TRPGリプレイ【置】CoC『青に染色』 牧志&佐倉 6

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こちらには『青に染色』および
『俺の恋人が庭からボコボコ生えてくるんだが!?』のネタバレがあります。

本編見る!
牧志 浩太
「あ……、」

溶けていた。
佐倉さんが溶けていた。
身体が崩壊し、内側から膨れていく。
名を呼ぼうとした声が青い液体に塞がれて、それはもう人の形をしていない何かになろうとしていた。
牧志 浩太
「さくら、さん」

駆け寄ろうとする、脚がふらついた。
見下ろせば、自分の脚も溶けている。
銃を掴んでいた腕も溶けて、両腕があった所から赤い液体がどろどろと垂れ落ちている。
牧志 浩太
「さくら……、さん」

ナイフを探す。構えようとした手が溶け落ちた。指先の感覚がない。手がどこにあるのかわからない。
必死にナイフを掴む。
牧志 浩太
「さくら、さん」

溶ける溶ける溶ける溶け落ちて、混ざる、地面いっぱいに広がった身体が一つになる。
紫色の海の中、震えたゆたって動かない両脚で這いずり、地面を掴んで近寄ろうとする。
KP
目の前の青は震え、さらに膨れ上がる。
たちまち目の前にそびえる。
あなたは否応なく、先程叩き伏せられて死んだ男を幻視するだろう。
青が、押し寄せる。たちまちにあなたを押さえつける。
押さえつける?
二人とも溶けているはずなのに。
牧志 浩太
喰われる、そう思った。
溶けているはずなのに喰われる。
溶けている自分ごと喰われ、ひねり潰される姿を想像した。
KP
そのまま青の奔流があなたを押し流した。

【幸運】×5で判定。
牧志 浩太
1d100 60 【幸運】 Sasa 1d100→ 35→成功
KP
あなたの口にどろりと溶けた青が流れ込んだ。
あなたはすぐにそれを吐き出すことができる。
牧志 浩太
「っ、ぶ……!」
名を呼ぼうとした口の中に青が流れ込む。吐き出す。拒絶する。
欲しいのはそれじゃない。
牧志 浩太
目を凝らす。佐倉さん。佐倉さんはどこだ。
佐倉 光
視界に捉えた佐倉は、その体を青く青く染めていた。
KP
じわじわと細胞が青に侵食され、鮮やかな青は、佐倉の自我をも青く塗りつぶす。
佐倉の腕はもはやなく、青の不定形となり、あなたを取り込もうと、ひねり潰そうと締め上げる。
あなたもまた、触れたところから青に染められようとしている。
液状化した腕越しに見える佐倉の目もまたどろりと青かった。

――あなたたちはお互い、青に染色されていた。


このままでは佐倉は牧志を取り込み、別の「何か」へ作り変えてしまうだろう。
この状況を収めるには、人工生命体X-001を佐倉が強い精神力で抑え込まなければならない。
佐倉を正気に戻すための判定説明。
KP
というわけで基本の流れは上記ですが、他にやりたい流れがあればそちらでも構いません。
まずは3d6+1d3でタイムリミットを決定してください。
牧志 浩太
こわい! 面白い! その流れで構いません!
牧志 浩太
3d6+1d3 Sasa 3d6+1d3→ 7[2,4,1]+3→合計10
牧志 浩太
低めーッ!
KP
せっかくいるし、古島からも補正つけよっかー
古島は毎ターン声をかけます。
COMPからコールが鳴ります。
そのぶん1d5加算とします。

KP
残り10ターン。
牧志 浩太
世界が、青かった。
視界の何もかもが青い。佐倉さんも、俺も、青い。
俺の赤が、佐倉さんの青に飲み込まれていく。

青に染まる。
染められていく。

佐倉さんの眼の奥に、俺の眼の奥に青が見える。
世界が青に飲み込まれている。
生まれる前の水の中のような。
牧志 浩太
「佐倉さん」

青く揺らめく眼を見つめ、その名を呼ぶ。
欲しいのは、青じゃない。
牧志 浩太
その眼の中に、光を探そうとする。
〈心理学〉で判定します。
KP
okどうぞ!
牧志 浩太
1d100 77 Sasa 1d100→ 1→決定的成功クリティカル)!
KP
おお!?
牧志 浩太
やる気だ!!
KP
+30ですね。
1d5 Sasa 1d5→1
佐倉は+31の補正をつけて判定。
1d100 46 Sasa 1d100→ 75→失敗

佐倉 光
瞳の青は揺るがない。
KP
あなたの最早ないはずの手足に痛みが走る。
ねじ切られるようだ……
佐倉 光
俺は不完全だ。彼は不完全だ。
KP
佐倉。あなたは知っている。
目の前のかけがえのない存在を呑み込んで一つになれば、互いの不足を埋め合い、完全になれる。
KP
正直ここ二人混ぜても肉体的に大したことないってとこはどーしよーもない。
牧志 浩太
うーん。それはどうしようもない。

KP
残り9ターン。
行動をどうぞ。
牧志 浩太
「……っ、」
溶けてしまっているはずの手足に、激痛が走った。
恐怖がひやりと背を濡らす。

目の前にいるのは捕食者だ。
呑み込まれる。喰われる。喰われてしまう。
違う。違うんだ。欲しいのはそれじゃない。
牧志 浩太
「佐倉さん、目を、覚まして……、
帰ろうよ、家に。一緒に帰ろう」

もうない筈の手を、彼の頬へと伸ばす。
何だっていい。偽者でも、本物でも。

一緒に帰りたいだけなんだ。
あの日そうしようとしたように笑って。
牧志 浩太
〈説得〉で訴えかけます。
KP
〈説得〉どうぞ。
牧志 浩太
1d100 77 Sasa 1d100→ 55→成功
KP
+20。
1d5 Sasa 1d5→4
佐倉 光
1d100 70 Sasa 1d100→ 95→失敗
KP
やる気ある……?

KP
頬に触れようとした指が、ずぶりと沈んだ。
COMPがひっきりなしに光り続ける。
あなたの手首の目が泣いていた。
牧志 浩太
ずぶりと指先が沈んだ。
触れたかったものはなく、指先がただ青の中でもがいている。
佐倉 光
青はあなたを受け入れる。
共にあろうと何度も約束した。
だからきっとこれは正しい。
永遠に在りてともに歩くことができるだろう。
KP
佐倉ってこういう時やたら弱いの何。
牧志 浩太
一人ではなくなってしまったことの弱さというか、隙がそこにあるのかもしれない。

KP
3ターン目。
牧志 浩太
「そっか、……ひとつになりたいのか。
いいかもな、それも。案外楽しいかもしれない。

でもさ、それなら、そいつは邪魔だ。
そいつがいたら、手を取れないよ。

こっちに、おいでよ……、佐倉さん」

手を、伸ばす。存在しないはずの手がそこにあった。
青の中でもがく手を、引きちぎられる激痛に耐えて、必死に伸ばす。
牧志 浩太
そして牧志、ひとつになること自体はいいんかい……。
佐倉さんはこういうときに引き込まれてしまうし、牧志はやたら怒りが出目に出る気がする。
牧志 浩太
再度〈説得〉で。
1d100 77 Sasa 1d100→ 33→成功
KP
1d5 Sasa 1d5→3
佐倉 光
23加算により93で判定。
1d100 93 Sasa 1d100→ 16→成功

佐倉 光
「だめだ……」
KP
歪んだ音が口から漏れた。
佐倉 光
「さくら……じゃ……ない」
KP
あなたを染め上げようとしていた青が引いてゆく。
佐倉の形をしている顔から、瞳から、青が流れていた。
佐倉 光
一緒に行くのは、こういうことではなかったはずだ。
二人で一組、それが相棒というもの。
溶けて混ざってしまっては、それは
独りじゃないか。
KP
あなたの手足をねじ切ろうと、折りたたもうとしていた力が抜け、
それはあなたを解放する。
辛うじて人の形を保っている上半身と頭が、無抵抗に青の上に浮いていた。
佐倉 光
「まき……し……」
呟いて佐倉だったものは目を閉じた。
失われつつあるヒトの中核をあなたの目の前に晒して。
牧志 浩太
「佐倉……、さん」
ああ。間違ってない。間違っていなかった。
これが、一緒にいたかった佐倉さんだ。

戻ってきてくれた。

手を伸ばす。手も足も形を取り戻していた。
後は、切り離すだけだ。

青の中に浮かぶ姿は、あの巨大な魚の下半身を少し思い出させた。
牧志 浩太
胸が微かに上下していた。目の前で人間の命が鼓動していた。
一瞬躊躇った手を、怒りで打ち消す。

