TRPGリプレイ BEAST BIND トリニティ 第三話『仮面の家』13

GM
前回までのBBT!
学校へ行った。
みんなを正気に戻して回ってたらやりすぎちゃったらしく学級崩壊。
ロールを守らない子にはお仕置き。
校舎が軋む。
揺れて捻れる。
楡森 燐
学級崩壊(物理)
山田 花子(仮)
「んだよクソが、飛べねえ奴はとっとと走れ!」
楡森 燐
「なんでこんなことに……」
エンデ
「わたし、校内に残っている人がいないか見てくる」
守築 茉麻
「それならば私が同行しよう」
エンデに
リーチェ
「のこ? ねてるこ残ってた。理科室」守築とエンデに伝える。
守築 茉麻
「理科室だな。案内せよ」
エンデ
「ありがとう」
守築とリーチェに頷く。
「みんなは外へ!」
リーチェ
「わかった、あんないする」王&エンデと一緒に理科室へ向かいます。
GM
んーじゃあ、二手に別れるということで、脱出組は校庭かな?
楡森 燐
逃げます
生徒だしね
山田 花子(仮)
脱出します!
明星 善
逃げましょうねぇ。

明星 善
CoCやインセだとここで逃走判定入るだろうからさっくり逃がしてくれて良心的に感じる。
GM
では、校庭組。
学校から脱出しようとすると、廊下に数人人形が立っている。
山田 花子(仮)
ぬいぐるみじゃなくて人っぽいやつ?
GM
その格好に統一感はない。
行方不明者の写真を覚えている者は、その中に見た顔があると分かるだろう。
男が3人、女が2人、子供が1人。
廊下に佇んでじっとこちらを見ている。
楡森 燐
「これ……人形にされた人かも」
山田 花子(仮)
「チッ、わーったよ持ってきゃいんだろ?」
明星 善
「持っていこうね」
楡森 燐
「そういうことになるね……
ほら、警報鳴ったし避難しなよ!」
山田 花子(仮)
「動けんのかこいつら?」
GM
「不審者だ」
「不審者が侵入した」
人形達は描かれた笑顔のままで言う。
山田 花子(仮)
「あ?」
楡森 燐
「自分で動いてもらったほうが楽なんだけど……なんだこいつら」
GM
「やっつけなきゃ!」
子供の人形が言う。
楡森 燐
「地震だぞ!? 不審者より自分の命大事にして校庭に避難すべきだろ!」
明星 善
「逃げて!」
GM
彼らはあなた方に殴りかかってくる。
子供は後ろにさがるようだ、一応は。
楡森 燐
「……このまま俺たちが校庭に行けばついてくるんじゃね?
逃げの一手だ」
山田 花子(仮)
「世話ねえな」
楡森 燐
「運ぶより楽で助かりますねえ……」呆れ
GM
ずしん、ずしん、と廊下の向こうから音がする。
山田 花子(仮)
「んだよ」
明星 善
「何の音!?」
GM
廊下の奥に大きな「茶色の壁」が見えた。
リーチェ
ぬりかべかな???
守築 茉麻
デモンズウォールでは
楡森 燐
「……もう窓割って直で出る? 緊急事態だし窓くらい割っても普通だよな?」
GM
食堂にいたクマの縫いぐるみがぎゅむぎゅむと首を歪ませながらやって来ていた。
GM
みたいなものだった。
守築 茉麻
AKIRAだったわ
楡森 燐
ええ…………………………
山田 花子(仮)
「ガッコってな熊飼ってんのか」
楡森 燐
「飼ってない」
明星 善
「ソンナコトナイヨ」
GM
鬼もいるし熊くらいいるだろう。
山田 花子(仮)
うんまぁそれは
楡森 燐
人間を装えよ
GM
うんまぁ
では、戦わずに校庭まで逃げる、という感じですか?
明星 善
逃げよう
楡森 燐
うん
山田 花子(仮)
窓割る?
