TRPGリプレイ インセイン『赤い糸』山崎&歳田 3

こちらには赤い糸
ネタバレがあります。
ご注意ください。

本編見る!
山崎 響
「なあ、いっこ聞くんやけど、一番目で静也が自分の事見失ったら、そのあと静也はどうなるん? そらそれで自分の事忘れて来世に行ける? それとも、ずうっと自分の事探して彷徨い続けるん?」
オニ
「悪霊が外界を認知する手段は赤い糸しか存在しない。故に、その糸が私に乗っ取られた場合、彼は山の中でただ永劫にさ迷い続けることになる」
山崎 響
「そう。そっか」
「明け渡すったって、明け渡してええん? 自分、命が惜しいんちゃうん?」
オニ
「私のことであれば気にしなくて良い。鬼とは悪霊に反応して起こる現象や、システムのようなものだ。感情は存在せず、役割を果たせば私は消える」
「……ああ、誤解を招かないように補足しておくが、明け渡した後は静也として肉体を固定するから消える心配はしなくとも良い。きちんとヒトを再現しているし、なんならヒトの子も作れる」
「鬼としての機能上、きみより先に死ぬことはできなくなるが、そのくらいだ」
山崎 響
「そう。……あんた、ええやつやな」
オニ
「私に善悪という概念はあまり、当てはまらない気がする。でも、ありがとう」
山崎 響
「気にせんとき。受け取った側の感想や」
オニ
「そうか。では、遠慮なくその評価を頂こう」
山崎 響
「ああ」
オニ
「ほかに、聞いておきたいことはないか?」
山崎 響
少し考えて、首を振る。
「っ、あー、いっこだけ! 忘れてた!」
「あいつは自分の目の前で死んだはずや。それが故郷の裏山で死んだって、何があった?」
オニ
「詳しいことは、私にもわからない」
ゆっくりと首を横に振り、だが、と言葉を繋げる
「君たちはあの場所に……縁結びの力が濃く残るあの土地に、縁が深いからな。あちらに帰っているときに死んだのかもしれないし、死んだ後にあちらに呼ばれた可能性もある」
「なんにせよ、静也は遺体がバラバラになってしまうような死に方をして、今はあの山のどこかにいる。それだけは確かだ」
山崎 響
「そうか。……縁て、切られへんのやなあ」
オニ
「意識せねば難しいし、意識しても難しい。そういうものだと聞いている」
山崎 響
「せやな。そう思うわ」
「……よし、決めた」
オニ
「聞かせてくれ。どの道であろうと、私はそれに従おう」
山崎 響
「悪いけど、あんたの身体、貰うで。あるようにあった方がええかな、と思ったけどさ。やっぱ諦め悪いんよ、自分」(4番目を選択)
小さく肩をすくめる。
「はなから、そんなとこで死によった静也の尻拭いや。自分が死んだ時ぁ、ちゃんとあいつに後始末させたる」
「つか、せんかったら殴る」
オニ
「……ふむ。いいだろう、それが君の選択であるのならば、そのように」
「どうか、悔いのない道行を」
鬼はゆっくりと頷くと、ひとつ、力を抜くようにため息を吐く。
山崎 響
「ああ。あんたこそ、どうか悔いなく」そう、ふっと笑い返す。
オニ
「心の準備が出来たら向かおうか。実を言えば、あまり時間はない」
山崎 響
その一瞬だけ、意識してかせずか、静也に対する呼び方になっていた。
オニ
「ああ。君たちが後悔せずに道を選んだのならば、私にも悔いはない」
山崎 響
「おう。こっちは準備OKや」
「こんな里帰りになるたぁ思わんかったなあ……」
オニ
それはそう(こんな里帰り
山崎 響
そうなのよ
里帰りの話フラグかな? って思った
GM
フラグでしたねえ ふふふ
オニ
「では、さっそくだが向かおうか。悪霊の住まう地へ」
山崎 響
「おう」
GM
そうして、君たちは足を動かし始める。
赤い糸を辿り、その先にいる相手を見つけ出すために。
糸の導く先。『悪霊』の棲むその場所は―――
―――裏山。
GM
あ、そうだ。描写ひとつ突っ込み忘れたので補足なのですが
山崎 響
GM
分岐して鬼につながっていた糸は切れて溶け落ちました
山崎 響
なるほどなるほど
GM
あとは、どこぞに―――といってももうお分かりの通り、裏山につながっている糸のみ!
山崎 響
相手を静也だ、としていたら鬼さんに糸が移動していたわけですね
GM
ですです
そして静也ではなく鬼だと認識したので糸が切れた


クライマックスフェイズ

あなた達は裏山を登っていく。
前よりもはっきりと色づいた赤い糸を。その先を見ようとしても消えてしまわないようになった、くっきりと真紅を映す糸を辿って。
――――――糸の示す先は『5つ』
鬼は言う。
オニ
「良いか、探し出すべきは四肢と胴体だ」
「覚悟しておいてくれ、バラバラになってしまっていて本当に手に負えん。君の糸だけが頼りなんだ」
山崎 響
「おう、分かった」頷く。
オニ
「その意気だ。物理的な脅威からは守ってやれるが……心はそうはいかない。気をしっかり保ってくれ」
そうして、鬼とあなたが話していると。
―――『キョウチャン』