怒りを込めて、清められたナイフで心臓を突き刺す。
KP
では〈ナイフ〉にて判定。こちらも+20です。
初期25だから45かな。
佐倉 光
1d100 75 【幸運】 Sasa 1d100→ 80→失敗
牧志 浩太
1d100 45 Sasa 1d100→ 23→成功
KP
えらい!
牧志 浩太
やる気だ。
KP
佐倉の胸にナイフが沈む。
まるで抵抗なく、痛みもなく。
牧志はその切っ先の向こうに、確かな心臓の鼓動を感じる。
佐倉の体がびくりと震え、そして急速に青が蒸発するように抜けてゆく。
牧志 浩太
切っ先の向こうに、佐倉さんがいる。
KP
佐倉は目を見開いたまま刃が突き刺さった胸を見つめていた。
禍々しい青の波は吸い込まれるように縮んで人間の皮膚の色を思いだし、
弾力ある人の肉体に戻って行く。
佐倉 光
「痛く、ない……」
KP
佐倉がびっくりしたようにぽつりと呟いた。
牧志 浩太
「よかった……、」
呟く声を聞いて、ようやく、ほうと息を吐く。
牧志 浩太
「戻ってきてくれた……」
KP
ちなみにここの判定、二人とも失敗しても胸に傷が残るだけです。
牧志 浩太
おっと牧志の胸の情報量が増えちゃう。
KP
佐倉の胸ですね。ざくっと抉った跡が残っちゃう。
今回は牧志君が上手くやってくれたから残らない。
牧志 浩太
あ、そうか佐倉さんか。
そのへん貫くの二度目だから慣れてんのかもしれない。>牧志
KP
そうなのよね。
牧志は佐倉の心臓を抉ったことがある。

KP
ナイフの光がゆっくりと失われてゆく。
そして外から人が駆けてくる足音が聞こえた。
佐倉 光
「ああ……ありがとう……」
佐倉 光
「もう俺が何者なのか良く分からなくなってきたけど、
今とても嬉しいんだ……それで、いいよな」
牧志 浩太
「いいよ」
ナイフを引き抜きながら、微笑む。
牧志 浩太
「俺だってよく分からないし。
でも、俺も嬉しいし、それでいいよ」
牧志 浩太
いつものように、相棒に肩を貸す。
まだ、最後の仕上げが残ってる。
ここから無事に逃げ出す、という。
KP
部屋の外から駆け込んできた何者かは……
波照間 紅
波照間だった。
牧志 浩太
「先輩!」
えっ、もしかして助けに来てくれたのか!
助けを呼ぶこともできなかったのに。
牧志 浩太
「先輩……、紅……、」
嬉しかった。
助けを呼ぶこともできなかったのに、『相棒』が助けに来てくれたことが、嬉しかった。
バトル感想
KP
なんと護符が全く使われなかった!
牧志 浩太
なかった! ラミアさんが超絶好調だったおかげ&古島さんが身を挺して力を貸してくれたおかげで!
KP
といったところで今日は終わりかな?
ここから少し時間飛ばして、落ち着いてから後日談します。
良かった良かった、二人とも古島も無事だった!
牧志 浩太
はーい、ありがとうございました!
KP
古島とラミアは落ちるかと思ったなー
牧志 浩太
よかったーーー!
古島さんも無事でよかった。
ラミアさんでも死ぬ攻撃投げないでくれていてありがとうございます……。何だったんだろ……。
KP
いや、イベントで投げましたよ。
4d6+1d6の〈口〉がそれですね。 Sasa 4d6+1d6→ 14[6,3,3,2]+6→合計20
KP
ほらしんだー! と思ったけど装甲1で生き残るか。
牧志 浩太
4d6って。どうやって人間PCで生き残れと。
よほど成功率が低いか、〈回避〉高いのが前提なのかなぁ。
実は命中値は40あります。これでも攻撃の中では一番命中値低い。こわい。
最初は死にかけたラミアに攻撃が行ったときのとどめにでも使おうかなと思っていました。
ダメージ値、ダメボはミスタイプしてますね。1D6は間違いで本来1D4です。些細な差ですけど。
KP
短期決戦の火力&〈回避〉高いペアを想定しているって書いてありました。
牧志 浩太
ああー、そうだったのか。
本当にガチで戦闘力高いペア向け、かつ攻撃・〈回避〉併用可能というガチ戦闘シナリオだったんですね。
調整ありがとうございます。
KP
ああー、手加減したわ。
最初の研究員の攻撃一回分潰したね。
あと、ヤクザのグラサン男食うイベントは盛りました。
最後にグラサン男残るよりは、こっちの方がそれっぽいかなーと思って。
牧志 浩太
あのイベント盛りでしたか!
あれ、圧倒的な存在だった男でさえ対話も協力もできずに喰われてしまったという意味で、人間に制御できるものじゃない感が増して最高でした。
KP
銃で攻撃してくる奴二人とHP低めとは言え高火力の化け物一体はなかなか肝が冷える。
牧志 浩太
本当に。相手のダメージが全体的に高くて本当にヒヤヒヤする。〈回避〉高くてもダイス目次第では一撃死するし。牧志〈回避〉ないし。
KP
あとグラサン男、戦力という意味でも、キャラ的にも、わざわざここに顔出すようなキャラかなぁと思って、いっそ出さないであとで逮捕されてるとこでも出そうか迷ったなぁ。
出して食わせて良かった。
牧志 浩太
あれ本当に「人間に制御とか無理だよ」なCoC感がめちゃくちゃ引き立って最高でした。よかった。
「躾が足りなかったようだな、牧志浩太」も恐怖が際立ってよかった。
KP
後化け物の命中度もちょっとずつ削って、dbもちょっとだけ減らしてたりします。
しかしラミアさんが頑張ってくれたお陰で良い案配になった!
牧志 浩太
ありがとうございます。〈回避〉ないもんなぁ。
色々メガ盛りして下さったお陰で無事に済んだし、古島の存在が大いに皮肉を増してよかった。
KP
トドメが牧志君になってよきよき!
牧志 浩太
トドメが牧志の銃弾になったのもよかった。
調整のお陰でラストバトルのシーンがいちいち印象的になってて最高。
KP
化け物が化け物するの大好き。
牧志 浩太
最高でした。化け物を制御できると思ってる人間がやすやすと裏切られるの最高。(佐倉さん&牧志にブーメランでゴメン)
KP
さくら「えっ?」<悪魔使い
牧志 浩太
ラミアさん絶好調な所もブーメランの大きさがアップする。>悪魔使い
あと、古島たちという『物体X』そのものを契約して『支配下』に置いてもいますしね。
KP
言うなれば本物をまとった牧志と、その偽物に侵された佐倉が、未来のないまがいものと戦うという……
これ、友好的になった彼らと交流する話の直後にやると色々ややこしいかなと思って、直後にやるべきかもの凄く迷ったんですが、結果的にやって良かった!
強化アイテムとしてついてきた古島もなかなかいい立ち位置になってくれましたし!
牧志 浩太
これはよかった! 最高!
HOもこの割り振りでよかった!!

X-001が「佐倉さんのように振舞う」のに「何の自我も持っていなかった」ことで「じゃあ古島たちは?」と思ってしまうという、いい味が追加されましたし。

本当に古島さんはいい立ち位置だったと思います。COMPと正気の佐倉さんが揃わないと直接話せないのもいい塩梅。

あと拷問描写と佐倉さんの苗床描写がいちいち緻密で好きです。
KP
ごめんそういうの好きで……>描写
牧志 浩太
こちらも好きですノリノリで盛っちゃった。あれ耐え切る牧志は覚悟が決まりすぎじゃないかい。
KP
可愛そうな目に遭う牧志君も味わい深く、いい物見せていただきました。
意思が強すぎる。
KP
佐倉X-001は浩子さん達と違って、食った生物の精神や心は保有しないので、「死にたくない」「喰いたい」「増えたい」としか考えてないし、そのために人間を利用するための模倣はするけど、言葉をなぞっているだけで感じているわけではない。
増えたいのに増える機能がないので、母体となる佐倉を食えば自分にも増える機能がつくかもしれないので食べたい、とは思ってたらしい。
牧志 浩太
そういうところが人工物なのかな。
あれだけ悪意や憎悪を感じる振舞いをするのに、そこに何もないの本当にぞくぞくしました。最高。
もしかすると組織そのものが、X-001が『殖える』ためにうまく使われていたんじゃないかとまで思っちゃった。
KP
感情までただの模倣なのは私の趣味ですね。
人間に理解できない化け物のほうが怖いじゃーん。
あとちょっとでも哀れみを感じて欲しくなかったっていうゲーム的な都合もあります。
牧志 浩太
最高。
感情まで模倣だったせいで、『全部見ている人間が見た幻だった』というめちゃくちゃいい味が乗って最高でした。
それが絡まって牧志が自分自身の意志まで疑っちゃうし。

