十八日目
本編見る!
はじまるよー
結城 晃
よいしょ。
そういえば、赤星さんの話、しないとな。
そういえば、赤星さんの話、しないとな。
田尾 麗
こんばんはー
KP
こんばんはー!
結城 晃
こんばんは
春
こんばんは!
KP
こんばんはー!
結城 晃
こんばんは
田尾 麗
こんばんはー
KP
こんばんはー!
あっそうだ まず最初に、夜間のシーンで一つ忘れ物があったのでそれだけ処理します。>全員揃ったら
あっそうだ まず最初に、夜間のシーンで一つ忘れ物があったのでそれだけ処理します。>全員揃ったら
田尾 麗
承知いたしました
春
はーい!
結城 晃
はーい。ヴィキ3~5分程度遅れると思います。
いつもすみません。
いつもすみません。
KP
あ、じゃあ田尾さんと春さんいればできるから、先にやっちゃおうかな
>忘れ物
>忘れ物
結城 晃
はーい
田尾 麗
了解です
春
あいあい!
ヴィキ
すみません、お待たせしました
KP
こんばんは~
田尾 麗
こんばんはー
春
そういえばなのですが、前回見たこの夢は起きてもしっかりデータとして残ってる感じですー?
KP
残っていて問題ありません。これまで復元したデータと同様に保持しておけるでしょう。
春
ありがとうございます! こわぁ~……自動で復元されてる……
あと夢で停止した場所ってこの地下施設だったかは分かります……?
あと夢で停止した場所ってこの地下施設だったかは分かります……?
KP
ピョイン こわいね……
停止した場所がどこかは、映像が不鮮明で分からない。無我夢中で走っていたので。
停止した場所がどこかは、映像が不鮮明で分からない。無我夢中で走っていたので。
春
まっしぐら!!!! ありがとうございます!!
普通に走ってて地下に迷いこむとは思えないしな~~~こわいな~~~
あと電源切れたからって記憶飛んでるのも怖いな~~~
そもそもVOIDって自己発電機関内蔵してなかったっけってとこもあるしこわいな~~~
普通に走ってて地下に迷いこむとは思えないしな~~~こわいな~~~
あと電源切れたからって記憶飛んでるのも怖いな~~~
そもそもVOIDって自己発電機関内蔵してなかったっけってとこもあるしこわいな~~~
KP
消費が多すぎて自己発電がおっつかなくなったのかもしれませんね。どれだけ走ったか分からないけど。
春
VOIDの全力逃走でなおかつ発電がおっつかなくなるレベル、人間の尺度で計っていい距離ではなさそうでこわいですなあ
KP
どれだけ走ったんでしょうねぇ。
KP
休憩室であなたたちが話した後、一つだけ忘れものがあったので処理します。
田尾さん、春さん、〈目星〉を。
田尾さん、春さん、〈目星〉を。
田尾 麗
CCB<=85 〈目星〉 (1D100<=85) > 30 > 成功
春
CCB<=35 〈目星〉 (1D100<=35) > 3 > 決定的成功/スペシャル
!?
!?
KP
わお。
田尾 麗
おっ!
KP
お二人は、テーブルの下に一冊のノートが落ちているのを見つける。
真っ先に春さんがそれを発見し、次に田尾さんも春さんの視線を辿って見つけた。
真っ先に春さんがそれを発見し、次に田尾さんも春さんの視線を辿って見つけた。
春
「あらま。ニトったらちゃんとお片付けしないとなのに」なんて軽い気持ちで拾っちゃお
KP
拾って表紙を見てみれば『マッドサイエンティストニトの㊙︎記録ノート!!』と大きな字で書いてある。
そして、クリティカルした春さん。あなたはどこからか、ブーン…… と低い動作音のようなものを聞いた。静かになったことで音が目立つようになったのだろう。
なお、ノートを開いても、そっとその場に戻してもよい。
テーブルの上に丁寧に置いておいてあげてもよい。
そして、クリティカルした春さん。あなたはどこからか、ブーン…… と低い動作音のようなものを聞いた。静かになったことで音が目立つようになったのだろう。
なお、ノートを開いても、そっとその場に戻してもよい。
テーブルの上に丁寧に置いておいてあげてもよい。
音?
結城 晃
不穏なものが……
春
なんか聞こえるぅ~
田尾 麗
ぶんぶーん
ヴィキ
ブンブン
春
ぶんぶーん
田尾 麗
「なんだそれ?」
春
「ニトの秘密ノートっぽい? こんなの書いてたんだあの子」
普段であれば、スパローのメンバーであろうとそう踏み込む気はない。が
今日は相棒と腹を割って話したので気が大きくなってる。何の気なしに見ちゃお
普段であれば、スパローのメンバーであろうとそう踏み込む気はない。が
今日は相棒と腹を割って話したので気が大きくなってる。何の気なしに見ちゃお
KP
□ニトの㊙︎ノート
どうやら絵日記のようで、各ページにイラストと簡単な日記文がある。
どうやら絵日記のようで、各ページにイラストと簡単な日記文がある。
2045年○月×日
(ニトと思わしき人物が大きく描かれ、小さくリトと男性が描かれている)
今日から実験きろくをつけることにした!
マッドサイエンティストになるための第一歩だ!
いつかすごいかがく者になって、リトのことぎゃふんって言わせるんだ!
パパもきっとほめてくれるし、ママも戻ってきてくれるよね
(ニトと思わしき人物が大きく描かれ、小さくリトと男性が描かれている)
今日から実験きろくをつけることにした!
マッドサイエンティストになるための第一歩だ!
いつかすごいかがく者になって、リトのことぎゃふんって言わせるんだ!
パパもきっとほめてくれるし、ママも戻ってきてくれるよね
2046年○月×日
(ロボットを持つニトと笑顔の男性の絵)
今日はじめて自分でロボットを組み立てた!
パパがすごいってほめてくれた!! パパが今度科学館に連れてってくれるって。楽しみだなぁ
(ロボットを持つニトと笑顔の男性の絵)
今日はじめて自分でロボットを組み立てた!
パパがすごいってほめてくれた!! パパが今度科学館に連れてってくれるって。楽しみだなぁ
2046年○月×日
(ニトとリトが2人だけで座る絵)
最近パパが帰ってこない。お仕事いそがしいのかな?
(ニトとリトが2人だけで座る絵)
最近パパが帰ってこない。お仕事いそがしいのかな?
2046年○月×日
(絵は無し)
パパが帰ってこなくてそろそろ1か月。
もうご飯もなくなってきた。どこに行ったのパパ。
(絵は無し)
パパが帰ってこなくてそろそろ1か月。
もうご飯もなくなってきた。どこに行ったのパパ。
2046年○月×日
(男性と困った表情のニトとリトの絵)
今日まちでパパに会った。
帰ってきたんだと思って抱きついたけど、パパはすごく冷たい目でぼくたちを見てた。
知らない人みたいだった。
(男性と困った表情のニトとリトの絵)
今日まちでパパに会った。
帰ってきたんだと思って抱きついたけど、パパはすごく冷たい目でぼくたちを見てた。
知らない人みたいだった。
2046年○月×日
(ニトとリトとキョウの絵)
あれからパパはまたいなくなっちゃったから、リトと家を出ることにした。
パパとママを探しに行くんだ!
2人で夜歩いてたら、キョウってやつに話しかけられた。
悪いやつじゃなさそう? こいつなら子分にしてやってもいいかな~
(ニトとリトとキョウの絵)
あれからパパはまたいなくなっちゃったから、リトと家を出ることにした。
パパとママを探しに行くんだ!
2人で夜歩いてたら、キョウってやつに話しかけられた。
悪いやつじゃなさそう? こいつなら子分にしてやってもいいかな~
KP
日記はここまでで終わっている。
結城 晃
変な符合だなぁ……
春
日記でも記載する名前は「ニト」「リト」かぁ~~~
KP
なんですよね~~
田尾 麗
VOIDは人と同じといった手前、さすがに覗くのも憚られるかもしれないしなーなどと思ったり
仕事なら容赦なく覗くけどな!!!!
仕事なら容赦なく覗くけどな!!!!
KP
名前が紛らわしいけどニト&リトはぱっと見人間ですね!
田尾 麗
なるほど! どちらにしても初めましてした後だしなー!
KP
初対面の子供のひみつノート
田尾 麗
だが相棒が良しというなら見た後でセルフ抹消するかな!!
KP
お好きにどうぞ!
田尾 麗
もしかして:俺もまた怒られる可能性
警察サイドから心ちゃんについて調べたけど、現時点で何もわからないってことはフレーバーとしてお伝えしても大丈夫ですかね?
一応知人だし個人で少しは調べてたかもしれないなーと思いまして。
警察サイドから心ちゃんについて調べたけど、現時点で何もわからないってことはフレーバーとしてお伝えしても大丈夫ですかね?
一応知人だし個人で少しは調べてたかもしれないなーと思いまして。
KP
確かに。OKです。
田尾 麗
ありがとうございますー!
業
春
そりゃまあ子供の身でこんなとこにいるから察しはつくとはいえ業が深そう
結城 晃
うーん
ヴィキ
お薬されちゃったかな
結城 晃
でもニトとリトはアンドロイド、なのかな? なんだよな?
あれ、どうなんだ。
あれ、どうなんだ。
KP
名前が紛らわしいけど、ニトリトはぱっと見人間ですね
結城 晃
ふむふむ
春
ちょーーっと気になる所があるので相棒のお返事来たら小情報開示兼ねて差し込んでおく~
結城 晃
関係ないかも知れないけど、気になる話なんだよなぁ……俺も
いや、でも5年前か。
1ヶ月子供だけで暮らしていて「ゴハンもなくなってきた」で済むのすごいな。
どれだけあったの、備蓄
いや、でも5年前か。
1ヶ月子供だけで暮らしていて「ゴハンもなくなってきた」で済むのすごいな。
どれだけあったの、備蓄
ヴィキ
めっちゃでかい冷蔵庫
KP
災害対策BOXの食べ物を少しずつ漁って食ってたとかかもしれない
春
缶詰とかいっぱいあったのかもね
ヴィキ
一つ気になるんだけど
以前の病院での彼が感情抑制とか、そういう話だったとして
ニトとリトのパパもそうだとすると、家に帰ってこないのはおかしい
感情なくなったとしても、家には帰るんで無いかな
以前の病院での彼が感情抑制とか、そういう話だったとして
ニトとリトのパパもそうだとすると、家に帰ってこないのはおかしい
感情なくなったとしても、家には帰るんで無いかな
結城 晃
この子達のパパは、一度戻ってきたけどまたいなくなった、みたいに見えるかな。
ヴィキ
いや
最初は褒めてくれるくらい感情があるんだけれど、ある時ふらっといなくなって、それきりで、街で会った時は別人みたいになってたと
最初は褒めてくれるくらい感情があるんだけれど、ある時ふらっといなくなって、それきりで、街で会った時は別人みたいになってたと
結城 晃
街をフラフラ歩いてるって、何してたんだろうね?
ヴィキ
ふらっと、というかいつも通り出掛けていったのに、って感じに見えるな
これやっぱりイス様案件なのでは
イス様なら人格の入れ替えもお手のものだし
それを使ってVOIDに意識入れてたりするんかな
これやっぱりイス様案件なのでは
イス様なら人格の入れ替えもお手のものだし
それを使ってVOIDに意識入れてたりするんかな
春
「───………」
やらかした、と頭を軽く抑える
やらかした、と頭を軽く抑える
田尾 麗
「どうした? 俺は……見ない方がよさそうか?」
あくまでここでは部外者だし、中身を覗くのはどうしようかなという感じ。
あくまでここでは部外者だし、中身を覗くのはどうしようかなという感じ。
春
「……そーだなあ」
少しの時間を思考に宛てる。
少し気になる点が、ないではない。しかしまあ、事件に関係しているかは……定かではない。
「……わたしは見なかったことにします。スパローで互いの過去の詮索は厳禁なので」
「その上で、相棒個人が読むのであれば……まあ、ニトの迂闊ってことで問題はないでしょう」
そこまで言い切って、どこか釈然としない表情でノートの表紙を見つめている
要約:相棒が読むかはお任せするぜ!
少しの時間を思考に宛てる。
少し気になる点が、ないではない。しかしまあ、事件に関係しているかは……定かではない。
「……わたしは見なかったことにします。スパローで互いの過去の詮索は厳禁なので」
「その上で、相棒個人が読むのであれば……まあ、ニトの迂闊ってことで問題はないでしょう」
そこまで言い切って、どこか釈然としない表情でノートの表紙を見つめている
要約:相棒が読むかはお任せするぜ!
田尾 麗
「なるほど、まあ俺は部外者だからな。」
「なら、仕方ない。俺はここに落ちたノートを拾っただけ。」
そういっておもむろにノートを見ます。
「なら、仕方ない。俺はここに落ちたノートを拾っただけ。」
そういっておもむろにノートを見ます。
KP
OK。先程の内容が書いてある。
春
「……内容も少し気になるけど、ちょっとおかしいんだよね、この記述」
田尾 麗
「おかしい、か。」
春
「スパローの……まあ、明文化されてない、暗黙のルールなんだけどね」
「構成員は互いをコードネームで呼ぶはずなんだよ。キョウの本名が別にあるみたいに」
「……明らかにスパロー入りする前の記述もあるのに、リトがリト呼びされてるんだよねえ。まあ、当初からのあだ名……とかかもしれないけど」
「構成員は互いをコードネームで呼ぶはずなんだよ。キョウの本名が別にあるみたいに」
「……明らかにスパロー入りする前の記述もあるのに、リトがリト呼びされてるんだよねえ。まあ、当初からのあだ名……とかかもしれないけど」
田尾 麗
「たしかにそのルールに則るのなら、妙だな。」
春
「……うーん。まあ、ニトが話したくない事なら無理に聞くつもりもないんだけどねえ」
「とりあえずお片付け失敗してるしテーブルの上に置いといてあげるか~」
㊙ノートを丁寧に机上に置いておきます
「とりあえずお片付け失敗してるしテーブルの上に置いといてあげるか~」
㊙ノートを丁寧に机上に置いておきます
KP
OK。微かな音はまだ聞こえているようだ。辿ってみる?
春
辿ってみます!
「……?」低音に気づいてふらふらと追っていく
「……?」低音に気づいてふらふらと追っていく
KP
……音を辿って歩いていくと、スパローの倉庫として使っている場所に辿り着く。が、あなたはふと気づく。その向こうに、少し異質な雰囲気の、大きな扉があるようだ。
その両側には、ちょうど手くらいの大きさのパネルが1つずつ設置されているようだ。
その両側には、ちょうど手くらいの大きさのパネルが1つずつ設置されているようだ。
田尾 麗
ちな自分はついていってもいいのかな?
KP
春さんが拒否しないならOK。
春
いいよ!
田尾 麗
では春を追って付いていきそれを見ながら
「こんなものまであるのかよ」
とどこかあきれたように言いますかね。
「こんなものまであるのかよ」
とどこかあきれたように言いますかね。
春
「いやあー、わたしも初めて見たよ、こんなの。たぶん、元々ここの施設にあったもの、なんだろうけど」
「なんだろ、これ。手相認証?」
「なんだろ、これ。手相認証?」
KP
春さん、あなたがスパローに戻ってきた時には、こんな音はしていなかったように思う。いつからだろうか。
春
「…………」
2年をここで過ごし、1年をここに通い詰めた。その中でも聞いた覚えのない、謎の音。
パネルのひとつに手を合わせてみよ
2年をここで過ごし、1年をここに通い詰めた。その中でも聞いた覚えのない、謎の音。
パネルのひとつに手を合わせてみよ
KP
手を合わせるが、何も反応しない。これまでの違いで思い当たることといえば……、結城さん達がここに来たことだろうか。
春
「……ここで発掘されたとはいえ、わたしじゃないか。なら……」
ぶつぶつ呟いていたところで、ようやく相棒に気づいた様子で顔を上げる
「……明日、皆にここの話をしてみよっか。起動する前のわたしがここに居た以上、完全に無関係ってことはなさそうだから」
ぶつぶつ呟いていたところで、ようやく相棒に気づいた様子で顔を上げる
「……明日、皆にここの話をしてみよっか。起動する前のわたしがここに居た以上、完全に無関係ってことはなさそうだから」
田尾 麗
「わかった。それまで俺はこのことについては黙っておくよ。」
対象は誰?
結城 晃
新しく来たって言うと、俺とヴィキと、青木さんとレミさんか。
ヴィキ
そういうことなのかな?
結城 晃
四人の中の誰かに反応しているのかも? ってことかな?
春
一応田尾さんも候補っちゃ候補!
結城 晃
そうそう。
ヴィキ
スパローの施設にずっとあるものなら
田尾さんとキョウの2人?
というか、キョウはいつからここにいるんだっけ
田尾さんとキョウの2人?