GM
割る?
明星 善
割ろう
この支配から卒業しよう。
楡森 燐
そのへんの消火器でパリンしよう
山田 花子(仮)
熊の肝でバリン
GM
えーと、トモキは外に放り出されてたよね。
山田 花子(仮)
王のナニカに運ばれていったね
GM
okok。
叩いてみると分かるが、ガラスに見えるこれはガラスではない。
ガイン、ガイン、とくぐもったような音がする。
小規模な魔法などを使うならばコストなしで使用して良い。
楡森 燐
「このっ……! 無理だ、割れない!」消火器を放り投げ
山田 花子(仮)
「どけ!」
山田ビーム
【シャイニングレイ】
GM
山田ビームって熱出る感じだろうか。
山田 花子(仮)
choice[熱い, 冷たい, 生臭い] (choice[熱い,冷たい,生臭い]) 熱い
熱ありますね
楡森 燐
なまぐさい
守築 茉麻
生臭くなくてよかった
楡森 燐
嫌すぎ
あれ生臭いの……?
山田 花子(仮)
超兄貴ってゲームあったじゃないですか
守築 茉麻
メンズビーム!
明星 善
そんなゲームなの???
山田 花子(仮)
波動砲的なビームが最後ちょろちょろってなる
守築 茉麻
主人公機が韋駄天というイケメンか、弁天という美女で、オプションがムキムキマッチョ
ため撃ちすると、オプションのマッチョが、頭頂部のレンズから極太のビームを発射するメンズビーム
明星 善
怖くないです???
GM
なっつい
守築 茉麻
めっちゃ溜めると「メ”ン”ズビーム”!」ってめっちゃ気合い入った声だけど、タメが足りないと
「メン……」
と気の抜けた声で、ちょろっとおしっこみたいにビームが出ておしまい
明星 善
こわ……
守築 茉麻
パワーアップアイテムであるプロテイン取るとショット強化
オプションもダメージを受けて、やられると
「兄貴ぃー!」
と断末魔を上げて死ぬ
リーチェ
メン…… いいな
守築 茉麻
銀河を筋肉で恐怖支配しようとする究極無敵銀河最強男を倒しにゆく物語

明星 善
何もないのでおろおろしてます。
GM
善くんそれこそ「《采配》です!」とか言ってうまく動いて(配置変えて)逃げてもええんやで。
明星 善
《群れの刃》でみんなで丸太は持ったな! しか思い浮かばず……。
GM
白い輝きが【窓硝子】をなぎ払う。
胸が悪くなるような臭気。ドロドロと溶ける窓硝子と壁。
煙が上がる。
楡森 燐
臭いのかよ
山田 花子(仮)
窓が臭かったわ
守築 茉麻
プラスチックなのでは(有毒ガス

山田 花子(仮)
「んだこりゃ」
楡森 燐
「くっさ!?」鼻をつまむ
GM
溶けて曲がった壁は、黒く縮んでいた。
明星 善
「何この匂い!?」
楡森 燐
「これどう見てもガラスじゃないな!?」言いながら飛び越えて逃げる
GM
ともあれ鼻をつまんで目を閉じて通れば、なんとか脱出できそうではある。
山田 花子(仮)
「臭ぇなクソが、おいクソガキとっとと出ろ」
明星 善
「出る!」
山田 花子(仮)
「ぬいぐるみとケンカしたところでシまんねぇよ。じゃあな」
GM
あなた方の後を追い、人形達と熊が壁の穴からあふれ出る。
いや熊は詰まった。ぎゅむむ。
溶けた壁が熊にべったりと貼り付く。
楡森 燐
「カオスだ……」
明星 善
「うわ……」
GM
校庭には、行方不明だった人々……の人形の他、何体ものぬいぐるみや人形がいる。
校舎内に賑やかしとしていた物もあると分かるかも知れない。
それら全てが敵意を持ってあなた方に振り向く。
あるものは笑顔のままで。あるものは首をかしげて。
楡森 燐
「ホラーかよ!!」
山田 花子(仮)
「やんのかあぁ!?」

GM
といったところで理科室チーム!