再び、あなたの耳にあの声が響く。
不思議と頭痛はない。それは君が事実を直視したからなのか、鬼が何かしたのかはわからないけれど。
1つだけ、分かる事がある。

―――既に、『来ている』
山崎 響
「ああ、来たな、静也」


シズヤ
「キョウチャン」「キョウチャン、キョウチャン」「キョウ、チャアアアアアン」
無数の赤い、紅い糸を幾重にも巻き付けて
もはや人としての原型すら失ったそれが、あなたの指に絡みつく糸を手繰り寄せるように滲みだす。
山崎 響
「バラバラんなってもうたんやもんなあ。何があったか覚えてへんが、酷い目に遭うたんやもんな。そらぁ未練も残るわ。その先が自分ってのは、」
「ちょっと、嬉しいけどな」
シズヤ
「キョウ、チャン……ィ、ガ……イカ、ナィ、デェ……」
山崎 響
「ああ、行かんよ。どこへも行かん。あんた、さみしがりやもんなあ。酒飲んで、悪い先輩とつるんでさ。いちびってさ。さみしがりやねんもんな」
「でも、もうちっと待ち」
「ちゃんと、見つけたるからな」
シズヤ
あなたの言葉に狂喜するように、あるいは待ってなどいられないという意思を込めてか。身を悶え狂わせ、何度も何度も何度も何度も、あなたの名前を呼ぶ。
そのノイズのような呼び声は君の耳にしつこく纏わりつく。きっとそれは、その糸が繋がっている限り途切れることはない。
のたのたとのたうつようにあなたへと向かうソレの前に、悠然と、青年の姿をした鬼が立ちはだかる。
――――――悪霊へと繋がるものの他に、糸の分岐は4つ。

この場において、君ができることはあまりに少ない。
しかし、君にしかできないそれこそが、状況を打破する決定的な一手となることだろう。

クライマックスフェイズを開始する。
GM
えー、という感じでクライマックスフェイズは始まるのですが、いろいろと特殊な進行になるためいくつか説明があります!
まず、このクライマックスフェイズでは戦闘は発生しません
その代わりに、メインフェイズと同じように【赤い糸】の秘密を調査判定で調べる事によって儀式の段階が進んでいきます
クライマックス説明
1R目
GM
あなたの背後からは鬼が悪霊を引き止める鈍い音が連続して聞こえてくる。
何をしますか?
山崎 響
儀式1回目、【赤い糸】の調査に挑戦します。
2D6>=5 (判定:〈化学〉) (2D6>=5〉) > 8[2,6] > 8 > 成功
GM
おみごと!
演出の都合上、【赤い糸】の秘密はメインタブに貼っていきますね
山崎 響
はーい
GM
あなたは糸を辿り、両腕が地に埋もれるようにして転がっているのを見つける。
その手は既に朽ち、それでもなお何かを求めるようにゆるく開かれている。
赤い糸の秘密①
山崎 響
その細い指先を知っている。さっきまで見ていた。
ああ、静也の指先だ。分からないはずがない。
どこからともなく現われた真紅の糸を、地の底へと己を引きずり込もうとする哀しみを、振り払い、突き刺す。
2D6>=9 (判定:〈刺す〉 (2D6>=9) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(判定成功。【生命力】1点か【正気度】1点回復)
山崎 響
わお
GM
これは振り払ってる
山崎 響
これはやる気だ! 正気度1点貰います。
[ 山崎 響 ] 正気度 : 4 → 5
GM
この出目は強いぞ 心強いぞ
山崎 響
これは覚悟を決めた出目
GM
スペは本当につよいんよ
GM
どうぞ!
山崎 響
「せやな。自分もそうやった。おらんくなって初めて気づいた。アホやろ。アホって言ってええで」同調するように言葉を吐いて、息を吸って、吸い切って、一気に振り払った。
GM
絡みつこうとしたの大部分が、あなたの決意によって振り払われる。
―――物理的なものではないが故に、それでも次々と殺到してくるが……その糸から伝わる声は、あなたの覚悟を揺らがせることはないだろう。
手順1,終了となります。

2R目
山崎 響
儀式2段階目に挑戦!
GM
次は~足! 判定をどうぞ!
山崎 響
2D6>=5 (判定:〈考古学〉) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
GM
良い出目!
あなたは糸を辿り、流木に引っかかっている足を見つけた。
水底に晒され続けた足は今にも崩れ落ちそうに朽ち果て、冷え切っている。
赤い糸の秘密②
山崎 響
2D6>=7 (判定:〈笑い〉) (2D6>=7) > 9[3,6] > 9 > 成功


GM
出目が本当につよい……!
そういえばなんですが立ち絵ちょっと更新されました……?
山崎 響
休憩中に慌てて笑顔差分を作りました!
GM
おおー! やっぱり! 表情違うなあって!
ありがとうございますー! かわいい
山崎 響
笑顔があまりに印象的だから、これは笑顔差分いるなって思いまして わーいありがとうございます
山崎 響
「せやなあ。せやな。それでよかったよ。それが、よかった。ほんまアホやなあ、うちら。アホでよかったのになあ」真紅の糸に足を引かれながら、滔々と涙を流し、笑った。
まるで葬儀をしているみたいだ。ものいわぬ手足を集めながら、ふとそんなことを思う。まるで、じゃなくて、そうなのかもしれない。
GM
糸を辿り、糸を手繰り。あなたは四肢を集めた。
あとは胴体部―――あと、2つ
手順2,終了。
山崎 響
憂いに笑いで対抗しようとして判定成功するのほんとにほんとになんですよ
GM
笑いながら笑って、笑いながら泣いて……笑顔が象徴的な女性ですもんね……
山崎 響
うん……。
GM
ほんとにそれ(憂いに笑い)
実際に葬儀するとしたら空っぽの棺の前で葬儀することになってたし、蘇生以外のルートだとどっちにしろ鬼に食われるので……
実は遺体をもって葬儀出来るの、響さんだけという
山崎 響
なるほど?? 本当に葬儀をしているのかもしれない
GM
鬼に遺体を食わせることで現世とのつながりを断ち切って、未練を終わらせてあの世に近づけていってる意味合いもあるので 実質供養