というか、キョウはいつからここにいるんだっけ
春
たぶんスパローは後から来てここのもの使ってる形かな
結城 晃
この施設は「スパローのためにつくられた」わけじゃないんだな。
ヴィキ
ここが元々何なのか、キョウは知っているのかな
春
わたしが『発見』されたので
ヴィキ
あ、そうか
春先輩が眠っていたところなのか
春先輩が眠っていたところなのか
結城 晃
そうすると……普通に考えれば怪しいのはヴィキかなー
ヴィキ
いやいやいや
私作られたのついこないだだよw
私作られたのついこないだだよw
結城 晃
昔からあるなら新型のヴィキが関係あるわけないんだけどさ。
記憶があるからね。
記憶があるからね。
春
なんでしょなー
でもヴィキさんが新型だとしても、ヴィキさんの中の記憶データは前からあるっぽいし
でもヴィキさんが新型だとしても、ヴィキさんの中の記憶データは前からあるっぽいし
結城 晃
本当にその時生まれたのかどうか、わかったもんじゃないし、なんらかのベースがあるならそれが関係あるかも知れない。
ヴィキ
掌紋照合で、記憶は関係ないかと
田尾 麗
謎がまだまだ多いんですよねー
結城 晃
レミさんたちだって無関係かどうかは分からない。
ヴィキ
そもそもVOIDに掌紋あるのか
春
触れるだけでハッキングする技術があるので、掌との接触で内部データを読み取るとかできてもおかしくはなさそう
ヴィキ
例の「フハハハハ、成功だ」って私が目覚めたのっていつなんだ
結城 晃
ま、触ってみりゃ分かるってぇ(雑)
春
それもそう
ヴィキ
なるほどな? >ハッキング
KP
──そして、翌朝。
あなたたちは、これからの方針を決めるべく、休憩室に集まっていた。
というわけでキョウ、ニト、リト、青木、レミを含めて全員集まります。
あなたたちは、これからの方針を決めるべく、休憩室に集まっていた。
というわけでキョウ、ニト、リト、青木、レミを含めて全員集まります。
結城 晃
休憩室には朝食が用意されている。
ヴィキ
エプロン姿で給仕している
結城 晃
「お早うございます」
ヴィキ
「皆さん、おはようございます」
昨晩のような、慄いた表情は見えない
昨晩のような、慄いた表情は見えない
ニト
「わっ、すっげーーーー! リトの飯よりうまそう!」
リト
「ニト! そんなこと言うなら作ってあげないわよ!」
ニト
「いいもん、こいつに作ってもらうから!」
春
「おはようございまーす!」
にこにこと目を細めて現れた春。すっかりと以前の調子を取り戻しているらしい
ヘッドフォンがまた頭部に乗っかっているが、その先にぶら下がるプラグはどこにも繋がっていない。
にこにこと目を細めて現れた春。すっかりと以前の調子を取り戻しているらしい
ヘッドフォンがまた頭部に乗っかっているが、その先にぶら下がるプラグはどこにも繋がっていない。
結城 晃
そんな春を見て、おや、と意外そうな顔をする。
ヴィキ
「……」
春先輩の姿に、目を丸くする
「春、先輩?」
春先輩の姿に、目を丸くする
「春、先輩?」
春
「ん、なあにヴィキちゃん? 春先輩ですよー?」
ヴィキ
「あ、えっと……」
少し、視線を彷徨わせてから
「……おはようございます。お帰りなさい、春先輩」
言って、微笑む
少し、視線を彷徨わせてから
「……おはようございます。お帰りなさい、春先輩」
言って、微笑む
春
「……ん。ただいま、ヴィキちゃん」
にこにこと笑って、静かに頷いた。
にこにこと笑って、静かに頷いた。
キョウ
「おはよう。……ああ、悪いな」用意された朝食を見て。
田尾 麗
「おはようございます……」
喉を傷めてしまってな……
喉を傷めてしまってな……
青木 玲斗
「おはようございます……」めっちゃ眠そうだ。
結城 晃
青木さんとこにはおかゆをあげるよ……でも固い物も食え。
味噌汁のトーフだけじゃなくて煮物も食え。
味噌汁のトーフだけじゃなくて煮物も食え。
青木 玲斗
小動物めいて煮物をちまちまと齧るように食べている。
春
「ワオ。これ結城さんが作ったんですか? 意外な特技……」
結城 晃
「昨日は迷惑をかけてしまったようだし、俺はこうしていた方が気が楽です」
キョウ
「そうか、助かる」
ヴィキ
「デザートに美味しいパンケーキもありますよ」
朝からデザート?
朝からデザート?
田尾 麗
「……」
なんかこういう朝食は慣れないと思っているかもしれない。
なんかこういう朝食は慣れないと思っているかもしれない。
賑やか
田尾 麗
人が多い! なんだぁ!? みたいな気持ち
結城 晃
おおいなー。
春
ドロ課はもっと多かったんだよな………
レミ
「あら~、お二人とも元気そうですね~」ヴィキと春さんを見て。
春
「まーちょっと相棒とね、仲直りしまして! ご心配おかけしました」
レミ
「あらあら~、それはよかった」嬉しそうににこにこと笑ってくれる。
ヴィキ
「……私もです。ご心配おかけしました」
「あ、別に相棒と喧嘩をしていたわけではないんですけど」
口調と表情は、これまでのいつよりも砕けたものとなっている
「あ、別に相棒と喧嘩をしていたわけではないんですけど」
口調と表情は、これまでのいつよりも砕けたものとなっている
春
「そっか、よかった。ごめんね~、昨日調子に乗って怖い話しちゃったから気になってたんだ」平気な様子に見えるのでほっと一息
結城 晃
目玉焼きはヴィキが焼いてくれました!
ヴィキ
炭
春
火力が! 火力が!
結城 晃
炭なのか~
春
ゆでたまごから始めようね……
KP
ほんとに炭なの?? >目玉焼き
結城 晃
炭の所取り除いたから、黄身だけ残ってるかもしんない。
青木 玲斗
ガリッ。「み”」
残っていた炭の塊を噛み砕いてしまったらしく、なんだか表記しがたい声を上げた。
残っていた炭の塊を噛み砕いてしまったらしく、なんだか表記しがたい声を上げた。
レミ
あらあら、とレミが青木に口をすすぐ水を渡している。
ヴィキ
「ええ。ご心配おかけしました。私はもう大丈夫です」
レミ
「? なんだか、ちょっと雰囲気が変わりましたね~?」
ヴィキ
「そうですか?」
レミさんには、そう言って微笑む
レミさんには、そう言って微笑む
レミ
「ええ、なんだか可愛くなりました~」
ヴィキ
「あ、ええと……」
可愛い、と言われて、少し戸惑うように結城を見る
可愛い、と言われて、少し戸惑うように結城を見る
結城 晃
「……」
黙ってこっそり頷いてる。
黙ってこっそり頷いてる。
ヴィキ
返され
「……ありがとうございます」
頬を赤らめたりすることはできないが、少し俯いて照れたように礼を口にする
「……ありがとうございます」
頬を赤らめたりすることはできないが、少し俯いて照れたように礼を口にする
照れ
春
あら!
田尾 麗
あらー
KP
照れ顔!
田尾 麗
あらテレ顔
春
ふふふふ かわいい
レミ
「いえいえ~」
春
「……ワオ。何やら意味深な目配せ~」
ヴィキ
「あ、そういうのじゃないです。はい」
どういうのかは解析しきれなかった
どういうのかは解析しきれなかった
田尾 麗
半分寝ながら女子トークを聞きつつ朝ごはんをもきゅもきゅしていよう
春
「えー? なーんだ、ヴィキちゃんの記念日が増えたのかと思ったのに」
ヴィキ
「記念日ですか?」
きょとん
きょとん
春
「そーそー、記念日をいくらでも増やして良いのは女の子の特権なんだぜ!」
ヴィキ
「あ、そういうことでしたら……」
「相棒がガンダムにハマった記念日、ですね」
「相棒がガンダムにハマった記念日、ですね」
春
「ワオ。一番びっくりの情報がぽろっと出てきちゃった」
結城 晃
「……いや、そういうのはちょっと」
「何事も見てみないと分からないと思っただけで」
「何事も見てみないと分からないと思っただけで」
春
君がガンダムを面白いと言ってくれたから 今日はガンダム記念日
田尾 麗
サラダならぬガンダム
ニト
「ガンダム? 何だそれ?」
結城 晃
「……」
レミ
「あらあら~」
春
「昔のロボットアニメですよ、ニト。人がおっきなロボットに乗って戦うんです」
結城 晃
「超燃えるロボアニメ」
春
「ワオ………」
ニト
「へえぇ、かっこいいな! 見たい見たい!」
ヴィキ
「ご興味がありますか? でしたら今度お見せしますね」
ニトくんににこにこと
相棒のその言葉に、さらににこにこしている
ニトくんににこにこと
相棒のその言葉に、さらににこにこしている
春
「…………将来のマッドサイエンティスト像が変わりそうですねえ、これは」
リト
「ちょっとニト、野菜残すんじゃないわよ!」
キョウ
そんな様子を見ながら、キョウは微かに笑った。
春
そんなキョウの様子をちらちらと春は見ている。
キョウ
「……」
田尾 麗
では別方向からジト目で白瀬を見ていましょう。
キョウ
そのジト目はしれっと見ない振りをした。
そろそろ話さなきゃ
結城 晃
色々話さなくてはならないことがあるんだけど
私は
・赤星さん
・黒田さん
の情報か。
あとはスパローの連中との情報共有だなー
私は
・赤星さん
・黒田さん
の情報か。
あとはスパローの連中との情報共有だなー
春
私も忘れる前にぶっこみたいんだけど
このほのぼの空気を壊すのがしのびない(
このほのぼの空気を壊すのがしのびない(
結城 晃
わかる……
ヴィキ
私は相棒の過去から自分の情報が出て来ればいいなぁ、くらい
KP
情報共有については「こんなことを話すぜ!」とか「全部話したぜ!」とかの宣言でも大丈夫です。
春
ええい! うっかり忘れそうなのでちょっと先鋒行きますね!
田尾 麗
こっちは出せるものあったか?(チェック中)
ヴィキ
夜天城さんとお話できるかと思ったけど、無かったなぁ
KP
どうぞ! >先鋒
結城 晃
ニトとリトに
「デザートも食べる?」と訊いてみよう。
「デザートも食べる?」と訊いてみよう。
ニト
「食べる!」
リト
「……食べる」
「悔しいけど、美味しいわ……。今度、教えて。料理」
「悔しいけど、美味しいわ……。今度、教えて。料理」
結城 晃
「料理好きなのかい?」
「俺も好きなんだよ。一緒に作ろうな」
「俺も好きなんだよ。一緒に作ろうな」
リト
「別に、好きなわけじゃないけど……、ニトがああでしょ。結構、やってたから」
「どうせ作るなら、美味しい方がいいでしょ」
「……ありがとう」
「どうせ作るなら、美味しい方がいいでしょ」
「……ありがとう」
結城 晃
「……? うん」
結城 晃
なるほど。切ない理由だ。
KP
お姉ちゃんあるある
ヴィキ
エプロン姿でふわふわのパンケーキをデザートにサーブして回ろう
ニト
「すげーーー! 久しぶりに見た! パンケーキだぁ!」
リト
「ちょっとニト、大声上げないの!」
結城 晃
(可愛いなぁ~)
色眼鏡は鎧で殻
結城 晃
※子供好き
田尾 麗
ほほえましいなぁ
春
面倒見がよさそう
結城 晃
掃除と料理が得意なんですよ我。
保父さんになるのが夢でしたね……
保父さんになるのが夢でしたね……
田尾 麗
ナイスなスキル
春
家庭的男子
ヴィキ
略してナイスキル
春
killっちゃった
結城 晃
電子うどんを喰らえ。
だいたいこの眼鏡かけてたのだって、こういう軟弱な顔と内面じゃ事件を追うなんて無理だって思ったからだしね……
だいたいこの眼鏡かけてたのだって、こういう軟弱な顔と内面じゃ事件を追うなんて無理だって思ったからだしね……
春
強気を装う仮面だったワケだ……
春
その三人の様子を微笑ましく見ながら。
……キョウの目をまっすぐに見つめて、言う
「キョウ。……どうやら事件と無関係ではないようですし、ココロちゃんのこと……話してもいいんじゃないでしょうか」
……キョウの目をまっすぐに見つめて、言う
「キョウ。……どうやら事件と無関係ではないようですし、ココロちゃんのこと……話してもいいんじゃないでしょうか」
キョウ
「…………」
キョウの周囲にたっぷりと沈黙が落ちて、そして。
「…………分かった。話そう」
キョウは少し居心地が悪そうにしながら、「一つ、話していなかったことがある」そう、口を開いた。
キョウの周囲にたっぷりと沈黙が落ちて、そして。
「…………分かった。話そう」
キョウは少し居心地が悪そうにしながら、「一つ、話していなかったことがある」そう、口を開いた。
ヴィキ
サーブし終え、エプロンを外して着席する
結城 晃
片付けの手を止める。
キョウ
「件の連続誘拐事件。あれを、俺が追っていた時のことだ」
「……ターゲットにされたのか、俺が邪魔だったのかは分からない。俺の妹が、行方不明になった」
「事件の解決が目的だ、というのは間違いないが、それだけじゃない。……俺の妹を見つけることが、一番の目的だった」
その声は少しずつ低くなり、悔しさが奥に滲んでいく。
「街頭モニターに少女が映ったという話が、あったな」
「レナのデータから確認した。あれは……、俺の妹だ」
「……ターゲットにされたのか、俺が邪魔だったのかは分からない。俺の妹が、行方不明になった」
「事件の解決が目的だ、というのは間違いないが、それだけじゃない。……俺の妹を見つけることが、一番の目的だった」
その声は少しずつ低くなり、悔しさが奥に滲んでいく。
「街頭モニターに少女が映ったという話が、あったな」
「レナのデータから確認した。あれは……、俺の妹だ」
なんだってぇ
結城 晃
妹さんー
春
何故かその妹ちゃんの映像がわたしの中に!
田尾 麗
謎が謎を呼ぶぜ!!
ヴィキ
映像に出た時の彼女はどんな様子だったんでしたっけ
結城 晃
彼女がお気に入りの人形の名前を春さんにくれたのか。
ここも繋がってるんだな。
ここも繋がってるんだな。
春
ちなみにわたし、二回「レナ」って名前貰ってます
結城 晃
キョウさんからも?
春
ココロちゃんとキョウにそれぞれ一回ずつ。恐らく同じ由来
結城 晃
そんなに似ていたのかな……
田尾 麗
ほほう
春
それかX000から連想したのかもですね
ヴィキ
春先輩の空白領域にある映像は
誘拐された少年少女たちだったのかな
誘拐された少年少女たちだったのかな
春
かもしれない。状況証拠的にそう推測できそう
ヴィキ
とすると
KP
妹の名前を言い忘れる程度のキョウさん
ヴィキ
ハル先輩がここで眠っていたということは、ここが誘拐犯の元アジト?
結城 晃
かもしれん
あの扉の向こうには、ハルさんの記録に残っていた部屋があったりするかもな。
あの扉の向こうには、ハルさんの記録に残っていた部屋があったりするかもな。
ヴィキ
春先輩の生まれた場所では
キョウ
「あれから一週間、俺達はあのデータを手掛かりに、妹を探そうとしていた……、だが、あのモニターの件も、妹の件も……、何も、辿れなかった」
苦しげにそう吐いて、キョウは口を閉じた。
苦しげにそう吐いて、キョウは口を閉じた。
結城 晃
その気持ちは痛いほどによく分かる。
しかし、自分は過去を追っていたが、彼は今も生きているであろう妹を、追っているのだ。
「必ず見つけ出しましょう」
しかし、自分は過去を追っていたが、彼は今も生きているであろう妹を、追っているのだ。
「必ず見つけ出しましょう」
ヴィキ
「はい。私たちも協力します」
春
「……」
その言葉が面々に浸透していくのを見て、苦々し気に唇をかむ。
その言葉が面々に浸透していくのを見て、苦々し気に唇をかむ。
青木 玲斗
「ええ……、こうやって、助けられたんですしね」
レミ
「ですね~」
春
「………ひとつ、皆に……キョウ達も含めて、共有しないといけない事項があります」
ニト
「えっ? 僕達も含めて?」
春
「ええ。ニトも、リトも、わたしのデータを復元してくれようとしていたでしょう?」
リト
「ええ。……もしかして、あれの件で何か分かったの?」
春
「昨晩、スリープモード中のことです」
「復元処理を行っていないはずのデータの一部が、……勝手に復元されました」
「復元処理を行っていないはずのデータの一部が、……勝手に復元されました」
リト
「えっ?」その言葉には、リトが明確に驚く。
「復元しなくても勝手に復元された、ですって?」
「復元しなくても勝手に復元された、ですって?」
春
「はい。わたしのストレージ内部に、今もそれは復元された状態で存在しています」
ヴィキ
「今度は、空白領域ではないんですね」
リト
「おかしいわ、最初は復元にあれだけ苦労したのに」
「けど……、そうね、最近の復元作業は妙にスムーズだった。慣れてきたからだと思っていたんだけど、そうじゃなかったのかもしれない」
「けど……、そうね、最近の復元作業は妙にスムーズだった。慣れてきたからだと思っていたんだけど、そうじゃなかったのかもしれない」
勝手に復元?
結城 晃
ええー、不穏
田尾 麗
なんでどうして
ヴィキ
なんだろ、状況とかに合わせてロック外れてるとかなのかな
>我々の夢
>我々の夢
春
こわすぎるんですよね……なんか知らん間に復元されてるの……!
結城 晃
最悪外からの働きかけだもんな。こわいわ。
田尾 麗
何がトリガーかわからんのこわすぎるんじゃ
結城 晃
時限式ならそれはそれで自分の意図しないところで何が起きるか分からないの怖いしな。
リト
「けど、どうして……、レナ、今度は何が復元されたの? 見ても……、構わない?」
春
「…………ええ。ですが……」
そこで、視線を再びキョウさんへ移し。
「……キョウ、恐らくあなたにとっては刺激の強い映像となります。心の準備は、しておいてください」
そこで、視線を再びキョウさんへ移し。
「……キョウ、恐らくあなたにとっては刺激の強い映像となります。心の準備は、しておいてください」
キョウ
「……心の件か」
田尾 麗
「……」
ヴィキ
一体、何が
春先輩とキョウさんの顔を交互に見遣りながら、胸に手を当てる
春先輩とキョウさんの顔を交互に見遣りながら、胸に手を当てる
春
頷く。正直、こんなものを見せるのは少し気が重い。
朝食の場となるとなおさらだ。
朝食の場となるとなおさらだ。
春
今回の再生はどうしましょ!
内容的にもそのまま流してもらっても大丈夫そうではありますが!
内容的にもそのまま流してもらっても大丈夫そうではありますが!
KP
流しちゃってOK大丈夫です!
春
はーい! ありがとうございます!
じゃあせっかくなのでこちらでコピペしますね
じゃあせっかくなのでこちらでコピペしますね
KP
お願いします~
KP
リトが休憩室のモニターを用意する。
春
モニターを自身を接続し……件の映像を、流し始める。
嫌な予感
結城 晃
ココロちゃんになんかあったか……
春
ちょっと確認中
春としては色々気が重い~~
春としては色々気が重い~~
田尾 麗
何が出てくるんだ……
ヴィキ
こうしてはいられん
ホットミルクを用意せねば
ホットミルクを用意せねば
春
耳に警告音が響く。『レナ』はこころに手を引かれ、赤く光る廊下を走っていた。
数刻前、突然『レナ』の元に来たこころは、焦ったような表情で逃げようと伝えてきた。
理由を聞く暇もなく連れ出され、二人は追いかけてくる大人たちを振り切って外に出る。
数刻前、突然『レナ』の元に来たこころは、焦ったような表情で逃げようと伝えてきた。
理由を聞く暇もなく連れ出され、二人は追いかけてくる大人たちを振り切って外に出る。
予感
ヴィキ
脱走か?
