こちらにはVOID
ネタバレがあります。

八日目

本編見る!
こんばんは
こんばんは!
KP
こんばんは!
田尾 麗
こんばんはー
こんばんはこんばんは!
KP
こんばんは!
田尾 麗
腰と足との戦いに勝ちました(間に合ってよかった)
KP
うぉおお大事に……
ウオオオオ どちらも日常生活に大事なもの……お大事に……
田尾 麗
ありがとうございます。
人間も関節でパージできたらいいのに。
サイバネ技術が進めばなあ
KP
人間もパーツ交換出来たらいいのにね
あらら、ヴィキさんが10分遅れるそうです
はーい
田尾 麗
了解です~
おっイベント
特にヴィキさんは昨日に撃たれてるからメンテナンス重点
田尾 麗
イベント…だと…!?
金髪おさげ少年
こんばんは
結城 晃
こっちこっち
こんばんは!
ふふふノルマ達成
ヴィキ
お待たせしました
メンテ終わりました
こんばんは!
KP
お、いらっしゃいませー
結城 晃
お待たせいたしました。
田尾 麗
こんばんは!

KP
【1日目 10/16 夜】

さて皆さんは一日目の調査を終えておのおの人間は自宅へ、アンドロイド組はメンテナンスを(昨日いきなり出動しましたからね)、となるのですが。

この夜間にそれぞれちょっとイベントがございます。
導入方式はKPが超大変なので(あと今回は導入程大きくないプチイベントなので)秘匿窓で行います。

KP
田尾さん。
貴方が仕事を終え、帰ろうとすると貴方に連絡が入る。どうやら黒田からのようだ。
黒田 矢代
『重要な話がある。ドロ課本部に来てくれ』
田尾 麗
「それは自分と春とで、ということでしょうか?」
少しだけ考えた後に先の会議のことを思い出して、そうたずねますかね。
黒田 矢代
『いや、お前だけで頼む』
田尾 麗
自分一人でということは、つまり話題は彼のことだろう。
それとなく端末につけたストラップに目を落とす。
「分かりました。今からですか?」
黒田 矢代
『そうだ』
田尾 麗
ちなみにこれって今現在は春ちゃんはどんな状況なんですかね?
自分が一人でいるならそのまま向かいますけど、彼女が近くにいるとかなら適当に理由付けて抜けます。
KP
アンドロイド組はメンテナンスのお時間なので傍にはいません。大丈夫。
田尾 麗
「分かりました。すぐ向かいます。」
そう返して、ドロ課本部へ向かいましょう。

KP
貴方がドロ課本部へ向かえば、黒田が自身のデスクの椅子に腰かけていた。貴方が来たことに気が付くと、「急に呼び出してすまない、楽にしてくれ」そう言って、貴方にお茶を出す。
田尾 麗
「いえ、大丈夫です。それとお茶ありがとうございます。」
デスクの方へ近づいて近くにイスなどないかなと周りを見てみますかね。
黒田 矢代
自分のデスクがあるので、その椅子を使うといいでしょう。
田尾 麗
では自分のデスクから拝借して、腰を落ち着けます。
「自分だけ呼び出したということは、なにか特別な事情ですか?」
まあ心当たりはあるが、それを自分から言って藪蛇になるのは御免だ。
黒田 矢代
「ああ、そうだ。……先に断る。この件は他言無用としてくれ」
田尾 麗
「それは春に対しても例外なくという認識で齟齬はありませんね?」
黒田 矢代
「そうだ」
「……君のパートナーをその対象に含めるのは心苦しく思うが、なるべく最低限にしておきたいんだ」
田尾 麗
パートナーという言葉にほんの一瞬、眉を顰める。
「分かりました。」
その言葉と共にいつも通りの表情に戻る。
彼の事をずっと黙っていた、彼をずっと探せずにいた、そしてなによりあの子を見つけられずにいる自分は果たしてパートナーとして相応しいのだろうか。
どちらつかずの自分は両者にとってもパートナーと言えたのだろうか。
そんな思いが少しだけ脳裏を掠めていった。
黒田 矢代
「……大丈夫か?」
黒田が気遣うようにあなたに声をかける。
田尾 麗
「いえ、問題ありません。」
取り繕うように答える。感傷は本題を聞いてからでもいいだろう。
別の話題であるならばそれはそれでいいのだから。
黒田 矢代
「続けよう。君は最近の警視庁で、何か気にかかることはなかったか。いや、大まかに過ぎたな。様子が変わったと思うことはないか」
【アイデア】で判定。
田尾 麗
CCB<=50 【アイデア】 (1D100<=50) > 32 > 成功
ここの半分成功するか。
KP
最近署内のセキュリティが以前よりも厳しくなったと感じる。
田尾 麗
この切り口であれば、自分の心配は杞憂だったのかもしれない。
少しだけ安心して、最近のことを思い返してみる。
黒田 矢代
「署内のセキュリティが厳しくなっている。……というのも、最近警察の情報が外部に漏れ出ているらしい──、と、上から報告があってね」ふ、と彼は声をひそめる。
「しかもその情報というのは我々が担当している事件の情報ばかりだ。……分かるだろうか、これが何を意味しているのか」
田尾 麗
「それはつまり、『警察内部、とりわけドロ課に内通者がいる可能性がある。』ということですか?」
黒田 矢代
「……そうだ」彼は重々しく頷く。
「我々に近い存在の中に、裏切り者がいる可能性がある……」
田尾 麗
「であれば、俺は何故呼び出されたのでしょう? その理論で言うなら、俺も容疑者の1人のはずですが。」
黒田 矢代
「上も初めは君の事を疑っていた。君はあの……、白瀬恭雅と繋がりが有るからな」
「そのため、ここ数か月の間君の動向を探っていた。すまないな」
田尾 麗
「いえ、彼との関係性を知れば誰だってそう考えるでしょう。なので気になさらないでください。」
別段個人に被害が出ているわけではないのでそこはかとなくフォローを入れておく。
黒田 矢代
「その結果、逆に君が最も潔白であると証明された。だからこそ君にお願いしたい。……君の能力を見込んで」
田尾 麗
「なるほど、そうですか。そうであれば協力したいとは思います。」
「一体どのへんの能力を買われてなのかはきになりますけど。」
黒田 矢代
「すまないな、不服もあるだろう。……君の能力の高さを信頼している。君はあの白瀬と対等に組めた人間だ」
田尾 麗
これ本当にそう思っての発言なのか〈心理学〉とかでふんわりわかりませんかね?
なんか含みがある気がして
KP
なるほど。えっと値いくつでしたっけ
田尾 麗
65ですね。
KP
SCCB<=65 しんりがく (1D100<=65) > 3 > 決定的成功/スペシャル
黒田 矢代
黒田の言葉に含みはない。彼はあなたを真実、信頼している。
田尾 麗
ありがとうございます。
ふむ、どっちに転んでても面白そうな回答、ワクワクしますな。
「どのみちこのまま情報を流される訳にもいきませんからね。それで、俺はその裏切り者がだれか調査すればいいんですか?」
上が自分を白だとみなしたなら好都合だ。
内通者が彼とつながっているのならば、彼を見つけるきっかけになるかもしれない。
警察に邪魔される前に彼と、白瀬と話をしなければ。
それがかつては彼と共に組んでいた自分にできることだと思うから。
黒田 矢代
「ああ、そうだ。調査し、報告して欲しい」
「辛い役割ではあるが……」
田尾 麗
「内通者が分かった場合、黒田さんにのみ報告する形でいいんですよね?」
黒田 矢代
「ああ、そうだ。知る者は最低限にしてほしい」
田尾 麗
「分かりました。」
黒田 矢代
「すまないな、……頼む」
田尾 麗
「ちなみに、最新ではどの程度まで情報が流されている状態なんですか? その辺の情報はいただけたりしないですかね。」
一応調査の体で訊ねてみる。
黒田 矢代
それについては首を振られる。信頼してこそいるが、それについて口に出す内容は最低限にしたいのだろう。
「君は……今回の事件についてどう考えている?」
代わりに、そんな内容を聞いてきた。
田尾 麗
「そうですね、目的が見えないのでなんとも。」
「ただ、もしもこの一件に彼が関わっているのだとしたら、この事件は俺達が思っているよりずっと根が深い問題なのかもしれないですね。」
彼が追っているのはきっとあの子の件に関わりがあるのだと思う。
もしそれが正しいのならば、事件は10年以上前から始まっていて、今もなお続いているということなのだから。
黒田 矢代
「ああ……、同感だ」彼は重々しく頷く。
田尾 麗
「とりあえずこの件について、善処はしますがあまり期待しないで待っていてください。」
「なんせ、一度は組織から干されていた身なので。」
黒田 矢代
「ああ。……それと」
「こんなことを頼んでおいて何だが……、他の所員、特に新人の二人のことは気にかけてあげてほしい」
「私ではわからないこともあるだろうから、な」
直前に裏切者の話をしておきながら、彼はそんなことを言い出した。その口調は不思議と人間味のあるものだった。
田尾 麗
「できる限りはやってみます。……黒田さんもあまり根詰め過ぎない方が良いですよ。」
黒田 矢代
「ああ、……すまないな。ありがとう」
それで話は終わり、あなたたちは部屋から退出することになる。
黒田は先に扉に手をかけるが、部屋から出る直前このように告げた。
「いつか君にも大きな選択をしなければならない時がくるだろう。
……君が後悔のない選択をできるように、祈っている」
KP
その言葉の意味を聞く前に、黒田は部屋から出て行ってしまう。
田尾 麗
「大きな選択……」
果たして後悔ばかりの自分が、そんな選択をできるのだろうか。
今は考えても仕方ないだろう。
ひとまずはこの調査について考えなければ。
気が重い。こんな時には飲みに行きたくもなる。
それに音楽が無性に聴きたくなる。
やはり感傷的になっているのだろう。
夜に物を考えるのは良くないと言われているし、今日はさっさと帰って寝てしまおう。
KP
帰宅してあなたはさっさと風呂などを終え、眠りにつく。飲みに行けば、彼の事を思い出してしまいそうだった。

キョウ
貴方はメンテナンスの為一度組織の本部へと戻るよう、キョウから指示が入る。青木がメンテナンスをしたいと申し出てきたが、それを断り、貴方は本部へと向かうことになる。
おっこっちでメンテなんですね
KP
YES。青木を誤魔化すなり撒くなりして本部へ戻ることになります。
ちょうど昨日撃たれたヴィキさんがありますし、そちらに時間をかけてあげてください、みたいなこと言って誤魔化しますか
KP
なるほど。