3R目
GM
3R目
何をしましょう?
山崎 響
儀式3段階目に挑戦!
2D6>=5 (判定:〈考古学〉) (2D6>=5〉) > 11[5,6] > 11 > 成功
GM
出目がほんとに強い……!?
おみごと!
あなたは藪に半ば取り込まれるようにして埋まった胴体の半分……下腹部を見つけた
もはや原型をほぼ留めていないそれを抱え上げると、まるで縋りつくようにあなたの腰に赤い糸が絡みつきはじめる。
赤い糸の秘密③
山崎 響
2D6>=7 (判定:〈刺す〉) (2D6>=7) > 9[4,5] > 9 > 成功
GM
本当に、本当に覚悟の出目をしている……!
山崎 響
「あ、おい。そういうのはアリかなと思ったけどまだナシやで、まだ!」少し本音を漏らしながら、腰に絡みつく糸を叩き切る。
GM
―――あと、ひとつ。
赤い糸は次々にあなたへと絡みつき、鮮やかな軌跡を残してきみを導いている。
手順3、終了。
GM
まだ、というところにふふふってなっちゃう
山崎 響
アリだと思ってるんですよね割とね ふふ
GM
情けない顔はさらしても物理的に縋り付くことはあんまなかっただろうしなー、静也もなー
山崎 響
せいぜいが酔いつぶれて寄りかかるくらいかなーっぽそう

4R目
山崎 響
儀式4段階目に挑戦!
GM
了解です! 判定をどうぞー!
山崎 響
2D6>=5 (判定:〈考古学〉) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
GM
本当に、本当に出目が安定していてえらい。おみごと!
その場所に、ぽつんと投げ出された胸部をあなたは拾い上げた。
如何なる道理に基づいてか、未だに小さく胸を上下させる冷たい体から、あなたの心臓へと赤い糸が突き刺さる。
赤い糸の秘密④
山崎 響
2D6>=13 (判定:〈情景〉) (2D6>=13) > 11[5,6] > 11 > 失敗
GM
惜しい……!
山崎 響
なんで〈笑い〉(判定値9)で判定しなかったって? この恋は笑えないから。
GM
あえて〈情景〉でってところがいいですね、好き
それでいちたりないで失敗するのほんと………
山崎 響
「ああ……、せやなあ、」
「自分も」
心臓を貫く赤い糸に、そっと、囁いた。
これくらいは、受け入れよう。断ち切ってしまうつもりはないから。
山崎 響
あ、てかショックの分の処理超忘れてた(台無し)
GM
あ、そういえばそうだ まあ錯乱にはどの道ならなかったのでヨシ!
GM
それでは……最後に、山札から一枚、どうぞ
system
[ 山崎 響 ] 正気度 : 5 → 1
GM
既視感!
山崎 響
枚数の関係で何か開示かな?
GM
あ、いえ。【いきすぎた想い】が開示されてるのでまだこぼれないはず
山崎 響
あ、そかそか
いまのとこまだトリガー無しですね
GM
ね! つよい
GM
ここで【既視感】引くの、「知ってたよ」って感じでなんか……いいですね……
山崎 響
ですね……。知ってたよ、自分もそうだよ、って……
GM
手順4,完了。そして……
―――痛いほどの想いの追体験。それはあなたの想いをも呼び起こし、あなた達の絆をさらに深めたものとして体中に巻き付いている。
唯一無事な箇所は頭部のみ。……もう、自分から伸びる糸は悪霊に繋がるそれしかない。
そこへ。
オニ
「―――良くやった!」
木々をなぎ倒しながら、血まみれの鬼を巻き込むように勢いよく悪霊が突っ込んでくる。
山崎 響
「うわ、えらいこっちゃな、生きとるか!?」突っ込んでくる鬼と悪霊の姿に、我に返る。
オニ
「そろそろこっちも限界でな。それを、早く……こっちへ!」
山崎 響
「おう!」
オニ
「鬼だからな、これくらいじゃあ死にはしない―――」
オニは悪霊の猛攻をかいくぐりながら、あなたが遺体を差し出したのを見ると
目にもとまらぬ速さで異形の大口を開き、一息に遺体を全て呑み込んでしまう
見知った輪郭がぐずぐずに溶け、自分に向かってくるその様子にあなたが目をつぶった……次の瞬間。
シズヤ
「ウァ、ア、アアアァァァァァァァァァ………」
ぼとぼとと悪霊の巨体から糸の塊が剥がれ落ち
中から、見慣れた姿の彼の体が、力なくこぼれ落ちてきた。
山崎 響
じっと、その姿を見据えている。ひとときも見逃すまいとするように。今度こそ覚えているように。
「静也!」咄嗟に駆け寄る。
GM
あなたを縛り付ける糸にもう力はない。小指から力なく垂れさがる一本以外、あなたと彼を繋ぐものは何もない。
……ただ一言。お別れを告げるだけで、その糸は呆気なく切れてしまうことを、あなたは直感した。

GM
クライマックス戦闘、終了となります。お疲れさまでした!
GM
ということで、一応ここで静也と会話してから改めてルートを選択することができます。
悪霊に取り込まれるのだけはもうできないけども!
蘇生する前に話したいこととか、説得したりする時間です
とくに判定はないのでのびのびやってきましょ!
山崎 響
はーい!

