タグ 要素別
概要 まとめると……
微ネタバレのざっくり解説
リプレイ・関連記事
トップ絵について
ネタバレありPL感想・解説
ネタバレありGM・KP感想・解説
システム
クトゥルフ神話TRPG 6版
タグ
シナリオ情報
大和 様 作
シナリオデータ（シナリオ紹介より）
CoC「Blood red decadence」吸血鬼×生き餌
いつもと違う関係を。
■シナリオ概要
1890‘ｓ/1920’ｓ/現代可
館クローズド/新規・継続探索者可
推奨人数：タイマンまたは2PL
所要時間：3時間
推奨技能：〈目星〉
6版/7版
PC1、PC2共にHP10以上が望ましい
■公開HO(非秘匿)
PC1 吸血鬼
PC2 生き餌
概要
吸血鬼とその生餌になり数日を過ごすサスペンス。または好きな遊具で思う存分遊んでいい箱庭。推し。
微ネタバレのざっくり解説
ちょっと変わった関係性で遊べるシナリオ。
RP優先でじっくり描写するとものすごく楽しいと思います。
とにかく作りが丁寧なシナリオです。あっさりヒロイックに終わることもできるし、ねっとりエロスを楽しむこともできる。特に吸血スキーの方はやる方もやられる方も楽しめます。
多分普段の関係により千差万別になるシナリオでしょう。
これはネタバレをあまり気にする必要もなかったりするので、何周だって遊べるドラマメーカーなシナリオだと思います。
あまりに楽しかったので立場を入れ替えた同キャラで二度遊んでしまいました。
システム的にはちょっとした数値管理はありますが、そこまでシビアではないと思われますし、謎解きも、どっちかっていうと焦りを生み出すためのギミックという感じがしますね。ただ語る、雰囲気を楽しむだけではなく、こういう要素も盛り込まれているのがこのシナリオのスリリングで楽しいところだと思います。
置き卓で内面描写ガツガツ盛って遊びました。もの凄く楽しかった。
KP難易度 中
PL難易度 中
危険度 中
これが癖ならおすすめ
吸血・支配・束縛・心の鎖・閉塞感・夜・歪んだ愛着
ロストについて吸血鬼（ネタバレ）
探索に協力せず、死ぬ努力をするなら。といっても肉体的にはほぼ死なない。発狂ロストの可能性は一応ある。
解決時にヒントを活かしきれなかったりして、準備不足で挑むと危険。
ロストについて生餌（ネタバレ）
探索に協力せず、死ぬ努力をするならまあある。
解決時にヒントを活かしきれなかったりして、準備不足で挑むと危険。
リプレイ・関連記事
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』佐倉＆牧志 1
いいだろもうラッキーってことで！ 本能には逆らえない。
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』佐倉＆牧志 2
酷い冗談だ、悪魔使いが悪魔に成り果てるなんて。
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』佐倉＆牧志 3
牧志、俺と契約してくれ。
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』佐倉＆牧志 4
「ふざけんなふざけんなふざけんな！ なんで俺と牧志なんだ！」
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』佐倉＆牧志 5
この生餌は俺のだ。
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』佐倉＆牧志 6
「明日はさ、外、出られるといいな」
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』Side:B 牧志＆佐倉 1
どうしてか、錠の降りる音がはっきりと聞こえた気がして、一度振り返った。
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』Side:B 牧志＆佐倉 2
佐倉さんも「こう」なったら、佐倉さんを殺さずに済むかな。
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』Side:B 牧志＆佐倉 3
「そりゃ誰だって死にたくないよ。俺だってそうだ」
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』Side:B 牧志＆佐倉 4
こんなの殺された方がマシだ！
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』Side:B 牧志＆佐倉 5
ああ、楽しみだ。楽しみで、憎い。 どうして逃げたりしたんだよ、佐倉さん。 俺の獲物なのに。
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』Side:B 牧志＆佐倉 6
早く終わってくれ、早く、朝を。 もっと味わいたい、もっと、夜を。
-
TRPGリプレイ【置】CoC『blood red decadence』Side:B 牧志＆佐倉 7
理解できない。佐倉さんが逃げた？ 俺が佐倉さんを殺した？
-
シナリオ紹介 CoC『blood red decadence』
吸血鬼とその生餌になり数日を過ごすサスペンス。または好きな遊具で思う存分遊んでいい箱庭。推し。
ここから先はネタバレありの感想になります。
トップ絵について
Image CreatorによるAIイラスト。
AIさんに森の中の洋館ヨロとお願いすると、大体ビカらせるか廃墟にするかの両極端なんですよね。
まあ廃墟は大分イメージ違うのでビカった奴を使いました。
確かAIでトップ絵作り始めた初期の物なので、まだ大分「違うなぁ」というのが使われていたりします。
ネタバレありPL感想・解説
クリックすると開きます
最初はプレイヤーの立場で、吸血鬼側行きました。
基本理性で抑えつけているのに時折たかが外れ、何とか押さえたと思ったら押さえた理由が「殺したらもう吸えない」なんて最悪な理由だった、という、理性をテーマにした吸血鬼でしたね。
牧志の方やった後は、佐倉吸血鬼ってものすごくおとなしかったよね、と思いました。
ゆっくり楽しむために調整をきつめにしていただきました。それでも結構最後の成功率は高めで、複雑に見える割に遊びやすいシナリオですね。
いやぁ、楽しかった。
数々のアイテムと舞台装置の充実っぷりには本当に驚きましたし面白かったです。
ネタバレありGM/KP感想・解説
クリックすると開きます
逆の立場見たいよね!? と意見が一致したので、夢という形で二周目遊びました。
ちょっとした仕掛けを内緒で追加して、結局どちらも現実だったことになりましたが。
探索箇所は多く、アイテムも実に様々。でも規模は程よく、多すぎず少なすぎずの絶妙な情報量だったと思います。
アレンジが加えやすいし、記載が丁寧だし、目に見えるピンチほど危険はなく、ヒロイックRPでもサスペンスでも謎解きでもエロでも遊べてしまう本当に幅広い可能性がある、そのくせあまりとっちらからなくてキレイに纏まっている良いシナリオだと思います。
二周目で二人とも先が分かっているのをいいことに、PCとKPCをいかに追い詰めてイヂめるかという遊びをしていましたね。
というわけで、ヒントアイテムはぶっ壊す、大事なアイテムを屋外にポーイする、安心できるようになるヒントは隠匿する、二人の感情を悪い方へ悪い方へ引っ張る、などと協力してひどいドラマ作りに走りました。これまたもの凄く楽しかった!
牧志があんなに怖いなんて思わなかった。佐倉吸血鬼よりよっぽど危ないじゃんあいつー。そして拘束具無双は笑うしかないのよ。