KP
本部へ戻れば相変わらず行き場を失ったアンドロイドがそこに集まっていた。
……3桁になるまで数は増えており、この地下の施設が今の社会の現状を現しているようだった。
アンドロイドはみな自由を望んでこの場所へと集まる。
中には虐待のせいで醜い姿にされた者もおり、そんな彼らが人間であるキョウに従っているのだからキョウの人望の厚さが見てとれる。
ニト
「あっ、レナ、おかえり!」
ニトが貴方を出迎える。彼は貴方のメンテナンス係だ。
「ただいま戻りました、ニト」
いつもの笑みを浮かべて応じる。
出会った当初よりも幾分か高くなった視点にも、すっかり慣れたものだ。
身長に下駄を履かせる脚部ユニット。地味に警察側の誰にも見せていないパーツであるために、おいそれと触らせるわけにも行かなかった。
ニト
「ああ、待ちくたびれたぞ! キョウとリトは仕事があるって僕のこと部屋から追い出すしさ~、全く酷いよな」
「おや、あの二人は忙しいんですね?」
「随分と人数も増えているようですし、仕事も増えているのかしら」
ニト
「わかんないんだけどさー、キョウのやつ随分バタバタしてんだ。ちぇー」
会話もそこそこにニトは貴方のメンテナンスを始める。「あれ、これってここで合ってたっけ?」と声が聞こえてくるが、なんとか修理はされているようだ。うーん。
「あ、ネジ…… まーいいや」
「あはは……。一応これでも精密機械ですからね? 気をつけてくださいね?」
頬を軽く掻いて、困ったように笑う
ニト
「まあまあなんとかなるって。あ、そういやさ」
メンテナンス中、ニトがこんな話をしてくる。
「僕この前見ちゃったんだ! キョウが誰かとうつってる写真見てるとこ!」
「あれ絶対昔の女ってやつだよ! 僕の勘がそう言ってんだ。まあ近づいて見ようとしたら凄く睨まれちゃって結局写真は見れなかったんだけどさー、ほんっっとひどいよなキョウ」
「あらま。キョウもアレで中々、謎の多い人ですからねー」
「気になるなら真正面から聞いてみてはどうでしょう。嫌なら嫌ってハッキリ言うでしょうし、やきもきするよりはマシですよ、たぶん」
ニト
「そうかー、そうだよなー。僕キョウの昔の事全然知らなくてさぁ、あいつほんと何も話してくんないんだ」
「まああいつ、見るからに悪者! って感じの顔だしな~」
キョウ
「……誰が悪者の顔だって?」
KP
見ればいつのまにかキョウが立っており、側にはダラダラと汗を流すニトに呆れたような視線を送るリトの姿もあった。
ニト
「うげ」
「ワオ。噂をすれば影、にしたってタイミング良すぎますよ、キョウ。もしかして見てました~?」
からかうような語調と共に手をひらひらと振る
キョウ
「どうせそんな話をしてるだろうと思ってた。お帰り、レナ」
「ただいま帰りました、キョウ」
笑みを深めて、汗を流すニトの頭をぽんぽんと軽く撫でて落ち着かせる。
ニト
「うわっ、子ども扱いするなよなー、天才マッドサイエンティスト予定様だぞ」
「おっとこれはすいません。ふふふ、『予定』が取れた暁にはどんな改造してもらいましょうかねー」
「あっ、そうだキョウ。あなた警察で噂になってますよ~。アンドロイドの不法投棄現場に犯罪組織らしき男がいつも目撃されてるって」
キョウ
「ああ、分かってるさ。アンドロイドの皆に手を汚させる訳にもいかない。ニトとリトはまだ子供だしな」そう言うキョウの背中には、どこか背負い込みがちなような、そんな雰囲気が見てとれた。
「とにかく、今日のデータを取らせてもらっていいか?」
「うーん……。あなたにアシが付けばどの道、わたし達は総崩れなんですからね?」
「背負いこみすぎないで頼ってくださいよ~?」
眉と肩を下げながら、慣れた様子で頷く。
キョウ
「そうだな、気をつけるよ」
貴方を始めVOIDは見た景色が映像として自動的に保存される。貴方がみた映像がそのまま情報となるわけだ。
貴方に機器をつなげ、リトがデータをとり他のチップにデータを移す。
リト
データをとり終えたリトは、続けてこんな話をする。
「今日は、他に試したいことがあるの」
「貴方は、元々この地下に捨てられていたの。その話はしたわね」
「ええ、初回起動の時にそんな話をしていましたね。つまりリト、何か分かったんですか?」
リト
「いいえ、これから調べるの」
「もともと貴方に入っていたスタックには、データの痕跡が残っていた」
「それの復元作業が、一部成功したのよ。何か分かるかもしれないわ。ロードしてみてもいい?」
「…………ワオ」
初耳だった。実際の所で言えば、自分の出自に特別強い興味があるわけではないが―――知ることのできるものであれば、知っておいた方が良いのだろう。
「良いですよ。……あ、でも、何かバグを起こしたらちゃんと復元お願いしますね?」
リト
「勿論よ。それじゃ、行くわね……」
彼女は貴方の後頭部にケーブルを接続する。貴方は自動的にスリープモードへ移行することだろう……。
思考が完全に停止する時間───体が鉄製の“かかし”に変わる時間───相変わらず、それを好ましく思うことはない。人は毎夜、この感覚を迎え入れているというのだから凄まじい。

KP
………
……

×××× ×× ×××× …..

貴方は暖かい日差しが注ぐ中庭のような場所にいる。地面には芝生が敷かれ、周りには10代くらいの子ども達が見える。
子ども達は貴方を不思議そうに見つめていた。そんな中、周りの子ども達よりも大きい、高校生くらいの少女が貴方に話しかける。
?「初めまして、貴方名前はなんていうの?」
―――記憶に連続性が保たれていない。
何があったのだろう。直前の記憶ではデータの復元が行われていたはず―――
内心の困惑を押し隠しながら、目の前の少女に微笑みかけ……言葉に詰まる。
「……うーん、なんて言えばいいんでしょうね?」
「呼び名であれば、たくさんあります。X000とか、ポコ太郎とか」
「呼びにくければ、お好きなようにお呼びください」
KP
?「じゃあ、私が名前をつけてもいい?」彼女は、そう言って微笑む。花のほころぶような笑顔だった。
名前、名前。
……レナとも、春とも名乗れなかった、この自分に新たに付けられる、名前。
一体わたしは、いくつの顔を持つつもりなのだろう。
まともに、相棒の名すら呼べなくなってしまったくせに。
KP
あなたの躊躇いをよそに、記憶は再生されてゆく。
?「そうだね、貴方の名前は…」
そう言って彼女は貴方の手を取った。
―――わたしの名前は?
声にならぬ声を、困惑の表情で覆い隠して……付けられる記号(なまえ)を待つ。

リト
──「どうだった? 何か見えた?」

次の瞬間、3人と目が合っていた。ニトはどこか心配そうに貴方を見ていた。あなたの名はとうとう告げられることはないまま、記憶は途切れたようだった。
「――――――」
再起動時、毎度起こる不随意の硬直。
記憶の連続性が断たれ、わたしという意識の同一性が保証されなくなる瞬間。
自分の存在意義を軸に再び自己を立て直していくその工程が、普段よりも数秒遅れる。
「……ええ、ほんの数十秒程度の……記録? 記憶? どういえばいいのかわかりませんが……」
かぶりを振って、すぐにいつもの笑みで塗り固める。
敵意の不在を示す、友愛の笑み。それだけをメッセージとした困った様な笑顔を。
「中庭のような場所に……子供達。1人だけ、10代後半くらいの子が居て、名前を聞かれました」
リト
「知ってる場所?」あなたはそこがどこだったのか分からない。知らない場所だ。
「いえ。……そもそも、アレがいつのものかもわかりませんし、今もその場所があるのかすら」
首を横に振る
リト
「そう……。もう少し復元を進めてみるわね」
ニト
「子供達かー。なんで子供ばっかりいたんだろうな?」
「うーん。孤児院とか、そういう施設だったのかもしれませんね……?」
「どうしてわたしの中に、そんなデータがあるのか不思議ですけど」
ニト
「実は子供お世話ロボットだったとか?」
「ふふふ、それならもうちょっとお母さんっぽい外見が良かったですねえ」
くすりと笑い、そんな過去だったら悪くないな、なんて思いもして。
「半端に見ると気になってきちゃうものですね。リト、わたしからも復旧をお願いします」
リト
「ええ、任せてて」
「ワオ、頼もしい。それでは楽しみに待つとしましょう」
それでも気になるのが、三つ目の名前。
……いや、あれが自分の記録なのだとしたら、もしかしたらそれこそがひとつ目、だったのかもしれない。
設定だったはずの“記憶喪失”が現実となってしまっていることに奇妙さを感じながらも、この時。初めてわたしは自分のルーツに興味を持った。
KP
貴方は三人に見送られ、警視庁へと戻っていくことだろう。
“仕事”の上では、誰にも違和感を抱かせてはならない。
内に抱えた軋轢を思考の奥に押し込めて、ヘッドフォンを装着する。
喧しく耳元を揺らすその振動が、楽観的な『春』の思考を呼び覚ました。

青木 玲斗
貴方はメンテナンスのため、青木に解析室へ呼び出される。
ヴィキ
「こんばんは、青木さん」
青木 玲斗
「あ、あの……、メンテナンスを……」
ヴィキ
「はい、よろしくお願いいたします」
大人しくメンテ用のチェアに身を預ける
黄海 夏央
貴方が部屋へと向かえば部屋から黄海が出てくる。彼女は貴方の方をじっと見たあと、その場から立ち去った。
黄海 夏央
「……」
ヴィキ
「……?」
小首をかしげる
青木 玲斗
室内には既に青木の姿があり、何か作業しているようだった。手元を見れば、プラモデルを組み立てていたようだった。
ヴィキ
「青木さん」
青木 玲斗
「ひっ!」と声をあげ、よほど集中していたのか貴方の声に驚き手に持っていたプラモデルを落としてしまう。
「あ、あああ……」と悲しそうに落としたプラモデルの部品を集める彼の背中はとても、大きな事件を追う刑事には見えなかった。
ヴィキ

それスライディングしてキャッチしてもいいですか?
青木 玲斗
お、じゃあ【DEX】×5で。
ヴィキ
CCB<=80 (1D100<=80) > 38 > 成功
青木 玲斗
ナイスキャッチ!
ヴィキ
では、ずさーっと滑り込んでキャッチした作品を、そのままの姿勢で青木さんに差し出す
青木 玲斗
あなたはその真っ白なロボットを無事にキャッチした。珍しくそれはガンダムではないロボットのようだった。
ヴィキ
そのロボットのこと、知ってますか?
青木 玲斗
あなたがそれに目を止めると、知っているだろうか…… と考えるより前に青木が話し出す。
「ああ、それか……。珍しいよね、僕がロボットものにはまったきっかけのアニメでさ」
「ブレイドレイドっていうんだ。人間である主人公がロボットと力を合わせて敵組織に向かっていくっていう、子供向けの、分かりやすいおはなし」
ヴィキ
「ブレイドレイド……」
データベースを検索し、内容をざっと閲覧する
「初めてお聞きしました。そうですか。青木さんのルーツなのですね」
プラモを手渡し、スライディングで捲れてしまったタイトスカートを直しながら立ち上がる
断線してしまったストッキングは、仕方ない
後で履き替えよう
ヴィキ
「人間とロボットが力を合わせる……。今の私たちと、同じですね」
青木 玲斗
「うん……、ほんとに好きだったんだ。あ、服、ごめん……」
ヴィキ
「いえ。予備も支給されていますので、問題ありません」
青木 玲斗
「……力を合わせる、うん……。そうだね……」あなたのメンテナンスに取り掛かる青木の手はやさしく、しかし表情はどこか物憂げだった。
ヴィキ
「どうか、しましたか?」
そちらを見やり、小首をかしげる
青木 玲斗
「うん……、あの……」
ヴィキ
「はい」
青木 玲斗
「実は、ちょっと相談があって……。君に言うのも変な話だし、困るかもしれないけど……」
ヴィキ
「何でしょうか? 私でよろしければ、ご遠慮なく仰ってください」
青木 玲斗
「うん……」
「俺って一応、この課のアンドロイドのメンテナンスも任されてて……だから君以外のアンドロイドのメンテナンスもしなきゃいけないんだけど……」
「実は……、さっき、春さんにメンテナンス、断られちゃって……。撃たれたヴィキさんに専念してくれって言ってたけど、なんだか、やんわりと……」
「それだけじゃないんだ」
「赤星さんのパートナーロボットのイチハさんにも…… 声かけたら俺の頭の上から爪先まで見て、」
イチハ
「『いらない』」
青木 玲斗
「って……

