、両方抱えておきます。

牧志 浩太
内臓をみっしりと埋めていた生き物は、あの時とは比べ物にならないほどの量だった。

あの繭の中で守られ、安寧を貪り、佐倉さんの血を肉を雛鳥のように与えられて、これほどまでにぶくぶくと育ったんだ。
牧志 浩太
俺の中はさぞかし居心地がよかっただろうな。
入る場所がもうあるんだもんな。
牧志 浩太
背後から視線を感じる。
あの時から、最初から、ずっと見てた……、見られてたんだ……、くそ。
牧志 浩太
「痛っ……、」
腹の奥がずきりと痛んで膝をつく。息を吸う度に、じくじくと腹が痛む。
何日もずっと齧られてたみたいだから、無理もないか……。
KP
あなたをじっと見ている。
白いかみがあなたを見ている。
何度も雛を受け入れながら拒絶するあなたを見ている。

喉の奥で雛たちがあなたのたいないに居残ろうと食道から気管の入り口を叩く。
吐き気と咳が襲う。

だが、あなたの中にあった佐倉を食いたいという異常な食欲は、綺麗に消え去っていた。
佐倉 光
「牧志、大丈夫か。
動けるならすぐに……」
牧志 浩太
何度も、何度も咳き込む。吐き気のままにそれを吐き出そうとしながら、頷いてどうにか立ち上がる。
KP
「な、何故だ! 洗脳は!?」
背後から声がした。
うっすらと見覚えがあるような気がする男が、玄関の方に愕然とした顔で立っていた。
佐倉 光
「お前か……」
佐倉の声に怒りが灯る。
牧志 浩太
涙を滲ませながら振り返る。
喉の奥にわだかまる血の塊を吐き出す。

声の源を睨む。
絶え間ない不快感と痛みに苛まれながらも、怒りと拒絶が身体を動かしていた。
KP
あなたの口から吐き出された雛たちが物陰へと逃げ込んで行く。
男は顔をこわばらせ叫んだ。
KP
「や、やめろ!  早く! 早く戻せッ!!」
KP
男があなたの口を塞ごうとしたのか部屋に踏み込んでくる。
だが佐倉が男に体当たりをし、そのまま間に割って入った。
男はふらりとよろめいて壁に背を打ち当て、がたがたと震え始めた。
牧志 浩太
「大丈夫……、腹やられた時ほどは、痛く、ない」
喋る度に喉の奥がごろごろと唸る。不明瞭な声をなんとか吐き出す。
牧志 浩太
腹やられた時=某シナリオでムンビの槍でぐっさり(HP5)やられた時ですね。
KP
男はブツブツと呟き始めていた。
KP
「し……あああ、ああああ、そんな、俺は」
牧志 浩太
「佐倉さん、ここの、出口は?」
身構えながら問う。目の前でがたがたと震える姿には嫌な予感がした。
佐倉 光
「ああ、玄関の……」
佐倉 光
「!」
KP
佐倉が不意に硬直する。
あなたも感じるだろう。
部屋の空気が突如として重くなる。
KP
「い……いや……いやだ……
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ死ぬのは死ぬのは」
KP
男は涙と涎を流して喚き散らしながらも、その足はまったく動かなくなっていた。
それはあなたたちも同じだ。
KP
「死ぬのは……イヤダ……」
KP
男が震える喉からかすれた声を絞り出し、あなたを見た。
KP
明らかに異質で巨大な気配がそこにあった。あなたを見ていたしろいかみが、妄想などではなくそこに在った。
その空間はアイホートの怒りに灼かれていた。
SANチェック成功時減少 1d6失敗時減少 1d20
牧志 浩太
1d100 23 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 40→失敗
1d20 Sasa 1d20→15
SAN値 23 → 8
KP
ざっくり!
牧志 浩太
一桁!!
KP
採用しないって言ったけど折角だから佐倉も振っておこう。
佐倉 光
1d100 34 Sasa 1d100→ 19→成功
1d6 Sasa 1d6→1
SAN値 34 → 33
KP
お、おう。
牧志 浩太
お、おう。
ダメージ
牧志 浩太
また不定かな? こちらは
KP
二回目なのでナシです。
牧志 浩太
はーい。
KP
シナリオ開始時いくつあったっけなSAN値。削りがでっかい。
牧志 浩太
46です。46→8はでかいぞ。
SANチェック》多いしでかいんですよね。
8ってなぁ。ここまでで出目によってはSANが吹き飛んでた可能性があるのか。怖い怖い。

(でもこの話で牧志のSANがボロボロになるのは納得しかない)

牧志 浩太
「あ、ああ、ああああ、」

見ている。
見つかった。
見られている。
ずっとずっとずっと。

力を取り戻したはずの怒りなど吹き飛んだ。
がたがたと手が脚が腹が喉が震えている、怖い怖い怖い怖い怖い、
ずっとずっとずっとずっと俺はこれに見られていた、これが、これが見ている、ずっとずっとずっとずっと!

動けなかった。
動けるはずがない。
怖くて怖くて怖くて背を向けられない。前を向けない。怖い。わけもわからず怖い。
佐倉 光
衝撃を受けたあなたの前に、異形の神からの壁になろうとでもするように佐倉が立った。
蒼白で震えているが、怒りで意思を支えている。
恐れて心が砕けたあなたの代わりに怒り、その心を守るように手を繋ぐ。
KP
シナリオにはここでKPCに抱かれて発狂解除していいって書いてるから、喋れる程度に持ち直して良いです。
牧志 浩太
傷ついた肌の感触が触れた。無我夢中でそれを掴む。恐怖に溺れながらそれに捕まって自分を引きずり上げる。
KP
空間を何者かの意思が殴りつける。
それは完全なる暴力のようで、それでありながら意味を持っていた。
しろいかみはあなたを見ている。
その存在が実体を持ってそこにいるわけでもないのに、あなたにはそれが分かった。
あなたの内部、血管の内側、細胞の隙間、シナプスをはしる信号ですらそのかみに握られている。そんな気がした。
牧志 浩太
みら、れている。
それの視線があらゆる細胞の隙間を血管の内側を腹の底を蠢き這っている。
巨大な手で心臓を握っている。