それはあるんですよね。おかげで迷いなくラストバトルへ突っ込めました。>ゲーム的都合
いやぁ偽佐倉さんの姿が同じじゃなくてよかった。デコイ掴まされて本物は苗床のまま牧志に置いていかれるとかいう可哀想展開にならなくてよかった。
KP
せっかくの偽佐倉、偽る気が全くありませんでしたからね。
割と今回の敵組織、凄い力持ってるのにまっすぐすぎて勿体ない。
途中で牧志が言っていたように偽って佐倉呼び出すとか、
コピー佐倉を牧志にぶつけて撹乱するとか、
割と無理ゲーになりそうな要素一杯持ってるのに。
やつらが行き当たりばったりで助かった。
拷問ぬるいなぁとか思ってたのは内緒。
牧志 浩太
そうなんですよ。それこそコピー持って帰らせるとか、本格的に牧志人質にするとか、もっと手慣れていたらどうしようもなくなる所だった。
本質的には『犯罪組織』というより『人間を救いたい』一団に過ぎないのかもしれませんね。遠慮なく銃撃戦するし攫うけども。

拷問、ウォーターボーディングの描写が最高に痛くて最高でした。あれで「布被せられてるだけ」っていう圧倒的な無力感を与えるのがいい。あと結果的に顔を隠されているの。
KP
何故ウォーターボーディングやって喋ってくれなかった人にもっかいやらないんだ? 一回だけじゃ意味ないじゃん! なんて思っちゃった。
牧志 浩太
行間で何度もやっている説。
KP
多分後でいろいろやられた。
人を救いたい組織の割にヤクザと組んでるんだよなぁ……
これはKPの思い込みによる勘違いであることが後で発覚します。
グラサン男も研究所に雇われている人間っぽい。
牧志 浩太
行間であれ何度もされてるだろうな、と思ったのでその前提で描写したし、何なら他に何されたかもひっそり盛りました。
描写で出たのは丁寧に裂かれた皮膚くらいでしたが。

暴力をアウトソースしちゃったんだなぁ。
KP
グラサン男はあわよくばあの組織裏切って、佐倉無力化&完成したら奪って自分たちのために使おうとしていたので、
白衣男が死んでラッキーと思っていた……なんて感じに盛ってました。
敵組織のメンツそんなに仲よさそうじゃなかったから。
牧志 浩太
ああー。それで佐倉X-001の協力者。
結局協力者が協力できる相手じゃなかったわけですが。
アウトソース先に問題があったんだなぁ。
KP
牧志イジメはやりたいからやって、吐いてくれないなと確信してからも大分遊んでて、飽きたから殺そうと思ったら白衣男からストップかかったので大変不満でした。
見た目子供だから飼い慣らしてやれば使えると思っちゃったのね。佐倉X-001
牧志 浩太
ああーーーー。そのために牧志が『使える』と思っていたんだ。なんでだろうと思ったら。
KP
白衣男は佐倉が牧志に執着もってたので、食べさせてコピーしたら役に立ちそうだと思ってました。
佐倉の執着の理由は、二人とも傷を負って移動中のX-001が最初に食べたのが牧志の血だったからですね。
牧志 浩太
はじめてのごはんだった!
KP
佐倉本人の感情も多少関係はあったかも知れない。
牧志 浩太
それで『ひとつになりたい』執着になっちゃったんだな。
KP
このへんねっちりやると耽美系になるのだな。
牧志 浩太
ですねぇ。
そして牧志は化け物妄想を6か月持ち帰ることに……。
手足に怪我しそう。
KP
あいつに散々やられた傷もあるんだから大事にしてあげて……
そしてなんと二時近い。ラストバトル乗り切った興奮でアフターみたいな事やっちゃった。
牧志 浩太
最後遊ばれてた+飽きたら殺すつもりだったとすると、それなりにダメージ残る事もされてそうだしなぁ。

たまに手足が溶けて見えちゃうもんだから。足があるのに這いずったりするかもしれない。

最高に面白いラストバトルを乗り切った興奮でついアフターをしてしまいました ありがとうございました
KP
ありがとうございました。おやすみなさーい!
牧志 浩太
おやすみなさいませー!
リプレイ上げてくださったら佐倉さんの苗床シーンを献血ルームで読むんだ……

KP
あなたや佐倉が連絡したとき波照間は異界にいたが、悪魔使い絡みの事件で頻繁に世話になる警察官に渡りをつけていた。
動けるようになってすぐ、最後に佐倉が伝えていた倉庫の近辺を捜索して欲しいと頼んだという。

「またあんたらですか」
そんなあきれた声を上げながら、彼はあなた方二人を保護し、罪に問われたりすることのないよう取り計らってくれた。彼は藤江の弟子だという。
あのサングラス男が援軍を呼んだ直後には制圧が始まっていたのだ。

「まあ今回はホトケさんもでてるし録画もあるしね、こっちとしちゃラクですよ。
いつも波照間さんにはお世話んなってるし、これくらいならどーってことないから」
ダークウェブの懸賞金の件についても何とかしてくれるつもりだが、佐倉はハッカーとして手伝うように、とのことだ。

そんなわけで、渦中の人物であるにも関わらず、あなた方二人……いや三人は、速やかに自由を得るだろう。
藤江の弟子
KP
多分警察にも持ちつ持たれつの協力者いるだろうな~って。
今までの事件も、真面目に捜索して追われたら不味いの一杯あるし。
牧志 浩太
おおーーー協力者!
確かに。>追われたら不味いの

そうか、藤江さんの弟子かぁ。
藤江さんが残したものは後に続いたんだ。
藤江……もともとCoCの探索者で、真・女神転生TRPGにもゲスト出演したキャラクター。
煙草が似合うアンニュイな女性刑事。
怪異と悪魔に人生弄ばれて今は行方不明である。かわいそうすぎる。

もともと中の人は牧志の人だが、真・女神転生ではにしかぜGMが演じている。

牧志 浩太
「ありがとうございます。
……いつも、本当にお世話になっています」

彼がそうしてくれるおかげで、シローに顔を見せてやれる。
深く、深く感謝して、その場を去る。

彼に佐久間が残した手紙を託す。
内容は見なくていいので、うまく扱ってほしい。
KP
「ありがとう、ご協力に感謝しますよ。
佐倉は『行方不明者』について纏めて今日の夜までに送って」
佐倉 光
「僕見ての通りガチ被害者で生きてるのがやっとなんですけど」
KP
「明日面倒なことになりたくなかったらがんばれ。牧志くんからの聞き取りもついでに宜しく」
佐倉 光
「アンタ僕に仕事押しつけたいだけですよね!?」