俺もしかしてアンドロイドから見てその、嫌われてたり、頼りにならなかったりするのかなって……」
ヴィキ
「……」
逆の方へと首を傾げ、少しの間
ややあって
「少なくとも、私は青木さんにそのような認識は持っていませんが」
「春さんは、特に旧型とのことですし、イチハさんも何か専門のメンテナンス技術者―――つまりはヒトで言うところの『かかりつけ』を持っていらっしゃるであるとか。そうした可能性はありませんか」
青木 玲斗
「ううん、そういうことはないはずなんだ。全員、警察の所属だし……。担当は俺だし……」しょもも……
ヴィキ
視線を、斜め上へとやり、考えるそぶり
そんな必要は無いはずだが、人間らしい所作で考えるようにしてから
「よろしければ、春さんとイチハさんにそれとなく尋ねてみましょうか」
青木 玲斗
「ううん、いいよ……。春さんに嫌いだって言われたら、再起不能になりそうだし……」
ヴィキ
「あまり、そういったことを口にするような方ではないと考えますが」
「ですが、そうなると、これまでのメンテナンスはどのようにされていたのでしょう」
「これまでも警察内の施設でメンテナンスをお受けになっていたということですよね?」
青木 玲斗
「そのはずなんだけど、俺が担当になったの、最近で……」しょもん…………
ヴィキ
「そうですか」
とりあえず、一応話だけは聞いてみよう、と判断しました
結果を伝えるかどうかは置いておいて。
「そういえば、お話は変わりますが、シロウさんに何かあったのですか?」
青木 玲斗
「えっ、シロウ? なんで?」
ヴィキ
「私がこちらへ来た時、ちょうど黄海さんが出て来られましたので。少し様子がおかしかったのと、シロウさんを伴ってはいらっしゃらなかったのですが、こちらはメンテナンスルームでしたので」
青木 玲斗
「ああえっとうん、ちょっと色々……」
そうこうしているとメンテナンスが終わる。
ヴィキ
視界内で、各部自己診断について、全てグリーンが点灯していることを確認し
「ありがとうございます、青木さん」
あ、
青木さんの黄海さんについての質問に対する反応に、〈心理学〉できますか?
KP
お、なるほど。ちょっとお待ちください。
〈心理学〉、値いくつでしたっけ? KPが振ります。
58です
KP
SCCB<=58 (1D100<=58) > 25 > 成功
青木 玲斗
ではあなたはなんとなく察する。青木はいらんことを考えている。うううんプライバシーだし……。でもヴィキさんは彼女のことを案じてくれてるのかもしれないし……。
ヴィキ
ふむふむ
「青木さんは、優しいですね」
微笑む
「私も、ドロ課の一員です」
「もし、お悩みがあれば、仰ってくださいね」
青木 玲斗
「ありがとう……」
ヴィキ
さっきのロボットですが、私は結局知らない?
orデータベース検索でストーリーとか設定とか知ることは出来ましたか?
KP
ああっと失礼、KPが見逃してました。
貴方はどうしてかそれを知っている気がするのだが、どこで見たのか、知っているのか、いまひとつ思い出せない。アンドロイドの貴方が”思い出せない”というのは、何だか不思議な感覚だ。
ヴィキ
なぬ
そう言うことか
んんん
うーん
お話とか設定とか、青木さんから聞いた以上のことはわかりますか?
KP
データベースを探せばどうもマイナーなアニメらしいが、人間の少年と大きな人型のロボットが手を取り、シンクロして敵に立ち向かっていくようなストーリーが出てくる。
ヴィキ
ふむふむ
んんー
知っているような気がする、と言う点について自己診断とかできますか?
何かデータにプロテクトかかってるとか、そういう痕跡があったりします?
KP
自己診断をかけてみることはできたが、やっぱりよくわからない。プロテクトという感じではないのだが。
ヴィキ
むーん
ちょっとメタいんですが、私は100%機械ですか?
ニューロチップとか生体脳乗っかってたりするんですかね?
体表組織はバイオマテリアル~とかロマンなところは勝手に想像してますが。
KP
あなたが分かる限りは普通のVOIDですね。VOIDに生きた脳味噌が乗っているとかそういう話はない。
ヴィキ
ふーむ
気になる~~~~
すみません、質問で脇道外れました
KP
いえいえ。
貴方は自室へ戻り、スリープモードへ移行することになるだろう。
ヴィキ
今日はもう寝るだけですね
KP
ですね。スヤァ。

KP
………
……

スリープモードに落ちたはずのあなたのロジックエリアで、見知らぬ映像が再生される。
薄暗い部屋にいる。ここは子ども部屋だろうか。
目の前には一つの小型モニターが置かれており、そのモニターには柔らかく微笑む女性が映し出されていた。
その女性を見たとき貴方が感じたのは、懐かしさと温かさと、ほんの少しの寂しさだ。
ヴィキ
『……これは、夢……?』
VOIDである自分が、夢を見ることなど、あるのだろうか
KP
女性は貴方を見て

「よくできたわね」

そう言って微笑んだ。

あなたはどうしてか、その女性に撫でてほしいと望んだが、モニターの向こうの女性があなたを撫でてくれることはなかった。
ヴィキ
それは、間違いなく自分の感覚として感じたものですか?
KP
あなたには分からないでしょう。ただ、あなたがスリープから復帰したとき、その映像はあなたの主観視点で記憶に残っていた。

ヴィキ
「……」
スリープ時、各部への重力による負荷を軽減するために自室に用意された、人間のものと同じ寝台から立ち上がり、化粧台へと向かう
ヴィキ
鏡を、覗き込む
KP
そこにはあなたの変わらぬ顔が映っていた。
ヴィキ
見かけた時、なんとなく気になって買ってしまった『ぽんこつ』と書かれたTシャツを脱ぐ
下着だけの姿の肌の上、自らの刻印を指でなぞる
KP
あなたがVOIDたる証、あなたのアイデンティティ。
ヴィキ
「私は……リボット社製造、BR800。識別番号:4547335……」
KP
あなたの呟く声が、室内に溶けた。
ヴィキ
「私は……VOID……?」
なぜか、最後に疑問符をつけて、日が昇るまでそうしていた

KP
一日目の夜。貴方が警視庁から出ようとしたところで、メッセージが入っていることに気が付く。ヴィキはメンテナンスを受けるため自宅に戻ることはなく、久しぶりに横にアンドロイドがいない時間になるだろう。

見れば黒田からのようだ。
黒田 矢代
『私はまだ仕事があるから先に帰ってなさい。なにか食べたいものはあるか?』
結城 晃
『レトルトで良いので、ハンバーグお願いします』
KP
返信をすればすぐに『わかった』と簡潔な文が返ってくる。
結城 晃
飯の件の後少し間を開けてメッセージを送る。
『朝の会議でのことなんですが、何か心当たりでもありますか?
今回のやり方が別の組織のものではないか、という件について』
『少しの気がかりでも、ご意見を聞いておきたいです』
黒田 矢代
『分かった。自宅で話そう』
結城 晃
お、返信来ないかと思ってたよ。
KP
失礼KPの処理速度の問題です
結城 晃
いや、遅いから、じゃなくて、話したくないかなと思ったから。
黒田さんが口ごもった件について質問したくて、内容何だったか探しているんだけど、見つからない……
KP
あー成程、現場で目撃された犯罪組織の一員の件じゃなかったかな
結城 晃
やっと発見した。
完璧な犯人が迂闊なことをしているのは、別の組織の可能性があるからじゃないか
って件で良かったかな……
赤星 透也
外に出れば赤星が車を止めて待っていた。
「黒田さんがお前のこと送ってくれって。昔から過保護だよなあの人。……お疲れ様」
結城 晃
「ありがとう……今日は色々、助かった」
「思ったより、きつかったよ」
赤星 透也
「……まあな、無理もない。あれだけでも、随分頑張ったと思うよ」
結城 晃
「ヴィキもイチハも……他のみんなも、良い奴だ。分かってる。分かってるんだ……だけど」
サングラス外してため息をつく。
「あそこにいるだけで、心がすり減っていきそうだ……」
具体的にはSAN値が。
「赤星さんがいてくれて、本当に、良かった。
少しだけ、寝る……」
呟いて目を閉じる。
赤星 透也
「ああ……、そうしろ。お前は、本当に、頑張ったよ」
結城 晃
本当に彼らが、ただの機械なら良かったのに。

KP
赤星の運転で自宅へと到着する。赤星は我が家のように合鍵で家へと入るが、それは貴方にとっても見慣れた姿だ。
赤星 透也
「先に飯作っておくか、黒田さんいつ帰ってくるかわからないし。お前は風呂でも入っとけよ」
そう言って冷蔵庫を覗き食材を出し調理を始める。あなたはその間に入浴シーンすることができる。
結城 晃
サービスシーンだな!?
KP
YES!!
結城 晃
言われるままに、服を脱いで脱衣籠に入れる。
頭から冷たいシャワーを浴びてしばらくじっとしていた。
あの日浴びた雨のことが思い出される。
あの、血に染まった機械の手。
駄目だ。彼らがどんなに笑っていようと、彼らが何を考えているか分からない。
根本的に異質なのだ。
シャワーを湯に切り替え、髪をざっとかき上げて鏡を見る。
KP
湯気がもうもうとあなたの視界を覆い隠す。熱があなたの強張った筋肉をほぐすだろう。
結城 晃
分かっている。ヴィキや、彼らが違うのは頭では分かっている。
しかし、今日聞いてしまった。
『彼らも突然狂う可能性がある』
湯を浴びているのに、うそ寒いものが背筋からじわじわと忍び寄っていた。
今日は少し長めに湯に浸かろう。
余計なものを全て洗い流さないと、夢枕にまでついてきそうだ。

