こちらには
『瓶の中の君』
ネタバレがあります。

本編見る!
牧志・佐倉・ヘビ人間の内心についての情報を秘匿扱いで追加しました。

KP
前回の纏め。
佐倉が瓶詰めになった。
二人で脱出する事にしたけど、ヘビがウロウロしてる。
なんか中央のホールで怪しい儀式やってるかも。
ちなみに今牧志君は白のローブを着用中。
休憩所を出たところでしたね。
牧志 浩太
でしたね。部屋3の段ボール調べそこなったけど、まぁ、後だ!
KP
では始めます!
牧志 浩太
はーい、よろしくお願いします!

牧志 浩太
部屋4・5方面の廊下に何かいそうな音はしますか?
KP
今のところ音はしない。
【幸運】どうぞ。
牧志 浩太
CCB<=60 【幸運】 (1D100<=60) > 57 > 成功
KP
何かがいそうな気配はない。
牧志 浩太
「今の所…… 大丈夫そうだな。奥から行こう、行き辛い方から埋めておきたい」
佐倉 光
「質量保存の法則どうなってんだ、が俺自身にかかるとは……
ああ、分かった」
牧志 浩太
「質量保存の法則かあ。物理学だな。化学かもしれないけど」
部屋5から調べます。
KP
廊下の奥へと進む。
右側の壁には以前見たのと同様のはめ殺しの窓がぽつぽつと並んでおり、光を取り入れている。
奥の扉はいくらか簡素なものだった。
扉の前で気配を伺う……
やはり音はしない。
牧志 浩太
「あれだけの音で、何人もこっちを探しに来てない……、ってことはさ。やっぱり、よほど大事なんだろうな。あの奥でやってることが……」
佐倉 光
「離れられない理由があるのかもしれねぇな。
儀式なんかだと、色々決められた手順や捧げ物なんかがあるんだろ?」
牧志 浩太
「あるな。さっきの手順もそうだし、もっと面倒な物、人数も時間も呪文も、それこそ歩き方すら決まっている物もある。どこまでが“本物”かは、分からないけど」
佐倉 光
「そういうの全部COMPがやってくれてるらしいから、いちいち細かい手順も必要な物も、俺には分かんねぇけどな」
「信じれば本物、かもな」
牧志 浩太
「間違ってないかもしれないな。実現するのは、感情によって活性化する人間のマグネタイトだ。……あー、ここでやってるようなのも、そうなのかは分からないけど」
佐倉 光
「なんにせよ俺たちには好都合だ」
牧志 浩太
「だな」頷いて、部屋5の中を確認します。

KP
扉を開くとそこは一見してキッチンと見える。
流し台や冷蔵庫、食器棚、戸棚がある。
いずれも普通に使われているようだ。
佐倉 光
「腹減ったな、そういや……」
牧志 浩太
「……言われたら、俺も腹減ってきた。
食ってる場合じゃないから、後だけど」
佐倉 光
「そうだな。隠れる場所あるか? ここ」
牧志 浩太
まずは隠れられそうな場所があるかチェックします。
めちゃかぶった。
佐倉 光
おっ、気が合うな。
KP
流し台下の収納スペースにはほとんど物が入っていない。
扉もついているのでこの中に入れば誤魔化せるかも知れない。
大人一人くらいなら何とか入れるだろう。
佐倉 光
言う前から探しに動き始めていた事に気付いてちょっと微笑んでしまう。
牧志 浩太
「?
ちょっと狭そうだけど、行けそうだ。
今ばかりは前みたいなのじゃなくてよかったな。二人だと厳しい」
佐倉 光
「そうだな、確かに二人だと隠れるにはいまいち向いてない。
意外とツイてたのか? この状態……」
KP
流し台の下には何も気になるものは入っていない。
牧志 浩太
「……小さい頃さ、こういう狭いとこに入るの好きだったな。かくれんぼしたりして」
佐倉 光
「狭いところってのは落ち着くよな……」
牧志 浩太
「だよな。押し入れとか段ボールとか、猫みたいだ」
佐倉 光
あれれー? 次回の布石?
牧志 浩太
かもしれなーい?
※次は猫絡みのシナリオをやる予定だった。
佐倉 光
「それ、牧志の記憶?」
牧志 浩太
そう言われて、少し考える。
「……どっちだろうな。小さい頃だったからかな、その時の風景しか覚えてなくて。横に誰かいた気がするんだけど、妹だったか、弟だったか……」
佐倉 光
「そうか」
それ以上の追求はやめる。
秘匿 牧志
牧志 浩太
(小さい時の記憶って断片的だ。……そういえば、どっちの記憶なんだろう。思い出の合間に紛れてるかもしれないのか、俺の記憶)