牧志 浩太
「ありがとう、先輩。おかげで助かった。
助けに来てくれて、本当に嬉しかったんだ」
先輩にも感謝を告げて、それから、まずは家に帰ろう。

ずっとこうやって帰りたかったんだ。

牧志 浩太
「古島さんも、ありがとう。助かった。
おかげで生きてられたし、あいつ倒せたよ」
手首をひとつ撫でて、古島にも礼を言う。
KP
古島はあなたの手首でにこりと笑った。
佐倉 光
「『守れて良かった……これで思い残すことはないよ』」
佐倉 光
「……っておい!?」
KP
あなたの腕で目が閉じ、そしてさらりと銀の光が散った。
牧志 浩太
「えっ……、古島さん!? 
ちょっ、古島? 古島!?」
敬称も忘れ、浮き出てこないかと必死に腕を擦る。
捻られた手首が痛み、あの時やられた腹や骨や諸々がずきりと痛んだが、構わない。
佐倉 光
「消えちまった」
KP
佐倉が呆然と呟く。
佐倉 光
「いや、いやいや待て、今回の実体化のマグネタイトが切れただけだ。
随分無茶してたみたいだし、そもそもこんなに長持ちしたのが不思議なくらいだ。
契約は切れていないから再実体化すりゃ……」
KP
佐倉は鞄を探った。
佐倉 光
「Mag切れだー!?」
KP
今って波照間さんと三人で帰ってるのか、それとも二人だけで帰ってるのか。
どっちでもいいけど。
波照間 紅
波照間は事後処理などしていて、今は牧志と佐倉さんだけでお願いします。
「Mag貸してー」できた方がよければ同席しますが。
KP
波照間さんいても良いけど、仕事直後参加の上制圧時に召喚しててMag切れ起こしとこうか!
okではふたりだけにしとこ。
Mag……生体マグネタイト。真・女神転生において、悪魔が人間のいる世界に実体化するときに使うコスト。マガツヒなどとも。
シリーズやナンバリングによってあったりなかったりするが、このシリーズにおいてはくーなの趣味とゲーム的な都合により、真・女神転生1的な運用をしている。
悪魔召喚中佐倉が持っているMagが雰囲気でゴリゴリ減る。
今回の古島はMagは最初の実体化に使った分だけを使い切るまで存在できる、といった特殊処理である。
ちなみに生体エナジー協会はソウルハッカーズなどに登場する悪魔使い向けの組織で、お金マッカとマグネタイトを売買してくれる。表向きは健康食品を扱う非営利の団体らしい。
牧志 浩太
「えっ、えっ大丈夫なんだよな!? 死んでないよな? 小さくなっちゃったりしてないよな!?
Mag切れ!? 俺の血で代用できないか!?」
牧志は動転した!
佐倉 光
「わっかんねぇ!
いや血そのままだと無理だって。いや牧志のならワンチャン?
いやいや早く戻って、あー、生体エナジー協会寄って! 確保しよう!」
KP
そんなこんなでドタバタとなけなしの現金はたいてMagを得ることができた。
KP
佐倉は古島を再召喚する。
銀の輝きは幸い服やら皮などではなく人の形をしていたが、やけに小柄だった。
牧志 浩太
「あ……、ああ……、よかった、よかった……、」
人の姿が現れはじめるのを見て、膝をつき泣き出しそうになった、が。
古島
「動けるー!」
KP
小学生くらいのサイズになった古島が随分下の方で手を振っていた。
KP
古島SIZ 10 → 4
牧志 浩太
「へ」
小さい。
とっても小さい。
小さな女の子がそこにいる。
牧志 浩太
「えっ、ええ、えっ俺が無理させたから削れた!?」
古島
「さすがにあの状態で削れた部分は死んじゃうみたいだ。
俺も生き残るためだったんだから、気にしなくていいよ」
KP
古島はなんてことないように言った。
古島
「それに食べれば戻るよ」
佐倉 光
「いやー……食べるの駄目って事になってるし……増えない程度に食える?」
古島
「やったことないから分からないな!」
牧志 浩太
「うーん、回復って増えるに入るのか?」
牧志 浩太
「でも……、ありがとう。よかった……、無事じゃないけどさ、古島さんも生きてて、俺も生きてて、佐倉さんも生きてて」
牧志 浩太
「よかった」
噛み締めるように微笑んだ。
今回ばかりは、もうだめだって思ってた。
佐倉 光
「ああ……」
物体X
KP
ここではやっぱり会話したいよなーということで
もうKPが喋らせることにした。
牧志 浩太
ありがとうございます。ここは会話したかったから嬉しい。牧志sのキャラはお好きにしてください。
悪魔だから見た目は関係ないけど、古島さん、Mでえっちなおねえさんキャラのまま小さくなっちゃって、何だか相当あかん感じ。
KP
古島さんは数ヶ月かけてすこーしずつサイズ戻す感じでー
牧志 浩太
増えない程度にちょんみりちょんみりと食べて戻していくんですね。
KP
そうそう。あとゲーム的に、彼女らをヨロイにすりゃいいじゃんっていう安易な方向に走りづらくするためです。
すぐ戻れるようだったら、程よくダメージ引き受けて貰って終わったら食べさせてっていう安易な手段が生えちゃう。
牧志 浩太
ああーなるほど。確かに。それは酷だし便利すぎる。
KP
そもそも魔晶化が危険なのでそうほいほいできない方向でやりたいですしねー
牧志 浩太
ですねー。元に戻れないかもしれない、消滅するかもしれない、そのまま人の心を失うかもしれない。
KP
今回はあくまで運が良かっただけなのだ!
牧志 浩太
なのだ!
戻るまで、古島さんいる間はシローにきょうだいができたみたいになる。
KP
シローに、人は時に急激に成長する という変なサンプルが与えられてしまう……
牧志 浩太
またシローの「ふつう?」がおかしなことに……。

KP
佐倉は例の施設がある方向を見つめた。
佐倉 光
「もし、俺が……」
KP
佐倉が何か言いかけたときだ。
KP
あなたの指先に静電気のような痛みが走る。ぶる、と青く透明なものが指先に踊った。ように見えた。
佐倉 光
1d100 98〈目星〉 Sasa 1d100→ 5→決定的成功クリティカル)!
KP
みえた!
あなたはそれをどう解釈してもいいが、佐倉は何かを見た。
KP
ちなみに佐倉がぶつけようとした問いは『もしも僕が悪魔でも、友達でいてくれますか?』By.異聞録ペルソナだったw
牧志の方が深刻なその問いを抱えているなんて知る由もない。
牧志 浩太
「もし俺が」については薬飲んでから聞こう。

佐倉 光
「ああ、そうか。マザーの俺が感染させたから」
牧志 浩太
「っ、そうだ。薬飲まないと。
佐倉さん、あの人から薬を貰ってるんだ。一日一錠、半年飲めば元に戻るって」
持ってきた薬を取り出す。
佐倉 光
「薬があるのか!?」
佐倉 光
「そうだな、あれだけやられても薬だけで治るなら感謝しないと」
牧志 浩太
元々化け物な俺が飲んだらどうなるのかな。
分からないけど、あいつにやられたままなのも癪だし、一緒に飲んでみることにしよう。
……俺まで一緒にやられないといいな。
KP
佐倉は薬を受け取って、近くの自販機で水を二本買い、あなたに一本手渡す。
KP
あなたの手には薬がある。
 化け物を殺す薬だ。
牧志 浩太
「……」化け物を殺す薬。
手の中の小さな瓶と水のボトルを見ながら、少し躊躇った。

手の中から、赤く透明な液体が滴っている。
腕が蠢いている感覚がある。
佐倉 光
「どうした?
早く飲まないと、手が溶け出すぞ。
あれけっこー痛いしさ、進行度もよくわかんねーから、治るならさっさと治すのをお勧めする。
詳細知りたいってんなら語ってやるからそれで我慢しとけよ」
KP
佐倉の語り口は軽かったが、目は真剣そのものだった。
牧志 浩太
「ああ、うん。そうだな。
嫌な思い出だろうし、詳細はいいよ。
なくさないようにしないとな、これ。文字通り命綱だ」

躊躇いを振り切り、手の中に漂う赤い液体ごと、薬を水で飲み下した。
喉の中を落ちていく錠剤の感触を感じる……。
牧志 浩太
「ごめん。佐倉さん、さっき……、何だって?
何か言い掛けてたよな?」
佐倉 光
「ああ……いや、いいんだ。大したことじゃない」
佐倉 光
「俺は、俺だな」
佐倉 光
あいつが本物だったとしても、佐倉の言動ではなかった。
あいつは食われたんだ。
それをあえて牧志に伝えることは……ないだろう。
牧志 浩太
「そっか。
……何か食いにでも行こうか。
何だか、生きてる気分を味わいたいんだ。

それに佐倉さん、血が足りてないだろ?
俺は正直内臓に来てるから、あっさり系希望」
佐倉 光
「そうだな! 俺はレバーでも食べようかな」
佐倉 光
「さすがに丸一日飯抜きはきっついよ」
牧志 浩太
「俺も。しばらく食べ物以外しか口に入れてないよ」
牧志 浩太
「……よし、行こうか!」