あの時もこうやって心臓を握られながらがたがたと震えていた。
怖くて怖くて怖くて怖くて意思に頭を押さえつけられて頭を垂れて頷くしかなかった。
KP
『その男との契約を受け入れず、破棄とするか』
KP
かみの意志は、あなたの脳をかき回し、人間に理解できることばにこね上げる。
KP
『答えよ』

〈聞き耳〉
牧志 浩太
1d100 97 Sasa 1d100→ 70→成功
KP
全ての感覚を支配し塗りつぶすかみの意思の隙間、ほんの僅かな静寂に、かすかな雑音が触れた。
KP
「はきするなはきするなはきするなするなするなするなしないでしないでしないで」
脳から漏れだした言葉を、口から涎とともに際限なく零し続けている男の声だった。
牧志 浩太
怖くて怖くて怖くて怖くて、
牧志 浩太
震える手に何かの感触があった。
それに、しがみつく。
それに、縋る。
頭を垂れさせようと押し流そうと押さえつける力の中、僅かな雑音に一瞬だけ、我に返る。

握りしめたそれの脈動に縋りつく。
その内側に何か強い、光を感じた。
牧志 浩太
「いや、だ」
喉の中でごろごろと雛が蠢いている。全身を視線が押さえつける。
断ろうものならば一瞬であのときみたいに潰されて、

それでも、
牧志 浩太
「破棄と、する、!」

叫ぶ。
なけなしの怒りをかき集めた。

三度、拒絶する。
牧志 浩太
言い方が微妙にわかりづらいよアイホートさん! だけど、男が口を滑らせてくれたってことはこうだよなー!?
KP
「イヒャアア!?」
KP
男が悲鳴を上げたと同時。
佐倉 光
「……!」
KP
佐倉が身を引きつらせた。
かと思えば、そのまま力が抜けたのか膝を折る。
あなたから手を離し、ふらりと立ち上がった彼の瞳に光は無かった。
佐倉 光
『契約は破棄された』
KP
人の声を借りかみは宣告する。
牧志 浩太
今度こそ息もつけずに、宣告を、結果を待つ。
KP
佐倉はそのまま、男の方へとふらふらと歩み寄っていく。
佐倉 光
『履行せよ』
KP
表情のない声で言うと、佐倉は男の首元を掴み、持ち上げる。
明らかに佐倉の力ではない、有無を言わせぬ超常の業だ。
つま先が宙に浮く。男は暴れて逃げ出そうとしているに違いないのに、
体は糸を切られた人形のようにふらふらと揺れるばかりだった。
KP
「ひ、ひやら、たす、たすけ……」
KP
男はあなたを見下ろして、目を見開いて絶叫した。
KP
「たすけてくれぇッ!」
KP
あなたの視界が真っ白になっていた。
いつの間にか床を埋め尽くしていた雛が、佐倉と男に這い上って姿を隠してゆく。
牧志 浩太
「さ、さくら、さん」
がたがた震える喉からまともに声は出ない。
動かない脚を引きずり佐倉さんに近づこうとする。
KP
佐倉は銅像か何かになったかのように微動だにしない。
白いうごめくものは男のあらゆる穴という穴、目から、鼻から、耳から、口から、尻から、潜り込んでいった。
悲鳴はかき消され、男は最早口を閉じることもできずに、びくびくと震え、やがて無秩序に手足を振り回す。
ざわざわと無数の雛が重なり歩く音が、人間をかき分けて巣とする音が、ひとつの存在が終わる音が、あなたの耳朶をまさぐるように犯した。
牧志 浩太
「……、」
それは自分の未来のようにも過去のようにも見えた。
人間がただの巣に、ただの肉袋になっていくさまを、視線も逸らせずに見つめていた。
KP
やがて最後の白が口の中に滑り込み、男が暴れる音とヒッヒッというような喉を鳴らす絶望の声だけになる。
どさ、と男が床に崩れ落ち、同時に佐倉がよろめいて膝をついた。
牧志 浩太
崩れ落ちる音で我に返る。
牧志 浩太
「さくら、さん、!」
よろめきながら、這いずりながら名を呼び、手を伸ばす。
佐倉 光
「……」
佐倉 光
「……牧志!?」
KP
佐倉は息を呑んで顔を上げ、あなたを見る。その目には輝きが戻っていた。
佐倉は呆然と手を見つめる。
佐倉 光
「今、何が……」
KP
「ヘ……ヘハハ……いたい……フヒ……いたいよ……」
KP
男は蹲って泣いていた。
KP
感情的になっている時に意味の通った文章喋るヤツなんかいねーと思うので、大体こういう時のNPC酷い改変されがち。
牧志 浩太
この瀬戸際で意味の通った喋りができるはずがない。ありがとうございます。
牧志 浩太
「さくら、さん……、出よう……」
男から目を背け、その手を握りしめて呟く。
もう男の方を見ていたくはなかった。
俺の中にはもう何もいない。佐倉さんは元に戻った。もう、必要なものはないはずだ。