牧志 浩太
「って、思い出話してる場合じゃないな。何か何か……」冷蔵庫を調べてみます。
KP
多人数用の、かなり大きめの冷蔵庫だ。
中には肉がびっちりと詰まっている。
どれもスーパーのパックなどには入っておらず、簡素なビニール袋に入った物だ。
鶏肉や豚肉などもあるが、ちらほらとあまり見かけないようなものもある。
牧志 浩太
「……あー、蛇って肉食だもんな……」
佐倉 光
「ここの奴らどんだけ肉好きなんだ?」
KP
【アイデア】
よく見るなら〈医学〉
佐倉 光
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 18 > 成功
牧志 浩太
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 83 > 成功
KP
ふと、思ってしまう。
ここにあるあまり見た事のない肉。
これは、【人肉】ではないのか?
SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1D3
佐倉 光
CCB<=71 《SANチェック》 (1D100<=71) > 13 > スペシャル
牧志 浩太
CCB<=48 《SANチェック》 (1D100<=48) > 31 > 成功
佐倉 光
「……」
牧志 浩太
「……」
佐倉 光
「……見なかった事にしようか」
牧志 浩太
「…………深く考えるの、やめよう」
KP
二人は即座に意見の一致をみた。
※ここから少し『地獄はやさしい』のネタバレありなので、本編会話ですが閉じてあります。
『地獄はやさしい』のバレ
牧志 浩太
ふと、34人、という言葉が、頭の奥にちらついた。
そういえば俺はバスに乗っていたはずなんだけど、どういうバスに乗っていたのか、……誰と一緒にいたのか。覚えてないな、と思う。
KP
だいじょうぶ、あれは変わっちゃっただけだから……って思ったけどその後食べられてたかも。
牧志 浩太
食べられてましたしねぇ……
彼はバスで事故に遭ったことがある。
佐倉 光
「……あんまり考えるな」
牧志が何を思ったかまでは思い至れないが、何か良くない事を考えているのだとは思った。
CCB<=55 〈心理学〉 (1D100<=55) > 33 > 成功
牧志 浩太
「ああ、悪い。別に何かグロい事考えてたとか、そういうのじゃないんだ」

牧志 浩太
ある意味グロい事だけども。
KP
大変グロい……
誰と乗っていたかは決まってたっけ。
牧志 浩太
牧志は決まってなかった気がします。
チラっと確認してきます!

やっぱり決まってませんね。
「そういえば誰と乗ってたんだ?」って思ったのがそれより後に私が回した回だったので、この時はそこまで至ってない
KP
確かに。
「帰ってこい」と言ってくれる家族はいる、くらいですかね。
牧志 浩太
そうそう。家族は無事っぽい。
ただ、じゃあどういう関係性の相手と一緒に乗っていたのか、は決まってない。
恋人については「いなかったらしい」と当人は言ってるんだけど……。
KP
家族がいるなら、知っていたらちゃんと教えてくれるだろうし、本当にいなかった可能性が高いかな。
牧志 浩太
家族は離れた場所に住んでるっぽいので知らなかった可能性もありますが、大学の友人とかが教えてくれるだろうし、よっぽどコッソリした関係でなければ本当にいなかった可能性が高いかな、とは思いますね。
佐倉 光
あわーいお付き合い、はあったかもしれない。
牧志 浩太
まだ周囲も知らないくらいのあわーいお付き合いが……? 一緒のバスに……?
佐倉 光
やっぱり可能性としては低そうかも。
牧志 浩太
ですね。いるとして、同じ大学のちょっと好きだった人くらいかもしれない。