嬉しそうに拳を振り上げて、道を歩き出す。
KP
いつものように、日常の中へと歩き出す。
相棒の心の中に、自らへの不信が巣くっていることなど、夢にも思わずに。

夕暮れの空は、夜の碧と太陽の赤が溶け合い、紫に染まっていた。


エンドA「二重らせんで絡まる二人」


KP
ありがとうございました!
牧志 浩太
ありがとうございましたーーーー!
KP
生還オメデトウ有り難う!
牧志 浩太
三人とも生還出来てよかったーーーー!
調整ありがとうございました! シナジーがすごすぎてめちゃくちゃ楽しかった!
KP
いやー、思った以上にいい感じになりましたねー
牧志 浩太
ですねー!
HO、この組み合わせでよかった
KP
どうかなと思ったんですけど、はじまってみればぴったりでしたね。
そしてまた実験台に固定されてひどいめにあう佐倉。
牧志 浩太
そう。しかもまた血を抜かれてるし。
二度もこれじゃ完全にトラウマが固定化しそう。
そしてまた牧志は苦痛に耐え続ける羽目になってるし、子供チーム牧志同様みすみす佐倉さんを奪われて無力感に泣くことになってるし。
(あと向こう同様ガチ犯罪者を相手にしてる)
KP
そういう意味ではばけものがびたーんびたーんしたのはせめてもの情けです。
牧志 浩太
拷問に耐えきったのに全部無為にされてしまうのは最高に牧志が可哀想でした。
あとよりにもよって佐倉さんが自由意志を完全否定する扱いを受けるのが弱点攻撃だなと思いました。
せめてもの情けだったかぁ。
KP
ちょっと思ったんですけど梔子さん。不定形生物に拘束衣って意味あるんすか……
めっちゃ増えますし。漏れますし。
牧志 浩太
はっ、そういえば……。
やっぱりノウハウ不足だったのでは……
KP
浪漫シーンだったんだなって思いました。
牧志 浩太
後先考えずにコピー作って結果ああなってる所といい、不定形生物をどうこうするノウハウがそんなになかった説。
KP
子佐倉自分が死にかけたら容赦なく梔子食うのはシナリオ元々そうですし、
言うこと聞いてもらえるってお花畑だったんすかね……
牧志 浩太
「侮ってた」とするとめちゃくちゃ浪漫だと思います。
人工物だし、「自分達が作ったもの=制御できる」「実験生物」という侮りがあったとすると、ラストの容赦なさに繋がっていい。
KP
頑張って作った可愛いいきもので、しかもお話通じるから勘違いしちゃったんだろうなぁ。
牧志 浩太
いやぁ人間の姿をした化け物って恐ろしいね。
KP
佐倉も色々話したら言うこと聞いてもらえるって思ってたっぽいですから
牧志 浩太
本当に自分達の理想に酔ってたんだろうなぁ。
KP
話が通じていると思っているのは人間だけってシチュ、好きです。
牧志 浩太
分かります。今回のこれは本当に最高にイイ。
よりによって古島さん連れていったせいでもう一段イイ感じになっちゃったし。
本当に今回みんながみんな人間の姿と言葉に惑わされている。
KP
もともとああした生き物だったはずの物体Xさんが人間に身を削って協力している一方、
つくったものに反抗される人間
薬の心配
KP
問題は今後半年の間、某シナリオみたいに薬が飲めないまま日付が過ぎてしまうシナリオとかどうしようってことだな!
牧志 浩太
アーッ!
ぬるぬる人魚になってしまう
ぬるぬるしだしても三割まで行かなければ服用再開できればSAFEだと思いたい
KP
一日で七割行くのは確定だからなぁ。
牧志 浩太
うーん確かに。おちおちピンチにも陥れないぞ。
半年間はそういう事件に巻き込まれないようにニャル様にお祈りするしかない(というと薬は飲めるけどやべぇタイプのあらゆる事件投げつけてきそう)
先日発見したKPCが超過保護になるシナリオとか一人でスーパーマーケット行く話とかなら薬は飲めるかもしれない
KP
意識があるシナリオならどこからともなく薬が湧けばいいんですけど、人魚みたいに気絶状態で何日もだとなぁー。
牧志 浩太
ですねぇ。
変質中は浸食も止まる扱いにするしかない。
単純に連れ去られる話だとどうしようもない。
実は1ヶ月間開けたりしなければ問題ない、ということが後で分かります。
KP
良く考えれば辻褄が合わないんだけどな>子佐倉が本物
だから正直に牧志に流れを説明したら、「なんでそれで自分が本物じゃないって話に???」と困惑させるに違いない。
牧志 浩太
なんですけどね。
互いに狂気抱え込んでるから答え合わせがなされない。
KP
二日後に「いやーまいったよー、こんな思い込みしてて怖かったなぁ!」って話はする。
牧志 浩太
そこで牧志の狂気が道連れに明らかになるかもしれない。
KP
次回の話のオープニングはそれかしら。
牧志 浩太
ですな!

報酬・成長が語られました。
分岐について
KP
分岐はほぼラストのみ。
牧志 浩太
ラストの説得+【POW】成功するかどうかですか?
KP
後、戦闘で負けた場合
▋最終分岐
1){佐倉}、{牧志}が生きており、人工生命体X-001の排除完了している
2)クライマックス戦闘で敗北
3)最終判定で「捕食」のタイムリミットを迎えた
4)人工生命体X-001を排除しない

今回はAでした。

各エンド描写 略

Bエンド感想
KP
この場合は人間は反抗されずハッピーエンドですね!
牧志 浩太
自我がないッッ!!
KP
こんなんでひとつになってもなー
牧志 浩太
なってもなー。自我残らないしどっちも。しかもなんか気に入られてる。
牧志の姿だけ残ってしまうのも異様だ。
KP
ああ、元々のシナリオだと殺すどころか食わせてガードマンにしたいなってうきうきしちゃってますからね。山吹。
牧志 浩太
ああー成る程ォ。
複製体牧志を連れ歩く山吹がいるのか。
波照間が見たら愕然とするだろうなぁ、ヤクザのガードマンとして使われる複製体牧志。
KP
ヤクザのじゃなくて、大事な母体のらしいです。
それで一緒にいられるんですよね。よかったね。
牧志 浩太
ああー、そっち。
X-001 と化した佐倉さんを守り続けるだけの存在になって一緒にいるんだなぁ。
図は大層異様でいいけどそうならなくてよかった。自我ないし。
KP
ないからね。
牧志 浩太
ないですからね。
エンドC感想
KP
これはあまり変わらないかな。
管理する人間がいなくなるので人類ピンチです。
牧志 浩太
山吹も梔子もいない状態でCになったら、二人(だったもの)で星を滅ぼすかもしれないなってのはありますね。そうそう。
KP
些細な問題だね。
牧志 浩太
無限に殖える二人に埋め尽くされる世界、古島さん達にとっては悪夢の再来だよなぁ。
KP
古島さんは食べられちゃうし、他のみんなは封印状態だから、駆けつけた波照間が荷物ゲットして引き継いで召喚するでもしないとなぁ。

エンドD感想
牧志 浩太
ああー、諦めちゃうエンディングもあるんだ。
明らかに無謀な相手を前に、最後の一日を望もうとしたらこうなっちゃうのか。
KP
途中で攫われた時に起きたことが実は良く分からなかったりするんですけど、
人工生命体X-001はある程度研究所の人間の言うこときくのかもねぇ。

KP向けシナリオ概要解説後
KP
どうやらシナリオ作成時のHO2さんが人外(ロボ?)だったらしく、
それもあって敵火力がもの凄いことになっていた模様ですね。
牧志 浩太
ああー、なるほど!?
そもそも人間PCじゃなかったんだ。
ロボへの拷問って独特そう。>HO2
KP
ハッキングでもされたんですかね。
あとあれ、山吹さん普通に同一組織のヒトだったわ。
うちの卓だと外部の暴力組織だったって事で勘弁。
牧志 浩太
改変の範疇ってことで。
KP
研究組織にそういう立ち位置の人がいるってあんまりないだろうから別組織かなと勝手に思い込んでしまった。
牧志 浩太
遠慮なく苗床さらってこようとする研究組織だしなぁ。その時点で荒っぽい。
でも別組織で思惑が交錯するの面白かった。

改変
KP
では書いてる途中なんだけど改変についてー
牧志 浩太
はーい!
【進行について】
どうやら探索箇所も前から順番に行くことを想定されているのだということに後で気付いたので、
自由度確保したままその辺何とかするために色々やってます。

【キャラクターの追加】
PC強化のため、前回仲間入りしたXのひとりを防具化して連れ込みました。
一応、サマナーとCOMPが揃わないと喋れず、大胆な変形も不可という縛り付き。

【物体X本体について】
シナリオでは小さなXの生体が保管されており、それをもとに作成されていますが、本卓では前回の事件時に教授が回収に行くより前に切り離された死体が回収され、それを元に開発された事になっています。
生体があるということは他にもいるかも知れないということになってしまい、いろいろ扱いが面倒なことになるためです。
あと彼女らが「切り離した」って言ってて関連作るのに都合が良かった。

【人工生命体Xについて】
人工生命体Xは犠牲者を完璧に模倣できるが犠牲者本人の自我は持たない、というのがシナリオの記載です。
それに加えて、怒りや憎しみ・妬みのような物を感じている描写がありますが、それは全てただの模倣であり、他者を都合良く使って生き延びようとする本能に基づく物であるとしました。
倒すべき敵であることをはっきりさせることと、人間に理解できるように見えてまったくできないのは浪漫だからです。
前回のXが完全に人としての思考と意識を得ているので、「本来はこのようなわけわからん恐ろしい物であろう」という対比でもあります。先に来た奴のコピー能力が完璧すぎて良かったね!
牧志 浩太
ナイス改変ありがとうございました!! 
前回の死体がベースになっている、っていうのは本当に因果が増えて面白かった。
模倣のくだりも最高に浪漫でした。