山崎 響
自分の手足は泥だらけで、傷ついていた。無理もない、山の中を探し回ったのだ。
それでも手足が痛むのも構わず、静也に駆け寄る。
「静也、無事か。生きて、あー生きてへんななんでもいいわ、生きとるか」


シズヤ
「…………んで、だよ」
色のない瞳で、呆然とあなたを見上げて。むっつりと黙り込んでいた静也が、ぽつりとつぶやくように口を動かす。
「何がよ」
「なんで、……来てくれないんだよ、響ちゃん」
山崎 響
「来たやんか。ここまで」
シズヤ
「そうじゃないっ、そうじゃないのはわかってんだろ!?」
「一緒に、いっしょに来てくれれば、もう、死ぬとか、おわかれとか……そういうのがない世界でさっ」
「ずっとずっと、バカやってられたのに……!」
山崎 響
「分かってる。分かっとるよ。それでもええかと一瞬思った。思ったよ」つう、と赤くなった眼の端から、また涙がこぼれ落ちる。
「それでもええけどさ、自分、おばさんにあんたのこと頼まれたもん。それに、あんたそういうの好きやないやん。元々」
「分からん。自分にも分からんよ。ただ色々思い出してたらさ、あんたがこの山ん中にバラバラに転がったまんまで、あんたと夢ん中行く気に、なれへんかった」
「そんだけよ」
山崎 響
おばさん/おじさん/家族に頼まれた、は幼馴染の醍醐味だと思っています
シズヤ
ですね……わかります(わかる)
家族ぐるみのね、お付き合い……(ろくろ)
シズヤ
「好きとか嫌いとかっ、そーいう話じゃ、ねえよっ、もう……!」
くしゃりと静也の表情がゆがむ。今にも泣きだしそうに震えたその眦からは……しかし、涙の気配はない。
死人に、流せる涙はない。
「俺にはもう、こうするしかっ、こうするしかないんだ。なかったんだよ! だって、俺には、おれには、もう、」
命も、未来もないんだから。
山崎 響
「分かってる。分かっとるわ。こうしてまで来てくれて、自分がどんだけ嬉しいか、分かっとるわ。……なあ、静也。死もお別れもある世界やけど、もうちょっとこの世界で一緒にいられるかもしれんってなったら」
「あんたは、それでもいいか?」
シズヤ
「――――――っ……!」
絶句。
そんな未来があれば、どれだけ渇望したことだろう。そんな道があるならば、どれほど救いがあったろう。
「……そん、な、そんなっ、都合のいいこと、あるわけ……!」
期待にすがるのが怖くて、裏切られてしまうのが怖くて、吐き出した猜疑の言葉はそれでも確かに、希望に揺れてしまっていた。
オニ
ちなみに鬼は空気を読んで後ろの方で休憩しています
山崎 響
ふふふふwwww
オニ
私が邪魔するのも悪いだろう、用事があれば呼んでくれ
山崎 響
「誰かええ奴が自分を投げ打ってくれて、あんたを助けてくれる。あるんやってさ、そういうことが」鬼に視線を送った。
山崎 響
<あるで用事
オニ
「……ああ。さっきお前を喰って見せたように、そういうことが可能なのが私だ」
オニ
呼ばれて顔を出す鬼さん
山崎 響
「その代わりに、いつか自分らにお別れが来る時に。そんときは自分の代わりに、あんたが自分を送ってくれな、ならん」
「それが、代償や」
シズヤ
「送る……」
その言葉を、咀嚼するように口にする。……先ほど起こったことを考えると、その意味するところは自明だ。
アホであることは自覚しているが、それがわからないほど……頭の回転が鈍いわけではない。
山崎 響
「……なあ、ちゃんと、最後の最後までさ。自分のこと、送ってくれる?」そう、少し色めいた愛情をこめた、流し目の微笑みで笑った。


山崎 響
わりとえっちだと思うんですよ構図(物理だけど)
さりげなく静也さんにOKNGを聞いていないあたり、完全に覚悟を決めてしまっているタイプの強引さ
シズヤ
微笑みを受けて、静也は思わず、といったように唇を噛み締めた。
いずれ、自分は彼女を喰わなければならない。それは、自分がしようとしていた永劫に引きずり込む行為とは真逆の、別離のための行為で。
それにそもそも。
信じろと言うのだろうか?
どういうわけか自分の姿をしていて、自分の体を喰って、自分の邪魔をしてきた怪物の言うことなんかを。
期待と希望。疑念と、溢れ出す負の感情。
塗りつぶすように心を染め上げるそれらが、高速で頭を過り―――
―――それでも、大きな夢のために楽観を信じ込めてしまえるのが、歳田静也という男だった。
山崎 響
あ~~~ここで静也さんのいいとこが炸裂する!!
シズヤ
ふふふ! 事前に頂いていた要素、いい感じにかみ合うなあって
シズヤ
「……わかっ、たよ。……わかった。ちゃんと、その時は響ちゃんのこと、送るよ。……約束する」
山崎 響
「ああ……、ありがとう。ふふ、最期があんたの唇やと思うと、ちょっと嬉しいわ」そう茶化して、笑う。
「なあ、死もお別れもあるけどさ。たぶんこの世界、もっとええこともあるからさ」
「それまで、笑っていこうな」
シズヤ
「…………ああ、ちくしょう」
ぽつりと、困ったように眉を寄せて、不格好に強張った頬を、どうにか釣り上げて
「響ちゃんにゃ敵わないな、ほんと」
死人には似つかわしくない笑みを、静也も浮かべて見せた。