田尾 麗
あぁ、とてつもなくあれな予感
結城 晃
レナが最後の一人だったんだよな
こころ以外の子供では。
ただ、レナは最初に存在し、名前を全く覚えていない、というのがほかの子とは違うところか。
こころ以外の子供では。
ただ、レナは最初に存在し、名前を全く覚えていない、というのがほかの子とは違うところか。
春
あとはフェンスを超えるだけだった。
しかし、登る直前『レナ』の足は男に掴まれ、落とされてしまう。
その瞬間、こころが勢いよく男に体当たりし、こう叫ぶ。
しかし、登る直前『レナ』の足は男に掴まれ、落とされてしまう。
その瞬間、こころが勢いよく男に体当たりし、こう叫ぶ。
こころ
「逃げて、レナ!」
春
――『レナ』はアンドロイドだ。その“命令”には、逆らえなかった。
キョウ
「心、」そうキョウが小さく彼女の名を呟いた。叫びそうになったのを、どうにか堪えるように肩が震えた。
春
1人でフェンスを超え走り出す。明確な目的地はないはずなのに、迷いなく真っ直ぐに。
バッテリーが切れるまで、走って、走って、走り続けて、……映像が不鮮明になり始め、やがて『レナ』は停止した。
バッテリーが切れるまで、走って、走って、走り続けて、……映像が不鮮明になり始め、やがて『レナ』は停止した。
謎増えた
ヴィキ
ああ、ここで眠っていたわけではないのか
春
それがわかんないんですよねー
どの道、記憶が消えてるのが怪しいんですが
どの道、記憶が消えてるのが怪しいんですが
結城 晃
そしてレナはやっぱり最初のところからアンドロイドなんだな。
ヴィキ
うむ
結城 晃
レナちゃんフォーマットされて新レナちゃんになったのかな。
ヴィキ
だとすると誰によってかだ
バッテリーが切れてデータ破損してただけの可能性もあるが
バッテリーが切れてデータ破損してただけの可能性もあるが
結城 晃
もしくは、自ら記憶を封印したか。
春
地味にさ
バッテリー内蔵で充電の必要がないVOIDがさ
それでも電池切れで止まるレベルの全力疾走って何km走ったんだろうね……
バッテリー内蔵で充電の必要がないVOIDがさ
それでも電池切れで止まるレベルの全力疾走って何km走ったんだろうね……
田尾 麗
たしかに
ヴィキ
必死の逃亡
キョウ
映像が途切れてから暫くしても、キョウはじっとモニターを睨んでいた。
ヴィキ
「……春先輩。この、映像は?」
結城 晃
「……」
何も、言えない。
何も、言えない。
ヴィキ
重苦しい沈黙を、埋めるように尋ねる
春
「……自動的に復元されたデータの全容、です。恐らく、わたしがわたしとして目覚める前の……『レナ』の、最後の記憶なのではないでしょうか」
ヴィキ
「タイムスタンプや、GPSデータなどは……」
春
タイムスタンプはどうだろ、あったかな
KP
タイムスタンプはない。空白値になっている。
春
「どちらもない、かな。……だから、いつ、どこでの話だったのかはわからないんだけど」
田尾 麗
「……そうか。」
その表情はどことなく暗い。
その表情はどことなく暗い。
ヴィキ
「そう、ですか」
元より期待があったわけではない
何かを口にしなければ、と思い尋ねたものだ
元より期待があったわけではない
何かを口にしなければ、と思い尋ねたものだ
キョウ
「そうか……」
結城 晃
「しかし、街頭ビジョンには出ていたんだろう?」
「それなら、生きている可能性があるし、取り戻せる可能性だってある……」
「それなら、生きている可能性があるし、取り戻せる可能性だってある……」
田尾 麗
「街頭ビジョンのあれは……おそらくアンドロイドだ。」
結城 晃
「アンドロイド……?」
ヴィキ
「そうなんですか?」
「なぜ、そうお思いに」
「なぜ、そうお思いに」
春
「……相棒?」
確認
田尾 麗
ちょと確認してきます
ヴィキ
お願いします!
春
お願いします~
なんか夜イベントで誰が爆弾渡されたのか分からないの怖いな~
ひとりだけおっきかったんだよなこころちゃん
なんか夜イベントで誰が爆弾渡されたのか分からないの怖いな~
ひとりだけおっきかったんだよなこころちゃん
田尾 麗
この辺で怒られる前に心ちゃんをご存じだということと、可能性としてアンドロイドかもって提示してもいいですか?
KP
どうぞ!
キョウ
「……」田尾に顔を向ける。
「心は行方不明になった時、16歳だった」小さく、呟くようにキョウが一言落とした。
「心は行方不明になった時、16歳だった」小さく、呟くようにキョウが一言落とした。
田尾 麗
「あの姿、行方不明になった10年前と変わらない姿だった。」
「10年、それだけあれば10代の人間なら成長するものだろう。」
「10年、それだけあれば10代の人間なら成長するものだろう。」
キョウ
「……心は何かを訴えようとしていた。あれが偽物だ、とは、思いたくない」
結城 晃
「……」
考えの至らなさに歯がみする。
考えの至らなさに歯がみする。
ヴィキ
「そうだとするならば、ご本人ではないのではないですか?」
春
「…………相棒の言いたいことは、分かるんだけど」
歯切れ悪くまごついた様子で呟く
「立てこもり事件の茶髪の彼、覚えてる? ……1310の子」
歯切れ悪くまごついた様子で呟く
「立てこもり事件の茶髪の彼、覚えてる? ……1310の子」
ヴィキ
「はい。よく覚えています」
春
「あの子、飛び降りる前になんだかわたしの方を見てた気がして……。いろいろ、わたし自身に関わりが見えてきた今となっては気になるというか」
「……全部が全部、関係がないわけではない、のかも」
希望的観測と分かった上で、そう言う。
「……全部が全部、関係がないわけではない、のかも」
希望的観測と分かった上で、そう言う。
田尾 麗
「……なるほど。まあ、そうだな。」
キョウ
「…………映像だけだ。何らかの意図……、そうだな、例えば俺を誘き出すために、古い映像を流した可能性も、ある」
ヴィキ
「はい。その可能性は大いにあるのではないでしょうか」
田尾 麗
「……そうだな。心ちゃんに生きててほしいと思うのは俺だって同じだからな。」
「すまない、気にしないでくれ。」
「すまない、気にしないでくれ。」
キョウ
「いや、……可能性は考えておくべきだ」
子供達のゆくえ
ヴィキ
なるほど
成長してなかったのか
成長してなかったのか
春
そういえば火事現場の子とか茶髪の子はどうだったんだろ 外見12歳くらいだったのかな
ヴィキ
火事現場の子は、少女だったような
KP
茶髪のは青年。火事現場のは少女です。
春
外見まちまち~!
結城 晃
浚われた少年少女は皆10代前後だけど、今出てきている彼らの末路(?)と思われるvoidはばらばらなのか。
ヴィキ
そもそも、元の当人と同じ姿である必要もないかもしれないし
結城 晃
そうではあるなぁー
彼らは覚えているのか。
彼らは覚えているのか。
田尾 麗
こっそり過去の発言を修正するのだった(コソコソ)
KP
あるある(修正大魔王)
結城 晃
イイジャナイ。それがテキセの良いところ。
私なんかログ作るときにシレッと言い間違い直してたりするから!
私なんかログ作るときにシレッと言い間違い直してたりするから!
春
あるある
KP
それはログ作成者の特権! いつもありがとうございます
春
いつもお世話になっておりますーーー!!!
結城 晃
シレッとかっこいい台詞を追加……はさすがにしていません。
田尾 麗
しれーっと心ちゃんについて言及するのは、これ春とかには言ってなかったなーと田尾が思ったから。
結城 晃
できるときにガンガン共有しとかないと後で困るからなぁ~
春
まあ相棒ならしってるよな~~とはおもった!
田尾 麗
中の人はどのへんで出そうかなーと思ってた
田尾的には先に白瀬の妹だと分かれば、怒られないで済むかなって!(ちがうそうじゃない)
田尾的には先に白瀬の妹だと分かれば、怒られないで済むかなって!(ちがうそうじゃない)
春
「……っと、そうです、キョウ」
空気を切り替えるように、ぽん、とわざとらしく手を打つ
空気を切り替えるように、ぽん、とわざとらしく手を打つ
KP
重たくなった空気の中に、手を打つ音が響く。
春
「1年前にわたしが警察に潜り込む時のトラブル。アレ、襲撃を受けたって話でしたよね」
キョウ
「ああ、そうだったな」
春
「警察の方が忙しくなってあんまり気にしてませんでしたけど、アレ、何か調査に進展ありました?」
キョウ
キョウは小さく首を振る。
春
「……一応聞いておくんですけど、あの時のわたしの運送って正規ルートじゃないですよね、たぶん」
キョウ
頷く。
春
「…………思いっきりわたしらの動きバレてるってことじゃないですか、それ」
漏れ?
春
これはこれで謎なんだよなー
なんで田尾さんのパートナーとして認可されたのか、隠蔽で警察動かしてる側としては春を泳がしておく理由ないし
なんで田尾さんのパートナーとして認可されたのか、隠蔽で警察動かしてる側としては春を泳がしておく理由ないし
結城 晃
ここにも内通者がいるか、狂言か
黒田さんと組んでたとか?
黒田さんと組んでたとか?
春
謎が多い………
キョウ
「だが、今まで明確な妨害はなかった。……この時点まで泳がされていたとすれば、理由が分からない」
春
「仮に隠蔽側の手だとしても、キョウの元から送られたわたしが、相棒のパートナーになる流れを許可するのも……不自然、ですしね」
キョウ
「ああ。そこまで含めて手の内だとすれば、余計に意図が分からない……。リスクは覚えたが、あのまま決行するしかなかった」
春
「……ううん、謎が多いですねえ。わたしに何か仕込まれているならリト達が気づいてるはずですし」
リト
「ええ、そうよ。メンテナンスの時に確認したわ」
春
「……………。なんか、嫌な流れですね。この状況まで仕組まれてそうで」
キョウ
「…………」
『春』が存在した理由
結城 晃
黒田さんと組んで狂言ルートはなしか。
春
最悪は、春自身が自覚していないスパイウェアみたいなものを仕込まれてて歩く情報漏洩装置になってる可能性ですかねHAHAHA
結城 晃
それもありうるのよねー
ヴィキ
黒田さんが過去の事件にどう絡んでいたか、そして彼がどう動いていたか、かなぁ
結城 晃
そのへんはキョウさんに訊いて少しは分からないかなと思っている。
田尾 麗
そうなんですよねー
黒田さん、あなたいったい何者なのぉ……
黒田さん、あなたいったい何者なのぉ……
ヴィキ
あれ?
そういえばなんで春先輩は警察に送り込まれようとしてたんだっけ?
そういえばなんで春先輩は警察に送り込まれようとしてたんだっけ?
春
捜査情報横流しするぜひゃっはー!!!
田尾 麗
そのまんまなんだよなぁw
ヴィキ
あくまでそれだけか
春
パートナーロボット制が始まったからその隙を突けるぜええ~~~~
田尾 麗
でも襲撃されたぜぇ~~~~~~
KP
そりゃだって警察を辞めて地下に潜ってとにかく情報が手に入らない現状、警察の捜査情報は喉ハンドだもの
結城 晃
そのまま正規ルートで入ったならともかく、ゴミ捨て場のロボ採用って明らかにおかしいんよな。
田尾 麗
アンドロイド拾ったぜぇ~~~~ヒャッハー! ってわけにはいきませんからね。本来は
ヴィキ
とすると
黒幕(?)か誰かはわからないけれど、誰かの意図で敢えて受け入れられた可能性大だよね、やっぱし
黒幕(?)か誰かはわからないけれど、誰かの意図で敢えて受け入れられた可能性大だよね、やっぱし
結城 晃
『レナさんだから』採用された可能性が高いよな。
ヴィキ
それを判断したのが誰かだ
結城 晃
xナンバーで謎組織の息がかかったレナさん。
ヴィキ
そういえば、黒田さんとキョウ、田尾さんって知り合いなんでしたっけ?
結城 晃
黒田さんの後任だから知り合いではあるんじゃないかなぁ?
しらんけど。
しらんけど。
春
田尾さんが黒田さんから引継ぎでしたっけね
引き継ぎ書類が名前ブランクになってたのこわいけど
引き継ぎ書類が名前ブランクになってたのこわいけど
ヴィキ
ドロ課に配属されたり、あまつさえ田尾さんのバディにされたとすると
意図的なのは明らかとして、黒田さんの采配ではないのかな
意図的なのは明らかとして、黒田さんの采配ではないのかな
田尾 麗
えーっと確認しますね?
田尾 麗
こうなると黒田さんが犯人捜しに俺を任命したのも、目的があってかもしらんなぁ
俺を泳がせておけばいずれスパローにたどり着く的算段はあったかもしれない。
KPさん、自分たちと黒田さんの関係は10年前の捜査の上司部下って認識でよかったですよね?
黒田さんが外されたから、自分らも捜査から外れたって認識であってます?
俺を泳がせておけばいずれスパローにたどり着く的算段はあったかもしれない。
KPさん、自分たちと黒田さんの関係は10年前の捜査の上司部下って認識でよかったですよね?
黒田さんが外されたから、自分らも捜査から外れたって認識であってます?
KP
それで合っています。「外されたから」というより、全員揃って「捜査打ち切りな」って上から通達が来てストップになっています。
田尾 麗
了解です。
となると、自分たちは打ち切りと聞いてたけど、書類上は誰かに引き継がれてるってことになってる(名前ないけど)ってことですかね?
となると、自分たちは打ち切りと聞いてたけど、書類上は誰かに引き継がれてるってことになってる(名前ないけど)ってことですかね?
KP
名前がないってことは打ち切りなんじゃないかな? と思ってもよい。書式上そうなってる感じ。
田尾 麗
あーなるほどですね。了解です。
春
「実は、昨晩の内にもうひとつ、不自然なことを発見しました」
「皆さん、気づいていますか。いつのまにか、何かの起動音のような低い音が建物内に響くようになっている」
「皆さん、気づいていますか。いつのまにか、何かの起動音のような低い音が建物内に響くようになっている」
キョウ
「……何?」
キョウが腰を浮かせて周囲を見回した。
キョウが腰を浮かせて周囲を見回した。
ヴィキ
「……そういえば」
「低周波のようなものが感じられます」
「低周波のようなものが感じられます」
KP
生活するアンドロイドたちの物音と自分たちの声にまぎれて、言われなければ気づくことはなかっただろう。
結城 晃
「そうなのか? 暖房がついているときみたいな?」
ヴィキ
「ええ、そうです」
「機械の駆動音のような……」
「施設のものであるかと考えていたんですが」
「機械の駆動音のような……」
「施設のものであるかと考えていたんですが」
春
「ちなみに、我々がここに逃げ延びた際には鳴っていませんでした」
キョウ
「ああ、そうだ、こんな音はしていなかった……。ニト、リト、調べるぞ」
つなげないで
ヴィキ
双子の名前見る度に『お値段以上』って空目する
結城 晃
ニトリ♪
春
「音源の場所は既に突き止めています。……あの、皆さんもついてきていただいてよろしいですか。準備が整ってからで大丈夫ですので」
「今まで起こらなかったことが起きている。そして、最も目に見える『変化』は……あなた達の到来、ですから」
「今まで起こらなかったことが起きている。そして、最も目に見える『変化』は……あなた達の到来、ですから」
結城 晃
皿を片付けてテーブル拭き終わったとこだ。
いつでも行けるぞ。
いつでも行けるぞ。
ヴィキ
「私たち、ですか」
もちろんエプロン着けてお手伝いしている
もちろんエプロン着けてお手伝いしている
結城 晃
ヴィキにはありがとうと礼を言う。
ヴィキ
どういたしまして、と微笑みを返す
セーブしますか?
結城 晃
セーブしてからいった方が良さそうなメッセージだな。
春
実際まだ皆から共有したいことあるだろうしなあーというセーブポイント
田尾 麗
Loading…☆
結城 晃
先に共有するべきかな?
春
どちらでも! 通信機能が妨害されなければVOIDを介していつでも共有は出来るでしょうしね
KP
では、その場所への道を歩きながら共有する感じでいきましょうか。
春
はーい!
たぶん私は共有するべきことは吐き出し切った……はず……!
たぶん私は共有するべきことは吐き出し切った……はず……!
田尾 麗
俺も黒田さん回りを確認したぜぇ
自分たちと黒田さんの関係は10年前の捜査の上司部下の関係。
捜査が打ち切りになったから、全員止めざるを得なかった。
まあ俺と白瀬氏はゆうこと聞かんでおったから、左遷されたんやけどな!!
って感じですね。
自分たちと黒田さんの関係は10年前の捜査の上司部下の関係。
捜査が打ち切りになったから、全員止めざるを得なかった。
まあ俺と白瀬氏はゆうこと聞かんでおったから、左遷されたんやけどな!!
って感じですね。
春
ドロ課、思った以上に因縁が渦巻いてたなあという
ヴィキ
とすると、黒田さん捜査活動再始動! って感じで田尾さんを呼び戻した感じか
結城 晃
「キョウさん、ひとつお訊きしたいことがあるんですが、黒田さんについてご存知ですか」
歩きながら問いかける。
歩きながら問いかける。
キョウ
「黒田さんか。……ああ、知っている。十年前、俺達の上についてくれていた。……刺された、と言っていたな」
結城 晃
「例の事件の調査の時もご一緒に?」
キョウ
「そうだ」
KP
貴方達は道を歩きながら、そんな話をする。
結城 晃
「つかぬ事をお伺いしますが……黒田さん、何か、とてつもなく落ち込んだりしていた時期はありませんでしたか」
「大体10数年前かなと思うんですが」
「大体10数年前かなと思うんですが」
キョウ
「十数年前? いや、分からないな……。その時はまだ、俺達の上にはいなかったからな」
結城 晃
「そうですか……」
「あとは、そうだな、俺を引取ってくれたときの話などは、ご存じないんでしたよね」
「あとは、そうだな、俺を引取ってくれたときの話などは、ご存じないんでしたよね」
キョウ
「ああ」
キョウの低い声とあなたの話し声が、通路に僅かに響いた。
キョウの低い声とあなたの話し声が、通路に僅かに響いた。
結城 晃
「天城家の調査時には黒田さんはいなかったんでしょうか」
キョウ
「あの時か? そうだな、直接動いたのは俺達だったはずだ」
結城 晃
「黒田さんはその時にはまだ捜査をしていたんですか?」
キョウ
「あの時から、指揮を取ってくれていたな」
結城 晃
「その時から?」
キョウ
「そうだ、係長でこそなかったがな」
結城 晃
「火事が起きた家が調査の始まりだったんですか?」
キョウ
「そうだな、あの辺りが始まりだった気がする……」
結城 晃
「……そうですか、ありがとうございます……」
俺の夢は情報です
結城 晃
ついでにお二人にも黒田さん自殺未遂!? を共有しておきたいかなー。
しかし子供もいるので耳打ちとかで。
しかし所詮は俺の夢なんだけど。
しかし子供もいるので耳打ちとかで。
しかし所詮は俺の夢なんだけど。
田尾 麗
夢は大事
結城 晃
VOIDの記録ならともかく、人の夢、だからなぁー。
田尾 麗
何かの糸口になるやもですしおすし
結城 晃
ゲーム的には糸口になるに決まってるんだけど、リアルで「俺昨日こういう夢見たからさー」って情報として話してくる奴やばいなって……
KP
そういう手掛かりってCoC的にはぜったいなにかあるんだけど共有しにくいよね!