牧志 浩太
「食器棚に呪文は……入ってないと思うけど、何かないかな」
佐倉 光
「ああ……どこに何があるか分かんねぇしな」
KP
食器棚の中には様々な食器が並んでいる。どれも綺麗に磨かれている。
〈目星〉をどうぞ。
牧志 浩太
CCB<=75 〈目星〉 (1D100<=75) > 10 > スペシャル
KP
あなたの目は、綺麗な装飾が成されたグラスの中に、奇妙な形でありながら見覚えのあるのものを見つけた。
それは今正にあなたが手に持ち、佐倉が入っている瓶そのものだ。
だが、蓋はついていない。
牧志 浩太
「これ……、瓶だ。佐倉さんが入ってるのと、同じやつ」
佐倉 光
「へぇー、俺こんなのに入ってるのか」
牧志 浩太
「ああ、そっくりだ。蓋、どこだ? うまくやれば、蛇の一匹くらい閉じ込められるかもしれない。
一匹? 一人? まあいいや」
佐倉 光
「これを向けて呪文を唱えると相手を閉じ込められる……
西遊記で見たぞそういうの」
牧志 浩太
「……あー、瓢箪」
佐倉 光
「手強い悪魔を封印して、カードをくれるまで入れとくという事も……」
牧志 浩太
「瓶の中から知恵を引き出すか? って、そっちか。
我慢比べだな」
KP
残念ながら……
貴方方は今のところ、瓶を作動させる呪文を知らない。
さっき読んだのはあくまで手順書だ。
佐倉 光
「これ呪具だろ。食器棚に雑に入れてていいモンなのか?」
牧志 浩太
「さあ? ただの似たような瓶かもしれないし、別に珍しい物じゃないのかもしれない」
佐倉 光
「それもそうか」
牧志 浩太
食器棚に他に気になる物が無ければ、戸棚を調べてみます。
瓶は回収していけますか?
KP
そうだな、両手で持つような瓶だし、二つ同時に持つのは大変かも知れない。
服に大きなポケットでもあれば話は別だが、ローブには隠し程度しかない。
一個脇に挟んでとかならワンチャン?
牧志 浩太
瓶を間違えたら大変な事になりそうなのでやめときます。
KP
はい、瓶はどうする?
牧志 浩太
先程の流しの下に移動しておきます。そこに隠しておく。
KP
了解。
あとあるのは木製の小さな戸棚だ。
牧志 浩太
戸棚を調べてみます。
KP
よく見てみるなら〈目星〉
牧志 浩太
CCB<=75 〈目星〉 (1D100<=75) > 83 > 失敗
佐倉さん頼んだ!
佐倉 光
CCB<=85-10 〈目星〉 (1D100<=75) > 67 > 成功
KP
よし。
戸棚の中には料理に使うのであろう雑多な道具が入っている。
へこんだボウルや、やたら大きな肉切り包丁、すりこぎ、ハンマー……
佐倉 光
「あれ、牧志、あの……奥のボウル退けてみてくれないか」
牧志 浩太
「これか?」 へこんだボウルをどけます。
KP
すると、そこにはマスクとゴーグルが収められていた。
佐倉 光
「なんだ、やっぱゴーグルだ。
玉葱切るのにでも使うのか?」
牧志 浩太
「何だこれ、マスクに、ゴーグル?」
どういう用途のものか分かりますか? 花粉症用とかたまねぎ切る用とか化学防護用とか毒ガス向け吸収缶ついてるとか。
KP
マスクもゴーグルもしっかりしたもので、外気を遮断できそうだ。
二人分ある。
用途か……
【知識】/2でどうぞ
佐倉 光
CCB<=95/2 【知識】 (1D100<=47) > 33 > 成功
牧志 浩太
CCB<=(75/2) 【知識】 (1D100<=37) > 63 > 失敗
だめだった!
KP
プロのやつっぽいなと思った。
佐倉 光
「これ、防毒マスクじゃねぇのか?
防毒・防塵用のガチのやつ。ゴーグルもたぶんそのマスクとセットだ」
牧志 浩太
「え? だとしたらすごいな。でも、なんでこんな所に?
……なんかの役に立つかな。蛇だからって、毒吐いたりとかしないよな」
キッチンに不似合いなそれらを見ながら。
佐倉 光
「そこにカンみたいな平たいのついてるだろ、防塵機能付き有機ガス用のやつだ」
牧志 浩太
「これか?」吸収缶を手にのせながら。
KP
キッチンには不似合いだが……
佐倉 光
「そう、それをセットして使う。
さっきの瓶といい、倉庫といい、ずいぶん雑だな」
牧志 浩太
「あんまり頓着しないのかな。そういうの」
佐倉 光
「あのヘビあまり頭良さそうじゃねぇしな……」
言いながら佐倉は冷蔵庫を見ている。
秘匿 佐倉
佐倉 光
(あの肉が奴らの食事なら、ここを使ってるのはヘビ野郎ってことになる。
馬鹿ばかりならつけいる隙もあるか)