視線をずっと感じている。佐倉さんの背後から視線を感じる。佐倉さんの中から視線を感じる。
佐倉 光
「ああ……」
KP
佐倉は頷いてあなたの手に縋って立ち上がろうとする。
牧志 浩太
あの狂気がある時にああなったら視線の出所そこだと思うよねって。>佐倉さんから視線
KP
あーあ。
心臓の音聴かせて……もらえる?
牧志 浩太
大丈夫大丈夫聴かせる。
視線があっても中に何かいても佐倉さんだもの。それくらいで避けられません。
それくらい!?
KP
パタパタパタパタ……と足音が聞こえた。
子供の足音だ。この部屋へと駆けてきている。
「ここだったー!」
「だからそうだっていったじゃない」
「よかったねーよかったねー」
幼子の声が聞こえた。
廊下からひょいと真っ白な幼子の顔が覗く。
牧志 浩太
「ひゃっ、あ、」
真っ白な顔にびくりと背が震えた。飛び退きそうになってから子供だと気づく。
KP
そこにいたのは、髪も目も肌も真っ白な、白いローブの子供だった。
アルビノ、などのようではない。ただただ全てが白く、白玉かなにかでできているかのようだった。
二人、三人と、小さな子供達は部屋に入ってくる。
牧志 浩太
「だ、だだ、きみたち、だれ」
KP
子供達はあなたには興味を示さない。もがいている男を取り囲んだ。
一人が佐倉を見上げる。
KP
「このひと、つかまえてくれて、ありがとう」
KP
子供はにっこりと笑った。
可愛らしいと思える表情であるのに、どこか血の通った風には思えなかった。
佐倉 光
「あ、ああ……」
KP
佐倉はあなたを庇うように体をずらす。
KP
男は、顔面蒼白でヒューヒューと息をしながら幼子たちを見上げている。
にこにことした笑顔のまま、子どもたちは口々に話しかけ始めた。
「おかあさんとのやくそくは、ぜったいなんだよ?」
「それに、いってたよね」
「ぼくたちをみごもるのは」
「しあわせなこと、なんでしょう?」
「ならイヤなんて、いわないよね?」

それらの言葉に、はくはくと口を動かす男の顔はまさしく絶望とも言えるものだった。
牧志 浩太
「ひ……、」
思わず後ずさる。囲まれる男から、子供達のように見えるものから目を逸らす。

そうか、俺が聞いたあの足音は、あれは、あれは、この子たちは。
牧志 浩太
腹がずきりと痛んだ。
この子たちは、もしかして、もしかしたら。

ここから生まれてくるものだったのだ。
牧志 浩太
「い、行こう、佐倉さん……、もう俺達に、用事、ないみたいだ……」
佐倉 光
「そうだな……」
KP
そこを立ち去ろうとしたあなたに、ふと一人の子供が気付いたように近づいてくる。
KP
「おくち、みせて。あーって」
子供はあー、と自分の口を開けて見せた。
「おいてけぼり、だめだから」
牧志は素直に彼の言葉に従う。
牧志 浩太
「と、取ってくれた、みたいだ」

目の前で起きたことを受け入れるには、心が打ちのめされすぎていた。
かたかたとまだ手足が震えている。
あの子供達が自分の腹を破って出てくる所を、想像した。
佐倉 光
「よ、良かったな?」
KP
佐倉もあまりのことの連続に、どう受け止めていいか分からなくなりかけているようだった。
KP
子供はにぱっと明るい笑顔をあなたがたに向ける。
「まもってくれて、ありがとう」
ぺこり、と一礼。

その背後であの男が小さな手たちに髪と言わず腕と言わずむずとつかまれて引きずられて行く。
KP
幼子はきびすを返しかけ、ふと、小さな子供が母親にお礼を促されたかのようにふっと振り返る。
「ごはんおいしかったよ」
「おにいさんたちもたべたかったから、ちょっとざんねん」
幼子は小さなため息をついて、あなたを、佐倉を見つめた。
つるりとした白玉のような目だった。
「でも、やくそくだもん。しかたないね」
牧志 浩太
「あ、ああ、あ」
全身ががたがたと震える。
それは、蟲の眼だった。
KP
男のくぐもった悲鳴が、あの部屋で消えた。
ばたん、がちゃん、と扉が閉じる音がする。
KP
「じゃあね、ばいばい!」
嬉しそうに言う彼は、そのまま部屋から駆けだしてゆく。
玄関扉が勢いよく閉められる音がし、同時に重い空気はふっと消えた。
KP
佐倉が慌てて後を追い、廊下を見渡す。だが当惑したように呟いた。
佐倉 光
「いない……」
牧志 浩太
「あ、あああ、あああああ……」

とうとう限界が来て、緊張の糸と同時に膝が崩れた。
佐倉さんの肩に縋りつく。
傷だらけの胸に顔を押しつけて、今も背後から見ている視線を視界から追いやる。
牧志 浩太
「さくら、さん……」
牧志 浩太
「さくら、さん」
牧志 浩太
「さくら……、さん」

まともな言葉が出ない。
ひたすらに名を呼ぶことしかできなかった。
佐倉 光
「ああ、大丈夫、大丈夫、もういない、あいつも……」
牧志 浩太
「さくらさん、さくらさん、さくらさん、」
胸にぐりぐりと頭を押しつけながら名を呼ぶ。
そうすることしかできなかった。
そうしたかった。
そうしたかったんだ、ずっと。
ずっとずっとずっとずっと。
KP
あなたの背を撫で、何度も何度も大丈夫だと繰り返す、祈るような彼の声が遠ざかってゆく。
後頭部からベールをかけるように速やかに、意識は底なしの闇へと滑り落ちていった。
牧志 浩太
「さくらさぁぁぁん」
泣きわめきながら意識を落としていった。

KP
あなたが目覚めたのは病院のベッドの上だった。
目覚めたときに見えたのは、体のあちこちに包帯を巻いた佐倉が横に座ってうたた寝をしている姿だった。

あなたは内臓が損傷しており、手術を受けたのだという。
だがなんとか後遺症もなく、回復も早く、随分と早くに退院できるだろう。
牧志 浩太
最初に目を覚ましたとき、一番最初にやったのは傍らの日記帳を引き寄せることだった。

尖ったペンがそこにあることを確認して、ここが繭の中ではないことを確認して、横に座っている佐倉さんを起こした。
その目に光があることを確認して、縋りついて泣きじゃくった。
そんなことを、いまここを信じられるまで何度もやった。