エンデが先導して廊下を行く。
守築 茉麻
どたどたどた
リーチェ
にゅるにゅるにゅる
守築 茉麻
こっちは人形いないのかな
GM
すると、理科室の方の廊下に二人、人が佇んでいた。
リーチェ
佇んでいる人は白良浜姉弟? 知らない人?
GM
人、ではない。人形のようだ。
片方は男子生徒、片方は女子生徒。
楡森 燐
あーあ 人形になっちゃった
守築 茉麻
特徴は?
GM
リーチェは、自分の【生徒】だったふたりだと分かるだろう。
守築 茉麻
つって、相手がそれだとしても知らないんだけど
GM
守築は白良浜(狼)とは会ってるよね。
男子生徒の方は彼に似ている。
二人はぼんやりとこちらを見ている。
守築 茉麻
「あれは……いつぞやの人狼か」
エンデ
「白良浜お兄ちゃん!」
リーチェ
その人形の特徴を見て、ぐるりと眼を回転させる。
「ねてたこ、いる」
自分の一部だった粘菌が机の上で乾燥して休眠しているのを見ながら、そちらへ近寄る。
守築 茉麻
「あれも人形とされた者たちか」
エンデ
「そう、この世界のお兄ちゃんとお姉ちゃん!」
リーチェ
「なまえ、書いてる?」動かないようなら、名前が書かれていないか二人の背中を見てみます。
守築 茉麻
この生徒たちって、モブ的な扱いしてもいいのかな
GM
戦闘力的な意味で? モブ
守築 茉麻
うん
問答無用で無力化できるかどうか
GM
そりゃ彼らもね、世界を救った人々……
と関係はあるけど今は平和な世を生きる人間だよ?
モブ扱いに決まっているじゃないか。
明星 善
oh
守築 茉麻
リーチェが確認した名前はある?
あったとしても、消す時間があるかどうかだが
GM
二人に近づくと、二人は顔を上げる。
白良浜 圓
「学校を壊さないで」
白良浜 遠矢
「俺たちはここにいたいんだ」
GM
二人の言葉はどこか虚ろだ。
守築 茉麻
「それが本心ならば」
エンデ
「ちがうよ、ここはお兄ちゃん達の学校じゃないよ」
守築 茉麻
「いずれにせよ、このままここに置くわけには行かぬ」
山田 花子(仮)
既に穴開けたけどな!
GM
ひどいことするなぁ!
明星 善
本当にねぇ!
楡森 燐
でも穴は熊で埋まりましたし
守築 茉麻
応急くま処置
山田 花子(仮)
血小板かな?
守築 茉麻
トモキみたいにとりあえず校舎の外までポイっとしていいかな?
GM
校舎外ポイはできるよ。
守築 茉麻
んでは
白良浜 圓
「先生、どうして学校を壊したの。
私はここでずっと生きているのに」
守築 茉麻
「ガウェイン、トリスタン」
騎士の名を呼べば、スカートの中から2体のチェスピースが現れる
リーチェがお返事するなら、それを待って騎士駒で脱出させます
リーチェ
「ずっと? ずっとない。ここはずっとない。ちがう」緩やかに首を振る。
「ここはさみしい。ずっといない」
GM
まだ背中の確認はできていないけど、ピースで捕まえるなら名前は確認できるよ、と先に言っておくね。
白良浜 圓
「さみしい……?