春
まあ記憶喪失という境遇でブーストかけてきましょ!
田尾 麗
記憶喪失ブーストイイね!
ヴィキ
それ言ったら、ワイなんて与えられた情報全部夢やで!
春
ふふふwwww
結城 晃
君はVOIDだから、何らかの意味があるだろう。
人間の夢には意味がないことの方がほとんどなんだ!
人間の夢には意味がないことの方がほとんどなんだ!
田尾 麗
俺は夢からはぶられてるよ!(連携することない)
春
わたしなんて誰に干渉されたか捏造されたかもわからない記憶データやで!!
結城 晃
それはそれで良しにつけ悪しきにつけ情報なんだよなぁー
春
こうなったら我々で夢占いを極めるしか
結城 晃
そろそろ結城の夢にガンダムが混じり始めるかも知れない。
ヴィキ
「相棒、私お料理できるようになりました!」
「料理は火力!」
叫び、ゴッドフィンガーで目玉焼きを炭に変えてゆくヴィキ
という夢
「料理は火力!」
叫び、ゴッドフィンガーで目玉焼きを炭に変えてゆくヴィキ
という夢
結城 晃
「うーんうーん」
春
おお! みよ! ヴィキさんの手に握られた卵を!
ヴィキ
おおブッダ!
これが目玉焼きだというのですか!
これが目玉焼きだというのですか!
春
ボイド握力によって発生する途方もない熱量が卵をみるみる内に炭化させていく!
結城 晃
「やめろ、そのタマゴは……1パック300円するちょっぴり高級タマゴなんだーッ!」
田尾 麗
高級卵を炭に……
田尾 麗
俺は俺で今日一日は白瀬君をジト目で見続けてやる……
※昨日言いかけたことなんじゃらほい
※昨日言いかけたことなんじゃらほい
KP
ジーーーー
田尾 麗
俺が死んでもーとかアンドロイドになってもーっていうんだったら多少なりとも怒る気がしてますし。
KP
それはそう。
田尾 麗
わたしがおばさんになっても♪的な報告ならまあ、そうかってなるんだけど……
そんなわけはなかろうて!!
そんなわけはなかろうて!!
ヴィキ
「キョウさん。横から失礼します」
「私からも、お尋ねしてよろしいですか?」
「私からも、お尋ねしてよろしいですか?」
キョウ
「構わない」
ヴィキ
携帯端末を取り出し、自らと無線接続する
「こちらの方々について、もしご記憶でしたらどのようなことでも教えていただきたいのですが」
差し出す端末には、現在の黄海さんと、黄海さんのデスクから見つけた写真、そして自らの昨晩の夢で現れた金髪の少女の姿の静止画像
「こちらの方々について、もしご記憶でしたらどのようなことでも教えていただきたいのですが」
差し出す端末には、現在の黄海さんと、黄海さんのデスクから見つけた写真、そして自らの昨晩の夢で現れた金髪の少女の姿の静止画像
キョウ
いや、と彼は首を振る。あなたたちが知っていること以上に、心当たりはないようだ。
ヴィキ
ちぇー>表
KP
そんな話をしていると、長い廊下の先、倉庫として使われているらしい雑然とした部屋に辿り着く。ごちゃごちゃと詰め込まれた物の間に、大きな扉と、両側に配置された手くらいの大きさのパネルが見えた。
ニト
「この扉、僕たちがここに来たときからあるけどずっと開かないんだ。無理やり開けようとしたけど無理だったしさ。こんな音もしなかったし」
KP
そう話しているときだった。
結城さんとヴィキさんが倉庫に足を踏み入れた瞬間、急に音声が流れる。
『パネルに手を合わせてください』
結城さんとヴィキさんが倉庫に足を踏み入れた瞬間、急に音声が流れる。
『パネルに手を合わせてください』
ヴィキ
ちょっとビクッとする
結城 晃
「……は?」
今期の覇権
田尾 麗
親切設計やった!
ヴィキ
この中にガンダムが……(ドキドキ
結城 晃
二人で乗り込んで戦えば良いの?
春
ちょっとぴっちりめなボディスーツとか配給される感じ?
ヴィキ
装着するときに、めっちゃ締め上げられるやつ
田尾 麗
今期の覇権はこれで決まり!
ヴィキ
二人乗りのロボ……
アニメだったらダーリン・イン・ザ・フランキスとか
アニメだったらダーリン・イン・ザ・フランキスとか
春
VOIDタックルで全てを蹴散らせ!
結城さんとヴィキさんの二人に反応って所があからさまに不穏でこわいな……
結城さんとヴィキさんの二人に反応って所があからさまに不穏でこわいな……
田尾 麗
わかる
結城 晃
普通に考えて反応する『はずがない』二人なんだよな。
春
なんらかの形でかかわっていたとしても、被験者とかそういう立場じゃロック解除の登録されてるはずもないしな~
田尾 麗
ですよねぇ
結城 晃
ここには特大の爆弾があるのは確定だろうが、誰に当たる爆弾なのかなー
我々二人は確定かなー
我々二人は確定かなー
ヴィキ
「パネル……?」
春
「………やっぱり」
KP
扉の両側に設置されたパネルが、薄く光っている。
ヴィキ
「春先輩、おっしゃっていたのはこの扉ですか?」
春
「うん、そうだよ。昨日わたしが試した時はこんな反応なかったんだけどなあー」
ニト
「えっ何だこれ、なあなあやってみてよ」ニトが期待に目を輝かせて二人を見る。
ヴィキ
「えっ」
「私ですか?」
「私ですか?」
結城 晃
「いや、いくら何でも俺はないだろう」
ヴィキ
声が被る
キョウ
「俺達はここを倉庫にしていたが、こんな反応はなかった」
春
「見てみてくださいよ」
「このパネル、両側にひとつずつあるでしょ?」
「見るからに二人同時に認証してください、って配置なんですよねえ」
「このパネル、両側にひとつずつあるでしょ?」
「見るからに二人同時に認証してください、って配置なんですよねえ」
結城 晃
「関係ある理由が分からない」
「そもそも何なんですかここは」
「そもそも何なんですかここは」
ヴィキ
相棒の言葉に、春先輩とキョウさんの顔を見る
春
「なんなんでしょうね? キョウ、あれから何かわかりました?」
キョウ
彼は小さく首を振る。
ニト
「なあなあなあ、やってみてくれよー!」
ニトが元気にジャンプする。
ニトが元気にジャンプする。
結城 晃
「まったく、俺が反応するわけないだろ……」
言いながらも進み出る。
言いながらも進み出る。
ヴィキ
なんとなく、相棒について出る
自らの左手を見て、それから相棒の顔を見る
自らの左手を見て、それから相棒の顔を見る
青木 玲斗
青木が不安そうなような気になるような様子で、進み出る二人を見ていた。
ifでも青木ィィィ
春
ところでふと思ったんですけど
これ春が青木さんのメンテ受けてるパターンだったら、記憶の復旧でめちゃくちゃ青木さん疑われてたんだろうなーって
これ春が青木さんのメンテ受けてるパターンだったら、記憶の復旧でめちゃくちゃ青木さん疑われてたんだろうなーって
田尾 麗
たしかにぃ
結城 晃
あ、受けるか受けないかって選べたのか。
春
あ、そこはえらべない!
なので完全に『ない』IFの与太話(
なので完全に『ない』IFの与太話(
結城 晃
「左右両方やってみれば納得します?」
言いながらパネルに触れる。
そんなわきゃねーだろう、としか思えない。
言いながらパネルに触れる。
そんなわきゃねーだろう、としか思えない。
フライング
KP
──二人がパネルに手を合わせると、自動ドアのように扉がガシャンと音を立てて開いた。
ヴィキ
あっ、まだ触れてなかったのにw
KP
あっ失礼w
フライングしちゃった
フライングしちゃった
ヴィキ
またガシャンて閉まったw
春
なあにいつものでは修正依頼出せる!
結城 晃
ここたたんでしまっとくね。
KP
お願いします
ヴィキ
いえ、大丈夫です
ヴィキ
相棒がそうしたのを見て、恐る恐る己の左手を、左側のパネルに当てる
KP
──二人がパネルに手を合わせると、自動ドアのように扉がガシャンと音を立てて開いた。
中をのぞけば、薄暗い廊下が続いている。
中をのぞけば、薄暗い廊下が続いている。
ヴィキ
「わ、開いた」
少し魔の抜けたような拍子で、声を出す
少し魔の抜けたような拍子で、声を出す
結城 晃
「……は???」
春
「…………ワオ」
キョウ
「これは……、お前達、ここに関係があったのか?」
キョウが驚いた様子で二人に聞く。
キョウが驚いた様子で二人に聞く。
結城 晃
「知りませんよ! 何だこれ」
ヴィキ
「ええと……」
背後のキョウさんたちを振り返り
「なんだか、ごめんなさい」
背後のキョウさんたちを振り返り
「なんだか、ごめんなさい」
キョウ
「いや、構わない。俺達も、この扉は開けることができないままだったんだ」
青木 玲斗
「で、でも、ヴィキさんは最新型で、新しくできたはずで」
ヴィキ
「そ、そうですよ。私はつい1週間前ほどに初期起動したばかりです」
結城 晃
「これ、開けて良かったんですか? というかそもそも、どうして俺が反応するんですか」
「実は人間なら誰でも良かったんじゃないですか?」
「実は人間なら誰でも良かったんじゃないですか?」
春
「いーえ。昨日相棒とこの扉を発見した時も無反応でしたしね」
田尾 麗
「となると……結城さんの無くなった記憶やヴィキさんの謎の記憶と関係あるんじゃないか?」
ヴィキ
「記憶……」
結城 晃
「! ……行ってみるか……」
春
「……どういうことだろう、これ。わたしも結城さんもヴィキちゃんも、この場所に関係、している?」
ニト
「すっげーーー、隠し研究所だ!」
ニトはいまにも廊下の奥へ突撃しそうだが、止める?
ニトはいまにも廊下の奥へ突撃しそうだが、止める?
結城 晃
「あ、こら、一人で行くな。何があるか分からないんだよ」
止めるよ全力で。
止めるよ全力で。
ニト
「じゃあ早く行こうよ、なあなあー」
ヴィキ
「まったく心当たりはありません……あっ、相棒、待ってください、せめて私の後ろに」
春
「ニト、珍しいものがあったら絶対いじりたくなっちゃうでしょう?」
ニト
「おう!」
春
「一通り調べるまでは我慢してくださいねー」よしよしと頭を撫でる
手を繋いでおきましょ
手を繋いでおきましょ
ニト
「ちぇー、分かったよー」手を繋がれる。
田尾 麗
「せめて最初の状態を確認してからいじってくれ……」
現場保存、大事。
現場保存、大事。
ヴィキ
「それでは……」
「春先輩、バックアップをお願いします」
一応、警戒しながら奥へと先導します
「春先輩、バックアップをお願いします」
一応、警戒しながら奥へと先導します
結城 晃
「……よし、行こう」
後に続く。そういや武器はない。
後に続く。そういや武器はない。
春
「了解。……とはいっても武器はないんだけどね」
苦笑しながら、それでも二人を俯瞰するように見る
苦笑しながら、それでも二人を俯瞰するように見る
KP
──廊下を歩いていけば、貴方達に反応するようにランプが点灯していく。
長い廊下を歩き、やがて一つの扉にたどり着く。入り口の扉同様、重厚感がある扉だ。確認すれば鍵はないようで、開けることができるだろう。
開ける?
長い廊下を歩き、やがて一つの扉にたどり着く。入り口の扉同様、重厚感がある扉だ。確認すれば鍵はないようで、開けることができるだろう。
開ける?
ヴィキ
では、肩を当てて、VOIDパワーで
結城 晃
この先に何が待っているというのだろう。
KP
ギリ、ギリギリギリ、と扉が音を立て、ゆっくりと開いていく。
扉を開けばまず、たくさんのモニターが貴方達の目に入る。それらは未だチカチカと明かりがついており、なんとか電力が保たれている様子だ。
床にはたくさんの紙類が散乱しており地面が見えないほどだ。またテーブルにはノートPCがひとつ、置かれている。
扉を開けばまず、たくさんのモニターが貴方達の目に入る。それらは未だチカチカと明かりがついており、なんとか電力が保たれている様子だ。
床にはたくさんの紙類が散乱しており地面が見えないほどだ。またテーブルにはノートPCがひとつ、置かれている。
キョウ
「何だ、ここは……」
結城 晃
「この部屋、生きているのか」
春
「……これは……」
ヴィキ
部屋の中を見渡している
結城 晃
モニターには何が映っているんだろう?
KP
モニターを確認するならば、そこにはノイズに紛れて何らかの映像が映りかけているようだ。〈機械修理〉で復元できるだろう。
機械修理
結城 晃
そんなものない。
ヴィキ
CCB<=63 〈機械修理〉 (1D100<=63) > 37 > 成功
春
つよい
田尾 麗
おっさすが!
ヴィキ
自分修理用
結城 晃
なるほど
春
ではこちらは吸い寄せられるようにノートPCの方に向かってましょう
田尾 麗
じゃあ春についていくか。
結城 晃
ヴィキの横でモニターを見つめている。
KP
ブン、と微かな音。モニターが何かの処理ログを吐き出し始めると、貴方達の前に、ホログラムが形成されてゆく。
──それは四十代ほどの男性の姿だった。
──それは四十代ほどの男性の姿だった。
ホラー
春
これで全部のモニターに結城さんの部屋の映像が流れ始めたら恐怖だった
田尾 麗
それはたしかに
結城 晃
こえぇぇよ!
KP
ホログラムのその姿、そしてその声には懐かしさがあった。夢で共に小さなロボットを組み立てた、あの男性だ。
結城 晃
うーん、お父さんかどうかは分からないんですよね?
雪の時は「父親」を探していたけど。
雪の時は「父親」を探していたけど。
KP
夢の中では不明でしたね。
結城 晃
あれ、そうなのか。
あ、いいんだ。修理中は父だという認識はなかった、ということですね。OKOK
あ、いいんだ。修理中は父だという認識はなかった、ということですね。OKOK
KP
あの時点ではちょっと夢の記憶がぼんやりしていた。
ヴィキ
見覚えはありますか?
KP
ヴィキさん。
ホログラムのその姿、そしてその声には覚えがあった。自らをウイルスと名乗った、あの男性だ。
ホログラムのその姿、そしてその声には覚えがあった。自らをウイルスと名乗った、あの男性だ。
ヴィキ
やっぱそうかぁぁぁぁぁ
結城 晃
「あれ……」
ヴィキ
「……ウィルス、さん」
その姿を見て、小さく呟いた
その姿を見て、小さく呟いた
結城 晃
「ウィルス?」
「この人、ウィルス、って、いうのか?」
「この人、ウィルス、って、いうのか?」
ヴィキ
「あ、いえ……」
首を振り
首を振り
結城 晃
「俺、この顔、知ってる……」
呆然とホログラムを見つめている。
呆然とホログラムを見つめている。
ヴィキ
その言葉に、相棒の顔を見る
「相棒、覚えていますか? 私が、初回起動の直前に、幻のような光景を見た、と話したことを」
「そこで、自らをウィルスのようなもの、と名乗った―――それが、彼、です」
「相棒、覚えていますか? 私が、初回起動の直前に、幻のような光景を見た、と話したことを」
「そこで、自らをウィルスのようなもの、と名乗った―――それが、彼、です」
結城 晃
「なんだって……」
驚くが、天城の言葉を聞かなければならない。
ひとまず疑問は脇に置いた。
驚くが、天城の言葉を聞かなければならない。
ひとまず疑問は脇に置いた。
天城 圭一
「よくここまで来てくれた。私の名前は天城圭一という。ゆっくり自己紹介をしたいところだが、あいにくあまり時間が残されていないのでね」
ホログラムの形成が終わると、彼はゆっくりと口を開いた。
「私のことは、1人の物好きな科学者とでも思ってくれればいいさ。いつかここに僕の息子、親友の娘、そして、勇気ある仲間が来てくれることを願って、このメッセージを残す」
ホログラムの形成が終わると、彼はゆっくりと口を開いた。
「私のことは、1人の物好きな科学者とでも思ってくれればいいさ。いつかここに僕の息子、親友の娘、そして、勇気ある仲間が来てくれることを願って、このメッセージを残す」
結城 晃
「俺の……とう……さん……?」
ヴィキ
「親友の、娘……」
天城
春
天城さんここでくるか~
田尾 麗
ご本人(ホロ)登場
春
ノーパソ持ったままお話に突入しても良いかな~(その辺の話を自然に聞けるのここくらいしかなさそう)
ヴィキ
流石に音声流れ始めたらみなさん注目してくださるのではw
春
それもそっか!!!
KP
突然音声とホログラムが出てくるから「なんぞ?」ってなるのでは
天城 圭一
「私の親友、有馬真二を止めてほしい」
貴方達の驚きにかまわず、メッセージは続く。
貴方達の驚きにかまわず、メッセージは続く。
春
「……ワオ。ビッグネームがこんな所で」
有馬とは
田尾 麗
見える、みえるぞ!
春
うわあー凄い単語のオンパレード
田尾 麗
わぁ……
ヴィキ
有馬って誰だっけ
春
リボット社の社長(たしか)
ヴィキ
おっと
田尾 麗
たしか
春
い、陰謀を感じる~~~~~~~
ヴィキ
あ~
共同開発者だったのか?
それで家族ぐるみのおつきあいだったのか
共同開発者だったのか?
それで家族ぐるみのおつきあいだったのか
田尾 麗
ぽいですね
春
かもですねえ
天城 圭一
「彼は今、恐ろしい計画を実行しようとしている。彼を止めなければやがてこの世界は、この国を中心にとんでもない方向に変わってしまうだろう。詳しい内容を説明する時間はない、だから彼の、彼らの拠点の住所をここに残す」
地図が映し出される。
「先程も言った通り、私と有馬は親友だった。私たちは共にVOIDを開発し、そしてX000は完成した」
地図が映し出される。
「先程も言った通り、私と有馬は親友だった。私たちは共にVOIDを開発し、そしてX000は完成した」
春
「……X、000………」
関係性
ヴィキ
春先輩、呼ばれてますよ
春
お……お父様!?!?
田尾 麗
あらあら
結城 晃
エエエエ
春
やっぱり結城さん、わたしと兄弟だったのか……
田尾 麗
やはり素敵な初代様
ヴィキ
おばあちゃんだった
結城 晃
えぇー
ヴィキは有馬の娘だよな?