山崎 響
わ~~~~~~~~~~表情!!!!!
シズヤ
実は用意していた笑み差分
山崎 響
泣き笑いみたいな困り笑いみたいな わ~~~~
シズヤ
ふくざつなわらい
山崎 響
それ
シズヤ
「それで、俺はどーすりゃいいのよ。なんかもうそれっぽいパワーはなくなっちまったし」
シズヤ
<霊障パワー!(お守り爆発)
山崎 響
「んで、どしたらええん?」
具体的な手法は聞いていませんという顔を鬼に向ける。楽観で飛び出せる静也と覚悟が先行する響、実は何かと似た者同士なのかもしれない。
オニ
それに対して呆れた顔……をするはずもなく。淡々と答えるべく口を開く。
「そこに立っていればいい。あとは私が何とかする……が」
「目は閉じておいた方がいいぞ、特に静也の方は」
シズヤ
「いやこえーよ、何する気なんだよ」
オニ
鬼の方は答える気がなさそうで、立っていれば問題ない、とだけ繰り返す。
オニ
これから食われるぞって本人に伝えてもな……
山崎 響
それはそう
山崎 響
「何とかなるって。手ぇ繋いどいたるから」そっと、静也に手を伸ばす。
シズヤ
「こええなあもー………。……ん、じゃあ、えっと」
「頼む」
そうして、おずおずと繋がれた手には温かさも冷たさもない。
『死人の温度』だ。
山崎 響
まるでそこに何もないかのような温度に少し不安を覚えつつ、その手を握る。
オニ
「話は、まとまったか?」
山崎 響
「おう」
シズヤ
「お、おう!」
オニ
「わかった。それが君達の決断ならば、私はそれを祝福しよう」
山崎 響
「……祝福、か」
「なんだか結婚するみたいや」なんて、茶化して。
シズヤ
「な、なに言ってんだよっこんなときに……」
びくびくとしていた静也が、思わずそう口走って……少し、考え込む。
「……いや、はは。それなら、ちょっと面白いかもな」
「『汝、死が二人を分かつまで』―――なんて、生ぬるい話じゃあないんだから」
山崎 響
「はは、せやな。『死すらも二人を分かつことはない』ってか」そうやって彼と話しながら、鬼に(やったって)と目配せ。
シズヤ
二人、笑いあって。笑みの形に目が伏せられたその瞬間に
オニ
鬼が再び、異形の大口を開く。
―――冷たく、昏い死が、笑みを浮かべたままの静也を飲み込んで
ぶつりと音を立てて、赤い糸が切れ落ちた。
「私の役目はこれで終わりだ。では―――」
「―――『これから』をがんばれ、2人とも」
……そして、切れた糸が生き物のように首をもたげ。
異形の口を閉じた、鬼の手へと絡みついて行く―――。
そしてあなたは直観する。ゆっくりと目を開け、どこか安堵を滲ませながらへにゃりとした幼い笑みを浮かべるその姿は、確かに。


歳田 静也
「ただいま、響ちゃん」
山崎 響
「──静也」
糸が切れたように、泣きだしそうに、笑って迎えるのだ。
GM
後に残されたのは、鬼の体を得た死人と、大切な人を取り戻した生者の二人。
こうして、赤い糸に纏わる事件は一度終息し
此度の『神隠し』も、再び人が現世へと還って来る運びとなった。

GM
クライマックスフェイズ、終了となります。お疲れさまでしたーーー!
えー、この後はEDなのですが。ぶっちゃけるとこのシナリオ、固定のED描写というものが一部を除きございません。
今回のルートだとED後に挟む描写くらいかな……?
今度こそ静也が帰ってきた後の日常のあれこれでもよし、帰って来た直後のドタバタでもよし、何かしたいことをお好きなようにして頂くのが一番です!!
思いつかない場合は普通に今のクライマックスフェイズをEDとしてしまうのもありです。ぶっちゃけこの先は好みなので!
山崎 響
なるほど!
切なくて美しいので、ちょっとした〆の描写を入れて終わるくらいでもよさそうですね。

では、鬼がやってくれてた課題の続きを静也がやらなきゃいけなくなってウニャー! ってなってる日常の一幕やって終わりくらいで!
GM
ふふふふ、了解しました! ではBGMや描写はお任せしちゃおうかなー! 合わせますので!
良いのなければこちらから何か適当に持ち出します(BGM)
山崎 響
あっじゃあBGMお願いします!


ED

オニ
課題大変だろうし少しおまけしておいてやろう……(鬼が静也として活動していた間の記憶譲渡)
山崎 響
今度こそ、本当に静也が帰ってきた後。
彼が直面したのはまず大量の課題、レポート、うんじゃらかんじゃらである。

鬼から記憶を受け取ったおかげで、「何だこれ!?」とはならなかったが、
その代わりに課題がしんどかった記憶まで一緒に受け取ってしまった。
歳田 静也
途中から始めるせいで右往左往……ということにならなかったのは幸いだが、普通にうんざりしている
山崎 響
「課題、何あるか説明した方がいいかー?」麦茶を作りながら、響が声をかける。あの時のようにずっとべったりという感じではないが、前のような距離感でやはり傍らにいるのだ。
その時間を、そっと大事にするように。
歳田 静也
「ぐぬぬぬぬ………いや、何してたかは受け継いだから分かってるんだけどよ~」
へにょ、と表情が情けなく歪む
山崎 響
「あ、そうなん? じゃあええか、頑張り」
歳田 静也
今ある距離感や時間。それのかけがえのなさを、身を持ってしまった静也も。鬼がかぶっていた『静也』とはまた違った距離感で、それを受け取っている。
以前のような、何気ないような時間の中で、時たま噛み締めるように目を細めている瞬間が増えた。
「うおおーーー! 俺、結構ひどい目に遭ったし完全に事件とか事故とかだったと思うんだけどなー、センセー方も容赦ないよなあ………」
べちゃりと机に頭が落下
山崎 響
たまに陽に透かすようにして、赤い糸がつながっていた小指を、目を細めて見やっているのだ。
「そらだって、容赦しようがすまいが授業の始まりは待ってくれへんからなあ」
歳田 静也
「それなんだよなあ。さすがに必修落とすのはやべえし……来年の前期にこれぜーんぶ追加で受けなおさなきゃいけないってなるとさすがにやべーの」
山崎 響
「ま、頑張り。差し入れしたるから。ほら、麦茶」
歳田 静也
「くそー、他のやばい奴ら見て傷の舐めあいってのもこの時期じゃねえしなあー……。あんがと」
べちゃっとしたまま麦茶を受け取る。
むしろ単位を落とした奴らにはチャンスがあることをうらやましがられたが、そんなにいいものとも思えないんだこれが。
ドバイで遊んで暮らす。その大きな夢がなければここまで頑張れていただろうか。いや、そんなはずはない。
―――その夢の中から、美女の存在が消えていることに響ちゃんが気づくのはいつになるかな。
山崎 響
机の上に突っ伏している静也の傍らに、麦茶の入ったグラスを置く。
カラン、とグラスの中で氷の音が鳴った。
疲れて寝息を立てだした彼に、
(知っとるよ)小さく、囁いた。