本当にそれ。>完璧すぎて
完璧すぎなかったら食べられているところだった。
【山吹(グラサン男)について】
シナリオではなかなか強くて根性のある牧志を殺さずそのまま食わせて、X-001のガードマンとして産み直させればいいとか思っていたらしいです。
本卓では最終的には殺す気だったことにしました。
シナリオにおいては化け物が暴れている部屋に平然と入ってきて化け物の味方をする立ち位置であること、佐倉が悪魔を喚んだくらいで驚いて欲しくないことなどの都合から、そこそこの修羅場を潜っており、それなりに用心深い人物であるとしたかったためです。まさか電子錠突破されるなんて思ってなかったんだよねー。
半端に異形を知っているがために、子供の佐倉が邪魔者である梔子を食ったときはむしろラッキーだと思っていましたが、まさか話せる相手、しかも産まれたばかりの子供にあっさり裏切られるとは思っていなかったのでした。悪魔を侮った者の末路ですね。

【判定周りについて】
進行次第で、ここで別に判定は必要ない、またはここではこういう判定を入れた方が良い など適当に判定補増やしたり減らしたり弱めたりしています。
また、物体Xについて知ることで神話知識が増えたり《SANチェック》起きたりするのですが、既に知っていること(それどころか同行している)なのであまりダメージはありません。
牧志 浩太
調整ありがとうございます!!
山吹、用心深く手慣れている本当の犯罪者という雰囲気を高めて下さったぶん牧志がより苦しみましたし、悪魔を侮った者の末路が際立って最高でした。
【バトル周りについて】
ラストバトル以外は雰囲気で行っています。

【HO1(佐倉)について】
KPCなので、情報を得るタイミングなどをHO2である牧志に合わせて調整したり省いたりしています。

【若い男二人組について】
シナリオだと尾行され、逆にそいつらを掴まえて情報を聞き出す流れですが、せっかく撒けたし自分たちでその掲示板に行くなどで情報が得られればそれで問題ないのでカットしています。

【買い物について】
シナリオに寄れば、スマホも財布も持っていそうなので問題ナシとしました。一応「大きなホムセンはない」ということでケブラーベストみたいなのは入手不可でした。このへんナシで独りで突っ込むのは無謀が過ぎるので、いくら牧志君でも行動しづらすぎたと思いますしね。
牧志 浩太
準備をするくだりも楽しかったです。ああいうの細々考えるのは楽しい。
【7番倉庫イベントについて】
佐倉の偽名が一応機能しているのと、牧志が変装を行ったことにより、山吹達が宿主についての情報を正確に得ることができなかったため、佐倉を只野呼びをしている。佐倉の情報がはっきり分かってしまうとシローを人質にされかねないため。あと折角だからたまには偽名も役に立てと。

【拷問イベントについて】
ラスト質問、牧志のスマホ持ってこられて「これ誰が佐倉ー?」って訊かれるんでしたが、うっかりすっ飛ばしました。
この時牧志が持っていたのは佐倉のサブスマートフォンで、佐倉の名前はおろかろくな情報が入ってなかったんですよね! たぶんだから電話使った質問があってもしらばっくれやすかったと思います。
牧志 浩太
シローを人質にされたら恐ろしいなぁ。子供チームの時もそうでしたけど、人質には無力なんですよね。

>電話
写真見せられたりしたら思わず視線が動いてしまってもおかしくなかったですしね。
情報持っていかなくてよかった。
あ、牧志の下手な変装も一応役に立ってたんだ。
KP
ブレブレの写真が手がかりでしたからね。
メインで探していたのは佐倉で、佐倉の方は身分ステルスしてますからね。
山吹さんね、怖い感じにしたかったんですよね。折角あんな立ち位置だから。
牧志 浩太
なるほど。黒髪でパーカーくらいしか分からないと。
あれ、「牧志の方が髪の色が明るい」からああいう変装ができるんですよね。逆は無理。

あれはよかった。場合によっては恐怖症負うくらいですもん、絶対的な恐怖なのよ。>山吹さん
KP
あ、ちなみに見損ねた資料に目新しい話はあんまり書いてない。
牧志 浩太
そうだ資料。あまり目新しい話はなかったんですね。
KP
拾い損ね考慮してか、結構情報被ってる。
牧志 浩太
なるほど。>拾い損ね
基本急いでたり追われてたりしますしね。

山吹さん周りも化け物も、元シナリオ見たらもうちょっとライトな感じで、本当に大いに恐怖と重みを盛って下さってすごく楽しく追い詰められました。楽しかった。
【囚われの牧志】
実は扉に鍵はかかってない。(死にかけてるし大丈夫だろうと思ってたらしい)
さすがにそれはあんまりだよと思ったので電子錠にしました。
牧志 浩太
あそこ、「佐倉さんならでは」の演出で好きです。>電子錠
用心深かったけど相手がハッカーとは思わなかったっていう。
【治療タイミング】
本来は個室に行って初めて治癒などが行えますが、
本卓では牢屋脱出直後で治癒入れてます。
佐倉の応急は魔法扱いなので、まあすぐ使うよねと思ったし、
牧志君治療しないと歩けないよねと思ったから。
結果的に二人揃っての休憩タイム挟まずにラストバトル突入しちゃったので良かったですね。
牧志 浩太
治療タイミングは確かに。あの状態で治療無しで歩ける気はしない。
挟んでもらってよかった。
【死体のある部屋】
物体Xの死体もあったわけですが、あそこで佐倉が暴走した理由、
本来は●●●●●がいるからだったんですよね。
今回は物体Xの死体+、あそこで古島が目覚めた衝撃で暴走したことになってます。
牧志 浩太
ああー、古島さんが目覚めたのにもつられてしまったんだ。>暴走
【探索順番が……】
佐倉が攫われた後、ある程度探索を続けることになっていたんですけど、
牧志君が「早く行かないと!」になって探索するどころじゃなさそうだったので、
佐倉が攫われた後で探索できるようになる部屋を、
調べて欲しい部屋内につくって鍵つけたりして、探索順をある程度操作しました。

【建物移動後】
どうやら最初に佐倉救出して、個室で情報交換しつつ傷を治して、薬ゲットして、刀身を清めるを手に入れて、最後の部屋で血を手に入れていざと思ったら襲われました。
という流れが完全に決まっているのですが、それはあんまりだわと思ったので、
フリー行動維持しつつKPから情報をチラ出ししつつ、刃清めるのには時間がかかることにしたりしました。
用心深い牧志君、襲われるの警戒して、佐倉の拘束解かないでグサッとやる可能性ありましたしね。
牧志 浩太
前にもでた話ですが、行動する余地のあるシチュエーションなのにPCの行動まで完全決め打ちはなぁ。やっぱり自分で動きたいもの。

一本道にするなら、PCがそう動くようにうまいこと制約が欲しいですね。
調整ありがとうございます。
牧志 浩太
血は完全に佐倉さんの血を使うものと思って異様じゃ~とニコニコしてました。あれ関係なかったとは。
KP
使えるのかどうかは考えたけど、「人間の組織が残っているうちに!」ってとられる血なので、まあ使えるだろうと思いました。
牧志 浩太
佐倉さんの所は「門なんていつ消えるかわからん、時間制限パートだろこれ?」ってなってたのでスリリングでしたね。
(実際Dエンドでは消えてたし)
うまく探索するように差し向けて下さってよかった。

施術室があそこなのに気づかなかったら危なかった。急いでいても慌てちゃいけない。
KP
佐倉は一応ラストバトルで人工生命体状態じゃないとラストイベントなくなるし、
それはいいとしてもバトルが危険になっちゃうので結構ヒヤヒヤしました。
牧志 浩太
ですよね、回復しなくなっちゃうし。
あれはナイフ使うタイミングがいまいちよくわからなくてお騒がせしました。
KP
あーそうそう、Aエンド本当はもっかい門通って自力脱出するんですけど、
直で助けに行って貰ったので大丈夫でした……
考えてみれば門通ってるってことは多分二つ目の建物遠いから、佐倉の報告だけじゃ救出のヒントにならない……

うーん。
あれだよ、ダークウェブとか使ってたし、警察に目をつけられている組織だったんじゃないかな。
ダークウェブに堂々と組織のエンブレム貼ってたし。きっとそう。
……バカなの?
牧志 浩太
警察と藤江さんの弟子が有能だったということで。あときっと波照間が超がんばった。
KP
そうそう、波照間さんとお弟子さんがめっちゃがんばってくれたのです!
【バトル周り用の改変】
 色々補助アイテム追加した。
 ボスの攻撃力や命中率ほんの少しだけおとした。
 分裂体の行動をちょいいじった。

シナリオ上は 子供分裂体&梔子 と戦う
子供分裂体が死んだ場合、梔子(の死体)を食って成体になる
分裂体(成体)のHPが半分になったらグラサンが乱入
全滅まで戦う

という流れでした。
ダメージの度合いとかで適当に行動弄って人間を蹂躙しました。やった! 
せっかくだから大ダメージ技も使いたかったのでそれでグラサンをベチーンして食べました。
牧志君のためにグラサンとっとくことも考えたんですけど、仕返しするよりはこっちの方が中のヒトは楽しいよねと思ったので! というか私が楽しい!! 
あと、折角のすごいボスがNPCの一撃で死ぬの、なんか嫌じゃん……。
牧志 浩太
イイ蹂躙でした。バトル調整ありがとうございます。おかげで戦闘力のない牧志&佐倉さんでも最高に合う展開を楽しめました。