よかった。よかった。
俺は生きてられたし、佐倉さんはそこにいてくれる。

何度も何度も希望を掴んで。
何度も何度も折られて。
でも俺達はちゃんとここにいる。

俺のためにいてくれる佐倉さんが、そこにいる。


END1
シナリオクリア



生還報酬について
KP
よしよし!
とんでもねぇ赤字だけどまあよし!!
実はね……これでも少し軽減してあるんだ……
アイホート知ってるから。
牧志 浩太
なんと……ありがとうございます。
そのままだったらSANロストしてるところだった。そうでなくても出目によってはまずかった。
三度目ですもんねぇ。それ故に変な因縁もついちゃったけど。>アイホート
KP
このシナリオ、《SANチェック》バランスはあんまり良くないなぁと思ったけど、まあ次に回復させるから許してってことでそのまま盛大にやりました。ごめんなぁぁぁ!
牧志 浩太
この話で牧志がボロッボロになるのは納得しかないのでいいと思います!
牧志を丁寧にたたいてミンチにする話でしたもん。
KP
んで終了後に〈神話〉技能つくんだけど、アイホートに関しては今更いらねぇよなって思いました。前回関連で3点も貰ってるし。
牧志 浩太
ですねぇ。
知ってるし。なんなら今回の出来事で骨身に思い知らされてしまったし。

牧志 浩太
いやぁアイホートの子供達が喋ったのが異様でよかったですね。
あとどれだけ恐怖すること以外が許されない存在なのかをちゃんと現実の中で思い知らされた。ラストシーン好きです。
KP
ラストシーン調子に乗って盛りまくって、これ虫や集合体駄目な人アカンやつだなってやりながら思いました。
牧志 浩太
また注意書き案件だ。
KP
いやー、生還して良かった。かれらのご飯にならなくて良かった。
牧志 浩太
よかった。本当によかった。
こちらを見てもいない佐倉さんに食って食われてしたくないですからね。
じゃあこっちを見てる佐倉さんになら過保護されてもいいんか? っていうと、「いい」って言ってるなぁ……牧志。
KP
病院では多少過保護してくれるよ。
牧志 浩太
内臓ずたずたにされてるしそれは仕方ない。
分岐について
牧志 浩太
あそこ、アイホートさんの物言いが分かりづらくて男がヒント口走って分かるあたりがいい味だなと思います。
ヒドイネー。
KP
上位存在がそんな人目線で分かりやすく優しい意思疎通なんてしねーんだよというKPの強火解釈により以下略
牧志 浩太
いいと思います。ワカル。
演出は弄りましたし言い方は変更しましたが、セリフの内容は割とそのまんまです。
牧志 浩太
あれ、途中の繭を破るところなんかは佐倉さんの判断で牧志を縋らせようとしてああしたんですか?

スマホ落ちてたりしたのは佐倉さんの仕込みですか?

佐倉さんの針の跡は男が薬使ったのか蟲の毒かどっちでしょう?
あと寝室は、おかしくなってからの佐倉さんの根城ですか? それとも正気の佐倉さんが調査していた?
KP
そのへんはぶっちゃけ雰囲気!! シナリオ的には意味はあんまりないです。
でも私が考えた背景は一応あるからのちほど。
牧志 浩太
わーーーー楽しみイ
KP
まぁー今回も盛ってる盛ってる。
性的描写削った分痛いキモい方盛りまくってる。
牧志 浩太
イエーイありがとうございます。もうPLネタはヘキだし牧志はミンチだしで、怖かったけどノリノリで乗り倒しておりました。

牧志 浩太
そういえばあまりにも楽しすぎて、大層気持ち悪いSAN回復シナリオを思いついてしまったので、できたらまた回させてください。
KP
おっ。いいですねー。是非に。
牧志 浩太
寄生虫×終宿主×SAN回復なシナリオです。
KP
碌なワードじゃねぇwww
牧志 浩太
SANは回復しますよ!
いずれ回して貰えることになりました。楽しみだなぁ~
成長
牧志 浩太
【POW】〈神話〉知識ですねクリティカルしたの。
KP
しんわかー。失敗したら一点あげるよ。
牧志 浩太
1d100 40 しんわ Sasa 1d100→ 79→失敗
KP
するのかー。
牧志 浩太
40→41。うーん。
アイホートの雛を全身で理解しちゃったかもなあ。
なにげに【POW】、1クリですね。
【POW】で1クリの時って何かあったような。
KP
【幸運】1クリで【POW】が成長するのは覚えてる。
牧志 浩太
あ、【幸運】か。
【POW】ロールの成長、〈精神分析〉に振ってもいいですか?
狂気要因じゃないけど、異常な佐倉さんをずっと見てたので。
KP
okです。
牧志 浩太
1d100 1 Sasa 1d100→ 81→失敗
1d10 Sasa 1d10→2
KP
牧志 浩太
〈精神分析〉1→3ですね。
牧志 浩太
成長は以上!!
KP
多分病院で佐倉が牧志と話して〈精神分析〉したって事で判定を。
牧志 浩太
おっ。ありがとう佐倉さん。
KP
1d100 43〈精神分析〉 Sasa 1d100→ 50→失敗
KP
無念……
あとは家で落ち着いてやろう。
牧志 浩太
そうしよう。
牧志 浩太
牧志は不定まみれだしボロッボロだし、しばらく療養だろうなぁ。

背景情報について
牧志 浩太
あーあーあーなるほどなぁ。花の香りで支配が強化されていたんですね。幼虫いるわけじゃなかった。

佐倉さんは「牧志を守って」くれようとしたんだなぁ。最初の発端の時に。
KP
でもってここからはうちの卓オリジナル背景。
佐倉は怪しいと思って男を警戒していたけれど、返り討ちに遭ってしまいました。
その時丁度仕事絡みで見つけていた異界化した廃屋を占拠して、牧志を呼び寄せます。
男は《支配》などで無力化した牧志が昏睡している間に雛を植え付け、牧志が不審に思って逃げたり佐倉を正気に戻そうとするたびに《記憶を曇らせる》で記憶をカッ飛ばして、蜂の毒を加工して作った薬で操った佐倉に守らせます。
蜂の針は呪術的な意味で薬を注射するときに使っていたヤツが服に引っかかっていたんじゃないかな。