歳田 静也
響さん~~~~~~~(あまりにかわいい)
山崎 響
これはとてもよい幼馴染!
歳田 静也
良い幼馴染……(万感の思いで頷く)
山崎 響
こんなところですかね表
歳田 静也
はーい! 了解しました! ではでは

歳田 静也
 昨日は夏休み。今日も夏休み。明日は……あれ、どうだっけ?
終わりを告げたはずのお話は再び始まりを迎えた。
一夏の夢。後悔を滲ませる蜃気楼。
所詮それは夢物語のはずだったのに、何を間違ったかそれに手をかけることが出来てしまったらしい。
―――こうして、めでたしめでたしは先のことになってしまったけれど。
俺達の『カイセイ』の話はひとまずの区切りを迎えたのだ。


inSANe「赤い糸」
END『カイセイ』



おしまい
GM
TRPGリプレイ インセイン『赤い糸』、これにて終了となります。
お疲れさまでしたーーー!!!
山崎 響
お疲れ様でした! 最高! ありがとうございました!!!!!!!!!!!
GM
こちらこそありがとうございました!!!!!
あまりにかわいい幼馴染だった………最高………
山崎 響
クライマックスの出目が強すぎて覚悟を感じた
GM
響さん、しっかりしてるところとやわらかいところが両立してて、それらが時に対立しながらも方向性を決めた瞬間に覚悟がガン決まるの、こう、こう(ろくろ)
クライマックスの出目がほんとにね、ほんとにすごかった
山崎 響
あそこのスペシャルは「!?」ってなった
GM
自由解散を一応宣言しておきつつ!
シナリオで気になる所あれば答えていきます~
あのスペすごかったですねほんと!!!!
心揺るがされることはない! って感じだった
山崎 響
いま元シナリオ読んでるんですけど、鬼さんをかなりソフトな鬼さんにしてくれてありがとうございます
GM
あ、元読んでくださってる! ありがとうございます~!
鬼さん、結構PCさんに合わせて調整してるんですよね実は
結構辛辣な時もあるしやわらかモードの時もある
山崎 響
元シナリオ見たら結構辛辣でびっくりした
選択肢が二者択一じゃなくていっぱいあるのが好きです しかもほどよく悩むあんばいのいい選択肢ばっかり!!
GM
安穏と泥濘に微睡んでいれば良いものを、とか言いますからねふふ
やったーありがとうございます!!!
こうね、正解はないから好きなの選んでね、ってやって、PCさんの決断を見るのが好きなのだ
エゴを魅せてくれ……ってデスゲーム主催者しぐさしてます
これはシナリオ執筆の時に聞いてた曲(ロスタイムメモリー)
山崎 響
ふふ 正解はない! いいですよね
そう、正解がない・読めない中で決断を見せるシナリオ、いいなって思います やっていても楽しい!
GM
ね、いいですよね!
正解がない場合のいいところ、どの決断も否定しなくて済むし、PCさん特有の決断を見れるのがね 好き
山崎 響
そうそうそう 好き
GM
価値観が色濃く見れちゃう
山崎 響
割と迷う塩梅の選択肢なのがとても今回よかった
1番目と4番目で割と最後まで迷ってたんですよ 響はどっちを選ぶだろうなって
GM
やったー!
実際ねえ、鬼バレ後に糸を乗っ取らせるルート以外は全員先駆者いるんですよ
なので1番迷うの結構レアケース
山崎 響
ただそれで静也がどこへも行けなくなる、と聞いてやめたんですね
GM
終日一日で駆け抜けるのを進めるのはあの選択抱えたまま次の日程! はもどかしいかなーというのもありあり
なるほどなあー。実際あの山には成り代わりが成功して鎮静化した悪霊さんがどっかにはいますからね……
山崎 響
確かになー、でもそれはそれで迷いをグツグツ煮られていいと思います(VOIDの一番すごいところに1週間インターバルを挟んだ顔)
GM
んふふふふ! ぐつぐつ煮詰まった選択を見るのも一興
山崎 響
静也がそれで自分のことを忘れてどこかへ行けるのなら、1番目を選んだ可能性はあると思います 結局静也のことが中心なんですな。
GM
めちゃくちゃ愛してくれてるじゃん……静也、果報者め
山崎 響
あ、4番目がなかったら3番目を選んでたと思います。
GM
ふふふ 永遠にいっしょルート
あの場合の幻影世界、二人の記憶や体験だけで構成されるので新しい、未知の展開や【知識】が発生しないんですよね
山崎 響
そうそう 穏やかで諦めている響の一面が出てきていたから、穏やかに笑ったままそちらへ行く可能性があった
GM
未来にいけなくなった悪霊が、執着する相手を永遠に過去と現在に閉じ込めちゃうルート
ふふ 実際そちらの道を選ぶのもあり それはそれで幸せ
GM
地味に生えてきてた向こうの爺ちゃん、実は静也の経験の先輩かもしれないし、もしかしたら鬼かもしれない
おばあちゃんは響さんの先輩かもしれないし、鬼と気づかず信じちゃった人かもしれない
山崎 響
爺ちゃんアル中にしてごめんな そうなんですよね別なルートを辿ったのかもしれないし先輩かもしれない
GM
チョイスが大事って言ってたのも
神隠しの場合は爺ちゃんが一時でも帰ってくるのがあの二択しか存在しないから、って感じですね
共に暮らすか、一緒に消えるか。ばあちゃんだけ残る可能性もなくはないけど、それを選んだら結局失踪のままに見えるだろうしなあと
山崎 響
ですねえ
GM
今回はおかあさんたちがぬか喜びにならなくてよかったよかった
山崎 響
よかったよかった 静也さん、響が死んだらちゃんと頭まで呑み込んでね。
山崎 響