楽しかった!! >こっちの方が
牧志に対しては圧倒的な暴力のまま、それよりもどうしようもないものに侮ったがために蹂躙されるの最高でした。
あと結果的に牧志が殺人しなくてよくなってますしね。
KP
そうそう、それも重要>殺人
牧志 浩太
現代では殺人したら殺人ですからね。戦闘シナリオそこがうっかりラフになりがちだけど、ちゃんと直接殺人が発生しないようにor発生しても証拠残らないようにうまい展開になってる話好きです。
KP
当然ラストで警察きたのは改変です。
折角波照間さん呼んでるから助けて欲しかった。
だからグラサンが仲間呼ぶイベントも盛りです。
だってあんだけ人員がいるのに、最後だけ一人で身をさらして戦ったりしないでしょあいつ!
牧志 浩太
ですよね!
用心深さと脅威を盛って下さって楽しい。
KP
あいつは仲間が当然来ると思ってたし、化け物のガキは言うこと聞くと思ってた。
強いのに詰めが甘かったね。
牧志 浩太
いい案配で好き。
KP
改変だらけでしたね今回。
いつもか?
殺人だよねーはほんと気になるので、シナリオでフォローしてくれると嬉しいんですよね。
牧志 浩太
行間を埋め雰囲気を盛り上げまくって下さった改変で楽しかった。

なんですよね。>殺人
シナリオでそこに綺麗なフォローがあると「あ~巧い! 最高! 好き!」ってなる。
KP
世界の滅亡命懸けで阻止したのに、保護に来てくれたはずの警察に手錠かけられたらたまらんのよ。
牧志 浩太
豚箱エンドはいやぁ。
KP
そういや前にテストプレイしていただいた「釧路」のレポートにもそんなことかいた気がする
牧志 浩太
実際、神話生物は撃破なんて無理無理だから、直接向き合って撃破するタイプのクライマックスを作るとなると大体相手は人間の狂信者になる、でも殺したら殺人なのよ、は戦闘ありCoCの一番悩ましいポイントですしね。
KP
今までのシナリオで気になるヤツはあまりなかった気がしますねーそういえば。>殺人
途中一回あったけどアレはシナリオの想定外だし。
牧志 浩太
ですねー。直接対決じゃなかったり、殺人の避け方がうまかったり。
あ、某シナリオの博士破壊描写はちょっとそれを意識して盛ったかな?
KP
あそこは鉱石化してて襲ってくるからしゃーないよねノーカンって言いやすいですね。
人目にさらされるとこでもないですし。
じつはソロ版ではその辺ちゃんと書いてなかったから普通に狂人殺害だった。
牧志 浩太
そうそう。私が回すときはだいたい「もう生きてなかった」「無機物になってる」を強めに盛ってますね。楽しいし。
KP
その方が好きなので一石二鳥。
人格があるものを敵に回すと色々扱いが面倒なんじゃ。
牧志 浩太
あと現代日本さん警察優秀なので。1920年代よりもそこは考慮が大変。
でも怪異的な結果は分からない、というのがいいバランスになっているので、そこをうまく使って証拠回避できると楽しいですね。
KP
とはいえクラシックって割と狂信者はモンスター扱いでノーカンだったり……しません?
そうでもない?
現代警察も未来警察も優秀すぎて困るんですよね!
牧志 浩太
クラシックは割とそういうとこある気がします。もともと1920年代だとそんなものだし。現代舞台でも、クラシックはそこのリアリティ掘り下げるの目的じゃないですしね。
KP
お弟子さん適当に誤魔化しつつ頑張って。怪異事件の協力はしてあげるから。
牧志 浩太
お弟子さん出たときは感慨がありました。そういう怪異世界と現実的世界の狭間で関わる警察官、好きィ!!!
KP
女神転生世界なら、ああいう人は絶対いると思うんですよ!
牧志 浩太
そうメガテン的世界の浪漫だなって!
KP
いた方が何かと便利だし。なんならペル2には警察官のペルソナ使いと元警察官のペルソナ使いいたし!
お弟子さんはそういう知識があって、裏に顔が広いだけの普通の人を想定しています。
牧志 浩太
THE「協力者」ですよね。好き。
KP
たぶんきえちゃった藤江さんの行方を追っているうちに悪魔使いたちと関わっちゃった。
牧志 浩太
藤江さんの行方を追いかけているうちに関わっちゃったんだなぁ。
すごくいい味を出すけどPCにはならないタイプの人。好き。
KP
そういう脇役の人ってやっぱり必要なんですよね。
都合的にもドラマ的にも趣味的にも。
牧志 浩太
ですねぇ。色々引き立つ。
引き立つし何かと助かる。
KP
ラストバトルだけ本当に心配していたからアシスト盛り過ぎた感はあるけど、
誰も死ななくて良かった!
ちょっと話がそれて強すぎるNPCについての話。
(今回のシナリオには関係ないです)

依頼人がめちゃ強いNPCの隣にいるだけの有象無象にしか見えないPCを理由なく選ぶか?
牧志 浩太
ついシナリオに強くてカッコイイ組織やNPCを出してしまうのはあるあるですが、特に戦力あるNPCはダイレクトにPCが関与する必然性を奪っちゃうんですよね。
「依頼を受ける職業」等をHOで規定しない限り、PCは一般人なんだもの。
PCは主人公というだけで特別であると無意識に思ってしまいがちですが、その世界における常識に沿うなら、PCはどこまで行っても有象無象の一人に過ぎないので、物語に関わる何らかの理由付けはちゃんと欲しいよね!
という、シナリオを作る際に気をつけたいお話。

KP
あ、一応もひとつ改変あった。
【ラストバトルの佐倉】
シナリオだと普通に参戦するんですけど、
やっぱり7割再生するモンスターだしってことで

オート回復 アクションごとに1d2 戦闘中は1Rごと1
死んでもSAN値大量消費で復活
がついてました。
KP
だって「普通の人間なら死ぬような実験でも死なない」って言われてたし、敵が容赦なく攻撃してくるのはやっぱり死なないと確信しているからだろうなと思ったので。
だから二人とも護符込みで大体HPが2.5倍くらいあった。
SANはしぬ。
牧志 浩太
復活ついてたんだ!
全体的にダメージの高いバトルだから回避無いとひょんなことで死んでしまいがち(=PCに合わせた難易度調整)ですし、死なないと確信してるから遠慮なく攻撃できるっていうのも納得がいきます。

復活してたら異様だっただろうなぁ。
KP
それもあって、治癒してからバトルは阻止したかったので、「拘束解いてくれない?」と佐倉が要求したのは半分KPの懇願でしたw
牧志 浩太
危ないところだった。
牧志は敵に気づかれる前に一刻も早く佐倉さんを元に戻さないと! ってなってましたからね。調整助かりました。
【佐倉が血を採られる量】
「致死量越えてめっちゃとられた」ことになってますがこれも盛り。
致死量越えた自分の血に腕つけられるの怖ない? って思ったからです。スマナイ佐倉。
だから、シナリオだと「ゆっくり」とられているんですが、
牧志君のところから攫われて、牧志君がそこに到着するまでの間にそんなにとられるなら結構な速度だよね、ということで「ゆっくり」じゃなくなりました。
そのへん整合性なんとかしようとしたら、佐倉救出時のタンクに血が結構な量溜まっていることになっちゃって、佐倉が自分の血で清められたナイフで胸刺されるなんて事になった。
でも、攫われてワープしてすぐ救出だったら時間かかっても一時間ちょいくらいじゃないかなと思うし、採血速度としては妥当じゃないかなー。
牧志 浩太
あれは抑圧・暴虐感がすごい上に、佐倉さんが人じゃなくなっていることの印象づけにもなって、すごく印象深かったです。

異常な速度で血を抜かれ、身動きもできないほどに拘束されて無力化されている姿、あまりにも「生きている肉」にされている。

400mlとるにも10~15分くらいかかりますしね採血。普通の速度だと。
KP
バケツ一杯分の血とられてるんですよね。すっかり腕が浸るほどだと3~4ℓくらいはほしいなー。
なんで水槽になっていたかっていうと、そりゃ研究者は余さず見たいだろうと思ったからです!
牧志 浩太
それはそう! 観察したいよね!
KP
今回は割と私の「こうあってくれ!」が強めで盛りが激しくなってますね!
牧志 浩太
盛り盛りすごく楽しかった。浪漫。