幽閉中に、牧志がペンを使って佐倉を正気に戻そうと試みたことによりペンが取り上げられ、家具を武器にしようとしたり、格闘の際に角に体をぶつけたりしたので、佐倉は家具が危なくないように一生懸命削りました。
皿が全部紙皿だったりカトラリーなしで食べられるものばかりだったのも、牧志がカトラリーや割った皿でアレコレしようとしたからですね。

佐倉は途中牧志の働きかけで正気に戻りかかったとき、筆記具がまだあの部屋に置かれていた頃に自分の手帳に例のメモを書き殴って捨てました。

毎日男は牧志と佐倉の様子をチェックに来ていました。
リビングは男のくつろぎ&洗脳かけなおしスペースでした。
いつも通り佐倉がしぶとかったので、毎日かけ直すことで強固にしていました。
洗脳は完璧だと思っていたので大事な書類も置きっぱなし。

佐倉が寝ていた部屋にあった冊子や昆虫図鑑は、たまに正気に戻りかける佐倉が持ってきていました。(戻っているわけではないので、あくまでなんとなく気になった程度で)
佐倉が席を外しがちだったのは、佐倉が側にいると牧志が落ち着かないし元気になるし、攻撃したり話しかけてこられるので、必要なとき以外会うのを男に禁じられていました。

スマホは牧志の様子を見に男が部屋まで入ってきたときにおっことしました。
で、その時に男が部屋に入ることを脅威に感じた&守らなきゃと強く思った佐倉が部屋を繭化。(正気と狂気がゴチャゴチャになってた)
理屈に基づいた物ではなく衝動的なものだったので、牧志が空腹と見るやためらいなく繭を破りました。

なんでもかんでもつるつるになっていた原因→牧志がめっちゃ頑張った痕跡です。
えっちな描写は痛い描写に差し替わったりしました。
ラスト、男さんは子供達に連れ去られるんだけど、折角なので男さんには牧志と同じ部屋に閉じ込められて貰いました。二人が解放されたときはもう異界化とけてて男には会えないただの廃屋になってました。
アイホート出現のとことかいろいろ盛りました。
割とシナリオでは可愛い人間形態雛ちゃんたちをちょっと怖くしました。
牧志 浩太
ああーーーー、牧志がめっちゃ抵抗している!
佐倉さん、会うのを禁じられていたのかぁ。そうかぁ。そりゃ佐倉さん横にいたら牧志は元気になるし、なんとしてでも佐倉さんを元に戻そうと抵抗しますもんね。

牧志は佐倉さんがこちらを見ていないと思って辛くて辛くてたまらなかったけど、佐倉さんは実は結構抵抗してくれていたし、牧志もああなるまでに随分戦っていたんだなぁ。

盛り盛りありがとうございます、おかげでめちゃくちゃ楽しかった! 面白かった! この二人らしい! 楽しい!!!!

その結果偶然にも牧志がミンチになったけども。
意図した弱点攻撃じゃなくて、色々拮抗して結果的に半端な希望が残って牧志がミンチになっちゃったんだなぁ。
KP
大体そんな感じの裏事情でした。意図していない流れが牧志を丁寧にすりつぶしていた。
牧志 浩太
二人が抗って抗った結果が意図せず牧志をすりつぶしちゃった。
抗わなければ筆記具もあったし一緒にもいられたし、もう少し穏やかにあの部屋にいられたかもしれないのに。
抗わなければレモンの香りを見つけることもなかったけど。
KP
逆も合いそうなシナリオだったんですよね、これ
今回の組み合わせで結果的に凄く良い流れになったと思う!
牧志 浩太
そうそう、逆も異様で面白いかな? とずっと思ってたけど、結果的に今回の組み合わせですごく面白かった!

結果として牧志は意図せぬ弱点攻撃で丁寧にすりつぶされたし、あそこで正気を保つのが佐倉さんというのがまた格好良かったし、傷だらけでぼろぼろになりながら喰われるのは佐倉さんが似合うし、牧志とアイホートの因縁はもう確実になってしまったし。
あと牧志はもうこれ完全に受け皿適性持ちだな? っていうのが確実になったし。
牧志当人か周辺人物か、絶対前世で神降ろししたでしょ……。
KP
しましたね、間違いなく。
閉じ込めるだのなんだの言い出すの牧志の方が似合うよなと思ったけど、意外と佐倉もしっくりくるな!?
牧志 浩太
そう、牧志がそれを言い出したら異様だよなーと思ってたんですが、佐倉さんも案外似合う。
・普段そういうタイプじゃないからこそ異様さ/異常さが際立つ
・純粋に案外似合う
・「体力のない佐倉さんが酷使させられている」というあたりで酷さが際立つ
KP
あと浩子さんがいたせいでお腹が膨らんで佐倉にキスされかけるというひっどい夢がリアリティ持って迫ってくるのひどすぎ。
牧志 浩太
そう、あそこは面白かった。浩子さんがいたもんで変なリアリティが出てしまった。
牧志は女の自分の裸やお腹大きい所を想像してしまえるようになっちゃったんだなぁ……。
KP
当然あの辺の夢は牧志が変なこと考えていたわけじゃなくてアイホートの悪夢なんですけども。
あ、今回のアイホートの雛の呪文メモ、異界から出たところで消し飛んだことにさせてくださいね。
牧志 浩太
ですよね。持ったままだとアイホートの雛関係のシナリオできなくなるし。
あそこでしか存在できないものだったんでしょう。
KP
あと入院は《ディア》やら《治癒》やらで短くした。でないと監禁時間と合わせて二ヶ月近く行動不能になるんだもの。
佐倉の感染症を防ぐ注射と、腹腔内の手術は必要だったので処置を受けましたって事で。
牧志 浩太
それはそう。こういうときに《治癒》便利ィ。
内臓食い破られた傷だって治せる。
SAN 22の牧志はしばらくおとなしく療養しとくべきかもしれないけど。
KP
人間に囓られるって最悪らしいですね。
ほぼ確実に感染症を起こすらしい。
んでくっっさい膿が出るらしい。
でも刃物で血を与えようとしたら牧志が刃物奪ってあれこれやったのでー
牧志 浩太
牧志が抗い続けては封じられた結果、二人とも一番辛い所へ追い込まれたんだなぁ。
劇中で牧志は丁寧に折られていたけど、記憶を失ってる範囲でも11日間ずっと、延々と抗っては折られ続けていたんじゃなかろうか。それはSAN 8にもなるんですよ。
抗っては折られて抗っては折られて、どんどん何もなくなっていく丸い檻の中、とうとう佐倉さんさえも奪われて……。
KP
つらすぎる
美術館に行こうよ!
素晴らしい芸術で心を癒やそう!
牧志 浩太
行こう行こう! 二人で楽しく美術館に行こう!
某シナリオでも拷問されて耐えたのに無駄になっていたし、完全に流れが牧志を折りにかかっているんですよ。
牧志の根源は「怒り」なのに、その怒りが力を失うほどにじっくり痛めつけられてしまった。
KP
まったくもってひどいはなしだった。楽しかった。
牧志 浩太
PLはめちゃくちゃ楽しかった。ありがとうございました。
KP
美術館も短い話だしサクッとできると思います。
牧志 浩太
ふむふむ。サクッと楽しんで7/21の前世キャンペーン発売を待てますね。
KP
ただ、完治するかどうかは保証できない。
三日ですからね、丁度美術館終わる頃に開始準備できそう。
牧志 浩太
いいですね。
KP
さすがに今日は遅いのでっ、開始は明日以降にでも。
牧志 浩太
それはそう! もうすぐ1時ですしね 楽しみにしております
牧志がだいぶんえらいことになってるので、SAN 足りなかったら気持ち悪いSAN回復シナリオ投入してもいいですしね。