結局「どうすれば静也が救われるか」をずっと考えていた響です
GM
めちゃくちゃ健気じゃん…………響さんもつらかったろうに………
山崎 響
彼が死んだところで辛さが頂点に達してて、最初からそのはずだったものだし、静也が救われるならそれでいいよ、もう一度会えてよかった、って 何気にめちゃくちゃ健気
歳田 静也
ざ、罪悪感~~~~~~~~(孤独に耐えかねて引きずり込もうとしてた奴)
これはたぶんシナリオに書いてない非正規設定なんですけど
山崎 響
おっ卓内特典だ
歳田 静也
悪霊、赤い糸を通じてしか外を認知できないので二か月間真っ暗な中ずっと孤独だったんですよね、こいつ
かすかに響さんの存在を感じ取れる状態で発狂してそっちに手を伸ばすことしか考えられなくなった
山崎 響
あああ つらい 微かに糸が見えるだけなんだなあ そりゃ手を伸ばすよ
歳田 静也
そうして二か月間、縁結びの土地の力も受けつつ両者の間で感情が熟成されて糸が成立!
山崎 響
響が鬼さんと楽しくやってるシーンが見えなくてよかったね(最低)
歳田 静也
実はほんのり見えてた(最悪)
山崎 響
NTRだ(率直)
歳田 静也
シーン毎の怪奇現象あったでしょ
山崎 響
ありましたね そうそうあそこで本物別に居るんちゃうか? ってPL思ってた
歳田 静也
あれ、静也が干渉可能になりつつある予兆なので
若干見えてる
まあ静也くん、遺体喰われるまではそれどころじゃないくらい頭フットーしてるので響さんのことしか見えてなかったけど
歳田 静也
ちゃんと全部食べるよお。。。。。。
山崎 響
なるほどな~~~~ ほどよく迷わせるいいシナリオ
歳田 静也
実際ね、こうね
今ここに居るNPCを疑って消えてしまうのが怖い、ってことで調べず終わる方もいるので
ほんとPCさんの特色が出るの。たのしい
山崎 響
そうそうですよね あと「信じるよ」って言いたくなる展開でもありますもん 本物別に居るんちゃうか描写で決めたけど、ちょっと迷いました
歳田 静也
ふふふふ そしてその「信じる」行為が重要なので、鬼も時間がないとみて行動してくるっていう
山崎 響
HOどれ開いたかで展開が分岐するシナリオかな? ともちょっと思ってたんですよね、「調べなくてもいい」の台詞で
調べれば調べる程酷い展開になるトラップシナリオとかもあったからその可能性もあるなと思ってた
歳田 静也
ああー、なるほどなあ。たしかにちょっと頭を過るシナリオはある
実際はこう、核心の秘密だけは判定なしで抜けるので「調べなくてもいい」なんですよね
したいようにしてもらうためにそうしてる
山崎 響
なるほどな~~っていう
最高
歳田 静也
いえい!
山崎 響
最高なので『i』の方もやってみたいです
今回は最高の幼馴染をありがとうございます あのシーンで「静也さんのいいところ」が炸裂したのにああああ~~~~~~~~~~~ってなった
歳田 静也
『i』! 実は処女作の方でね……こっちより粗削りかつ闇が深くて大丈夫ならば……!
ふふふふ、設定の要望もらった時機会があればあのシーンは入れるって決めた!
山崎 響
それはそれでうまいかんじにRPを乗っ取ってフェチくやります! >闇が深い
歳田 静也
いぇあ! では今度実の兄弟で監禁しに行きますね……
山崎 響
痛ましいほどの執着と愛が真っ先に思い浮かぶから、ここは意表を突いてダメ人間! ってやったところに素敵な幼馴染をくれてわたしはうれしい
歳田 静也
ふふふふ 私もダメ人間やっててとても楽しかった!!
実はこういうシナリオ、RP訓練も兼ねてるのでね、いろんなキャラがやれてたのしいのです
山崎 響
ちょっと男同士のよき友人幼馴染関係に近いような、でもそこにラブが見え隠れする微妙な関係をやれてとても楽しかった
歳田 静也
自分じゃ発想のつかないキャラの組み立てする方、いるからな……
山崎 響
ああ~~確かに オーダーだからそういうこともあるんですねえ
歳田 静也
ふふ めちゃくちゃ気安いけど、ラブもにじみ出る。いいですね
あとちょっと最悪なこと言いますけど、NPCオーダーメイド制なのはね
山崎 響
異性の友人ベースの関係でしか吸えない何かでした
歳田 静也
最後の選択の時にNPCに愛着持っててもらいやすいというのもある!!!(最低)
山崎 響
あーわかる!!!
歳田 静也
要は好みの造形作ってもらってからそれを地獄に突き落としてますからね
山崎 響
継続でなくても愛着持ってもらいやすいですもんね、この形だと
こういうNPCの運命が大きな分岐点になるようなシナリオだと、継続で既に関係できてる所から、ってのが多いですけど、なるほどこういうやり方があったか!!! っていう
歳田 静也
幼馴染で仲の良いうちよそならコンバートして継続、もありなんですけどねー
新規の方がしやすい設定の関係上、そっちの方がやりやすいなって
あと固定NPCにしちゃうとね、他の方に回すときにどうしてもちょっと浮気感がね
山崎 響
浮気www 確かに
それはそう 卓ごとにそれぞれ違うあなただけの幼馴染!
歳田 静也
あなただけの幼馴染!
あとこれは回しだしてから気づいた利点なんですけど
オーダーメイドNPCにしておけば……その後別シナリオにコンバートしてPCとして扱える……!
ここのNPC出身のインセインPCが生まれてから気づきました
うちよそ関係を続けてしたいときに便利なんですね
山崎 響
それは思った!!!!
生還したし別シナリオでご一緒したいきもち、ある