寂しくないよ。みんながいるもの……
遠矢ちゃんも、みんなも……」
リーチェ
「さみしい。だれもいない。リーチェも見てた、でもいなかった。みんな、いない」
エンデ
「ここにいるのは人形だけ」
リーチェ
「いない」【先生】だった時のように、腕を緩やかに振り、示す。
白良浜 遠矢
「いない……?」
呆然と首を振っている。
守築 茉麻
「いずれにせよ。
人を捕らえて閉じ込めるドミニオンは、捨て置けぬ。
リーチェよ。脱出させるぞ。良いか」
リーチェが彼らと何らかの関係を持っていることは認識したので、そう尋ねる
リーチェ
「だいじょうぶ」ゆるりと頷く。
「リーチェは守築におねがいする。脱出させて。
それは今こまるないけど、きっと、こまる。だから脱出させる」
守築 茉麻
彼らを見据えたまま頷きを返し
「騎士たちよ。疾く駆けよ」
2体の騎士駒に命じる
GM
チェスピース達はあなたの命令に従い、二体の人形を引っかけて飛んで行く。
人形達は悲痛な叫び声を上げていた。
その手を繋ぎたい、というように互いに伸ばして。
リーチェ
人形たちを見送る。

その頃外では、男子生徒の人形を前に遊馬が悩んでいた。
真田 遊馬
「背中の文字を消す……か。油でもあればいいのか?
しかし、ここで人形の服や、人の服脱がせてたら誤解を招きそうだな……」

守築 茉麻
「よし。他は」
エンデに尋ねる
崩れかけ、傾ぐ柱をスカートの内から呼び出した巨大な腕で支え、元の位置へと押し戻しながら。
GM
エンデさん別にサーチができるわけじゃないからなぁ。
守築 茉麻
どっか、生徒たちが集まっている場所とか
じゃぁ、残り9体の騎士呼び出して、学校中探させるとか?
GM
大体どのへんに拉致られている人がいる人が多いかくらいは分かる。
図書室・体育館・2-Bの教室・学食。
騎士達に命じるなら探す時間は短縮できるだろう。
山田 花子(仮)
結構たくさん残ってたのね
GM
人がいるとは言っていないよ。
普段はそこにいるから今もいるとしたらそこ、というだけだね。
守築 茉麻
「多いな。手を広げよう」
スカートの中より、チェスピースが次々と現れる
リーチェ
「いっぱいでた。
リーチェも手をひろげ…… ……むりだった」乾燥して休眠している粘菌を見ながら。
守築 茉麻
水道……は、作り物だから水は出ないのかな
GM
でないね。
守築 茉麻
残念
「騎士たちよ、探せ。見つけ次第、脱出させるのだ」
命じる
GM
騎士達は『是』とこたえ、学校中に散って行くだろう。
校舎がまた大きく軋んだ。
リーチェ
「守築、くずれる」
守築 茉麻
「保たぬか」
軋み土塊を落とす天井を見上げ
「だが、手は尽くす」
近場のところへ駆けていこう
「リーチェ、いざとなれば貴様とエンデだけでも脱出せよ」
振り向かずに言って。
リーチェ
頷く。「わかった。リーチェは、守築に後をおねがいする」
リーチェ
王を見捨てているわけじゃなくて、王の丈夫さに対する全幅の信頼だよ表
守築 茉麻
🐘が踏んでも壊れない王
山田 花子(仮)
脱出してたら反社sとケンカしてるぜ
明星 善
ほんまか???