描写と途中の調査フェーズ(これどうやって調査の流れ作るんだ?)ができてないだけなので、アドリブで回してしまえば回すことはできそう。
KP
それもたのしみ!
美術館随分ライトな感じですよ。
牧志 浩太
ふむふむ。
いいですねライト。めちゃめちゃになった心を癒そう。
KP
(目そらし)
牧志 浩太
そらされたー!(楽しみ)
KP
さて、ログが前々回のお話が終わっていないとかいう事態なので、頑張ろうと思います。
牧志 浩太
あまりの楽しさにガンガン進めてしまったがために!
KP
今日の内に青は終わらせよー
今回の話もあっという間に終わりましたもんね。
いい感じに空いてる時間に引っかかったのもあるけど。
牧志 浩太
いい感じに空き時間が合ったっぽかったですもんね。
今回の話も楽しくて楽しくて熱中してしまった。

劇中で出なかった情報について。KPCへの指示に『薬を打たせる』というのがあるが……
KP
「薬を打たせる」が実は良く分かんない。
佐倉が牧志に薬を打っていたって描写はないんですよね。
それとも佐倉自身に自分を洗脳する薬を打たせていたのかも知れない。
牧志 浩太
ああー。そういえば。
読んだときに「佐倉さんが自分で自分に打たされていた?」と、そう、思いました。ひどい。
KP
それを毎日行って確認するなら、いっそ自分でやった方が……?
手順が面倒なのかも知れませんねー
牧志 浩太
定着してそのうち見なくても自分自身で打ち続けるようになるのを期待していたとか。
でも佐倉さんが抗ったのでそうならなかったとか。
KP
なるほど。それで結果的に孵化直前まで見に行く羽目になり、やられることになったと。
牧志 浩太
そうそう。佐倉さんが抗ったおかげで。
あるいは描写ないだけで、牧志の下腹部の模様のところに薬を打っていた可能性もあるなー、と思いました。
KP
記憶消す魔法も定期的に使わなきゃいけないし、かなり面倒な飼育でしたね。
まあやらないと自分が死んじゃうから仕方ないんだけど。
牧志 浩太
本当はもっと楽なつもりだったのかもしれませんね。
KP
クリティカルにまずい物適当に放置したりゴミ箱に捨てさせて安心しちゃうとか、スマホ落とすとか、大分気が緩んでいるなぁ、命懸けなのに。
今までの成功体験のせいかな。
牧志 浩太
何度かやって安心しちゃったな。
何度もやった、今度も大丈夫、と思っていたら面倒な相手を引き当ててGO破滅。
KP
最初に捕まっていたら脱出無理だったかも! 
「あっこいつら面倒臭い」と気付いても途中でなかったことにはできないでしょうしねーこれねー
牧志 浩太
何度もやってるってことは、いいかげん死へのプレッシャーで緊張がもたなくなってる頃でしょうしね。

そう、最初だったら無理だったかも! 他の犠牲者には悪いけど幸運だった。
途中で放り出すわけにいかなさそうですからねぇ、これ。
KP
「いい加減孵化しろよーもー」って思って焦って見に行ったのがあのスマホや繭作りからの扉開放に繋がっちゃった。
牧志 浩太
そうそう。
人間そうずっと緊張を保ち続けられないということかもしれない。
KP
怪異に関わっちゃった時点で終わってる。