秘匿 ヘビ人間
KP
だれかがあなたの悪口を言った気がする。
ヘビ人間
(怒)
KP
キッチンでなにやら物音がする。
あそこに誰かいるのだろうか。

牧志 浩太
「一応持ってくか、これくらいなら手にでも引っかけておけそうだし」
試しに装着してみる。
KP
問題なく使えそうだ。
牧志 浩太
「……うん、大丈夫そうだ。きっついな、ゴム跡つきそう。ガスマスクってんなら仕方ないけど」
では、ゴーグルとマスクを持っていきます。
KP
一応確認。いくつ持っていく?
牧志 浩太
二人分。
秘匿 牧志
牧志 浩太
(瓶はちゃんと抱えておこう。コートのポケットとかに入れて、ぶつけたら大変だしな)

KP
ok了解。
この部屋で気になるものは以上だ。
【幸運】/2で判定。
牧志 浩太
CCB<=(60/2) 【幸運】 (1D100<=30) > 75 > 失敗
おおっと
KP
振り向いたとき。
扉が正に開くところだった。
佐倉の瓶はどう持っている?
牧志 浩太
片腕で抱えるようにして持っています。落としたら大変だし。

KP
開いた扉の向こうに、あのヘビが立っていた。
秘匿 ヘビ人間
KP
キッチンには白いローブを纏った人物が立っている。
誰だろう。
ヘビ人間
(考)

佐倉 光
「……!」
牧志 浩太
「げ」
隠れられる? 隠れるには遅い?
KP
もう見られている。
直立するヘビ
「……」
KP
ヘビはじっとあなたを見つめている。
その表情は読めない。
ヘビは小首をかしげた。
秘匿 ヘビ人間
KP
誰だろう。
人間のように見える。
悲しいかな人間の顔はいまいちあなたには見分けがつかない。
ヘビ人間
(困)

秘匿 牧志
牧志 浩太
(……? 何だ、見えてないのか? こちらを認識してない……? 黙って通り過ぎれば、やり過ごせるか?)

秘匿 佐倉
佐倉 光
(あいつまだ牧志が誰か気付いてない! チャンスかもしんねぇ。
牧志がさっさと部屋出てくれれば……
味方の振りをしてさっさと出ろと伝えるには……)

佐倉 光
「この野郎、俺をどうする気だ!」
KP
佐倉が突然騒ぎ出した。
秘匿 牧志
牧志 浩太
(な、どうしたんだ!?)

牧志 浩太
「佐倉さん!?」
口を押さえようにも彼は瓶の中だ。蛇の出方を見るしかない。
秘匿 ヘビ人間
KP
ローブの人物は瓶を持っていた。
生贄を運ぼうとしていたのだろうか。
ヘビ人間
(迷)

秘匿 佐倉
佐倉 光
(おい牧志! 何名前呼んでるんだよ! あーくそ、シクった、余計な事した!
……あいつ人間の言葉分かるかもだし、どうしようもねぇ、やるしかねぇ!)

佐倉 光
「白ローブ野郎め! 俺は生贄になんかならねぇからな!」
KP
佐倉は貴方を見て叫んでいる。
秘匿 佐倉
佐倉 光
(頼む、気付け! 演じろ! 牧志!)

牧志 浩太
……はっ、と気づいた。
秘匿 牧志
牧志 浩太
(しまった、そういうことか、仲間の振りをするつもりだったんだ! しまった、やらかした……!)

牧志 浩太
一瞬呼んでしまった名を、聞かれていないといいが。
「……」
瓶を持って何食わぬ顔で横を通り過ぎようとしますが、蛇は反応する?
直立するヘビ
「……」
秘匿 ヘビ人間
KP
もしかすると最近見かけなかった召喚師かもしれないな、とあなたは思った。
うーん、何か引っかかる気もするが。
ヘビ人間
(安)

KP
ヘビは首をかしげたまま、通り過ぎる貴方の横で舌を出し入れし続けている。
瓶の中からは聞くに堪えない悪口雑言が聞こえる。
〈心理学〉を。佐倉かヘビに。
牧志 浩太
ではヘビに。
オープンでOK?
KP
そうだなー
こっちで振ろう、折角だから。
牧志 浩太
値は76です。
シークレットダイス
KP
シークレットダイス sCCB<=76 (1D100<=76) > 13 > スペシャル

KP
シークレットになったのかなこれ??
牧志 浩太
なってますぜー
KP
自分じゃ分かんないのがアレだな。
牧志 浩太
なんですよね。ちゃんと隠せてるか不安になっちゃう。
KP
あれだな、ヘビなんだし少しペナ入れても良かったな。
まあいい今更だ。
KP
ではあなたは、ヘビが困惑しつつも安堵しているように見えた。
舌を出し入れしているのは、あなたが本当に自分が考えるとおりのものであるのかを確かめたがっているためだろう。
秘匿 牧志
牧志 浩太
(こいつら、声は分かるのか? 喋って誤魔化せるのかどうか、判断がつかないな……。)