ヴィキは有馬の娘だよな?
ヴィキ
そうなるだろね
少なくとも中の人は
少なくとも中の人は
結城 晃
でもVOID
天城 圭一
「彼は優秀な科学者だった。しかし彼は変わってしまった。アンドロイドを愛していた彼はいつか、アンドロイドをただの道具として見るようになったのだ」
「私は彼を救いたかった、でも間に合わなかった。……責任を押しつけることになってすまない、しかし人類の希望は、今この映像を見ている君たちにかかっている」
「彼を止める為に、私もできる限りのものを残したつもりだ。
それは……」
「私は彼を救いたかった、でも間に合わなかった。……責任を押しつけることになってすまない、しかし人類の希望は、今この映像を見ている君たちにかかっている」
「彼を止める為に、私もできる限りのものを残したつもりだ。
それは……」
KP
そう言いかけたところでザザッとノイズが走り、モニターは黒く染まってしまう。どうやら故障したようだ。
ヴィキ
「あ……!」
慌てるように端末に取り付き、再度修復を試みる
慌てるように端末に取り付き、再度修復を試みる
結城 晃
「……頼む、ヴィキ!」
「俺たちはもっと詳しく知らなきゃいけない!」
「俺たちはもっと詳しく知らなきゃいけない!」
田尾 麗
「……」
KP
ヴィキさん。薄々と思っていたことが、外の存在から明確化された形になるだろう。“僕の息子と、有馬の娘” そう、彼は言った。一週間前に起動したはずのあなたは、この場所と繋がっていたのだ──
SANチェック、1d3/1d6。
SANチェック、1d3/1d6。
ヴィキ
CCB<=84 SANチェック (1D100<=84) > 69 > 成功
1d3
1d3
結城 晃
つおい
ヴィキ
1d3 (1D3) > 1
びくともしない
びくともしない
田尾 麗
つよつよぉ
春
つおい
ヴィキ
なぜなら、昨晩相棒に強い心をもらったから!(キラーン
[ ヴィキ ] SAN : 84 → 83
[ ヴィキ ] SAN : 84 → 83
KP
モニターを確認するならばそれは古いもので、故障してしまっているようだ。直すとすれば時間がかかるだろう。
ヴィキ
おそらくは、そうであったのだろう
そうした予感めいたものはあった
昨夜の、取り乱した自分であれば、強く動揺をしていたのかもしれない
それでも、今の自分は、昨夜までの自分ではない
事実を受け止め、ただ前へと歩を進めるだけだ
「……ダメです。サーキットがショートしてしまっています」
「周囲の機器からパーツを流用することは可能でしょうが、時間が掛かります」
そうした予感めいたものはあった
昨夜の、取り乱した自分であれば、強く動揺をしていたのかもしれない
それでも、今の自分は、昨夜までの自分ではない
事実を受け止め、ただ前へと歩を進めるだけだ
「……ダメです。サーキットがショートしてしまっています」
「周囲の機器からパーツを流用することは可能でしょうが、時間が掛かります」
結城 晃
「……くそっ」
春
「………いやはや、今明かされるしょーげきの真実! というか、とんだ爆弾発言と言うか」
結城 晃
「何とかならないのか、だって、俺と、君と……春さんの過去にまで!」
ヴィキ
「大丈夫です。相棒」
言いながら、モニタに表示されていた地図を、自らの端末に映し出す
「糸は、まだ途切れてはいません」
「今はただ、この場所で知ることのできる情報を得て、そしてこの地図の場所へと向かうだけです」
言いながら、モニタに表示されていた地図を、自らの端末に映し出す
「糸は、まだ途切れてはいません」
「今はただ、この場所で知ることのできる情報を得て、そしてこの地図の場所へと向かうだけです」
青木 玲斗
「……あの、俺がやってみます。時間はかかるでしょうが、直せるかもしれません」
「皆さんは、この場所へ」
「皆さんは、この場所へ」
ヴィキ
「青木さん……」
結城 晃
「ああ、そうだ、ああ、考える……」
落ち着こうと深呼吸を繰り返す。
落ち着こうと深呼吸を繰り返す。
フラグ
結城 晃
また俺の親父がフラグ立ててる。
田尾 麗
フラグ乱立しはる
春
結城さんとヴィキさんがここに来たのまーーーじで何かの意思感じちゃう
結城 晃
完全に導かれてるな
田尾 麗
ですねえ
ヴィキ
第V章~導かれし者たち~
結城 晃
俺勇者ー。家焼かれてるしー
春
導かれし者たちの勇者も村焼きされてるしなあ……
ヴィキ
記憶失ってるから、デスピサロかな(進化の秘宝使用後)
田尾 麗
結城晃は勇者である。
春
わたしは………なんだ………??
ヴィキさんがデスピサロなら魔物(VOID)の祖ってことでエスタークになっちゃおうかな
ヴィキさんがデスピサロなら魔物(VOID)の祖ってことでエスタークになっちゃおうかな
結城 晃
敵しかいない件について。
ヴィキ
裏ボス!
田尾 麗
www
ヴィキ
でぇじょぶだ、エスタークなら 1ターンキルすれば仲間になる!
なお
なお
春
グゴゴゴゴゴゴ……だれだ? わたしのねむりをさまたげるものは?(キョウさん起動時)
結城 晃
こえぇーよ
連射で1ターンキルされる予感。
連射で1ターンキルされる予感。
春
「まーまー、そう焦らないでくださいよ皆さん」
「ほら、まだ何か手掛かりがありそうなもの、あるでしょう?」
ノートパソコンを持ちあげて見せる
「ほら、まだ何か手掛かりがありそうなもの、あるでしょう?」
ノートパソコンを持ちあげて見せる
ヴィキ
「ありがとうございます、春先輩」
KP
かなり古い型のノートPCだ。まだ電源はつくようで、中を見てみれば、ドキュメント管理ソフトウェアのショートカットが目に入った。
起動してみれば、そこには誰かの日記が収められていた。
見てみる?
起動してみれば、そこには誰かの日記が収められていた。
見てみる?
春
データのコピーを自身に取りながら見てみます~
田尾 麗
しれっと覗いてますー
結城 晃
見るよ!!
ヴィキ
シンゴジばりにノートPCに殺到する人たち
結城 晃
情報に飢えてんだ。
田尾 麗
いいところで壊れるから
KP
その日記は2015年から始まっている。随分と長い間記録してあることから几帳面な性格が伺えるだろう。PCは流石に新調しているのか、2015年の型ではなかったが。
結城 晃
35年前からか。
2015年○月×日
今日は高校でクラス替えがあった。正直興味はない。僕は勉強ができればそれでいいし、クラスメイトは話が合わない。はやく大学に行ってもっと本格的に勉強したい。
今日は高校でクラス替えがあった。正直興味はない。僕は勉強ができればそれでいいし、クラスメイトは話が合わない。はやく大学に行ってもっと本格的に勉強したい。
結城 晃
「……」やたら親近感。
2015年○月×日
今日クラスメイトの1人に話しかけられた。名前は天城圭一というらしい。
どうせ他の奴らと変わらないだろうと思っていたが、どうやら違うらしかった。彼はメカトロニクス、ロボットについて興味があるようで、自作のロボットを僕に見せてきた。
ロボットなんて馬鹿馬鹿しいと思っていたが、彼の話は興味深かった。それにしても、僕に話しかけてくるなんて随分変わったやつだな。
今日クラスメイトの1人に話しかけられた。名前は天城圭一というらしい。
どうせ他の奴らと変わらないだろうと思っていたが、どうやら違うらしかった。彼はメカトロニクス、ロボットについて興味があるようで、自作のロボットを僕に見せてきた。
ロボットなんて馬鹿馬鹿しいと思っていたが、彼の話は興味深かった。それにしても、僕に話しかけてくるなんて随分変わったやつだな。
KP
それからしばらく、彼との日常とクラスメイトへの愚痴、たまに学食のメニュー、そんな話題がつづられる。
ヴィキ
「これ……」
胸元のスカーフを、ぎゅ、と掴む
胸元のスカーフを、ぎゅ、と掴む
結城 晃
「ヴィキの親父さんのか……」
ヴィキ
その言葉に、幻肢痛のように胸を突かれたような衝撃を受けて、肩が揺れる
几帳面
ヴィキ
高校時代からのダイアリーか
これ、おとうやんのか
これ、おとうやんのか
田尾 麗
今赤裸々に語られる
春
物凄く几帳面だあ
2016年○月×日
天城は本当に手がかかる。理系科目は常に満点に近い点数を取るくせに、文系科目、特に英語はからっきしだ。文法はおろか英単語が頭に入ってるかもあやしい。こいつは本当にロボットのことしか頭にないのか? 英語の論文に遭ったらどうするんだ? なぜ僕が焦って当の本人はへらへら笑っているんだ。
天城は本当に手がかかる。理系科目は常に満点に近い点数を取るくせに、文系科目、特に英語はからっきしだ。文法はおろか英単語が頭に入ってるかもあやしい。こいつは本当にロボットのことしか頭にないのか? 英語の論文に遭ったらどうするんだ? なぜ僕が焦って当の本人はへらへら笑っているんだ。
結城 晃
父がご迷惑をおかけしまして。
2017年○月×日
なんとか天城と共に同じ大学に入ることができた。迷ったが結局僕も天城と同じ学科を受験した。2年前までは考えもしていなかったし、僕自身が1番驚いている。
なんとか天城と共に同じ大学に入ることができた。迷ったが結局僕も天城と同じ学科を受験した。2年前までは考えもしていなかったし、僕自身が1番驚いている。
2018年○月×日
毎日が充実している。最初は不安だったがこの分野に決めてよかったと今は思っている。
天城と知り合って数年経ち、最近分かったことがある。天城は天才だ。僕がどんなに知識を増やし研究を続けようと、きっとこいつを超えることはできない。こんなことで弱気になるなんて僕らしくないな。
毎日が充実している。最初は不安だったがこの分野に決めてよかったと今は思っている。
天城と知り合って数年経ち、最近分かったことがある。天城は天才だ。僕がどんなに知識を増やし研究を続けようと、きっとこいつを超えることはできない。こんなことで弱気になるなんて僕らしくないな。
春
一点特化型の天才と万能型の天才は違うんやで!!!
2019年○月×日
天城が突然女性を紹介してきた。こいつの行動はいつも突拍子がなくて困る。彼女も科学者を志しているようで、話すのは楽しかった。
追記。AIがあるから英語はもう大丈夫? 無茶言うな、論文なんて翻訳できるわけないだろう。
天城が突然女性を紹介してきた。こいつの行動はいつも突拍子がなくて困る。彼女も科学者を志しているようで、話すのは楽しかった。
追記。AIがあるから英語はもう大丈夫? 無茶言うな、論文なんて翻訳できるわけないだろう。
技術の進歩
結城 晃
できてるんだよなぁー
田尾 麗
英語ぉ!!
ヴィキ
できらぁっ!
(AI翻訳)
(AI翻訳)
春
英語ぉ~~
2020年○月×日
周りが就職に向けて動く中、天城は私にとあるアンドロイド制作の話を持ちかけてきた。名前はVOIDというらしい。最初は止めようとしたが、天城が見せてきた設計図を見た私は思わず口を閉じてしまった。
それほどまでに彼が作ったこれは、大学生が作ったとは思えないほど素晴らしいプランだった。私は彼の話に乗ることにした。
周りが就職に向けて動く中、天城は私にとあるアンドロイド制作の話を持ちかけてきた。名前はVOIDというらしい。最初は止めようとしたが、天城が見せてきた設計図を見た私は思わず口を閉じてしまった。
それほどまでに彼が作ったこれは、大学生が作ったとは思えないほど素晴らしいプランだった。私は彼の話に乗ることにした。
2021年○月×日
私たちはとうとう会社を立ち上げた。小さな会社だが、ここからがスタートだ。会社名は天城がつけた。ロボットとの共和を目指す会社でリボット社。数年前まで英語で赤点をとっていた男がよくつけたものだ。
私たちはとうとう会社を立ち上げた。小さな会社だが、ここからがスタートだ。会社名は天城がつけた。ロボットとの共和を目指す会社でリボット社。数年前まで英語で赤点をとっていた男がよくつけたものだ。
2025年○月×日
今日大学で知り合った彼女と籍をいれた。1番祝福してくれたのは天城だった。天城がいなければ今日は迎えられなかっただろう。感謝しなければならないな。
今日大学で知り合った彼女と籍をいれた。1番祝福してくれたのは天城だった。天城がいなければ今日は迎えられなかっただろう。感謝しなければならないな。
名前
ヴィキ
これ、人間だった頃の名前を考えておいた方がいいのかな
KP
そうですね、本来だったら名前はそのままなんですが、流石にVIKIはアレなので……。考えておいてもらえると助かります。
ヴィキ
よかった
我がパパ上が変な命名癖のある人になるところだった
やっぱり美姫ちゃんか?
我がパパ上が変な命名癖のある人になるところだった
やっぱり美姫ちゃんか?
春
あらかわいいなまえ
結城 晃
だから日本語の違和感ない名前、だったんだねー
田尾 麗
なるほどですねえ
春
なるほどなあ
たしかにこれで味噌らーめんとかだったらおかしくなるもんな
たしかにこれで味噌らーめんとかだったらおかしくなるもんな
結城 晃
「ウチの娘には味噌ラーメンという名前をつけることにした。味噌ちゃん可愛い」
KP
そもそも刑事の名前が「味噌らーめん」じゃ取調中のカツ丼代が増えない?
ヴィキ
第一話「私は味噌ラーメン」
「お前の名前なんて味噌ラーメンで充分だ!」
「お前の名前なんて味噌ラーメンで充分だ!」
田尾 麗
カオスだぁ
春
味噌らーめん刑事!
ヴィキ
推理に詰まると味噌ラーメン食べて
「エウレーカ!」
って叫ぶ刑事
「エウレーカ!」
って叫ぶ刑事
結城 晃
色物じゃねぇか
春
いつでもどこでも味噌ラーメンを配達してくれる謎の女店員に支えられてそう
ヴィキ
ワトソン役の味噌ラーメン店員
2026年○月×日
第一子が誕生した。初めて抱いた我が子は小さくて、壊れてしまいそうで思わず心配になってしまった。妻はそんな私を笑っていた。妻と相談して夏央と名付けた。どうか健やかに育ってほしい。
第一子が誕生した。初めて抱いた我が子は小さくて、壊れてしまいそうで思わず心配になってしまった。妻はそんな私を笑っていた。妻と相談して夏央と名付けた。どうか健やかに育ってほしい。
黄海さん
ヴィキ
ナツオ
やっぱ黄海さんか~
やっぱ黄海さんか~
結城 晃
ナツオさんいたな。
春
黄海さん来たか~
田尾 麗
ついに判明する、黄海さんのあれそれ
結城 晃
黄海さん今何やってるんだろう。
春
一足先に地図の場所に辿り着いて囚われの女騎士してるかもしれない
2028年○月×日
第二子が誕生。妻によく似た女の子だ。夏央も妹ができたと喜んでいる。ああ、なんと幸せなんだろう。昔はくだらないと思っていたのに。
第二子が誕生。妻によく似た女の子だ。夏央も妹ができたと喜んでいる。ああ、なんと幸せなんだろう。昔はくだらないと思っていたのに。
2029年○月×日
とうとうVOIDが完成した。これならきっと、たくさんの人を助けられる。幸せにできる。ここまで長かったが、諦めないでよかった。型番はX000。きっとこのアンドロイドは、人類の希望になるだろう。
とうとうVOIDが完成した。これならきっと、たくさんの人を助けられる。幸せにできる。ここまで長かったが、諦めないでよかった。型番はX000。きっとこのアンドロイドは、人類の希望になるだろう。
逆転
ヴィキ
トントン拍子に幸せの絶頂なのが不穏
田尾 麗
ほんとうに。こわいわ。
結城 晃
この人、voidへの愛を忘れるんだよね?
春
わたし………21歳だったのか…………
ヴィキ
生まれた順だと春先輩は私の妹ということに
春
おねえちゃん……!
2030年○月×日
VOIDを発表することになった。天城は目立つのは好きじゃない、研究の時間を奪われたくないと表舞台に立つのを嫌がった。説得を続けたが結局私だけが名前を出すことになった。呆れたやつだ。
VOIDを発表することになった。天城は目立つのは好きじゃない、研究の時間を奪われたくないと表舞台に立つのを嫌がった。説得を続けたが結局私だけが名前を出すことになった。呆れたやつだ。
2032年○月×日
今日庭で娘と天城の息子が遊んでいた。同い年ということもあり、仲がいいようで安心した。いつか彼らも科学に興味を持ってくれたら嬉しいと、天城と話した。
今日庭で娘と天城の息子が遊んでいた。同い年ということもあり、仲がいいようで安心した。いつか彼らも科学に興味を持ってくれたら嬉しいと、天城と話した。
KP
………ここで、記載は途切れていた。
結城 晃
「……ああ……あの日の……」
ぽつりと呟く。
ぽつりと呟く。
ヴィキ
「あの光景……」
結城 晃
「そうだったのか……」
KP
X000。いや、“レナ”。
あなたはここから始まったのだ。
あなたは、この世界のVOIDたちの、すべての始まりにいたのだ。
あなたはここから始まったのだ。
あなたは、この世界のVOIDたちの、すべての始まりにいたのだ。
春
「………わたしが……最初のVOID?」
困惑をたっぷりと乗せた呟きが思わず漏れる
困惑をたっぷりと乗せた呟きが思わず漏れる
田尾 麗
「なるほど、それなら型番を見たことがないのも納得いく。」
KP
春さん、あなたは衝撃を受けるだろう。SANチェック、1/1d4。
春
「……いえ、でもこの記述を信じるのであればわたしの製造は21年前のはず……!」
CCB<=61 SANチェック (1D100<=61) > 16 > 成功
[ 春 ] SAN : 61 → 60
CCB<=61 SANチェック (1D100<=61) > 16 > 成功
[ 春 ] SAN : 61 → 60
プロトタイプ
ヴィキ
えらい
春
めずらしく成功してる
結城 晃
みんなつよい
ヴィキ
よくあるプロタイプのが高性能っていうアレ
田尾 麗
メンタルが強化されている!
結城 晃
絆の力だな!
春
相棒と分かり合ったからだな!
田尾 麗
河原で殴り合ったのでね!
春
さすがに困惑するよ!!!!
結城 晃
春さんは完全に純粋なVOIDなんだなぁ。
……たぶん。
……たぶん。
春
おそらくそう 部分的にそう
田尾 麗
また魔人さんが
春
ハルネイター開業しなきゃ
結城 晃
VOIDを娘のように思っていたヴィキパパが、道具のように扱い始めて初期レナの記憶クリアしちゃったとかなのかなぁ?