……ブーメランかな?
牧志 浩太
でかいブーメラン飛んできた。
牧志も佐倉さんもいつ、それと分からないままやばい呪文に接触してしまわないとも限りませんしね。
好奇心で扱うことはしないだろうけど、これだ! と思ったらまずいものだった、はあるかもしれない。
……牧志はとうとう〈神話〉知識41%になっちゃいましたが。
KP
要らないところでクリティカル出すなよぉぉぉぉ。
もうそのへんの狂信者並みかそれ以上だよ。
牧志 浩太
あんなところでクリティカル出ちゃうとは。
そのへんの狂信者でも41%はなさそう。
KP
怪異事件に47回も関わっていれば……えっ47回?
いや48回目かな……
牧志 浩太
48回目……
そこらの狂信者よりずっと詳しい。なんだかどんどん魔きしルートが見えつつある。
KP
たかだか3年弱の間にですよ。
月刊怪異遭遇。
いや引っ越してから一年の空きがあるからそれどころじゃないんだわ。
牧志 浩太
もう延々と怪異怪異怪異。
俺達に日常がない!
このPLとかいうやつのせいで。楽しい。
KP
そして気がつけば誕生日の話題は何回か上がっているのに21歳から歳を取らないなんて事態に。
牧志 浩太
なる。
真面目にカウントしたら+2~3年くらいは経ってそうかなぁ。牧志24才シロー10才かー。
KP
今読み直してみたら、導入の最初の所でPCが痛みを感じているから、
KPCが何らかの薬品を注射していた可能性もあるんだなぁ。
「薬を打たせる」って書いてますしね。
何をしてたんだろう?
記憶を曇らせるのは魔法ですしねー。記憶曇らせを維持する薬でも入れてたのかな。
自分を洗脳する薬と、牧志を拘束しておくための薬を継続して打たされていたとすると酷い話だなぁ。
牧志 浩太
佐倉さんを餌と認識しているのが薬の作用かな? とも思いますね。
雛だけなら餌は固定されなさそうなので。
あとは、記憶を曇らせるだけにしては二日酔いのような調子の悪さがあったりするし、鎮静系の思考を鈍らせる薬なのかも。

だとするとひどいはなしだなぁ。
抵抗しようとする牧志の眼から、自分の打った薬で光が消えていくのを見させられていたわけで。
《支配》って恐ろしいね。
KP
本人的には「牧志を守るために」やっていたつもりなわけで。
牧志 浩太
わけで。判断力などを全部そのまま利用してそこだけ書き換えてしまうの、本当に効果が高すぎて恐ろしい。
KP
確かにそういえば今回、佐倉を餌と認識するタグがないですね。
花の香りを嗅ぐと……っぽい描写はあるものの、あれはあくまでKPCの支配を持続するための薬剤だったわけで。
牧志 浩太
なのです。それが《薬》なのかなって。
餌とすることで、雛の餌をゲットしつつ、より拘束を強固にし抵抗を奪う。
KP
ひどいはなしだわー(すき)
牧志 浩太
ひどいはなしでもう好き。
本当にあらゆる要素が省エネかつ効果が高すぎてひどいはなしだなっていう 好き
もうなんか、しっかり外道で効率的。
それでも二人が抵抗し続けたから破綻したんだろうなぁ。
KP
これ本来の話だとKPCの自宅に閉じ込められますからね。
見知った仲いい相手(仲悪いのかも知れないけど)の私室が牢になるのつらすぎる。
トラウマになっちゃうよ。
そもそもこの事件の発端が「うっかり自分に降りかかりそうになった災厄を片っ端から他人に押しつける」っていうクソ外道ムーブの結果ですしね。
最後悪役がやられるシーンも「ざまぁ」としか思えないあたりつくりが素晴らしいと思う。
閉塞からのカタルシスがすっごい。
それでありながらがっつり脅威をちら見せしていくからちゃんとCoCっぽいし。
牧志 浩太
つらすぎる。自宅にトラウマつかなくてよかたね。
いや牧志はもう「しんでなんかないよ」から続いてトラウマまみれかもしれないけど。

牧志の場合、自室じゃなかったから余計に堪えた気がします。
そこに「佐倉さんの気配はない」のだ。

>外道ムーブ
そうそう、閉塞してからの流れのカタルシスがすごいんですよね。
脱出してからはもうスピード感がつよい。

あ、でも牧志は今までに色々ありすぎて「ざまぁ」はしてないですね……。
そうそう。ラスト、神はどうしようもなく圧倒的で、恐怖することしかできず、異様であるのもすごくCoCなラストで好き。
神に対してはやっぱりがたがた震えるしかできない。
KP
>気配がない
なるほどなーー!
人の気配がないところに筆記具も通信手段もなしで独りきりで閉じ込めることについて「酷かも知れない」と言ってました。

>ざまぁ
佐倉は事情が良く分かってないからざまぁしてない。
後で「自業自得だろ」とは言ったと思う。
牧志 浩太
>気配
そうなんですよ、そこに佐倉さんはいない。
そこにいるのは佐倉さんではない。
>ざまぁ
牧志は自分が同じ立場だったら「やる」だろう、と思い知ってるからなぁ。
KP
佐倉は無論やる、にしても、しくじったら報いを受けるときは受けるものだと思っているからねー。
佐倉視点、体中痛がゆくて、
何かいきなりボロボロの牧志がゴミ袋顔に押しつけてきて、
牧志の腹膨らんでてなんかそこにいるんだなと思ってたらなんか凄い気配が現れて、
気がついたら牧志が治ってて白い子供が元凶らしき男を引きずっていった。

わけがわからないよ!
牧志 浩太
そりゃそうだ。
佐倉さん視点わけわからん!
シナリオの形式について
KP
今回のシナリオPCでしか確認できないヤツだったのでちょっと大変だった。
牧志 浩太
スマホで確認できないのと読みづらいのは難儀ですよね。雰囲気よりも読みやすくしてほしい……!
あとHTMLはファイルの取り回しが面倒なのでPDFが、ありがたい!
KP
PDFはコピペすると変なスペース入ったりするから、txtもついてると嬉しいなぁー。
牧志 浩太
テキストファイルだけだとこれまた見づらいから、PDF+情報類のテキストファイルがついてるパターンが一番うれしい。
KP
たまーにコピペしたいとき困る。
牧志 浩太
なんですよね。長い情報とかに変なスペース入るの困る。
KP
そうそう、PDF、Doc、txtの三段構えのシナリオそこそこありますけど、有り難いですこれ。
牧志 浩太
ですよね。あれは有難い。
KP
ざっとビジュアルでPDF確認しつつtxtで貼れる。
牧志 浩太
VOIDはあの長さで全部テキストファイルだったので、あっちこっち移動するのと全体把握するのが難儀で困りました。テキストファイルだけだとぱっと位置把握できないんですよね。
KP
ああー。「これテキストだけなんだ!?」ってびっくりした覚え。
まあ無料シナリオだしね仕方ないね。
牧志 浩太
有料にしたらしたでSPLL申請とか作業が増えますしね。複数シナリオ作られる方ならまだしも、シナリオ一つだけだとかえって作業が増えちゃう。
KP
綺麗にPDF作るのそれなりに手間かかるもん。
牧志 浩太
ですねぇ。
KP
SPLL申請結構かかるんだなぁって最近調べてびっくりしました。
牧志 浩太
16,500円は紙媒体だから、電子頒布物の場合は提携サイトで売れば自動的にライセンス料が支払われて、別個の費用はいらないはず?
KP
あれ、そうなのか。
牧志 浩太
●1 紙媒体・グッズ類
1)契約締結日から1年以内に製造すること。