牧志 浩太
表情の読めない眼、口や舌から感情を読もうとするのは、なかなか難しい。
ちょっと頭がねじれるような感覚になった。
声を出していいのかどうかは判断がつかなかった。
暴れる佐倉を取り押さえるような演技をしつつ、外に出る。
秘匿 佐倉
佐倉 光
(いつまでも騒いでると隠れるとき困るから、気絶した振りでもしよう)

KP
あなたが通り過ぎるときに、瓶が少し揺れる。
それに合わせて佐倉が派手な悲鳴を上げて底に倒れ伏し、黙り込んだ。
秘匿 KP
KP
(しかし呼びかけちゃってるし、さすがにバカでも怪しむよね……)

KP
【幸運】どうぞ。
牧志 浩太
CCB<=60 【幸運】 (1D100<=60) > 76 > 失敗
KP
あぁっと。
牧志 浩太
おぉっと
秘匿 ヘビ人間
KP
あなたは不意に思い出す。
この人物は瓶に向かって敵意のない様子で呼びかけた。
こいつ逃げた生贄では?
白いのかぶってるだけでは?
ヘビ人間
(驚)

KP
ヘビがシュッーと威嚇するような声を上げた。
KP
名前呼んじゃった事を思い出して気付いちゃった!
牧志 浩太
「やば」
佐倉 光
「ケツまくれ!」
牧志 浩太
逃げる!
KP
どう逃げる。
牧志 浩太
走って逃げてどれかの部屋に飛び込みます。何なら持ってるドライバー投げつける。
KP
逃げる部屋を指定してください。
ドライバーの投擲に成功するか、【DEX】判定で逃げ切れます。
牧志 浩太
飛び込む対象は倉庫部屋。
KP
ok。
牧志 浩太
投擲は初期値なので、【DEX】で判定します。×5?
KP
10との対抗判定!
牧志 浩太
RESB(8-10) (1d100<=40) > 73 > 失敗
KP
逃げ切れない!
牧志 浩太
「げっ、まだ追ってくる!」
KP
ヘビの攻撃……
CCB<=35 (1D100<=35) > 90 > 失敗
再度逃走判定!
牧志 浩太
「くそっ、しつこい!」
RESB(8-10) (1d100<=40) > 89 > 失敗
出目~~~!
KP
うーん厳しい!
秘匿 ヘビ人間
KP
思わず殴ろうとしてしまったが、瓶が割れたら生贄が一つ壊れてしまう。
壊したら怒られるのでは?
逃がすわけにも行かないが……
ヘビ人間
(悩)

KP
再度攻撃!
と思ったけど、ヘビは攻撃をためらっている。
あなたが手に抱えている瓶を気にしているようだ。
ネクスト!!
牧志 浩太
「そうか、割るわけにはいかないんだ、あいつも……!」
RESB(8-10) (1d100<=40) > 70 > 失敗
KP
ヘビはあなたがたを威嚇している。
ここは玄関ホール、もし仲間を呼ばれると危険だ!
【幸運】判定!
牧志 浩太
CCB<=60 【幸運】 (1D100<=60) > 28 > 成功
KP
ホールの扉が開いた。
中から数人のヘビ人間が出てくる。
佐倉 光
「おい、廊下の向こう!」
KP
曲がり角の向こうに飛び込めば紛れられるかも知れない。
牧志 浩太
「やべっ!」 ホールから離れて、曲がり角の向こうに飛び込みます。
秘匿 ヘビ人間
KP
しびれを切らしたあなたの仲間が出てきたようだ。
生贄はまだか、と怒っている。
逃がしたなんて言ったら、貴方を生贄にしかねない!
ヘビ人間
(慌)
KP
長い時間待たせすぎたせいか、まともにあなたの話を聞いてくれない。
生贄の姿は廊下の向こうに見えなくなってしまった。