赤星 透也
貴方が戻ってくる頃にはリビングにおいしそうな匂いが漂っていた。赤星が得意とする煮物だ。どこかやさしい味わいは、貴方をほっとさせる。
結城 晃
「おー、美味そう!」
意識的に元気な声を上げたのが半分、もう半分は感謝だ。
「ごめん、明日は俺が作るよ」
言いながら食卓につく。
この醤油の香りがたまらん!
ここの調味料は結城の拘りでいいものが揃えてあるのだ。
赤星 透也
「いいよ、無理すんなって。あっちに慣れるまで俺に任せろ」
結城 晃
「ありがとう、付き合わせて、ほんと、今日だって、俺がこんなじゃなければ他の所調べられただろ?」
「イチハも苛ついているみたいだった」
「……本当に、俺の我が儘に付き合ってくれて、ありがとう」
言いながら食卓を片付けてテーブルを拭く。
お掃除判定していいですか……
赤星 透也
「いいよ。イチハはああいう性格だし、あいつだってお前の事本当に嫌ってるわけじゃないさ。お前はよくやってる」
黒田 矢代
そんな会話をしていると、そこで黒田が帰宅してくる。
メインディッシュのハンバーグと一緒に登場だ。しかも、ちょっといいとこのやつ。
「ただいま」
彼なりに貴方を気遣ったのだろう。
結城 晃
「おかえりなさい」
意識的に声を上げる。
あれは一度食べて忘れられなくなったけど、お高いからなかなか買えない奴!
「スーパーので、良かったんですけど……
ありがとうございます!」
黒田 矢代
「聞きたいことがあったんだったな。犯罪組織の件……、だったか」
結城 晃
我知らず視線でハンバーグの袋を追っていたのが、不意に止まる。
「綿密に痕跡を消すような奴らにしては、証拠が残りすぎていないかと……」
(これで合ってたかなぁ? By 中のヒト)
黒田 矢代
「……あの件か。すまなかったな、口ごもったりして」
結城 晃
「投棄現場で目撃されたのは、この一連の事件と関係がある人物だと思いますか?」
(どっちかっていうとこうだな…… By 中のヒト)
黒田 矢代
「そうだな、証拠が残り過ぎている──という件に関しては、私も同感だ。口ごもったのは、違う理由なんだ」
「あの人物は── 元、警察関係者だ」
結城 晃
「知ってるんですか」
身を乗り出した。
「しかし、今朝出た情報だと……」
分からないということになっていたはずだが。
黒田 矢代
「そうだ。詳しい事は言えないが……。それだけに、何故あんな目撃のされ方をしているのか、こちらでもつかめていない」
結城 晃
「それが誰か……は」
訊いて教えてくれるなら、あの場で言っているはずだな……
「……分かりました。
俺の方でも、調べてみます」
黒田 矢代
「すまないな……」
「そうだ、今日はどうだった? あのアンドロイドとは上手くやっていけそうか」彼は話題を変える。
結城 晃
「あ……」
言葉に詰まる。
強情で、アニメの話ばかりしていて、空気が読めなくて
元気で、優しくて、優秀で……
「悪い奴じゃ、ないです……」
視線を落として口ごもる。
「さすが新型ですよね。ほとんど、人間みたいで」
「うまく、やっていければ……きっと、捜査の役に、立ってくれると思います……」
そう、俺が悪い。
刑事になるならば当然ついて回るものに拒否反応を起こしている、俺が悪いのだ。
彼女は、ヴィキは、悪くない……
いや、でも
「ガンダムの話には、ちょっと辟易してるんですけど」
頭では分かっているが、どうしたって感情が、ついてこられない。
いつVOIDたちが『アレ』のようになるかと常に……
恐れている。
黒田 矢代
「……すまないな。無理することはない。本当に無理だ、と思ったら、もっと別の…… 人型ではないアンドロイドに替えてもらうことも、検討できる」
結城 晃
「シロウみたいな、ですか……」
しかしおそらくそれにも意味はない。
「いえ、もう少し、このまま……頑張れます」
「慣れますよ、いずれ」
笑って見せた。
黒田 矢代
「そうか。……すまないな、いや、……就任おめでとう、早々に大きな事件の担当になって大変だろうが、何かあったら私や赤星を頼りなさい」
結城 晃
「はい……ありがとう、ございます……」
深々と頭を下げる。
KP
遅くなりましたがお掃除判定おっけーです。
結城 晃
CCB<=40 〈芸術(掃除)〉 (1D100<=40) > 92 > 失敗
駄目だ、疲れているんだな……
ゴミ箱を蹴飛ばしてしまった。
掃除は明日にしよ。
そういや朝気になったものって今見ても分からないかな。
床にあったらしきものに判定失敗している。
黒田 矢代
パコンヌ! ゴミ箱が軽やかに回転して、その中から何かが出てきた。チラッと見るなら〈目星〉してもよい。
結城 晃
CCB<=25 〈目星〉 (1D100<=25) > 32 > 失敗
ちぇっ、今朝より頑張ったのに。
じゃあ気にしないでまたゴミ箱に投げ込んじゃった。
KP
では、夕食を終え片付けをすませた後、あなたは自室へと戻ることだろう。
その途中で〈聞き耳〉を。
結城 晃
CCB<=65 〈聞き耳〉 (1D100<=65) > 95 > 失敗
しょんぼりだ
重要な話が聞けそうなのにナー
疲れすぎてたからもうまっすぐ部屋に戻って寝ちゃった。
赤星 透也
赤星が何か電話しているようだ、ということだけ分かった。
結城 晃
(赤星さんって、なんでここにいるんだろ……?)
(家は別だよな。なのに朝も夜も来てくれて。
家族みたいに馴染んでるけど、そういえば、知らないなー)
(色々、助けられてる……俺も早く一人前になって、二人にちゃんと、恩返しを……)
スヤァ
KP
自室に戻りベッドに横たわれば、体は自分が思っていた以上に疲れていたのだろう、いや、思っていた通りかもしれない。まるで鉄でできているかのように、ずっしりと沈んでゆく。
結城 晃
きしみを上げるベッドの上にぼんやり横たわって、ヴィキのことを考えた。
あいつもこんな風に寝たりするのだろうか……。
体が、重い……今日は、疲れすぎた……。
KP
……

泥のような眠りの中で貴方は夢を見る。
結城 晃
夢は、脳が昔の記憶を整理しているものが見えるのだという。
支離滅裂な中にも、確かな記憶というものは存在しているのかも知れない……
KP
貴方は暖かな日差しが入る部屋にいる。
貴方は手に小さなロボットを抱えていた。しかしそのロボットは足の部分が取れかかっている。
それを見た目の前にいる男性は貸してごらん、と貴方からロボットを受け取る。その顔は夢らしく曖昧で見えなかった。
結城 晃
何故か……ロボットというものは……もっと身近だった気がする……
誰だったかな……あの人は
KP
彼の作業を見守っていると、ふと男性は貴方の方を見て、やってみるか? と、ロボットと工具を差し出す。
貴方がネジを止めると男性は よくできたな、と貴方の頭を撫でた。
結城 晃
俺が〈機械修理〉をっ!
「うん! なおった!」
記憶の中の自分は本当に嬉しそうで、誇らしげだ。
今の自分と地続きであるとは、到底信じられないほどに。
KP
誇らしくそう口に出したとき、あなたは目を覚ましていた。
結城 晃
「……」
夢か。あれは、いつのことだっただろう。
時計に目をやる。
KP
朝だ。今度は寝坊せずに済んだらしい。あなたは身支度をして警視庁へ向かうことだろう。
結城 晃
おっと、昨日は弁当を作る余裕がなかったな。
食堂で何か食べるとしよう。
結城 晃
いつも通り、サングラスをかけて。
KP
終了です。メイン窓にお戻りください。
結城 晃
はーい

実質朝チュン
結城 晃
何があったんだー
何があったんでしょうねえ……
ヴィキ
ちょっとセクシーしてました
KP
セクスィー
結城 晃
こっちもサービスシーンしてたもんね!(謎の対抗意識)
セクスィー……
田尾 麗
ゼクスィー
KP
つけものいし
たまごくらぶ
皆なにがあったかわからないまま朝へとワープ
実質朝チュン
KP
イエース チュチュン
チュチュチュン
サービスシーンもあったらしいので要素は揃ってるぜ!
結城 晃
私は、一人だと何もできないなーって思った!!
わたしは哲学してた