レナさん何度クリアされてるんだろ。
レナさん何度クリアされてるんだろ。
春
記憶の限り、初めて名付けたのはこころさんなんですよねえ
それまで愛称がなかったのか、前はあったけど消されてるのか
爆弾情報がごーろごろ
それまで愛称がなかったのか、前はあったけど消されてるのか
爆弾情報がごーろごろ
田尾 麗
歩けば爆弾に当たる
ヴィキ
ボンバーマンかな
春
……というか3年前はこの場所で眠ってて、記憶を段々思い出していってるのってもしかして天城さんレナのこと回収して色々仕込んだ?
この場所といいつつこの部屋ではないんだろうけど
この場所といいつつこの部屋ではないんだろうけど
キョウ
「お前は……、ああ、そうだ。かなり古い機体のようだが、それとは裏腹に性能は他のアンドロイドに劣らないどころか、それ以上だった」
「まさか、全ての始まりだった、なんてな……」
「まさか、全ての始まりだった、なんてな……」
春
「……。試作機なので、コスト度外視で作った……とかでしょうか」
KP
周囲に驚きと沈黙が満ちた。青木も、リトも、ニトさえ、ここで明かされた内容を受け止めるのに時間がかかっているようだった。
結城 晃
「父さんが作った、最初のVOID……」
(その息子の俺は、VOID恐怖症か……なんて皮肉だろう)
(その息子の俺は、VOID恐怖症か……なんて皮肉だろう)
ヴィキ
「私の……」
少し、困惑するように首を傾げて
「……妹?」
少し、困惑するように首を傾げて
「……妹?」
春
「……VOIDとしては皆のお姉ちゃんとかになるはずなんですけどねー。凄い複雑な家族関係になりそうだねヴィキお姉ちゃん?」
田尾 麗
「性能の違い……春とそれ以降のVOIDに何かしらの違いがあるのか……?」
思考整理中
思考整理中
ヴィキ
「そう呼ばれると、なんだか頭の中がしっちゃかめっちゃかになりそうですね……やっぱり私にとって、春先輩は春先輩です」
苦笑
苦笑
春
「……あはは、わたしもそれがいーかなぁ。混乱しちゃいそう」頬を掻く
「…………でも、さ」
「わたしがそういう―――ワンオフの機種だったとしたら、さ」
「……わたしの中に、こころちゃん達の映像があったのって、そういうことだよねえ」
特殊な機体が市場に流れることはないだろう。そして、手放したような記述も日記には一応はなかった。
「…………でも、さ」
「わたしがそういう―――ワンオフの機種だったとしたら、さ」
「……わたしの中に、こころちゃん達の映像があったのって、そういうことだよねえ」
特殊な機体が市場に流れることはないだろう。そして、手放したような記述も日記には一応はなかった。
ヴィキ
「……」
結城 晃
「……」
田尾 麗
「……」
キョウ
「……ああ……、そうだ。それは、レナ。お前の、記憶なんだろう」
ヴィキ
それが、指すことはつまり。
春
「……有馬真仁。一気に怪しくなってきましたねえ」
というか事件に関わってたの確定っぽくて普通にショックなんですけど、と溜息を吐く
というか事件に関わってたの確定っぽくて普通にショックなんですけど、と溜息を吐く
ヴィキ
自らが、挙げた仮説を思い出す
「彼に……彼らに、この日記の後に、起きたこと、は……」
「これほどまでに、家族とVOIDへの愛情を持っていた……父を変えてしまった出来事……」
「彼に……彼らに、この日記の後に、起きたこと、は……」
「これほどまでに、家族とVOIDへの愛情を持っていた……父を変えてしまった出来事……」
結城 晃
「事故……」
歴史が修正される
KP
間違えたので修正
春
テキセマジック!
田尾 麗
マジック!!
KP
YES! KPが数字をミスっても大丈夫!
結城 晃
okok! 修正依頼があったら書いておいてくれれば、なかったことにもできるし、はずかしーい記憶を畳んでおくこともできるし、ミスをわざわざ復活させてネタ補完することもできるぞ!
春
>>恥復元<<
KP
ありがとうございます! 数字の間違いは紛らわしいからこのままなかったことに!
ヴィキ
結城さんの中の人に、ジュラルミンケースいっぱいの“お礼“を渡せば、いくらでも修正が可能
べこもちとか
べこもちとか
結城 晃
いいねぇべこもち。
KP
なんですかこのかわいいお餅>べこもち
ヴィキ
うまいゾ!
春
へえーおいしそう
田尾 麗
おいしいですよね、べこもち
春
いいなあー食べてみたい
KP
ですねえ 実物見たいなぁ
KP
ふと、床に散らばった紙の中に、あなたたちは何かの設計図のようなものを見つけた。
詳しく調べるなら、〈目星〉
詳しく調べるなら、〈目星〉
目星
ヴィキ
CCB<=85 〈目星〉 (1D100<=85) > 15 > スペシャル
結城 晃
CCB<=25 〈目星〉 (1D100<=25) > 10 > 成功
田尾 麗
CCB<=85 〈目星〉 (1D100<=85) > 78 > 成功
春
CCB<=35 〈目星〉 (1D100<=35) > 95 > 失敗
ヴィキ
SP
春
あぶなっ
動揺が抜けてませんねコレは あとまた糸目になっちゃったから
動揺が抜けてませんねコレは あとまた糸目になっちゃったから
結城 晃
おし、珍しく成功だ。自分に関係あることだからな!
KP
それは2体のロボットの設計図のようだが、書かれている内容はかなり難しいものばかりなうえに、字が汚くて読めない。
ヴィキ
どんなロボットでしょう
形とか
形とか
春
皆が見つけてみてるのを後ろから覗くぞ~
KP
人型の何かが記載されているように見えるが、図が分割して書かれており、かなり追いかけにくい。
春
「……ロボット? ですかねこれ?」
ヴィキ
「アンドロイド……?」
田尾 麗
「のようにみえるな?」
春
〈コンピューター〉、あるいは〈機械修理〉で整理できないかな。機械系の知識があるってことで
ヴィキ
自分との共通点とか無いかな
KP
ちょっと分からない。なぜかというと、とても内輪な書かれ方をしているのだ。自分たちが分かればOK!! という代物である。
ヴィキ
なるほど
春
こ、これだから天才は~~~~!
KP
ドキュメント化が苦手なタイプの天才
田尾 麗
設計書あるある
KP
【アイデア】をどうぞ。こちらで振ってください。
結城 晃
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 42 > 成功
気付いちゃったー
気付いちゃったー
KP
……何故だろう、貴方は部分的にではあるがこれを読み取ることができる。
そのロボットは構造がVOIDと似ているが、大きさはVOIDの倍以上あるようだ。
また一部文字が掠れて読めないが、このような記述がある。
『このロボットの動力源は人■とア■ドロ■■の■である。真の■がなければこれは動き出すことはない』
そのロボットは構造がVOIDと似ているが、大きさはVOIDの倍以上あるようだ。
また一部文字が掠れて読めないが、このような記述がある。
『このロボットの動力源は人■とア■ドロ■■の■である。真の■がなければこれは動き出すことはない』
結城 晃
えぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇ!?
KP
この情報は表に出してもOKです。
結城 晃
なんか、一枚の紙を拾い上げてカタカタ震えてる。
で、サングラス外して、二度見してる。
「はぁ!? なにこれ。何これ。なんだこれは? 悪い冗談?」
で、サングラス外して、二度見してる。
「はぁ!? なにこれ。何これ。なんだこれは? 悪い冗談?」
ヴィキ
「? どうしました、相棒」
春
「結城さん? どうかしましたか?」ひょっこり
田尾 麗
「結城さん?」
青木 玲斗
「えっ? あの、何か……?」
結城 晃
「いやこんなのアニメだろ。ラクガキだラクガキ」
「だよなぁ……」
「だよなぁ……」
春
「こらこら、妙に気になること言ってはぐらかすのはわたしの特権ですよー!!」
ヴィキ
あ、そういうこと?
KP、それ私もわかりませんか?
KP、それ私もわかりませんか?
KP
無理そう。>ヴィキさん
ヴィキ
おや、違うのか
結城 晃
「えーと、俺、なんでかわからないけど、分かります……これ、設計図っぽい……」
ヴィキ
「相棒が!?」
失礼ながら目一杯驚く
失礼ながら目一杯驚く
結城 晃
何故自分にこんな物が分かるのか、それがまず分からない。
KP
そう。機械音痴のはずのあなたには、それが分かった。
キョウ
「設計図? VOIDの、か?」
田尾 麗
「設計図?」
春
「ふうむ。見たことがあるとか?」
結城 晃
「いやー、VOIDのじゃないみたいで」
「サイズはVOIDの倍くらいかなぁ……」
戸惑いながら言葉を選ぶ
「サイズはVOIDの倍くらいかなぁ……」
戸惑いながら言葉を選ぶ
ヴィキ
「……私たちの、倍?」
春
「それつまりおおよそ人の倍ってことですよね? 重機か何かで……?」
田尾 麗
「……でかいな。」
ヴィキ
春先輩を自分が肩車している様子を、思い浮かべてしまった
騎馬戦かな?
春
肩車いいよ! 今なら厚底延長サービスも無料
ヴィキ
わーい!
春
今の所、ここまで相棒の関りが他のHOと比べて薄めなので
今後相棒にどんなクソデカ爆弾が落とされるのかこわくなってきた
今後相棒にどんなクソデカ爆弾が落とされるのかこわくなってきた
田尾 麗
ほほほほほ……
ヴィキ
夢の中で見たお絵描きロボットのやつかと思ったけど違うらしい
KP
ふむ、そうですね。ヴィキさん、【アイデア】
ヴィキ
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 11 > スペシャル
SP
SP
田尾 麗
出目がいいなあ
KP
なんとなく、そう言われてみれば、あの夢で見た絵と少し似たものを感じるかもしれない。もちろん子供の絵だ、偶然の一致やパレイドリアのいたずらかもしれないが。
ヴィキ
お
結城 晃
「構造的にVOIDと凄く似てるんだけど……」
ってなんで俺VOIDの構造と似ているって分かるんだよ!?
「俺、機械のことぜんっぜん分かんないのに!?」
「あ、あと……」
ちらっとヴィキを見る。
ってなんで俺VOIDの構造と似ているって分かるんだよ!?
「俺、機械のことぜんっぜん分かんないのに!?」
「あ、あと……」
ちらっとヴィキを見る。
ヴィキ
「これ……ひょっとして」
相棒の顔を見る
「はい?」
相棒の顔を見る
「はい?」
結城 晃
目が合った。
自分がとてつもなく馬鹿なことを言おうとしているような気がする。
「ここんとこ。ちょっとかすれていてちゃんとは読めないんですけど」
ミミズがのたくったような字を指さす。
自分がとてつもなく馬鹿なことを言おうとしているような気がする。
「ここんとこ。ちょっとかすれていてちゃんとは読めないんですけど」
ミミズがのたくったような字を指さす。
ヴィキ
その部分を覗き込む
結城 晃
「ここに! 書いてあるんですからね!」
「『このロボットの動力源は人■とア■ドロ■■の■である。真の■がなければこれは動き出すことはない』」
「アニメだよ。アニメのロボ妄想して書いた奴だよこれ」
「『このロボットの動力源は人■とア■ドロ■■の■である。真の■がなければこれは動き出すことはない』」
「アニメだよ。アニメのロボ妄想して書いた奴だよこれ」
ヴィキ
「人間とアンドロイドの真の……」
青木 玲斗
「真の……、」
ヴィキ
「真の、何でしょう」
首かしげ
首かしげ
春
「真の……ってことは偽もある何かですよね」
結城 晃
「あのアニメだと……あー、絆、とか、だな!」(赤面)
ヴィキ
「絆……」
春
「ワオ」
青木 玲斗
「人とアンドロイドの── 真の絆?」
青木が口に出してしまった。
青木が口に出してしまった。
KP
では、あなたがそう言ったところで、足が何かにひっかかる。
〈目星〉どうぞ。
〈目星〉どうぞ。
結城 晃
私ですか?
春
これは結城さんオンリーかな?
KP
あ、そうね結城さんです。
結城の目星
結城 晃
CCB<=25 〈目星〉 (1D100<=25) > 18 > 成功
すっげ
すっげ
田尾 麗
ないすー
春
えらすぎる
ヴィキ
さす
KP
ナイス!
田尾 麗
これはゾーンにはいってますねえ
KP
散らばる紙に紛れて、床に扉がついていることに気がつく。
鍵はかかっていないようで、開ければ地下へと続く階段が現れるだろう。
鍵はかかっていないようで、開ければ地下へと続く階段が現れるだろう。
結城 晃
「……なんか、見つけてしまいました」
「……なんか、ごめんなさい」
すごく嫌な予感がする。
「……なんか、ごめんなさい」
すごく嫌な予感がする。
ヴィキ
「これは……」
春
「もう驚かなくなってきちゃいましたよ」
ヴィキ
地下ハンガーかな
田尾 麗
「この期に及んでまだ何かあるのか……」
ニト
「分かった! ここに巨大ロボットが入ってるんだろ!」喜び勇んでまた地下へ突撃しようとする。
春
「結城さん、実は全部知ってました?」
結城 晃
「いやいやいや、そんなわけないから! 危ないから! 知るわけないでしょうこんなの!」
春
「おっと。それが本当だとしても危ないですからねー先走らないでくださいねー」ニトくんの手を素早く捕まえる
ニト
「ええぇー、じゃあ早く行こうよー」じたばた
田尾 麗
「ニトくんは元気だなあ」
春
「マッドサイエンティスト予定ですからねえ。やっぱり気になっちゃうんでしょうねえ」
ヴィキ
「行ってみましょう。先導します」
言って、階段を降り始める
言って、階段を降り始める
KP
階段を降りさらに進んでいくと、奥から光が漏れている。曲がり道を曲がれば、
眩しい光が貴方達を迎える。
思わず目を瞑った後にゆっくりと目を開ければ、そこは白い壁に囲まれた、広い無機質な空間であった。学校の体育館ほどの広さの部屋には、中央に巨大な謎の物体が二つ置かれている。
それは、人間の2倍以上の大きさの白い正方形の箱だった。
眩しい光が貴方達を迎える。
思わず目を瞑った後にゆっくりと目を開ければ、そこは白い壁に囲まれた、広い無機質な空間であった。学校の体育館ほどの広さの部屋には、中央に巨大な謎の物体が二つ置かれている。
それは、人間の2倍以上の大きさの白い正方形の箱だった。
結城 晃
「もー、なんなんだよ、これ悪夢だろ? 荒唐無稽すぎるんだよ」
目眩がする。
目眩がする。
ヴィキ
正方形
春
「ワオ。サイズ感が話とぴったし」
田尾 麗
「このサイズ感……」
NGシーン
春
同じこと言ってる
田尾 麗
以心伝心やわ
春
これは相棒
春
これが絆ん力だぁーーーー!!!(VOIDの2倍ある鉄塊を持ちあげる)
ヴィキ
これは動力源だわ
結城 晃
ちょっと予想外すぎてもう結城さんついて行けない。
ヴィキ
スキャンすることはできますか
KP
OK。スキャンするなら〈コンピュータ〉で判定。
春
お。わたしもチャレンジしよう
ヴィキ
CCB<=85 〈コンピューター〉 (1D100<=85) > 13 > スペシャル
春
CCB<=90 〈コンピューター〉 (1D100<=90) > 28 > 成功
ヴィキ
SP3連打
田尾 麗
おおおおおお
春
ヴィキさんつよいなあ
KP
中身はスキャン結果に映らないが、箱の中からは微かに音と熱を感じる。人のそれというより、駆動している機械のような。
ヴィキ
その表面に、またパネルとか無いですか
KP
ない。何かしら調べてみても、開ける手掛かりなどはなさそうだ。
ニト
「あーーーかーーなーーーいーーー」ニトがコンコン蹴ってみているが反応しない。
ヴィキ
そっと、その立方体に触れてみる
春
「……駆動音……?」
KP、その音って昨晩から聞こえ始めたのと同じです?
YES。同じ音。
KP、その音って昨晩から聞こえ始めたのと同じです?
YES。同じ音。
KP
その中には確かに、今も“生き”ている「何か」が存在していた。あなたにはそれが、確かに分かる。しかし、まだ眠っているようだ……。
ヴィキ
生きているのか
あるのはあくまで立方体であって、ロボでは無いんですよね
あるのはあくまで立方体であって、ロボでは無いんですよね
KP
YES。立方体。
比喩表現としての「生きている」、駆動している何か存在感をもった機械が中にあるような感じですね。
比喩表現としての「生きている」、駆動している何か存在感をもった機械が中にあるような感じですね。
春
「あー、わかった。音の正体コレですね」
「……ということは起動し始めたのは昨日からのはず」
「……ということは起動し始めたのは昨日からのはず」
ヴィキ
「これは、何なんでしょう」
キョウ
「……人間の未来に、もしかするとロボット、か。随分と、話が大きくなったものだな……」キョウは少し呆れたように、小さく息を吐いた。
ニト
「絶対巨大ロボだろ! 巨大? ちょっと大きめロボだろ!」
ヴィキ
「少なくとも、先ほどの設計図とは似てはいませんが」
ニトの言葉に、首をかしげる
ニトの言葉に、首をかしげる
結城 晃
「ははは、設計図によると3.5メートルくらいかなぁ、ははははは」
もうヤケだ。
もうヤケだ。
ヴィキ
「そうですね。せいぜい私たちより少し大きいくらいです」
ロボだって!?