KP
追っ手のヘビ人間に、ホールから出てきたヘビ人間たちがなにごとか詰め寄っている。
その隙にあなたがたは、奥の通路へ逃げ込んだ。
牧志 浩太
今いるのは部屋1~3側?
KP
そう。だが倉庫に駆け込むとむこうから見える可能性はある。
牧志 浩太
では、急いで部屋2の机に隠れます。
KP
息を潜める。
ややあって、一番目の部屋、最初の部屋に慌ただしく走ってゆく物音がした。
そして、何かをひっくり返す音。
それから部屋のドアががちゃりと開けられる。
あのヘビ人間が入り口に立っている。
ヘビはズカズカと机に近づき、天板を荒々しく叩いた。
牧志 浩太
息を潜め、必死に気配を隠そうとする。
KP
そして部屋を……出て行った。
更に倉庫で、激しく物に当たる物音。
遠くから何かが割れる音。
牧志 浩太
「……」
意図せず震えてしまう身体を抱え込み、息を、潜める。
佐倉 光
「……」
KP
〈聞き耳〉をどうぞ。
牧志 浩太
CCB<=75 〈聞き耳〉 (1D100<=75) > 25 > 成功
佐倉 光
CCB<=46-10 〈聞き耳〉 (1D100<=36) > 61 > 失敗
KP
ガチャン、と重々しい音が響いた。
かなり大きな扉が開閉する音だ。
おそらくそれは、玄関の方から聞こえた、と貴方は気付く。
秘匿 ヘビ人間
KP
これだけ探してもいないのだ、生贄はおそらく外に逃亡したに違いない。そう判断したあなたは外へ探しに行く事にする。
ヘビ人間
(怒)
KP
こうなったのも、こんな大事なときにここにいないあの召喚主が悪いのだ。
ヘビ人間
(怒怒怒)
KP
さきほどあなたを散々罵ってくれた仲間も一緒に山狩りに出る。
見つかるのも時間の問題だろう。

牧志 浩太
あの玄関扉だろうか。外を探しに行った?
KP
館の中は静まりかえった。
KP
いやーファンブらなくて良かった!
牧志 浩太
こわいこわい! 成功してよかった
KP
さすがに逃走ファンブってたら殴らざるを得ないしな!
牧志 浩太
全くだ!
秘匿 KP
KP
(そして殴られて牧志が気絶する可能性と、佐倉の瓶が落下する可能性があったからな!!)

牧志 浩太
「……ごめん、やらかした。……なあ、佐倉さん。
今なら……、あの中、調べられるかもしれない」
瓶を持つ手が小刻みに震えていたことに、佐倉は気づくかもしれない。
いや、今も少し震えている。
秘匿 佐倉
佐倉 光
(もう無理だ、逃げろと言ってやるべきか……?
……いや、それは、多分意味がないどころか、事態を悪化させる)

佐倉 光
「……
ああ、そうだな、ヤツは外を捜しに行った。選択肢としては、アリだ。
随分リスキーではあるけどな」
牧志 浩太
「急ごう。残ってる奴がいなければ、だけど。
……、今外に出たら出たで、探し回ってるあいつらに狩り出されるかもしれないし。どっちも、どっちかな」
KP
あ、さっきの〈聞き耳〉の感じでは
外に出てったのは数人。
広間にいた人数はもっと多かったな。
牧志 浩太
なるほど。
佐倉 光
「確かに、どっちも賭けとしてはいまいち。この中の方がまだしもかもな」
牧志 浩太
「ああ」

KP
さて、どこを探索しよう。
牧志 浩太
部屋4方面に向かうと玄関前を通ると思いますが、ホールの中にはまだ何か居そうですか?
KP
ホールの扉は閉じていて、先ほどと同じように大勢の何者かの気配がある。
玄関扉も閉じている。
牧志 浩太
では、部屋4に向かいます。
KP
ローブは着たままでok?
牧志 浩太
着たままでOK。
KP
了解。では部屋4。