2)1作品の「製造数×頒布価格」が70万円(税込み)を超えてはならない。70万を超える場合は、別途ライセンス契約を結ぶこと。

3)1作品あたり16,500円(税込み)のライセンス料を支払うこと。 ※1

●2 電子出版物(2021年10月18日追記)
1)Web上での頒布開始前に事務局に申請して申請番号を取得すること。

2)各提携サイトから、提携サイトの機能により自動的に売上げの10%を事務局に支払うこと。(2021年12月13日修正)※1

3)事務局が指定するサイトでの頒布を行うこと。指定販売サイトはライセンス料を登録者の売り上げから控除し、登録者に代わり事務局へ支払うものとします。

そうそうこれこれ
KP
100円シナリオとか凄く大変だなぁ! とか思ってた。
牧志 浩太
さすがに300円のシナリオひとつで16,500円も要求されたらやってられないですからね。
KP
それはそう。
ああー、そうだったのか。
私もちょっとやってみたいけど、一作品16,500円は痛いなぁと思ってました。
牧志 浩太
1,000円くらいの同人誌を100部作ります、みたいなのを想定してるっぽいです。>ライセンス料
紙媒体は「売上一つごとに10%」的なことがやりづらいからだと思います。

ここ記述わかりづらいですよね。勘違いしてる人が他にもいたらもったいないなぁ。

KP
紙の本一冊1,000円級が多いのはそのせいかな?
牧志 浩太
同人誌ってそもそも薄いBOOKでも800~1000円なこと多くないです? SPLLなくても
印刷に結構かかる。
KP
ああー、そうですね。
割とコピー本の人だったので
そんな部数でないからー
牧志 浩太
買い専ですが、だいたい薄いBOOKで800円くらいだった記憶がありますオフセット本。
KP
500円~ってイメージですね、オフセ本でも。最近高めなのかな?
牧志 浩太
なんと。高めなのかもしれない。
単純に買ってるジャンルとかの絡みかもですが。表紙が結構しっかりしたカラーなものが多いので。
KP
TRPGの紙のシナリオ同人誌って買ったことないし、大分イメージしている規模が違うかも知れません。
牧志 浩太
かもしれません。あえて紙で買う、ってなるとそれなりに豪華なやつになってくるので。
KP
割とマイナーネタの面白本か超大手の2000円クラスかの両極端ばかり買ってる気がします。
牧志 浩太
なるほど。
ライセンスの話に戻ると、

・電子頒布の場合は売上ひとつごとにいくら引く、みたいな形式がやりやすい
・一つ一つの金額が低めになるので、一斉いくら徴収! みたいな形式取るとそれこそ誰もやれなくなっちゃう and 手続きが煩雑

で、今の形式になってるんでしょうね。
シナリオ出す方としては活動しやすい所に落ち着いて下さったなと思ってます。>提携サイトから10%徴収
KP
今度やってみたいなーシナリオー
オンラインだと気楽でいいですよね。在庫管理ないし。
引っ越しで世界樹ゲームブックの在庫処分したんだよな……
牧志 浩太
そうそう在庫管理も印刷もいらないですしね。ツッコミ入ったり誤字脱字諸問題あったら改訂も楽だし。
KP
ああー、アプデ楽なのも嬉しい。
牧志 浩太
そうそう。シナリオ配布は電子って買う方も売る方もすごく楽でいいなーと思います。
KP
気になったら即ポチって即遊べますしねー
牧志 浩太
そうそう。シナリオ集みたいにならないぶん、気になるシナリオだけ買うこともできますし。
即ポチできるのもすごく嬉しい!
有料にはしないだろうけど、気持ち悪いSAN回復シナリオももし一度回してシナリオの形になるようだったらPDFにしてみたいな。
KP
FF14やって、久しぶりにシナリオの文言フルで書かなきゃならなくなって、大変だーと思いました。
自分でデマカセ書くなら全然大変じゃない分量なのに、見ながら書くと大変……
牧志 浩太
分かります……。
その場で出任せ飛ばすならすぐでも見ながら書くの大変……。

コメント By.KP
縁が刻む深い傷跡に、更なる狂気がしみ込んでゆく。

今回もまたシナジー効果の高い話で牧志君が本当に可愛そうでオモシロ……味わい深かったです。

TRPGリプレイ【置】CoC『青白い馬』 波照間&東雲 4(終)

「あなたが導いてくれ。
あの、北極星を指した日のように」

TRPGリプレイ CoC『静寂舞手』佐倉&牧志 10

「次の出し物は何だよ。何か見せてくれるんだろ?」

TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』Side:B 牧志&佐倉 7(終)

理解できない。佐倉さんが逃げた?
俺が佐倉さんを殺した?

【クトゥルフ神話TRPG】
本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」


TRPGリプレイ CoC『VOID』継続『空白の航海』ヴィキ 1(未完)

「必ず、幸せになれるだなんて、そんなこと言い切れないよね」

TRPGリプレイ インセイン『僕らの名は。』 1

「もしかして私たち……」
「入れ替わってるぅ~!?」
「入れ替わってるかもしれんなあ」

TRPGリプレイ【置】CoC『骨組みだけの宇宙』 佐倉&牧志 1

「……大丈夫だよ。手を握ってても大丈夫。だから、いつもみたいに話そうよ」
「ああ……努力する……」