歳田 静也
ね、そういう時にめっちゃやりやすい!!
ふふ、静也はどんなビルドになるかなぁ~
山崎 響
いまのとこMIRROR/MIRRORとiが日程に積まれてますが、静也さんと響でもどこか行ってみたいですね
歳田 静也
笑って生きようって誘われた以上「笑い」がとりたい
山崎 響
あ~~~ 二人で「笑い」持ってるのいいなあ
歳田 静也
ねー、卓が、卓が重なっていく……!
山崎 響
生還しなければ続いていくこの未来もなかった
歳田 静也
ふふふ インセインだとデッドループとかあるので結構使いまわしやすいとこはありますけども(ロストしても別世界の別キャラシとして作ったり)
それでもこの経験を踏まえて、の関係性は生還故
山崎 響
イエース
歳田 静也
鬼の体ですけど能力的には完全に人間と同じです、静也くん(人間を完全に模倣しているため)
基本は運命的なあれそれで響さんより先に死ぬことはないけど怪異が絡むとさすがにわからない
山崎 響
なるほどなるほど 酒も呑めるし吞み過ぎてdeadっともなる
別な怪異に干渉されるとなあ いきのころう
歳田 静也
たぶん血を吐くし死にかけるけどぎりぎりいきのびるかなその時は!(なお五体満足とは限らない)
山崎 響
生きよう謎の強運で!
歳田 静也
生命保障はある 生命保障しかない
山崎 響
命に別状しか保証されてない
歳田 静也
地味に悪霊くん、鬼に食われるか、より強い怪異に圧殺されるかくらいでしか消滅しないスーパーつよつよ存在なんですけど
鬼側が悪霊特攻/特防持ってるので鬼一人でも抑え込まれるというちょっとかわいそうなくらいメタられてます
山崎 響
なるほどな??? ドメタだ
カウンター存在じゃしょうがない
歳田 静也
カウンター存在だけあってガンメタ張ってる
それでも遺体を集めないと討滅できないんですけど
鬼には糸乗っ取りっていう次善策があるからな……
山崎 響
対悪霊秘密兵器……
歳田 静也
秘密裏に地元の人間は鬼に守られているのだ!
まあ鬼がしくじらなければ神隠しも発生しないんですけどね……(帰還してこなければただの失踪として扱われるので)
山崎 響
鬼がしくじらなければ神隠しさえも発生しないんですよねぇ
歳田 静也
鬼が悪霊の元になった人間のふりして帰ってくるのが神隠しの真相ですからねー
山崎 響
本当は帰って来てないんですよねぇ
歳田 静也
そう 実際はまだ行方不明
本当に帰ってきたと言えるのは今回みたいに鬼の体をもらった場合だけかな
でも鬼がしくじらないとそういう蘇生の可能性を悪霊側はもらえないというちょっとしたカルマ
山崎 響
うーん、カルマ!
味わい深いシナリオだなぁ……
歳田 静也
いえい 性癖をコトコト煮込みました
幼馴染はな いいぞ………
山崎 響
「正解はない」を支えるようなバックグラウンド設定になっていてほんと好き
幼馴染、いいですよね……
歳田 静也
本当に本来は「鬼にとってはどの選択肢でもいい」ですからね
一番王道っぽいのはさよならするルートだけど、別にそれが正解ってわけではないし
あ、そうだ。推奨が学生だった理由なんですけど
「さよならを積み重ねて人は大人になる」という概念を軸において、学生が「モラトリアム」だから推奨なんですよね
社会のしがらみにそこまで判断をつよく捕らわれない年代であり
痛みを知ってこれから大人になる彼ら彼女らであり
最終的に、何かにさよならをして道を選ぶ
山崎 響
なるほどなあ~!!
歳田 静也
さよならするのが幼馴染か、この世か、今世か、人道か、とかそういう感じの違いはありますけどネ
山崎 響
うまいなあ……
そして、鬼さんがソフト鬼さんだったからこそ、今回「いいやつが二人もいる」的な何となく柔らかい感じになってその雰囲気もよかった
歳田 静也
ふふふふ 大体感覚で鬼さんの態度選ぶのですけど、合致してよかった
オニ
鬼さん側のコンセプトは「感情の伴わない優しさ」
敵みたいな前情報ばかりあって実は味方というポジションでした
山崎 響
なるほどな~~~~
そして「いいやつ」という印象と感想を感情の無い相手に遠慮なく投げる響
オニ
実際はシステマチックに動いてるやつなので、たぶん鏡になってると思うんですよね、その辺
山崎 響
ああ~ 鏡だったのか
オニ
やべえ奴だと淡々と辛辣に用件を告げる奴になりがちだし
気遣ってくれる相手だと淡々とした対応でもそこに情が通う(ように見える)ので
要は場の雰囲気も強い
山崎 響
静也&響の雰囲気が鬼の雰囲気にもなっていたんですなあ
オニ
ね。優しい対応をするからそういう風に場が形成されて、まっしろな鬼の対応がその色に見える、という現象かもしれない
まあ安穏と泥濘に~を言うかどうかは相手と雰囲気で決めてるんですけども
あ、結構いい時間だ。改めて、自由解散を宣言しておきますね!
山崎 響
あ、ですね、0時だ! では、そろそろ失礼いたします!
ありがとうございました! 全ログいただけると助かります
GM
はーい! お疲れさまでした~~~!
めちゃくちゃ楽しかったです!!!!
はーい! 全ログも送りますね~


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【マルチジャンル・ホラーRPG インセイン】
本作は「河嶋陶一朗」「冒険企画局」「新紀元社」が権利を有する『マルチジャンル・ホラーRPG インセイン』の二次創作物です。