KP
扉を開くと、そこは落ち着いた雰囲気の洋室だ。
ベッドが置いてあり、奥の方に小さな金庫がある。
また部屋の隅に何かがまとまって落ちていることに気づく。
ここまで来たら〈聞き耳〉はした、ということで省略だ!
牧志 浩太
省略だ! ありがとうございます!
隅の何かを確認してみます。
「なあ……、佐倉さん。ああいうのって、怖いな。思った以上に怖かった。不思議な感じだ。怖いなんて思うことなかったのに」
少しぼんやりとした様子で呟く。感情を発散するように。
佐倉 光
「そりゃ、一歩間違えりゃ死ぬからな。
ここで死んでも何ともならなそうだし。
俺も死ぬかと思った。
良かったよ、何とかなって」
牧志 浩太
「だな。良かった。……ここからだな」
佐倉 光
「怖いってのも大事な感覚だぜ。
無闇と恐怖を乗り越えりゃいいってもんじゃねぇ。闇雲に行くならそりゃ蛮勇っていうのさ。
恐怖は引き際を教えてくれるんだ。忘れんなよ」
牧志 浩太
「大事、か。そうだよな、そうかもしれない。俺は……、やっぱり、俺だ」
己に染み込ませるように、数度、手を握って、開く。
KP
部屋の隅に置いてあるのは見覚えのある物。
部屋の隅には貴方の荷物と、見覚えのある腕輪と小さなショルダーバッグが置いてある。
牧志 浩太
「! 荷物だ、ここにあったのか」真っ先に佐倉のCOMPを改める。
佐倉 光
「俺のもあるのか! COMP!」
KP
COMPは破壊されている様子はないが、あなたが触れても何も起こらない。
佐倉 光
「時刻表示なんかは出てるし、生きてるな……」
牧志 浩太
「動かすのは……、さすがに無理か。佐倉さん、動かせそうか?」COMPを瓶に触れさせてみる。
佐倉 光
瓶ごしに手を伸ばす。
「無茶言うなよ。
やってみちゃったけどさ」
牧志 浩太
見覚えのあるそのディスプレイの表示と、何の反応もしない様子に、少し寂しさを覚えてその表面を撫でる。
「この形だし、仮に俺が持っとくよ。佐倉さん、このバッグ佐倉さんの?」腕輪を自分の腕に通し、ショルダーバッグを見せて。
佐倉 光
「ああ、俺のだ。スマホなんかもあるかな……」
牧志 浩太
見覚えのない物が入ってないか、軽く荷物の中身を確認します。
KP
貴方の荷物にもとくに異変はない。
大事な部屋の鍵も、真新しいスマートフォンもちゃんとある。
ただ、ここは圏外であるようだ。
時刻は11時半。そろそろ昼だ。
牧志 浩太
「ここじゃ受からないみたいだな」
佐倉 光
「鍵とスマホ、あったんだな」
KP
COMPは『あなた(波照間)が使用していた物』と同じだが、やはり端末が違うせいだろうか、それとも限られた者にしか動かせないのだろうか。
COMPはただの腕輪のように沈黙している。
牧志 浩太
「……」COMPの表面の表示を見ると、あらゆる記憶が頭の中を過った。弓の張りと展開時の音。握りの手触り。矢を放つ時の感触。ディスプレイの色合い。仲間達の声。
佐倉 光
「おい、牧志?」
牧志 浩太
「……佐倉さん?」
一拍遅れて反応した。
佐倉 光
「いや、なんかぼっとしてるように見えたから」
一瞬横顔が波照間さんのようだったから、とはちょっと言えなかった。
牧志 浩太
「ああ、すまない……、ここじゃ役に立ちそうにないし、他、見てみよう」
佐倉 光
「大丈夫か、前、見えてるか? 牧志浩太」
牧志 浩太
そう言われて、視線が揺らめいた。
「……あー、ごめん、大丈夫。見えてる」数度瞬きをして、前を向く。
KP
ベッドと……金庫がある。
ベッドはとくに変哲のないもので、強いて言えばベッド下に隠れられるような隙間がある程度だ。
牧志 浩太
金庫を見てみます。開きそう?
KP
その金庫は、三文字のアルファベットを揃えて開けるタイプのものだ。
牧志 浩太
「YIG」と入れてみます。
KP
カリカリ、とダイヤルが微かな音を立てる。
最後のGが合ったところで、カチリ、と手応えがあった。
金庫が開く。
中には一枚の古びた羊皮紙が入っていた。
「瓶型捕縛装置の解除」の呪文を入手
2MPと1の正気度を損失し、囚われた生物を解放する。
牧志 浩太
「あった……!」
佐倉 光
「これを解除できる呪文だな!
あとは魔方陣さえありゃあ……」
牧志 浩太
「ああ! あいつらの発想が単純でよかった。あとは、魔法陣だけか。……あの中だよな、やっぱり」
佐倉 光
「だろうな……
何とかしてあいつらを追い出して、中調べられるといいんだが……」
牧志 浩太
「なんだよな。ゴーグルにマスク…… 毒ガスなんてなかったよな。うーん……」
佐倉 光
「あの倉庫、やっぱもう一回調べてみないか」
牧志 浩太
「だな。今の所、あれくらいしか思いつかない」