ヴィキ
NG「相棒! 早速乗ってみましょう!」ハァハァ
結城 晃
NG「おう! ヴィキそっちな!!」
田尾 麗
ノリノリである
結城 晃
NG「すみません監督、だってこれ男の子の夢じゃないですか! 巨大ロボですよ! 結城だってやる気になるでしょ!」
春
NG「(これハッキングで遠隔操作できないかな)」
春
「パッケージされている状態なんですかねえ。……ふむ」
立方体の表面に触ってみてハッキング可能か調べてみましょ
立方体の表面に触ってみてハッキング可能か調べてみましょ
KP
反応しないみたい。
春
「……VOIDでないというのは確かみたいですねー。ハッキングできない」
田尾 麗
「だが、これでかなり真相に近づけたんじゃないか?」>白瀬
キョウ
「ああ、……そうだな」田尾に、そう返す。
ヴィキ
周囲に何か無いかな
表紙にVとか書いてるマニュアルとか
表紙にVとか書いてるマニュアルとか
KP
ない。
ヴィキ
ちぇ
キョウ
「あの地図の場所で、全てが分かる……、それを、期待しよう」
ヴィキ
「あの場所……」
「有馬……父は、今もそこにいるのでしょうか」
「有馬……父は、今もそこにいるのでしょうか」
春
「………拠点の住所、と言ってたよね」
結城 晃
「行ってみるしかないな……」
キョウ
「……ああ」
結城 晃
「全く、悪い冗談だよ。頭痛がしてきた」
(いや、寝不足のせいかも。頭痛)
(いや、寝不足のせいかも。頭痛)
ヴィキ
「そうですか? 私は隠されていたものがようやく見えてきて、少しスッキリしてきました」
「もうこうなったら、毒くらわば皿まで、です」
毒も皿も核融合するけど
「もうこうなったら、毒くらわば皿まで、です」
毒も皿も核融合するけど
結城 晃
「わかったよ、もう食卓も食ってやるさ」
春
「最悪は敵陣の真っただ中に突っ込むことになる。できれば武装を整えていきたい所ですけど……キョウ、アテとかないです?」
春
暫定敵アジトに丸腰では突っ込みたくないな~~~
田尾 麗
それはそうですね
春
まあ 武装を用意したところで我々VOIDがまだ使えるかは謎なんですけども
田尾 麗
その時はヒューマンが頑張ってぶっぱしますよ
春
あ、公開情報見てたら緊急時は人間パートナーの権限で武装使用許可できるっぽい
ヴィキ
我々ドロ課VOIDだけの特権ですね
KP
YESYES 警察VOIDはある意味特権的存在ですからね
ヴィキ
「父が、その時何を思い、何を考えてきたのか……」
「それが何であれ、恐ろしいことであるならば……止めなくては」
「それが何であれ、恐ろしいことであるならば……止めなくては」
キョウ
「武器か。……分かった、用意しよう。お前達の分くらいは、引っ張り出せる」
KP
というわけで、立てこもり事件の時に皆さんが装備していたのと同じ種類の武装をキョウから用意してもらえます。
ヴィキ
なんと、ここにもウィンチェスターM1866(骨董品)が
KP
21歳のVOID(骨董品)出てくるくらいだし
春
骨董品(全てのVOIDの先駆け)
田尾 麗
骨董品(現役)
春
「助かります。これでいざという時もかなり戦える……」
田尾 麗
「すまない。恩に着るよ。」
キョウ
「いや、こちらこそ。……俺達だけでは、ここまで辿り着けなかった」
田尾 麗
今なにも出てこないのこわいんだよなあ
全国のHO3のみんなもこんな気持ちだったのかもしれない
全国のHO3のみんなもこんな気持ちだったのかもしれない
KP
ふふ
結城 晃
電子刀を持って、呟く。
「……赤星さん……」
「……赤星さん……」
KP
赤星はいまどこで、何をしているのだろうか。イチハは。……どうして、こんなことになって、あなたはいまここにいるのだろう。
結城 晃
「……まったく、悪夢だよ」
「そういえば……俺がドロ課に配属されたこと、赤星さんは驚いていたな」
「というか……『どうしてよりによって俺に』アンドロイドをつけるのか、と」
「あの言葉、俺の恐怖症のことだけじゃなくて、何か意味があったんだろうか」
「そういえば……俺がドロ課に配属されたこと、赤星さんは驚いていたな」
「というか……『どうしてよりによって俺に』アンドロイドをつけるのか、と」
「あの言葉、俺の恐怖症のことだけじゃなくて、何か意味があったんだろうか」
ヴィキ
黄海さんのことも忘れないで……
「黄海……お姉さん……あなたは、今どこに」
「黄海……お姉さん……あなたは、今どこに」
KP
黄海の金色の髪と、微かな「姉」の記憶が結びついてゆく。
不意に姿を消した彼女は、どうなったのだろう。
不意に姿を消した彼女は、どうなったのだろう。
春
「なーに、あんまりくよくよしないでいこーじゃありませんかお二人とも」
「少なくとも、警察で捜査していた頃よりは格段に手掛かりがある。進んでいけば何かはわかる。とんでもなく前進しているでしょ?」
「少なくとも、警察で捜査していた頃よりは格段に手掛かりがある。進んでいけば何かはわかる。とんでもなく前進しているでしょ?」
ヴィキ
「そうですね……」
「今は、とにかく前へと進まなければ」
「今は、とにかく前へと進まなければ」
キョウ
「ああ。──行こう」
過去に何が?
春
わたし3歳のつもりだったんですけど 21歳だった
18歳もサバ読んじゃった
18歳もサバ読んじゃった
結城 晃
とゆーか、天城性でも黒田性でもない性になったのって、関係者であることを隠すためなのかな?
ヴィキ
それは大いにそうなのでは
田尾 麗
ですかね?
結城 晃
やっぱそうかな?
てことは黒田さん事情をある程度知ってたって事になるな?
ただの担当者って立場なのかナァー。
なんで黒田さんが自殺考えるくらい落ち込んでいたのかは、謎だな。
てことは黒田さん事情をある程度知ってたって事になるな?
ただの担当者って立場なのかナァー。
なんで黒田さんが自殺考えるくらい落ち込んでいたのかは、謎だな。
春
んー
思ったんですけど
思ったんですけど
結城 晃
事故に関係あるのかと思ったけどそっちじゃなさそうだからな。
単に関わるためのフックなのかも知れないけど……
単に関わるためのフックなのかも知れないけど……
春
交通事故で女性を失くした男性、黒田さんでは?
ヴィキ
あ、そういうこと?
結城 晃
それは考えてたんだけどね……
ヴィキ
ンン、そうなると親父には何が起きたんだ
結城 晃
そうなっちゃうんだ。
どっちかが被害者だと思うんだよね。
どっちかが被害者だと思うんだよね。
春
そこはこれから襲撃してわかるとか
ヴィキ
襲撃(確定)
田尾 麗
情報カツアゲのために襲撃
春
……というかヴィキさんがアンドロイドになってるので、ヴィキさん(人間)を亡くしたとか考えられそうなとこはある
ヴィキ
それは大いにありそうだな、と思ってる>ワイ死亡
KP
黒田さん関係はまだ出ていない情報があります。
春
おっ楽しみ
ヴィキ
少なくとも、交通事故にVOIDは関わっていませんもんね
VOIDに絶望する何かが起きたはず
あ
そういうことか
相棒が襲われて屋敷が炎に包まれたあの事件の時
確かVOIDに襲撃されたんよね
それで死んだんじゃないのか、私
家族ぐるみのお付き合いだし、たまたま一緒にいたとか
VOIDに絶望する何かが起きたはず
あ
そういうことか
相棒が襲われて屋敷が炎に包まれたあの事件の時
確かVOIDに襲撃されたんよね
それで死んだんじゃないのか、私
家族ぐるみのお付き合いだし、たまたま一緒にいたとか
田尾 麗
だんだん輪郭があらわれてきましたな
春
ふふふ これから一緒に確かめにいきましょう
結城 晃
なるほど?
で、VOIDは問題を『起こしていないことになっている』から、事件はなかったことになった。
まあ、筋は通るか?
で、VOIDは問題を『起こしていないことになっている』から、事件はなかったことになった。
まあ、筋は通るか?
ヴィキ
もひとつ思ったんだけど
その時、春先輩どこで何をしていたんだ?
って考えると、とてつもなくイヤな予感がするんだが
その時、春先輩どこで何をしていたんだ?
って考えると、とてつもなくイヤな予感がするんだが
春
何していたんでしょうね~
結城 晃
あらやだ
田尾 麗
あらー
春
少なくとも存在はしていましたからね~
結城 晃
天城はどうしてVOIDに襲撃されたのか。
まあ事故だった可能性もあるけど。
いやないわ。ナイフもってたもん。
まあ事故だった可能性もあるけど。
いやないわ。ナイフもってたもん。
春
調理中だったところを慌ててかけつけたのかもしれない
ヴィキ
エプロン姿でフライパンとフライ返し装備の春先輩
田尾 麗
あら素敵
結城 晃
うーん。そうなんだよね。母が血の海の中に倒れているのを見ただけで、刺されたのを見たわけじゃないんだ。
あと
さっきの理屈で言えば、二人が開発したレナさんも家にいた可能性ある。
あと
さっきの理屈で言えば、二人が開発したレナさんも家にいた可能性ある。
春
同居、十分あり得そうですね……
市場に流せないなら家政婦みたいなことしてた可能性はありそう
市場に流せないなら家政婦みたいなことしてた可能性はありそう
田尾 麗
ハウスキーパー
結城 晃
しかし10年前だからねぇー。
天城さん殺された時点でもう有馬さんはVOIDへの愛を失っていたわけで
ん、レナさんその時にテイクアウトされたとか?
天城さん殺された時点でもう有馬さんはVOIDへの愛を失っていたわけで
ん、レナさんその時にテイクアウトされたとか?
春
>>テイクアウト<<
でも逃亡の記憶がどこに入ってくるかなんですよねえ
でも逃亡の記憶がどこに入ってくるかなんですよねえ
結城 晃
ココロちゃんつかまったの10年前でしょ?
春
そのはず
そこからしばらく共同生活してたっぽいので……
そこからしばらく共同生活してたっぽいので……
ヴィキ
春先輩の記憶映像が、時系列のどの部分にどうやって収まるのかが、まだよくわからんな
春
んー、天城さんち火事から捜査始まったみたいなこと言ってた気がするけどどうだっけ
結城 晃
そういってたね
ヴィキ
誘拐事件のスタートがどこからか、今ひとつわからないように思うんですよね
春
とはいえ少なくとも初期、ってことじゃないかなあ
火事事件の時系列
火事事件の時系列
ヴィキ
ですよな
発端ではなく、一連のことがあってから、起きた悲劇って感じ
発端ではなく、一連のことがあってから、起きた悲劇って感じ
春
レナの記憶を参照する限り、こころさんと引き合わせられたのは子供達を誘拐しきったあとっぽいのよね(増員の記憶がないし)
KP
その辺はいうてキョウの記憶ベースなので(キョウは執念で色々整理してるけど、資料を持ち出せたわけじゃない)完全に系列確定してはいないのはご注意ください。>そこから始まった
春
ふむふむ、了解です
結城 晃
天城さんは火事の襲撃で死んでいるわけではないんだったよな。
ヴィキ
どうなんだろ
ていうか、天城さんて死亡確定してたっけ?
ていうか、天城さんて死亡確定してたっけ?
結城 晃
そう、生死不明。
状況的に奥さんは死んでいるようだけど。あと指輪。
状況的に奥さんは死んでいるようだけど。あと指輪。
田尾 麗
被害者は身元確認中って話は聞いてたけどそれ以降はわからんですね。
春
大分忘れてきましたねえ諸々
KP
めっちゃ長いですからねえ……。いつものをご参照ください。
(結城さん、ありがとうございます!)
(結城さん、ありがとうございます!)
春
いつものありがたし!!
田尾 麗
ありがとうございます!
結城 晃
役に立って嬉しいです!
ヴィキ
あ、あとさ
ワイの中に、多分天城の人格プログラム仕込まれてるんですよ
>例のウィルスさん
ワイの中に、多分天城の人格プログラム仕込まれてるんですよ
>例のウィルスさん
春
なんと
結城 晃
話しかけてくるのかー
田尾 麗
なんと
ヴィキ
そう
問答できるから、さっきのホログラム見たいな予め全部組まれたものではないはず
問答できるから、さっきのホログラム見たいな予め全部組まれたものではないはず
結城 晃
だからアクセスできるか分からんって言っていたのか。
ヴィキ
そうなの
だいぶお話進んだから、そろそろ夢の世界でコンタクトしてくるかな? って思ってたら、ホログラムで一方的にメッセージ残して消えやがった
だいぶお話進んだから、そろそろ夢の世界でコンタクトしてくるかな? って思ってたら、ホログラムで一方的にメッセージ残して消えやがった
結城 晃
親父ぃぃぃぃ!
働け親父!!
働け親父!!
春
親父ーーーー!?
田尾 麗
親父殿ー!!
ヴィキ
ていうか、親友の娘さんに何仕込んでんのって
結城 晃
ほんとにな。
春
娘さんに仕込むにしてはとんでもないわ
田尾 麗
なんてことをしてくれたのでしょう
KP
貴方達は決意を固め、唯一の手掛かりを目指す。
ヴィキ
またバイクかな(ワクワク
春
あ、外に出ると言うことでまた厚底を履いていきます
KP
貴方達はバイクに乗り込み、天城から伝えられた住所へと向かう。キョウの後ろに乗っているのは先日と同じくニトだ。
青木とレミは、あのモニターの修理を試みるそうだ。リトと共に、スパローの留守居を担うつもりでもあるのだろう。
青木とレミは、あのモニターの修理を試みるそうだ。リトと共に、スパローの留守居を担うつもりでもあるのだろう。
ヴィキ
気の焦りが、スロットルを大きく開けさせる
すり抜けをガンガンしつつ、先行する
すり抜けをガンガンしつつ、先行する
KP
山奥へとバイクは進んでいき、街から離れてゆく。数時間ほど走ると──、やがて、明らかな人工の建物が見えてきた。
まわりはフェンスで囲まれており、そして中央には異様な建物が建っていた。
それは簡潔に表すならば巨大なコンクリートの箱である。窓などは見当たらず、何の為の施設なのか外観からは全く想像がつかない。年月を経ているのかところどころ苔が生えている。
〈目星〉で判定。
まわりはフェンスで囲まれており、そして中央には異様な建物が建っていた。
それは簡潔に表すならば巨大なコンクリートの箱である。窓などは見当たらず、何の為の施設なのか外観からは全く想像がつかない。年月を経ているのかところどころ苔が生えている。
〈目星〉で判定。
目星
ヴィキ
CCB<=85 〈目星〉 (1D100<=85) > 37 > 成功
田尾 麗
CCB<=85 〈目星〉 (1D100<=85) > 49 > 成功
結城 晃
ふらない!
春
CCB<=35 〈目星〉 (1D100<=35) > 74 > 失敗
KP
外部の壁をよく調べてみると、一部色が違う面を見つける。
触れてみると壁が横へとスライドし中に入れるようだ。
触れてみると壁が横へとスライドし中に入れるようだ。
ヴィキ
電気は生きてるのかな
「春先輩」
ローカル接続のみでデータリンクし、バックアップをお願いしつつ、腰だめにウィンチェスターを構えて先行する
「春先輩」
ローカル接続のみでデータリンクし、バックアップをお願いしつつ、腰だめにウィンチェスターを構えて先行する
春
「了解」
ホルスターに手をかけながら視覚情報を相互リンクし、補正し合う
ホルスターに手をかけながら視覚情報を相互リンクし、補正し合う
結城 晃
「……」
武器を手に続く。
武器を手に続く。
田尾 麗
武器を持ち、状況を見てカバーに入れる用意をしながらついていきます。
キョウ
キョウは自分の銃を持ち、ニトを庇う格好で進む。
KP
入れば中は意外と明るく、電気は通っているようだということがわかる。内装はシンプルでありながら近代的であり、それなりの広さの廊下に部屋がいくつかついているようだ。
ヴィキ
部屋の鍵は開いていたり、ドアが開け放たれたりしてますか?
KP
ひとまず目に入るのは部屋が三つと、廊下の奥にある部屋が一つ。開け放たれている扉はないようだ。
ヴィキ
では、手前の方からまずは〈聞き耳〉をば
春
退路は必要ですからね。背後も警戒しつつ手前から〈聞き耳〉便乗するぞ~
聞き耳
ヴィキ
いいでしょうか>KP
KP
お、どうぞ。
結城 晃
〈聞き耳〉します
ヴィキ
CCB<=85 〈聞き耳〉 (1D100<=85) > 74 > 成功
結城 晃
CCB<=65 〈聞き耳〉 (1D100<=65) > 100 > 致命的失敗
春
CCB<=80 〈聞き耳〉 (1D100<=80) > 50 > 成功
ヴィキ
おっとこれは
春
おう
田尾 麗
じゃあ自分はやめとこ
結城 晃
くっ、一回パスした位じゃダメか!
田尾 麗
〈聞き耳〉は任せた、俺は〈目星〉を頑張る!
春
というか100のあとに50ってめっちゃ区切りのいい出方してる
ヴィキ
足して2で割って
ヴィキと春は判定成功。しかし結城が100ファン。
KP
あなたは床の微妙な傾斜につまずいた。思わずドアノブにすがった勢いで扉が開いてしまい、室内へ倒れ込む。
部屋に入ればそこには棚がたくさん並べられており、中に資料が入っていることがわかる。どうやら資料室のようだ。あまり使われていないのか、薄く埃が積もっている。
調べるなら〈図書館〉。
部屋に入ればそこには棚がたくさん並べられており、中に資料が入っていることがわかる。どうやら資料室のようだ。あまり使われていないのか、薄く埃が積もっている。
調べるなら〈図書館〉。
春
「ワオ……大丈夫です?」と心配しつつ〈図書館〉!
ヴィキ
「相棒……すごい音しましたけど、大丈夫ですか?」
〈図書館〉!
それは無いので相棒~~~
〈図書館〉!
それは無いので相棒~~~
結城 晃
床にガシャーンしてたら呼ばれた。
「だ、大丈夫……調べないと」
「だ、大丈夫……調べないと」
図書館
田尾 麗
CCB<=80 〈図書館〉 (1D100<=80) > 81 > 失敗
ま?
ま?
春
妖怪~~~!
田尾 麗
妖怪イチタリナイ……
イチタリナイ……
イチタリナイ……
春
CCB<=25 〈図書館〉 しょきち (1D100<=25) > 64 > 失敗
春
アナログな資料検索機能はない!
結城 晃
CCB<=85 〈図書館〉 (1D100<=85) > 58 > 成功
ヴィキ
メガネメガネ
結城 晃
コケてすっ飛んだらしい。(間違えてサングラスなしの絵を出した)
KP
「感情抑制薬について」「精神転移装置について」そんなタイトルにあなたは目を留める。
見てみる?
見てみる?