エンデ
「それなら、ひとつ探して欲しいところがあるの……」
守築 茉麻
「何処だ」
エンデ
「職員室よ」
守築 茉麻
「承知した」
簡単に場所を聞いて、頷く
エンデ
「脱出してくれていたらいいけど、もし、まだそこにいたら……」
守築 茉麻
残ってるとしたら誰だ
天野先生か
GM
職員室は二階だ。
扉が少し開いている。
その中で、きこら、きこら、と音が聞こえた。
守築 茉麻
歪んで開かない引き戸を蹴り倒し、エントリー
「誰ぞある」
GM
少女が一人、職員室の職員用の椅子に座っていた。
三上 もも
「…………」
守築 茉麻
「あれは……」
リーチェ
「もも」にゅら、と王の後ろから顔を出す。
守築 茉麻
「燐の連れか」
GM
手持ち無沙汰なのか、ラクガキをしている。
守築 茉麻
駆け寄る
何を描いてるのかな
三上 もも
うさぎちゃん。
「あれ? エンデさん……と、誰だっけ……?」
守築 茉麻
「守築 茉麻だ」
三上 もも
「待ってね、ここまで出てきてるんだけど、うーん……って考えてたのに」
守築 茉麻
「すまぬな。時が惜しい」
リーチェ
「リーチェ。校舎がこわれるからいるとつぶれる」
三上 もも
「あ、おしまい? あ、うん、分かりました」
GM
少女は席を立った。
守築 茉麻
「よし。リーチェ、頼む」
とはいえ、まだ時間は残ってるかなぁ
GM
校舎はもう崩壊しそうだ。
リーチェ
「おしまい」ももちゃんをかついで一緒に校舎へ脱出します。
エンデ
「どうして逃げなかったの?」
GM
駆けながら彼女が訊く。
三上 もも
「だって、ぼくがいないとエンデさん困るんでしょ?」
守築 茉麻
スタンドだったのか
リーチェ
「……
でっどろっく」
エンデ
「ありがとう、でも、無茶をしないで……
わたしたちは、あなたたちを守りたいの」
三上 もも
「でも、ぼくがいた方がいいんでしょ? 離れたら消えちゃうって言ってたし」
GM
二人の少女はどことなく似ていた。
リーチェ
「……
にてる」
守築 茉麻
なんかタンクポジション的な意味で
「俺に構わず先に行け!」
をしなくちゃいけない気がしてくる
守築 茉麻
「急げ」
GM
四人揃って脱出?
守築 茉麻
そうですね
GM
ピース達が戻ってくるまで待っていても……いいのよ。
守築 茉麻
なるほど
では
足を止める
「お前たちは先に行け」
リーチェ
「守築は」
エンデ
「……」
天井を見上げている。その目はもう無理だと言っているようだ。
守築 茉麻
「騎士たちが未だ戻らぬ。人形たちの回収の最中に崩壊に巻き込まれれば、救うことが困難となる。
私はここに留まり、彼らと共に脱出する」
三上 もも
「かっこいい! けど、危ないよ?」
リーチェ
「わかった。リーチェは、守築に任せたをする。校庭で、会う。
守築はかたい。ばりかた」
守築 茉麻
「任せよ。案ずるな、私は王だ。それが我がロール」
明星 善
はりがね……
GM
三上は抱えられたままでそうなのかぁ、と頷いた。
守築 茉麻
むしろ湯気通しレベルバリカタ
エンデ
「気をつけて……」
GM
エンデがそっと囁いた。
守築 茉麻
頷き一つで見送り、廊下の真ん中で腕組み仁王立ちで待ち受ける
GM
では三人は校庭へ脱出する。途中、向こう側の廊下で壁の穴に詰まってきゅむきゅむしているクマを見かけた。
校庭には、人形達に囲まれている三人がいるのが見えるだろう。
三人が何をしているかは……三人次第だが。
リーチェ
それを眺めつつももちゃんを抱えて脱出する。ちょっとネバネバするかもしれない。
守築 茉麻
粘菌クッション
GM
守築のもとへはひとつまたひとつとピースが戻ってくる。
守築 茉麻
人形は回収できてるかなー
GM
最後のピースが何かを見つけた。
守築 茉麻
何だろ
GM
見つけた。という報告を最後にピースは沈黙する。
最後に見たのは、体育館。
守築 茉麻
『ユーウェイン、どうした』
「……ダメか。何があった」
駒の反応が最後に消えた方向、体育館を見やる
GM
ピースからの返事は戻らない。
守築 茉麻
体育館へは、校舎の中を行く感じ?