佐倉 光
「あれだけ色々あるんだ、何か役に立つ物があるかも知れないぜ」
牧志 浩太
「玉葱でもなんでもいいから、あいつらの意識を引けるような物があれば」
佐倉 光
「魔方陣がもう書かれてるシート、とかさ」
牧志 浩太
「それがあったら最高だな。それか書き方とかでもいい」
佐倉と頷きあって、方針を固める。
佐倉 光
「虎穴に入らなくても済みゃいいな」
牧志 浩太
「ほんとにな。安全装置なら、そういうのも用意しといてほしい」
佐倉 光
「よし、探そう。
で、何もなかったら今度こそケツまくろうぜ」
牧志 浩太
「……そうだな。うん。
何か、あることを願おう」
佐倉 光
「あるさ」
牧志 浩太
「ああ」
佐倉 光
「ここまでラッキー続いてんだ。いい流れは来てる」
牧志 浩太
「……そうだな。佐倉さんの、俺達の幸運を信じよう。
考えても仕方ないことは考えない。手の届く所のものを考えよう」
佐倉 光
「けっこー普段の行いは悪くないはずだし、俺今ピクシーだから。
ピクシーの一番高いステータスは運なんだぜ」
牧志 浩太
「それなら俺だって。一生分の普段の行いポイント溜まってるはずだ、なんせ世界を救ったことがあるんだから」
佐倉 光
「はは、そりゃいい。
二人分ありゃお釣りが来るだろ」
牧志 浩太
「ああ。……よし、行ける!」
何の根拠もないが、そうやって互いを鼓舞した。
行ける。どうやったって互いに無力なら、行けるって思うしかないのだ。
KP
佐倉の手は『お守り』を握りしめていたが、声は自信に満ちていた。
牧志 浩太
いつか、手の震えは止まっていた。
──無理だったら、その時考えればいい!
おしまい
KP
本日はここまでッ!
牧志 浩太
お疲れさまでしたー!
KP
あれれー、二時間使ったよ??
誰が二時間で終わるって言った?
結果的には良かったですね。
今日は予定外の日だった。
牧志 浩太
RPが乗れば尺は伸びるもの!(cf. VOID)
今日できてよかったですね、次回でちょうどいいかんじに終わりそう
KP
ですね!
色々盛ってたらながくなっちゃった。
楽しくて……
牧志 浩太
そうなんですよ楽しくて……。
微妙なバランスの上の会話と関係が楽しい。
KP
次回は癒やし系になる(?)予定だから……
牧志 浩太
大ファンブルしてイヤン系にはならないでほしいところ……(?)
KP
今日の逃走マジでなんとかなって良かった!!
牧志 浩太
それ!! 【DEX】が足りない! 最後【幸運】判定でよかった
KP
出目によってはえらい事になる可能性あったからなぁー
終わったらぶちまけよう!
牧志 浩太
楽しみ!
今回わりと行動がポンコツな自覚はある
KP
佐倉も慌てて騒いだから配慮が足りんかった。
【アイデア】振らせても良かったな!!
今更気付く。
牧志 浩太
PL的には全体的に探索行動がポンコツですが、
RP的には微妙に通じ合うようで、でも通じ合いきれてないあたりが即席の仲間&友人になりかけているくらいの関係っぽくて好きですあのシーン
PLの察しが! あんまり! よくない!
KP
うん、上手くいったのでアレはアレで味わい深い。
佐倉は波照間さんたちならきっと合わせてくれるって無意識に思っちゃったのかも知れない。
牧志 浩太
波照間じゃなくて「牧志くん」と「佐倉さん」だから、そこですぐに息を合わせられる仲間ではないんだなーっていう そうそれ
PLの察しはともかく、死地をくぐった「戦友」なら誰かが気づいて合わせたに違いないので。
KP
だからきっと佐倉も騒ぎながら「あっやらかした」と青ざめてましたね!
牧志 浩太
牧志くんが名前を呼んじゃった瞬間に佐倉さんは「あっやらかした」って思っただろうし、「敵」と相対することに慣れているようで慣れていない牧志くんは一拍遅れて佐倉さんの意図に気づく
KP
かといって敵が言葉が分かるかわかんないので、意図を説明する事もできない。
絶望的な思いで罵倒してたなw
折角なので今回リアルタイムでは説明できなかった佐倉の内心、秘匿扱いで突っ込んでみました。いやー、怖かった!
後日牧志君の分も貰ったので追加し、1の佐倉秘匿も追加してみました。
シナリオ終了したらヘビちゃんの秘匿も追加します。

KP
改めて見ると、牧志は認識違ってたとはいえそっと出ようとしていたので、佐倉が騒がなければ大丈夫だったんだよねー。
あそこ完全に佐倉が牧志を信頼し切れていなかったがためのミスなんだ。
牧志 浩太
そう思うとめちゃくちゃ味わい深い
信頼しきれていなかった、即席の仲間だったからこその擦れ違い


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