KP
【10/17 朝】
翌朝、貴方達は再度ドロ課に集合する。
結城 晃
「お早うございます」
びしっと。
レミ
「おはようございます~」
「おはよーございまーす!」
田尾 麗
「おはようございます。」
イチハ
「おはよ、昨日は眠れた?」
赤星 透也
「おはよう。今日もよろしくな」
朝から騒がしく……というかもうヘッドフォンつけて一昔前の流行りの曲を流している
ヴィキ
「……」
ぼんやりと、あいさつも無しに立っている
黄海 夏央
「おはよう。……どうしたの?」
シロウ
「バウ?」シロウも気がかりそうだ。
結城 晃
「……?」
声をかけようか迷っていたら先を越されたので言葉を飲み込む。
青木 玲斗
「あ、あの、おはようございます……」
「あれま。ヴィキちゃんはあんまり寝れなかった感じ?」
ヴィキ
「……あ」
「すみません。おはようございます」
「私は……BR800、識別番号4547335」
「……ヴィキです」
結城 晃
「……知ってるよ」
黒田 矢代
「ああ、おはよう。どうした、昨日はメンテナンスを受けたんだろう?」
ヴィキ
「はい。全てグリーンです。自己診断では」
ヘッドフォンを首にかけて(そのせいで若干音漏れしながら)不思議そうに首を傾げる
田尾 麗
「メンテナンスの調子が良くなかったんですかね?」
不思議そうに
青木 玲斗
「えっ、もしかして何か……」
結城 晃
「何か?」
じろり
また余計なこと教えたんじゃないだろうなァ青木
青木 玲斗
「メンテナンスしたときは、何も問題はなかっ……ひっ」
「えっなになに、青木さん、もしかしてヴィキちゃんのネジ一本余らせちゃったりしました?」
青木 玲斗
「し、してません!」
ぴえん! レミの後ろに隠れちゃった。
レミ
「あらあら~、青木くんをいじめちゃだめですよ~」
ヴィキ
「いえ。青木さんのメンテナンスは万全です。部品の脱落も見られません」
言ってから、小さく、息を吸うような
ヒトのような仕草の後
感情表現がとても上手だなあ、と感心したように見ている
ヴィキ
「失礼しました。問題ありません。本日もよろしくお願いいたします」
にこりと微笑んで、頭を下げた
結城 晃
「(新型かー……だからってこんなに人間に近づけなくても)」
「(人間は人間を作れるだろうに)」
「そっかそっか。不調があればちゃんと話してねー?」
「言いにくかったらわたしにこそっとでも言ってくれればいーしね」
ばしばしヴィキさんの肩を叩く
田尾 麗
「うん、春の言う通り、無理はいけないからね。アンドロイドだって色々消耗するんだろうからね。」
ヴィキ
「は い あ り が と う ご ざ い ま す、春 さ ん、田 尾 さ ん」
叩かれるごとに音を飛ばしながら、微笑む
結城 晃
「ヴィキは昨日稼働したばかりだと言っていたし、なんか、あるんじゃないのか、なんか」
この男機械のことさっぱり分かんない。
ちなみにこのコミュニケーション法は昨日ヴィキさんから共有された映像からラーニングしております
結城 晃
どっかで見た光景だなって思った。
ヴィキ
情報共有が早い!
田尾 麗
「春は少し力加減をおぼえような……」
壊したら困るなという顔
ヴィキ
「いえ、問題ありません」
「えっ、おっかしいなー、教材だとこのぐらいだったと思うんだけど」
イチハ
「……もしかしてあのおばちゃんの映像? マネしない方がいいよ、あれ」
結城 晃
「あー……妙なもので学習しないでくれ……」
「あれはディスコミュニケーション一歩手前だ」
「えー……新境地だと思ったのになあ」ぶーぶー
ヴィキ
「春さんも、大丈夫ですか?」
隣で口を尖らせる表情豊かなVOIDの顔をじっと見て、小首をかしげる
「うん? えー、おばちゃんの真似しようと思ったのは別にバグじゃないよ?」
ヴィキ
「いえ、その……メンテナンスは十全にお受けになったのか、と」
青木さんをちら、と見ながら
青木 玲斗
青木はレミの後ろに隠れながらしょんもりしている。
ああ、と少し頷いて。
「へーきへーき。見ての通り、正常に稼働しておりまーす」
笑みのまま意味深に青木さんの方を見ておこう
青木 玲斗
青木が余計にしょんもりした。
あれっと不思議そうな顔をしている(しょんもり青木さん
ヴィキ
「そうですか。それは何よりです。ご不便がありましたら、何でも仰ってください」
春さんに微笑む
そして、イチハの顔も見る
「イチハさんは、大丈夫ですか」
青木 玲斗
「よろしくお願いします……。あっ、僕とレミは今日も解析再挑戦です…… すみません……」
「ワオ。ヴィキちゃんってアンドロイドが出来てるゥー……」
「おーけい、何かあれば頼っちゃおっかなー」
ヴィキ
「はい。お待ちしております」
イチハ
「え、なーに? なんでボク? 超万全だけど?」
ヴィキ
「そうですか。何かご不便がありましたら、仰ってください」
イチハにもお辞儀
イチハ
「変なやつ」
結城 晃
「(ヴィキ、何かあったのか……? なんだか不安定だな)」
うーん、と結城さんの方をちらりと見るものの
ヴィキさんの事を気にしてるっぽいのでとりあえず何も言わずに笑みを浮かべている
田尾 麗
「結城さんも昨日はよく寝れましたか? 一昨日から結構な現場だったと思うのですが。」
ちょっとだけ気を遣ってみる。
田尾 麗
まあ、気を遣っただけというわけではないんだけど。(仕事ぉ)
KP
フフッ 大変な仕事任せてごめんな
結城 晃
「……ああ、はは……なかなか辛い物がありましたけど、幸い、睡眠はとれましたし、目覚めは悪くありませんよ」
「今日も宜しくお願いします、先輩」
赤星 透也
「ああ、よろしく頼むぜ」
ヴィキ
結城の視線に気づいて
「本日もよろしくお願いします。結城、さん」
結城 晃
「……あ、うん、はい」
「(よしよし、今日は行ける行ける……)」
田尾 麗
それとなく周りの調子や雰囲気を気にかけながら、今日も平和だなぁなどと思っていましょう。
音漏れが壊すもの
ここで春の音漏れしてる曲がガンダム主題歌だったら雰囲気が終わりそう
ヴィキ
なるほどw
結城 晃
我に返っちゃう。
おれはしょうきにもどった!
ヴィキ
VOIDの鋭敏なセンサーで音漏れに気づいて、ちょっとそわそわしている
なお春は特にガンダム曲と知らずに流している

KP
さて、本日は再び捜査となります。
□探索ルール
・1日につき、朝・ 昼・夕の3ターンで探索が可能。
・一箇所につき1ターンが経過する。

基本、人間とパートナーの2人1組の行動を原則とする。
他PCやNPCとの連絡は端末やアンドロイドを介して可能。
赤星&イチハ、黄海&シロウに関しては探索に連れていくことも可能ですし、個別にどこか調べてもらうことも可能です。

□探索箇所
〇第一事件現場
・第二事件現場
・リボット社
〇図書館
・病院
 警視庁
  〇解析室:〈目星〉失敗
  〇取調室
  ・ドロ課
  ・食堂
  〇人質の社員に事情聴取
どこへ行こうかな
ヴィキ
ふーむ
今日は我々ドロ課を当たります?
田尾 麗
私はふーんほーんはーんって感じでした。
どうしましょうね 結局解析室わたし達失敗してるからな……
田尾 麗
光り輝く〈目星〉失敗
結城 晃
〈目星〉失敗したとこ再度行ってもいいのか。
KP
再回収しに行くのも可能です。
どうしましょね 結局進んでないのと同義だしな~
田尾 麗
そうなんですよねぇ
ドロ課の話も出てるし
我々は解析室リベンジかドロ課漁ってみるかって感じですかねえ
田尾 麗
リベンジもいいかもしれないですね。
せっかくですし、昨日のメンテについても突っついて見ちゃいます?
ん~、相棒に任せる!
ヴィキ
ちょっと、他の方にも匂わせしたいので、昨日のメンテのとこでロボットのこと見た私が、青木さんの前で様子がおかしかったと言うようなこと、青木さんに察知されててもいいですか?
KP
えっと、ヴィキさんの様子がおかしいことを青木が察知する? ちょっと主語目的語関係がわからなくて
ヴィキ
あ、失礼しました
ロボットのこと、覚えてるのに覚えてない、と言う事態になった時、ヴィキが様子変だったなー、とか
青木さんが気づいてたら、春さん田尾さんが解析室いった時に匂わせとかできるかしら、と思って
シナリオ進行に余計な情報混じるからNGかな
KP
ああー、なるほど、解析室で青木からその話題を振る感じですね。めっちゃ匂わせる程度になるけどOKですぞ。
ヴィキ
ありがとうございます!
田尾 麗
〈目星〉は積んでるし、今日は調子よさそうだからいけそうな気はしてるんですよ。(ほんまか?)
オッ、じゃあ期待しちゃおうかなぁ~
じゃあリベンジります?
結城 晃
第一現場で発見された子供のとこいきたーい
ヴィキ
一応、我々は第一現場の情報の補完が、ドロ課でできるかも、って感じですよね
結城 晃
そう、それもある。
地固めも大事だけど、時間経過で情報が失われるってことはないかな?
というのはあるー
謎解きメインじゃないらしいから大丈夫かな。
ヴィキ
ふーむ
結城 晃
そういう意味でリボット社はちょっと気になるよ
田尾 麗
じゃあ自分たちが朝リベンジして昼リボットにでも行きます?
順不同でも可ですが。
えぬぴっしさん達もどうするかですねえ
ヴィキ
では我々は病院に?
結城 晃
そうさせて貰えるかな。
ヴィキ
了解です!
結城 晃
じゃあ、〈説得〉系ならヴィキも私も持ってるし、赤星チームにはドロ課掘って貰おうか。
お、じゃあ後は黄海さんかな
前回有能でしたし、彼女達に事件現場掘ってもらうのもありかも?
田尾 麗
〈図書館〉お持ちでしたもんね。
ね。警察犬型のシロウくんも事件現場なら活躍できそう
KP
~10/17 朝~
 ヴィキさん&結城さん:病院
 春さん&田尾さん:解析室
 赤星&イチハ:ドロ課
 黄海&シロウ:第二事件現場
 
かな?
ヴィキ
赤星さんたち、今日は別行動でOK? >結城
結城 晃
うーん。
でも病院は大丈夫そうだからね。
※実は結城とヴィキ、NPCに任せて大丈夫かどうか少し疑っていたりします。
ヴィキ
下見として、第2現場やリボット社いってもらうのも可かなと
結城 晃
そうだなー、それも手か。
ヴィキ
同僚の捜査を下見扱いである
KP
ひどいや
(別に構いません)
結城 晃
しかも10年先輩なんだよw
んふふふふwwww
ヴィキ
あたち 0さい!
文句なく最年少!
結城 晃
じゃあ第二現場でSAN値削ってきて貰おう。
どうせ自分たちも行くことになると考えると……一緒に行動しても良い気がするけどなぁw
ヴィキ
田尾 麗
どうします、師匠も同じような原因で怪我したら(
ヴィキ
さすが先輩だなー、って>怪我
結城 晃
さすが俺の師匠だなーって
師弟が似て来る……wwww
ヴィキ
俺の負傷は間違ってなかった!
今の所、NPC組は全員第二現場案になってるかな?
田尾 麗
ですかね?
結城 晃
そうだね、それがいいと思うよ。
それでわたし達が解析室リベンジ
結城さんヴィキさんが病院
ヴィキ
では、宣言として
ヴィキ&結城は病院
赤星&イチハ&黄海&シロウは第2
田尾さん&春さんは解析かな?
結城 晃
情報多めに出そうな所だしね。
KP
了解。NPCズまとめて第二事件現場にぶちこむ感じですね。
ヴィキ
あ、KP
KP
お、なんでしょう
ヴィキ
メタいんですが、もし教えていただければ。
これ、日程にタイムリミットとかある感じですか?
KP
なるほど。行動に迷うようなら提示してしまいましょう。今回、探索シーンにタイムリミットはありません。全ての探索が終わったら何か発生します。
ヴィキ
なるほど
おー、なるほど
結城 晃
それは助かる。
ヴィキ
じゃぁこの布陣で問題ないかな
田尾 麗
ありがとうございます。
行きたいとこ優先で良さそうね!