GM
校舎との間はほぼ外の通路を歩いて行くことになる。
校庭組からも見えるだろうね。
守築 茉麻
では、脱出しよう
脱出口が遠そうだから、くまを後ろから蹴って押し出して脱出しようかな
GM
ひどい。
守築 茉麻
巨腕でどーんと
「道を開けよ」
どーん
GM
くまは「オノコシハユルシマセンエ」って言いながら前に倒れた。
楡森 燐
そんな恰幅のいいおばちゃん熊だったのか
山田 花子(仮)
恰幅の良い熊ってそれはそれで恐怖の対象で
守築 茉麻
ヒ山さんだし
守築 茉麻
こう、詰まってるのをぐぐぐぐぐって押し込んで、スポーンと飛び出させた後の穴から脱出
GM
クマが解放される。縫いぐるみは顔に溶けたプラスチックを貼り付けた無惨な状態であなたに立ち向かってこようとする。

GM
さて……校庭に先に出た三人。
山田 花子(仮)
うぇーい
明星 善
はーい
GM
あなた方は学校の校舎内にいた人形達に囲まれている。
ただの玩具どもの中に、外から来た人間の人形が混じっている。
それらは攻撃をしてくるが……
どう対応している?
山田 花子(仮)
「美人教師山田、ダンスの授業だ!」
おしとやかに武闘会します
楡森 燐
うーん、避けてる
ドッジボールかな
守築 茉麻
ドッジボール(銃)
リーチェ
なるほど銃弾の断面は円いから実質ボール
守築 茉麻
しかしビームだった
光線白刃取りなら何とかなるな
明星 善
《電撃作戦》してまーす。
GM
明星の指示が飛ぶ。
楡森が攻撃を避ける。目標を失った狂える玩具を天使の舞がなぎ払う。
山田 花子(仮)
人間向けの筋力で殴ってるから安心して
GM
そうして校舎から離れようとする彼らを、さらに阻もうとするように外からも玩具達は押し寄せていた。
楡森 燐
「どんだけ誘拐したんだよ!!」
山田 花子(仮)
ぬいぐるみにも名前書いてある?
GM
ぬいぐるみ? 目星に【成功】したら、背中やタグにおなまえが書いてあるのが分かる。
そうこうするうち、あなた方の背後から、男女の生徒を引っかけたコマが猛スピードで壁を越えて飛び去っていった。
山田 花子(仮)
「あぁ?」
楡森 燐
「……なんか飛んでったな」
守築 茉麻
びゅーん
GM
少女を抱えたリーチェ、エンデ、が校舎入り口に現れる。
守築の姿はいまだない。
山田 花子(仮)
「おせーんだよ!」
守築 茉麻
ここはまかせてさきへゆけ
リーチェ
「リーチェは…… リーチェは遅刻した?」人形の上を粘菌スタイルでねちょんと乗り越え、少女を抱えて登場。
GM
きぃん、とハウリングが響いた。
『ひどい、ひどい、ひどい! 私の世界を壊さないで!』
崩壊を始めた校舎から叫び声が聞こえる。
楡森 燐
「そうは言われましても、先に俺たちの世界を壊そうとしたのはそっちですし……」
明星 善
それはそう
GM
『ここにしか居場所がないのに! ここにしかいられないのに!』
明星 善
「えぇ……」
楡森 燐
「そんなわけないだろ、そんな主張ができる歳まで生きてきたんだし……」
山田 花子(仮)
「ヘラってんじゃねえぞコラ、出てこいや!」
リーチェ
「こまる。お前はシズクを勝手にとっていった。他の子たちもとっていった」
ぐるりと首を伸ばして、その声の方向に言う。
「勝手にとっていったら、みんな、こまる」
楡森 燐
「そうだな、一人で引きこもってんなら別によかったけど、誘拐はよくない」
なんかまいちゃんみたいだな(女神異聞録)
GM
クマと戦うって事はこれバッドエンドなのでは?