案の定
春
ワオ
ヴィキ
ほらやっぱりーーー
田尾 麗
ドンピシャですな
春
感情抑制薬、そのまんまの名前で出て来るのちょっとおもしろいな
田尾 麗
もういやなよかんがもーりもり
ヴィキ
名探偵とお呼びいただこう
春
名探偵いる所事件あり……
うーんニトリトちゃんたちのお父さん……
うーんニトリトちゃんたちのお父さん……
結城 晃
被害者なんだろうな
ヴィキ
やっぱりこれ、イスsummerじゃんこれー
名探偵と
名探偵と
結城 晃
青木さんに一声かけてくるの忘れた。
結城 晃
「……うぇ」
「これ、感情抑制薬とか、精神転移装置とか書いてあります」
言いながら見てみよう。
「これ、感情抑制薬とか、精神転移装置とか書いてあります」
言いながら見てみよう。
春
「ワオ。とっても嫌な感じのワードですね」
田尾 麗
「……まったくだ。」
ヴィキ
「……やはり」
結城 晃
「ヴィキの推理、当たりかも知れない」
ヴィキ
「そう、ですね……当たらなければ良かったのですが」
結城 晃
「精神転移か……」
□感情抑制薬-ESM(Emotional suppression medicine)について
我々が開発したこのESMは、人間の感情を作り出すといわれる扁桃体の働きを阻害し、理性を司る前頭前野の動きを活発化させる。そうすることで人間の感情を極限まで抑制させることが可能となる。この薬をモルモットに投薬したところ、個体毎の餌の嗜好が失われ、均質な行動を取るようになった。
しかしこの新薬は未だ開発段階であり、実用化するには人間の被験者が必要である。
我々が開発したこのESMは、人間の感情を作り出すといわれる扁桃体の働きを阻害し、理性を司る前頭前野の動きを活発化させる。そうすることで人間の感情を極限まで抑制させることが可能となる。この薬をモルモットに投薬したところ、個体毎の餌の嗜好が失われ、均質な行動を取るようになった。
しかしこの新薬は未だ開発段階であり、実用化するには人間の被験者が必要である。
□精神転移装置について
我々の精神交換装置の技術を元に、人間用に応用して作られた装置である。
人間の脳とこの装置、そして意識を移す入れ物を接続し、意識を一体化させ、記憶を共用することでアップデートは完了する。この装置によって人間は自身の意識を機体へと移し、半永久的に活動できる体を手に入れることができるのである。
これは不老不死を求める人間だけではなく、ドナーが見つからない患者や植物状態の患者に使用するなど、医療面での活躍も見込まれる。
しかしこちらも未だ開発段階であり、実用化には程遠い。
>この装置を用いた不老不死は、ある種の人間を誘引するキーワードとなる。人間の協力者、協力組織を得るのに役立つだろう。
我々の精神交換装置の技術を元に、人間用に応用して作られた装置である。
人間の脳とこの装置、そして意識を移す入れ物を接続し、意識を一体化させ、記憶を共用することでアップデートは完了する。この装置によって人間は自身の意識を機体へと移し、半永久的に活動できる体を手に入れることができるのである。
これは不老不死を求める人間だけではなく、ドナーが見つからない患者や植物状態の患者に使用するなど、医療面での活躍も見込まれる。
しかしこちらも未だ開発段階であり、実用化には程遠い。
>この装置を用いた不老不死は、ある種の人間を誘引するキーワードとなる。人間の協力者、協力組織を得るのに役立つだろう。
不穏
ヴィキ
人間の被験者とな
春
劇薬だな~
田尾 麗
わぁ……
ヴィキ
あ、それで誘拐か
春
うまいこと使えばいい薬になるんだろーけど
結城 晃
アンブレラ(仮)にも被験者いたっぽいし。
これさっきのロボ
これさっきのロボ
ヴィキ
は?
ちょっと待て
我々のを人間用って
ちょっと待て
我々のを人間用って
春
マジで乗っ取り用じゃん!!!!
ヴィキ
これ書いたの、イスsummerじゃ無いのか
春
というかVOID乗っ取りの話マジだったんですねえ………
田尾 麗
マジだったんだなぁ……
KP
読んだ人は【アイデア】で判定。
ヴィキ
ぎゃー
結城 晃
音読はしてなかったのにみんなのぞき込んじゃってたな。
春
そりゃ気になるでしょ!
田尾 麗
そうだそうだ!
アイデア
結城 晃
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 83 > 成功
春
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 51 > 成功
田尾 麗
CCB<=50 【アイデア】 (1D100<=50) > 87 > 失敗
ヴィキ
田尾さんナイス
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 45 > 成功
成功しちゃうよなぁ~
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 45 > 成功
成功しちゃうよなぁ~
田尾 麗
俺の【アイデア】はハーフ
春
ハーフの相棒
田尾 麗
鈍感だぜ!!
KP
気づくことが二つ。
一つ。これらは全て紙にまとめられてる上所々手書きと思われる文字も残されており、近代的なこの施設の中では、少々違和感を覚える。
一つ。<我々の精神交換装置の技術を元に、人間用に応用して作られた装置>
その文章は、“我々”と“人間”をイコールにしない。
一つ。これらは全て紙にまとめられてる上所々手書きと思われる文字も残されており、近代的なこの施設の中では、少々違和感を覚える。
一つ。<我々の精神交換装置の技術を元に、人間用に応用して作られた装置>
その文章は、“我々”と“人間”をイコールにしない。
ヴィキ
あああ~~
ヴィキ
やっぱりイス様の技術で魂入れ込んでた……
結城 晃
「誰だ、これを書いた、ものは」
「人間ではない……?」
「人間ではない……?」
春
「……ヒトではない? しかし、明らかにVOIDの視点でも……」
ヴィキ
「……」
春
「別の文明を持つ何かの口ぶりとしか……」宇宙人? とハテナを飛ばしている
田尾 麗
「そういえば呪文なんてものもあったからなあ。」
結城 晃
「ある種の、人間を、誘引……春さんが、言っていた」
キョウ
「……協力者、協力組織……」
キョウの声が一段低くなる。何かに思い当たったのだろう。
キョウの声が一段低くなる。何かに思い当たったのだろう。
ヴィキ
「私は……この技術を用いて生み出された……?」
結城 晃
「もしかすると……な」
ヴィキの言葉に頷いた。
ヴィキの言葉に頷いた。
春
「……アレ、半分以上冗談と言うか与太話のつもりだったんですけど、ねえ………」
結城 晃
「これなら筋は通ってしまう」
SANチェック
KP
【アイデア】に成功した方。SANチェック、1/1d3。
ヴィキ
CCB<=83 SANチェック (1D100<=83) > 96 > 致命的失敗
春
CCB<=60 SANチェック (1D100<=60) > 85 > 失敗
ヴィキ
多い
結城 晃
CCB<=30 【SANチェック】 (1D100<=30) > 3 > 決定的成功/スペシャル
田尾 麗
あやややや
春
1d3 (1D3) > 2
つおい
つおい
結城 晃
荒れてるな
KP
あ、そうだ。最大値はリセットしてください。
あと、SANチェックでのファンブル/クリティカルはハウスルールで成長対象外です。
そのかわり、ファンブルした人は最大値、クリティカルした人は最小値が減ります。
あと、SANチェックでのファンブル/クリティカルはハウスルールで成長対象外です。
そのかわり、ファンブルした人は最大値、クリティカルした人は最小値が減ります。
田尾 麗
SAN減らなんだなぁ
KP
ヴィキさんは強制的に3、結城さんは1だけ減りますね。
system
[ ヴィキ ] SAN : 83 → 80
[ 春 ] SAN : 59 → 58
[ 結城 晃 ] SAN : 30 → 29
[ 春 ] SAN : 59 → 58
[ 結城 晃 ] SAN : 30 → 29
KP
ごめんKPが誤記した>1だけ減る人の名前
ニト
CCB<=65 SANチェック (1D100<=65) > 71 > 失敗
春
ニトくーーーん!!
ニト
あ、てか【アイデア】振ってないな彼ら
春
そういえばそう
ヴィキ
閃かなかったニトくん生存
KP
KPがメッチャ忘れていたので、彼らは対象外です。
ここにも師匠?
結城 晃
というかニトリトも来てるの何故だ。危険なのに。
春
あ、リトちゃんはお留守番のはず
KP
リトはいません。ニトがなんでいるかというと、〈コンピュータ〉/〈機械修理〉系の人員としてですね。
ヴィキ
なるほど、助かる
田尾 麗
たすかる
結城 晃
なるほど
春
ふっふっふ もしかしたらわたしの〈コンピュータ〉技能師匠かもしれない(?)
ヴィキ
なるほど
こんな時間だ!
春
ところで今めちゃくちゃびっくりしたんですけど
もうこんな時間
もうこんな時間
田尾 麗
たしかにぃ!!
結城 晃
過ぎてた
ヴィキ
ほんまや
春
完全に日付変わるくらいの時間感覚だったのに!!!
ヴィキ
時間感覚狂いがちVOID
田尾 麗
くっいいところなのに…! なやつ
結城 晃
12時半だなー、今から突入か、いいとこですぐ終わるな……とか思ってたのに
春
気づいたらもうちょっとで丑三つ時
ヴィキ
草木も眠るウシミツアワー
結城 晃
推奨技能だれも取ってないよ!? の対策か。
KP
ああーほんとだ過ぎている! 失礼しました
春
ね、びっくりしますよね(時間)
KP
アタフタしている間に過ぎていく…… 時間はやい……
春
処理多いですもんねー、おつかれさまです
KP
危ないのもそうですし、スパローの留守居が青木とレミだけなのはアレなので、リトは留守番です。
春
ぶっちゃけ青木さんが危ないからね リトちゃんいないと
人に隔意を持ったアンドロイドを宥める役目の子がね……
人に隔意を持ったアンドロイドを宥める役目の子がね……
KP
YES。
結城 晃
そりゃそうだな
KP
リトだけだと戦力がたらなすぎる、青木とレミだけだとスパローのメンバーいないじゃない、ってことでこんな構成なわけですね。本来ならキョウが残るべきなんですが、心がいたら、って思ったら留守番していられなかった。
春
お兄ちゃんだ
結城 晃
そりゃそうだ
田尾 麗
仕方ないよね、兄上だもの
おしまい
KP
では、切りがいいので今日はここで以上とします。はみ出てすみませんでした!
結城 晃
はーい
春
はーい
結城 晃
ありがとうございました!
田尾 麗
いいえー! 楽しかったです!
ありがとうございました!
ありがとうございました!
春
おつかれさまでしたー! 今日も楽しかった!!!!
ヴィキ
お疲れ様でした!
春
次回がきになっちゃう 明日楽しみ
田尾 麗
サービスサービス!
結城 晃
なんと明日続きが遊べる!
KP
YES!
長期卓
春
ふふふ 確かHO配布が6月だったので……準備期間含めて半年がかりの卓になるわけだ……
田尾 麗
なかなかの長期!
結城 晃
だけどすっごい密度だ。
春
感慨深み
密度すごくて毎度毎度時間感覚狂ってますもんね
密度すごくて毎度毎度時間感覚狂ってますもんね
KP
もとがボイセ20時間レベルのシナリオな上に、途中でめちゃくちゃ濃密な会話をして下さってて、これは切れない、切ったらもったいない、っていうのがすごく多くて
ヴィキ
ボイセで20時間てすごいな、もう合宿じゃん
春
主に誰かが誰かのメンタルを殴ったり哲学してたり濃い会話が多いですもんなー
ボイセで20時間、ながいな……
ボイセで20時間、ながいな……
KP
さすがに連続だと死ぬので数日に分けてやってました>20時間
結城 晃
ながい……
田尾 麗
VOIDみんな既にいった人が多かったので、本当にありがたい……
回してくださってありがとうございます。
集まっていただいてありがとうございます。
回してくださってありがとうございます。
集まっていただいてありがとうございます。
ヴィキ
こちらこそ!
春
連続でやるとしばらくPCの癖抜けなさそう
こちらこそ!!
こちらこそ!!
結城 晃
呼んで貰って本当に嬉しいです。
春
特にKP、ヴィキさん、結城さんとは初対面なのにこんな濃密な卓ご一緒させてもらってるのすごく貴重な体験
KP
こちらこそ、すごく濃密に楽しんで下さって、皆さんと一緒に回せて嬉しいです。
中盤に「行けると思う」とか言っててやっぱり無理だったのは本当にすみませんでした>尺
中盤に「行けると思う」とか言っててやっぱり無理だったのは本当にすみませんでした>尺
ヴィキ
我々は、RP星から来たRP星人なので、むしろRPが希薄だと酸欠で死んでしまう
結城 晃
いやいや、それだけみんな分厚いRPやってたわけで、RP好きな私としては至福ですマジで。
春
いえいえ!
プレイヤーがイベントはやしたり長い時間語り合ってたりとかありますしね
プレイヤーがイベントはやしたり長い時間語り合ってたりとかありますしね
田尾 麗
言いたいことたくさんですもの! 致し方ないのです!
春
ほんとRP分厚くてしゅごい
KP
ありがとうございます!
田尾 麗
※話したくても話せない人もいるw(秘匿のせいなのよ、そうなのよ)
春
んふふふ
結城 晃
オキノドクでした!
春
相棒は殴り合いで少しずつ腹も見えてきたしこのままおしゃべりしようね~
KP
抱え込み型のキョウのせいで一緒に抱え込む羽目になる田尾さん
田尾 麗
意外と話してみると結構面白い系の人かもしれない。
春
またしても何も聞かされていない春
結城 晃
意図せずサプライズしまくる系の人か。
田尾 麗
今後やっべと思ったらこっそり目をそらす&その場から退室しようとします。
春
割とイイ性格してるのは頭の悪そうな刑事さんへの対応で知ってる!
KP
春さん、今回が初対面のはずなのにめちゃくちゃRP重量が馴染んでいて初対面という気がしない
ヴィキ
ログありがとうございます!
春
へへへへへへ、ありがとうございます
HO4は完全に天職だったと思います
HO4は完全に天職だったと思います
田尾 麗
私が連れてきました(ドヤァ)
※人の褌で相撲を取るな
※人の褌で相撲を取るな
KP
まあ田尾さんと春さんは相棒ですからダブルまわしのようなものですし(ダブルまわし?)
ヴィキ
まさかの相撲2on2だった
春
長いマフラーを2人で使うかの如く共用するダブルまわし!?
結城 晃
RPの相性が良くて居心地が良いです。
KP
自分で言っててなんですが相撲がとれそうにない>ダブルまわし
結城 晃
転んだら転がっちゃうな。
ヴィキ
VOIDである我々が、鎖鎌のように相棒をまわしで振り回して、相手に叩きつけることで一本取るのでは
「相棒パンチ!」
「相棒キック!」
って叫びながら
「相棒パンチ!」
「相棒キック!」
って叫びながら
春
振り回してる間に相棒に手をつかせてしまっては負けになるのでかなりの技量が問われますねこれは
ヴィキ
土俵スレスレを高速で振り回される相棒
田尾 麗
リーチの差が顕著
春
「今必殺の! 相棒トルネード!!」
ヴィキ
トルネードってことは回転しているということで、つまりまわしをコマの紐のように勢いよく引っ張ることで、つまりその技の結末は
KP
あーれー
結城 晃
うどん持ったまま
これなんか似たような話序盤で話されてなかった?
これなんか似たような話序盤で話されてなかった?
田尾 麗
ありましたねぇ
KP
これは「相撲」ではなく「相棒」だったということか
結城 晃
だれうま
春
んふふふwww
ヴィキ
見たか、杉下、亀山! これが我らの相棒じゃィィィ!
ってぶん回す
ってぶん回す
KP
ブォオオオオン!
田尾 麗
細かいことが気になってしまう、僕の悪いくs(ブォオオオオオオオン!)
春
さすがに危険が過ぎるのでここは一つ間を取って(?)ヨイデハナイカ・トーナメントに変えましょう
田尾 麗
新手の大会に
ヴィキ
3,2,1,GO SHOOT!
の掛け声と共に、VOIDが相棒の帯を引っ張り、音速で回転する相棒同士をぶつけて戦わせる、全く新しいホビー
の掛け声と共に、VOIDが相棒の帯を引っ張り、音速で回転する相棒同士をぶつけて戦わせる、全く新しいホビー
田尾 麗
某アニメのEDみたいに回れ回れしなきゃ
春
相棒の体格、構え、重量、何よりVOIDの膂力や身長によって千差万別の回転が生まれるので誰もがチャンピオンになり得る素晴らしいホビーなんだ!
田尾 麗
ちゃんと相棒のメンテをして、楽しく遊ぼう!
ヴィキ
企画、販売、タカラトミー
春
あるいはヴィキさんの唱えていた人類VOID逆転世界で流行ってるホビーかも
田尾 麗
あーありそう
春
つまり正史でもコマ型高速回転VOIDはいまぁす!
ヴィキ
相棒をコレクションして、戦わせる、VOID発のホビー
結城 晃
いやだヴィキの相棒は俺だ!
ヴィキ
もちろんアニメではそういう展開が
春
………同機種を揃える、つまり相棒クローンがずらりと並ぶ可能性も……?
田尾 麗
なるほど……!?
この俺を倒しても第2第3の俺がパターン
この俺を倒しても第2第3の俺がパターン
春
この相棒にはちょっとカスタムを施してみたんだ!(厚底を履かせている)
田尾 麗
夢の160台へ
ヴィキ
重心が低くてめっちゃ強そう
春
そうだ思い出した
いつぞやトンチキ気味に言ってたいつか相棒を身長で追い抜かすって春の言葉
アレ、厚底を伸ばすって意味でしたね
いつぞやトンチキ気味に言ってたいつか相棒を身長で追い抜かすって春の言葉
アレ、厚底を伸ばすって意味でしたね
田尾 麗
春ちゃんの身長が縮んでも伸びてもSANチェック
春
今でさえ7cm盛ってるのである!!
ここは欲張って14cmに挑戦してみるか……
ここは欲張って14cmに挑戦してみるか……
ヴィキ
それもう竹馬では
春
今日から始める竹馬生活
田尾 麗
ハイヒールで子鹿になる田尾しか見えない
春
DEXが高いのでハイヒールもそこそこ着こなせる春
結城 晃
なるほどそのための高DEX
春
なおハイヒールが自重に耐えられるかは別なのである!!
ヴィキ
カーボンナノヒール
田尾 麗
特注してもらえばワンチャン
春
超技術を惜しみなく使ったハイヒール
ヴィキ
それでVOIDの脚力で突き蹴りしたら、マーシャルアーツキック以上のダメージ出そう
春
比喩抜きで穴あきそう
わかった……このハイヒールは……“武器”なんだ!
VOIDの怪力や……自重を一点に集中させるための……!
わかった……このハイヒールは……“武器”なんだ!
VOIDの怪力や……自重を一点に集中させるための……!
ヴィキ
春先輩とヴィキの合体技で、独楽ヒモで高速回転させたヒール装備春先輩がドリルキックする、ってやつ
春
なんかボーボボで見た気がするぞ!?
ヴィキ
あったなーw
春
地獄のトゲローラー!
はじまりの名
春
そういえば偶然だとは思うのですが
0/nullの『レナ』と、四季の始まりの『春』でどちらとも最初の意味をもつ名前になったの感慨深いな……
0/nullの『レナ』と、四季の始まりの『春』でどちらとも最初の意味をもつ名前になったの感慨深いな……
KP
あっ、確かに……!? 始まりのVOIDで名前も始まりなんですね…… 春=始まりの季節なのは気づいてませんでした
春
ねー、私もさっき気づいちゃって!
これもまた運命……!
これもまた運命……!