行きたいとこ優先か……
KP
ただし探索シーン中にハワイにバカンスに行かないでください。
結城 晃
行きてぇなぁ
もし行くならドロ課全員連れていきます
KP
VOIDハワイ編!
田尾 麗
もう社員旅行なんですよ。
ヴィキ
「ハワイが怪しいと考えます」
結城 晃
「ナルホド俺もそう思っていたんだ!」
「日本語も結構通じますし潜伏は容易でしょうね!」
結城 晃
「これだけの人数が疑っているなら調べる価値はあると考えます!」〈説得〉振ろう。
わたしも〈言いくるめ〉しよう
ヴィキ
END:14
ドロ課の夏休み


そしてスタッフロールの後タイトル画面にバック
実績解除:息抜きは大切
結城 晃
バッドエンドじゃねぇか!!(ガシャーン)
高速周回用の雑ENDか???
田尾 麗
用意されしギャグエンドに
KP
ヴィキさん&春さんの水着が拝める
水着すらないかもしれない(耐水コーティングのみ)
結城 晃
ひどい! そこは様式美として着るべきだ!
必要だから着るんじゃない!
浪漫を着るのだ!
熱い〈説得〉だ……
結城 晃
すっぽんぽんはエロくない派。
ヴィキ
わかる(わかる)
KP
それはいくらVOIDボディでも公序良俗に差し支えるので…… って言ってそっと水着がご用意される>耐水コーティングのみ
んふふふふwwww
公序良俗確かに
ヴィキ
ヴィキの水着は、ヒラヒラついたワンピースかなぁ
スレンダー体型なので
春はなんだろな 意外とビキニタイプ着るかもしれない
結城 晃
二人とも似合いそう
田尾 麗
真夏の水着祭り アンドロイド編
ヴィキ
春さんスタイル良さそう
田尾 麗
二人とも良いロマンです。
ビキニの上から腰から下を耐水布で括って隠してる
スタイルが良いかどうかは……製造者の趣味次第ッ
ヴィキ
耐水パレオ
そうだパレオだ 名前思い出せなかった
ヴィキ
BR 800は見た目も新型で完璧ですので
(でもスレンダー)

VOIDの性欲まわりはあるの?
結城 晃
アンドロイド男性型は、女性型のそういう姿に何か感情がわくのだろうか。
人間のそういう姿には?
それこそ『模倣する意味がない』ところではあるんだけど
セクサロイド系ならともかくってとこですよねえ
ヴィキ
そういった機能も、結局人間のためのものだし、VOID同士でそういう反応はしないように制限されてるかも?
KP
いまの(2022年)AIのように、人間の感情活動の膨大なデータから特徴量学習でそれらしい振舞を覚えるようなタイプなら、一緒に覚えちゃうかもしれませんね。
ヴィキ
人間らしさの模倣のために、そういう反応自体はエミュレートされるかも?
結城 晃
そうだねぇ、そのものとは関係ないデータを統合するとそういう反応が形成されてしまうということも。
ヴィキ
そうそう、形成はされるけど、リミットかけられてるとか。
そういう感情的な振る舞いがないとセクハラとかの概念が発生せずに(社会的な)危険を持つアンドロイドが出かねない、みたいなとこあるかも
結城 晃
それは確かに
腕ボキボキと同じだな
コンパクトに畳まれる要救助者
ヴィキ
でないと、VOIDって絶対人間の理想型の形をしてるから、VOID同士でどんどんカップリングしてしまいかねない
VOID同士ならまだマシ……かな!
結城 晃
人間とVOIDのカップルが増えたら、人間的には最悪だな。
最悪、種が滅ぶ。
ヴィキ
そうそう
なので、リミットが課せられてそうだなって

結城 晃
さて、二日目の朝をロードしよう。
KP
さてハワイ編はさておき始めますよ皆さん  
 ヴィキ&結城は病院
 赤星&イチハ&黄海&シロウは第2
 田尾さん&春さんは解析
これですね。
では、解析室リベンジから行きましょう。

KP
たくさんのコンピュータやモニターに囲まれた薄暗い部屋では、今日も青木が悪戦苦闘している。その横でレミが、解析作業を行う青木の口にゼリー飲料を流し込んでいる。
ひどく破損した茶髪のアンドロイドは破損部位に保護カバーをかぶせられた状態で、同じように寝かされていた。
青木 玲斗
「もぐ……、あ、ど、どうも……」
「おはよーございます~」
どもども~と入っていく
田尾 麗
「連日すみませんね。少しだけお邪魔しても?」
と先のアンドロイドを指さして。
青木 玲斗
「おはようございます……。はい、大丈夫です。データの痕跡が拾えないかと全解析をかけているんですが、全然で……」
そう言う青木の作業机の傍らには、彼の趣味なのかプラモがいくつかあった。
ははあこれが噂の……と眺めている
田尾 麗
「昨日はメンテナンスもあって大変だったでしょう。お疲れ様です。」
これが例のとチラ見しながら。
KP
寝かされたアンドロイドを見てみるなら、今日はカバーがあるのでSANチェックは免れます。
〈目星〉をどうぞ。
結城 晃
むしろカバーがなければ発生するのか……
「ご飯ちゃんと食べてますー?」とかゼリー飲料を見つつ
〈目星〉しに行きます
青木 玲斗
「大丈夫です……。ご飯食べるの、時間がかかるので……」
レミ
「ちゃんと栄養は配合してあるから大丈夫ですよ~」
CCB<=35 〈目星〉 (1D100<=35) > 25 > 成功
ヤッタ
田尾 麗
CCB<=85 〈目星〉 (1D100<=85) > 61 > 成功
相棒も成功
田尾 麗
やはり疲れ目だったのかもしれない
一晩経って春も動揺が抜けたっぽい
ヴィキ
今日は完璧!〉表
結城 晃
さすがだ
KP
では、あなたたちはカバーの外に出たアンドロイドの手の甲に、アンドロイドの手の甲に、不自然な傷があることに気が付く。
よく見ればそこには『1310』と数字が彫られていた。
「なるほどなあー。じゃあ今度ガム差し入れしますね。じゃないとどんどん咬筋力が―――」
キュイ、と音を立ててカメラアイがズームを試みる
ヴィキ
1310か
結城 晃
10月13日?
KP
最高にどうでもいいけど目で見たものを保存できるカメラアイ(ズーム機能付き)超欲しい(カメラで鳥を撮影しそこねながら)
わかるめっちゃ欲しい
ヴィキ
電脳化して、サイバネ化しなければ
日付なのかな
こないだのイチハ、シロウ、レミの名前の話思い出して
イサト
ヒサト
とかかな、って思ってたw
てか、彫られてる数字は、ちゃんとしたフォントなのかな
手書きだったら、何かの忘れ物メモだったり?
結城 晃
あのビル事件って、今日が16、捜査初日が15……事件は14だから、違うか。
ヴィキ
あ、傷として彫られてるのか
結城 晃
忘れ物メモかもね。
KP
傷ですね。
ヴィキ
なんだろ
結城 晃
なんでわざわざ体に刻んだのかね。余程大事な情報かな。
VOIDなら覚えておけるじゃん。
ていうか、他の人に見られちゃいけないものなら体に刻むなんて不自然なこと
ヴィキ
妄想垂れ流していい?
結城 晃
どうぞー
ヴィキ
番号が名前だったらー、って与太話あったけど
いや、うーん、どうかなー
ちょっとぶっ飛びすぎかもしれんか
結城 晃
いいじゃないか言うてみぃー
私もしょっちゅうアホな妄想を垂れ流しているぞ。
田尾 麗
言うだけタダですよ!
そういう妄想聞くの大好き! というか推理ものの醍醐味!
ヴィキ
今回の1310も名前で、たとえばイサト、とかそういう名前に繋がるものだったりしたとして
同じ名前繋がりで共通できる、レミさん、シロウ、イチハとかも、このアンドロイドの仲間でスパイでしたー、とか
結城 晃
うーん、みんな番号の名前持ってるからなぁ。
それ言うと全部仲間って事に
ヴィキ
すっごい穿ちまくった考えなんだけど、NPCの中に実は裏切り者がいて~、なんて妄想があって、事件現場にNPCだけ向かわせるの少し怖いかも……なんて、もやもやしてるんだよねw
結城 晃
まあ、それはあるんだ。
悪意があるかどうかはともかく、隠し事はあるかも知れない。
少なくとも係長にはなんかありそうでしたねえ
ヴィキ
そうそう
田尾 麗
どんどんきな臭くなっていくぅ
田尾 麗
黒田さん、人選ミスったかもしれないですよ(雑談見ながら)
ヴィキ
ただまぁ
キャラがアンドロイドだから、シナリオ作った人が『番号から名前を想定してつけました!』ってだけの可能性もあるから
考えすぎかなぁ、ってぐるぐるしてるw
単純にNPCさんいっぱいだからモチーフ統一してるだけ、とかもありますしねえ
ヴィキ
そうそう
人間組もなんか色で統一されてるし!
結城 晃
覚えやすいように、と、その理由付けとしての名前、かなぁとは思う。

田尾 麗
「……青木さん、これって何の数字でしょうか?」
春の様子を見て、視線の先を確認した後に青木さんに話を振りますかね。
青木 玲斗
「えっ? あれ……、何でしょう、気づきませんでした……。IDとも型番とも様式、違いますし……。何かのメモでしょうか……」
「……うーん、青木さん、ちょっとパソコンお借りできます?」
青木 玲斗
「えっ、何をされるんですか? ここのは、ネットワークには接続されてないですけど……」
「ああ、ちょっと画像加工して見やすくしようかなって」
目(カメラ)をトントンと叩く
青木 玲斗
「あっ、そういう…… えっと、でしたら……、これ、どうぞ」いま解析には使っていないマシンをゴソゴソと出してきて、ひとつ貸してくれる。
「ありがとうございます! ではでは」
ピンと立てた右人差し指が指先を軸に真っ二つに割れ、シャコンシャコンと音を立てて展開されていく。
その空隙から現れるのは、いたって普通のUSB端子だ。
パソコンに差し込んで直結、直接操作を行いながら画像データをコピーし、数字が浮き出るように明度調整などを行っていく
青木 玲斗
「……そういえば」その作業中に、青木がぽつりと言う。
「ヴィキさん……、昨日の夜、あの、今朝もですけど、少し様子がおかしくて……」
「俺のプラモ、そのガンダムじゃない方、見て、何か考えていたような……」青木はちょっと心配そうだ。
継承
ヴィキ
おっ
ヴィキの異変が>表
USB直結機能、ヴィキさんに対抗してアナログな手法を付けました(告白)
ヴィキ
なるほどなっ
その設計思想が引き継がれて、今のBR800があると
指先から接続端子、すごくいい……
旧世代だから原型の可能性も生まれるのだァーーーー!
ヴィキ
あ、それいいですな
ね。こういう機構、ロマン
ヴィキ
春さんはヴィキのおばあちゃんだった説
結城 晃
な、なんだってーっ!?
孫よ……すくすく育ちなさい……
ヴィキ
すくすく(ガンダム【知識】
おせんべい食べる?
ヴィキ
わーい、ざらめついたやつだー

「あー……ガンダムに詳しくないので分かんないんですけど、どのプラモです~?」
田尾 麗
「たしかに、ちょっと気になりますね。」
直結操作中のため画面を視覚で捉える必要はない。
視線をプラモの方に移します
青木 玲斗
「これ、なんですけど……」それは白い、ちょっとディテールの曖昧なロボットのプラモだ。子供向けアニメのそれだ、と分かるだろう。
漏らしていこう
ヴィキ
私は割と皆さんの秘匿とどこか繋がることがあれば! と、先ほどの朝のように秘匿から生じるリアクションをポロリしてます
問題があれば言ってください>KP
KP
事前に確認入れて下さってるのでOKですぞ~
ヴィキ
ありがとうございます!