楡森 燐
そうかもしれん
女神異聞録のクマ……あまりちっちゃい子を虐めるとバッドエンドで終了します。
クマとの戦闘が起きるとバッドエンド確定。
GM
と、そこで壁に詰まっていたクマの縫いぐるみがズデーン、とこけた。
それが最後の一撃となったか。校舎は本格的に崩壊し始めた。
倒れたクマの向こうから守築が現れる。
守築 茉麻
どーん、と崩れる瓦礫を吹っ飛ばして、城巨人が現れる
GM
お、もう巨人になってる?
守築 茉麻
あ、なっちゃってもいいのかな
GM
いいよ。
学校の管理者げきおこだけど。
リーチェ
「守築。
やっぱり守築はかたかった。ばりかた」
守築 茉麻
じゃぁどーん
「うむ。待たせたな」
その肩で仁王立ち
山田 花子(仮)
「派手にやったな」
楡森 燐
「最後の一撃が派手だなあ……」
守築 茉麻
「どのみち、もはや不要のものだろう」
崩れ落ちる校舎を振り返りもせずに
GM
偽りの世界にそびえていた城は、跡形もなく崩れ去った。
明星 善
「……」
守築 茉麻
巨腕でもって、机の上を掃き清めるように燐たちに群がる人形たちを押しのけ、どける
「それよりも。
本丸は、あの建屋だ。おそらくな」
言って、体育館を指差す
GM
体育館が、揺るいだ。
楡森 燐
「ええ……」
山田 花子(仮)
「まだあんのか」
守築 茉麻
「未だ、このドミニオンの主の姿が見えん。つまりはそういうことだろう」
GM
『もう、おしまい。学校も、町も、全部全部……』
スピーカーはなくなったのに声は響いている。
楡森 燐
「声はめっちゃ聞こえるけどな」
GM
『それじゃあ、全部終わりにしなくちゃ』
明星 善
「……
駄目だよ」
GM
『だってそれが私の役割だから……』
リーチェ
「役割?
わかばは役割をつくるのに、わかばも役割、ある?」
守築 茉麻
「……」
明星 善
「役割、じゃなくて自分の意志、じゃないと」
守築 茉麻
善のその言葉に、表情が互い違いに歪む
明星 善
恥ずかしいこと言ったので戻ります(もぞぞ)
GM
えー、いいじゃん
もっと恥ずかしいこと言っていこうよ
リーチェ
「守築?
痛い顔してる」
守築 茉麻
それは一瞬でなりを潜め
「……もはや貴様を守る城も果てた。姿を現すがいい」
リーチェの声には答えず、体育館を睨み据えたまま、告げる
GM
守築のことばに応えるように、体育館が吹き飛んだ……

GM
といったところで
以下次号だぜぇ!
守築 茉麻
お疲れ様でしたー
山田 花子(仮)
お疲れ様でした!
楡森 燐
わあ~
おつかれっしたあ
GM
敵作るからって待ってもらったのに敵が出なかった件について。
リーチェ
以下次号! お疲れ様でした!
急いでデータを間に合わせても戦闘まで行かないあるある……
GM
大体私が事前にデータ作ると使えないんだ。
作るだけ無駄では!?
守築 茉麻
時間が短くなったことで
ままならぬ
明星 善
あー、傘を持っていったら雨降らない現象に近いやつ……。
GM
まあ、ここでバトルです! ってなったらやっぱり敵はいないので出せない、つまりここまでしか進まなかったのは同じなわけでぇー
リーチェ
しかしそう思ってデータを作らないと使う羽目になる法則
GM
あるあるでございます。
リーチェ
データ作成とか素材とかシーンとか、サボると突然必要になる。
守築 茉麻
雨が降ってるからって傘を探していたら時間が経って、出発の時には止んでいた