KP
というわけで吐くべき事は大体吐いたような気がします!
牧志 浩太
ありがとうございました! たっぷり聞けて楽しい!
今回ほんとに楽しくて面白かった(毎回言ってるけど楽しいんですもん)、ありがとうございます。
KP
ありがとうございます! 
概要読んで「気になる!」
シナリオ読んで、「これ回したい!!」ってなったので好き放題盛って私も楽しかった!
牧志 浩太
やったー!
KP
最近安定が売りだった佐倉が不安定すぎる!
牧志君がどんどん危うすぎる!
牧志 浩太
佐倉さんは日常と相棒の存在の味を知ってしまうしあまりにもSANをめちゃくちゃにされるし、牧志はどんどん危うい所へ突っ込んでいくし。
KP
ひとつになってもいいんですか!?
それはさすがにどうかとおもいますが!?
牧志 浩太
「佐倉さん」がそこにちゃんといてくれるならひとつになってもいいみたい。
KP
ひとつになっちゃったら二人ともいなくなっちゃうよ! って話だったんだよなぁ今回は。
牧志 浩太
なんですよねぇ。それは絶対に嫌だしX-001はノーです!
KP
ほしいのはそれじゃない って言ってましたね。
牧志 浩太
そうそう。欲しいのはX-001じゃない。
牧志は佐倉さんの頭の中で何もできない精神になっても、佐倉さんと融合しても、そこに「佐倉さん」がいてくれるならいいんだなぁ。
KP
ウルトラマン的な合体ならいいのかw
牧志 浩太
あと、「佐倉さんがそれを望むなら」いいよ、ってのもありましたね。だからX-001の望みはノー。
KP
そういえば今回死ぬほどの目に遭ってる牧志に「助けてくれ」とお願いした佐倉です。
これもなにげに初めてではないかと。
牧志 浩太
ああーーーー。
KP
あそこで牧志は帰っても良かったからね!
牧志 浩太
死ぬより辛いかもしれない目に遭わされた牧志に、それでも「助けてくれ」って縋ったんですね。
KP
帰ったからって文句は言わないけど、「帰ってもいい」は言わなかった。
牧志 浩太
そういえばそうなんですね。「助けてくれ、手伝ってくれ」って言った。
KP
中の人的に割と大きなシーンでした。
牧志 浩太
牧志を「巻き込みたくない」に始まって、ここまで来たんだなぁ。
KP
危険なのも分かりきっているし、牧志が助けてくれようとするのも知っている。
お願いはする。
牧志がどうするかは牧志次第。
決断をこちらが先取りして「帰ってもいい」を言うのは失礼に当たる。
牧志 浩太
そこは牧志にちゃんと決断を任せてくれる、と。
KP
対等な相棒だからね。
牧志 浩太
いい対等だなぁ……。
KP
一人で何とかなることだったら「一人で何とかできる」とは伝えるけど今回は無理だった。
牧志 浩太
今回はね。「一人だと詰んでる」。
当の牧志はそれが「助ける」ことだと思っていなかったせいで「?」なリアクションしちゃってたけど。
KP
もうちょっと自分のことも考えてくれ、というのは最近の佐倉の悩みです。
牧志 浩太
それは本当にそうなのよ。自分の事考えるどころか、「佐倉さんのために死ぬしか方法がない」所に追い込まれて逆方向に覚悟を決めちゃったけども。
KP
それで死なれたら佐倉がぶっ壊れるからね! たぶん。
牧志 浩太
ほぼ確実に殺されるところに突っ込むしか手段がなかったんですもん。そりゃ覚悟も決まる。
KP
生きて。
牧志 浩太
「死体でもいい」まで聞いた後ですからね。よくて人質悪くて死体。犯罪者は誘拐した相手を生きて持ち運ばずに先に殺す、殺されて人質が一番あるパターン、とまで思ってた。
生きたい。幸い今回は二人とも生き残れたし。生きよう。牧志だって本来はちゃんと諦めが悪いはずですもの。
ただ、諦めの悪さの優先順位が自分ではない所に来がちなだけで。アカン。一緒に生きましょう。
シナリオ的にはないけど、面白半分に拷問されて苦しみ抜いた末に死んだのが分かる死体が助けに来た佐倉さんの前にお出しされちゃったら、そりゃ壊れるよなぁ。
KP
瞬時に青に染まって死体喰うんじゃない?
あーでも暴走状態で持ち帰ってメガテン方式で復活させようとするかな?『佐倉は』。
途中で青に染まるやつかと。
牧志 浩太
ああー、確かに。リカームできるもんなぁ。
で、その途中で青に染まってしまうんですね。
KP
あまりにも浸食が早すぎるからなぁ
牧志 浩太
ケースの中身まるまる引っ被ったのもあると思いますが、あれだけの時間経過で七割ですもんね。速い。
牧志の血とかいうもの食べて暴走してない?
KP
全身傷だらけだったからあらゆる所から入り込まれ、牧志の血なんてもの飲んだからかー
なんだこの「牧志の血」の説得力。
本卓はそういうことにしよう。
だから最後に牧志殺害にストップかかったんだよきっと……
牧志も同じような体にして血を絞り出せば色々使えそうじゃんー
ある程度の時間しか生産できないけどー。
牧志 浩太
完全に侵食されるまででも結構な量が採れるみたいですしね。普通に儀式の素材になりそうだしAF作れそうなんだ牧志の血。
牧志の血と心臓は何かしら使えそう。
KP
被ったのが佐倉で良かった……のかな?
牧志 浩太
かもしれな…… い?
牧志の血で清めたナイフ。うーん。
KP
ダークウェブでめっちゃ売れそう牧志の血。
牧志 浩太
売れそう。最初は「?」な反応だけど、そのうち「あれは本物だ」ってなって口コミで広がりそう。
本体強奪を企てるやつが出てきてうっかり脱走するパターンだこれ。
KP
それX-001による人類滅亡シナリオなんですが。
牧志 浩太
また星が滅ぶ。
物体Xなんて作って扱おうとするから。
KP
何故そんな危ないもんつくったんだあいつら。
って言うか今回の事件探索者が失敗していたら星滅んでたなこれ。
扱おうとしている者に対しての管理が! 雑!!
せめてどっかの紅さんみたいに筒に入れときなさいっ!
牧志 浩太
そりゃあ制御できると思っちゃったからでは。>あぶないもん
失敗してたら星滅んでましたね。自暴自棄になっている博士より雑とは。やっぱり物体Xの危険性をちゃんとわかってないな??
KP
今回死体だったけど、普通に棚にぽっと置いてますからね物体Xの生体。
牧志 浩太
棚ーーーーーッ!
なんて所に。逃げたらどうすんだ。
KP
なんか特殊処理した液体に漬け込んでたから大丈夫だと思った。
盗難の可能性や地震の可能性やうっかり落とす可能性は考えていなかったと供述しており。
牧志 浩太
これはひどい。
物体Xの特性、なぜかちゃんとわかってる牧志達の方が例外的だったのかもしれない。
いやでも資料あったよなぁ?
KP
あったな。神話知識上がるレベルのちゃんとしたやつが。
牧志 浩太
その割に管理がラフゥ。
KP
あるけど読んでない疑惑。
牧志 浩太
物体Xいきなりゲットして足元がおろそかになっちゃった??
佐倉さんは人型していたから油断していたにしろ物体Xはあぶないのよ。
KP
彼女らもいつなにかのはずみで制御外れるかわかんないからなぁ。
そういう意味でも不用意な実験は慎もう古島。
牧志 浩太
そうなんですよね。「極めて危険なものを制御下に置いている」という点では佐倉さんも一緒なんだ。
好奇心はもうちょっと安全な方に発露してもらおう。
KP
今更捕食者物体Xに戻られても困るし、彼女たちもそれは今は望んでいないだろうしねー。
お互いの幸せのために。
牧志 浩太
そうそう。お互いの幸せのために。
M方面に好奇心発露されたら牧志が大層複雑だな。
KP
べ、別の人だから! 似てるだけの別人だから!
どっちかっていうと牧志sが微妙な気分になりそうだけど、
そちらは一緒に出てくる機会があまりないのであった。
何だろうこの世界、牧志が集まってくる因縁でもあるの?
そのうち合体してキング牧志になるの?
牧志 浩太
浩子さんが「…………」って顔する。
この世界中心点だったの? >牧志が集まる

えっ、次回牧志が巨大化しちゃう話します? >あのこが巨大化
KP
なるほどそういうw
牧志 浩太
化け物妄想持ったままの牧志が巨大化したら変な整合性がでそうだなって。
KP
大丈夫かなそれ!? いいですね!
牧志 浩太
じゃあそれで!
KP
やったー!

コメント By.KP
本筋は変えないままに癖のままに色々と浪漫盛り倒しました。
圧倒的な状況に蹂躙される人間と、それでも抗う人間、イイよね。

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