結城 晃
やっぱりそう来るかぁ~
その時の私とヴィキはどういう立場だったのだろうな~
・共有されたロボットの映像に見覚えはありますか?
・もし知っていたら、それ知ってることを口に出して大丈夫ですか?
KP
【アイデア】で判定。
結城 晃
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 23 > 成功
KP
あなたはそのロボットに、どこか懐かしさを覚える。昔だれかとそのアニメを一緒に見たような気がする……。
この内容は口に出しても構いません。ただし、ぼんやりした記憶なのでちゃんとは思い出せません。
結城 晃
知ってるなぁ、位なら大丈夫そうですね。
ありがとうございます。
人と、ロボットの関係。
残念ながら、わたしには高説を垂れ流せるようなご立派な立場にはない。
それらが良いものであればいい、と思うのに、どちらにも良い顔をして裏切っている自分の存在が、その理想を否定しているようで。なんとも苦い想いが胸中に広がる。
「ふむふむ。外見からはとくに考え込むような要素はなさそうですねえ」
青木 玲斗
「はい……。アニメがわかんなくて考えていた、という風でもなかったですし……」
「となると、元となるお話とかキャラ性になにかあるのかも?」
「青木さん、どういうキャラかわかっちゃったりしますー?」
田尾 麗
「どんなアニメなんです?」
青木 玲斗
「人間の少年とロボットが手を取り合って、シンクロして敵に立ち向かうアニメなんですけど……」
田尾 麗
「なるほど、そういう感じなんですか。」
青木 玲斗
「はい……。今回の事件のことで、なにか思うこととか、あるんでしょうか……」
「…………人とロボット。案外、結城さんとの付き合い方に悩んでいたりするかもしれませんねー」
なんて与太話をしつつ
田尾 麗
「……かもしれないな。人間とロボットについて、レミさんはどう考えます?」
と話を振ってみましょうか。
レミ
「そうね~」
レミは少し考えて、
「人が人を信用できたり、できなかったりするのは、人でも、ロボットでも、きっと変わらないんじゃないでしょうか~」
田尾 麗
今後いろんな人に話聞いたりするムーブすると思うんですけど、先日の夜に黒田さんと会ったこと、みんなを気にかけるように言われたことなんかはポロっても大丈夫ですかね?
KP
夜に会ったことは、話した内容を考えるとNGかな、とあなたは思うでしょうね。気にかけるように言われたことはOK。
田尾 麗
了解です。
自分比較的年長やし、ヴィキさんの調子悪そうやしちょうどいいかもしれないですね。
KP
ですね。
ロックマン.exe
結城 晃
シンクロとか言われるとロックマンエグゼかなって思うけど、ロックマン・エグゼ君ロボットじゃなかったわ。
ヴィキ
純粋なプログラムだった
あ。ロックマンエグゼ想起仲間!
結城 晃
エグゼ系統新作でないかなー
今なんて時代にマッチするのに。
プラグイン!
結城 晃
ロックマン.exe トランスミッション!!
イェーイ!(ハイタッチ)
結城 晃
イェーイ!
ヴィキ
春さんは初期型PET>直結型
ヴィキは後期型PET>光通信
結城 晃
ゲームもアニメも好き~
漫画も何種類かあった気がするな……
田尾 麗
懐かしいですなぁ
結城 晃
ああマンガも持ってたなー
ヴィキ
流星の新作でもいいんですよ……
結城 晃
まったくだ……
ロックマン.exe……RPGとカードゲームとアクションを融合したようなゲーム。
主人公は人間の少年と、彼の指示を受けて戦うプログラムの少年なのだが、
ゲームでは【シンクロ】を行うことで能力が飛躍的に上がる仕掛けがあったり、
アニメでは【シンクロ率】が高ければ現実世界で合体して戦えたり、
コミック版では【フルシンクロ】を行うことで戦闘力の増大と人間へのダメージのフィードバックがあったり
などと、なにかと【シンクロ】という言葉と縁が深い作品である。
関係ないっちゃないが、親シリーズの『ロックマン』はロボットが主人公のゲームである。

話がこちらに振られるまで少し不自然に田尾さんの顔を見つめておきます。
KP
じーーーー……
じぃーーーーー……………
KP
そんな話をしている間に画像の強調処理はつつがなく終わるだろう。
強調処理の終わったそれは明らかに人為的なもので、文字認識処理の誤動作ではなく、確かに “1310”と刻まれていた。フォントではなく、手動で刻んだもののようだった。
処理の終わった画像は警察VOID共有ネットワークに投げ込んでおきます
KP
では共有されました。
伝えたいこと
結城 晃
春さーん
どの程度共有されたのかくやしく。
何の情報について』共有されたのか教えて下さい。
ヴィキ
ふ、フォぉぉぉぉ! o(`ω´ )o
言語的なメッセージも送れるなら概要付き、無理なら部屋の全景、アンドロイドの全体像、手の甲のアップ、画像処理後の数字画像って感じで纏めて送っときますね
結城 晃
ふむふむ、全景か。じゃあわかんないかな。
KP
言語的なメッセージも送ってOKです。
あ、じゃあ言語的に解説もつけて送りましょ
KP
茶髪のアンドロイドが解析中で手の甲に数字がカクカクシカジカ、って感じ?
ですね!
明らかに人為的っぽいと注釈つきで
結城 晃
なるほど、了解です。
ありがとうございます!
特に隠す理由ないしな!!!!
いえいえ、曖昧な共有法ですまない……すまない……
結城 晃
いや、ちょっとこちらの都合なんだ、ごめん。
おっ 気になりますねえ(そわそわ)
そしてくやしくネタを拾いそびれたことに気づく。
くっ……くやしい……っ!
ヴィキ
伝わってたらよかったw
あまりに唐突に打ちすぎたので、消そうかなって思ってたw
結城 晃
ありがとうw
KP
ネタは拾いそびれるもの(KPはいつもめっちゃそびれていてくやしい)
ふふふふwwwww
拾いそびれ、あとでログで気づいてくやしくなる……っ!
ヴィキ
わかるofわかる
結城 晃
KPは仕方ない。
ログ作りながら「混ざりたかったぁぁぁん!」ってなるやつ。
KP
それ!! >混ざりたかったぁぁぁぁぁあああああああんんんん
結城 晃
私GMやってるとほぼ雑談見えてないよ……
ヴィキ
私も見てないぞ
田尾 麗
KPGMやってる時は見れないですねぇ……
PLのときも見れへん時割とある人間なので

結城 晃
さすがに事件と関係ないものは送ってこないだろうなぁ。
KP
よりによって青木のプラモだしなぁ。
結城 晃
ヴィキが情報欲しがっているみたいだし、あげたかったけどちょっと無理そうだ。
プラモは送る? って訊くのも変だし。
KP
そんなこともありますな。
KP
強調処理を終えた春さんが、田尾さんの顔をじっと見ている……。
田尾 麗
「…………何?」
なんか変なものでもついてるか? と服とか髪とか確認しますが。
「……あっ、……えーと、相棒もそういうの考えたりするんだなーって……?」
レミ
人間同士でも信用できない時はできない。元医療アンドロイドは静かにそう言う。
田尾 麗
「まあこんなご時世で色々あるだろうし。多少は考えるさ。」
「へえー、相棒ってもうそういうの自分の中で決まってるもんかと!」
田尾 麗
「日々アップデートしていかないと、おっさん扱いされかねんからな。」
「それに、実際問題としてレミさんの考えも一理あるだろうし。」
結城 晃
なんか田尾さんも意味深してる……
ヴィキ
みんなで意味深パーティ
〈信用〉できないというか相棒側から見て〈信用〉しちゃいけない立場にいる春
KP
ふふ なんですよなあ
KP
春さん大変だね
あの、ここの秘匿タブでRPいいよ! という明言が来てからちょっとずつ出していくようになったのでKPには分かってもらえると思うんですけど
コイツもう既に大分情緒ぐっちゃぐちゃです(
KP
春さんしんどい立場ですよね そのぐちゃぐちゃな情緒を曖昧な笑みで隠しきるところがめちゃくちゃ浪漫で
KP
おどけた素振りで表では隠しきっているあたりがね…… あとちゃんと情緒ぐちゃぐちゃになってくれているのがね
ふふふ ありがとうございます
内部外部のギャップが激しい女!!
仕事は仕事で別に信条に反するものではないのできちんとやらない理由がないし、という所が闇ですね……
KP
どちらにも心を傾けてしまっているのがね……
秘匿でバラしますと、KPも同一HOで通過したので、とてもわかります
おお! 同一HOさんだった……! それはほんとにお疲れ様でした。
ちょっとうれしい
KP
そうなんですよ そして情緒は乱れました
春の言葉も、正直胡散臭いけど大体全部本音ですからねえ(全部は語ってないとはいえ)
KP
でもそれをまっすぐ吐露できる相手はいないんだもんなあ
ふふふwww ここからさらに乱れるんだろうってのが楽しみであり恐怖で在り……
KP
いやあ楽しみですね
頼れる相手がいませんからね。この立場
KP
なんですよね。どこにもこの情緒を吐露できないし、誰にも頼れない、たったひとり
うーん、と大げさに眉を尖らせて唸る素振りを見せ
「信じあえるって素敵なんだけどなー。信じちゃいけない相手がいるってーのもまた大変だねえ」
田尾 麗
「きっとみんな確信がほしいのさ。信じるに足る根拠とか、正しさとか。」
レミ
レミはにこにこと微笑みながら、青木の口に今度は水分を補給し始めた。
田尾 麗
「ま、俺達は後悔しないように生きていくしかないだろ。とりあえず、ヴィキさんがあんまり調子よくなさそうな原因がわかってよかったってことにしよう。」
「こっちの収穫もあったことだし。」
と手の甲の謎の数字にも言及する。
ここでメインの『後悔しないように』が刺さっていくゥーーーー!!!(どの道を選んでも後悔が残る)
KP
相棒ーーーーーーーーーー!!
何気なく言ったんだろう言葉がむちゃくちゃ伏線になっちゃうやつじゃん
へ……へへ……こういうことがあるのが秘匿の楽しさですね……
KP
ふふ……。ですね……
PLは青木さん好きだよ
結城 晃
ナルホド分かった全部青木が悪い。
青木 玲斗
<ぴぇ
ヴィキ
ヴィキ不調
結城 晃
みんな何抱えてるんだろうな~
ヴィキ
私は抱えていると言うより……(黙
そもそも0さいなので、抱える過去も何も無いんですよねぇ

「後悔かあ……」
うーん、とわざわざ何か引っかかるような物言いで眉を寄せつつ 
「相棒は、わたしを拾ったこと、後悔しないでくれるといいなあー」
なんてわざとらしく腕に絡んでいきます
田尾 麗
「……俺より身長が高かったら後悔してたかもな。」
のびるVOID
結城 晃
拾ったの? 捨てドロイド?
KP
そこ?? >身長
ヴィキ
春さん成長期
結城 晃
のびるのかぁー
KP
どうやって?? >いつか抜かして
こっそりパーツ換装して気づいたら伸びてるっていう
ヴィキ
パーツ換装で
八頭身モナーみたいな見た目になった春さんである
八頭身モナー……かつて存在した掲示板『2ちゃんねる』のアスキーアートキャラクターの一人。
基本2.5五頭身程度が基本のAAたちのなかで異様に背が高く、とくにひょろりと伸びた腕と足が特徴的で、『1さん』に片思いしており追いかける。
しかし『1さん』には嫌われており、「キモイヨー」と逃げられてしまう。
……これにも解説が必要になっちゃったんだな……
結城 晃
田尾さんがおじーちゃんになったら抜かせるんじゃない?
KP
なるほど田尾さんのほうが縮む
田尾 麗
骨密度スカスカ&腰曲がりになったら
KP
そこまでずっと相棒だったら切なくかつ浪漫になるやつじゃないですか
ヴィキ
不老不死系ロマン
結城 晃
ずっと同じ姿でいるか、同じくらいの外見になるようカスタムしていくかでまた好みがですね。
田尾さんが縮むの……趣があるな……

「はっはっは。いつか抜かしてやるから覚悟しろ~!」
なお抜かすだけならいつでもできる模様(厚底パーツを延長する)
KP
少しずつさりげなく延長して「抜かした!」ってやるけど〈目星〉成功されて厚底バレするやつでは??
ふふふwwww
しかも見せてる身長自体がそもそも厚底だったのも連鎖してバレる奴
KP
あーあそもそも厚底だったのも連鎖的に 厚底アップはほどほどに
ちなみに牛乳わざわざ飲んでるの、相棒との共通点を増やして親しくなるための計算だったのが習慣になった奴です
実際は伸びないの知ってるし伸びようがどうだろうがどーでもいい
KP
なるほどなあ こういう会話をするための計算だったんだ
でも習慣になっちゃってるのちょっと切ない愛しいね
相棒ときゃっきゃするのが本当に楽しくなっちゃったんだ……
KP
でも裏切者たる己の立場が春さんを締め付けるんだね……
楽しいと気づいた瞬間にもう手遅れでしたからね……
KP
気づいてしまうことがなければよかったのかもしれないのにね……
でも大事だと気づいたその気持ちは捨てられないし、捨てたくない
とても痛い痛がりたい
KP
捨てようと思えば捨ててしまえるのかもしれないけど、捨ててしまえない、機械にはなれない
もはやアイデンティティと同一化しているので捨て去れてしまったそれは本当にわたしなのかな? 問題もついてまわるという
KP
どうしてキョウはこんなにしんどい役割をあなたに任せてしまったんだろうね…… それが信頼だったのかもしれないけど……
新人だしそういう悩みから一番遠いと判断された可能性もありますねえ(起動直後で無垢だったのはわかってたろうし)
KP
あなたしか頼れるものがいなかったのか、あなたの博愛が彼をしてあなたを頼らしめたのか
実際、虐待を受けたアンドロイドにもう一回潜入してこい、ってのは「無理やろ」案件ではありますしね。
ね。ヒトから逃げてきたアンドロイドが、そうしたヒトの闇を扱う警察に潜り込むのは無理ゲー
KP
へたしたらフラバ起こして発狂してバレちゃう可能性すらありますしね。アンドロイドも発狂する世界だから。
やっぱり春を忍び込ませるのが一番手堅かったんでしょうねえ。人間だと経歴が付きまとうから
KP
あとあの場所、キョウとニトリトしか人間いないので。
アンドロイドはいっぱいおるんだけど……
顔バレしてる犯罪者に子供ォ!
KP
警察に子供ォ! なんでおんねん案件
天才だとしても法とか倫理が許さない案件
合法ショタロリと言い張るしかない……
KP
あとはまあ子供に「潜入してこい」が出来るタイプの男でもないので……
やっぱ適任が春しかいなかった説あるな?
KP
その可能性はある
結果見事に拗らせガールを生んでしまった
田尾 麗
「期待しないで待ってるよ。」
「よーし言ったなぁ? これからは相棒の分の牛乳もわたしがもらーう!」
きゃっきゃと騒ぎながら、借りたパソコンを落としながら画像の共有や解説をVOID間で共有する処理をてきぱきと行っていく
KP
さて、では解析室はそんなところですかね?
田尾 麗
ですかね!
牛乳の危機!
ですねですね!
近場の売店はいつも牛乳売り切れ
KP
どこかの刑事「うっうっ俺のカフェオレがコーヒーフレッシュに…… VOID許すまじ……」
結城 晃
また人間のVOIDへの不信が生まれた……
味覚機能不要論がしばらく流行ったらしい
ヴィキ
その横でイチゴ牛乳がたんまり入った袋をサンタのように背負って去るヴィキ
KP
「いらんだろあの機能! 食物は人間のために使えよ! 俺のカフェオレ!!」
結城 晃
ごもっともなんだよ
KP
さてカフェオレの恨みはともかく、以上。
田尾 麗
やだ相棒が怖い。
セキュリティ包囲網を考えるとアンドロイドの可能性の方が高いのと、謎に一回捨てられてる経緯を考えると普通にあり得る等と思いながら。
これが人間不信だよ、アンドロイドの諸君!!
KP
さて裏切者は誰なのか!
VOIDの寿命
KP
同じくらいの外見になるようずっと姿を変えていくけど、一緒に死ぬことだけはないの浪漫だな……
田尾 麗
いつの間にか身長は彼女方が背を越して、田尾は隣にいることもできなくなる日が来るのかもしれないですね。
ヴィキ
VOIDの耐用年数どのくらいなんだろう……
まあVOIDのバッテリーの寿命次第じゃもしかしたらこっちが先に寿命来る可能性ありますしね
ヴィキ
バッテリーの耐用年数問題への対応ため、BR800型は体内に核融合炉を有しています
結城 晃
互換性があればボディだけ代えていけるかも知れないけど、限界あるだろうしなぁ
あくまで工業製品だから、生産されなくなってパーツが尽きたら終わってしまう
KP
そのうち互換性が途絶えたときがVOIDの寿命かもしれませんね。重要VIPの関係VOIDとか大事なものならシステムリプレースしてもらえるかもしれないけど。
しかも私は既に旧世代品だぜ!!!
結城 晃
春さんがピンチだ
ヴィキ
どのくらい旧なんです? >春さん
さあ……わたしにもわかんない………
結城 晃
そう考えると意外に短命かもね……
見た目が変わらないので寿命も推し量れない そんな時限爆弾
結城 晃
ネットワーク上に意識だけコピーしてデータ生命体になろう
あわよくば新型乗っ取って永遠に生きよう
コピーしたそれは本当にわたし? スワンプマンにならない?
結城 晃
哲学だなぁ
田尾 麗
哲学だ
哲学ですよ
スワンプマン……『自分』が死んだと同時にその場で『自分と同一の存在』が生まれた。記憶もそのままである。
『彼』は気付いていないが、『彼』の足下に『元の自分』は死んでいる。
はたして『彼』は『自分』であると言えるか? というような思考実験。
KP
コピーしたらしたで「コピー元を消すの? 消さないの?」問題が発生するでね
結城 晃
消される方はたまったもんじゃない。
HAL9000がHAL9001になるだけ(?)
KP
消さないならないで後に生きる相棒と死んでゆく相棒が同時に存在してしまうわけでね
まあ、二体くらいなら以前言ってたクラウド上で処理をする同期型のVOIDも実現できるのかもしれませんが……
ヴィキ
攻殻機動隊の草薙素子は元人間、現ネット上にあまねく存在するデータ生命ですが、彼女曰く「今の私に葛藤は存在しない」そうですな
たまに人格をアンドロイドにDLして活動したりしてますが、それを使い捨てる時もお悩みは無いようで
結城 晃
ネットから話しかけてくるあの頃のままの春さんと、横で機能停止しかける春さん
田尾 麗
わぁ……想像したらすごい図
KP
なるほど、常に記憶を同期し続ければそれは同一の春さんである
ただ、型月系統の某人形師くらい割り切れば有用ではありそう
田尾 麗
あぁ……確かに。
あそこまで割り切ってしまえばそうかもですね……。
自分と何一つ変わらないコピーがあるならば本体は必要ないんじゃない?
ヴィキ
エースコンバット3にもそんな話があったなぁ
ダンジョン飯のおまけ漫画でも似たような話が
自己とは。
永遠のテーマですな
蒼崎橙子……『空の境界』に登場する人形師の魔術師。
自分の完全なるコピー人形を作り上げたことで、自己の唯一性に無頓着となった。
まあ、極論言うと
昨日寝る前の自分と、今日起きた自分が同一である保証もどこにもないですしね
KP
太陽は眠るたびに滅びてそして生まれるのだ
世界五分前仮説!
ヴィキ
我々はコギトエルゴスムと開き直るしか無いのだ
われ思う、ゆえにわれあり……哲学の出発点

ヴィキのうんちく 攻殻機動隊・ダン飯・エスコン3
草薙素子

攻殻機動隊の主人公で、脳を含む全身をサイバネで義体化した女性サイボーグ。
本作品は原作コミックのほか異なる世界線で描かれるアニメ、映画など多くが存在しているが、押井守監督作品では特に彼女の悩み、コンプレックスに焦点が当てられている。
全てを機械に置き換えることで自らの肉体のほぼ全ては公の備品であり、自らの持ち物はわずかに残された脳と記憶のみである、という現実に対して、『自分は果たして何者なのか』『自分は自分なのか』と常に自問自答を行っている人物として描かれている。
最終的に彼女は自身の人格を全て電子化し、ネットワーク上を常に漂う存在となるという選択を行うが、映画イノセンスでは『今の自分を幸福と思うか』という問いかけに対し『懐かしい価値観ね。少なくとも今の私に葛藤は存在しないわ』と答えている。
作中では自らの人格コピーをアンドロイドにダウンロードして活動をする、というシーンも登場するが、最終的にそれを手放して去る際も、自己が重複していることについて、矛盾や葛藤などは感じていないように伺える。

ダンジョン飯

作中で、襲われると描かれた場面に取り込まれてしまうという『呪われた絵画』が登場した。
取り込まれた人物はその場面の中の登場人物たちと会話したりできたが、主人公の『自分の似姿を絵画に書き足したら、自分も登場人物になることができるのでは』という思い付きでそれを実行したところ、果たして描かれた似姿は当人と同じ人格を得て絵画の中で活動を始めた。
しかし、描いた当人を含む仲間たちはその現象に気付かずその場を立ち去ってしまい、残された似姿だけが『自分に気付いてくれ』と孤独に叫び続け、最後には『あれ、俺は誰だ?』と自己認識も揺らぐようなつぶやきでエピソードは終了した。
このエピソードは本編から外れた、いわばおまけマンガとして描かれたものだが、背筋がひんやりするような話である。

エースコンバット3
歴代のシリーズから一線を画し、近未来を舞台とした本作の中で、戦闘機を全自動で操縦するためのAIを開発するシーンが登場する。
実験のため、劇中の登場人物の人格が完全にコピーされたが、データとなった側の彼はある時カメラ越しにオリジナルの自分が恋人と睦まじくしているところを目撃してしまい……。
『果たしてオリジナルはどちらなのか』といったシーンとして描かれている。


コメント
今回はそれぞれの秘匿会話から始まったので、メインのシーンはいつもより短いです。

どこを調べようかな、から何故かハワイへ、そしてVOID男はVOID女や人間女の水着姿に、何らかの感情を抱くだろうかという話、それから、VOIDの寿命などについて、なかなか雑談でもいろいろ濃い話が出ていました。

互いに色々と秘密が垣間見えてきたのか、探り合いや情報の仄めかしが始まっている感じです。
この緊張感、たまりませんなぁ。
あ、結城は青木さんを目の敵にしていますが、PLは大好きですよ。「分かった全部青木が悪い」